超執刀 カドゥケウス
part21-672~699


672 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:38:14ID:Aq578Q6r
どうにかゲームもクリアし、
文章もつたないけどまとめることができたので投下。
ちょっと細かいところまで書いてるので
結構長文…まとめ上手じゃなくてすまない。

登場人物
月森考介:北崎病院に勤務する新米医師。ヘタレ。眼鏡。
沓掛真一:月森の指導医であり外科医局長。苗字はくつかけと読む。頭部が心配。
古村百恵:月森の前任の手術助手。いい人妻。
利根川アンジュ:古村の後続で出てきた優秀な手術助手。いいツンデレ。

*1章 外科医、月森孝介

2018年、首都圏近郊にあるT県千羽市。
北里病院に所属する月森は研修医気分の抜けない新人医師。
院長であり月森の指導医である沓掛真一(くつかけしんいち)や
ベテラン手術助手である古村百恵にからかわれながらも
順調にガラス片や腫瘍摘出などの手術をこなしていく。

ある日、古村が夫の都合で北里病院を退職。
かわりに後続の手術助手の利根川アンジュが2画面ぶち抜きで登場。
後のツンデレヒロインである。

その後もポリーブなどの手術をこなす月森。
だが、ある手術で自分の実力を過信、アンジュの警告を無視し、
患者より他院の医師との会談を優先させた月森。
結果、患者の容態が悪化。その後なんとか安定したが
アンジュに医師として資格はないと言われてしまう。


673 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:40:10 ID:Aq578Q6r
月森の心にアンジュの言葉が深く突き刺さっていた。
傷心に更ける月森に交差点で大事故が起きたことを
通行人の話を立ち聞きして知る。

そして月森はあることに気付く。
今、北里病院には医師がいない。

急いで北里病院に駆け込む月森。
パニックを引き起こしていたアンジュを落ち着かせ手術を開始。
患者は子供の男児、すでに心肺停止していたが心臓マッサージでどうにか息を吹き返す。
そして外皮の治療を完了させるが心拍数は安定しない。
胸部を切開するとそこには

…心臓に深く突き刺さる大量のガラス片。

どうみても死んでます、本当に(ry
というわけにもいかない。
(実際これからもそのような場面にでくわすし)
月森は手術を続行、全てのガラス片を摘出する。

これで手術も完了

と思った瞬間、心臓に大きな亀裂が走る。
絶望。アンジュの心にその言葉がよぎった。
しかし、月森は患者を死なせたくないという一心で
とてつもない速さで亀裂の縫合を完了させた。

月森は前の手術の件について謝り、
アンジュ誇れる外科医になることを誓う。
そして最初は月森を認めなかったアンジュもこの件で
月森を医者として認めた


674 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:41:41 ID:Aq578Q6r
すまん、修正。
北里→北崎だった。

登場人物
北崎威一郎:北崎病院の委員長。月森と同じ超執刀の力を持つがある手術の時以来、
      メスを手にとっていない。北里柴三郎の転生体(嘘)
大賀沙代子:謎の症状に見舞われ、北崎病院に運ばれてきた患者。
      自傷行為にはしっていた娘っこ。

*2章・神の手

あれから数日、月森は前回の手術のことを考えていた。
月森の目には時間がゆっくりと流れるように見えていたのだ。
あのとき自分に何が起こったのか考える月森、
しかし患者が運ばれてきたことによって、それは中断される。

今度の患者は血管に溜まった血栓による栓塞を起こしていた。
上手く老廃物を摘出する月森だが、血栓の流れる速度が上がり苦戦。
だが、月森は再びあの力を発揮し、手早い速さで血栓を摘出する。

またもその様子に驚くアンジュ。
沓掛は手術の記録を録ったビデオを北崎院長に見せる。

北崎は月森を自分の部屋に呼び、
月森が「超執刀」の力を持っていることを伝えた。
同時に今すぐ「超執刀」を捨てるように警告する。

意気消沈する月森。
沓掛は月森に北崎も超執刀の力を持っていることを伝える。
北崎は自分と同じように月森に命の重みにつぶされてはいけないと願っていた。

そして沓掛は月森に言う。

「その力を、完全にお前のものにしなくてはならん。」


675 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:43:08 ID:Aq578Q6r
月森は超執刀をモノにするためにイメージトレーニングを重ねる。
昔、死んだ父から教えてくれたまじないを思い出しながら。

