FINAL FANTASY VII
・要約版1:part1-21,29~30
・要約版2:要約スレpart2-187,188
・要約版3:要約スレpart2-193,195~197
・詳細版:part27-604~612,618~622、part51-63~69,83~90,93~97,100~102,148~153,199~208

2010/6/29 全体的に修正


21名前:投稿日:03/11/1616:54ID:pbqVEWYI
>>18

主人公は元ソルジャーでソルジャーを育成していた神羅カンパニー
に対してのテロリストの助っ人として雇われる
その途中仲間達と出会う 捕まる 神羅カンパニー社長がヌッコロサレル
主人公脱出 社長をヌッコロシタ 元英雄ソルジャー セフィロスを追う旅に出る
が、主人公は実はソルジャーではなく ただの兵隊だった
兵隊だった主人公に科学者が ジェノバと言う古代種の細胞をいれて
ソルジャーと言う記憶を植えつけた
何故かと言うと セフィロスはジェノバと科学者の間で作り上げた存在
そいつとジェノバの細胞を持った奴がどうなるかを試す実験がジェノバプロジェクト
その被験者だった主人公  いろいろあって セフィロスに操られる
星を守る生命体 アルテマウェポン達が人間とセフィロスを危険因子として滅ぼそうとする
セフィロス は古代の最強の力 メテオを手に入れて 星に降らそうとする
傷ついた星野中心にいき エネルギーを吸い取り神になろうとする
ヌッコロス  完

29名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1619:10ID:78v896k0
>>26
俺もうろ覚えなんだが

神羅という組織の元・ソルジャー、クラウドが反神羅組織のアバランチに雇われた。
そして紆余曲折を経て、仲間と共に神羅本社に乗り込むが何故かトップの社長が殺されている。
どうやら殺したのは英雄と呼ばれた伝説のソルジャー、セフィロスがやったらしい。
ミッドガルを離れ、セフィロスを追う旅が始まる。(なんで追うかは忘れた、すまん)

そして道中、ついにクラウドはセフィロスを発見するが、
クラウドがソルジャーなどではなく、タダの兵隊だった事を知らされる。
実はセフィロスはジェノバという謎の生物の細胞から作られた人間。
そしてジェノバの細胞を植え付けると他の奴はどうなるのか?を
試すプロジェクトの実験体の一人にクラウドは選ばれてしまう。
だが、細胞を植え付ける手術後、あるソルジャーと共に逃亡。ソルジャーは途中で死んでしまう。
クラウドはジェノバ細胞のせいで混乱し、ソルジャーの記憶を自分の記憶と勘違いしてしまっていた。
そして自分の存在意義が分からなくなったクラウドは精神崩壊。
もともとのジェノバ細胞のせいもあり、大元のセフィロスに操られてしまう。


30名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/1619:15ID:78v896k0
>>29の続き

そしてセフィロスはジェノバの意志と共に星のエネルギーを吸い取り、究極の生物になろうとした。
古代の力、メテオを呼び起こし、星に巨大なダメージを与え、中心に潜り込み、
その回復しようとするエネルギーを吸い取ろうとする。
仲間の助けもあり、自分を取り戻したクラウドはセフィロスを倒し、メテオを止める。


187 :FF7 1:2006/07/15(土) 00:57:46 ID:xBGDrff/
星の命である「魔光」(発電や燃料にされる…石油みたいなもん)を際限なく吸い上げ全世界を実質支配する
巨大企業「神羅カンパニー」に対抗するテロリストに雇われた元・神羅精鋭兵「ソルジャー」、クラウドが主人公。
幼馴染のティファのコネで雇われているが、「星の命を護る」と息巻くリーダー・バレットに対し「興味ないね」
と二言目には報酬の話を始めるクラウド。ちなみに突然の頭痛や幻聴というアブナイ持病持ち。

