フロントミッション セカンド
>>5-441~443・462~465・481~485


441 フロントミッション2nd sage 04/03/22 17:00 ID:cB0K7NaW
   背景
2102年、世界は3つの巨大な政治・経済圏に分かれており、この物語の展開されるアロルデシュ人民共和国は、アジア・オセアニア政治・経済圏であるOCU(オシアナ共同連合)の傘下にある。
アロルデシュは貧しく、国内にはアロルデシュ軍の他、これを補う形でOCU軍が駐留している。
アロルデシュ人民の多くは、今日の国力の衰退は、OCUの都合に振り回されてきた結果だと感じており、その鬱積が爆発した形でアロルデシュ軍が独立を目指してクーデターを起こす。

主要登場人物
●OCU海軍 
アッシュ:腕の立つヴァンツァー(機動兵器。分かりやすくいえば飛ばないガン〇ム)パイロット。アロルデシュ人で、過去にアロルデシュ軍にいたが、除隊しOCU軍に入隊。
ジョイス:アッシュとともにリミアン基地に所属。金髪碧眼のプレイボーイ。後にリラと出会い、好意を持つ。
エイミア:リミアン基地所属。アロルデシュに対しては陰気な国としか思っておらず、常々早く帰国したいと思っている。
グリフ:リミアン基地所属。妻子持ちで、アッシュの年配の友人。
●OCU陸軍
トマス:ラマンストン基地所属。声のでかいオヤジ。奇妙なコネを多く有する。
ロッキー:ラマンストン基地所属。真性の薔薇族。その割に無口でストイックな性格。
ロズウェル:ラマンストン基地所属。謎の女たらし。その謎はプレイ後も明かされない。
●OCU情報部
リーザ:美人でまだ若いが、非常に優秀。現在、ある最高機密に関わる調査を任され、アロルデシュ内で動き回っている。
サユリ:リーザと共に行動している。多少感情的な性格。
●アロルデシュ陸軍(革命軍)
ヴェン:アロルデシュ陸軍中佐。今回のクーデターの首謀者。
メイラン:ヴェンの忠実な右腕。
●その他
パイク:OCUから半独立し、内外に対し諜報活動を行なうCIUのエージェント。
コーディ:フリーの諜報員。サユリの友人。一見男のようだが、そうでもない。
サリバシュ:アロルデシュの有力武器商人。アロルデシュのOCUからの独立を望んでいるが、クーデターというやり方には反対の立場。
リラ:サリバシュの娘。ヴェンの幼馴染でもあり、彼に思いを寄せる。

 

442 フロントミッション2nd sage 04/03/22 17:04 ID:cB0K7NaW
アロルデシュのOCU海防軍総司令部・リミアン駐留基地。ある夜、アッシュはジョイス・エイミア・グリフら仲間と雑談を楽しみながら夜間警備に当たっていた。
何の変哲もない夜はしかし、アロルデシュ軍によるクーデターの突発に打ち破られる。
完全に不意を突かれたアッシュらは、退却の術すら失い、絶体絶命の危機に陥る。しかし、グリフが敵前に飛び出し、革命軍を引き付ける。
その間に、アッシュらは何とか逃走に成功する。
グリフの安否を気遣いつつ近辺の森に一旦潜み、合わせたラジオで、リミアン基地だけでなく国内のOCU基地全てが同じ状況であることを知る。一転して国内に敵が溢れる状況に、3人は国外脱出を決意する。
道中、同じように基地を追われた、OCU陸軍のトマス・ロッキー・ロズウェルに出会う。トマスが、国外脱出のためのいいコネを知っていると誘ってきたため、彼らに同行。アロルデシュ首都・ダカへと進路を変える。
「コネ」とは、非合法な武器取引を行なっている「バーグショミティ」のボス、サリバシュであった。自分の仕事を手伝えば、国外脱出を手引きしてくれるらしい。
ためらうアッシュらだったが、他に道はないと決断、依頼を遂行する。
仕事後サリバシュは、武力による革命に反対する立場から革命軍と戦うため、この国に残ってほしいという。トマスら陸軍組はその頼みを呑んで、以後サリバシュの私兵となることに。
アッシュらは彼らと別れ、無事国外脱出に成功し、沖合いのOCU制海艦モントに逃れた。

