絶体絶命都市

part22-119,122~123,213、part24-368~370、part27-33,36、part32-164~166,169~170、part35-238~239


119絶体絶命都市sage2006/03/26(日) 17:42:11 ID:1+ap9jJg
設定説明
2001年。以前から建設されていた巨大人工島が完成した。
この人工島は画期的な新工法「ハニカムケーソン工法」を採用しており、世界から注目を浴びる。
政府はこの工法を将来の有望な輸出品目として位置づけ、対外的な宣伝のために首都機能移転対象都市のひとつとした。
「首都島」と呼ばれることとなったその都市は、急速な発展を遂げることとなる。その後、うみつばめと連絡橋が開通したのだ。

登場人物紹介
須藤真幸 ttp://www.zettai-zetsumei.com/zettai/character/sudo.gif
主人公。25歳。報都新聞記者。転勤してきたその日に災害に巻き込まれる運のない男。

オープニング
2005年6月、報都新聞記者である須藤真幸は首都島支局への転勤を命じられた。
首都島の隣に建設された空港島から、連絡橋を走る電車に乗って首都島へと向かう。
しかし電車が長い長い連絡橋を渡っている最中、大地震が発生。
ショックで須藤は気絶してしまう。

気がついた須藤が荒廃した車内を見渡しても、周りには誰もいない。自分を残してみな避難してしまったようだ。
とりあえず車外に出てみると、連絡橋はところどころ崩落し列車は寸断されているといったひどい有様だった。
ここにいても危険なのでひとまず連絡橋を歩いて首都島へと向かう。

崩落した場所の鉄筋の上を綱渡りのように渡るなどして、危険を冒しながら進んでいると、少し先にある休憩所のようなところから救助ヘリがあわてて飛び立つのが見える。
その直後に飛び立った場所が崩落していくのも見え、いかにこの橋がもろくなっているかを認識させられる。
ヘリはこちらに気づいたようだが救助はしてくれず、非常持出袋を落としてくれただけで去っていく。
しかしよりによって崩落した道路のふちにギリギリで乗っている車のボンネットなんかに落ちたため、取るだけで死の危険だ。
勇気を振り絞って何とかとって中を見てみると、「この橋は危険すぎるのであなたを救助できませんごめんなさい。この先にあるレストランの中から必要なものとっていいですよってそこのシェフが言ってましたよ。」
という感じの内容のメモが入っていた。

122絶体絶命都市sage2006/03/26(日) 18:13:36 ID:1+ap9jJg
登場人物紹介
相沢真理ttp://www.zettai-zetsumei.com/zettai/character/aiza.gif
ヒロインその1。20才。首都島にある大学の2年生。

とりあえず気を取り直してまた連絡橋の上を歩いていくと、メモのとおり橋の上にレストランがあった。
崩落のせいで道路の方が通れないため、そのレストランの中を抜けることにする。
レストラン内でも床が突然崩落して遥か下の海面に転落しそうになったがとっさにつかまって助かる。彼はその途中で、ペットボトルとライターを手に入れた。
厨房の方に入るとラジオが置いてあり、首都島を中心とした地震の報道が流れていた。
それによると地震は昨日起こったと言っている。意外と長い時間気絶してしまっていたようだ。
被害は本土では軽微だが首都島では酷く、崩落まで始まっているので住民のほとんどはすでに避難したらしい。

レストランを抜けて進むと、寸断されて今にも道路の縁から落ちそうな列車の中から助けを求める女性の叫び声が聞こえる。
どうやら取り残されて動けなくなってしまったようだ。
しかし列車自体が微妙なバランスにあるので下手に近づくと落ちてしまいそう。
須藤はいったん脱出してロープを手に入れた。
そしてうみつばめに戻って手すりに固定したロープを体に巻きつけてその女性に近づくと、案の定列車が落ちるがなんとかロープにつられて二人とも落ちずにすんだ。

大人一人に抱きつかれながらロープを登るという大仕事をやり遂げてヘトヘトになって座り込んでいる須藤にすまなそうにお礼を言う女性。
彼女は首都島にある大学の学生、相沢真理。須藤とは逆に、旅行に行くために空港島に行く列車に乗っていたらしい。
とりあえず二人で首都島に行くことにする。一人では登れない段差などを協力してクリアして進み、なんとか橋が崩落せずに安定した形を保っている場所まで来た。首都島本島もはっきり見える。
首都島を見つめ、相沢は「本島は大丈夫なんでしょうかねぇ・・・?」と不安そうにつぶやく。こうして、須藤と相沢による、脱出劇が幕を開けた。

213名無しさん@お腹いっぱい。sage2006/04/10(月) 18:14:30 ID:fJI+Zk7A
連絡橋の上を歩き、ようやく首都島本島に 到着した二人。
救助ヘリが上空を通りがかったので手を振るが気づいてもらえない。
そんなぁ・・・と落胆する真理を励ます須藤。(選択肢。励まさないことも可能)

ちなみに空港島には何をしに行くところだったの?と聞くと、
「叔父さんに海外旅行をプレゼントしてもらったんです。ほら。」とチケットをみせてくれる。
しかしあることに気づく須藤。
「これ、ちょっとおかしくない?」
「えっ?」
「出発日が2日前になってる。昨日空港に行ったんじゃ一日遅れだよ」
真理は出発日を1日間違えていたらしい。
がっくりきて「そんなぁ・・・もう・・・せっかく・・・」とぶつぶつつぶやいている。
と、突然「あっ!ゲン!」と思い出したように叫んだ。彼女の飼っている犬の名前らしい。
「隣のおばさんに旅行の間の世話をお願いしたんですけど・・・大丈夫かな・・・
ちゃんと連れて行ってくれてるかな・・・あの子、すぐにいなくなるから・・・」などと心配そうだ。

人っ子一人いないがとりあえず島の中心部目指して先に進むと、ビル街がめちゃめちゃに崩れて完全にがれきにふさがれてしまった通りや、みちばたに死体が転がっているのを見かける。
自分がいかに危険な場所にいるかを認識させられる二人。

高架の下を通ったときに余震がきてコンクリート塊の降る中を走り抜ける羽目になったりとさまざまな危険にあいながらも、車からバールを拝借したりコンビニで必要なものを補給したりしてどんどん進む二人。
しかしある通りでは地震で道路に登れないほど大きな段差ができていて進めなくなっていた。
須藤の背中や肩を踏み台にして何とか真理を上に上げ、ロープか何か探してきてもらうことにする。
いったん戻ってきて、「ロープは無かったけどこんなの見つけました」、と消火器を渡してくれる真理。
もうちょっと探してみますね、と行ってしまってしばらくすると、真理の悲鳴が聞こえてきた。
呼びかけても返事が無いので、別なルートを探し助けに行くことにする。