※ ゲーム内では星型を画面内に描いて発動。人の字を描いて飲み込むのと同じ原理

そして手術当日、動脈瘤の患者の手術を開始する月森。
途中で動脈瘤が大量発生するが超執刀を発動させ、ことなきを得る。
月森は完璧に超執刀の力を使いこなすことができるようになった。
沓掛に褒められる月森。
しかし、月森は手術後に意識を失い倒れてしまう。

病院のベッドで目が覚める月森。
なんと月森は3日間眠ったままだという。
沓掛は超執刀の使用を制限する。

そして超執刀の力に頼らず、
自分自身の技術を磨くことに集中しろと伝えられる。


676 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:44:01 ID:Aq578Q6r
ある日、いつものように患者が北崎病院に運ばれてくる。

今すぐ、手術を開始する月森。
胸部を開くとなんと肺にありもしない裂傷が多数あった。
なぜ、外傷もないのに裂傷が…
そのことを疑問に思いながら順調に縫合を済ませる月森。
手術後、患者には自傷癖があることに関して考え始める。

患者と面会する月森
どうして私を死なせなかったのと月森に問い詰める患者・大賀沙代子。
少女が負った傷は内面にも大きく広がっていた。
月森は彼女に幼少時、自分が可愛がっていた猫が死んだ話を聞かせる。

当時、猫が死んだ理由が自分にあると思っていたこと。
考えていた月森は母親の前でこう言ったこと。

『ボクは悪い子だから死んじゃいたい』

それを聞いた母親が泣きながら月森をひっぱたき
「一生懸命生きてきた自分に失礼だ」
と言ってくれたこと。


それを聞いた彼女は生きる気持ちを取り戻す。
そして病室を出る月森にぽつりと感謝の気持ちを口にした。


677 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:45:11 ID:Aq578Q6r
その後、大賀沙代子の両親が訪れ
進学や家庭の事情でこじれていたらしいが
仲直りをしたことを確認。
その様子に安泰するアンジュと月森。

最近、腕利きのプロがいるらしい
それも安楽死の…
通称ドクター・デスという。


ある日、謎の裂傷を起こしていた大賀沙代子に関して、
検査室から奇妙なレポートが出ていた。
血中からシプロヒスシンと呼ばれる物質が通常の24倍で検出されたのだ。
シプロヒスシンの副作用は頭痛、情緒不安定…。
彼女が自殺を願っていた原因はそこにあった、が
それだけが原因とは考えにくい。

そして容態が悪化。
沙代子は苦しみながら月森に助けを求める。

「先生…助けて…わたし、生きたいよ…!」


678 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:45:56 ID:Aq578Q6r
月森は再び、患者・大賀沙代子の手術を開始した。
胸部を開く月森。
そこにはまたも謎の裂傷。
なぜ、また裂傷が…傷を再び縫合する月森。
これで手術は完了、沓掛が
月森の目の前で肺に裂傷ができる。

中に何かいる。

エコーで謎の生命体がいることを確認した月森たちは
メスで生命体を内臓の外から出し、
アンジュのアドバイスによるレーザー焼却で消滅させる。

裂傷の原因はこの生命体にあった。
沓掛とアンジュから漏れる生命体の名前らしき単語、

ギルス

手術後、沓掛は今回の手術を内密にすることにした。


679 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:46:42 ID:Aq578Q6r
次の日、北崎に呼び出される月森。
そして、沓掛と北崎から自分が医療の最先端を誇るといわれる
医療機関カドゥケウスから勧誘されていることを伝えられる。
自分がそんなところに行くのは…と遠慮がちな月森。
北崎も月森がそこにいくのはふさわしくないと考えているようだ。
患者と直接向かい合える現場がお前にこそふさわしいのではないかと…


そしてギルス患者、大賀沙代子が入院して間もなく届いた差出人不明の手紙を見せられる。
これはギルスが人為的要因で発生している。一種のテロ行為ということを現わしていた。

『日曜日(キリアキ)に。
 彼らは死を待っているが、死は来ない。
 地に埋もれた宝にもまさって、死を捜し求めているのに』


680 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:48:09 ID:Aq578Q6r
それから月森は様々な手術をこなしながら
自分がカドゥケウスに行くべきか迷っていた。

