フロントミッションオルタナティヴ

part21-307

part46-206~212,217,218


307 フロントミッション オルタナティブ sage 2006/02/17(金)03:32:48 ID:EOjhrcrU
■オープニング

2030年代、すでに地域統合を進める欧州(EC:ユーロコミュニティ)や
太平洋諸国(OCU:オシアナ共同連合ー日本も所属)にならい、
アフリカもまた共同国家計画を打ち出した。
だが地域の分裂状態が原因になり、紛争は絶え間なく続いていた。
2033年、中央アフリカ共同体(CA)に反発する旧政府軍部が武装蜂起、
独立政府ザインゴを名乗って周辺各地への侵攻を開始。
民兵組織しか持たないCAは、軍部のクーデターに対し満足に抵抗することもできず
各地はつぎつぎとザインゴに占領・併合されていった。
ザインゴの指導者は元陸軍大佐のザイアス・チャルマンギマ。
だが海外勢力を嫌悪しているはずの彼の背後に、なぜか欧州の陰がちらついている。

同年7月、南部アフリカ共同体(SAUS)はOCUに協力(介入)を要請、
OCUは試験段階の新型軍用車両WAW部隊を投入した。
要は、他国の紛争にかこつけて新型兵器の実践テストを開始したというわけだ。

最初に投入された部隊はわずかに一個小隊。
独立機動中隊と名付けられたこの部隊の実戦メンバーは
 隊長(主人公) OCU陸軍中尉アール・マッコイ
 マッコイの長年の戦友でもあるブルース・ブレイクウッド少尉(OCU陸軍)
 准尉待遇で参加したOCU軍事企業の技術者ダル・ファーフィー
OCUから派遣されたこの三名に、
SAUS軍からは後方支援担当のチャミリ・フィリシター准尉が合流。
同じくSAUS軍から通信経由で指揮をとる司令官イデ・サンゴール大佐の元、
クーデター制圧という名目の壮大な兵器の実用試験が始まった。

__

本編は4章に分かれ、戦闘でいい成績を出すほど紛争は早く終了します。
ただし紛争が早く解決した場合、紛争の背後にいる黒幕はわからず、
結果としてアフリカは諸外国の食い物にされ続けることになります。
逆に紛争を長引かせてしまった場合、被害も大きくなりますが、
背後で暗躍する勢力を突き止めることができ、幾分希望の残る終戦となります。

ベストエンド(4章エンド)の流れを書く予定だけど、
それより前のエンドや各章ごとの左遷エンド(作戦失敗が多い場合)も書いた方がいい?
書くなら確認のために再プレイすることになるから、少し時間かかっちゃうけど。



206 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:41:56 ID:fcaAtr7TP
【用語とか】
アフリカ共同国家計画・・・アフリカの混乱(砂漠拡大、地域紛争、難民問題)救援を名目に2030年、
                ECとOCUにより実行(詳細不明)され、一時は沈静化に向かうも今に至る。
WAW・・・ヴァンドルング・ヴァーゲン。2本の腕と2本の足を持つ働く乗り物。
ジェイドメタル社(以下、濠JM社)・・・OCUオーストラリアのWAWメーカー。世界初の戦闘用WAWを開発。
シュネッケ社(以下、独S社)・・・ECドイツのWAWメーカー。WAWを最初に開発したメーカー。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第1章
SAUS軍情報部直属部隊の名の下、初の実戦に投入されるWAW。
緒戦こそ快勝するものの、ザインゴもWAWの危険性に気付き出し戦力を増強し始める。
戦車、歩行戦車、戦闘ヘリ。そして登場するEC製WAW。
ECの独S社もWAW部隊の戦果に興味を示したか、ザインゴへ戦闘用WAWの提供を始めていたのだ。
だがそれはマッコイ達の戦闘用に設計された機体と違い、作業用WAWに火器を積んだだけのような
お粗末なものだった。戦いに勝利するためのものとは思えない、兵士の命を犠牲に実戦データを
持ち帰ろうとするかのようなECの行為に嫌悪感を感じるブレイクウッド。
しかし大国の介入の排除を理念とするザインゴがなぜECから支援を?
ECもそんなザインゴから何の見返りを得られるというのだろうか?

