The Elder Scrolls IV: Oblivion

メインシナリオ:part22-630・632~634

 

魔術師ギルド:part60-200~206,216~221,223

 

闇の一党:part60-275~285


630 The Elder Scrolls4 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土)01:09:01ID:DvDvDCuQ
The ElderScrolls4:Oblivionをぼちぼち。

>>547のArenaで異世界"Oblivion"から帰還した皇帝による
平和な統治が続いた帝国。

老いた皇帝は自らの死、そして異世界"Oblivion"からの
侵攻の夢を見た。

皇帝の最期の日。暗殺者が急襲し3人の跡取りは殺された。
皇帝はわずかな護衛とともに牢獄の奥の秘密通路を目指す。
その牢獄には偶然囚人の主人公がいた。皇帝は「夢で見た」
といい、初対面の主人公を信頼する。地下通路を通り脱出しよう
とする皇帝一行とついでに脱出しようとする主人公。だが追っ手は
すでにそこまで迫っていた。

皇帝は主人公に「皇帝のアミュレット」を託して修道院にいるある人物を
訪ねるように頼み、その直後に暗殺される。

皇帝の血筋のものが「皇帝のアミュレット」を身に着けない限り
世界を"Oblivion"から守る竜の火が消えてしまう。だが皇帝も
その跡取りも暗殺されてしまった。皇帝無き帝国に"Oblivion"からの
悪魔の侵攻がはじまった。

地下通路を抜けた主人公は「皇帝のアミュレット」を持ち、広い世界を
旅することになる。


 

632 The Elder Scrolls4 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土)21:26:14ID:DDompN9D
(牢獄脱出部分からは自由行動なので以下のメインストーリー
を無視するのも可能。)

「皇帝のアミュレット」を持ち修道院にいるある人物を
訪ねる主人公。その老修道士は実は帝国の秘密部隊(忍者
みたいなもの)の長だった。彼は皇帝の隠し子の存在を
主人公に教える。その隠し子まで殺されてしまったら絶望だ。
アミュレットを老修道士に預け、隠し子を連れ戻すために
彼が修道士をしているという街に向かう。

しかし、もうすでに敵は先回りし、街に


633 The Elder Scrolls4 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土)21:40:00ID:DDompN9D
<失敗したので続き>

しかし、もうすでに敵は先回りし、街に"Oblivion"からの門を
開いて破壊の限りを尽くしていた。兵士と協力して「門」を閉じ、
生存者を救出する。皇帝の隠し子である修道士はまだ無事
だった。

彼を老修道士にあわせるために共に修道院に戻るが、
そこには再び暗殺者が襲撃をかけていた。撃退するも
「皇帝のアミュレット」は盗まれてしまった。せめて残った
跡取りだけでも安全な場所へ、ということで山の上にある
秘密部隊の城(というか寺)に拠点を移し、アミュレットを
取り戻す算段を行うことになった。

調査によって、皇帝暗殺を行ってアミュレットを奪ったのは
ある悪魔崇拝教団であることがわかった。教団に関する
文献を集め、教団の神殿の場所を突き止め突入する。しかし
教祖はアミュレットをもったまま本の中の異世界に逃げてしまった。


634 The Elder Scrolls4 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土)21:44:28ID:DDompN9D
主人公は本の中の異世界に突入するために様々なアイテムを
集めることになる。(中略-遺跡を探したり、各都市の横にOblivion
の門が開いたり、各地の領主の助けを得たり…)ついに本の中に
逃げ込んだ教祖を倒し皇帝のアミュレットを取り返す。

皇帝のアミュレットと皇帝の血筋の両方がようやくそろった。そこで
再び世界の守りである竜の火を蘇らせるために首都に向かう。しかし
そこに邪神本人がOblivionから現実世界に降臨する。もはや竜の火だけ
では対抗できない。

皇帝の隠し子は自らの宿命を悟り、最後の手段を使った。皇帝のアミュ
レットを砕き、自らの竜の血(皇帝の血筋は竜の血を引いていると
される)を捧げ、その身に偉大なる竜神を召喚したのだ。竜神の力に
より邪神は倒され、世界各地のOblivionの門も全て崩壊した。しかし
竜に変化した彼はそのまま石像となり、二度と返らなかった。

こうしてOblivionからの侵略の危機は終結したが、皇帝の血筋は
絶えてしまった。…一つの時代が終わった。これからの未来は
どうなるのか?それは次なるElderScrollが語ることとなるだろう。


 


200 :The Elder Scrolls 4 魔術師ギルド:2012/03/04(日) 01:48:15.48 ID:D8NX4fmB0
一応世界観説明

ゲームの舞台となるシロディールは中心に帝都があり、そこには優秀な魔術師だけが入ることのできる
アルケイン大学という魔法大学がある。アルケイン大学に入学するためには、帝都以外の7つの都市の支部に行き、
それぞれの支部長(ギルドマスター)から推薦されないといけない。魔術師ギルドの序盤は入学するための推薦状を得るために、
各都市でギルドマスターからの依頼をこなしていくという感じになります。
そして、魔術師ギルドと敵対する勢力が死霊術師です。死霊術は本来は違法とされているわけではないのですが、現在のアークメイジ、
ハンニバル・トレイブンにより全面禁止にされています。

あと注意としては、基本的に自分のプレイをなぞっていくような形になりますが、このゲームの問題の解決法は一種類ではないので、
プレイする人によって代わる可能性があるってことを最初に言っておきます。


201 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/04(日) 01:57:56.57 ID:D8NX4fmB0
私はブルーマのギルドで念願の魔術師ギルドのメンバーになることができた。
しかし、残念ながらギルドのメンバーになりすぐにアルケイン大学に入れるわけではないらしい。
大学に入るためにはそれぞれの都市のギルドマスターから推薦してもらわないといけないのだ。
私は手始めにブルーマのギルドマスターから依頼を受けることにした

・ブルーマの推薦状
最初にブルーマのギルドマスター、ジョアンから行方不明のジュスカールという魔術師を探すように依頼された。
行方不明といっても、何かの事件に巻き込まれたわけではないらしい。ジュスカールとヴォラナロはイタズラ好きの魔術師で、
魔法の実力が低いにも関わらずギルドマスターの座についているジョアンが気に入らず、透明化の魔法で姿を隠しているらしい。
私は生命探知の魔法で、透明になっているジュスカールを探し出し、解呪の魔法で透明化の魔法を解き、
ジュスカールとヴォラナロのイタズラを終わらせた。ジョアンは推薦状を書くと約束してくれた。

