プラネットライカ




プラネットライカ
まとめ人(>>18-154)
154 プラネットライカ sage 2005/09/01(木) 12:59:09 ID:ZB4u+gLg
sage忘れた・・・スマンついでにプロローグ投下します。
補足等あったらよろしく。

物語の舞台よりもはるか昔のこと。
人類は、火星人とひとつの契約を交わした。
それは「顔の契約」と呼ばれている。
「顔」というものを持たない火星人に人類の顔を与え、
そして人類は犬の顔となることで永遠の平和と友好を約束したのだ。
しかし、顔という個を持たず、
そこから生まれる立場の差や争いが存在していなかった火星人は顔を手に入れたことにより混乱に陥り、程なく滅亡した。
その後火星は地球の流刑者や密航者の集まる星と化した。

主人公・ライカ(ニックネーム。本名自由設定)は宇宙船の無線技師として火星に向かっている。
乗組員はライカ以外に3人。
船長のタトラー、気の短いパイロットのヌーン、ライカと任務を共にしたことのある女性地質学者エイプリル。
彼らの目的は、火星の地球化計画のために火星の安全を確認すること。
そしてもう一つ、10年前に火星に向かい行方不明になった先遣隊のリーダー、ガリルの捜索。
「神は死んだ、光の私・・・」
そうガリル大佐は言い残し消え、それ以来火星に奇妙な噂が現れたのだという。
宇宙船が火星の軌道に乗り、着陸地点を確認する一行。
ヌーン「見ろよあれ・・・ザ・フェイスだ」
ザ・フェイスとは、火星にある巨大な人面石のこと。
火星人が人間の顔を忘れないよう残したのだとされている。
(この時代、人類全体は「顔の契約」の影響で全員が犬の顔をしており、地球では人間の顔は禁忌)

着陸態勢に入る宇宙船。
と、不意に機内に紫色の霧(=火星にはびこる邪気・イーブルマインド)が流れ込む。
それぞれが過去の幻覚を見せられ怯える中、画面は暗転し、文字が浮かび上がる。

「怪物は、心の中にいる」



155 プラネットライカ sage 2005/09/01(木) 16:45:01 ID:ZB4u+gLg
・ライカの本名は読む人に違和感与えたくないんでぼかしてます。
(ちなみにこの本名設定、どんな設定にしても必ず最後に「ノフ」って付く)

幻覚は消え、どうにか火星へ着陸したライカ達。
コロニー(居住区)へ行けば、生き残った先遣隊員に会えるかもしれないと歩き出す。
しかし砂嵐が吹き荒れ、コロニー行きは難しいと判断し急遽近くの避難所を目指すことに。

砂嵐の中、必死で進む一行。そんな中、ライカはひとりはぐれてしまう。
そこに襲ってくるイーブルマインド(前述の紫の霧)。ライカを過去の記憶が襲う。

「何だ、またお星様とお話してるのか?
へへへ・・・いつまでいい子でいたいんだ?お前?」

「・・・そんな目で私を見るな!」

倒れるライカ。と、ライカの体から3つの人影が出てくる。
彼らはそれぞれアーネスト・ヨランダ・スペーサーいう名前を持つ、ライカの別人格。
(アーネストは力自慢、ヨランダは女性人格、スペーサーは理知的なまとめ役)
聞こえた声を、ウラジミール(ライカの母の再婚相手、つまり義理の父親)とセルゲイ(その息子、義兄)だと言う3人。
更に話し合おうとするが、誰か来た為、やむなくライカの体に戻る。

突然現れた火星の住人スピリットマンは、倒れているライカに一方的に言葉をかける。
「火星の邪気に触れお前は変わる!人格変容だ!」
謎の言葉を残しスピリットマンが去ったあと、目を覚ましたライカ。
砂を潜って移動する謎の少年「砂の子・ダミアヌス」に導かれるようにして避難所へたどり着く。


156 プラネットライカ sage 2005/09/01(木) 17:07:47 ID:ZB4u+gLg
避難所へ着いたもののタトラーとヌーンの様子がおかしい。
タトラーは事故で失った妹同然の少女クロエ、ヌーンは罪を犯し獄死した母親の幻覚に怯えているようだ。
仕方なく周囲の偵察に向かうライカとエイプリルだが、戻ってみると二人の姿は無く、エイプリルともはぐれてしまう。
ひとり、コロニーに向かうライカ。
そこへ再びダミアヌスが現れ、エイプリルがこの先にいることと、タトラーたちはこの星の邪気に侵されたのだと告げる。
エイプリルと合流するライカ。
しかしエイプリルは疲れたから先にコロニーに向かってほしいと言い、ライカはひとりでコロニーへ。