368 :絶体絶命都市:2006/08/26(土) 12:40:25 ID:rSm+oxSH0 ID:
さっき渡された消火器で火を消して炎で道が塞がれていた別ルートを通り、真理の元へ急ぐ須藤。
その途中、建物の中を通り抜けようとしたとき、建物の奥からよろよろと男が歩いてきて須藤の目の前で倒れてしまった。
驚いて駆け寄った須藤に男はなぜか「嵩原建設 総務課 杉山義博」と書かれた名刺を託すように差し出し、
そのまま意識を失ってしまった。名刺の裏には「アサガオノ ヒルネ」と意味不明な殴り書きがしてある。
そこに、こんな状況なのにきっちりとスーツを着込んだ小太りの中年男性が現れた。
小太りはどうしたんですかその人!?と驚いた後、あっちに銃を持った男たちが居たから撃たれたのかも、という。
須藤は「銃!?どうして!?」と驚くが、小太りもわからないと答え、須藤が急いでいる事を察したのか「その人は私が面倒を見ますよ」と申し出てくれる。その申し出を受けて先を急ぐ須藤。
途中の通り道にあった給湯室で携帯ラジオと傘を見つけ、一応持っていく事にする。

建物を抜けて外に出ると、銃を持った謎の男がヘリに乗り込み立ち去るのを遠くから目撃する。
ともあれ真理が居なくなった先ほどの段差の上にたどり着いたので周辺を探索すると、完全に横倒しになったビルの中で真理と合流する事が出来た。
須藤の顔を見てほっとしている真理に何があったのか聞くと、変な人に追いかけられたと言う。
再び二人で脱出のために島の中心部を目指す。

その倒壊したビルを抜けると、高層ビルが並び立つオフィス街に入った。
しかし道路はボコボコに陥没しており車は乗り捨てられ、人っ子一人居ない。
余震で崩れてきたビルにまきこまれそうになったり雨が降ってきたので真理に傘を貸してあげたりして進んでいく途中、ビルの壁にポスターを見かけた。
首都島土地造成局のポスターだったが、そこに大きく載せられた局長「八田 巧」の顔は先ほどの小太りの男のものだった。そんな人がこんな時になぜうろうろしていたのだろうか?

登場人物紹介
八田巧
首都島土地造成局長。島の建設当時から首都島に関わっているものの一人。

途中、街角にある宝石店の中に人の気配を感じる。余震で崩壊すると危険なので真理を外に残らせて須藤が入ってみると、髪がぼさぼさでどことなく目つきのおかしい女性が宝石を一心不乱に紙袋につめていた。
火事場ドロボーをしている女性に圧倒されながらもここは危険ですよ、と何度か説得してみるが、「う・・・嘘よ!危険なんて無いわ!」「そんな事言って、私の宝石を横取りするつもり!?」
などと取りあってくれない。どうやら被災のショックで少し精神のバランスを欠いているようだ。
聞く耳を持ってくれないようだし、真理が外からしきりに危険ですよ、と呼びかけてくるので、女性が腕に負っているケガだけでも直してくださいと手持ちの医療品を分け与えてその場を去る須藤。
一応それには女性もお礼を言ってくれた。
出てきた須藤に真理は「さっきはあの人に追いかけられたんです・・・」とおびえながら言う。
呼び戻そうとしていたのはそのせいだったらしい。
(本筋に関係無いので以後省略するがここで一生懸命説得して医療品を渡したりしてるとこの女性からの好感度が上がり、この後も何度か出てきてこちらを見てうれしそうにぼそっとしゃべったり盗んだ宝石を分け与えて(断ったら必死になって押し付けて)くれたりする。恐い。)

雨のオフィス街を二人で歩き続けていると、カメラを持った眼鏡の男から声をかけられる。
「おい、ちょっと君たち!こっちに困っている人が居るんだ。手伝ってくれんか。」
そう言うとこちらの返事も聞かずにビルの建設現場に入っていってしまった。
顔を見合わせ、しょうがないので男に付いていく二人。
建設中のビルの中で待っていた男に追いついて「困っている人はどこですか?」と聞くと、男はこんなことを言った。
男 「ん?ああ、困っている人?俺。」
須藤・真理 「「はぁ?」」
話を聞くと、この建設中のビルの奥に進みたいらしいが崩れてきた資材が邪魔で通れないらしい。
一人では動かせないので助けが欲しかったらしい。
「俺は陣内晃二。フリーのカメラマンだ。記事もちょっとは書くがな。君たち、名前は?」
「す、須藤です」「相沢です」
「須藤と、相沢だな。よし、それじゃあ、手伝ってくれ。」
陣内のペースに圧倒される須藤たち。

369 :絶体絶命都市:2006/08/26(土) 12:46:12 ID:rSm+oxSH0 ID:
言われるままに須藤と陣内の二人がかりで資材を動かし、奥に進めるようになった。
その先、ビルの基礎となる部分の地下建設現場では、壁から出た直径数メートルはある巨大な管から、床にある同じく巨大な垂直の管へと非常に大量の水がドウドウと轟音を立てて流れ込み続けていた。
垂直な管の方は底が見えないほど深く暗い。なぜかその光景を盛んに撮影している陣内。
真理「陣内さーん!これなんですかー?」
陣内「うん?これはな。水道管だよ。」
真理「そうじゃなくて!なんでこんなもの写真に撮ってるんですか?」
陣内「まあ、色々あるのさ。」
妙にはぐらかされたまま地下を通り抜け、余震によって大崩落を始めた建設現場を命からがら駆け抜け、なんとか無事、入ってきたのと逆側のビル街へと出た。
陣内は避難所を知っているらしいので、そっちに案内してもらう事にする。

登場人物紹介
陣内晃二http://www.zettai-zetsumei.com/zettai/character/jin.gif
フリージャーナリスト。今回の首都島災害の裏にある「何か」を追っている。