SAUS軍、WAW部隊がザインゴの侵攻を喰い止めている隙にCA民兵組織へ兵器供与を進め、
遂には反撃に転じ北上を開始する。

WAW同士の戦い-そのデータは着実にフィードバックされ、ザイアスが拠点とする要塞へ辿り着いた
時にはECは改良型WAWを1個小隊を繰り出すまでになっていた。だがSAUSもWAWの潜在能力に
早期注目。既にWAW乗りの育成プログラムを立ち上げており、1個小隊の戦力増強に成功していた。
その勢いを借り敵要塞を攻め落とすWAW部隊。
この戦いでザインゴ快進撃の原動力ともなっていた名の知れた傭兵団を倒すのだが、折り悪くザイアスは
戦力増強のため後方の補給基地へと出払っていた。
追撃をかけるWAW部隊。さらに1個小隊が増員され、以後独立中隊IMACと呼称される。

補給基地への道を切り開くIMAC。
ザイアスは先の要塞戦を時間稼ぎ、傭兵団を捨て駒にして補給基地に戦力を終結させていたと
見られるが、IMACの活躍により対空戦力は無力化。空爆を許しザインゴはここに掃討される。


―2034年7月―
空爆を前に補給基地から離脱するIMAC。つまり空爆直後は補給基地にSAUS軍は誰もいなかった
わけだが、その隙を突き生存していたザイアスはヘリで脱出を図っていたと思われる。が、謎の怪死を
遂げる。
そして補給基地から発見される無数のギニアナ統合体(以下、ギニアナ)製コンテナ。
ギニアナとは国家間の主導権争いに決着を見ないまま統合された西アフリカ共同連合(以下、WA)の
暫定政権をクーデーターにより打倒したギゼンガ元陸将の軍事政権であり、ECとも親しいため、
これでザインゴにEC製のWAWが供給されていたことにも説明がつく。
一方、旧暫定政権の元大統領エンコモ氏はギゼンガとは意を反する空軍少佐により助け出され
一時CAに身を寄せていたがCAの支援を受け西アフリカへ帰還。現在は西アフリカ解放戦線(以下、WALF)を
組織し反政府活動を行っている。失脚したとは言えエンコモ氏の数々の改革案は内外から高い
評価を受けており、SAUS上層部からもWA再建に無くてはならない人物と目されていた。
そしてSAUS・OCUはWAへの介入を決定。マッコイ達も否応無く戦場へと借り出される。

207 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:42:40 ID:fcaAtr7TP
第2章
海路からWA湾岸部への上陸を果たしたIMACは無事WALFと合流しギニアナ打倒を目指す。
一方ギニアナ側にもゲリラ掃討のためにと戦闘用に新設計されたEC製WAWが多数配備されていた。
加えて沿岸部ゆえの地形に苦戦するIMAC。
敵方にも言えることだが、こと砂地での走破性においてWAWは戦車に対して明らかに劣っていた。
だがあえて不利な湾岸部を行軍、進路上にある港湾施設を狙う。この作戦の目的は補給基地の
確保であるが、同時にWALFの計画する首都奪還作戦の偽装及び陽動と湾岸部に出没するという
未確認機の調査も兼ねていた。
だが港湾施設へ辿り着いた時、まさにその未確認機よる強襲を受けマッコイを庇ったファーフィーは
戦死を遂げる。反撃をものともしない未確認機にむざむざ逃走を許し入れ替わるように現われた
敵守備隊と交戦に入るIMAC。
敵はIMACを凌ぐWAW4個小隊だったが、なんとか戦いを制しファーフィーへ黙祷を捧げるのだった。
なお、未確認機の正体は機体にペイントされた部隊章からシンセミア傭兵団と推測される。東欧、中東、
北アフリカで活躍した機動兵器戦を得意とする名うての傭兵団であり、CAでも目撃されていた。