・ブラヴィルの推薦状
ブラヴィルのギルドマスター、クッド=エイからギルドメンバー間のいざこざを解決するように依頼された。
女に振られたヴァロン・ヴァモリという魔術師が彼女の杖を盗んでしまったらしい。クッド=エイは杖を取り戻すための手助けとして、
相手を魅了する魔法が込められた巻物をくれた。私はヴァロン・ヴァモリに会い、魅了の魔法を用いて、杖を返すように説得した。
だが、彼は杖をすでに帝都の商人に売ってしまったらしい。私はクッド=エイから追加の巻物をもらい帝都へと出発した。帝都で商人を見つけ、
魅了の魔法を用いて200Gで売ってもらえるように説得した。懐が痛むがこれも推薦状をもらうためだ。
私はお金を払い杖をブラヴィルの魔術師ギルドへと持ち帰った。問題を解決して、クッド=エイは推薦状を書くと約束してくれた。

202 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/04(日) 02:01:35.81 ID:D8NX4fmB0
・スキングラード
スキングラードのギルド会館に到着した私はギルドマスター、エイドリアンからの推薦を得るために、ギルドの厄介ごとを処理することになった。
かつて問題を起こしてギルド会館から街の近くの洞穴へ追放された魔術師のアーソルの安否を確認してこいということだった。
アーソルが住んでいるという洞穴に入ると、いきなりゾンビが遅いかかってきた。
ゾンビを倒しながら洞穴の奥に進むと、そこにはアーソルがいた。どうやらゾンビたちのせいで洞穴から出ることができなかったらしい。
ゾンビをすべて倒して安全が確認できると私とアーソルは洞穴から脱出した。
アーソルをスキングラードまで無事に送りとどけ、ギルドマスターは推薦状を書くと約束してくれた。

・レヤウィン
レヤウィンのギルドマスター、ダゲイルから推薦を得ようとレヤウィンのギルド会館までやってきたが、様子がおかしい。
ダゲイルの言っていることはまるで狂人のようで要領を得ない。
他のギルドメンバー、アガタから話を聞くと、ダゲイルは千里眼の持ち主であり、能力が暴走してまともに話せる状態ではないらしい。
以前は「預言者の石」という魔法の道具で能力を制御していたが、それが何者かに盗まれてしまい、正気を保てなくなったようだ。
他のメンバーから話を聞いたところ、犯人は同じギルドメンバーのカルタールだと分かった。カルタールを問い詰めると、
「石で正気を保っている人間にはギルドマスターはつとまらない」という言い分で賢者の石を盗んだということが分かった。
意識が朦朧としているダゲイルからなんとかダゲイルの父もダゲイルと同じ能力を持ち、魔法のアミュレットで力を封印していたという情報を聞き出し、
私はダゲイルの父が埋葬されている砦に向かった。盗賊に襲われながらも砦の奥に進み、ついに棺からアミュレットを手に入れた。
気配を感じ、後ろを振り返るとカルタールが立っていた。「ダゲイルがあのままでいれば私がギルドマスターになれるのに!なぜ邪魔するんだ!」
カルタールは魔法を使って私に襲いかかってきたが、私も魔法を使って反撃した。私の破壊魔法が直撃し、カルタールはその場に崩れ落ちた。
こうして事件の犯人も死に、ダゲイルはアミュレットの力で正気を取り戻し、推薦状を書くと約束してくれた。


203 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/04(日) 02:05:50.70 ID:D8NX4fmB0
・コロール
ギルドマスターのティーキウスからギルドの悪口を広める厄介者の魔術師、イラーナをコロールから追い出すよう依頼された。
早速イラーナが泊まっている宿に向かってコロールから出るように説得しようとしたが、なぜか「他の魔術師たちとは違う」と信頼され、
「霊峰の指」という本を探して欲しいと依頼された。私にはそれがどのような本なのか分からなかったが、ティーキウスに報告したところ、

非常に貴重な本だということが分かり、必ず持ち帰れと命令された。私は「霊峰の指」があるという山のてっぺんに向かった。
そこには大きな柱と地面に横たわる焼死体があった。焼死体を探ると、例の本が見つかった。ティーキウスのもとに持っていってもよかったのだが、
私は魔術師として、本の内容が気になった。私はイラーナに本を渡し、解読した結果を教えてもらった。本の大部分は私の理解の範疇を超えているらしいが、
「霊峰の指」という呼び名の魔法の習得方法が書かれた部分は私にも理解できる。
とはいえ、私にとって推薦状は絶対に必要なものなので彼女に本を渡した後、宿の部屋にこっそり忍び込んで、本を盗み出し、ティーキウスへと渡しておいた。
これでコロールの推薦状も手に入った。

その後、私は本に書かれていた通りに準備をし、本を見つけた山のてっぺんで魔術「霊峰の指」を習得するための儀式を行った。
私は魔力が込められたウェルキンド石を準備し柱に向かって電撃の魔法を放った。
その際、強力な電撃が私の体を貫いて、危うく死に掛けたが、なんとか破壊魔法「霊峰の指」を習得することができた。
ただ、残念ながら、私の持つ全魔力を注ぎこんでも発動することはできなかった。古代の強力な魔法を扱うには私の修行がまだ足りないようだ。

204 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/04(日) 02:10:10.74 ID:D8NX4fmB0
・アンヴィル
ギルドマスターのキャラヒルから危険な任務を依頼された。
最近、街の近くの黄金街道ではぐれ魔術師が商人を殺し、荷物や金を強奪する事件が多発しているらしい。
依頼とは私にその魔術師をおびき寄せるための囮になれというのだ。殺された死体の状況から、どうやら氷の魔法を使われたらしいということが分かっているので、
キャラヒルは護身用に「氷の盾」の魔法が込められた巻物をくれた。そして私は街を出発し、黄金街道沿いの宿屋で自分は商人だと偽って宿を借りた。
これは当然はぐれ魔術師をおびき寄せるための罠だ。やはり、はぐれ魔術師の話は広まっているらしく、宿にいたカミナルダという女性も勇気があるものだと驚いていた。
自分の部屋に入ると、アリーレという女性が私の部屋に入ってきた。彼女が今回はぐれ魔術師を倒すために派遣された魔闘士らしい。彼女は私に明日の計画を説明してくれた。
私は宿に一晩止まり、朝が来ると、計画を実行するために宿を出た。宿の外にはアリーレともう一人の魔闘士がおり、二人とも私を影から見守るために、街道の脇の草むらへと入っていった。
私が商人を装って街道を歩いていくと、突然後ろから声をかけられた。声の主は昨晩、宿にいたカミナルダだった。彼女こそ商人を殺していたはぐれ魔術師だったのだ!
彼女はアンデッドを召喚し、強力な氷魔法で攻撃を仕掛けてきた。かなりの強敵だったが、キャラヒルからもらった巻物のおかげで氷魔法をしのぐことができた。
アリーレたちはすぐにカミナルダを攻撃し、カミナルダは倒れた。
私ははぐれ魔法使いが死んだことをキャラヒルに報告し、彼女から推薦を得ることができた。