 

 


443 フロントミッション2nd sage 04/03/22 17:07 ID:cB0K7NaW
一方。革命軍の支配下におちたリミアン基地を遠くから偵察する二人の女性がいた。名はリーザとサユリ。OCU情報部の諜報員である。
表向きの理由は、捕虜の奪還のためであったが、目的は実はもう1つある。彼女らは、ここに置かれていた「ある物」の所在を探していた。OCUの最高機密であるが、偵察の限りでは手がかりは得られなかった。
代わりに、捕虜を乗せて飛び立つ輸送ヘリを目撃。OCU陸空軍と連携してヘリを待ち伏せし、捕虜の奪還に成功する。その中には、あのグリフもいた。
「ある物」の所在をどうしても知りたい二人は、リミアンに所属していた捕虜らに尋ねるがはかばかしい答えは得られない。2人は、サユリの友人でフリーの諜報員であるコーディに助力を仰ぐことにする。
するとグリフが、自分も同行させてほしいという。彼はアッシュらが未だ国内を彷徨っていると考えており、彼らを探し出したいと思っていた。
グリフの同行を許し、コーディの協力を得て他の捕虜収容所へ向かうも成果はなく、意気消沈して捕虜救出作戦本部に戻る。
そこで指示により、4人は翌朝首都ダカで行なわれる大規模な要人救出作戦に参加せざるをえなくなる。ずさんな計画にリーザは眉を曇らせる。
果たして心配通り、危うく作戦失敗という憂き目を見る。しかしそこで、バーグショミティの私兵となったトマスらが手を貸し、なんとか首相ら要人の救出に成功する。
作戦後、郊外でトマスらに感謝の意を表すリーザ。そこでトマスは武器をつきつけ、自分たちがバーグショミティの傭兵である事を告げ、ボス(=サリバシュ)に会って貰おう、と言う。
目的は、彼女らの持っているかもしれない、革命軍についての情報である。
初めは捕虜扱いだったが、リーザは途中で、サリバシュが、「ある物」の情報を持っているかもしれないと思い直し、進んで彼らについていく事にする。
しかしサリバシュの居るディアラバの街につく前に、一行は革命軍に遭遇。トマスら傭兵3人は難を逃れたが、リーザらはそのまま革命軍の捕虜となってしまう。

462 フロントミッション2nd sage 04/03/23 14:04 ID:BK1vTroj
>>441>>442>>443続き
その頃、国外に逃れたアッシュらは、制海艦モント内で、帰国の時を待っていた。そこで、グリフと同じく捕虜となり、リーザに救出されたリミアン基地の同僚に再会する。
彼に、グリフが自分を探してアロルデシュに残ったことを聞かされ、動揺するアッシュ。自分も戻ってグリフを探す、というアッシュに、ジョイスが同意する。
彼は彼で、サリバシュの美しい娘、リラのことが気になっていたのだ。嫌がるエイミアを説き伏せ、彼女の操縦する輸送機でモントを抜け出すことに。
いざ発進の時、CIUの諜報員と名乗るパイクが、無理やり乗り込んできて、連れて行ってくれという。彼は「ある物(リーザらが探しているものと同じ)」の情報を集めており、リミアン基地出身のアッシュらに興味を持っていた。
彼の強引さにあきれつつ、アロルデシュに帰り着く。
とりあえず、サリバシュに再び協力を仰ぐことにし、ディアラバへ。再会したトマスは、グリフらが革命軍の捕虜になったことを話し、助けに行くときは力を貸すから、と頭を下げる。
とりあえずその時まで、サリバシュと革命軍の戦いに力を貸すことに。直後、革命軍がディアラバに侵攻してくる。
なんとか退けるが、これ以上ここにとどまるのは危険だ、とのサリバシュの判断で、ボーネアのアジトに移動することになる。
ボーネアへ向かう船の上で、サリバシュの娘リラはジョイスに語る。クーデターの張本人ヴェンの父とサリバシュは友人で、ヴェンの父が亡くなった後、サリバシュがヴェンを引き取り、兄妹のように育ってきたのだと。
サリバシュも彼に愛情を注いでいたが、性急に革命をのぞむヴェンと、国民自身が立ち上がって独立を目指すべきだというサリバシュの考えはすれ違い続けてきたのだと。
ジョイスはリラの声音から、リラがヴェンを愛しているのだと感じ取るが、口には出さなかった。