その頃、首都攻防戦に勝利したWALF。ギゼンガには軍指令本部への逃走を許してしまうものの
ギニアナ管理下の放送局を奪回。WA全土に協力を呼びかけた結果、大規模な反政府軍団が形成され
ギゼンガ包囲作戦へと進展する。
だが戦況は一進一退。このまま長引けばWALF側が不利と、IMACに軍本部への背後からの強襲
命令が下る。
しかしギゼンガの方針に不満をもっていた空軍の協力を得て状況は一転、防衛網突破は時間の問題に。
よって守備隊を蹴散らしたIMACだったが政治的配慮もあろうか、ギゼンガの身柄はエンコモ氏と
WALFで押えることになりギゼンガの篭るビルを包囲するだけに留まる。
だがそれがあだとなってシンセミア傭兵団の奇襲を受け、ギゼンガを奪われてしまうのだった。


-2034年9月-
ギゼンガ、北アフリカ国家共同体(以下UNAS)へ逃亡。これをもってギニアナ統合体は瓦解する。
エンコモ氏は民衆に大きく受け入れら再選を果たしギゼンガ政権時代の悪政を次々改革していく。
そしてUNASへギゼンガ引渡しを迫るも、逃亡直後消息を立ち未だ行方不明だという。
だがサハラ地区で軍事行動を行なっているとの情報が入り、遂にはアフリカ統合機構(以下OAC)で
取り上げられる。
(OACとはアフリカ共同化問題を協議する組織であったが、東西南北中央の区分けを一定の成果とし、
以降は共同体間の調整を行う場と化している)
かつてはUNASの発言力が強かった組織だが、このところの支援活動でSAUSの影響力が拡大。
ギゼンガがサハラ南部の都市で略奪行為を繰り返しているとの報告を受け、WAのみの問題では
ないと押し切る形で(実質WA主体の)共同体連合追討部隊の編成が決定される。

208 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:43:23 ID:fcaAtr7TP
第3章
IMAC、連合追討部隊に編成されギゼンガの捜索と残存兵力の排除のためUNASへ飛ぶ。
その頃にはSAUS軍情報部のシンセミア傭兵団の調査も終了する。結果、彼らの雇用主・出資者に
ヨーロッパ系企業の関係者を多数確認。ECに雇われてる可能性を考慮すると、ECと深い繋がりを
持つUNASの関与も疑わしくなってくるのだが、EC自体にはハッキリした動きは無く推測の域を出ない
のだった。

空路からギゼンガが潜むという峡谷地帯へ先鋒を切って飛び込むIMAC。
OCUから新型WAWが廻ってきていたのだが、ギゼンガ方にも更なる新型WAWが配備されていた。
それでも敵部隊を制圧すると情報部より連絡が入り、状況が180度変わったことを知らされる。
ギゼンガの軍事行動はまったくのガセネタだったのだ。大義名分を失った今、これはもはやUNASへの
侵略でしかなかった。
侵略者はWA-この絵図を書いたのはUNASか?ECか?
だがそれをエサと知って喰わせたのはOCUだ。彼らの裏工作により戦争が始まる。
―戦争は商売の種。戦争好きはどこにでもいる。意味なんてなんでもいい、始まりさえすれば手伝うだけ。
OCUもECもこれを機会に影響力の拡大を図るつもりなのだ。
最前線に投げ出されたWA、そしてIMAC。
OCUは砂漠戦用に巨大なホバー兵器まで送り込んできては言外に戦えという。そう、彼らは戦うしかない。
その役割は彼等のために用意されたものなのだから・・・