コロニー前に着くと、スピリットマンが現れ、悪に触れ、心に悪を溜め鏡を覗き込むことで人格変容(別人格に切り替わる)が出来ると告げる。
はぐれた仲間を探すライカ。
街の権力者である酸素屋のヘロデに会う条件として「頭がよくないと開けられない」扉の奥にある赤い石を取りに行くことに。
しかしライカでは扉を開けられないので、ここは人格たちのまとめ役であるスペーサーに切り替わり、無事赤い石獲得。

しかしヘロデは、地球に帰れと言うばかりで話にならない。
そこに合流したエイプリル。2人は先遣隊の生き残りと言われるメディスンマンに会いに行く。
メディスンマンはライカ達に、黒い騎士の話を聞いたことはあるかと尋ねる。
黒い騎士は、世界に死をもたらし破滅に導くという伝説。火星では実際に黒い騎士が現れたと言うのである。
預言めいた事を呟くメディスンマンに、タトラーとヌーンがどこにいるか心当たりは無いか尋ねると、記憶の谷にいるはずだと言う。
火星の邪気にやられた人間が行く場所といったらそこしかないらしい。
メディスンマンにそこへ通じる扉の合言葉を教わり、2人は記憶の谷に向かう事に。


201 プラネットライカ sage 2005/09/04(日) 16:49:06 ID:uW7a4dBW
「おお、ばらよ!お前は病んでいる!」メディスンマンに教えられた合言葉を使い記憶の谷に向かう2人。
そこにタトラー船長の幻覚に現れた少女、クロエが現れる。
死んだはずの人間が現れた、と驚くエイプリルを置いて、クロエはライカを見つめる。
するとライカはその瞳に吸い込まれるようにして人格変容を引き起こし、ヨランダが表に表れる。
更に驚くエイプリルだが、のんびりはしてられないと、行方不明の2人を探すためクロエと別れて記憶の谷の町の中へ。
住人の話を聞くと、ヌーンはなぜかこの町で町長をしているらしい。
不審に思いながらも町長屋敷に向かうと、そこには母親の影に怯えるヌーンがいた。
「ガリルがこの家をくれた」と言い外に出ることを拒むヌーンを何とか説得しようとするがヌーンは母親の幻影に怯え続け、
ついには彼の怯えが炎となって彼自身と町を包む。
それと同時に、何者かがエイプリルを連れ去ってしまう。
(ちなみにここで、ヌーンの過去に関するムービーが流れるのですが、内容はクリスマスに
夫に虐待されていたヌーン母がヌーンの目の前で夫を刺し殺すという・・・。
「うふふ、ヌーン、パパは病気だったの。だから仕方なかったのよ。
・・じゃなきゃ、アタシが殺されてたわ。それともアンタはママが死んだ方がよかったの?」)

炎が荒れ狂う中、どうにか脱出しようとするライカ(ただし人格変容のため表れてるのはアーネスト)は行方不明になっていたタトラー船長に再会する。
「助けてくれ!クロエちゃんが燃えちゃうよ!クロエちゃんが!!」
・・何だかすっかり性格の変わったタトラーの願いを聞きクロエを助けると、彼は礼もそこそこにコロニーで待っている、と言い去ってしまう。


202 プラネットライカ sage 2005/09/04(日) 16:51:32 ID:uW7a4dBW
人格変容によりライカに戻り、コロニーへ向かうと、ヘロデの部下に呼び止められる。
彼らは酸素屋で働くリトルの行方を追っていると言う。神様神様、と呟きながら消えたリトル。
どうやら彼にももうひとつの人格が眠っているらしい。
見つけたらすぐに連絡するように言われ、解放されたライカは再び呼び止められる。
呼び止めたのは整形屋のフェイ。
(この世界で言う整形とは、犬の顔を作り変え、より人間の顔に近づけること。人の顔を作り変える力を持つ「布」を使って行う)
彼女はライカに整形を勧めると共に、かつて整形により完璧な美しさを手に入れたアマンダという女性について話し出す。
「彼女は自分の顔と鏡を愛した。そして鏡の精になったのよ」
最後にマダム・アガタは催眠術を使う魔女だから気をつけろ、と言うフェイ。
とりあえず聞き流してその場を離れるが、待っていた噂の本人アガタにまたもや呼び止められる。
フェイの動向が気になる彼女は、もう一人のフェイ=別人格のヴェロニカに話を聞きに行くらしい。
催眠術を使いフェイを操り、ヴェロニカを引き出すアガタ。嫌われるのも当然な気がします。
ヴェロニカは幼い口調でアガタと親しげに話し始める。
ヴェロニカによると、どうやらフェイは人の心の悪を映し出す鏡を作り出そうとしているらしい。
その鏡を使い黒い騎士を完全なる悪にして世界を滅ぼし、自分は美の化身として世界に君臨するのだと言う。
ヴェロニカとフェイは主人格と別人格でありながら互いの存在を理解しており、体の所有権を巡り憎しみあっているらしい。
「この体、私が奪ってやるの」無邪気に言い残し、ヴェロニカは消えた。

