ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊

・要約版:要約スレpart1-374
・詳細版:part21-197~199・218,part22-12,part24-21~24・26・28・33・136・139・201,part26-230・232~233・243・249・253


374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 17:14:57 ID:M2EbGFG30
ポケモン不思議のダンジョン

~キュウコン伝説~
昔、キュウコンというポケモンがいた。そのシッポには神通力があり、迂闊に
触れると千年の祟りが降りかかると言い伝えられていた。にも関わらず、それを
ふざけて触った人間がいた。崇りが人間に降りかかろうとしたが、その人間の
パートナーであるサーナイトが、主人を庇って代わりに崇りを受けてしまった。
可哀想に思ったキュウコンは、サーナイトを助けたいかと人間に問うた。だが、
人間はわき目も振らずに逃げ出し、サーナイトを見捨てた。 人間に失望した
キュウコンは予言した。「あの愚か者は、後にポケモンへと転生するだろう、また
それが起きた時、この世界のバランスが崩れる始めるだろう・・・」

主人公は、ある日目覚めるとポケモンになっていた。元人間ということだけは
覚えているのに、人間の時の記憶は全く無い。何故こんなことになったのか?
しかも主人公に話しかけてきた相手もポケモン。どうやらポケモンしか住んでいない
異世界に来てしまった模様。森で寝ていた主人公を発見し、行く当ても無い主人公に
ポケモン救助隊を一緒にやらないかと持ちかけてくれた、そのポケモンとパートナーに
なり、とりあえず謎が解けるまではポケモン救助隊として暮らしていくことになる。
原因不明の自然災害が多発しているこの世界において、救助隊はヒーロー的存在なのだ。

だが、揉め事パニックの大好きな救助隊、イジワルズのゲンガーがある噂を吹聴する。
「あの主人公って奴、実はキュウコン伝説に出てきた元・人間で、キュウコンの崇りの
せいでポケモンになったろくでなしらしいゼ! しかも伝説どおりなら、奴こそがこの
災害の原因らしいじゃねぇか! みんなでアイツを始末して平和を取り戻そうゼイ!」
根も葉もない話だが、伝説に合致する+主人公に記憶がないこともあいまって、他の
ポケモン達は多かれ少なかれゲンガーのホラを信用してしまい、主人公はお尋ね者の
烙印を押され逃亡生活に。パートナーだけは主人公を信じ逃避行に付いて来てくれる。
逃げる道中でも、各地に住む伝説ポケモンが、突然縄張りに侵入した主人公のせいで
異常災害が起こっていると勘違いし、何度も襲われるハメに。
逃避行の果てにキュウコン本人に出会い、主人公は伝説に出てきた人間とは別人だと断言され
事なきを得る。でも、じゃあ何故主人公はポケモンに? 実は主人公は災害の原因どころか
災害を食い止めるため人間界から選ばれた救世主であることが判明。記憶が一部消えてたのは
『救世主だなんて突然言われても信じられない、どうしてもというなら、自分の人間のころの記憶を
 消し、無心の状態にしてくれ。それでなお自分に資質があると分かったときだけ、初めて教えて欲しい』
という主人公自身の希望だったらしい。そして、災害から世界を救う役目を果たしたとき、主人公は
改めて人間に戻れるという。 ―それはパートナーとの永遠の別れも意味しているわけだが―

何も知らないパートナーと一緒に、遥か上空の「天空の塔」を登る主人公。災害の原因は、
上空から少しずつ接近していた小惑星が磁場やら世界のバランスやらを乱していたせいらしい。
このままだと星同士衝突して大惨事―それを止めるため、天空に住む伝説ポケモン・レックウザに
小惑星の破壊を依頼し、無事成功。
歓喜に溢れお祭騒ぎのポケモン達をよそに、徐々に身体が消滅し始める主人公。
辛うじて別れの挨拶をする猶予だけはあったが、あまりに唐突で理不尽な永遠の別れに
号泣するパートナー。 だが、主人公の「別れたくない・・・」の強い意思が通じ、最後は再び
パートナーと暮らした救助隊基地の前に復活することができたのだった。

なお、キュウコン伝説に出てきたヘタレ人間の正体は、主人公を陥れたイジワルズの
ゲンガーその人。エンディング後に、彼が祟りを受けたサーナイトを助けようとし改心する
イベントがあったりする。

・・・要約スレにしちゃ、ちと長いかな?



 

197ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02:19:44ID:6wr/UqYv
主人公:人間のはずがポケモンになった。
パートナー:主人公が最初に出会うポケモン。一緒に救助隊をやることに。


 

ちなみにこのソフトはDSとアドバンス両方で出ているが
ストーリーの内容は同じ模様。単に出てくるポケモンが違うらすぃ。
では本編いきます。


 

森の中で倒れていた主人公。
パートナーの声で目が覚めるものの自分がいつのまにかポケモンに

変化していた。とりあえずお互いに軽く自己紹介していると向こうから

バタフリーがやってきた。かなり慌ててるので話を聞いてみると地割れの

中に子供のキャタピーが入って出られなくなったらしい。助けに行こうにも

地割れのおかげなのかポケモンが襲ってくるので無理だとか。

主人公はパートナーと一緒にキャタピーを助けに行く。最初のダンジョン

「ちいさなもり」の最深部で泣いているキャタピー発見。早速救助。

キャタピーはすっかり主人公とパートナーに憧れてしまった。

2匹が去った後どこにも行くあてがない主人公をパートナーは1件の家の

前に連れて行った。主人公が住む家を用意してくれたのだ。ヤサシス。
そしてパートナーは一緒に救助隊をやらないかと持ちかけた。
主人公は快くそれを引き受け晴れて救助隊結成

(ちなみにここで救助隊の名前を付けられる)。

次の朝、やっぱりポケモンの身体のままだった主人公。
二度寝しても変わらず。その時パートナーと交わした約束を思い出し

外に出るとパートナー寝てました。主人公に反応し慌てて起きる

パートナー。明け方から待っていたらしいのでとりあえずオツカレチャーン。
救助依頼のお手紙が入ってるかもしれないとポストを確認するパートナー。
中に入っていたのは救助隊スターターキットに道具箱にポケモンニュース。
でも救助の依頼は入ってませんでした。ショボーンとなるパートナー。
とその時ペリッパーが手紙を運んできた。律儀にポストに入れてくれるが

本人いるんだから直接渡せと思いつつポストを見て手紙を読む主人公。
内容はコイルからの救助依頼だった。「でんじはのどうくつ」に行ったら

コイル同士くっついてしまったそうな。レアコイルとして生きていくには

2匹じゃ半端だから助けてくれビビビとのこと。救助隊初仕事となるこの救助。

襲いかかるポケモンを退けつつ最深部で見事にくっついたコイルを救助。


 

そしてその夜、主人公は不思議な夢を見る。
向こうで誰かが呼んでいるが誰か思い出せない。目が覚めてみても

どうも釈然としなかった。まあそんなことは気にせず今日もパートナーと

共に救助をする主人公であった。
(ここから掲示板で救助依頼を受けることが可能になる
 しかしぶっちゃけどれも同じような内容であまり本編とは関係ないので略)


198ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02:21:45ID:6wr/UqYv
また夢を見る主人公。またしてもこの前の謎の人物が出てくる。
今回は何か語りかけてきているみたいだがうまく聞き取れない。
その時激しい揺れを感じた主人公。そこで夢は終わった。

眠っている主人公に誰かが呼びかける。しかし起きても周りには誰も

いない。不思議に思う主人公。とそこに床を突き破ってダグトリオが

出てきた。声の主はこいつら。昨日の地震のおかげ(さっきの揺れな)で

子供のディグダがエアームドにさらわれてしまったので助けてくれと頼んで

きた。というか突然なんで断る暇もない。(゚Д゚)ポカーンとしつつ外に出て

パートナーと合流。ディグダ救出の件をパートナーに話すとまたしても

ダグトリオ登場。場所は「ハガネやま」と告げまた地面へと去る。ちなみに

こいつら、ハガネやま入口でまた出てきます。つーかお前らが助けに

行けと小一時間(ry

複雑な気持ちでハガネやま頂上に着くとそこには怯えて動けない

ディグダが。助けに行こうとするが主人公達の前にエアームドが立ち

はだかる。こいつらが地底で暴れるから眠れねぇよウワァァァンという

エアームドに対しディグダ達が暴れてもあんな大規模な地震は起こらない

と説得するパートナー。しかしものすごく気が立っているのか説得を聞き

入れず襲いかかってくる。というかこのエアームド、ザマス口調かよ('A`)
エアームドをボコって救助といきたいところだがディグダとの間には崖が

できているので助けられない。ここでこの前助けたコイルが上空から

現れて空からディグダを助けてくれた。 ここでディグダの下半身遂に

公開?!というその前にフェードアウトと

プレイヤーの期待を見事に裏切ってくれます('A`)


場面変わって主人公宅前でディグダ親子感動の再会。
ここはディグダの足の有無やら何やらで突っ込みどころ満載の場面だが

長くなるので省略('A`)ディグダ親子が去った後にパートナーはコイル達を

救助隊に勧誘するが自分達の住む場所が近くにないということで

断られる。またショボーンとなるパートナーだがそれで思い出したのか明日

広場のプクリンのお店に行ってみようと言い今回はこれで解散。


 

その夜の夢で主人公に呼びかけていた声の正体がやや判明する

(どう見てもサーナイトです。本当に(ry))

今度は少しながら「人間」「役目」と聞き取れるがもっと詳しい話を聞く前に

夢から覚めてしまった。
いつものようにパートナーが出迎えてくれるがそこで主人公は夢について

話した。パートナーは主人公が人間からポケモンになった理由と何か関係

あるんじゃないかと推測するがいきなり主人公に人間に戻りたい?と

聞いてきた。自分は本当に人間に戻りたいのか?悩む主人公だった。


199ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02:25:02ID:6wr/UqYv
いつもはいなかったプクリンだが今回はいた。
救助隊を始めたばっかりということでサービスしてくれた。
その時この前のコイルײがまたしても登場。
自分達が住めるエリアを追加してくれないかと頼み込む。
プクリンは出血大サービスでエリアを更に追加してくれた。
どうやらコイルAの話では相方が一晩考えているうちに