三人で避難所のあるほうに道路を進んでいくが、大きく深い陥没により道路が無くなっていた。
しかし無くなった道の脇に外壁が崩れ落ちたビルがあったので、そのビルを通り抜けて進む事にする。
その中の一室では、足に破片が突き刺さって大怪我を負った初老の男性とその妻らしき婦人が取り残されていた。
出会うなり無断でパシャリと二人の写真を撮った陣内に、「何だ貴様!訴えるぞ!」と怒る男性。
陣内「やあー、すいません。職業柄、つい。」
男性「・・・ジャーナリストか。ちょうどいい。今から言う事を報道しろ。」
陣内「! ちょっと待って・・・(ペンとメモを用意して)・・・お願いします。」
男性「この島は欠陥品だ!穴が開きすぎとる。」
この男性はいわゆる市民派弁護士で、首都島の住民たちの一部が日ごろ不安に思っている、謎の不気味な音と振動について調査していた。その結果、雨が降ったときにその排水を行う水道管や水路がこの島の地下にはあるが、排水がそれらを通るときに起こす轟音が空洞の多い構造に共鳴して雨の日などに聞こえる不気味な音や振動を起こしていると結論付けたのだ。
しかしその事を責任者に指摘しても誠意ある対応を得られなかったと言う。
この地震で島が崩壊して行っている事の原因もそういった構造に原因があると彼は考えていた。
陣内「責任者、と言うと?」
男性「首都島管理センターの、新崎だ。」
真理「!」
なせかその名前を聞いて動揺している真理。

婦人に、須藤が部屋の隅で倒れた家具の下から見つけた男性と妻と小さな子供の写真を手渡すと大切な写真だったらしく、ひどく喜んでくれる。
真理「お孫さんですか?」
婦人「ええ・・・夏休みになったら、一緒に遊園地に行こうって・・・」
男性「そうか、約束してたな・・・」
そこに救助ヘリの音が聞こえる。婦人の頼みで、須藤たちがヘリに気づいてもらえるように合図をしに建物の外へ走り出た。しかし、次の瞬間大きな余震が襲う。
男性と婦人を中に残したまま、ビルは跡形も無く崩壊してしまった・・・。陣内は、その様子も写真にしっかりと収めていた。

さっきまで話していた相手の死に落ち込む一行だが、とにかく避難所を目指して進む事にする。
と、ある交差点で陣内が立ち止まり、どちらへ行くかを聞いてきた。
島の中心の方にある避難所と、島の東の方にある避難所。陣内は東の方の避難所の近くに何かの用があるらしい。一方、真理は一旦家に帰ってゲンを探したいと言うが、そちらの方向なら距離的に、島の中心にある避難所を目指す事になる。
陣内は須藤がどちらに行きたいか決めろと言う。
須藤が真理の目的につきあうならそのあと一緒に中心の方の避難所に向かえばいいし、そうじゃないならば陣内が真理に同行するので須藤は東に向かえと言う。
(ここでどちらを選択するかによってしばらくストーリーが分岐する。)


33 :絶体絶命都市:2006/11/30(木) 17:15:24 ID:huI42Ly00
2つのルートに分岐、まずは真理ルートから。

須藤は、飼い犬がもしかしたら逃げ遅れているかもしれないと言って探しに行く真理につきあって彼女の家の方へ向かうことにした。
島の東の方に自分の用事があると言う陣内と別れ、島の西のほうにある住宅街の方へ向かう二人。

あるブロックに来た際、地震の影響で濁流となった川により行く手の橋が押し流されていく。
しょうがなく引き返そうとすると、なんと来た方の橋も押し流されるところだった。
このブロックはその二つの橋でしか他のブロックとつながっていないため、
須藤と真理はこのブロックから出られなくなってしまった。

しかたなく、一斗缶で焚き火を燃やしてそれにあたりながら救助を待つことにした二人。
須藤の隣に座った真理は、あの弁護士の男性から新崎という名前を聞いたときに動揺した理由を語りだした。
「実は、首都島管理センターの新崎って、私の叔父なんです・・・
私、叔父さんには色々と親切に面倒見てもらっていて・・・」
つまり、親しい叔父にこの災害の責任の一端があるという話を聞いてショックを受けていたらしい。
須藤はそんな落ち込んでいる真理を励ます。(選択肢。励まさないことも可能)
真理はその優しい言葉にお礼を言い、
「あの、須藤さん・・・よかったら、私のこと真理って呼んでくれませんか?」
と、今までのように「相沢さん」と苗字で呼ぶのではなく名前で呼んでほしいと言ってきた。
すると須藤も、「僕も、真幸でいいよ。」と笑いかけた。
(これも選択肢。「そういうのは、良くないよ」とはねつけることも可能。
その場合は当然お互い苗字で呼び合うまま)

さて、そうこうしていてもいつまでたっても救助は来ない。
須藤は辺りを見回して、ドラム缶やベンチ、ロープ、バールなどの材料を見つけるとそれでイカダを組み上げた。
これであの激しい川の流れを下ってしまおうという考えだ。自殺行為にも思えるが・・・?

<激流下りゲーム。途中の橋げたや流木などに当たると死亡>

なんとかイカダで流れが比較的穏やかになるところまでたどり着き、二人で陸に上がった。
こんどはさっきまでのブロックとは違いちゃんと他と地続きになっているところだったので、2人は真理の家を目指してまた歩き始めることにする。

寸断された高速道路や燃え上がって通れない道路などを手に入れたアイテムを駆使してどうにか工夫して抜けていく。
途中でラジオから避難状況の報道が聞こえる。もう住民の避難の大半は完了しつつあるらしい。
残った住民には平崎病院、さつき公園、首都島管理センターなどの数箇所の避難所に集まるように呼びかけている。

しばらく歩いて、真理の住んでいるアパートへとたどり着いた。
すると、真理のところへ一匹の犬が駆け寄ってくる。
「ゲン!」と犬の名前を呼んで嬉しそうに叫んで抱き上げる真理。
犬とも再会できたことだし、真理の部屋で少し荷物をまとめてまた避難所目指して出発。
陣内も言っていたが、ここからは中央の避難所「さつき公園」が近いはずなのでそこを目指すことにする。

しかしその道中、だんだんと余震の規模も回数も増して来た。
地面が陥没して海の水がサーッと道路を走り腰まで漬かってしまったり、
ガソリンスタンドが崩壊して爆発したりと非常に危険だ。
そして街中でまた余震があったとき、真理の腕の中のゲンが驚いたのか飛び出して、地下鉄への入り口に入っていってしまった。仕方なく二人はゲンを探して地下鉄の駅に入ることにする。

地下鉄の駅の中は完全に無人で薄暗い。余震のたびに天井が崩れてきたり、
入ってきた通路がふさがったりとさんざんだが、なんとかゲンを探し出すことに成功した。
もう逃げ出したりしないように、真理のナップサックの中に入れて首だけちょこんと出す感じで我慢してもらう。
入ってきたところ以外の出口が見当たらないし地下鉄の線路も埋まっているので、なんだかよくわからない通路へのドアを開けて進んでみることにする。

そのの奥は地下水路につながっていた。保守点検用なのか、金属製の通路もちゃんとあるし他に道も無いのでそこを進んでいく二人・・・すると、他の地下水路と合流するようなところは巨大な地下空洞になっていた。
なかなかの壮観に思わずかなり高い天井の方を見上げる須藤。
その時にこの大空洞の天井近くの、あるラインから上は綺麗で、そこから下は少し汚いことに気づく。
ということは、この大空洞をほとんど水が満たすような場合もあるということだ。
大量の降雨があった時などに洪水を避けるために水をここに集めるためのスペースなのだろうか・・・?