とりあえず休もうとホテルに向かったライカ。しかし、夢の中で不思議な空間にたどり着く。
「ここは僕の夢と繋がってるみたいだね。あんたはここで何を見つけるの?」
聞こえてきた、正体不明の声に驚きながらも、ライカは「ディセンバー」と言う記憶の欠片を拾う。
欠片を持ってアガタのもとへ向かうと、彼女はその欠片の情報を読んでくれる。
はじまりの12月。それはウラジミールとセルゲイとの出会いの記憶だった。
バスから降りるライカと母タニア、それを迎える赤ら顔のウラジミールと暗い瞳をしたセルゲイ・・・。
ライカは夢と現実を行き来して自らの記憶の欠片を集める。


203 プラネットライカ sage 2005/09/04(日) 16:53:00 ID:uW7a4dBW
「2月、外で遊ぶにはちょっとつらい季節だ。もっとも、あんたにとっちゃ遊ぶどころじゃなかっただろうけど」
フェブラリー。セルゲイから受けた酷い仕打ち。

「うだるような暑さの8月、事件があったみたいだね」
オーガスト。ウラジミールから虐待を受けるタニア。

「やけに静かな夜・・6月。あれから1年以上も経ったんだ。でも、これからを思うと嵐の前の静けさだね、きっと」
ジュン。昼間のキッチン、考え事をしているタニア。

「9月・・怖いよ、何だかとても。何かが計画されてるみたいだ。あんた、平気なの?」
セプテンバー。夜のキッチンでライカとタニアが話し合っている。

「3月!!あああ、イヤな感じだよ!フキツな感じだよ!」
マーチ。夜を染める炎、火事のよう。慌てているウラジミ-ル。

「あれ、11月だ・・。色々な事が終わりかけてる。
でも、あんたがここで見つけなきゃいけないもの、まだ残ってるんだけどなあ」
ノベンバー。霧のかかった早朝。制服の男が2人、手錠をかけられ連行されて行くセルゲイ。

「・・そうか、この1月の出来事が先にあったんだ。それから3月、そして11月。
なんで1月は後回しになったのかな。ねえ、あんたが思い出したくなかったの?」
ジャニュアリー。知らない家、生々しい暴力の跡。死んでいる老人、まるで強盗に入られたよう。

「5月か・・企みのにおいがするよ、ほんとだよ」
メイ。セルゲイの部屋のクロゼットの前でライカとタニアが話し合っている。

「7月!静かだよ、とっても。それでいてとってもイヤな感じだ。ねえ、これが最後だよ、もう無いよ」
ジュライ。ウラジミールがキッチンでしゃがみ込んでいる。顔色が冴えず、今にも死にそう。

夢の世界の探索を終え、コロニー内をさまようライカ。酸素屋で、差し出したはずの赤い石を発見し回収。
なおもコロニーを探索していると、レッドという人物に呼び止められる。
レッドはコスマスという同居している少年を捜しているらしく、ライカにしつこく詰め寄る。
「コスマスは俺の作品なんだ。ちょっかいかけたらタダじゃおかねえぞ!」
そう脅しをかけてレッドは立ち去った。
聞けば、コスマスは度重なる整形でほぼ完璧なまでの人間の顔を手に入れた美少年なのだという。
しかしそれは当人の望んだのではなく、レッドが無理矢理行ったものらしい。
住人の話を聞くうち、ライカは裏路地で声をかけられる。
声をかけてきたのは噂のコスマス。彼は「ダークマン」と名付けた自らの左手と相談しながら、ライカに「助けて欲しい」と頼む。
「今はリバーがあんたのこと、呼んでるみたいだからまた後で来て。必ずだよ」
リバーはリトルの別人格。彼は自分の信じる神様を復活させるためにライカに協力してほしいらしい。
コスマスにリバーのいる場所を聞き、さっそく向かおうとするライカ。だが、先ほどのヘロデの部下がそれを止める。
彼らはリトルがメディスンマンの儀式に巻き込まれたのだと主張し、ライカにメディスンマンの所へ行けと強要する。
メディスンマンのいるロッジへ向かうライカ。メディスンマンは今、魂を出し入れする「ドールダンス」という儀式の最中らしい。
ロッジに入るライカだが、儀式は失敗したらしく、ライカは怪しげな緑の光に取り込まれ意識を失ってしまう。








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