サハラ砂漠を縦断してきたUNAS迎撃部隊を打ち破るIMAC。
そしてSAUS・OCU上層部からUNAS侵攻作戦の正式命令が下る。毒喰らわば皿までと、情報部は
これを利用して一連の事件の謎を追う。
この頃にはECの兵器メーカーにも活発な動きが見られだす。
ECイギリスの航空機メーカー=センダー社(以下、英C社)。そこはザーフトラ共和国(ロシア圏の
統合国家)の技術者や中小陸戦兵器メーカーを取り込んで以来、大型装脚兵器(4足歩行の戦車とか)の
開発に力を注いでいたのだが、同メーカー製と思われる新型ホバー兵器もUNASに提供され始める。

砂漠を突き進むIMAC。
後続部隊との合流ポイントして小さなオアシスを確保することに。だが地理的には重要度の低いこの
小さな町に謎の未確認機が姿を現す。黒塗りのその機体は圧倒的性能差を見せ付け、辛うじて
一撃を入れるも悠然と去っていくのだった。
そして後続部隊と合流すると、その中にはOCU日本の兵器メーカーが濠JM社他数社と開発したという
機動長々距離砲なるものが混じっていた。
見た目は3機のWAW。3分割した巨大なライフルをそれぞれ装備し前線のど真ん中に突入してドッキング、
敵地深部への一撃離脱を行なうというコンセプトらしいのだがこれの護衛を任される。これはあくまで
実戦テストであって、このテストの成否が作戦に影響を及ぼすことは無いのだが実戦を想定し重要
施設への攻撃(=最前線でのテスト)を計画したため、UNASの激しい抵抗に合い破壊されてしまう。
一方、OCU日本に負けじとECでも独S社と英C社による共同開発計画が進行していた。
WAWを超える最新鋭歩行兵器WAP=シケイダ。その開発には濠JM社も一枚噛んでいるという・・・
(WAPというのがフロントミッションシリーズ本来のロボットだそうです)

209 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:44:06 ID:fcaAtr7TP
UNAS正規軍の全面攻撃の前に防衛拠点の確保を急ぐ連合部隊のため、IMACはUNAS軍の
砂漠縦断の中継点であり、先の機動長々距離砲の目標でもあったオアシス都市を電撃的に制圧、
無事本隊との合流を果たす。
砂漠の大動脈とも言うべきこの地を制したことはUNASとの戦いが終結も近いと期待させるものだった。
だがここまでやってしまった彼らをUNASの背後に見え隠れするECが黙って見過ごすだろうか?
否、ECはついにシケイダを送り込んできたのだ。
アトラス防衛部隊-実質ECの戦闘部隊といわれる彼等により先行した主力部隊は壊滅する。
だがここで引くわけには行かない。
すでにOACはWAが主導権を取りつつあり、CA・EA(東アフリカ共同体)もそれに同調。
(EAはSAUSの積極的軍事介入に不信感を募らせた結果パートナーにWAを選択)
WAが政権を取れば必ず紛争を止める方向に動いてくれるはず。しかもここにきてUNAS内部では
EC寄りの方針に反発が高まってきているという。これは紛争終結のいい後押しになるが、それを良しと
しないECのシケイダ投入はもはや武力による脅しである。ECが華々しく勝利すればUNAS領各国も
再びECへ追従してしまうだろう。アフリカの未来を守るためIMACはシケイダに立ち向かう。

シケイダ-その姿はオアシスで見たあの黒い機体と同じものだった。
アトラス隊のシケイダは確かに強かった、だがそれでもその性能は黒いシケイダには及ばない。
それは何を意味するのか?
IMAC、アトラス隊を撃破しアフリカからECの影響力を排除する。


―2035年1月―
ECの支援を受けたUNAS対WA・SAUSの全面戦争の構図はUNAS統合議会議長とWAエンコモ
大統領との直接対話により最悪の事態は回避される。
だが過剰なまでのWAW供給、消えたシンセミア、黒いシケイダと様々な謎が残る。問題が解決する
まではとIMACはUNASに駐留を命じれれるのだった。
なお、その後の調査で過度の脱水症状により砂漠で死亡したギゼンガが発見される。