 

 

463 フロントミッション2nd sage 04/03/23 14:06 ID:BK1vTroj
ボーネア到着後、グリフ救出のため捕虜収容所を襲撃するが、グリフらはすでに別の場所へ移された後だった。落胆する間もなく、首都ダカに革命軍が進行しているとの情報が入る。
革命軍とOCU軍の、今後の展開を大きく左右する一戦。サリバシュは革命軍をこれ以上助長させないため、アッシュらを率いてダカへ向かう。
三つ巴の戦いは伯仲していたが、革命軍は爆撃機で首都を爆撃。首都のOCU軍は壊滅。1000人以上の民間人が死傷する。
しかし収穫もあった。ヴェンを捕らえたのである。
ヴェンをアジトへと連行するが、民間人を巻き込んだことで頭に血の上ったサリバシュは、まともに話が出来ない。とりあえず、ジョイスが見張りを任される。
ヴェンと二人で居るところに、リラがコーヒーを持ってくる。ジョイスは、リラの様子から、コーヒーに睡眠薬が入っており、その隙にヴェンを逃がすつもりなのだと察する。
面白くはないが、ジョイスはリラの為、ヴェンを逃がしてやる。「こんど戦場であったら、俺がお前を殺す」と言って。

 

 

464 フロントミッション2nd sage 04/03/23 14:07 ID:BK1vTroj
その頃リーザらは、ディーアン空軍基地に収容されていた。革命軍の首都爆撃の後、ヴェンの右腕であるメイランが4人の前に姿を現し、彼女らのヴァンツァーの保管されている場所へ連れて行って、逃げろ、という。驚くリーザらにメイランはいう。
中佐(ヴェン)は捕まり、自分はもうここにいる意味はない。革命は、初めに描いた理想とは全く違ってしまった、と。メイランとともに、リーザらは基地を脱走するが、OCU軍と連絡が通じないため、仕方なくサリバシュを頼ってボーネアを目指す。
そしてボーネアで初めて、アッシュら、トマスら、リーザらが一堂に会する。アッシュはグリフと再会し、この国に居る目的は果たしたかに見えた。
しかし、パイクがリーザにぶつけた質問から、雲行きが怪しくなり始める。
「ある物」―それはフェンリルと呼ばれている―は、無人兵器のコントロールシステムのことであった。その支配は、人工衛星にフェンリルを搭載することで、敵味方に関わらずありとあらゆる人工衛星に及ぶ。
フェンリルは、それを手にしたものに絶対の覇権をもたらす「悪魔の兵器」だったのである。
それを探し出してどうするつもりだったんだ、と問い詰めるパイクに、リーザは、破壊するつもりだった、と答える。上からは回収を命じられていたが、その命に背いてでも、あれはあってはならない兵器だと。
リーザとパイクの意見が一致し、彼らは以後、フェンリルを探しだす為、ともに行動することにする。

 

 