今度の患者は心臓に病を持つ幼女。
この手術も月森はなんなくこなし、患者の両親を安心させる。
その一方で月森は自分の父が亡くなったことを思い出した。

あのころ、どこの誰にも治せなかった父の病気。
今では治せるようになった心臓の病。
そして月森は自分が医師になりたかった理由を思い出した。

月森はカドゥケウスに行く意思を北崎に伝える。
病気で苦しむ人を助けたい、その理由をもって


681 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:50:49 ID:Aq578Q6r
登場人物
沓掛宗二:沓掛真一の双子の弟。ドッペル。こちらも頭部が危ない。
     見分けがつかないので普通に沓掛弟と呼びたい。
明神さやか:麻酔医のお姐さん。鉄の女。元警察鑑識。
      沓掛兄との交流があった。姐さん可愛いよ姐さん。
佐倉東吾:月森の医学部時代の同期。安楽死専門。妹思いの兄ちゃん。
     最初黒幕かとオモタ。
新垣修也:病理研究室長。カドゥケウスの頭脳といわれる。
     男だがツンデレ。
佐倉りん:佐倉東吾の妹。デフテラに感染している。
     幼女!幼女!
宝生卓而:ベテラン医師。影が薄いがカドゥケウスのトップ3。
     ゲームオーバー時によく駆け込んでくるおっさん。
日比谷克己:厚生労働大臣。日本カドゥケウス理事も兼務。
      見た目が温厚そうな某神の国発言に似た人。

ルイス・ウィラー:北米カドゥケウス代表。軍人でもある。階級は少佐。
         月森をアフリカに連れ出す。

第3章 カドゥケウス

今日は月森がカドゥケウス初入局の日。
アンジュも月森に連れ添い入局。
沓掛真一の双子の弟、沓掛宗二のそっくり具合に驚いたり
厚生労働大臣であり日比谷克己に声をかけられたり、
カドゥケウスの局員の面々と対面したり
一日書類を書いたりと大忙し。

その夜、仕事も終り廊下を歩くアンジュと月森。
そこで月森の医学部時代の同期である佐倉と会う。
再会を喜び合う月森と佐倉。
だが佐倉が月森に気付く前に誰かとの電話で出てきた「塩化カリウム」の言葉に
動物実験もやってるのかと疑問を感じる月森。

明らかに怪しい佐倉。


682 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:52:03 ID:Aq578Q6r
次の日、沓掛弟にギルスの手術を頼まれる月森。
それは月森が最初に遭遇した大賀沙代子と同じ症状の患者だった。

一度こなした手術。患者の容態をいたわりながら
ギルスの処置をなんなくこなす月森。
手術も成功し、この件でカドゥケウスの面々にも認めらた。

※キリアキ:
ギリシャ語で日曜日。通称「荒れ狂う暴凶の刃」、
名前の印象どおり、内臓を引き裂いていく
見た目が白魚。子供と親の2種類がある。


683 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:52:43 ID:Aq578Q6r
ある日、佐倉を尋ねて部屋に来た月森。
机の上に論文が置いてあるのを見つける。
…オランダのユトレヒト、ユーサネイジア。
それは安楽死に関するものばかりだった。
さらに傍にある手紙には夫の安楽死を感謝する内容のもの。
それをみて確信する月森。
直後、帰ってきた佐倉に論文を見られたことを感づかれ、
そのまま月森は佐倉にあるところに連れられる。

※ユーサネイジア=安楽死
ttp://www2.cc22.ne.jp/~k-aoki/anrakushi.html
↑塩化カリウムはこれに載っていることに関係していたと思う。

※オランダは一部の安楽死を合法的に認めており、
 さらにユトレヒトの大学医学センターで安楽死の研究がされていた
ttp://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030730305.html


684 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:53:25ID:Aq578Q6r
佐倉に連れられてきたところはある病棟。
そこには佐倉の妹、りんが入院していた。
カドゥケウスに入院している。
つまり、りんはギルス患者。

佐倉はりんを治すためにカドゥケウスに入ったのである。
また佐倉は昔、自分の指導医がガンで死去したことにより
安楽死のことについて研究をしていたことについて語る。
佐倉は自分のしてきたことの罪を背負う覚悟でドクター・デスであり続けたのである。