205 :The Elder Scrolls 4 魔術師ギルド:2012/03/04(日) 02:19:48.79 ID:D8NX4fmB0
・シェイディンハル
ギルドマスターのファルカーは明らかにこちらに悪意を持っている。依頼に関する詳しい話はディーサンというアルゴニアン(トカゲ人間)の魔術師に聞けと指示されたが、
彼女に話しかけようとすると「ファルカーのいないところで話をしよう」と遮られた。ファルカーが自室に戻ったときを見計らい、
ディーサンに話しかけると、「ギルド会館の裏側にある井戸から、指輪をとってくる」というのが推薦の条件だと教えてくれた。簡単な条件に思えたが、
以前に同じ条件を出されたヴィドカンという新入りが行方不明になっているらしい。
ディーサンはファルカーが何か企んでいるのではないかという疑念を抱いているようだった。

彼女は念のため、私に少しの時間水中で呼吸できる魔法を教えてくれた。不安はあるが推薦状は必要なので、井戸に潜り、指輪を探すごとにした。
水の中をしばらく潜っていくと人間の死体を見つけた。恐らく新入りのヴィドガンの死体だろう。行方不明になっていたのではなく、ここで溺れ死んでいたのだ。
私は指輪を探るために彼の死体を調べた。彼のポケットから指輪が見つかった。魔法を使ってはいるが、息も限界に近いので、すぐに指輪を手に入れ、この場を離れようとした。
だが体が動かない。体が重い!いや、小さな指輪が異常に重いのだ。
私は指輪を手放した。するとすぐに体は軽くなり井戸から出ることができた。指輪は手に入れたものを溺れさせるための魔法の指輪だったのだ。
私は指輪をとることをあきらめギルド会館に戻った。だが、ファルカーがいない。どうやら私が井戸に潜っている間に、ディーサンがファルカーを問い詰めたところ逃げてしまったらしい。
仕方がないのですでに書かれていたという可能性に書けファルカーの部屋で推薦状を探した。結局推薦状は見つからなかったが、ファルカーの棚から死霊術に用いられる黒魂石が見つかった。
ギルドの法に背いたファルカーはギルドマスターの資格を失い、ディーサンがシェイディンハルの新たなギルドマスターとなった。彼女は推薦状を書くと私に約束してくれた。
ファルカーの行方は気になるが、ともかく、これで私はすべての推薦状を集めることができた。

206 :The Elder Scrolls 4 魔術師ギルド:2012/03/04(日) 02:22:53.41 ID:D8NX4fmB0
・魔術師の杖

長い道のりだったが私はついにすべての支部のギルドマスターから推薦を得ることができた。
私は帝都のアルケイン大学に入ることを許されたのだ。大学に到着してすぐマスターウィザードのラミナス・ポラスに話しかけた。
推薦状はすべて届いているようで安心した。私の入学は正式に認められて、まずは自分の杖を作ることになった。
杖を作るために必要な木の枝を手に入れるため、私は大学近くの洞穴にいる魔術師のもとへ行った。
だが洞穴に入ってすぐに魔術師の死体が見つかった。なにか良くないことが起こっているのは確かなので、魔術師の死の原因を確かめるために

洞穴を探索することにした。洞穴の一番奥には外に通じる扉があり、死体から手に入れた鍵で扉を開けると、目の前には数人の黒いローブを来た死霊術師たちがいた。
彼らが洞穴の魔術師を殺したのは間違いない。死霊術師たちはアンデッドを召喚し、私に襲いかかってきた。私はこれまでの旅で学んできた魔法を駆使し、
死霊術師たちを倒した。そして、杖に使う枝を手に入れ、大学へと戻り、起こったことを報告した。。ラミナスは死霊術師たちの攻撃に衝撃を受けたようだ。
何はともあれ、持ち帰った木の枝で、私専用の杖を作ることはできたが、これから激化するであろうギルドと死霊術師との戦いに、不安を感じずにはいられなかった。


続く

216 :The Elder Scrolls 4 オブリビオン 魔術師ギルド:2012/03/07(水) 23:11:55.82 ID:zs5gX5eG0
・ギルドの思惑

先日の殺人事件で、大学は慌しい雰囲気に包まれている。みな死霊術師にどのように対抗すれば良いのかということで手一杯のようだ。
そんな中、マスターウィザードのポラスが私に任務を命じた。内容はスキングラードを統治するハシルドア伯爵から本を返してもらって来い
ということだ。雑用のような取るに足らない任務だが、死霊術師の件でみな忙しく、大学内で手が空いているものが私しかいないらしいので仕方がない。
私はすぐにスキングラードのハシルドア伯爵の元へ旅立った。

スキングラードの城に到着したが、大広間にはハシルドアの伯爵の姿はなかった。仕方がないのでメルカトールという伯爵の部下に取り次ぎをお願いしたが、
返事をもらうまで丸1日かかった。彼が言うには伯爵はスキングラードの街の外にある「呪われた鉱山」という場所で午前2時に私と話がしたいらしい。
何故そのような時間に、そのような場所で?不思議に思ったが、ポラスから伯爵は変わり者だと聞かされていたので、これもそういうことなのだろうと考え、
深夜に約束の場所へ向かうことにした。

私は「呪われた鉱山」に時間通りに到着した。しばらく待つと3人の人間が現れた。だがその中に伯爵の姿はなかった。
一人は城で出会ったメルカトールという男。残りの二人は死霊術師の特徴的な真っ黒なローブを着ていた。
メルカトールは私に言った。「お前にはここで死んでもらう」 私は死霊術師たちの罠にかかってしまったのだ。
彼らは私に攻撃を加えようとしたが、突然新たな人影が現れ、素手で死霊術師とメルカトールを殴り倒していった。
戦いが終わり、初老の男は私にこう言った。「考えられない阿呆だな。私がこんなところで会合を開くわけがあるまい」
その男こそスキングラードの伯爵、ハシルドアであった。彼の話によると私は本を返してもらうという名目でハシルドアが死霊術師と
つながりがないか探るために利用されたらしい。そしてハシルドア伯爵も自分の身内の中の死霊術師をあぶりだすために私を泳がせていたのだ。

私は大学に戻り、ポラスに、死霊術師たちに襲われたこと、ハシルドア伯爵は死霊術師の味方ではないことを伝えた。
ポラスは、今回の任務の目的はあくまでハシルドア伯爵の動向をうかがうことであり、私が死霊術師に襲われることは予想外の出来事であった、と申し訳なさそうに言った。大学が私をだましていたのは事実だが、わざと危険に晒そうとしたわけではなかったのだ。
彼の説明によるとハシルドア伯爵の正体は長い年月を生きた吸血鬼であり、魔術師ギルドとは伯爵の秘密を漏らさない代わりにギルドと協力するという密約がなされていたため、私に今回の任務の本当の目的を話すことができなかったらしい。