465 フロントミッション2nd sage 04/03/23 14:08 ID:BK1vTroj
とはいえアッシュらには、これは無関係な話のはずだった。しかし、話を聞いていたグリフの顔が青ざめる。
彼は告白する。自分はリミアンにいた頃、金のため武器の横流しに携わっていた、そのコンテナの中にもしかしたらフェンリルがあったかもしれない、と。そしてそのコンテナは、今でもリミアン基地にある筈だと言う。
アッシュら、リーザらに加え、グリフの横流ししていた「お宝」に興味を示したトマスらも加わり、サリバシュに了解を得て一路リミアンへ。しかしあろうことか、フェンリルは先回りしていたヴェンによって奪われてしまっていた。
一方サリバシュは、革命軍から首都を取り戻すため、ダカへと向かった。リラも連れている。(リラはヴァンツァーの操縦資格を持っている)
そこで、リミアンから戻ってきたアッシュらと合流。ヴェンと対峙するものの、彼を捉え、国会議事堂を開放することに成功する。
安堵し、いざヴェンと話そうとしたその時、上空に真っ青な謎の戦闘機が忽然と現れた。OCUのものでも、まして革命軍のものでもない。戦闘機は真っ直ぐにヴェンを目指し、襲い掛かった。
その時、誰よりも早くリラの機体がヴェンの機体の前に飛び出した。
二つの機体が、爆炎に消えた。

481 フロントミッション2nd sage 04/03/24 16:35 ID:oPRPZJSa
>>441>>442>>443>>462>>463>>464>>465 続き
奪還した首都ダカに構えたバーグショミティの仮設司令部で、サリバシュはひたすら泣き続けていた。リラも、息子同様に育ててきたヴェンも、もういない。サリバシュは、戦いを続ける意欲を失いかけていた。
その時、死んだはずのヴェンが、ディーアン空軍基地に帰還したとの情報が入る。瞬間、サリバシュは咆哮をあげ、単独でもディーアンに乗り込んでヴェンを殺すと言い出す。
「俺はもう、死んだって構わないんだ!」
そう言い放ったサリバシュの頬に、サユリの平手打ちが飛んだ。
「あんたが死んだら、リラは今よりもっと悲しむのよ!」
それが分からないんなら、さっさと殺されちゃえばいいんだわ…、そう言いながら、サユリ自身泣きじゃくっている。その涙に、サリバシュはようやく一応の平静を取り戻した。
革命軍本部・ディーアン基地を攻めるには、現状の戦力差では無謀に過ぎる。そこで、まずは革命軍がインターゲーンと呼ばれる謎の組織から受けている物資の補給線を絶つ事にした。
メイランの情報に基づいて、物資の受け渡しが行なわれているブラフマプトラ川へ向かい、作業を行なっていたトラックを叩く。
意外にも受け渡しは輸送機で行なわれており、完全に補給を絶つ事は出来そうにもなかったが、少なくとも一時はディーアンに、新しい物資は運ばれないであろう。
いよいよ腹を決めたサリバシュ。ディーアンへの襲撃作戦が始まる。
ロズウェル発案の襲撃作戦は、輸送機で基地に低空接近・着陸し、敵の爆撃機を爆破し、基地を混乱させた後に地上部隊が突入するという、なんとも不安なものであった。
一方そのディーアンでは、ヴェンと革命軍総司令官のグィアンダが、手に入れたフェンリルをめぐって意見を異にしていた。フェンリルはあくまでも、OCUを脅すためのものだというヴェン。しかしグィアンダは、フェンリルを実際に使用するという。
ヴェンはこの時、革命を彼らの手に任せてはならないと感じ、ある決断をした。

 

 

482 フロントミッション2nd sage 04/03/24 16:37 ID:oPRPZJSa
ロズウェルの無謀な作戦は、奇跡的にも成功裏に終わった。
基地はバーグショミティによって落とされ、グィアンダは追い詰められ、ヘリに乗り込んで逃走しようとした。ヘリが嘲笑うように高く舞い上がりかけたその時、地上に残っていたヴェンの銃口が、ヘリに向けられた。
マシンガンによって蜂の巣にされたヘリが、炎に包まれながらゆっくりと墜落する。そして、撤退を命じるヴェンの声を乗せた無線が、その場にいた全ての者に届いた。

 