救助隊に入りたくなったとか。
というわけで晴れてコイルBが新たなメンバーとなった。
だがその帰り道中央広場で何やら騒ぎが起こっている。
ワタッコがダーテング率いる救助隊に風を起こして欲しいと

必死に頼み込んでいたのだ。
しかしダーテングのチームはがめつくなかなか引き受けてくれない。
ここでフーディン率いるチームが登場。
ワタッコの救助を引き受けたっていいだろとダーテングに迫った。
ダーテングと言えどフーディンには逆らえず結局救助を引き受けることに。
感謝するワタッコに対し礼には及ばんと言うフーディン。
だが主人公とすれ違った瞬間フーディンが反応した。
しかし気を取り直しフーディンは去っていった。
ここらじゃ有名な彼らのチームにすっかり憧れ意気込むパートナー。
その様子をどう見ても怪しいゲンガーが覗き見していた。

後日主人公とパートナーが今日も元気に救助活動というところに昨日の

ゲンガーが手下と共に出現。彼らは勝手にポストの中身を漁ると自分達は

世界征服を企む救助隊イジワルズと名乗った。イジワルズは世界征服の

ために救助隊を騙る悪どい奴らだった。どう見ても安易なネーミングセンス

もしくは今時世界征服を企むその根性に驚きを通り越して呆れたのか
(゚Д゚)ポカーンとして何も言えなかった主人公。そして怒るパートナーを

尻目にポストの中身を全部かっぱらって彼らは去っていった。
でもその後にペリッパーが新たな救助依頼の手紙を持ってきてくれたので

一安心。しかしパートナーはイジワルズの面々に怒りを募らせるのだった。



 

218ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/11(土)12:33:45ID:g8TTaaFF
ある日主人公とパートナーの前のキャタピーが友達のトランセルを助けて

くれと頼んできた。しかし「お前らじゃ役不足だ、俺達が助け出してやるよ」と

イジワルズ登場。やっぱり考えていることは大量の報酬とキャタピーを

仲間に引き入れることだった。救助しているだけあって並の悪徳商法より

タチ悪いんじゃないか?この前のこともあって当然パートナーは納得が

いかない様子。ゲンガーは先にトランセルが先に助け出した方にお礼

しる!と提案し去っていった。お金も持ってないしイジワルズに入るのも

嫌というキャタピーのために急いで救助へと向かう主人公達。君の

気持ちはわかるよ。目的が世界征服の安易なネーミング集団に入るのは

漏れだってゴメンだ(;'Д`)

邪魔をするポケモンを退け「あやしいもり」の最深部に到着。
するともしかしてこっちが来るのを待っていてくれたんじゃないかと思う

良いタイミングでイジワルズ登場。どうして自分達の邪魔をするのかという

パートナーに対し世界征服にはお前らが邪魔だと答え襲ってきた。
奴らを撃退するとトランセルが出てきた。保護してキャタピーの所に

連れて行き一件落着。近いうちに秘密基地を改装しようやらキャタピーと

トランセルが将来ここで働きたいやら盛り上がり一日が終わった。
ちなみにトランセルはピョコピョコと跳ねて移動する。

あ、そうやって動くの?


 

次の日の朝広場でダーテングに救助を頼んでいたワタッコが尋ねてきた。
話を聞いてみるとなんとダーテングが救助に行ったっきり戻ってこない

らしい。仲間のワタッコは岩場に挟まって出られなくなり更に空は

カミナリ雲で一杯なのに風が吹かないとか。ダーテングに救助を頼んだ

のも彼が持っているウチワで風を起こせるから。どう見ても難しそうな

依頼ではないはず。こりゃ救助放り出したか何かあったの違いない。
ワタッコの仲間がいるところ、そしてダーテングが向かった先は

「ちんもくのたに」。
何か嫌な予感を感じつつ主人公は救助を引き受けそこに向かうのだった。


 

12ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/03/11(土)23:34:37ID:J2I0fuE9
「ちんもくのたに」に到着した主人公とパートナー。
ここで「さっき言い忘れたけどここにはすんごい怪物が眠ってるお(意訳)」

とワタッコ。ナ、ナンダッテー!!(AA略) 言い伝えだからいるかどうかと

言っても本当だったらどうすんだYO!
しかも急にパートナーがお腹イタスと言いはじめる。どうみても嘘です本当に(ry

得体の知れない怪物に対する恐怖でガクブルしながら最深部に行くと
なんとそこには元気なワタッコの姿が。おや?でもダーテングは?
当の本人はその奥で倒れていたが主人公達に危険だから早く逃げろと

叫ぶ。そのとき急に辺りが真っ暗に!ちょっと照明さーん?! というのは

冗談だが明かりが戻るとダーテングがいた場所にサンダーが登場。
「我の眠りを妨げる奴は許さない、ダーテング返してほしけりゃ

「ライメイのやま」まで来い(超意訳)」と言い残しダーテングを連れ去って

いった。て、てっきりここで戦うかと思ってたよ。
言ってることとやってることが前のエアームドとかぶってるようなキガス。

その後のワタッコの話ではダーテングはちゃんと救助に来てくれたそうな。
ところがウチワで風を起こしたら空のカミナリ雲が2つに割れそこから

サンダーが登場したらしい。たかがウチワの風ごときでそんなことが起こる

のか?アリエネ。ここでサンダーの名を聞きつけフーディン達が登場。
彼の話ではサンダー降臨の原因は最近よく起こっている自然災害のせい

らしい。ダーテングの救助に向かおうとするがパートナーが自分達も

手伝うよと言い出す。こうして主人公達はフーディンのチームと共に

サンダー討伐及びダーテング救出を行うことに。とは言え相手は伝説の

ポケモンなので事前にみっちり準備をして向かうことになりましたとさ。


 

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20:32:52ID:6skPDC9B

ポケモン不思議のダンジョンって需要ある?
どうやら●途中のようだが3月以来更新止まってるようだし。

 

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20:37:16ID:1d8Av3lp

>>21
ポケモン萌えな俺としてはぜひ読みたい

 

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)22:57:25ID:6skPDC9B

そいじゃ途中まで投下。
~前々スレまでのあらすじ~
ちんもくのたにへワタッコ救助に向かったまま消息の無いダーテングを

探しに行った主人公一行。その最深部にてワタッコを無事保護するが、

今度はダーテングが怒り狂ったサンダーに誘拐されてしまった。一行は

サンダーの待つライメイのやまへ。
 


ライメイのやまのふもとに到着した一行。パートナーはまだおっかない

サンダーのことを思い出しビビリ気味だが、自らを奮い立たせ、いざ登頂。
この山はかなり高く、中腹には休憩地点にガルーラの石像

(セーブポイント)があるのだが・・・その先の「ライメイのやま さんちょう」

も、今や異常気象とそれに怒り狂った野生ポケモンが蠢く、不思議の

ダンジョンと化していた。枯れ木だらけの異常に殺風景な光景も自然災害

のせいだろうか? ダンジョン自体の雰囲気もふもとと比較にならないほど

殺伐とし、強い野生ポケモン達が次々襲い掛かってくる。
それを乗り越えて山頂の最深部に到着し、サンダーに「でてこいっ!」と

呼びかけるパートナー。

耳をつんざく叫び声と共に、再びその姿を現したサンダー。パートナー

またビビる。「言ったハズだ! ジャマするヤツは容赦しないと!」
(向こうから「返して欲しくばここに来い!」と言っておいてそりゃないよ

サンダータソ)  負けじと「ダーテングを返せ!」と言い返すパートナー。

そして戦闘が始まる。流石は伝説のポケモンの一角、ハガネやまを

陣取ったエアームドとは比較にならない強さで二人を苦しめるが、苦闘の

末、遂にサンダーを退けることに成功。サンダーはなお倒れず唸り声を

あげているが、そこにフーディン率いるチームFLBが駆けつける。
FLBのリザードンが「来るか! 今度はオレが相手だ!」と意気込むが、

サンダーが一言。
「待て、今ので大分頭が冷えた。戦いはやめだ。 ・・・小僧ども、なかなか

やるな。だが次はこうはいかぬ。本気で襲うから覚悟しろ! それまで

せいぜい腕を磨いておくんだな!」と捨て台詞を残し、サンダーは去って

いった。人(?)質にとられていたダーテングを置いて。



ダーテングに駆け寄る主人公一行とFLB。どうやらダーテングは無事な

ようだ。バンギラス「しかし驚いたな、あのサンダーを追い払うとは」
リザードン「確かに、(主人公に)お前、○○○○にしちゃやけに 強いな。」
(注:主人公候補のポケモンは16種いるが、