217 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/07(水) 23:15:32.47 ID:zs5gX5eG0
・ヴァータセンの秘密
いまだに大学内は死霊術師の件で慌しい。そして手が空いている私に新たな雑用がまわってきた。
ヴァータセンという遺跡の調査がなかなか進まないので、私が調査を手伝いにいかなくてはならない。

ヴァータセンでは遺跡の仕掛けの謎を解くために苦労しているようだ。大きな部屋の石柱に正しい順番で
正しい魔法をかけなければ、先に進む道が現れないようだ。私はスカリールという男に部屋の石碑に書かれている文を解読してもらい、魔法を柱に当て、
先へ進む道を作ることができた。遺跡の奥には多くのモンスターや亡霊がいて、トラップもあったが、何とか太古の兜を手に入れ、生きて戻ることができた。

・死霊術師の月

ポラスから黒魂石について文献を調べてくるように命じられた。シェイディンハルの元ギルドマスターのファルカーも黒魂石を持っていたことでギルドから追放されたが、
黒魂石については死霊術に使われるということ以外詳しいことは分からない。私は大学の書庫で黒魂石についての本を紹介してもらった。
その本によると黒魂石とは人間の魂を捕えるための道具らしい。また、ファルカーがかつて残したメモも見つかった。
メモからは、死霊術師が黒魂石を作る儀式を行う時刻と場所が分かった。私は死霊術師たちの隠れ家の洞穴に向かい、数人の死霊術師たちと戦い全滅させることができた。
死霊術師たちの死体から黒魂石の作り方が書かれたメモを見つけたので、証拠として持ち帰った。

・喰うか喰われるか

今回の任務はマスターウィザードではなく、魔術師ギルドの統括者であるアークメイジのハンニバル・トレイブンから直接依頼を受けた。
死霊術師たちの教団に潜入しているムシアナスという魔術師からここ最近連絡が途絶えたらしい。
魔術師評議会は彼を裏切り者として疑っているようだ。ギルドの議会はムシアナスが潜入している死霊術師の隠れ家に
魔闘士たちの部隊を送り込むことを決定したが、トレイブンはムシアナスを裏切るような人物ではないと信用している。
私の任務は魔闘士たちがムシアナスを殺す前に、彼を救出することだ。

死霊術師の隠れ家に入ると、中にはギルドの送った魔闘士、フィスラゲイルがいた。だが生き残っているのは彼一人だけで、他は全員待ち伏せに遭い殺されたという。私は彼と協力して死霊術師たちを一掃することにした。
階段を下りるとおそらく死霊術師が召喚したであろうゴーストがいた。フィスラゲイルはゴースト倒そうと剣を抜き、ゴーストへ突っ込んでいった。その瞬間彼の足元の床がせり上がり、フィスラゲイルは床と天井で押し潰されて死んでしまった。
私はひとりで死霊術師と彼らの召喚したモンスターを倒していった。隠れ家の奥に隠し扉を見つけた。
そこで私は変わり果てたムシアナスを見つけた。彼は死霊術師たちに恐ろしいゾンビへと変えられてしまっていた。
ムシアナスを殺す以外に私にはどうすることもできなかった。


218 :The Elder Scrolls 4 オブリビオン 魔術師ギルド:2012/03/07(水) 23:17:06.79 ID:zs5gX5eG0
・情報の対価

ムシアナスの死をトレイブンに伝えた。彼はショックを受けていた。派遣された魔闘士たちは全滅し、
死霊術師の教団へのスパイを失い、ギルドにとっては大きな痛手だろう。
数日後、トレイブンは私に再び任務を依頼してきた。スキングラードのハシルドア伯爵が魔術師ギルドにとって重要な情報を持っているらしい。
伯爵は情報を話す相手として私を指名してきた。伯爵と私は共闘して死霊術師と戦ったことがあるので信頼されているのだろうか。

スキングラードの城へ着いたが、ハシルドアは私にただで情報を教える気はないといった。情報を教える代わりにハシルドア伯爵の抱える厄介ごとを解決しなければならない。
伯爵の話によると最近スキングラードの街の近くの洞穴に吸血鬼たちの集団が住み着いているという。それだけならまだしも、その吸血鬼たちを追って吸血鬼ハンターの集団が
スキングラードに来ているというのだ。前にも書いた通り、ハシルドア伯爵も吸血鬼であり、そのことがばれないよう細心の注意を払っているが、自分の街にハンターがいるというのは
あまりに危険すぎる。私に出された条件は洞穴の吸血鬼たちを一掃し、ハンターたちをどのような手段を用いてもよいので街から追い出すというものだった。

スキングラードの街で聞き込みを行い、ハンターのリーダーを見つけることができた。どのような手段を用いてもよいと言われてはいるが、街中でハンターを殺害すれば、
伯爵でも私を庇えない。私はリーダーに吸血鬼たちの隠れ家を教えることにした。彼は情報に感謝し、吸血鬼たちへ攻撃をかける気でいるようだ。

数日後、私はハンターと吸血鬼の様子を見るために、吸血鬼たちの住む洞穴に侵入した。吸血鬼とハンターたちの戦う音が洞穴の奥から聞こえた。地面には吸血鬼の死体も転がっている。
私は音のする方に向かっていった。私がたどり着いたとき戦いはすでに終わっていた。さすがの吸血鬼ハンターたちにとっても相手が多すぎたらしい。ハンターは全滅していた。
私は生き残っている吸血鬼たちを始末し、洞穴から出た。

ハシルドア伯爵にハンターが全滅したことと、洞穴の吸血鬼を一掃したことを伝えた。彼は私にギルドにとって重要である情報を伝えた。
「虫の王マニマルコがシロディールに来た」
マニマルコは、はるか昔、魔術師ギルドの創始者であるガレリオンと戦った伝説の死霊術師である。
私は大学に戻り、トレイブンに情報を伝えた。この情報はトレイブンだけでなく、魔術評議会にも衝撃を与えたようだ。


219 :The Elder Scrolls 4 オブリビオン 魔術師ギルド:2012/03/07(水) 23:17:36.07 ID:zs5gX5eG0
・暴かれた陰謀

ブルーマの魔術師ギルドのギルドマスター、ジョアンと連絡がとれなくなっているらしい。まめな性格の彼女から連絡が途絶えるなど滅多なことではありえない。
私はブルーマへ調査に向かった。ブルーマのギルド会館の内部は荒れ果てていて、以前の面影はなかった。地面にはギルドのメンバーの死体があった。
あちこちから死霊術師の放ったゴーストが襲いかかってくる。私は魔術で撃退しながら生存者を探した。