ある日、りんの容態が急変。
今までりんの担当をしていた宝生もお手上げ。
佐倉は安楽死させようと考えるが
月森はそれをやめさせようと自分が手術をするという。
りんも自分の意思で嘆願したこともあり
手術は月森の手によって開始される。

デフテラの習性に容態が安定しないことも多少あったが
超執刀を駆使し手術は無事に成功する。

その後、月森は佐倉に安楽死についての論文を提出することをお願いする。
佐倉のやってきたことは罪になることかもしれない、
だが佐倉の人の死について、苦痛について対等に向き合うか、
その思いと考えを必要としている患者や家族がいるからである。

※デフテラ:
ギリシャ語で月曜日。通称「生みはいずる腫瘍」、
動く腫瘍。自分の遺伝子を転写し腫瘍を生み出している。
2種類あり、同色同士がくっつきあうと腫瘍を残す。
違う色のデフテラが合体すると互いにケンカしあうことも。


685 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:54:44 ID:Aq578Q6r
ある日、千羽市で開かれるカドゥケウスの国際会議に
明神さやかとともに日本カドゥケウスの代表として参加する月森。
そして北米カドゥケウス代表ルイス・ウィラーの報告により
医療テロ集団によってアフリカの1つの村が実験場にされたこと、
そして彼らの組織名が判明したことを伝える。

デルフォイ…ギリシャの神託所という意味を持っている。
その組織名にカルト思考のようなものを感じる一同。

会議終了後、月森が帰ろうとしたとき
突然停電が起こる。
シャッターが降り、出入り口も封鎖されてしまう。

そして会議室内にアナウンスが響く。

『・・・あなたたちは皆、偽りの薬を塗る役に立たない医者だ。
 どうか黙ってくれ。黙ることがあなたたちの知恵を示す。』

その直後、時限爆弾を発見する代表達。
つまり黙る=全員氏ね。

混乱する会議室内。
しかし、さやかは冷静に月森に爆弾の解体の指示を促す。
患者は時限爆弾。まさに最悪の患者である。

順調に解体を進める月森、
しかしあと一歩のところでインナートラップにかかってしまう。
早く赤いコードを切らなければ爆発する。
月森は手術のときと同じように超執刀を発動。
どうにか爆弾を爆発させずにすんだ。

その様子を見た北米代表、ルイス・ウィラーは呟く

「フム…アフリカ行きの適任がみつかったようだな」


686 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:55:17 ID:Aq578Q6r
カドゥケウスの要請により
アフリカに向かう月森とアンジュ。
目的地はアフリカの実験場にされた村。
そこにデルフォイの研究施設があるらしい。

その途中、月森が飛行機酔いに苦しんだり、
乱気流の中で患者の手術を行ったりとお約束の展開にもなるが
どうにかアフリカに到着し、ルイスと合流する。
村を探すのに苦労をするが
偶然、村の生き残りである少年に出会う。
彼はルエバ。家族は隣村に避難しているのだという。
月森は彼に研究所の場所を案内してもらうことになった。

研究所は既に引き払っており
手がかりはどこも残されていなかった。
消沈する月森たち。

調査終了後、月森達にルイスから報告が入る。
案内役をしてもらったルエバが倒れたという。
彼はは新型のギルスに感染していた。
今すぐに手術を開始する月森。


687 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:55:48 ID:Aq578Q6r
彼の体を切開する月森。
ギルスは三角形の堅質化された膜に楔が打たれた異様な姿をしていた。
アメリカへのあてつけかと呟くルイス。
新型ギルス、テタルティはアメリカで作られた化学兵器をモデルにしたものだった。
手術成功後、ルエバは助けてくれた月森達にあるファイルを渡す。

それはギルスのデータが詳細に書かれているファイルだった。
ここに来て、月森たちはようやく収穫を得られたことを喜ぶ。
しかし日本からの電報によりすぐにその喜びは消えた。

かつての月森の指導医である沓掛がカドゥケウスに緊急入院したという。

※テタルティ:
ギリシャ語で水曜日。通称「増殖する薄き悪夢」、
法則性のあるギルスで手術側にとっては
激ムズのパズルゲームをやっているような感覚。
これの法則が分からないと無限増殖に苦しんだり。
カドケスレでは、増殖するポリンキーと呼ばれ恐れられている