地下水道を抜けると、また別の地下鉄の路線に出た。地下鉄と言ってもここは空が見えていて、はしごを上れば地上へ戻れそうだ。さっそく二人で登り始める・・・しかし、悪いタイミングでまた余震が襲う。
それどころか、余震で道路が傾いたのかなんと上からバスやトラックが地下鉄内にずり落ちてきて、墜落して激突したショックでガソリンが流れ出したりしたのか爆発、下は火の海になった。
下に落ちたら死ぬのは間違いない。しかもハシゴも落ちてしまい、足場をジャンプして飛び移ったりとマリオのような危険を冒して、地上へと登っていく。
二人が地上にたどり着いたときには、もうへとへとになっていた。


164 :絶体絶命都市:2007/08/05(日) 05:38:59 ID:9sQMidmY0
何ヶ月も放りだしてたけど続けます。
まとめサイトの>>369の最後で分岐したもう一つのルートです。


須藤は、飼い犬を探しに行く真理にはつきあわず東の避難所に向かうことにし、陣内が真理について行ってやることになった。
「……じゃあ、気をつけて」
と、少しむっとした感じの声で須藤に言ってくる真理。こちらは何も悪いことはしていないのだが。
別れ際、陣内は須藤に、自分の代わりに東にある遊園地のコインロッカーから陣内がこれまでに取材した資料を回収して、東の避難所に居るはずの堀田という医師に渡すようにといいつけてきた。

二人と別れて東へと進む須藤。
崩れたビル街を抜けると、そこには陣内が話していた遊園地があった。
陣内の依頼のこともあるが、いずれにせよ道が崩れているためにここを抜けなくては避難所には行けない。須藤は遊園地に入った。

海沿いにあるためか崩落がひどく、半分海に浸かっている遊園地の中を探索する。
そこに助けを求める女の子の声が響いてきた。
そちらに行ってみると、高校生くらいの女の子が遊園地の遊具のコーヒーカップに足を挟まれて動けなくなっていた。しかも、コーヒーカップはいまにも海へ崩落してしまいそうだ。
下手に振動を与えると女の子も須藤も海に引きずり込まれてしまうため、慎重に女の子の所まで行く。

なんとか女の子を助け出し話を聞いてみると、彼女は比嘉夏海と言う名前の近所の住民で、小学生の弟である春彦と一緒だったのだがはぐれてしまったのだと言う。
とにかくここに居てもしょうがないので、二人で避難所や夏見の家がある区画の方へ向かうことにした。

登場人物紹介
比嘉夏海 ttp://www.zettai-zetsumei.com/zettai/gazou/chara_higa_b.jpg
ヒロインその2。17才。首都島で弟と二人暮らしをしている。

陣内に頼まれたコインロッカーの中の資料を回収しつつ、遊園地を出ようとする須藤と夏海。
しかし崩落により遊園地の出口までの道は海に沈んでしまっていた。
二人は遊園地の設備の一つだったらしいスワンボートを二人でこいで出口に向かう。
そして、余震により観覧車が倒れこんできたのをなんとか回避してスワンで遊園地出口を抜けたり、上陸後も更なる余震でどんどん崩壊して行く道路をダッシュして駆け抜けたりと寿命を縮めながらやっと夏海の家の近所に到着した。

そこへ、誠実そうな青年警官が通りがかる。
住人の人で逃げ遅れている人が居ないか見てまわっているという彼に、夏海は弟を見なかったかと聞くがこの辺はほとんど見てまわったけれど見かけていない、と答えられ落ち込む。
避難所に居るかも知れないし案内しましょう、と二人を避難所へと促す彼だが、
夏海は家に弟が来るかもしれないから家で待機していたいという。
警官は少し困った様子だったが、夕方にはちゃんと避難所に向かうと言う約束の上でその希望を受け入れてもらえた。
須藤は夏海に付き合って、彼女の家で一緒に彼女の弟を待つことにする。

165 :絶体絶命都市:2007/08/05(日) 05:40:41 ID:9sQMidmY0
待っている間に夏海と色々話をする。
彼女の両親は遠くへ働きにいっており、今はこの家で弟と二人で暮らしているそうだ。
話をしたことで打ち解け、名前で呼び合うことにする。(選択制。名前で呼び合うことを断ることも可能)
そうこうして彼女の弟を待っているうちに夕方になってきた。
青年警官との約束どおり待つのは切り上げ、避難所に向かうことにする。
「春彦、大丈夫かな……ちゃんと避難してるかな……」と不安がる夏海に、
須藤は「大丈夫、きっと避難してるよ」と励ましの言葉をかけた。(ここも選択制。
「どうかな?万が一のことも考えていたほうがいい」と最悪な対応を取ることも可能。)

避難所への道の途中で、先ほどの青年警官の同僚だと言う、温厚そうな中年の警官と会った。
親切に案内してくれる彼と一緒に避難所へ歩きながら、世間話をする。
どうやら彼は妻子を先に避難させ、警官の仕事として避難の誘導のために自分は残ったらしい。
「仕事とはいえ、早く子供の顔が見たいですよ」、と苦笑している。

避難所に着いて探してみるも、夏海の弟は見つからない。
避難民への医療活動をしていた医師はその避難所に来た人達の名簿を見せてくれたがその中にも夏海の弟の名前は無かった。心配げな顔がいっそう深まる夏海。
それはそうと、その医師に名前を尋ねてみると、陣内が言っていた堀田医師だった。
陣内に頼まれたと言ってコインロッカーから回収した資料を渡すと、
あいつはこんな危険な状況でまだ取材してるのか、と驚かれる。堀田は陣内のイトコらしい。
あいつは危険な取材ばかりしてるんですよ、でもあいつは死にそうに無い感じがするなぁ、などと陣内についての話を聞いているうちに、救助ヘリが避難所に到着した。
かなり崩落が進んでてここもそろそろやばい、早くこんな島からは出て行こう、
と堀田はさっさとヘリにの方へ向かった。