ギルドマスターの部屋についた。部屋にはジョアンの死体が横たわり、その隣に死霊術師の真っ黒なローブを着た女が立っていた。
「どちらさまですか?残念ながらパーティーはもう終わってしまいました。でもあなたは帰れません。私が帰しませんもの」
女はアンデッドを召喚し、私に攻撃してきた。私が反撃し、彼女が倒れたとき、部屋の隅から突然一人の男が現れた。
かつて、姿を消してジョアンを困らせた悪戯者のジュスカールだ。透明化の呪文で死霊術師の攻撃から逃れることができたのだ。
生き残りは彼一人だけだった。彼は透明になっているとき虫の王の姿を見たという。
いつまでも残るのは危険だったので、私は彼を連れてすぐに大学に戻った。


・死霊術師のアミュレット・血中の兜

私は大学に戻り、トレイブンにブルーマの魔術師ギルドが壊滅したことを伝えた。この情報は議会に混乱をもたらした。
死霊術師に対する恐れから暴走する魔術師もおり、大学が保管している死霊術師にとっての秘法を、大学内に置いておくことは危険だとして、
外部に持ち出すものたちまで現れた。
持ち出された秘宝は二つ。「死霊術師のアミュレット」と「血虫の兜」だ。トレイブンは私にその二つの秘宝を回収するように命じた。

私はまず「死霊術師のアミュレット」を持ち出した魔術師のグループに接触することにした。彼らの砦に到着して、
近くにいた魔術師に話を聞こうとしたが、まずはカラーニャという人物と話をしないといけないらしい。
私は砦の奥に進み、カラーニャに話しかけた。カラーニャは言った。
「あなたはトレイブンの飼い犬だと思っていたのですが、我々の教団の仲間になる気になったのですね」
何か様子がおかしい。私は死霊術師のアミュレットを取り返しに来たのだと説明した。すると彼女は豹変し、私に襲いかかってきた。
私も魔法で反撃し、彼女を倒した。彼女が秘宝を持ち出したのは安全のためなどではなく、彼女自身が死霊術師だったからなのだ。
そして彼女と共にこの砦にやってきた魔術師たちも……。
私はカラーニャの遺体からアミュレットをとり、魔法を駆使してなんとか無事に砦を脱出した。

続いて私は血虫の兜の回収に向かった。兜を持ち出したアーラブ・ジャロルがいるという洞穴の前にたどり着いたが、入り口で死霊術師と遭遇した。
洞穴の中も死霊術師と魔界の怪物でいっぱいだった。敵を撃退し、洞穴の奥にたどり着くと、そこにはアーラブ・ジャロルの死体があった。
私は彼の死体から兜をとり、大学に戻った。
ふたつの秘宝は大学で保管されることになった。これで死霊術師の手に渡ることはないだろう。

220 :The Elder Scrolls 4 オブリビオン 魔術師ギルド:2012/03/07(水) 23:18:07.06 ID:zs5gX5eG0
・奇襲

死霊術師たちは虫の王に捧げるために黒魂石を作り続けている。中でもシローンという遺跡で作られる黒魂石は特別なものであるらしい。
それが虫の王の手に渡ってしまえば、さらに強力な力を得ることになる。なんとしてでも回避しなければならない。
トレイブンは私に黒魂石の奪取を命じた。私は何故破壊ではなく奪うのか疑問に思い、尋ねてみた。
彼は、「シローンの黒魂石は虫の王に渡してはならない。だが同時に我々の切り札にもなり得る。」と説明した。
詳しいことは奪取してから教えるという。

私はシローンの遺跡に向かった。現地には大学が派遣した三名の魔闘士がいた。彼らのリーダーから話を聞き、
死霊術師たちは遺跡に立てこもり、扉に特別な鍵をかけているため無理やり押し入ることができないらしい。
だが、黒魂石を作るためには必ず外に出てこなければならない。もうすぐ儀式の時間らしい。
私は3人に奇襲しやすい配置につくように命じた。
物陰に隠れながらしばらく待つと、遺跡の扉が開き、数人の死霊術師たちが現れた。その中にはかつてのシェイディンハルのギルドマスターであり、
私を罠にかけ殺そうとしたファルカーの姿もあった。私たちは敵に対していっせいに攻撃を開始した。
奇襲は成功し、一人も逃すことなく殲滅することができた。ファルカーの持ち物を探り、巨大黒魂石を見つけた。
私は大学に戻り、トレイブンに巨大黒魂石を渡した。

・虫の王との対決

ハンニバル・トレイブンは私に言った。
「次の君の任務の始まりが私と君の最後の会話になるだろう。準備はいいか?」
私はうなずいた。
「この巨大黒魂石に私の魂を入れる。マニマルコの奴隷化呪文から君を守ることができるだろう。
 魔術師ギルドのことは君に任せた。必ず、マニマルコを探し出し倒すのだ」
そう言うとトレイブンは自分自身に魔法をかけた。その場で彼は倒れた。私は彼の死体から満たされた巨大黒魂石を取った。
虫の王を倒すときが来たのだ。

私はひとりで虫の王と死霊術師の隠れ家である山彦の洞窟へ向かった。見張りの死霊術師を倒し、鍵を奪い、内部へと侵入した。
洞窟の中は何人もの死霊術師とアンデッドたちの巣窟となっていた。迷宮を抜け、ひときわ大きな部屋にたどり着いた。
そこには虫の王マニマルコの姿があった。
「トレイブンが来ると思っていたが、まさか奴お気に入りの魔術師が来るとはな」
「私が求めるのは力だ。お前を殺して、その力を吸収してやる」
そして戦いが始まった。マニマルコの切り札の魔法が私に直撃した。だが私には効果がなかった。
ハンニバル・トレイブンの魂で満ちた極大魂石がマニマルコの魔法から私を守ったのだ。
マニマルコは切り札が効かないことが分かると、アンデッドを召喚し、破壊魔法を使い、手に持ったダガーで
直接私を攻撃してきた。私も魔法を使い応戦した。
先に倒れたのはマニマルコだった。私は生き残った。伝説の死霊術師マニマルコを倒し、ギルドと死霊術師との戦いに終止符を打ったのだ。
私は大学に戻った。トレイブンの遺言通り、アークメイジとして大学を導くために。


終わり



275 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:12:02.94 ID:svrcNbnR0
用語解説

闇の一党……シシスと夜母に忠誠を誓う暗殺者集団。

ブラックハンド……闇の一党の幹部。夜母の言葉を聞く「聞こえし者」とその言葉を伝える4人の「伝えし者」で構成される。
           そしてそのそれぞれに「奪いし者」という秘密の専属暗殺者がいる。

シシス……闇の一党が忠誠を誓う神のような存在。その正体は不明。

夜母……儀式を行った依頼者の願いを聞き、「聞こえし者」に伝える謎の老女。すでに死んでおり、その遺体はどこかに隠されている。

276 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:12:47.11 ID:svrcNbnR0
闇の一党 5つの戒律