クラウドは作戦中に空中都市ミッドガルから墜落し、地上にあるスラム街の女性エアリスに助けられる。
彼女は「古代種」であるため神羅に執拗に狙われており、神羅のテロ組織壊滅作戦に巻き込まれ誘拐されてしまう。
助けるためにティファ、バレットと合流し神羅本社に乗り込むクラウド。
エアリスを救出し、実験動物として捕まっていたレッドXIIIを仲間にするも罠にかかり拘束される。
なんとか脱出すると神羅社長が殺されていた。凶器は長刀、行方不明の英雄セフィロスのものだ!
クラウドはセフィロスと因縁があるらしく彼を追うと言い出す。
5年前、セフィロスは任務でクラウドの故郷を訪れた際、自分の特殊な力はモンスターと同等なのではないか
という疑念を抱き、神羅の北条博士の研究室に閉じこもる。そして何を見つけたのか発狂、町を焼き払ったというのだ。

この先セフィロスを追い神羅に追われつつ全世界を回る。モーグリのヌイグルミのケット・シーや
忍者娘のユフィ、棺桶で寝ていた謎の男ヴィンセント、元パイロットのシド
が仲間になり各キャラの過去や素性が明らかになってゆく。

「古代種の神殿」でセフィロスが現れ、自らの目的を語る。
この星に大きな傷を負わせ、そこに集まる星の生命エネルギーを自分のものにして星全体を支配するという。
そのために究極魔法メテオを発動させる、その鍵がこの神殿なのだと。
セフィロスを前にしたクラウドは突然錯乱し鍵を渡しそうになるが仲間に抑えられ、気を失う。

夢の中でエアリスがクラウドに語りかける。
セフィロスは究極の破壊魔法を使おうとしている、それを止められるのは「古代種」の末裔である自分だけ。
目を覚ましエアリスが向かった「忘らるる都」に行く。エアリスを発見したまさにそのときセフィロスの
刀に刺され斃れるエアリス。怒りと悲しみにくれるクラウドにセフィロスは「お前は人形だ」と意味深な言葉を残し消える。

188 :FF7 2:2006/07/15(土) 00:59:17 ID:xBGDrff/
Disc2
「北の大空洞」でついにセフィロスに追いついたクラウド一行。セフィロスはクラウドに「真実」を語る。
セフィロスはジェノバと呼ばれる生物と人間を融合させる実験の被検体だった。
クラウドは元ソルジャーの男と記憶が錯綜したただの神羅兵であり、そもそもセフィロスのジェノバ細胞を埋め込まれたコピー
(操り人形)にすぎない。セフィロスを追っているように見せかけて実は引き寄せられていたのだ。
驚く一行に向かいクラウドは謝罪の言葉とともにあっさり肯定し、セフィロスにメテオの鍵である黒マテリアを渡してしまう。
クラウド除く一行は神羅の飛空挺に避難。メテオ発動、大空洞崩壊。

神羅に捕まったティファとバレットは処刑されそうになるが、神羅飛空挺を強奪した仲間に救出される。
廃人になって発見されたクラウドだが、ティファの支えで、セフィロスに操られる前の自我を取り戻す。
一方神羅によるロケット激突作戦は失敗し、メテオを止める術は既に無いかと思われた。
しかしエアリスは死の間際、メテオの対極魔法「ホーリー」を唱えていたとわかる。だがその魔法は
セフィロスに封じられていた。ならばセフィロスを倒せばホーリーは発動する、と
クラウドたちは再び大空洞へ乗り込む。

Disc3、大空洞最深部でラストバトル。セフィロスを倒す。
ホーリーが発動するも、メテオとの激突の場所となったミッドガルは崩壊していく。
すべては遅すぎたと思われたそのとき、星の生命エネルギーがミッドガルに集結。
エアリスの思念が導いた加勢により、ホーリーが勝つ。
スタッフロール後突然500年後。長命種族であるレッドXIIIと彼の子供?が、緑を取り戻した
ミッドガル跡を眺めるシーンが描かれる。人間が生き延びたかどうかは(この時点では)謎。(子供の笑い声?が聞こえる)
終わり。