弟を気にして足取りの重い夏海と彼女を気にしていた須藤は、
ヘリに乗る避難民の中でも最後の二人だったようだ。
親切にしてくれた青年警官と中年警官や、ヘリに乗ってきた救助隊員が見守るなか、須藤が避難民でぎゅうぎゅうづめのヘリに乗ろうとしたとき、夏海は思わぬことを言い出す。
「私、乗りません。弟を探します。」
「はぁっ?君、何を言ってるんだ?」と、当然呆れている救助隊員。
しかし、夏海の決意は固いらしくヘリに乗ろうとしない。

――選択肢。ヘリに乗る?乗らない?――

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/05(日) 05:42:11 ID:9sQMidmY0
――乗る場合――
そんな夏海を尻目に「僕は乗せてください」と須藤は救助隊員に冷静に言った。
思わずその場に居た夏海や警官たちや救助隊員は「は?」と目を丸くして須藤を見るが、何を驚いているのだろう。今日会ったばかりの女の子の無謀な行動に付き合って命を危険に晒すようなマネをする人間がどこにいるのだろうか。
ヘリは満員だったので警官たちは乗せられず、未だ目を丸くして見上げる警官二人や夏海を尻目に、須藤が乗った救助へリは首都島を脱出し、本土へと向かった。

その後、あの三人は行方不明になったらしい……

【エンディング7】



――乗らない場合――
「何を言ってるんだ君。!」と救助隊員は夏海の説得をしようとしているが、
「僕も乗りません!」と須藤も夏海に続いた。夏海と一緒に彼女の弟を探してやりたいのだ。
「はあっ?君たち何なんだ!?ほら、あなたからも言ってやってください!」
とキレ始めている救助隊員は中年警官に説得を促す。しかし、中年警官は様子がおかしい。

「いや……、君、それよりもだねえ……その……ずいぶん人数が多いようだが……彼らが乗って、その後私らの乗るスペースが……無いように思うんだがねえ……」と救助隊員に問う。
「都築さん?」と青年警官は怪訝な顔で中年警官に声をかけるが、中年警官は視線を救助隊員からそらさない。
「は?いや、それは……住民の方が優先ですから。」とその問いに口ごもってしまう救助隊員。
「あるのかね?無いのかね?ねえ君!どうなんだね!?」との更なる問いに、
「ですから!」と救助隊員が強い口調で繰り返そうとすると……。
「乗れるのか乗れないのかと聞いているんだッ!」
「!」「都築さんっ!」
温厚そうな表情は一変し、必死の形相で、中年警官は拳銃を救急隊員に向けていた。

「警官だから…?そんな理由で…?私にも…家族が居るんですよ…?」と震える声で呟いている中年警官。
銃を突きつけられている救助隊員は恐怖におののいている。周囲の誰も動けない。
そして、中年警官が救助隊員にさらに強く銃を押し付けようとしたその時、

バンッ!

銃声がとどろき、中年警官はくずおれた。
その背後には、自分の拳銃を握って呆然として震えている青年警官が居た……。
パニックになった救急隊員は、警官たちや須藤らを放っておいたままヘリに乗り込み、「出せ!早く!」とヘリを飛び立たせて去ってしまった。

その直後、余震のせいか、洪水のように海水が避難所に押し寄せてきた。
須藤と夏海はあわてて高い場所に逃げ出せたが、撃たれて倒れていた中年警官や呆然とつったっていた青年警官はそのまま海水に飲み込まれていった……。

あまりのことにショックを受けてしまったが、ここでじっとしていると自分たち二人も海の藻屑だ。
歩道橋、家の屋上、ビルの屋上などを伝わり歩き、時には流される家にしがみつき、はしご車から伸ばされたはしごを伝い、流されてきたりする車をよけ……。
様々な危険を潜り抜けながら二人はやっと、へとへとになりながらも
海への崩落が始まっていない比較的安全な区画にたどりついたのだった。


169 :絶体絶命都市:2007/08/06(月) 01:52:31 ID:dA+uKnzn0
(ここからは>>166の夏海ルートから来ても、wikiの>>33の真理ルートから来てもほぼ同じ展開なので、
 真理or夏海のことを「ヒロイン」と表記します。
 同行しているヒロインによってストーリーに変化があるところはそのつど書きます。)


日も暮れ、あたりはすっかり暗くなっている中、ヒロインと一緒に陣内の言っていた中央の避難所「さつき公園」に向かう。
その道中、比較的被害の少ないオフィス街を通り抜けているときにふと脇のビルに目をやると、「報都新聞」という看板がかかっていた。
そういえばそもそも自分はここに赴任するために首都島に来たんだった、と思い出す須藤だが、こんな状況じゃ中に入っても誰も居ないだろう……と、思いきや、ある一箇所の窓から明かりが漏れている。
地震による停電で他の建物は真っ暗なのに明かりが漏れているということは、誰かいるのかもしれない。
二人は、念のためにその部屋に向かってみることにした。

階段を登り、問題の部屋に着いた。そこでは、ロウソクの光に照らされて、
ノートパソコンで何かを書き続けている中年の男性が居た。
こちらに気づいたその男性にここに昨日赴任してくるはずだったことを告げると、そういえばそんな話も……と思い出してくれたようだ。
彼は西山と言ってこの報都新聞首都島支社で編集長をしているらしい。
何をしていたのかと聞くと、もちろん取材して記事を書いていたのだと胸を張る。
周りにあるホワイトボードや資料を見るに、確かに地震の取材を記者たちがしていたようだ。
「しかし、さすがに取材も一段落して俺以外は避難させたよ。 こいつ(ノートパソコン)のバッテリーももうすぐ切れるだろうし、 今書いてる記事を本社に送ったら、俺もそろそろ避難せんとな。」
と語る西山編集長だが、思い出したように須藤に「仕事だ」と言って、にっと笑いかけてきた。