戒律その1 決して夜母を侮辱するべからず そのような行為はシシスの憤怒を招くであろう

戒律その2 決して闇の一党を裏切るもしくはその秘密を漏らすべからず そのような行為はシシスの憤怒を招くであろう

戒律その3 決して一党の上位の者が下す命令に背くべからず そのような行為はシシスの憤怒を招くであろう

戒律その4 決して同志の所持品を盗むべからず そのような行為はシシスの憤怒を招くであろう

戒律その5 決して同志を殺すべからず そのような行為はシシスの憤怒を招くであろう

277 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:14:14.62 ID:svrcNbnR0
私は無実の人間を殺害した。何故殺したのか、どのような人物なのか。
それはこの後の物語には全く関係が無いので割愛する。
重要なことは私が人を殺し、何者かにそれを見られた気配がしたということだ。
私はあたりを探しまわったが目撃者は見つからなかった。気のせいだったと思い、
その日はそのまま宿に泊まった。


深夜、私は人の気配を感じ、目を覚ました。部屋の中に黒尽くめの不気味な男が立っていた。
男はルシエン・ラシャンスと名乗った。そして自分が暗殺者の組織「闇の一党」の幹部、
ブラックハンドの「伝えし者」のひとりであるということも説明した。
私の殺人を目撃したのは闇の一党のものだったらしい。彼は私を暗殺者として勧誘しに来たのだ。
彼は私に短剣を与えた。それは「悲痛の短剣」という名前らしい。
そして彼は私に一つの指令も与えた。「ルフィオという老人を殺せ」
この指令を果たせば私は「闇の一党」へ入る資格を手にすることになる。
それだけ言うと、彼はその場から消えた。文字通り幻影のように消えてしまったのだ。
私には彼の言うことを断る理由がなかった。私は短剣を取り、ルフィオがいるという宿、「不吉の前兆」へと向かった。


ルフィオを殺すのは何も難しいことではなかった。老人だったし、眠っているところを襲ったので、
特に反撃を受けることもなく簡単に片付いた。
ここまでの旅で疲れていたので少しだけ休むことにした。ルフィオはずっと部屋にこもりきりだった

ようなので、すぐに殺人がばれることは無いだろう。
「不吉の前兆」の別の部屋で休んでいると、再びルシエン・ラシャンスが現れた。
試験は合格だった。彼は私が「闇の一党」に入ることを認め、私に帝都東の都市、シェイディンハルに向かうように言った。

278 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:18:44.73 ID:svrcNbnR0
私はシェイディンハルに到着し、指示された廃屋の中に入った。地下室の奥の扉に合言葉を言う。
「サングイン、我が同士よ」
扉は開かれ、中に入ると目の前に一人のアルゴニアン(トカゲのような顔と尻尾を持つ種族)がいた。
彼女は自分をオチーヴァと名乗った。ルシエン・ラシャンスが多忙のため、彼女がこのシェイディンハルの聖域を管理しているらしい。
彼女は私を歓迎し、暗殺者の装備一式を与えてくれた。
聖域には彼女の他にも多くの暗殺者がいた。
ティナーヴァもアルゴニアンで、オチーヴァと彼は「同じ卵から生まれた」双子であるらしい。
ムラージ・ダールというカジート(猫に似た種族)は私にいい印象を持っていないようだ。
ゴグロンというオークは暗殺者というには豪快すぎる性格だが、単純で気持ちのいい男だ。
テレンドリルは女の弓使いだ。かつては闇の一党に狙われる側だったが、逆に依頼主を殺害し、
その腕を見込まれ、ルシエンに勧誘されたそうだ。彼女は普段は聖域にはおらず、何かの任務に出ているらしい。
アントワネッタ・マリーは可愛らしい女性だが、性格は暗殺者そのものだ。彼女は死にかけていたところをルシエンに助けられて、闇の一党に入ったそうだ。
私は最後にヴィンセンテ・ヴァルティエリと会った。彼は吸血鬼の暗殺者である。しばらくは彼から任務を受けることになっている。

私は順調にヴァルティエリからの任務をこなしていった。
最初は帝都の港にいる海賊の船長を殺す任務だった。私はティナーヴァから標的の乗る船に特徴的なバルコニーがあり、
それが船長室に直接つながっていることを教えてもらっていたので、簡単に彼を殺すことができた。
物音に気づいた海賊が入ってくるころには部屋には私の姿はなく、船長の死体を見つけ驚いただろう。

次の任務は少々面倒な任務で、ブルーマの屋敷に住む男を事故に見せかけて殺すというものだった。
私は仲間から裏口の存在を聞き、護衛に気づかれないように屋敷の二階に忍び込み、標的が椅子に座

り本を読み始めたときに、剥製の留め金を緩めた。
剥製は標的の頭上に落下した。誰が見ても不幸な事故だ。私は護衛が死体に気を取られている隙に、

侵入したときと同じように裏口から出た。

279 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:20:09.53 ID:svrcNbnR0
帝都獄舎に侵入し、囚人を殺すという任務もあった。実は私はかつてとある理由で帝都獄舎にいたこ

とがあり、標的と会話したこともある。
まさに私にうってつけの任務だった。脱獄に使える秘密のルートを知っていた。私はそのルートを逆に、
侵入するために使い、衛兵に気づかれることなく標的を暗殺し、「脱獄」にも成功した。

最後の任務はとても奇妙なものだった。厳密に言えば、暗殺任務ではない。
「ある男を暗殺されたように見せかけること」が私の任務だった。
フランソワ・モティエールという男があまりまともとはいえないところから借金をし、返せなくなったので、命を狙われているそうだ。
モティエールは彼の母親を生贄に差出し闇の一党と契約を交わした。私は金貸しが雇った刺客の目の前で、モティエールを特殊な毒を塗った短剣で殺したように見せかけた。
そして私は刺客から逃れ、仮死状態になったモティエールが墓所に運ばれるまで待ち、墓所に忍び込み、解毒薬を彼に使った。
彼は生き返ったが、どうやら彼の先祖たちは彼の行いを冒涜だと思ったらしい。墓所の死体が我々に

襲い掛かってくるという騒動があったが、何とかモティエールを安全な場所まで送り届け、任務は成功した。

ヴァルティエリに任務が終わったことを報告した。彼からの任務はすべてこなしたらしい。これからはオチーヴァから直接任務を受けることになる。
ヴァルティエリは私にある提案をしてきた。つまり、「吸血鬼にならないか?」ということだ。
私は少し考えたが、結局断った。吸血鬼の力は魅力的だが、太陽の下で活動できなくなるのは困る。