193 :FF7:2006/07/15(土) 18:49:44 ID:dupGfPHj
軍産複合体企業相手にテロ屋やってた主人公クラウド一味ですが助けてくれた女性エアリス共々捕まっちゃいました
エアリスは「古代種」の末裔だかでマッドな科学者に狙われていたんです
でもむこうの社長がヌッ殺された隙に脱出。犯人は行方不明だったクラウドの仇敵セフィロスと分かると
クラウドたちはセフィロスを追っかけて世界中飛び回ります

セフィロスは究極の破壊魔法メテオを使おうとしてました 止めようとしたエアリスがヌッ殺されます
しかもクラウドはセフィロスを追っているように見せかけて実は操られて呼び寄せられてるだけなのでした
なんと主人公がパーティーを裏切りメテオ発動してしまいます

廃人になったクラウドでしたが幼馴染のティファのおかげで立ち直りました
エアリスは死の間際に古代種の力で星を救う魔法ホーリーを唱えていたことが分かります
セフィロスをヌッ殺せば発動してメテオも止められるはずです

ってことでセフィロスをヌッ殺したらホーリー発動してメテオは止められたけど文明都市もオシャカになっちゃいました
めでたし?

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/16(日) 05:56:49 ID:C5cQiCng
>193
アドベントチルドレンとか見る限り、少なくともメテオを止めてから2年後の時点では文明都市が
健在だったよ。
当時のクラウドたちの活躍から500年後、仲間の一人レッドXIII(または子孫?)が同種族の子供たちを
引き連れて様子を見に来たら、文明都市が廃墟っぽくなってはいたが住民たちの元気な生活ぶりが
聞こえてきたってだけで。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/16(日) 08:56:42 ID:6B7n/aT1
死んだ時に唱えた魔法がなんでそんな後になって発動するんだろう……

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/16(日) 10:49:52 ID:+yeqruwh
セフィロスが抑えてたから


604 :FF7:2007/02/06(火)05:17:15ID:VxlqRzWy0
ついでに眠くなるまでFF7のちょっと詳細バージョンいきます。
世の需要を無視した投下ですが、暇なんで。

・世界情勢
神羅カンパニーと呼ばれる企業がそれまでとは全く異なる新エネルギー
魔晄を発見し、それにより人々の生活もそれまでの環境から
電化製品に包まれた近未来的な環境へと変わる。しかし
新しいエネルギーだけあって不透明な部分や不安定要素も存在。
一部の魔晄炉と呼ばれるエネルギー抽出施設では事故も発生しており
地方の町や村では魔晄に頼らず生きていたりする所もある。

魔晄と呼ばれるエネルギーの正体は星の生命そのものであり
それを知る人々は星の命を無理矢理吸い出し、使用することに
警鐘を鳴らすが楽な生活に慣れてしまった人々は
今の利便さを手放すつもりにはなれず、魔晄は変わらず
使われ続けている。

ゲームの時間軸から10年ほど前に一つの国家並に力を得た神羅と
神羅の支配を拒んだ東国・ウータイとの戦争があり
セフィロスが英雄として扱われだしたのは恐らくこの戦役からだと
思われる。戦争が終わった後も増加したモンスターの退治や
反抗勢力の鎮圧などはあったらしいが戦争レベルの大きな
武力交渉は近年ではウータイと神羅の戦争だけである様子。
(注・自分はBCやDCといったアナザーストーリーの内容は知りません。
 よってゲームと攻略本の知識のみで書いてます)

神羅があるミッドガルという巨大都市はプレートの上に上流市民が住む
居住区が、その下に痩せこけた土地で資金の少ない下流市民が住む
スラム街が形成されている。また区域ごとに一番街~八番街と区切られている。

605 :FF7:2007/02/06(火)05:17:46ID:VxlqRzWy0
主人公、クラウドは以前神羅カンパニーのソルジャー・1stに所属していたが
ある事件をきっかけに神羅から手を切り、今は「何でも屋」として
金次第で様々な以来を請け負う便利屋家業をしている。
ソルジャーとは神羅が特殊な方法で育成している強靭な戦士達のことで
1stはその最高ランク。
中でも英雄と呼ばれるソルジャー、セフィロスは別格で、
数年前に行方不明となった今でもその活躍を語り継がれているほど。