210 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:44:52 ID:fcaAtr7TP
第4章
アフリカに平和が戻る。少なくとも表面上は。
そんな折、WAW偵察部隊が空港を占拠した所属不明のWAW部隊と交戦中との報が入る。武装の
劣る偵察型に対し敵は強化型WAW。ECが撤退した今、何故そんなものが存在するのか?
その謎を明かすためIMACに出動命令が下る。

SAUS軍情報部、偵察部隊の持ち帰った情報をもとに過去の情報を洗い直す。
そこでギニアナ紛争時に制圧した港湾施設が浮かび上がる。判明する事実が少なくIMACには説明
されてなかったが、少し前に隠しドックが発見されていたのだ。係留されていたのはザーフトラ製原潜空母。
艦内はもぬけの殻だったがクレーン等の状況から何か大きな荷を降ろした跡が窺えた。
さらにザーフトラ現地の調査から最近になって技術者十数人の失踪、原潜の横流し等が判明。
取引に関わった男を追った結果サリシャガンライフルの名へと辿り着く。それが何かは分からないが、
かつてサリシャガンという兵器実験場があったという。ではそこで作られたものなのだろうか?
詳細は依然不明ながらまとめると、発見された原潜はザーフトラの技術者と共に消えたもの、積み荷は
サリシャガンライフルということになる。その目的は一体?
その答えを求め隠しドックから続く地下通路へ偵察部隊を送り込むも程なくして連絡は途絶える。
IMAC、シケイダにも匹敵するという新型WAWに乗り地下へと侵入する。

港湾施設の地下で発見されるWAW生産ライン。
それもかなり大規模なものだ。今まで倒して来たWAWの何体かはここで作られたものなのだろうか?
迎撃部隊を排し工場を制圧するIMAC。そこで働いていたのは軍人、傭兵、科学者、そして大量の
民間人だった。
地下工場と今も続く拡張工事の労働力。人手はいくらあっても足りない。それを地上にあふれる難民で
補っていたのだ。しかも彼らが最低限の生活保障と引き換えに支払らわされたものは労働力だけでは
なかった。地下工場の秘密を守るため彼らの体には地上に出ると爆発する小型カプセルが埋め
込まれていた。
彼らを管理するのはECに派遣された特殊部隊。そのリーダーの名はゼルマン。
任務外の特殊部隊訓練官として有名な男である。実戦でも相当な腕前だったろうが、噂では任務中
両足を失いったという。

工場のさらに奥へと進むIMAC。
敵機のコンピューターから抜き出した経路図によると地下人工湖計画の水路と合流していた。
戦車の走行にも耐える専用路を併せ持つ地下水路網。その背景から一つの仮説を立てる。
OCNやUSN(南北アメリカの統合国家)の出現に焦りを感じたECが資源確保に走ったのが全ての
始まりだったのではないかと。
アフリカ再建計画としての地下人工湖。それは各国からの援助でアフリカに前線基地を造る名案である。
もちろんアフリカ主導の形にすべく既に関係の強い北アフリカを動かしOACを作らせる。対テロ部隊も
手勢を送り込むいい口実だ。そしてアフリカに散らばる傭兵とも繋がりの深いゼルマンの登用。
当初はECの思惑通り地下通路経由の支援で支配を広めていったのであろうが、戦闘用WAWの登場が
歯車を狂わせる。
その有用性にいち早く気付いたゼルマンは、ECがコストを下げ支援を隠すために置いたこの工場に
立ち、大量生産した戦闘用WAWを闇で売りさばくことを思いついた。
両足を失った哀れな老兵。その非合法性から数々の功績も日の目を見ることは無く、何の栄誉も
得られない。むしろ命を狙う敵さえ現われる。
アフリカ産の闇兵器市場の王様-彼はECの使い捨ての手先より地下の栄誉を選んだのではないか?
アフリカ大陸をぶち抜く史上最大規模の地下運河と改良を加えた強化型シケイダ。しかも本家より
安いときている。原潜はさしずめ彼らの営業車であろう。