どれも進化前のいかにも強くなさげなのばっかり)
フーディン「・・・前に遭った時も感じたのだが・・・

お主、もしかしてポケモンではないな?」
核心を突いたフーディンの言葉に驚愕するパートナー。だがバレている

なら隠す必要もないとばかりにパートナーは全てを話した。主人公は人間

であったらしいこと、目覚めたらポケモンになっていたこと、人間の時の

記憶も何故そうなったかも思い出せないこと・・・驚くFLBとダーテング。
そして、世の中の出来事全てを記憶しているというフーディンなら何か

知っているのではないかと。・・・しかし首を横に振るフーディン。「だが

突き止める方法はある。せいれいのおかに住む、太陽を見つめ未来を

見通すと言われるポケモン、ネイティオに会いに行くがよい。彼なら何か

教えてくれよう。」
結論は先延ばしになったが、主人公の謎につながる手がかりを得られ喜ぶ

パートナー。助けたダーテングを連れ、主人公一行は山を降りた。

その姿が見えなくなってから、残ったFLBが話す。
リザードン「フーディン、お前のことだ。全く何も知らないということは

なさそうだけどな。」
フーディン「気になることが一つある。だがそれは

言わないほうがいいだろう、彼らのためには、な・・・」

一夜明け、せいれいのおかは「おおいなるきょうこく」を抜けたその先にある

らしい、とパートナー。場所を調べてくれていたらしい。何故自分のことじゃ

ないのに、そんなに頑張ってくれるの? との主人公の言葉に「自分のこと

じゃないから頑張れるんだよ、だって主人公と僕は友達じゃないか。」
とさらりと言ってのけるパートナー。そして二人はおおいなるきょうこくを

抜け、せいれいのおかに辿り着く。


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)23:02:31ID:6skPDC9B

ネイティオはかなりの変わり者。夕日を見つめたまま死んだ様に動かず、

くすぐってみても10秒後にやっと反応するほどニブい。完全にネイティオの

不思議ペースに呑まれてタジタジの二人だが、フーディン同様、主人公が

ポケモンでないこと、そして人間であることを一目で見抜くネイティオ。
再び驚き、同時に知っていることを教えてと頼むパートナー。ネイティオは

3つの重大事項を語る。
「最近起きている自然災害、それは「世界のバランス」が

崩れたために起こっている。」
「主人公がポケモンになったことも、そのことと

大きく関わっている。」
「崩れたバランスを一刻も早く取り戻さないと、

世界は壊れ、とんでもないことになる。」
主人公のポケモン化と自然災害が大きく関わっていると聞き、ショックを

隠しきれないパートナー。ネイティオもまた、最近はバランスが崩れた

世界が崩壊する未来が見えてしまい、それに怯えていると独白。

・・・それを背後から盗み聞きする不審な影が1体。「驚いた! あの主人公

ってヤツ、人間だったのか! いいこと聞いたぜ、こりゃ面白くなって

きたな! ケケッ!」 イジワルズリーダー、ゲンガーだった。

一夜明け、いつものように主人公を迎えに来たパートナー。ネイティオの

「主人公が災害と関係」の言葉と「世界のバランス」って何?ということが

引っかかっているご様子。世界のバランスについては選択肢で

「よく しっている」と知ったかぶればちょっとした掛け合いギャグが

見られるがここは割愛。

ポケモン広場に行くと、何やら住人が何人か集まり騒がしい。何を話して

いるのかと聞くと、ただのおとぎ話だと思われていた「キュウコン伝説」が、

今になって実話ではないかとの噂が広まっているとのこと。話の輪に

入っていたハスブレロが「キュウコン伝説はナマズンに聞けば詳しく教えて

くれるぜ」と教えてくれ、早速広場の外れにあるナマズンの池へと直行し、

彼の話を聞いた。

「・・・昔々、キュウコンというポケモンがおった。そのシッポには神通力が

込められており、そのシッポに触ったものには、千年の崇りがかかると

言われておった。にもかかわらず、ふざけてシッポに触れた者がおったの

じゃ。しかもそれは人間じゃった。」"人間"に反応するパートナー。
「案の定、その人間には千年の崇りが降りかかったが、サーナイトという

ポケモンが人間を庇い、祟りを自分の身に受けて身代わりになった。その

人間とサーナイトはパートナーの関係にあったからじゃ。
人間とポケモンには、強い絆があるんじゃ。」

「でも人間はいいヒトもいればわるいヒトもいるんでしょ?」
とパートナー。「左様。サーナイトを見て可哀想になったキュウコンは

人間に問いかけた、『サーナイトを助けたいか?』と。・・・だが人間は、

サーナイトを見捨てて逃げてしまったのじゃ。そんな人間に失望した
キュウコンは予言した、『いずれあの人間はポケモンに生まれ変わる。』」

(人間がポケモンに!? 驚くパートナー)
「『そしてその人間がポケモンに転生した時、世界のバランスが崩れるで

あろう・・・』と。この話はここでお終いじゃ。」 黙りこくる二人。

「ほほう。面白くて声も出ないか? まあそう深刻な顔をしなさんな。

 最近はホントじゃないかとの噂もあるらしいが、所詮ただの

 おとぎ話にすぎぬよ。」救助基地へと帰る二人。

「ねえ、今日は救助活動休みにしない? 何だか気がのらなくて・・・」と

切り出すパートナー。「あんな話を聞いちゃった後だからかな、ハハハ・・・」

と去ろうとするパートナーだったが、堪え切れない言葉が止められなかっ

た。「ごめん! 主人公! 僕、君の事をちょっぴり疑っちゃった・・・ でも、
もう迷わない。だって主人公は、僕の、かけがえのない、友達だから・・・」

「また明日、頑張ろうね!」

その夜、主人公はまた夢を見る。またいつもの夢、いつも見るシルエット・・・

また何か言っているがうまく聞き取れない、今度はこっちから聞いてみる。

「きみは だれ?」「・・・私は・・・サーナイト。」サーナイト!? 

「よかった・・・ やっと会えた・・・。」「やっと、って・・・? 前から知ってた

ってこと?じぶんは?」「・・・わたしは あなたの・・・・・・」もっと聞きたいにも

関わらず、ここで意識が薄れていく・・・

起きた主人公は、夢の出来事を整理する。いつもよりハッキリした夢で、

そう、語りかける声の主はナマズンから聞いた話に出てきた、あの

サーナイトだった。主人公の頭を、最悪の予想がよぎる。
「自分の正体は、サーナイトの元パートナーの人間で、サーナイトを

見捨てたせいでポケモンになったのかな・・・」
(続く)

 

26 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)01:14:10ID:ZSzr1EUo

迎えに来たパートナーに顔色が悪いよ?と指摘される主人公。それは

そうと、広場の方がなにやら騒がしかったとのこと。早速二人で広場に

向かう。・・・店に誰もいない広場。不穏な空気が漂う。

皆は広場の中央に集結していた。その輪の中で話している誰かの

独断演説を聞いているらしい。
「キュウコン伝説は本当だというんです、私噂なんて信じてなかった

もんですからもうビックリで!」「しーっ、今、真ん中のヤツが話してるんだ、

静かにして。」誰だろう? ・・・そこで二人を呼ぶ声が。
キャタピーだった。ちょうどいいとばかりに、話し手が

誰なのかを尋ねるパートナー。「そ、それが・・・」

ゲンガーだった。「・・・というワケで、オレがせいれいのおかに行ったら、

そこでスゲー物見ちゃったんだ ケケッ!」
「あるポケモンがネイティオに相談してたんだ・・・そいつ、見た目はポケモンだが、何と元人間なんだとさ!」
「しかもネイティオがその人間とやらに言ったんだ、ポケモン化したのと世界のバランスが大きく関係してるってよ!」
キュウコン伝説通りの筋書きに騒ぐ聴衆ら。

「それだけじゃないぜ! 最近、災害がよく起こってるが、あれは
 世界のバランスが崩れたせいなんだと! しかも崩れたバランスを

 早く元に戻さないと、世界はトンでもないことになるって いってたぜ!

 ケケッ!」 世界がトンでもないことに、の節で騒然となる一同。
ア アイツめ!・・・騒ぎをわざと大きくしてる・・・。 憤るパートナー。
どうすればいいんだとの声にゲンガーがいやらしく答える。

「まあまあ諸君、慌てずとも方法はあるさ。簡単なコト、その人間が

 ポケモン化したせいで世界のバランスが崩れたなら、ソイツを倒せば

 元通り、だろ?」
た、確かに! と相槌を打ったのはハスブレロ。

そしてゲンガーはとどめの一言を放った。
「しかもソイツは伝説によるとサーナイトを見捨てた

ヒドい奴なんだぜ? 倒されても文句言えないと思うけどな。」
.
.
.





「 な あ 、 主 人 公 サ ン よ ? 」



不意を突いたゲンガーの言葉と振り向きに仰天する二人と、一斉に

主人公を見る聴衆たち。「何だって!? アンタが伝説に出てくる

人間!?」「ホントなのかよ! オイ!」 問い詰められる主人公。

「こ、これには深いワケがありまして・・・」と必死でパートナーが弁明する

ものの、「オマエに聞いてんじゃない! 主人公に聞いてんだ、

どうなんだよ!?」と一蹴される。二択が表示されるが、どちらの選択肢も

「・・・・・・。」 返す言葉のない主人公。
ゲンガー「そういうコトだ諸君 主人公を倒して

 平和になろうぜ。 ケケケケケッ!」

 広場の住人が主人公に向かって、無言でじりじり迫ってくる。

倉庫番のガルーラおばちゃんが、友達エリアを分けてくれたプクリンが、

商店のカクレオン兄弟が、ゲンガーの話を聞いていたポケモン達が、今や

主人公を捕まえようとしている。「み みんな なんだっていうのさ?・・・」

怯えて聞くパートナー。「主人公、すまん!」 住人の一人、ハスブレロの

爪が主人公に振り下ろされる。パートナーの手に引かれ何とかかわす。

「わわっ、何するのさ!? 主人公、逃げよう!」二人は基地へと逃げた。


パートナー「まさか皆がいきなり襲ってくるとは思わなかったよ。・・・それに

しても主人公さ、なんで言い返さなかったの! 自分は違うって、

キュウコン伝説に出てくる人間じゃないって!」
主人公「ねえ、パートナー・・・

(二択)もう 疲れたよ・・・。/救助隊 やめようか・・・。」
すっかり弱気になった主人公の言葉に驚くパートナー。主人公の言うこと

には、夢にサーナイトが現れて、やっぱり自分が伝説に云われる、

サーナイトを見捨てた卑怯な元人間の生まれ変わりに違いない、と

思いつめていたようだ。主人公の言葉を聞き遂げるパートナー。

そして励ます。「でも君は、人間だった時の記憶を思い出したわけじゃ

ないんでしょ? だったら、まだ分からないじゃないか! 僕は、主人公の

コト、信じてるんだよ? だったら・・・」

 言葉を言い終わらないうちに、誰かが現れた。

フーディン、リザードン、バンギラス。チームFLBだ。
フーディン「先ほどの広場での騒動の後、皆で話し合った。

       世界を救うにはどうしたらいいか・・・をな。
 

       そして、その結果・・・

       オ マ エ を 倒 す こ とが 決まった。

 