魔晄を汲み取り星の命を削る神羅と対立するゲリラ組織、アバランチに雇われたクラウドは、
組織のリーダーであるバレット以下ウエッジ、ビッグス、ジェシーらメンバーと共に
魔晄炉を破壊するという強行的な作戦に参加する。
途中、爆弾を仕掛ける際に、頭痛と謎の幻聴に苛まれるクラウドだったが、
深くは考えず作戦を遂行、ガードロボットに襲われるも撃退し、完遂する。

炎上する魔晄炉を背に、各自バラバラになって駅で落ち合うことに。
騒がしい街中を一人歩くクラウドに、一人の女性が声をかける。
いったい何の騒ぎか、と尋ねる女性。
「気にするな……それより、花なんて珍しいな」と彼女が持つ花かごに目を向ける。
地下からエネルギーを吸い出し、地力の弱ったこの土地、ミッドガルでは植物はあまり育たない。
物珍しさも手伝い、クラウドは彼女から1ギルで小さな一輪の花を買い、その場を後にした。

駅へ向かおうとしていると、神羅の兵隊(ソルジャーではない一般兵)が
クラウドに気づき、四方から包囲する。
しかし彼は丁度橋の下を通る電車に飛び移り、事無きを得るのだった。

606 :FF7:2007/02/06(火)05:18:29ID:VxlqRzWy0
電車の窓から車内に飛び込み、曰く派手な登場をするクラウド。
アバランチメンバーに驚かれるが当人は「普通だろ?」と返す。
元神羅の一員であるせいか、はたまた彼自身の性格のせいか
突き放した態度を取るバレットだが、クラウド本人はどこ吹く風といったところ。
そうこうしているうちに彼らの本拠地がある七番街へと電車が到着。
表は居酒屋、裏はアバランチのアジトである「セブンスヘブン」へ向かう。

店内に入るとクラウドと同年代の女性がお帰りなさい、と出迎える。
彼女の名前はティファ。クラウドの幼馴染であり、
彼がアバランチに雇われるきっかけをつくった女性である。
軽く会話をしているとバレットの娘のマリンも出てきた。
会話もそこそこに地下の隠し部屋で会議を始めるメンバーだが
下に行こうとしたクラウドにティファは調子はどうか、と聞く。
「普通さ。どうしてそんな事を聞くんだ?」
「ううん、ただ…なんとなく」

魔晄炉爆発の範囲は思ったより広く、罪のない一般市民も大勢亡くなったと
報道するテレビのニュースに、メンバーは複雑な心境のようだった。
だからといって活動を止めるつもりは無いらしく、次の作戦に向けて話し合いをするバレットたち。
しかしクラウドは報酬を貰ってすぐに縁を切るつもりだったので、あっさり部屋から出て行ってしまった。

そんなクラウドを必死に引き止めるティファ。
あのときの約束を守ってはくれないのか、と。二人は昔のことを思い出す。
彼らの故郷、ニブルヘイム。輝く星空の下、村の給水塔で二人は話をした。
英雄セフィロスのようなソルジャーになるため村を出る、と言うクラウド。
「いつかクラウドが強くなったら、私がピンチになったときに助けに来てね」
ティファは照れながらそう言ったが、クラウドは呆けた顔をしている。
「いいじゃないのよ~!約束しなさい~!」
「わかった……約束するよ」
二人はこんな風に約束を交わしていた。
有名にもセフィロスのように強くもなれなかった自分には約束は守れないと言うクラウドだったが、
悲しそうな顔をする彼女を見て、次の作戦にも協力することにしたのだった。