211 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:45:36 ID:fcaAtr7TP
敵防衛部隊を突破し、ついにゼルマンと合間見えるIMAC。
シンセミアの妨害により取り逃がしてしまうがこの戦いで遂にシンセミアを討ち果たす。
急ぎゼルマンの後を追うと地上へ繋がるリフトにぶつかり、再び地上へと戻る。
すると地下ゆえに途絶えていた情報部との通信が回復、非常事態の発生を告げられ一路ベースへと
帰還する。

情報部の説明によるとIMACが地下で戦っている間に、敵部隊が出現したという。
敵は黒いシケイダ部隊と巨大な2機の装脚式機動砲。(IMACと同型の)WAW部隊を迎撃に向かわせたが
機動砲の粒子ビームの餌食となり数瞬で壊滅する。サリシャガンライフルとはこの兵器のことであろう。
出力の関係上、その威力は強めの通常兵器という程度なのだが問題はその射線が交点をなしたとき
パルス照射されたビームの干渉でプラズマが生じ超高熱を発生させる点だ。
制御が難しく実用化は見送られたが過去に大国が研究を行なった例があり、それぞれの国からサルベージ、
2つの情報から実現したのであろうと推測される。
さらに問題はそれだけではない。最寄りの陸軍基地地下シェルターにて和平会談が行なわれていたのだ。
ゼルマン襲撃を予見していたのであろうか、地下シェルターでの会談はUNAS議長の希望であったが
それが裏目に出る。プラズマはシェルターの障壁すら透過してしまうのだ。今からでは脱出も間に合わない。
IMAC、有効射程距離に入る前に機動砲を迎撃すべく出撃する。
ただし条件がひとつ。機動砲の破壊は許されず、停止状態に留めよとOCUから厳命が下る。

黒いシケイダ部隊を撃破し、主砲部分を避けつつ機動砲に攻撃を加えていくIMAC。
機動砲自体は中破に留まるが操縦席は吹き飛びゼルマンここに死す。
だが一度は停止したかに見えたゼルマン機が再び動き出す。戦闘補助システムがメインシステムを
乗っ取り、隠されていたWAWの上半身を起こして主砲を引きずり出す。まるで意志ある生物の様に
挙動する機動砲。だが作り物の機械に戦闘継続以外の目的などあるはずも無く・・・
「これか・・・こんなものを欲しがっているっていうのか!?」
マッコイ、OCUの命令を無視し機動砲を破壊する。
命令違反を犯したマッコイだったが報告書にはこの戦いでマッコイは戦死。その際、主兵装の暴発
により機動砲の主機能は破壊されると記載されるのみであった。


-2035年4月-
エンコモ大統領の主導のもとアフリカ大陸再建・改革計画が実施される。
諸外国の思惑に左右されない真の国家作りの始まりである。
再建への支持が集まる中、SAUSの親OCU派は失脚。
すでに協力体制に入っていたWA、CA、EAに急速に接近していくこととなる。

-2035年5月-
共同国家宣言出される。
しかしこの宣言は多くの犠牲の上に成り立っているのを忘れてはならない。

-後日談-
情報部サンゴール大佐のつてでWAに脱出したマッコイ。
(エンコモ大統領を救出した)空軍少佐のもとでアフリカを食い物にしようとする勢力をばったばったと
なぎ倒し、落ち着いた頃リアルマッコイ(本物の男的意味合い)の異名を残し姿を消す。


おわり。

212 :フロントミッションオルタナティブの続き:2009/06/12(金) 01:46:47 ID:fcaAtr7TP
以上です。
ゲームはマルチエンディングなのでその一例。たぶんこれが前に書いてた人のいうベストエンドかと。
でも個人的には紛争長引いたけど希望に満ちたエンディングといってもいいんじゃないかと思う。