28 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)02:20:09ID:ZSzr1EUo

憧れの一流救助隊が、主人公を始末するためにやって来た・・・

呆然とするパートナー。
フーディン「ワシもまさかとは思ったが・・・そうであってほしくないと

願ったのだが・・・残念だ。 決まった以上、ワシたちは・・・全力でオマエを

倒す!」 ジャブを始め、既に臨戦状態のリザードン・バンギラス。
(こ ここで戦うのか・・・)心の中で呟くパートナー。

だが意外なことに、FLBの面々は一歩退き、その拳を下ろした。

フーディンは続けた。
「・・・一晩時間をやる。その間に荷物をまとめ、ここから逃げるのだ。

(えっ?と聞き返すパートナー)」
「明日になれば、色々な救助隊が追っ手となり、主人公に襲い掛かる

だろう。いや、主人公だけでない。 (パートナーに向けて)主人公に付いて

行く全ての者は敵とみなし、容赦なく攻撃してくるだろう。それはワシたちも

同じだ。当然、お前達を倒しに行く。 しかし、それでも 何とか 逃げ延びる

のだ。逃げて 逃げて・・・生き延びるのだ。真実を 見つけるまで ・・な。」
パートナー「フーディン・・・・・・。」
「次に会うときは、容赦しないぞ。 ではな。」 FLBは去っていった。

パートナー「主人公・・・フーディン達もああやって、君のこと、信じてるんだ。

僕だって前に言ったでしょ? もう迷わないって。何があっても主人公の

こと信じるって! 例え他の救助隊が襲ってきたって、僕は怖くないよ。

なのに、主人公が自分のこと信じられなくて どうするんだよう!」

キャタピー「主人公さん。」 キャタピーも心配して来てくれたのだ。

パートナー「キャタピーちゃん・・・。」
キャタピー「主人公さん、僕、約束しましたよね? 僕も大きくなったら

救助隊やるって。主人公さん・・・くじけちゃ ダメです。主人公さんは

僕にとって、ヒーローなんだから。」
二人の言葉を聞いた主人公は、みたび二択を迫られる。が、その内容は

無言でも弱気でもなく、完全に勇気を取り戻した、力強い言葉だった。

パートナーの顔にも輝きが戻る。「それでこそ 僕らの主人公だよ!」
「とりあえずはここを離れるけど・・・絶対またここに戻ってこようね!

 真実を 見つけて!」

翌日早朝、救助基地を出る準備を整える一行。まだ広場のポケモン達は

寝ぼけているので、今のうちに倉庫の物資調達や商店の買い物を

済ませておくことにした。よほど早朝だったせいか、皆、訪れているのが
主人公一行だとは気づかないほど寝ぼけたままだった。正直おっかな

びっくりだが、この先の道中は危険だらけだろうから、準備を怠るわけには

いかないのだ。そして全てが済み、基地を出る時が訪れた。
「仲間になってくれたコイルや、旅の道中で仲間になってくれた救助隊の

皆を巻き込みたくないから・・・仲間には黙って、僕たちだけで行こうね・・・

追っ手の救助隊から 逃げて逃げて、逃げ延びなきゃね。」
フーディンの言葉が回想される。(そう・・・自分は何者なのか?

その真実を見つけるまで逃げ延びなきゃ。たとえ、地の果てまでも・・・・・・。)

 パートナー「よし、じゃあ行こう!」


*「主人公さん!」二人を呼び止める複数の声。二人に救助された、

キャタピー・トランセル・ワタッコ2体・ディグダだった。みんな見送りに来て

くれたのだ。さらに、救助メール郵便屋のペリッパーが、ポストに何かを

入れていった。 「アバヨ! しばらく サヨナラだ。 でも また 手紙を

運べる その日が 来るまで・・・・・オレは いつまでも 待ってるぜ。

-さすらいの ゆうびんやさん ペリッパーより-」
パートナー「うう・・・・・・みんな ありがとう!」半泣きで応えるパートナー。

「みんな、また会う時まで元気でね!」

~こうして、主人公達の果てしなく辛い旅が始まった。各地では、

自然災害の爪痕が生々しく残っていた。災害で地割れだらけになった

山々を乗り越え、山火事が収まらず今だ燃え続ける野原を乗り越え・・・
しかし、主人公達は泣き言も言わず、遠く そのまた遠くへと進むのだった・・・

(続く)

 

33 :ポケモン不思議のダンジョン@まだ空気読まず続行:2006/07/31(月)19:26:42ID:ZSzr1EUo

災害の爪跡を見ながらも、東へ東へと逃げ続けた主人公一行。
だが追っ手の救助隊らの声がすぐ迫っていた。慌てた一行、東へと抜ける
唯一の道、「ぐんじょうのどうくつ」へと歩を進める。新米とはいえ数々の

救助活動をこなしてきた一行は、この洞窟にもさして苦労することなく、

早々と突破してしまった。
しかし追っ手の救助隊らも息つく暇も与えず追いついて来る。背後はもう

塞がれ、行く手には「ほのおの やま」が立ちはだかっていた。災害の

影響を受けてか、異常なまでに溶岩が噴出しとても進めそうな場所では

ないが・・・選択肢は無かった。一行はほのおのやまへと足を踏み入れる。
「何て奴らだ! ここまでだって誰も行かなかった未踏の地だというのに、

ほのおのやまに入るなんて」躊躇する追っ手。「仕方が無い、ここから先は

勇気のある者だけ追いかけるんだ!」

 ほのおのやまの野生ポケモンをかいくぐり、山頂まで来た一行。尋常

でない量の溶岩が溢れる様子を見て、こんな所に長居は無用と先へ

進もうとするが・・・「山の叫びが聞こえる・・・、オマエ達か! ほのおの

やまを苦しめるのは!」 山の異変を主人公らが何かしたせいだと思った

伝説ポケモン、ファイヤーが突然襲いかかってきた。容赦のない猛攻を

受けるが、戦闘でこれを退ける一行。倒されてもなお敵意むき出しの

ファイヤーに、パートナーが事情を説明し誤解を解く。
追われて偶然ここに逃げ込んだだけだという事、この山だけでなく世界

各地で災害は起こっており、今は尋ね人の身だがいずれ原因を突き止め

たいという事。ファイヤーは何とか信じて通してくれる。
「ただし、災害原因を突き止めて防ぐのは"いずれ"でなく

"すぐに"という条件付きですからね。(意訳

 すっかり遠景となったほのおのやまを見つめ、一休みする二人。

恐ろしい噴火も、ここからは綺麗な景色に見える。
「ここまで来たら、ひょっとしてもう誰も追ってこないんじゃない?」 ふと

パートナーが訊いてくる。現実的に「いいえ」と答えて否定しても、調子を

合わせ「はい」と答えてあげても、結局現実に引き戻されるパートナー。
「・・・フーディン達なら、きっとあの山だって越えて追ってくるだろうね。

しょうがないよね、先へ進もう。」
パートナーの疲れを心配して出発をまごつく主人公だったが

気丈なパートナーに引かれ出発。

 とにかく追っ手の付いて来られそうにない厳しい地を求め、今度は北へ

北へと進路をとる一行。山また山、ぬかるんだ沼、凍りついた崖を越え、

一行は遂に、樹氷が木々を包む、氷雪の地へとやって来た。
ポケモン一匹見当たらない寂しい場所だったが、一瞬行く手に何者かの

姿が。こんな所になぜ・・・と考える間もなく去ってしまうが、考えても

分からないよねと開き直り、とにかく行く先の「じゅひょうのもり」を

越えることに。 森を進んでゆく一行。その気配をこの森の主が

察知する。「何者かが森に侵入している・・・森の冷気が弱まってい

のもそのせいなのか・・・何としても食い止めなくては、森を守る

ためにも」・・・もしやこのパターン。
 豪雪吹きすさぶじゅひょうのもりおくちへ到達し、さらに先へ進もうとする

一行に「引き返せ・・・!」の声が。サンダー、ファイヤーと来て、伝説の

鳥ポケモン3体目、フリーザーにまで襲われるハメになってしまった二人。
災害と同時に訪れたせいで、やはり森の異変が主人公らのせいだと

思い込んでいる。勘弁してくれ('A`)
またも実力行使でフリーザーを止めた後、説得するパートナー。

「異変はここだけじゃなく各地で起こってるんだ。僕らが来なくたって

森の冷気は乱れていたよ!」 だが今度のフリーザーは聞く耳持たず。

信じられるかと一喝して再び襲いかかってきた!