607 :FF7:2007/02/06(火)05:19:10ID:VxlqRzWy0
翌日、別の魔晄炉の爆破作戦を展開する面々。今回はティファも参加することに。
交通手段のかなりの面を電車が占めている実情のためか
指名手配中だというのに堂々電車に乗って目的地を目指す一行。
取り締まり強化中ということもあって、案の定不審者が乗車している、とばれてしまう。
仕方ないので電車から飛び降りレールを伝って魔晄炉へ行くはめに。
なんとか無事到着、爆弾を仕掛けるがそこに神羅の社長であるプレジデント神羅が登場、
巨大ガードロボに襲われる。
なんとか撃退するが、爆発に巻き込まれてクラウドは一人プレートの下へと落下していった。

頭の中に声が響く。「大丈夫か?」「あのときはヒザを擦りむいただけですんだけど…」
謎の声に「あんた、誰だ?」と聞き返すクラウドだが声の主は何も語らない。
不審に思うクラウドだったが声に促されるまま体を動かすと、
遠くから「あ、動いた!」という女の声がした。

彼が目を開けると、そこにはスラムで会った花売りの女性がいた。
彼女によると、ここは古い教会で、クラウドは上から屋根を突き破り落下してきたらしい。
花がクッションになってくれて助かったのでは、
というのが彼女の言。女性はエアリスと名乗った。

花を潰してしまった非礼を詫びつつ、雑談する。彼女はクラウドが持つマテリアに気づき、
「わたしも持ってるんだ、マテリア。使えないけど」
と言う。使えないならマテリアじゃないだろう、と一蹴するクラウド。
と、そこに神羅兵を連れた黒スーツの男が現れる。
エアリスはそれを見てクラウドに逃げよう、と促す。

屋上のタルを落として撃退しつつ、なんとか教会逃げ出すことのできた二人。
あの人たち、わたしのことをしつこく付け狙ってるんだ、と語るエアリスに
クラウドは男たちの素性を話した。
タークスと呼ばれる彼らは、ソルジャーのスカウト等から始まる裏の仕事をしているとのこと。
そんな彼らがどうしてエアリスを狙うのかは分からなかった。
エアリスは、クラウドの目が不思議な色をしていることに気付き、彼がソルジャーだと見抜く。
ソルジャーは魔晄を浴びているため、独特の目の色をしているのだ。
「ねえ、クラウド。ボディガードも仕事のうち?何でも屋さん、でしょ?」
「……そうだけどな」
「家まで、連れてって」
「お引き受けしましょう。しかし、安くない」
「じゃあねえ……デート、1回!」
こうしてクラウドはエアリスを家まで送り届けることになった。

608 :FF7:2007/02/06(火)05:19:46ID:VxlqRzWy0
彼女を自宅に届けたクラウド。
だがエアリスの母親は彼に感謝しつつも、なるべく早く出て行って欲しいと言う。
彼女は以前あるソルジャーと知り合いだったが別離してしまったこともあり、
あまりよい感情を抱いていないようだ。
他人を厄介ごとに巻き込むつもりも無かったクラウドはこれに同意する。
明け方一人でこっそりセブンスヘブンのある七番街にもどるつもりが
エアリスに待ち伏せされ、結局一緒にアジトまで行くことに。

公園の滑り台で一休みする二人。
エアリスはそこで、ザックスという名前のソルジャーを知らないかと聞いてきた。
クラウドは覚えが無いと答え、知り合いだったのかと質問を返す。
エアリスは言葉を濁して答えるが、要は彼女の初恋の相手らしい。
5年前に任務で遠くへ行くと言ったきり音沙汰がないのだと。

そうして会話をしていると、彼らの前を一台のチョコボ車(馬車のようなもの)が通る。
それには煌びやかな衣装に身を包んだティファが乗っていた。
あわてて追いかけるクラウドたちがたどり着いたのは、ウォールマーケットと呼ばれる裏街。
聞き込みをすると、どうやらティファはここ一帯の支配者
ドン・コルネオの館へ連れ去られたらしい。
コルネオはスケベ親父で自分の花嫁を探し中なのだとか。
何故ティファがそんな所へ行ったのかは不明だが、
とにかく彼女を助け出そうとするクラウド。しかし館には入れない。
そこでエアリスはとんでもない事を言い出した。
「クラウド、女装しなさい。それしかないわ、うん」