280 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/13(火) 21:21:30.65 ID:svrcNbnR0
しばらくの間私はオチーヴァからの任務をこなして過ごした。
スクゥーマ(麻薬)中毒のエルフを殺したり、病に寝込んでいる老兵を病死に見せかけて殺したり。
特に、屋敷に閉じ込めた6人の男女を一人ずつ殺すという任務は最高に楽しかった。
「屋敷に隠されたゴールドの詰まった宝箱を見つけ出す」というゲームの賞品に釣られて屋敷にやっ

てきた標的たちを、
ひとりひとり気づかれないように殺していくのだ。無論、ゴールドの詰まった宝箱など無く、彼らが

全員死ぬまでゲームは終わらない。
最後のひとりすら私が犯人であると気づかないままに死んでいった。

オチーヴァからの最後の任務は闇の一党にとっての宿敵、元帝都軍将校のアダマス・フィリダを暗殺することだった。
彼には何人もの兄弟が殺されている。彼はすでに引退したが、安寧な余生など過ごさせるわけにはいかない。
私は彼を尾行し、オチーヴァからもらった特別な矢、「シシスのバラ」を打ち込むチャンスを探した。
この矢には特別な毒がぬられていて、人間に刺さればひとたまりも無く死ぬ。
しかしフィリダは引退後もほとんどの時間を鎧を着て過ごす。矢に阻まれれば貴重な矢を無為に失うことになる。
チャンスはほどなくやってきた。アダマスは毎日都市の中の池で遊泳をするという趣味があったのだ。
鎧を脱ぎ、水に浸かっているアダマスを私の放ったシシスのバラが貫いた。彼は悲鳴を発することも無く死んだ。
これで任務は達成されたが、まだ終わりではない、私はアダマスの死体から指を切断し、帝都のアダマスの後任者の部屋に忍び込み、
机の中にアダマスの指を入れた。
これで帝都軍は闇の一党の恐ろしさを思い知ることだろう。

281 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/13(火) 21:22:54.51 ID:svrcNbnR0
私が任務を完璧に遂行したことを報告するとオチーヴァは大喜びだった。
これで闇の一党にとっての最大の脅威は取り除かれたことになる。
だが、オチーヴァはまだ不安そうだった。彼女が言うにはアダマス・フィリダとは関係なく、
妙な死に方をする兄弟が多いらしい。
「暗殺者の中に暗殺者がいるのでは?」彼女は不安そうにそう言った。

その後オチーヴァはルシエン・ラシャンスが私を呼び出しているということを伝えてくれた。
おそらく私の力を認め、特別な任務を任せるのだろう。

私はルシエン・ラシャンスの隠れ家に向かった。アンデッドやトラップでいっぱいの砦だが、
この程度乗り越えられなければ会う資格もないということだろう。
障害を乗り越えルシエンの部屋にたどり着いた。ルシエンは私の能力とシシスへの忠誠心を褒め称え

てくれた。
私は彼に、特別な任務について話すように頼んだ。彼は少し言いにくそうな顔をした。
「我々の中に裏切り者がいるという話は知っているだろう。その裏切り者はシェイディンハルの支部

と関係があるらしい。」
「かなり前から活動を続けているようなので最近入ったばかりのお前は疑いから外される」
「闇の一党では組織の維持に危機が迫ったとき、ある手段をとることがある。それは『浄化の儀式』と呼ばれるものだ。」
「オチーヴァ、ヴィンセンテ・ヴァルティエリ、アントワネッタ・マリー、ゴグラン・グロ=ボルモグ、テレンダール、ムラージ・ダール、テイナーヴァ、一人残らず殺すのだ。」
私は耳を疑った。兄弟を殺す?そんなことが許されるのか。
「今回に限り、5つの戒律はお前を縛らない!ブラックハンドに忠誠を従う限り、シシスはお許しになるだろう」
私はシェイディンハルの聖域に戻った。今まででおそらくもっとも困難な任務だろう。
家族を殺すということだけではない。相手は一流の暗殺者たちだ。
迷いを持てば自分が逆に殺されるかもしれない。
だがやらなければ、闇の一党は裏切り者の脅威にさらされ続けることになる。
私は覚悟を決めた。ルシエンからはいくつかの強力な毒りんごと特別な巻物をもらっている。
巻物には私が闇の一党に入るときに殺した老人、フィリオの怨念を召喚する魔法が込められている。
まず私はオチーヴァの食べ物にリンゴを混ぜた。オチーヴァは疑うことなくそれを口にし、数秒後に体を硬直させ、息絶えた。
そして私は兄弟の寝室でフィリオの霊を召喚した。怒れるフィリオは兄弟たちに向かって攻撃を開始した。
突然の私の襲撃に兄弟は当惑していた。彼らとの戦いは今まででもっとも厳しいものとなった。
しばらくの戦いの後、兄弟たちはみな息絶えた。外に出ていて、虐殺を免れたテレンドリルも探し出して殺した。
こうしてシェイディンハルの聖域の中で生きているのは私だけとなった。

282 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:24:55.18 ID:svrcNbnR0
私はルシエンのもとに戻り、報告を行った。ルシエンは私の能力と忠誠心を認め、私はルシエンの「奪いし者」となった。
「奪いし者」とはブラックハンドの秘密のメンバーであり、「聞こえし者」と「伝えし者」4人にそ

れぞれにひとりずつついている忠実な暗殺者である。「聞こえし者」が親指、「伝えし者」がその他

の4本の指とするならば「奪いし者」は敵を引き裂く爪である。
ルシエンはこれから私と彼は暫く会うことはないだろうと言った。
これからの任務は特定の場所に隠された指令書を見つけ、指令に従い暗殺を行い、指令書に示された

場所に向かって報酬と次の指令を受け取るという形になると彼は言った。


奪いし者としての最初の任務は不死になろうとしている死霊術師を始末することだった。
その男は、洞窟にこもり、不死になる儀式の最中だったが、途中で見つけた彼の研究記録から、
彼の手から魔法の砂時計を奪えば、儀式は失敗し、即死するということがわかったので、簡単に任務を達成することができた。
次の任務はとある家族を皆殺しにするというものだった。最初は母親以外の居場所がわからなかったが、
うまい具合に母親が私を商人だと勘違いしたらしい。各地の子供たちの居場所と届けてほしい商品をメモした紙を手に入れた。
無論その直後に母親は私の手で死ぬことになった。
そして私は各地の子供たちを捜し出し次々と殺していった。
厄介な任務だった。特に衛兵の娘を暗殺するのはかなり骨が折れた。

283 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:26:59.06 ID:svrcNbnR0
次の任務はとあるカジートを始末するというものだった。素手で相手を倒す技術を鍛え続けているという男でその腕前はかなりのものらしい。
ジュガスタというそのカジートは自宅の隠された地下室で訓練を行っていた。事前情報どおり、かなり鍛え上げられた戦闘技術を持っており、
カジートの爪を使った格闘術は脅威だったがなんとか倒すことができた。
次の任務はお尋ね物のアルゴニアンを倒すという任務だった。シャリーズという名の標的は洞窟の中に住んでいる。
用心深い奴で私を見るとすぐ襲い掛かって来たが、なんとか殺すことに成功した。
続いての標的はあちこちを旅しているという商人アルヴァル・ウヴァーニだった。かつて人を殺したこともある強者らしい。
蜂蜜酒にアレルギーを持っているらしかったので、その弱点を突き、暗殺に成功した。
続いての標的はノルドの男、ハヴィルステイン・ホア=ブラッド、山の上で野営しているという。
この男もやはり、かなりの戦闘能力を持った恐ろしい敵だった。ここ最近の任務の標的は強者ばかりだ。
それだけ私が信頼されているということだろうか?