688 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:56:18 ID:Aq578Q6r
4章・医療テロ

急いで日本に戻ってきた月森たち。
月森は入院している沓掛と面会する。
沓掛が感染したのは新型のギルス、トリーティ。
どうやらギルス患者の手術をした際、
2次感染で発症をしてしまったようだ。
トリーティを駆除するため、月森は血清の成分となる
幼型トリーティの採集に向かい無事採集に成功する。
あとは新垣がトリーティの成分を使って血清を完成させるだけ。

刻々と過ぎる時間
時間が経つとともに弱っていく沓掛。
さやかと月森は不安に襲われるが
血清もどうにか完成し投与。
どうにか山を越えることが出来た。
しかしトリーティはまだ沓掛の体内にいる。
手術は宝生ではなく月森に任せることになった。

たとえ身内であろうがメスを鈍らせてはいけない。

月森を一人前にするために沓掛が希望したのだ。
最初は動揺する月森だがかつての指導医の言葉を受け入れ手術を開始。

ギルスは無事駆除された。
もうそこにはキリアキに立ち会った頃の月森は存在しなかった。

※トリーティ:
ギリシャ語で火曜日。通称「共時する三色毒塊」
3色で構成される共時性を持ったギルス。
記憶力ゲーム。間違えると罰ゲームとして
毒腫瘍のプレゼントが待っていたりする。


689 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:57:57 ID:Aq578Q6r
ある日、カドゥケウスに1通の手紙が送られてくる。
奇妙な文が書かれた手紙に不安を覚える沓掛弟。
その不安は的中する。

その直後、千羽市の都市部で日本カドゥケウスの理事である
日比谷克己が演説中、急に倒れたという報告を受ける。

大臣は新型ギルスに感染していた…。

『木曜日(ペンプティ)に。
 祭事は毎日立って礼拝の務めをなし
 同じいけにえをくりかえしささげるが、
 それらは決して、罪を覗き去ることができません』

大臣のかかった新型ギルスは
まだ治療法の発見されていないものだった。
大臣は自らの体を治療法の解明に使えと新垣に頼む。
そして新垣は大臣の心意気に感銘し
絶対に大臣の病を治して見せると約束をする。

その後、大臣に対する2度の手術の結果から
新型ギルスに効く特殊レーザーと特効薬を完成させる。

…それを完成させる際、100通りの思考ルーチン?か何かが必要で
カドゥケウス全体にパズルのテストを行い集計を行ったが
月森がパズルの完成にてこずって周りにからかわれるという
微笑ましいエピソードもあったが。


690 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 20:58:28 ID:Aq578Q6r
そして3度目の手術、
日比谷大臣の体力も限界を迎え
最初は88.6㎏あった体重も今では83.5㎏に激減していた。
これが最後のチャンス。月森と新垣は手術を開始した。

新型ギルスの抵抗に屈することなく
どうにかギルスの駆除に成功する月森。
…この新型ギルスに治療法は確立された。

しかし、この手術のあと大臣の容態が急変。
長いこと新型ギルスによる苦痛を受け続けていたため、
体が弱りついに限界を迎えてしまったのだ。
かつての親友である北崎にカドゥケウスを任せ
日比谷はこの世を去った。

(その後、月森をカドゥケウスに推薦したのは北崎だった事が明かされる)

※ペンプティ:
ギリシャ語で木曜日。通称「浮沈のバクテリア」
見た目がでかいおたまじゃくしの卵のギルス。
複数のコアを使って切り裂き、腫瘍、回転攻撃など
その外見に似つかわしくないくらいの凶暴性を発揮する
もはや手術ではなくシューティングゲームをしている気分。


691 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:01:30 ID:Aq578Q6r
登場人物
天羽恭二:アンジュの父。免疫学の権威と呼ばれた天才医師。
     なぜかデルフォイでギルスの研究を行っていた。
     名前が違うのはアンジュが母の苗字をつかってるからだと思う

5章・医神の黄昏
大臣の死去から数日後、
ついにデルフォイのテロ活動がピークを迎える。
日本各地で医療テロが大量発生したのである。
月森達は繁華街で強化されたキリアキや
デフテラ、アフリカで経験した感染力が強まったテタルティなどを処置する。
その頃、別の病院のテレビでかつて自分が支えた新米医師の成長を見届ける古村百恵、
彼女も新米の頃の月森に良く似た医師とともにギルスと戦っていた。
そして千羽市の医療テロは収束に迎えた。