他に方法は見つからず、結局彼女に押し切られ女装をすることになってしまったクラウド。
マーケットを回り女装道具を集めて館の前に戻ったクラウドたち。
本当に可愛かったのか相手の目が節穴だったのかは定かでないが、
作戦は成功して無事潜入できた。屋敷の中でようやく再開を果たすクラウドとティファ。
彼女の話によると、アジトの周りをコルネオの手下が嗅ぎ回っていたため、
気になったティファが単身乗り込むことにしたらしい。
問題は今夜のお相手、に選ばれるかどうかなのだが、と言う彼女に側で話を聞いていたエアリスが
「みんながあなたの味方なら問題ないじゃない?」と言う。
結局三人がそのまま嫁選びに参加することに。いきなり仲良くなる二人に
これからの展開(嫁選び)を思うと気の重さを隠せないクラウドだった。

609 :FF7:2007/02/06(火)05:42:55ID:VxlqRzWy0
(相手選びは女装の完成度で決まるが、ここはクラウドが選ばれた場合で。)

自分が選ばれてしまい慌てふためくクラウドだが、そのしぐさがウブいとか言い出すコルネオ。
寝室に連れ込まれて、お誘いを受ける。そうこうしているうちに体よく逃げ出した
ティファとエアリスも加わり、三人で尋問開始。

神羅がアバランチを潰すために七番街上部のプレートを落下させ、
文字通り「潰して」しまおうとしているのだという情報を聞き出し
止めに戻ろうとする一行だが、コルネオの罠に引っかかり下水道へ落とされてしまった。
悪趣味なコルネオのペット(=モンスター)を退け、脱出すると
そこは廃棄された列車が連なる、通称列車墓場だった。
気落ちするティファを励ますエアリス。
まだ間に合う、とクラウドたちはモンスターを退け七番街へ。

なんとかたどり着いた三人。プレートの支柱には野次馬が群がっていた。
危険だから避難するよう呼びかけていると、上方よりウエッジが落下してきた。
大怪我のウエッジは自分はいいから上で戦っているバレットの所へ行くよう促す。
幼いマリンのことをエアリスに頼み、二人は階段を駆け上がってバレットの元へ。
途中、ボロボロのビッグス、ジェシーと最後の会話をする。
大勢の人を殺してしまった報いだ、と言うジェシーの姿は、哀しかった。

なんとか最上部までたどり着くと、エアリスをさらいに来たタークス
――レノが現れる。レノを倒したが、コンソールを操作されてしまい
プレート崩壊は時間の問題となってしまった。そこにやってきたヘリ。
その中にはエアリスの姿が。「あの子、大丈夫だから!」と叫ぶエアリスに
ヘリに乗っているタークスの主任のツォンは彼女を黙らせ去っていく。

釣り下がっていたワイヤーを使いなんとか脱出はできたものの
プレートは落下し、メンバーたちも崩壊に巻き込まれてしまった。
悲しみにくれるバレット。かける言葉も無い二人。
クラウドはエアリスが去り際に放った言葉から、
マリンは彼女の自宅に保護されたのだろうとあたりをつけ、エアリスの家へと向かう。
バレットとティファもそれに同行した。

610 :FF7:2007/02/06(火)05:43:57ID:VxlqRzWy0
エアリスの自宅でマリンの無事を喜ぶバレット。クラウドはエアリスの母、
エルミナに彼女が神羅に追われる理由を尋ねた。
エアリスはエルミナの実の子供ではなく、
駅で偶然出会った絶命寸前の女性に託された幼子であったらしい。
夫が戦争で帰らぬ人となった寂しさも手伝い、彼女を引き取ったエルミナだったが
程なく神羅の手の者が度々彼女を狙いうろつくようになった。
神羅曰く、エアリスはセトラと呼ばれる古代種であり、
神羅にとって重要な存在であるらしかった。
これまで手荒な手段はとらなかった神羅だが、何か変化があったのか
今回はエルミナとマリンをダシにしてエアリスを連れ去っていったのだという。