それからストーリーの都合で書かなかったけどシンセミア傭兵団について少し
1章で脱出しようとしてたザイアス殺したのはシンセミアです。
2章でシンセミアにIMACの一人が殺されるんだけど、急に引きあげたのはECがIMACの機体に興味持ってるって通信が
 入ったから。
3章で砂漠で死んでたギゼンガはSAUS的にはシンセミアが殺したことになってます。でも殺されるシーンは描かれて
 ないしプレイした感じでは(誰かに殺されると知ってて)脱出を手伝った程度って感じでした。
 ザイアスもギゼンガも殺された理由はハッキリしない。単なる口封じ?

で、殺されたIMACの人ですけど濠JM社から出向してきた民間人でして、実はIMACはOCU勢とSAUS勢で軍事介入に対する
温度差があって、WAやUNASに行くときOCU勢は任務と割り切ってましたがSAUS勢は不満をあらわにしてました。
そりゃまぁ、生き死に直結する問題ですからね。
実際WAで一人死ぬわけですが、SAUS勢が不満言うと「あいつだって恐かったのに・・・」と(ブレイクウッドが)
民間人の事引き合いにして部隊をまとめます。そのためにでてきたかと考えるとちょっとカワイソす。


あとアフリカの地名挙げられてもピンと来ないだろうとその辺カットしたけど地図帳開いてみたんでちょっと捕捉。

    □■□□            ←アトラスサハリン山脈
   □□□□□□□□□
  □□□□■□□□□□      ←トーア山
 □□□□□□□□□□□
 □□□□□□□■□□□□    ←チャド
  □□□■□□□□□□□□□ ←ラゴス
        □□□□□□□□
         □□□■□□□   ←キサンガニ
          □□□□□□
          □□□□□□
          □□□□□
          □□□□□
           □□□□
           □□□

この時代、各共同体・加盟国の国境や存続がどうなってるのかは分かんないけど、
1章で最重要防衛拠点・経済の要の都市キサンガニ(現コンゴ民主共和国)に対し包囲作戦を敷いてくるザインゴを
 IMACが各個撃破、その間にCAに武器供与して反撃開始。最終的には現チャドまでいったみたい。
2章では現ナイジェリアに上陸。海岸沿いにラゴス(ナイジェリアの昔の首都)まで西進。
 ちなみにWAの首都は現ナイジェリアの首都アブジャ。
3章では現アルジェリアのトーア山あたりに降り立つ。(上から4段目くらいまでサハラ砂漠)
 その後の進路はよくわかんないけどアトラス山脈(アトラス隊の名前の由来?)あたりにUNASの首都でもあって
 その辺目指してたんじゃないかと(場所的に現アルジェリアの首都アルジェとか)
4章ではラゴスの手前、レキ湖(ラグーンっていう湾みたいな感じの地形?)の港湾施設へ。
 地下から何処に出たかは分かんない。

217 :ゲーム好き名無しさん:2009/06/12(金) 20:42:36 ID:aTuJHQIV0
フロントミッションオルタナティブ乙。

>>212
>2章でシンセミアにIMACの一人が殺される
ファーフィー(男)のことか…マッコイ(男)に惚れてるけど言い出せずにいて
最後は愛する男の盾になって死んでいったファーフィー(男)のことかー!
ちなみに、この出来事の後でマッコイ(男)はバックアップ担当のチャミリ(元男)と隊員のブルース(男)に
「どうして彼の気持ちに気付いてあげなかったんだ」と責められる。
無茶言うなっつうかノンケに何を期待しているんだこいつらは。

まったくの余談だけど、フロントミッション2ndでも隊員のミッキー(男)が
主人公のアッシュ(男)に惚れていて、
エンディングで告白して玉砕する(さすがに告白シーンはなかったけど)。

218 :ゲーム好き名無しさん:2009/06/12(金) 21:45:32 ID:NfMRU5tR0
>>217
エンディングだっけ?
後半のどこかでも告白っぽいことをしていた気もするんだが






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