 「―待て!」 だが、フリーザーと二人の間に何者かが立ちはだかった。
わざわいポケモン、アブソル。主人公らが道中で見た何者かの影は、

彼だったのだ。
「この者達の言うことに偽りは無い。私は自然災害をキャッチする力が

あり、導かれるままにこの地へ来たのだが、今、災害はこの地の至る所で

起きている。しかも今回は、今まで感じたことの無い特別なものだ・・・。」
こうまで言われると信じるしかないフリーザー。「ただし! これ以上

災害が広がらぬよう、食い止めるのだ。頼んだぞ!」

助けてくれたアブソルに礼を言うパートナー。アブソルは、この災害を

止めるためにはどうやらお前達と協力したほうがよさそうだと、仲間入りの

申し込みをしてくる。快諾するパートナー。かくして、二人きりの逃亡道中に

心強い助っ人が加わった! ・・・が、相変わらず終点は無い。あても無く

ただ寒い北へと進むのみで、一行に疲れの色が見え始める。

 

136 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)09:54:37ID:uT1okzBO

ttp://puka-world.com/php/upload/large/img-box/1154975366280.zip
>>28-33途中までの実際の映像をBGMと共にお楽しみください

 

139 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)11:41:33ID:uT1okzBO

>>33>>136の続き~
あまりの厳しさに思わず先行きの不安を漏らすパートナー。どう答えても

最後は、余計不安にさせてゴメン・・・と謝られることになるが、その時

主人公に異変が。めまいのような感覚とどこかで聞いた声。
なんと突然、主人公の前にサーナイトの幻が現れた。パートナー、

アブソルには見えていないようだ。
また会えた事の喜びと共に、「伝説の元になったキュウコン本人が、

この先の『ひょうせつのれいほう』で主人公を待っている」という重大事実を

伝え、サーナイトはまた消えていった。

「ひょうせつのれいほう」入り口にて、事情をパートナーに話す。

パートナーは何にせよこれでやっと主人公の無実が証明できるね、と

前向きだが、まだ不安が顔に残る主人公。それを見てまた励ましてくれる

パートナー。一行は、長い逃避行の末ついに見えた終着点、ひょうせつの

れいほうへと進む。その奥地は大量のがんめんポケモン、オニゴーリの巣

であり、粉雪や凍える風を吹き散らして一行を排除しようとするが、3羽の

伝説鳥を退けるほどに成長した一行は、それさえも潜り抜け遂にれいほう

の山頂に辿り着いた。ここで行き止まりのようだが・・・
・・・背後から声がした。チームFLBも追いついて来たのだ!

「決着をつけよう」と襲ってくるFLB。遂に戦火を交える。
しかしどこからともなく現れたキュウコンが割って入り戦いを止める。

古えの伝説上のポケモン張本人の実在に多少なり驚きを隠せないFLBの

面々。だがすぐ気を取り直してまくし立てるフーディン。
「教えてくれキュウコン!伝説に出てきた人間が誰なのかを!

 答えによっては、ワシはコイツを倒さねばならん!」
キュウコン「伝説がどう伝えられたかは知らないが、尻尾に触れた愚かな

人間をサーナイトが庇い、人間はその場から逃げ出し、後にポケモンとして

転生した・・・そこまでは事実だ。そして、転生したポケモンは今もなお、

生きている」 「主人公よ・・・・・・・・・・・安心しろ、だがソレはおまえではない。」

思わず聞き返すパートナー。

キ「主人公は伝説に出てくる人間ではない、そう言ったのだ。」
無実の証明に、力が抜けて震えがとまらないパートナー。深呼吸の後、

ただ主人公に飛びつき、全身全霊で無実を喜び合った。

キ「それともう1つ。確かに私は世界のバランスの崩れを予言したが、

人間がポケモン化したことと、バランス崩壊は関係していない。災害の

原因は、また別のところにあるのだ。」
パ「やいお前達!違ったじゃないか! さんざん疑っといてさあ!」

ただ平謝りのフーディン、ゲンガーの口車に乗せられたことを認める

バンギラス、こんなコトじゃないかと思ってたぜ~ハハハと調子のいい

リザードン。 どうだか全く・・・とまだ怒り気味のパートナーだが、ここで

新たな疑問発生。
「あれ? 伝説上の人間は主人公じゃないのは分かったけど、じゃあ

主人公はなんでポケモンになったのさ?」
疑問に口を挟むように、唐突に大きな地震が発生する。エアームドの

誤解の元、主人公の夢の中での揺れの正体だ。
キ「地殻変動、ますます災害が進んだ影響だ。そしてこの影響で、

地底深く眠っていた大地の化神、グラードンが復活する!」
グラードンの名に反応するフーディンとバンギラス。知らないパートナーが

訊き、フーディンが解説してくれる。神話の世界に出る伝説ポケモンで、

その昔、大陸を創造した主。カイオーガとの死闘の末、休眠に就いたらしい

のだが・・・そんなのが暴れたら災害以上に大変なことに、と警告する

キュウコン。FLBはすぐさまグラードンを止めに行くのを決定。
パートナーも行くというが、FLBが止める。「グラードンは今までの

ポケモンとレベルが違う」「お前らは旅で疲れたろうし、帰ってゆっくり

羽を伸ばしておけ」「安心しろ、ゴールドランクは伊達じゃねぇ。」

こうしてFLBは休む間もなく次なる旅へ。そこまで言われてしまうと、FLBの

好意に甘えるしかなくなった一行。結局ポケモン広場に帰還することになった。

その頃、ポケモン広場ではイジワルズのゲンガー・アーボが、

「主人公討伐される」の報告を待っているところだった。
さらに広場に残っていた住人のハスブレロ・ブルー・キャタピー・ダーテング

らに「お前ら何故行かないよ?」とけしかける。
あんな遠くまで逃げられちゃ追えないよ、それよりそこまで言うなら

お前らが追えよ、と突っ込むが、
「オレ達は討伐の報告を受ける役だからいいのサケケケッ!!」

「・・・ちっ! 勝手に決め付けてやがる」
そこにイジワルズのチャーレムが駆け込んできた。「大変よ!

主人公達が、主人公達が・・・『ケケッ!ついにくたばったk』

ちが~う! 帰ってきたのよ!」

 

201 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/11(金)11:06:25ID:c14hgA+m

>>139続き
久々に帰ってきたポケモン広場を見て、懐かしさをかみしめる主人公と

パートナー。広場の真ん中にいたゲンガーを見つけたパートナーは、

ゲンガーを厳しく追求しだす。
パ「お前の言うことデタラメだったじゃないか! キュウコン本人から

主人公は伝説に出てくる人間じゃない、ってことを確認できたから、

あらためてここに帰ってきたんだ」
ウゲゲッ! ひるむゲンガー。だがこちらも狡猾、

ゲ「そこまで言うなら、その会話の証拠を見せてみろよ。」
パ「証拠は・・・無いけど・・・」 ゲ「ケケッ! しょうこがなくちゃ、

しょうがない!」 証拠不十分を傘にして、住人に主人公らを取り押さえる

ように、とまた煽るゲンガー。 だが、今度は誰一人その場を動かない。

 キャタピー「・・・僕は元々、主人公さんを信じてたんだ!

 お前なんかに騙されるもんか!」
 ダーテング「俺もやめだ。主人公は危険を顧みず、無償で俺の

 命を助けてくれたんだ。そんな悪いヤツとは思えん。」
 ハスブレロ「俺ももういい! 主人公を信じるぞ!」

 ブルー「そうだそうだ! 証拠が何だってんだ!」

一瞬で形勢逆転、孤立無援のイジワルズ。 郵便屋ペリッパーが

バラ撒いていった号外ビラがトドメとなった。
『~主人公 無実だった~:キュウコンに出会った主人公は、フーディンの

立ち会いの下、自分が伝説に出てきた人間ではないことを証明した。

これにより、ゲンガーの言ったことは、真っ赤なウソであることが判明した。』

ゲ「ウゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ~~~~~~ッ!!」
ハ「キサマら~~~っ!」 ダ「待てーーっ! コノヤロー! 騙しやがってー!」 

住人に追われイジワルズは逃走。
他人にした人の嫌がるコトは、めぐり巡って自らの元へ帰ってくる・・・

ありがちな格言を身をもって証明したのであった。

約束どおり帰ってきたよ、と キャタピーに語りかけるパートナー。

キ「・・・ぐすん・・・よかったです・・・」
その日はすぐに帰り、翌日から救助活動復活ということでお開き。

そして、いつもと変わらぬ平和な日々が戻ってきた。

ストーリーとは関係ないが、この後イベントを進める前に広場の住人らに

話すと、思い思いの言葉が聞ける。
主人公を襲った張本人の1人として謝罪するハスブレロ・ブルーら、

君達がそんなコトするような子じゃないとは思っていたよ、とリザードンと

似たようなことを言う店の方々、面白おかしくキュウコン伝説をペラペラと

喋ってしまい、騒ぎを大きくしてすまなかった、とションボリなナマズン

じいさん。 それにしても、口調的に子供と思われるポケモンは割と素直に

謝るのに対し、大人のポケモンは大体が「扇動にモロに乗せられ広場の

主人公に迫ってた>疑惑が晴れると一転『まあそんなコトじゃないかt(ry』」

と、リザードン方式で釈明するのが興味深い。人だろうがポケモンだろうが

オトナって汚い・・・何か釈然としない、モヤモヤとしたわだかまりのような

感情を残すイベントの幕切れであった。

そのまた翌日の夜、主人公はまた夢を見た。今やサーナイトの姿が

はっきり見える。声も聞き取れる。
主人公は問う。どうして君は僕の夢の中に現れるのか? 
サ「精霊の使いとして貴方を見守ること・・・それが今の私に与えられた役割

 だからです。私はかつてトレーナーの人間に代わって祟りを受けてしまい

 このような実体の無い存在になってしまいました。
 (主:それキュウコン伝説のことだよね? 君を見捨てて

  逃げちゃう人間なんて・・・ヒドイよね。)
 ―(笑って)はい。ヒドイ人です。イジワルしたり、騙したり、しょうがない

 ヒトです。本当に。でも私、あの人のこと恨んでなんていません。

 (主:なんで!?)・・・それは・・・ホントどうしてでしょう? 私にもよく
 分かりませんが、でも・・・ヒドイ人だけど何故か憎めないんですよね。

 ちょっと変わってるけどいい所もあるんですよ」


―『主:なんで そんなに信じてくれるの?―パ:あれ? なんでだろうね?