無関係のエアリスを巻き込んだことに責任を感じる一行。
彼らはエアリスを助けに行くことにした。しかし今は見回りも強化されており
普通の方法ではプレートの上、神羅の本社には行けない。
そこでプレートの壁を登っていくというとんでもない作戦に出た一行。
三人はなんとか神羅本社、神羅ビルへとたどり着くのでありました。

(正面突破、裏口の非常階段から潜入、どちらの方法でビルに入るか決められるが
大きな展開の変化は無い。)
道中、エアリスを思いやるクラウドの姿を見て
「あんたでも他人のために動くことはあるんだな」とクラウドに対する評価を改めるバレット。
以降、少しずつ彼のクラウドに対する態度は和らいでいく。

警備兵の目を盗み、一般社員を誤魔化して、カードキーを入手しつつ
神羅ビルを上っていくクラウドたち。通気口に入り込み、重役会議を覗き見る。
プレジデント神羅をはじめ、都市開発部門総括のリーブ、治安維持部門総括のハイデッカー、
兵器開発部門総括のスカーレット、宇宙開発部門総括のパルマー、そして科学部門総括の宝条という顔ぶれ。
エアリスを道具のように言う彼らに憤りを覚えつつ、会議を終えて
上の階へと戻っていく男――宝条の後をつける。
エアリスはどうやらこの男によって何らかのデータを採取されているらしい。

研究室に入った3人。そこで無数のサンプル(ケースに入れられた標本)を目にする彼らだが
クラウドはふとその中の一つ、首の無い女性の肉体に見える何かを目にして狼狽する。
「ジェノバ……そうか、ここに運んだのか」
彼はそのサンプルについて何か知っているらしいが、
今はエアリスを探すことが先決なので先に進むことにした。

611 :FF7:2007/02/06(火)06:31:19ID:VxlqRzWy0
ようやくエアリスを見つけたが、そこには宝条もいた。
実験と称して彼女の閉じ込められた巨大なガラスケースの中に四つ足の獣を投入する宝条。
下手に手出しすると彼女が危険に晒されるため、立ち往生する3人。
面白そうにケースに近寄った宝条に獣が飛び掛る。その隙にエアリスを助け出す。
そこへケースの中から別のサンプルとやらが出てきた。
身構えるクラウドたちに、獣は人の言葉で話しかける。
「奴は少々手ごわい。私の力を貸してやる」

サンプルを倒し、人の言葉を解す獣に話しかける一行。
彼は貴重な種族であるため宝条に捕らえられ様々な実験を施されていたと語る。
さっきはあの男を騙すために一芝居うたせてもらった、らしい。
名前を問うと「宝条はレッドXIII(サーティーン)と呼んでいた」と答えた。

皆で脱出を図ろうとしたが、あえなく捕まってしまい、プレジデント神羅の元へと連れて行かれた。
プレジデント神羅は語る。エアリスは「セトラの民」という古代種の生き残りで、
伝承によれば、セトラの民は「約束の地」へと帰るのだという。
約束の地とは、魔晄エネルギーが豊富な場所のことらしい。
つまり神羅は魔晄エネルギー欲しさにエアリスを捕まえようとしているのだった。
その後一行は全員牢屋に入れられてしまう。
「あのね、エアリス。質問があるんだけど。約束の地って本当にあるの?」
エアリスに疑問をぶつけるティファ。
「わからない。わたし、知ってるのは……『セトラの民、星より生まれ星と語り、星を開く』
えっと、それから……『セトラの民、約束の地へ帰る。至上の幸福、星が与えし定めの地』」
(ここでいう星とは惑星、もしくは地球のこと)
「……どういう意味?」
「言葉以上の意味、知らないの」
「星と語り」とある通り、エアリスには星の声が聞こえるらしいが、
ミッドガルには自然が無いせいか聞こえないのだという。
クラウドたちはひとまず一眠りして体力回復をすることにした。