その頃、ある飛行機でT県に向かう一人の男がいた。

テロが収束したその夜、
カドゥケウスに侵入者が入る。
さやかは侵入者ともみ合い、
かろうじて写真を撮ることに成功。
しかしその際にギルスに感染をしてしまうことに。

すぐに新垣の指示の元、手術を開始する月森。
寸前のところでギルスの駆除に成功。
カドゥケウスの鉄の女はここに護られた。

※ パラスケヴィ:
ギリシャ語で金曜日。通称「心臓に放たれた矢」
見た目が先の尖ったミミズ。寄生獣の幼型っぽい。ミギー。
切ると分裂して2匹に分かれる。放っておくと心臓に突入してそのままアボーン。


692 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:03:19 ID:Aq578Q6r
手術後、容態が回復したさやかは写真を現像し皆に見せる。
宝生によるとカドゥケウスに進入したのは天羽恭二と判明。
数年前、行方不明になったアンジュの実の父だった。

そして次の日、デルフォイの居場所が分かった。
巨大製薬会社エイドットである。
デルフォイの日本支部に突入する月森たち。
待っていたのはハザードが発生し、混乱した研究所だった。
そこにいた研究員の一人を助けると
月森達に天羽教授を助けて欲しいとしきりに言われる。
天羽は罪人ではないのか…疑問に思う月森とアンジュ。

奥にいたのは新型のギルスに感染した天羽恭二。
天羽は自分をこのまま死なせてくれと言う。
しかしアンジュは月森にどうか父を助けてくれと月森に頼む。
なぜ、医師としての信頼が高かった天羽恭二がギルスの研究に身を投じていたのか、
それはまだ分からない、だが医師として目の前の命を救う、
そしてアンジュと研究員の願いをかなえるために月森は手術を開始する。


693 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:04:41 ID:Aq578Q6r
天羽の胸部を切開する月森。
そこには心臓にクモの巣を張り巡らせたギルス、サヴァトがいた。
クモの巣を切り、サヴァトを護るコートを焼却する月森。
新垣と支部にいたデルフォイの面々によって作られた
サヴァトに対する特効薬が投与されるも
クモの執拗な攻撃と抵抗に患者の容態が悪化。
手術前に交わしたアンジュの約束を守るために
月森は自らの超執刀の限界を超え
ついにザ・ワールドの幽波動を発動。(違)

神業の速さで特効薬の投与に成功。
サヴァトは消滅する。

なんとかアンジュの約束を守ることができた。

※サヴァト:
ギリシャ語で土曜日。通称「新たなる異形の死」
心臓にクモの巣を貼りそこからエネルギーを摂取していた。
クモの形をした子グモを量産したりする。
あらゆる意味でラスボス。


694 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:06:18 ID:Aq578Q6r
登場人物(?)
ツミビト:若い細胞を持ったギルスの培養体、ギルスチルドレンと呼ばれている。
     体内にそれぞれのギルスの始祖が培養されている。
     世界各国から攫われた子供達が使われていた。
     EDの手紙から確認すると
     アメリカ・ドイツ・フランス
     スペイン・中国・ロシア・ポルトガルから攫われてきたようだ。

プレジデント:医療テロ集団デルフォイの中心に立つ男。
       機械と植物により生きながらえてきた100歳の男性。
       この男の体内からギルスが生まれた。

6章・原罪

天羽教授がデルフォイにいた理由、
それはアンジュがギルスを培養できる特別な遺伝子を持っていたこと。
つまり天羽は実の娘を人質にされていたからだった。
天羽は娘を守るためにデルフォイに入ったのである。

天羽の情報のおかげですぐにデルフォイの本部が発見された。

デルフォイの本部は水上に浮かぶ艦体であり
そこには始源のギルスが培養されていること、
そして、諸悪の根源であるデルフォイのボス”プレジデント”がいることが判明する。


695 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:07:11 ID:Aq578Q6r
月森はカドゥケウスの指令により
アンジュを連れ、米軍と共にデルフォイの本部に突入する。
そこに待っていたのは人体実験により
それぞれの始原のギルスを培養された子供達の姿だった。
アンジュは自分もこの子供達のような運命になるはずだったのに
身代わりになってごめんねと涙を流す。