こんな状況で仕事?と疑問に思う二人が西山に聞いてみると、首都島の建設工事の中心となった「嵩原建設」のビルが近くにあるからそこに行って資料を持ってきてくれと言う。要はドロボーだ。
何でそんなことを?と聞くと、以前から嵩原建設に対して、この首都島の建設にからむ様々な問題についての取材を試みていたのだがすげなく断られ続け全くはかどっていなかった、今なら地震でビルは無人だろうし資料をいただくチャンス!
そして西山編集長本人は今書いてる記事を仕上げるので忙しい、という理由を語られた。
まあ上司の命令なので、としょうがなく火事場ドロボー的な仕事を承諾してしまう須藤。

編集長が「資料室やその辺に嵩原建設や首都島工事に関する資料があるぞ」と言うので
一応行く前にそれらにも目を通しておく。
その中に、工事に関する訴訟の資料もあった。
1995年の6月21日、建設に使う土砂採取の工事で事故があり、事故現場付近に居住していたある家族がその事故に巻き込まれ、子供を含む数人が亡くなる惨事となったらしい。
その被害者たちの遺族は、国の安全管理に問題があったとして国の責任を問う訴訟を起こしたが、国には責任はなかったと裁判所はみなし、結局は原告敗訴という結果に終わっていたようだ。

基礎知識もつけたことだしさっそく嵩原建設ビルに向かう。
行きがけに、「記者の必需品だ」として編集長から記録のためのボイスレコーダーも貰った。
ちなみにヒロインはここに残って編集長の手伝いをする事になった。
降りている入り口シャッターをその辺の車の下から盗んだジャッキでこじあけ、
嵩原建設ビル内部に侵入を果す。どう見ても犯罪者だ。

ビルのエントランスでは首都島建設に関する年表など、さまざまなものが展示されている。
当然、嵩原建設の技術、島の建設に使われたハニカムケーソン工法を誇り称えるような内容がほとんどだ。
その中にみおぼえのある名前がちらほらあった。
八田巧と新崎良祟。
八田巧と言えば、ビル街で見たポスターに載っていた、土地造成局長をしている人物で、「嵩原建設 総務課 杉山義博」という名刺を渡した怪我人のところで会った小太りの男。
そして新崎と言えば相沢真理の叔父で首都島管理センターに勤めているという人物。
彼らはもともとは嵩原建設の中でも首都島建設担当の幹部で、首都島の完成に伴い八田は土地造成局長に、新崎は首都島管理センター長に就任したらしい。

170 :絶体絶命都市:2007/08/06(月) 01:53:49 ID:dA+uKnzn0
とりあえず、資料がありそうなところと言うところで重役室に向かってみる。
すると、なぜか電灯がしっかりついていた。自家発電でもしているのだろうか?
幸い電灯はついているものの誰も居なかったために家探しをしてみる。
だがいかにも何かありそうな金庫は開錠ナンバーがわからず開かない。
その他の場所からは、幸せそうな家族の写真や総務課の鍵しか出てこなかった。
しかたなく、この部屋は諦め、この鍵で入れるだろう総務課へと向かう。

総務課はそこそこ広く、いくつもデスクがある。
そのうちひとつのデスクを調べているとそこに置いてあった小説の題名にふと目が行く。
「朝顔の昼寝」というタイトルの小説だ。
そういえば、怪我をしていた男から渡された「総務課 杉山義博」と書いてあった名刺には「アサガオノヒルネ」と意味不明の言葉が殴り書きしてあった。この小説のことなのだろうか?
さらに、内線番号表を見てみるとこのデスクは杉山という社員のデスクらしい。
念のためにその小説を調べてみると……謎の数字である「8762」が書かれたメモと、ボイスレコーダー用のボイスデータが記録されたメモリーが出てきた。
さっそくボイスデータを編集長から渡されたボイスレコーダーで聞いてみることにする。

 「……そうかぁ、やっと準備ができたか!」
 「ああ。いつでも、任意の日時に始めることができる」
 「ここまで長かったなぁ……で、いつにする?」
 「……6月21日にしようと思っている」
 「6月21日……? あっ!……そうか、あの日か……」

どうやら、二人の男の会話を盗聴した音声のようだ。
「やっと準備ができたか!」と興奮している男の声は聞き覚えがある。八田巧の声だ。
しかし、6月21日に何を始めるというのだろう?
6月21日と言えば、昨日。地震が起こった当日だ。
偶然かもしれないが、報都新聞で見た事故の日付も6月21日だったが……?
だがここで考えていても仕方が無い。
謎の数字は金庫の開錠ナンバーでは無いかと推理して重役室に戻り、
金庫に入力してみる……と、推理どおり鍵が開いた。

しかし、中に入っているのは首都島の建造工事報告書と首都島の地下水路図だけだった。
大したことの無い資料に思えるが、なぜこんなものを大事に金庫にしまったのか……?
よく見ると、資料の中の首都島地図には、後から目印として記したらしい丸がいくつもある。
建造報告書のほうによるとその丸がついている場所は全て、巨大な地下空洞がある場所。
そして、地下水路図を見ると、その地下空洞は全て水路が集まる場所にあるようだ。

どう解釈したらよいものか、と頭を捻っていると、誰かが部屋に近づいてきた。
慌てて机の影に隠れていると、入ってきたのはきっちりとスーツを着込んだ小太りの男、八田巧だった。
八田は隠れている須藤に気づかず、何者かと通信機らしきもので上機嫌に話している。
相手の声は聞こえないものの、八田の語るその内容は驚くべきものだった。

 「……ええ、もう避難もほとんど済んだようですしね。これ以上、死人は期待できんでしょう」
 「……もっと死んだほうがよかったですか?ハッハッハ!」
 「……新崎ですか?まだ、生きてますよ」
 「簡単に死なせませんよ……家族を殺った意味がなくなりますからねえ」
 「これからも、いい友人として役に立ってもらいますよ!ハハハ!」

地震で人が大勢死んだことを喜ぶような異常な発言。
さらに新崎の「家族を殺った」とは……?
なにかの陰謀に関わる会話であろうその八田の声を、須藤はしっかりとボイスレコーダーに録音していた。

238 :絶体絶命都市:2008/01/02(水) 03:39:25 ID:6bXNYm7C0
その後、他の所へと電話を続けている八田を尻目に部屋からこっそり脱出する須藤。
しかし、部屋から出たとたん、迷彩服の眼光鋭い男に見つかって銃を突きつけられてしまった。
この男は、須藤が杉山に名刺を託された後、ヘリに乗り込むのを目撃したあの男だ。
どうやら八田が組んでいるある組織の人間らしい。
八田と迷彩服の男は須藤を嵩原建設ビルの屋上まで連行し、縛り上げた。