 よく分からないや・・・でも、最初に出会ったあの時から、何かピンと

 きてたんだ』―(パートナーと同じコト言ってるよ、サーナイト・・・)

サ「それにあの時は私、必死だったから・・・パートナーと認めたものを

 命がけでお守りする、それが私達サーナイトなのです。あの人を無事に

 護ることができた・・・それだけで私は嬉しいのです。」

サーナイトの凄まじい本能に呆然の主人公。
サ「あと、私は今のような存在になってしまっても嫌ではないんですよ。

 私は今の役割に誇りを持っていますし。 ・・・万物にはかならず役割が

 あります。私には私の、そして貴方もまた、ある役割を負ってこの世界に

 導かれたのです。」
 


230名前:ポケモン不思議のダンジョン@そろそろ終わらせるかぁ[sage]投稿日:2006/11/01(水)13:07:19ID:se8r9gKa0

主人公「え・・・? 役割って、どういうこと?」 遮るようにまたも地震発生。

サーナイトに聞く前に夢から覚めてしまう。「・・・サーナイトは知っている!

自分が何故ポケモンになったのかを」「それから、ある役割を持って、って

言ってた・・・それって一体?」

~幕間~
チームFLBがグラードンを鎮めに行くという大役をこなすことになり、

ポケモン広場に帰還した主人公らは、いつも通り各地のポケモン達から

来る小依頼をこなす生活に戻る。
ある日、基地にソーナノ&ソーナンスのコンビが訪れる。「さわぎのもり」で

マンキー達が大暴れしており安心して過ごせないので、こらしめて

ください、とのこと。伝説ポケモンさえ退けるほど成長した主人公らは、

陣取っていたマンキー3匹をあっさり倒してしまう。
基地に帰還し成功報告。ソーナノがくれたお礼はただのイガグリだったが

(ガッカリ)、そこに逆恨みしたマンキー3匹が仕返しに登場。 だがマンキー

達は主人公の手にある大好物のイガグリを見て態度が一変。パートナーが

その様子を見て「じゃあ、僕達を手伝ってくれたら、コレあげてもいいよ。」
と提案。イガグリをエサに、前々から望んでいた救助基地の改装工事を

手伝ってもらえることに。紆余屈折ありながらも、格闘タイプで力のある

マンキー達のお陰で、念願の基地改築が達成された。
~幕間終~

そんなこんなで数日が経過。突然に広場からハスブレロ登場。向こうで

何かあるらしい。広場ではダーテングが演説していた。

「フーディンらFLBが、マグマ溢れる地底に住むグラードンを鎮めに行った

が・・・まだ帰ってこない。音沙汰すら来ないのだ」FLBの身に何か起こったのか。
「そこで今回、各地から特別に呼んだ救助隊の中から

 強者を選りぬき、特別チームを編成したい。」
改めて広場を見ると、ここらで見ないポケモンや、いかにも強そうな

ポケモンでいっぱいだ。当然の如く志願しようとするパートナーだが、

ハスブレロにまだ力不足だと止められる。
結局、選ばれたのはカメックス・オクタン・ゴローニャの3匹。全員が救助隊

のリーダーを務める屈強で有名な連中で、「マグマのちてい」に生息して

いそうな野生のほのおポケモンや、地面タイプのグラードンとも相性が

良さそうだ。この3匹が行ってくれるなら申し分ない、と即決する

ダーテング。確かにこれでは、主人公ら無名チームの出る幕は無さそう。

捜索は彼らに依頼されることに。


翌日、また広場が騒がしい。急いで向かった主人公らが、ポケモン広場で

見たものは・・・無残に傷つき地に伏した、特別チーム3匹の痛々しい姿

だった。地底のダンジョンで返り討ちに遭ったらしい。

オクタン:「グラードンに会うことすら できませんでしたわ・・・」
?:「ケケケケケッ! 始めからダメなのに無茶するから こうなるんだよ!」

どのツラ下げて戻って来れたか、ゲンガー登場。単に揉め事や混乱を

煽るのが好きなのだろう。
「ケケッ! 頑張ったからといって、必ずそれが良いとは限らないのサ! 時には諦めも肝心なのだ~ ・・・アレ? 我ながら良い事言ったかな!

ケケケケケケケケッ!」
周りの救助隊も、カメックスらがやられたことで完璧に逃げ腰。タイプの

不得手を理由に俺は行きたくないの応酬。企画したダーテングも、かつて

炎弱点を理由にほのおのやまに入れなかったクチ。パートナーにまで

弱気が移っているが、こうなったら、もう答えは1つしかない!

パートナー「みんな聞いて! ボク達が行く! フーディンを助けに!」
空気一変。「誰だあいつら」「ポケモンズ?聞かないな」「ここらじゃ有名さ、

キュウコン伝説で疑惑掛けられて逃げてたっていう」「大丈夫かよ?

見た感じ弱そうだぜ?」・・・結構勝手言うなァおい
パ「確かに力不足かもしれない・・・でもボクらは救助隊だ!
  助けるポケモンがいる限り、絶対諦めたりはしない!」
気を取り直す他の救助隊一同。せっかくの混乱をまたも主人公らに止め

られたゲンガー、「アホかお前ら!? 行ってもどうせ返り討ちだぞ!」 と

必死でかき乱そうとするが、さっきまでのびていた特別チームの3匹まで

起き上がり「諦めたらそこで試合終了ですよ」発言で追い討ち。
結局みんな団結してしまい、居場所の無くなったゲンガーは捨て台詞を

残して退散していった。

その夜、地震で遮られた夢の続きを見る。 サーナイトが主人公を応援しに

夢の中に出てきたのだった。主人公はグラードンについて知っていることは

無いかと聞くが、生憎それは知らないとの答え。が「主人公の役割が少し

ずつ終わりに近づいている」という。その役割とは?

「・・・今度の冒険が終われば、お話できると思います。」


 

232名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)14:56:36ID:se8r9gKa0

翌朝、FLB捜索に「マグマのちてい」へ出発。 流石に特選隊を壊滅させる

だけはあり、地下1Fからいきなり野生のニド夫妻やら何やらが大量。

最深層に至ってはイワークとハガネールしか生息しない、大蛇の巣窟と

なっていた。何とかやり過ごし先へ進むと・・・FLBのリザードンとバンギラス

が倒れていた。グラードンにやられたらしい。喋るだけの気力は残っている

ようで、フーディンが今なお独り戦っていると教えてくれる。

加勢しに急ぐと、そこにはフーディンの姿。が、グラードンの姿が見えない。
「お主たちか、下がっておれ! この敵はかなり厄介だ・・・来るぞっ!」

「えぇ!? 何処から!」
刹那、閃光が迸る。その一撃でどこかに吹き飛ばされたのか、フーディン

の姿は無く、代わりにそこにはグラードンの巨体が・・・

パートナー:「次はボク達の番だ・・・でも タダじゃやられない!」
グラードンの力により地下にも関わらず天気は日照りと化す。

決死の攻防。 ―辛うじて勝利。
さっきの一撃で何処かへ吹き飛んでいたフーディンや、

手前で倒れていた2体が現れた。

感傷に浸る間はなく、ここを早く出たほうがよいとフーディン。グラードンが

暴れたせいでダンジョンは既に落盤が始まり不安定になっていたのだ。

くずおれたグラードンを見て心配するパートナーだが
「眠りを妨げられて我を失っていただけだ、じき目を覚ます。」とのこと。

これでも全力じゃなかったのか・・・

ポケモン広場に帰ると、既に大勢が主人公らを待ち構えていた。あの

FLBや特選チームさえ歯が立たなかったグラードンを倒し、無事救助を

成功させたとあって、お尋ね者から一転、英雄扱いに。
フーディンからも直々に「お前達のチームが一流だと認められたのだ、

胸を張れ。」半泣きのパートナー。
と、祝勝ムードの広場中にに突然、奇妙な音波が発生。皆にも聞こえて

いる。誰かの「声」のようだが―
パートナー「どこかで聞き覚えが・・・ そうだ! ネイティオだ!」

フーディン「ネイティオ! そうか! テレパシーだ!

テレパシーで皆に呼びかけているのだ!」

ネイティオ『・・・ポケモン達に告ぐ!ײ 大変だ! 空から、隕石が・・・巨大な

星が、真っ直ぐこちらに接近している! 今まで沢山の自然災害が起き、

世界のバランスがおかしくなっていたのも、この星が少しずつ接近していた

せいだったのだ・・・このままでは大地に衝突し、予知通り大変なことになる!』

フーディンが防ぐ方法はあるかと聞くと、ネイティオは語りだした。

『方法は・・・ただ一つ。遥か天空に住むという伝説のポケモン、レックウザ。

彼に頼んで星を破壊してもらうしかない。ただ、レックウザの棲家はもの

すごい上空で、誰も姿さえ見たことが無い。 私とフーディンのテレポートの

力を合わせ増幅させれば何とか行くことまではできるかもしれない。が、

雲の上の世界に何があるかは分からないしその後、帰ってこられるかも、

分からない・・・』   パートナー「だったら、ボク達が行くよ!」
「ワシも、任せられるのはお前達しかいないと思っていた、

だが本当にいいのか?」 フーディンが問う。
パートナー「危険は承知さ! 皆が平和に

暮らせるのが、ボクの一番の願いなんだ。」
決意の固さを聞き、ネイティオはフーディンとテレポート増幅の

方法について話すことに。出発は翌日。

疲れを取るため、早く寝ることに。そして主人公はまた夢を見る・・・が、

様子がおかしい。
主「うう・・・なんでこんなに苦しいんだろう・・・こんなの初めてだ」

枕元にはゲンガーがいた。
「どうだ"ゆめくい"の味は? 苦しいだろう?ケケッ! それにしても、お前も

元人間だったとは、知った時驚いたぜ。まあどうせそんな奴、ろくでなしに

決まってるがな! オレの"ゆめくい"でお前のココロを見抜いて尻尾を

掴んでやるぜ! ケケケッ!」
だがそこへ、主人公を護るかのように光の珠が接近。ゲンガー退避する。
主「苦しみが抜けていく・・・サーナイト?