月森は子供達の執刀を開始する。
始原のギルスだけあって強力な攻撃に悩まされ、
また超執刀による多大な疲労を重ねていく。
その最中、月森とアンジュは自分を支えてくれた人たちの言葉を思い出す。

自分は一人ではない。医者であり続けたい。
それを糧に月森は順調に治療をこなしていった。

残るは”プレジデント”だけ

そのときルイスが急に月森をデルフォイ本部から出て行くように通告。
北米カドゥケウスは”プレジデント”の件を機密にする気らしい。
そして、ルイスは最後に月森にある情報を教える。

”プレジデント”の正体、
エーリヒ・フォン・ライテナウ。
巨大製薬会社の創立者。
10年以上前から消息がつかめず行方不明になっている。
彼の齢はなんと100を超えている。

驚く月森とアンジュ。
普通の人間ならばその齢にはすでに死んでいるはずである。


696 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:08:38 ID:Aq578Q6r
普通の人間ならばその齢にはすでに死んでいるはず。

艦内から流れる声。この声の持ち主こそ
デルフォイのボス、”プレジデント”だった。
彼はまだ生きていた。

多すぎる人間は世界を壊す。
人間と共生してきた病こそ自然からの裁き。
人間を治す医者こそ人間を治し、世界を壊すと語る”プレジデント”

ギルスとは一体なんなのか。
その真実を知るために月森はルイスの制止を振り切り、
”プレジデント”の待つ創始者室へ急ぐ。


697 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:09:35 ID:Aq578Q6r
月森とアンジュの目に映ったもの、
それは植物と機械により永い時を生きたプレジデントの異様な姿だった。
プレジデントは語る。

自分の体内から罪(ギルス)は生まれ、
そして自分は新たな人間となり
世界を冒すことなく生きてきたと。

死にながらも生き、病を運んだプレジデントに怒りをあらわにする月森。

「最後の罪は…知られざるものそのものは幸福といったか。その罪をお前に与えてやる。」

そのプレジデントの声を聴いた瞬間、
月森の目が霞む。
暗闇の中で必死にプレジデントに抵抗する月森。

その直後、米兵の助けが入る。
月森とアンジュはガスにより幻覚をみていたらしい。
プレジデントは存在したのか、それすらも謎に消えてしまった。


698 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:10:06 ID:Aq578Q6r
*エピローグ

デルフォイも解体され、安息の日々がカドゥケウスに戻ってきた。
佐倉の妹、りんも退院し元気に学校へ向かう。
明神さやかもその日を持って辞職、近々北崎病院で働くかもしれないようだ。
宝生が天羽教授の接見から帰ってきて、カドゥケウスの面々に報告をする。
アンジュの父、天羽は今も罪を償うために牢に入ってるが
カドゥケウスの面々だけが特例で接見し医療について議論をすることができるようになっていた。
その議論に一番会話を滑らしていたのは一緒にいた新垣のようだったが。

そして、月森は北崎局長に呼ばれ
ヨーロッパ支部の新病患者の執刀を頼まれることに。
どうやら風土病から新たに出てきた病気のようだ。
カドゥケウスはギルスにだけ戦っているわけではないのだ。
最初は研修医気分の抜けない危なっかしい医者だった月森も
今では世界の誰もが認める名医師になっていた。

カドゥケウスに届いた1通の手紙が月森の手に渡る。
それはデルフォイでギルスを培養されていた子供たちが月森に書いた手紙だった。

手紙を読み上げるアンジュ。
書かれていたのはそれぞれの子供達の母国語で書かれた”ありがとう”の言葉。
月森は自分が医師になった意味を改めて自覚する。
どんな苦しみでもいつかきっと治せる。
そしてアンジュは言う。

「・・・ありがとう、先生。
 これからもよろしくお願いします。」

*終り


699 超執刀カドゥケウス sage 2006/03/09(木) 21:13:33 ID:Aq578Q6r
以上です。長文すぎてすまない…(´д`;
なおクリア後、隠しステージとしてプレジデントとの対決ができます。
このステージをクリアすること自体が鬼のような難易度。
もう終了しましたが、公式でこのステージの評価をSにすると
限定グッズがもらえるという鬼企画があったようです。

以降名無しに戻ります。








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