 八田「ほう、新聞記者か…油断も隙も無いな」
 迷彩服「殺しますか」
 八田「いや、かまっている時間が惜しい。このまま放っておけばビルごと沈むだろうよ」

そんな会話をした後、二人は須藤を縛ったまま放置して黒いヘリに乗り込んでどこかに去っていった。
そう、度重なる地震により、島の周辺部の崩壊どころか近いうちに首都島は丸ごと海に飲み込まれるのだ。
このままそれを待って死ぬわけにはいかない。
須藤は縛られたままずりずりと這いずって折れたパイプのところまで行き、
そのパイプの鋭い縁で自分を縛っていたロープを切った(手に隠し持っていたライターでロープを焼き切る事も可能)。

どうせ死ぬからと油断していたのか、八田は須藤がこの嵩原建設ビルで得た資料などを奪っていかなかった。
とりあえず編集長から頼まれた仕事は完遂したので報都新聞ビルへと戻ろうとする須藤。
しかしその途中、報都新聞ビルの編集部の窓から火の手が上がっているのを目撃して急いで編集部へ向かう。
編集部では、編集長とヒロインが煙にまかれて慌てていた。どうやら編集長が吸っていたタバコの火の不始末で火事になったらしい。
二人と一緒に、煙を吸わないように四つんばいになってなんとか火事場から脱出してビルの外に出た。
しかし、編集長は脱出の最中に足を怪我したらしく歩けなくなってしまう。

編集長の話では、避難者が集まって救助を待つことになっている避難所のうちの一つ、「さつき公園」が近くにあるらしい。
歩けない編集長は仕方が無いので須藤がおんぶして、三人でさつき公園に向かう事にする。
……が、さすがにおっさんをおんぶして移動するのは疲れる。さつき公園に入ってすぐのところに、ベンチがあったのでちょっと休憩を挟む事にする。

休憩しながら、嵩原建設内に八田が居た事を話す。そして八田の電話の内容の録音も二人に聞かせる。
すると、編集長は真剣な顔になり、これはすごいスクープだ、何としても島から出て報道しないと、と興奮している。
報道の話題の中で、カメラマンの陣内についても編集長に聞く事が出来る。
陣内もフリーになる前は報都新聞の記者だったらしい。編集長から見て、陣内は自分から危険に飛び込むような取材をしているように見えるという。
陣内は幼い頃に自分以外の家族全員を事故で亡くしており、取り残されたと感じているのか死に急いでいるようにも見えるとのことだ。
(同行しているヒロインが真理の場合、この時に嵩原建設で見つけた幸せそうな家族の写真を真理に渡す事も出来る。
 どうやらこれは、真理が子供の頃に叔父家族と一緒に撮った写真らしい。という事は、あの重役室は新崎の部屋だったのだろうか。)

その時、持ち歩いていたラジオでまた避難情報を聞く事が出来る。
救助活動を行っていた救助船三隻のうち二隻は、既に救助活動を終えて帰港に向かっているとの事だ。
最後の一隻は今まさにさつき公園で救助活動を行っているという。
「この救助活動により生存者の避難はほぼ完了する」などと言っているため、この機会を逃すとまずいかもしれない。
編集長を背負っていては重いので、編集長はここに残してヒロインに見ていてもらい、
須藤が急いで救助隊の人を呼びに行くことにする。
その道中でさつき公園のあちこちを見て回るが、テントが張られていたり救助物資が詰まれていたりと
避難所になっていた形跡はあるも、人っ子一人いない。やはり救助活動は完了しつつあるようだ。
橋が落ちているため公園の池を泳いでわたる羽目になったりしつつ進むと、さつき公園に隣接する運河で、
ゴムボートに乗った救助隊の人と会うことができた。

239 :絶体絶命都市:2008/01/02(水) 03:40:04 ID:6bXNYm7C0
――選択肢。救助隊の人が「あなた一人ですか?」と聞いてきた。どう答える?――
 >ケガ人が居るので連れてきます
  一人です



――「一人です」と答えた場合――
救助隊の人「ほかに誰か見ませんでしたか?」
 >あっ ちょっと待ってください
  僕が最後ですよ

――さらに「僕が最後です」と答えた場合――
救助隊の人「そうですか、では乗ってください」
救助隊の人に促され、須藤はゴムボートに乗って救助船に向かった。
その途中、後ろを振り向くと、声が届かないくらい遠くなった岸にヒロインが走ってきた。
そして、こちらを見て、裏切られたと知って絶望したのか、がくりと崩れ落ちた。
罪悪感からか頭を抱えながら、ボートに揺られる須藤。そしてゴムボートは無事救助船へと辿り着いた。

少し気がとがめるけれど、島からは出られた。ヒロインと編集長は行方不明になったらしい……。

【エンディング5】【エンディング6】
(同行していたヒロインが真理なら5、夏海なら6と表示される)