聞かせてもらえるかな? 自分が何者なのかを」
やはり光の正体は実体のないサーナイトだったようだ。

「時は来ました、全てをお話しします」

サ「主人公さん、あなたはこのポケモンの世界を救うため、ポケモンに

 なったのです。私達はこの世界が危機に瀕していることを知り、ポケモン

 世界以外からも救世主となる者を探し続けていました。見つからずに半ば

 諦めかけた時、一人の人間に出会った。それがあなたです。」
主「ちょ、ちょっと待ってよ! 救世主なんて、

 自分はそんな大それたもんじゃないよ!?」



233名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)16:14:10ID:se8r9gKa0

サ「はい、初めて会った時もそうおっしゃってました。ですが必要なのは

 見せかけの力ではなく、真の勇気なのです。・・・真の勇気なんてもっと

 自信ない? それもお会いした時、そうおっしゃってました。

 ですのであなたは続けてこう言ったんです。」
《そこまで言うなら、自分が救世主にふさわしいか、見極めて欲しい。
 もしふさわしいと思ったなら、その時になって初めて教えて欲しい。》
サ「そしてあなたは無心で挑むため人間の記憶を消し、仲間と共に戦う

 ため自らポケモンとなり、この世界にやって来たというわけです。」
主「自分が、そんなことを・・・」
サ「あなたの勇気は証明されました。あなたは間違いなく世界を救う役目を
 負っています。そしてその役目も、もうすぐ終わろうとしているのです。
 ・・・そう、星の衝突を止めること。それが達成されたとき、あなたは役目を

 終え人間の世界に戻れるのです。」
主「人間に戻れる・・・! でもそれって、つまり・・・」
サ「はい、パートナーさんともお別れすることになります。パートナーさんは
 あなたを慕っているので、あなたがいなくなれば・・・悲しむでしょう。でも、
 こればかりは仕方の無いことです。出会いがあるから、別れもあるのです
 ・・・私にも、昔、大切な、かけがいのない友達がいました。でも、どこかに

 いってしまいました。いなくなるのは、寂しいです・・・・・・。 でも、いつか

 また会える。私はそう信じているんです。」

一瞬、夢の世界が揺らぐ。 サ「誰かが、夢の中を覗いていたみたいです。

夢の中に悲しい気持ちだけが残っています。泣きながら、走っていった

みたいです。 ・・・・・・もうすぐ朝です。ではまた。」 夢はそこで終わった。

朝。いつもの通りパートナーが迎えに来る。「行こう 主人公! 天空へ!」
一行はフーディン・ネイティオの待機するせいれいのおかへ。ネイティオは

元々奇行が多かったが今回も唐突に「クワーーーッ!!」とか叫んでいる。

テレポートの力を集めている所だった。そして「テレポートの結晶」が完成。

ネ:「これで天空まで飛べる。エスパーの力を集めて作ったものだ。
私と、フーディンと・・・あれ? もう一匹ゴーストタイプのポケモンが

力を貸してくれてたんだが・・・」
フーディン:「ハハハッw 恥ずかしいのだ、分かってやってくれ。

それより、もう一度聞くが・・・」
再び決意を問うフーディン。 パ:「もちろん!これで世界が平和になる

なら、ボクは命も惜しくない!それがボクの願いなんだ」

主:(そう、そしてその願いが叶った時―・・・これが最後の冒険になる)
パ:「行こう、主人公!」 テレポートの結晶で、ふたりはワープした。

雲の上に尻もち着地した一行。その眼前には、雲を貫き、天にそびえる、

高い高い雲の塔があった。これがレックウザの棲家「てんくうのとう」・・・

壮大な景色に感動しつつも、一刻の猶予もないと急いで先に進む。

主人公の切ない決意と共に、最後の冒険が幕を開けた。

雲の世界は未踏の地。だが地上では見たこともない奇妙なポケモンを

始め、雲を棲家とする飛行やゴースト、ドラゴンタイプのポケモン、時代を

取り残されたポケモン達が生息していた。血路を開き、進みに進んだ

最上階にて、声が聞こえる。?:「誰だ!我が領空を侵すものは!」
もちろんレックウザだ。パ:「実はどうしても頼みがあtt『ならん!』

本人が降臨する。 レ:「我は天空に、そなたは地上に生きる者!

定められた生き場所がある! それを侵す者は容赦せぬ!」
やっぱり分かっていただけずに戦闘開始。必死で倒すと、

倒れたと同時に大きな揺れが発生。

パ:「ここでも地震!? ・・・なワケないよね、だってここは雲の上・・・

そうか、レックウザ!上見て!」 見上げると、もうそこまで接近した星が

間近に! 揺れはその衝撃波だったようだ。

パ:「これを破壊してもらうように、ボク達あなたに頼みに来たんだ!」

レ:「そうだったのか・・・」
レ:「ならばその前に決意を聞かせてくれ。星が接近し過ぎた。ここから

 我がはかいこうせんを放てば・・・そなた達も無事では済まぬぞ!」

パ:「そんなの! はじめから承知だよ!」
レ:「よくぞ言った!  ・・・ い い 覚 悟だッ!!」 

243名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)18:05:53ID:se8r9gKa0

巨大隕石vs極太はかいこうせん。これ何てF○Ⅶ? 途轍もない
衝撃と共に辺りは光り輝き、主人公とパートナーは吹き飛ばされてしまう。

気づけば主人公は、灰色のもやがかかった世界にいた。身体は動かない。
「ここは夢・・・いや、夢じゃない。 確か星の爆発に巻き込まれて・・・

 魂のまま、さまよってるんだ・・・」 その何も無い世界に、

突如ゲンガーが現れた。
「こんなんでくたばるとは、ざまぁないな!ケケッ! そうだ、ちょうどいい。
 コイツをこのまま闇の世界に引きずり込んでやるぜ!」 引きずられる

主人公。「・・・あれ、オレとしたことが道を間違えたかな? どっちに行くか

分からなくなっちまった。 ケッ!しょうがない、ここに捨てていくとするか。

じゃあな、アバヨ。」(・・・ゲンガー?)

フーディンの呼びかけで意識を取り戻すと、そこは出発地点だった

せいれいのおか。
(・・・あの時、あの時確かに、ゲンガーが助けてくれた・・・)
広場のみんなも、パートナーも傍にいた。じきパートナーも目を覚ます。
パ:「・・・もしかして、主人公もゲンガーに?」 だが言葉を遮り皆が

次々声をかけてくる。パートナーは祝いの言葉より星がどうなったかが

気がかりだが、ネイティオが教えてくれた。
「星は完全に破壊された。すぐにではないが、じき災害も収まるだろう。」

万々歳。カメックスは祝砲代わりのハイドロポンプをハスブレロにブチ撒け

ようとし、オクタンは得意のからみつきで彼を取り押さえる。

「みんなマジかよ!?やめてくれ!」
和気藹々、楽しそうなポケモン達。 そして主人公の前に、

サーナイトの幻が現れた。
サ「どう見ても主人公さん達のおかげです、本当にありがとうございました。
世界の平和は守られました。・・・そして主人公さんの役目も終わりました。
もうすぐ人間の世界に戻ります。辛いでしょうが、皆に最後のお別れを・・・」
サーナイトの姿が消え、主人公の身体も光となって消え始める。

初めて救助したあのキャタピーが、真っ先に

主人公の異変に気づく。皆が振り向く。

―パートナー、そしてみんな、ゴメン。今日でお別れなんだ。

今まで本当にありがとう。
パ:「・・・え? お別れって、どういうこと?」
―ポケモンとしての役目が終わったんだ。人間の世界に

帰らなきゃいけない。
パ:「え? なんで? どうして? よく分かんないよ!
  別れるなんて!折角・・・友達になったのに・・・」
―そうだよ。パートナーとは、いつまでも友達だ。ずっと忘れない。
パ:「待ってよ、主人公・・・」
―会えて、本当に良かった。
パ:「ボク、主人公がいなくなったら・・・」
―ゴメン、サヨナラだ・・・・・・。

光の珠となり、宙へと浮かぶ主人公。ポケモン達皆が彼の名を呼びとめる。
その声も虚しく、せいれいのおかの夕陽を背に、夕陽に吸いこまれる様に消える光の珠。
パ:「主人公ーーーーーーーーー!!」


―悲しみと静寂に包まれたせいれいのおか。皆の目には一様に涙。
「何でなんだよ・・・」「命を助けてもらった礼も言わせぬまま、居なくなる

なんて・・・」「折角世界が救われて、さあこれからって時に、急に居なくなる

なんてよォ・・・ひどすぎるよォ・・・・・・ううっ」
ネイティオ:「いや、主人公のお陰で世界は救われたのだ。今思えば、天空

に臨む彼の様子は、まるで何かの定めを待っているかのようだった・・・」
パートナー:「・・・きっと、主人公は、ボク達を助けるためにポケモンに

なったんだ。そして星を破壊した時が、別れの時だと知っていたんだ・・・。 何で、もっと早く言ってくれなかったんだ・・・。別れると知ってたなら、

何で教えてくれなかったんだ・・・」
フーディン:「知っていても言えなかった、彼もまたお前と同じくらい

辛かったはずだ・・・・・・分かってやれ」
パートナー:「ううっ・・・主人公・・・」 

パートナーはその場に泣き崩れるしかなかった・・・

一方、天へと昇る主人公の魂。このまま何処に行くのだろう?