続いての標的は夫を持つ女性を好きになってしまったというウンゴリムという男だ。
夫が問題が起こる前に殺害してしまおうと依頼したのだ。
ウンゴリムは毎夜、ブラヴィルの「幸運の老女像」にお祈りしているらしい。
私はそれを待ちウンゴリムを襲撃した。ウンゴリムは私を見るなり、弓で攻撃してきた。
矢をかわし、私はウンゴリムに接近し、短剣で切りつける。
彼も最近の標的と同じく、かなりの強敵だった。ウンゴリムを倒したとき、背後になにか気配を感じた。
振り返るとそこにいたのはルシエン・ラシャンスだった。

284 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:29:24.54 ID:svrcNbnR0
「間に合わなかったか!お前は何をやっているのかわかっているのか!?」
私は彼の問いの意味が分からなかった。
「死霊術師、一家の暗殺、ここまではいい、ここまでは私の指示通りだ」
「だがその後の行動はどういうことだ?お前はブラックハンドたちをひとりひとり殺していったのだ!」
「そして今お前が殺した男、彼こそ闇の一党の『聞こえし者』なのだ!」
私はそれを聞き驚愕した。いったいどういうことなのか?
「我々は嵌められたのだ。途中から指令書が何者かにすり返られていた。他のブラックハンドは私を裏切り者だと思い狙っている。」
「お前は本当の裏切り者を暴き出すのだ。見つかったら、お前が一家を暗殺したとき、母親がいた農場で落ち合おう」
そういってルシエンは姿を消した。

グズグズしているわけにはいられない。私はあろうことか裏切り者の指示に従い、一党の幹部を暗殺していたのだ。
私は指令書に記されている報酬の隠し場所に先回りして、誰が報酬を隠すのか見届けることにした。
だが、報酬を隠したのは金で雇われただけの無関係な男であった。
それでも収穫はあった。彼から依頼主が灯台の地下に住んでいると聞き出せた。
私はすぐに灯台に向かい、管理人から鍵を脅し取り、地下室の鍵を開けた。
地下室はひどい有様だった。人を殺し続けてきた私ですら吐き気を催すような惨状。
何人分もの死体が無造作に転がっていた。番犬のつもりなのか狂った犬がいたので殺さなくてはならなかった。
一番奥の部屋にはもっとおぞましいものがあった。年老いた老女の生首。そしてその部屋で日記を見つけた。
内容はまるで狂人が書いたようなものだったが、そこから恐るべき事実が分かった。
この部屋の住人こそまさに闇の一党の裏切り物であり、そしてその人物は幼いころ母親を闇の一党によって暗殺された。
そこにある老女の生首がそれだろう。そしてこの人物は敵である闇の一党に入団し、信頼を得ていった。
そして……彼はブラックハンドの一員、「聞こえし者」の爪、「奪いし者」にまで登りつめた!
裏切り者はブラックハンドの中にいたのだ!そしてその人物は闇の一党が信奉する夜母を破壊して復讐を完遂するつもりだ。

285 :The Elder Scrolls 4 オブリビオンの「闇の一党」:2012/03/13(火) 21:33:13.83 ID:svrcNbnR0
私は日記を持ってすぐに約束の農場に向かった。家の扉を開けたとき、そこには4人の黒ずくめの人物たちと無残な吊り下げられた死体があった。
変わり果てたルシエン・ラシャンスであった。
私は遅すぎたのだ。彼らはブラックハンドで裏切り者だと思いラシャンスを殺してしまった。
次は私の番か?と身構えたが、どうやらそういうことではないらしい。
ブラックハンドのひとり、アークエンは私を「伝えし者」に任命すると言った。
裏切り者はラシャンスだけで私は指令に従っただけにすぎないのだと思っているのだ。
そしてアークエンは続けて言った。「組織は今大混乱の状態にある。我々は夜母に会い、次の聞こえし者を任命せねばならない」
ウンゴリムが祈りをささげていたという幸運の老女像、実はあの像の下に夜母が隠されているらしい。
私たちは夜中を待って、老女像のもとに向かった。

アークエンが魔法を使い、幸運の老女像が動き出した。
ブラックハンドたちは次々と隠し扉を開け下に下りていく。
裏切り者は私以外のブラックハンド4人の中にいる。そして、その裏切り者は私がルシエン以外に真

の犯人がいるということに気づいているということをまだ知らない。
チャンスは夜母が現れ、裏切り者が復讐を完遂しようとする、その時しかない。
私も彼らに続き、夜母のもとに降りていった。

地下に降りるとそこには老女の零体の姿があった。あれが夜母に違いない。
アークエンは夜母に言った。
「裏切り者に聞こえし者が殺され、組織は崩壊しかけています。ですが、ルシエン・ラシャンスは死にました。どうか次の聞こえし者を任命してください」
夜母は答えた。
「裏切り者を殺しただと。ルシエン・ラシャンスは最後までシシスの忠実な僕だった。裏切り者は死んでいない。」
その瞬間マシウ・ベラモンドが横にいた二人のブラックハンドを一瞬で刺し殺し、そのまま夜母に攻撃を加えようと動き出した。
私はあらかじめこのときに備えていた。マシウと夜母の間に入り込み、悲痛の短剣で逆にマシウの体を切り裂いた。
ブラックハンドのマシウ・ベラモンドこそ裏切り者だったのだ。何人もの犠牲者を出してしまったが、これで裏切り者は死んだ。
夜母は私を新たな「聞こえし者」に任命した。夜母は私と生き残ったアークエンをシェイディンハルの聖域へと転送してくれた。
もはやブラックハンドは私とアークエンしか残っていない。
アークエンによると差し当たっては私が夜母のもとで次に殺すべき人物を聞き、仕事を進めることになる。
ここから組織を復活させるには今までよりも多くの血を流さなければならないだろう。

望むところだ。シシス万歳!



終わり







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