ヴェンはその後、一個中隊を率いてどこかへ消えていった。革命軍は事実上崩壊し、フェンリルもまだ回収しきれていないものの、当面の危機は去ったかに見える。
ヴェンとは個人的に決着をつけたいというサリバシュを残し、アッシュらはこの国を去ることを決意する。
汽車の中、アッシュは思い惑う。かつて自分は逃げるようにこの母国・アロルデシュを離れ、OCUに志願した。そして今再び、母国に背を向けようとしている。この国のため、自分は残ってするべきことが有ったのではないか、と。
その時、線路上に十数台の機動兵器が現れ、攻撃を開始してきた。ヴェンの命に背き、追って来たらしい。彼らを退けるものの、やはり自分たちもヴェンと決着をつけたい、とトマスらはサリバシュにいう。
彼らもまた、ここまで関わってきたこの国の行く末を見定めたい気持ちになっていたのだ。熱意に押され、サリバシュはそれを受け入れる。
サリバシュ達は、襲ってきた機動兵器のコックピット内に残されていたデータをもとに、ヴェンの居場所へと向かう。
そこでアッシュは、自らの過去を告白する。
アッシュがかつてアロルデシュ軍に所属していた4年前、偶然にも、クーデターが起ころうとしていた現場に居合わせる。それを知った彼は、クーデターを阻止するため、リーダーであるアザト大佐を撃ち殺してしまう。
その後彼は除隊し、OCU軍に入隊したのであった。だが彼は、自らの行為が正しかったのか、ずっと逡巡していた。あのままクーデターが起こっていたほうが、アロルデシュの為だったのではないのか。そしてその疑問は、今度の一連の出来事を通して、徐々に深まって来ていた…

 

483 フロントミッション2nd sage 04/03/24 16:38 ID:oPRPZJSa
アッシュの思いを断ち切るように、ヴェンの中隊との交戦が始まる。だが、ヴェンの元へたどり着く前に、リーザは上空に、打ち上げられたばかりのロケットを確認する。
まさか、打ち上げられたのはフェンリルなのか。
ヴェンも同じく動揺し、戦いを中断して夜の闇に消えていった。
ロケットを打ち上げたのは、インターゲーンであろう、とパイクが推測する。インターゲーンは、革命軍に物資を提供するだけではなく、まるで自ら何か重大な目的を持って行動しているかのように見える。インターゲーンとは何者か、目的は何だというのか。
その謎を探るにしても、ヴェンの情報を頼る他ない。サリバシュらは、ヴェンを追った。
ヴェンはその頃、インターゲーンの責任者、ヘンシェルと交信し、インターゲーンの手によりフェンリルが打ち上げられたことを確認する。フェンリルを使用しようとするヘンシェルに、ヴェンは激しい憎悪を燃やした。
その場所に、サリバシュらが辿りつく。今だヴェンへの愛情を残しているサリバシュは、お前がフェンリルを使うことを望んでいないならともにインターゲーンと戦おう、というが、ヴェンは強がって突っぱねる。そして、戦いが始まる。
ヴェンを追い詰めたアッシュに、ヴェンは殺せ、という。その時、上空に、見覚えのある青い戦闘機が現れる。かつて、ヴェンとリラを襲ったあの戦闘機だ。青い機体から放たれた砲弾は、今度こそ間違いなくヴェンの機体を直撃した…
虫の息で、ヴェンはサリバシュに、間違っていたのは、俺の方だったようだ、という。そしてアッシュに、こう言い残す。
「フェンリルを、止めてくれ…あれは、あってはならない兵器だ」
何故俺に?とアッシュが問うと、
「この国で起こった2つのクーデターを止めることが出来たのは、お前だけだからだ…」
アッシュはそれを了解した。
「リラを頼む…」
そうしてヴェンは、息を引き取る。
サリバシュは泣き崩れる。
しかしジョイスは、倉庫の奥に寝かされていたリラを発見する。怪我こそ負っていたが、彼女もまた、生きていたのだ。

 