―ふと、誰かの声がする。
『友達が悲しんでいる・・・居なくなって初めて分かる、かけがえのない友達

が・・・もし キミも強く願うなら・・・・・・また出会うことが出来るだろう。』

(スタッフロール)
― 別れたくない・・・もっと一緒にいたい・・・

・・・かけがえのない・・・大切な友達だから・・・
夜。救助基地前で座り込むパートナーとポケモン達。その背後に、

願い叶い、実体化する光の珠が・・・ ~END~


 

249名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)19:40:48ID:se8r9gKa0

その後、世界は平和になるがまだまだ災害の余波は残っており、

主人公らは今まで行けなかった、また新たに発見されたダンジョンでも

救助活動を続ける。伝説ポケモン達も元のダンジョン奥地に舞い戻り、

辿り着ければ、力試ししてやるとばかりに、強さをより磨いたボス達と再戦

可能。上手くいけば仲間になってくれることも。また、三鳥を全て仲間に

すると海の神への道が開け「命を賭けて、かかってこい!」が聞けたり、

三犬に認められるとホウオウに遭えたり、レックウザが破壊・撃墜した

隕石に乗ってたのが実はデオキシスだったり、ミュウツーが「西の洞窟」に

いたりと、映画とか本編を見てたらニヤリな展開が幾つか。

そしてここからは、最後の最後にツンデレを見せた、ゲンガーの後日談。

ある日アーボ・チャーレムからゲンガーを見なかったかと聞かれる。何故か

彼のノリが悪くこれじゃワルさするのも当分休止だなと嘆く二人。

アーボ:「思いつめたような顔してるし。」
チャーレム:「思いつめた?いつもいやらしく笑ってるとこしか見ないよ?」
アーボ:「いや、口元あたりが微妙に違う。オレには分かる」

チャーレム:「そんなもんかねぇー」
数日後、2人が広場で話している。どうやら単身で、「ひょうせつのれいほう」

に挑んでいるという。「厳しい場所みたいだけど、どうしても

キュウコンに会いたいんだって」「会って何すんだろな?」

数日後、基地の前にそのゲンガーが立っていた。

「ケケッ! おそよう! 相変わらずお寝坊だな!」
「お前なんかに頼むのはシャクなんだが・・・お願いだ。オレをキュウコンの

所まで連れてってくれないか? 一人じゃあのダンジョンは歯が立たなくて

な・・・お願いだ!」 いつになく真剣にモノを頼むゲンガーに、思わず承諾

してしまう。 で、彼の護衛をしながられいほうを登ることに。

奥地には、逃避行以来姿の見えなかったキュウコンが戻っていた。

ゲンガーが語りだす。
ゲ:「久しぶりだなキュウコン。オレをこんな姿にしてくれやがって」
キ:「・・・タタリを受けたのはサーナイトであってお前ではない。おまえが

 その姿になったのは私のタタリではなく、おまえが逃げ出したからだ。

 人間だった自分からも、サーナイトからも。その卑怯な心が原因だ。」
ゲ:「ケッ! うるせえな!そんなことより・・・そのサーナイトの

 タタリ、解いてくれねえか?」 キ:「・・・お前が頼みごとを?」
ゲ:「オレも物を頼むなんて悔しくて鳥肌立ちそうだがな。

  断るならキサマを倒す! ・・・後ろのヤツがな!」
(!?? なマークが出る主人公率いる救助隊)
だが、タタリは自分では解けないと言うキュウコン。その力はあまりに強く、

たとえ祟った本人が倒されても残り続けるそうだ。ただし、キュウコンが

怒ったのはゲンガーの卑怯な心に対して。今のゲンガーの心の持ち方

次第では、もしかしてタタリが解けるかもしれないとのこと。
キュウコンは、サーナイトの本体が眠っているという「やみのどうくつ」への

カギとなる石を渡してくれた。
ゲ:「なんだよ、その洞窟とやらに行って石コロ置いたら解決かよ!

脅かしやがって ケケッ!」 ゲンガーらが去った後、キュウコンが独り言。
キ:「アイツめ、だいぶ変わったな。だがまだ揺れている。それに気づけばいいのだが。」

翌日、また基地にゲンガーが訪れる。「次も大変そうだが、よろしく

頼むぜ! ケケッ!」 「やみのどうくつ。そこにサーナイトの実体が

あるんだな。オレのせいでサーナイトは・・・いや、関係ないね、単なる

オレの気まぐれだ。 ケケッ!」 揺れるゲンガー。

やみのどうくつは、どくとゴーストタイプのポケモンが溢れかえる危険な

場所。ゲンガーが強力なゴースト技を喰らってしまえばもうひとたまりも

ない。ゲンガーも守らねばならないが、自身も襲い来る猛毒攻撃や何やを

かわしながらの難しい依頼だ。

最深部へ付き、石をいかにも怪しいくぼみに置くゲンガー。何も起こらない

と思ったらどこからか声が聞こえてきた。『私は闇の審判、ご心配なく、

怪しい者ではありません。』 『先ほど封印を解くカギが差し込まれました。

このタタリはサーナイトさんへのものですね? ですが、すぐに解くわけに

はいきません。あなたにその資格があるか試させてもらいます。』
ゲ:「何だ? 何か試されるのか? ボスとか出てきて戦ったりするのか?」
『いえ そんな野蛮なことはしません。質問に答え、あなたの本当の心を

見せてもらえばそれで結構です。ただし・・・』 瞬間、強い力で

ゲンガーの四肢が硬直する。「ゲゲッ!」

『質問にはそこのあなた、救助隊の方に答えて貰います。』


253名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)21:01:43ID:se8r9gKa0

ゲ:「ゲゲゲッ! 何だとーーっ! 何でコイツがオレの気持ちを
  代弁しなけりゃならんのだ? オレにやらせろーーっ!」
『ゲンガーさん、あなたの心は複雑に絡まっています。あなたは、本当の
 心を 決して見せないでしょう。(ゲ:何だとーー!) 救助隊の方、あなたは
 これからゲンガーさんの心の中に入ります。ゲンガーさんの気持ちを、

 上手く誘導してください。もし彼の本当の気持ちを引き出せなかった

 時は・・・タタリは、二度と解けないでしょう。』
ゲ:「ゲゲゲーッ! おい、オマエ! 適当なこと答えたら承知しないからなっ!」

―ゲンガーの心の中。主人公の夢の世界や、主人公の性格診断がされた

場所と似ているが・・・重苦しい。これはゲンガーの使ってきた"ゆめくい"と

同じ光景だ・・・
主人公のポケモン性格診断の時と同様、どこからか声が聞こえてくる。
『チャンスは一回だけです。』違うのは、声の主が精霊やサーナイトでなく、

「闇の審判」であるということだ。質問も気楽なモノではなく、

心をえぐる容赦ない言葉が飛ぶ。

『何故このタタリを解きたいのですか?』―「サーナイトを助けたいから」
『・・・それはウソでしょう? ゲンガーさんは昔、サーナイトさんを見捨てた

じゃないですか そんなゲンガーさんが、なぜ今さらサーナイトさんを

助けたいのですか?』―「自分を庇ってくれた」
『確かにサーナイトさんはゲンガーさんを庇いましたね、自分の身を犠牲にして。
 でも、その時ゲンガーさんはどうしたのですか?』―「見捨てて逃げ出した」
『ゲンガーさんはなぜ、サーナイトさんを見捨てたのですか?』―「後で助けようと思った」
『それで今こうしているわけですね。分かりました、質問は終わりです、

心残りはないですか?』―「はい」
(以上の会話は一例)

『ゲンガーさん、あなたがこのタタリを消す資格があるかどうか、
 今から結果を言います。タタリは・・・消すことができませんでした』
ゲ:「(震えだす)ま・・・、まっt『とても残念ですが、これでサーナイトさんのタタリは永久に』
ゲ:「待ってくれーーーーーーーーー!!」

ゲンガーがかかっていた呪縛を自力で振り切る。
ゲ:「オレに・・・オレに言わせてくれ! 確かにオレはサーナイトを見捨てて

  逃げ出した。タタリが自分にかかるのが怖かった。自分だけが助かれば

  いい・・・そう思ったんだ。 しばらくしてオレは、タタリのこともサーナイト

  のことも忘れてしまっていた。沢山の時間も過ぎた。
  でもサーナイトはオレのことを忘れていなかった。ある晩、主人公の

  夢の中でサーナイトが言ったんだ。大切な友達だし、いつかまた会える

  と信じてる、って。サーナイトはこんなオレでも思い続けてくれてた・・・」
ゲンガーの目から自然に涙がこぼれ落ちる。
ゲ:「それに引き換え、オレはなんて我がままで身勝手だったんだろう。

  サーナイトだけじゃねぇ。チーム主人公も、あんなに嫌がらせしたこの

  オレの我がままを聞いてここまで連れてきてくれたんだ。
  やっと分かった。オレに足りなかったもの、それはみんなに対しての

  "感謝の気持ち"だ・・・」

突然周囲が光る。『タタリを解くカギが開きました』。

そこにはサーナイトが倒れていた。
「成功したな、ゲンガー!」 後ろからキュウコンが入ってきた。

ゲ:「オレには何が起きたかさっぱり・・・」
キ:「私はかつてオマエの歪んだ心に怒り、呪った。だからオマエの

  足りない心が満たされれば、封印の方も解ける。サーナイトのタタリを

  解く最後のカギ・・・それが"感謝の気持ち"だったのだ」
キ:「安心しろ。サーナイトはじき目を覚ます。ただし、オマエが昔の

  パートナーだったことは、サーナイトには分からないだろう・・・」
ゲ:「いいんだ、それでも。サーナイトが戻ってきた。

  それだけで、オレは・・・」

基地へと戻った一行。
サ:「ありがとうございました。私タタリが解けたんですね。

  初めてお会いする方なのになんてお礼したらいいのか・・・

  助けていただいて本当にありがとうございました。」
ゲ:「・・・良かったな、サーナイト。  ―おい、付き合ってくれて

  本当にありがとうよ。これは礼だ。」


(貰えるのは「つうかスカーフ」。付けるとゴーストの様に

 水場も壁もすり抜けられるという優秀な逸品だ。)


ゲ:「じゃあな。」  サ:「あ、待ってください!」  ゲ:「何だよ?」
サ:「名前を・・・名前をお聞かせ願えないでしょうか?」
 


ゲ:「(笑って)ケッ! オレの名はゲンガー。よろしくな。」

サ:「(笑って)私はサーナイト。よろしくお願いします。」

~END~
 






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