――ちゃんと同行者がいることを告げた場合――
同行者を呼んでくるので待っていてほしいと救助隊員に頼み、二人を呼びに戻る須藤。
公園の池を泳いで渡っている時に余震が来て池の底が抜け、流れ出して行く水の渦に飲み込まれそうになったり、
余震で倒れてきた大木に潰されそうになったりと何度も死の危険に直面しつつも、ゴムボートのところへ二人を連れてきた。
ゴムボートには一度に三人程度しか乗れず、運転する救助隊員の人と
さらに避難者の少年を一人乗せているのであと一人しか乗れない。
(この少年は夏海の弟。同行しているヒロインが夏海だった場合、ここで再会でほっとした夏海が泣くイベントが入る。)
まずは怪我人優先と言う事で、編集長を先に救助船までつれていってもらい、もう一度戻ってきてもらう事にした。
編集長と少年を無事救助船に乗せた後、救助隊の人が一人でゴムボートに乗って戻ってきてくれたが……
なんと、大きな余震が発生。高層ビルが崩壊し、救助船と須藤たちの間を塞ぐように倒れ、
救助隊の人とゴムボートはそれに押しつぶされてしまった……。
今度こそ避難できると思ったのにその希望が潰え、呆然としてしまう須藤とヒロイン。
仕方なく、陣内と別れる時に避難できなかったらここで落ち合おうと決めていた、さつき公園の近くの塔を目指すことにする。
さて、陣内と彼に同行していた別パートナーと再会した2人はスタジアムに入った。するとそこで、陣内は須藤を引きとめた。彼はいった。「この先何が起こるかわからん。だからと言ってあの2人をほっとく訳にはいかない。1人は俺に任せる。」(ここでパートナーをまた選ぶ。最高感度を目指したければ同じパートナーが賢明。)須藤は、パートナーを慎重に選んだ。
スタジアムに入ると、静寂な感じだった。2人が装備品を持つと、大揺れが。ドームが崩れだしたのだ。2人は鉄骨などに翻弄されながらも脱出した。陣内と別パートナーも逃げたようだった。
さて、2人がスタジアムを脱出すると、ある男が無線で喋っていた。八田の部下だ。「あいつまだ生きていたか!始末しろ。抹殺するんだ!」八田は言った。須藤とパートナーは何とかロケットランチャーを交わしつつもPBプラザビルに迷い込んだ。
PBプラザビルはオープン直前のビルだった故か、やけに静かだった。すると八田の手下とも言える2人の男が入ってきた。須藤とパートナーは必死に隠れつつも進んだ。しばらくして、須藤は「僕がおとりになるから、先に逃げたほうが賢明だ。」といった。パートナーは最初は動揺したが受け入れた。(別の場所でも可能。)
さて、須藤は何とかテナントエリアに隠れこんだ。懐中電灯があったが、無視した。しばらくして、バックヤードの鍵をゲットしたが,あわや男に見つかるところだった。
須藤は何とか潜り抜け、フェンス越しでパートナーと再会。まだ油断はできないので、しばらくしてからまた会うことにした。その後も、暗闇の中を駆け抜けた。すると、出口が崩壊。須藤は、運よく脱出し、上にいたパートナーに手を振った。しかしパートナーが襲われたため、彼は走った。途中で、目もくらむようなところをかかっている鉄骨の上を何とか渡りきり上の階にあがった。
すると、なんとさっきの男がヘリコプターで襲撃してきたのだ。須藤とその男による激しい一騎討ちが始まった。須藤は消火器を使い、ヘリコプターとシャンデリア(隣のエレベーターでも可能。)に水をぶっ掛け、ヘリを破壊。彼は勝ったのだ。こうして、2人は命からがらの生還を果たした。
その後、首都島管理センターに行く途中、「救助船が座礁しました」とのニュースが入った。その時点で2人の服はぼろぼろになった。2人は首都島管理センターに向かった。そこで編集長たちとも会話をした。(パートナーが比嘉の場合、ここでイベントが。)すると、八田が首都島管理センターに入っていく姿が見えた。2人は彼の後を追った。須藤はトイレのドア越しに彼の会話を聞き、ボイスレコーダーに録音。その後2人は首都島の模型のある部屋に入った。そこは、制御室だった。しばらくして、2人はヘリコプターを見た。「これで大丈夫だね」とパートナーが言った。(ここでは「そうとは限らないよ」といったほうが賢明。)しかし、出来なかった。その後2人は新崎と陣内が会話をしている部屋に入った。須藤はボイスデータを新崎の前で再生した。
「……そうかぁ、やっと準備ができたか!」
「ああ。いつでも、任意の日時に始めることができる」
「ここまで長かったなぁ……で、いつにする?」
「……6月21日にしようと思っている」
「6月21日……? あっ!……そうか、あの日か……」
新崎は、衝撃の事実を突きつけられた。陣内は言った。「もう一度いいます。なぜこのようなことを?」新崎は言った。「政府への報復だ。私は私の家族を政府によって殺された。彼らは責任を認めなかった。自殺しようとも考えた。とはいえ八田に出会ってから、私は立ち直った。」さらに須藤は、八田の会話も再生した。
「……ええ、もう避難もほとんど済んだようですしね。これ以上、死人は期待できんでしょう」
「……もっと死んだほうがよかったですか?ハッハッハ!」
「……新崎ですか?まだ、生きてますよ」
「簡単に死なせませんよ……家族を殺った意味がなくなりますからねえ」
「これからも、いい友人として役に立ってもらいますよ!ハハハ!」
新崎は愕然とした。すると、八田が入ってきた。須藤と陣内たちは入れ替わりに逃げ出した。(パートナーが相沢なら謝ったほうがベスト。)2人が外に出ると、陣内がモーターボートを用意して待っていた。途中で八田の部下がさっきの復讐らしくヘリで襲撃してきた。2人は必死につかまりながら脱出。途中で、「40メートルもの津波が発生しましたので避難してください。」とのニュースが入ってきた。必死になり、陣内は手際よくモーターボートを停泊。しばらくして、津波が襲撃、3人は上へ上へと駆け抜けた。
そして屋上に着いた。すると、さっきの男が襲撃。2人は逃げるが、パートナーが襲撃されそうになったところを、陣内が身代わりとなって打たれた。その後ビルは男を巻き添えにして崩壊。その後、陣内は「絶対に記事だけは書き上げろよな」と言い残し、死去。2人は彼の遺志を受け継ぎ、向こうのビルに入り、屋上を目指した。すると、今回の事件の黒幕、八田が待ち構えていた。
「君は私にとって目障りだ。うせろ。」そして彼は発砲した。するとそこへ新崎がきた。「その男から聞いたぞ。10年前の事故はお前が仕組んだのか?」しかし八田は「ちゃんと事故に見えていただろう?」と開き直った。「それにしても君、やっぱり失せるんだな。」そのとき、新崎は発砲。「この10年は充実していた。例をいいたいぞ。暴れちゃだめ。」八田も発砲するが、銃弾は空になっていた。「友達だろ?もう少し付き合ってくれよ。」そういうと、新崎は八田と心中した。相沢は嘆き悲しんだ。
--最高感度EDではない場合--
悲しみにくれる2人が空を見上げると、雨が降ってきた。すると、救助ヘリがやってきた。
「ビルの上に被災者がいます。」
「スペースはある。救助するぞ。」
そして2人はヘリに乗って、脱出。窓の外の首都島は、完全に水没した。
帰ったら、早速記事を書かなくっちゃ。

【エンディング1】【エンディング2】
(同行していたヒロインが真理なら1、夏海なら2と表示される)
--高感度ED--
2人はビルの屋上に取り残された。と同時に余震が。2人に怪我はなかった。そして2人は首都島セントラルタワーに入り、上へ上へと上った。そして最上階に来たとき、2人は抱き合った。そして2人は、首都島と運命をともにした。

僕は、ヒロインを残して首都島を出ることはできなかった。

【エンディング3】【エンディング4】
(同行していたヒロインが真理なら3、夏海なら4と表示される)






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