484 フロントミッション2nd sage 04/03/24 16:40 ID:oPRPZJSa
リーザは無線を通じ、上司であるチャンジャン将軍に、フェンリル打ち上げの旨を報告する。それの対する将軍の答えは、あまりに意外なものだった。打ち上げは、予定の行動だった、と。リーザの胸に、疑惑の暗雲がたれこめる。
その時、無人兵器の一群が、彼らのキャンプに接近してきた。革命軍が既にない以上、インターゲーンのものであろう。無人兵器を退けた後も、あまりに手回しの良すぎるインターゲーンの行動に、不安が尽きない。
その時、その場にインターゲーンの責任者・ヘンシェルが現れ、真実を告げた。
フェンリルを作り、打ち上げたのは間違いなく我々だ。我々はテストを行なう必要があった。フェンリルの操る無人兵器が、本当に有人兵器を打ち破れるのか。その為にクーデターを利用し、OCUとの戦いでフェンリルを使用しようとしたのだ、と。
彼が立ち去った後、一行は、フェンリルを止める術を探してインターゲーン本部へ赴く。そこでヘンシェルは、最後の謎を明かす。インターゲーン、それはただの企業ではない。その実態は、OCU軍秘密工場。
つまりフェンリルは、OCUによって作られたものであり、今回のクーデターも、そして4年前のクーデターも、フェンリルの実戦テストのため、OCUの命を受けたヘンシェルの糸引きによって引き起こされたものだったのだ。
だが、とヘンシェルは続ける。今回の件で、フェンリルとOCUの関係が明るみに出るのを恐れたOCUは、真実を知るヘンシェルやヴェンを葬るため、傭兵部隊「ダークギース」を派遣した、と。
ヴェンを抹殺したのは、彼らだったのである。
だが、私には切り札がある…。無気味な言葉を残し、工場内に消えていくヘンシェル。アッシュ達は彼を追う。
「切り札」、それはフェンリルによる、アロルデシュを含むOCU諸国への核ミサイル攻撃であった。既にそれは、実行に移されようとしていた。もう引き返すことは出来ない、と薄く笑うヘンシェル。サリバシュのバズーカが、彼を粉砕した。
フェンリルを止める術はないのか。提案されたのは、ここから別のロケットを打ち上げ、フェンリルを撃墜する、という方法だった。
押し寄せる無人兵器を蹴散らしつつ、コントロールルームに辿り付き、ロケットを打ち上げる。一度目は、フェンリルの防衛システムに引っかかるものの、次のロケットに友軍信号を出させることで、フェンリルに再接近。
フェンリルを破壊する事に、とうとう成功したのである。

 

485 フロントミッション2nd sage 04/03/24 16:46 ID:oPRPZJSa
それから。
オーストラリアへ戻ろうとする制海艦モント上に、アッシュらはいた。
危難は去った。だが、全てが終わったわけではない。
突然鳴り響く警報。接近してきた戦闘機。それは間違いなく、全てを知ったアッシュらを抹殺すべく派遣された「ダークギース」であった。
彼らの攻撃をも、アッシュらは退ける。勿論、これからも同じように、命を狙われる日々が続くのだろう。だが、決して死ぬわけにはいかない。OCUの闇を暴くことが出来るのは、今は自分たちしかいないのだから。その日までは、決して。
見上げた空はどこまでも高く青く、アッシュの目に染みた。
サリバシュ邸でリラを探すサリバシュ。リラはヴェンを弔うための花を眺めている。サリバシュはリラと共に屋敷に戻る。
サリバシュ邸の庭にあるヴェンの大型機動兵器の残骸。

 

             完

これで終わりです。長くなった割に、分かりにくくてスマソ。
後、セリフなんかはかなりうる覚えです。ふいんき(←なぜか変換できない)だけですが、かなり好きなタイトルなんで、興味持ってくれたら嬉しい。
って、それはスレの趣旨じゃないな。
とりあえず、分かりにくいところは、ごめんね。おれはじめてあらすじかいたから、ごめんね。

 

 

 

 

 






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