ふと目を覚ますと、何故か扉のロックが解除されている。おまけに辺りは妙に静かだ。
異常を感じ廊下に出て様子を確認すると、看守が血まみれで倒れている。
彼は急いでティファを起こし、看守の死体から探り当てたキーで他の皆の牢の鍵も外す。
皆で辺りを探ると、あのジェノバとかいう首の無い女性のサンプルがケースから飛び出し、
血を滴らせながら上に向かって逃げて行ったらしいことがわかった。
血の跡をたどって最上階の社長室へ行くと、
そこには刀で一刺しされて絶命しているプレジデント神羅の姿が。
隠れていたパルマーに何があったのか質問すると
なんと英雄セフィロスがプレジデントを刺し殺したのだという。
また、彼が「約束の地は渡さない」と呟いていたのが聞こえたと語った。

そこに響き渡る轟音。ヘリコプターが飛来しているのだと気づいた彼らは屋上に出る。

612 :FF7:2007/02/06(火)06:31:53ID:VxlqRzWy0
ヘリコプターから出てきたのは、プレジデントの息子にして副社長の
ルーファウス神羅だった。父が死に、早速社長を名乗る彼に噛み付くバレット。
そんなバレットを制して逃げるよう促したのは、クラウドだった。
今は説明している暇はない、とにかく逃げろ、本当の星の危機だ、と
まくし立てるクラウドに一行はルーファウスを牽制する彼を残してその場を後にする。
ひと悶着の末彼を退けたクラウドは、ティファたちと合流。

1階ロビーに下りると、そこにはショーケースの中に飾られたバイクとトラックがあった。
クラウドはバイクに、他の者はトラックに乗り込み、ガラスを突き破ってそのままハイウェイへと乗り出す。

追跡してくる兵士達を得意の獲物でなぎ倒していくクラウド。
なんとか追ってをかわせたかと思いきや、最後の最後で巨大機械が彼らに襲い掛かってきた。
車から降りて応戦し、なんとか撃退すると地平の彼方に朝日が昇っていた。
これからどうする、というバレットに「俺はセフィロスを追う」と宣言するクラウド。
どのみち顔が知れてしまった彼らにミッドガルで安住することなどできはしない。
帰るべき故郷があるのでしばらくは同行するというレッド13も正式に仲間に加わり、
みんなはミッドガルから離れることにしたのだった。

618FF7:2007/02/07(水) 03:53:10 ID:CiIsMjN30
大人数で行動すると人目につくのでは、という一言から二組に分かれて近場の町を目指す事にした一行。
当分、下手をすれば二度と戻らないかもしれないミッドガルを前に、それぞれ思いにふける。
これから先には一体どのような困難が待っているのだろうか。

クラウドの指示の元チーム編成をして程なく近郊の町であるカームに到着。
先に着いたもう二人が宿を取っているというので早速部屋へと向かう。
一息ついた一行。そこにバレットが一つの問いかけをする。
星の危機とはどういう意味なのか。お前とセフィロスの関係は何かと。
暗い顔のクラウドだったが、彼は己の過去に起きた出来事をぽつりぽつりと
語りだした。話は5年前、彼の郷里であるニブルヘイムに遡る――

山道を登る一台の車。荒れた山道は揺れを生み、車内は絶えず振動する。
乗っているのは今回、ニブルにある魔晄炉の調査を命じられたソルジャー、クラウドと、一般兵二人、
そして伝説のソルジャー、セフィロス。
ソルジャーとして任務をこなすうちに戦友となっていった二人は
今回も同じ任務についていた。魔晄炉の調査なんて簡単な仕事はつまらない、
もっと大きなことをやりとげたい、そうして有名になりたい……。
任務を楽しみにしながらもその地味さにいくらかの不満を漏らすクラウド。
突如として巨大なドラゴンが襲い掛かってくる。
ソルジャーでも苦戦しそうなモンスターに、しかしセフィロスは愛刀の一閃で切り伏せてしまった。
英雄と呼ばれる男は、まさに人外の強さを誇っていた。

アクシデントに見舞われつつも無事村に到着する。
久々に故郷を前にしたクラウドへセフィロスは声を掛けた。
「どんなものだ、故郷というものは?オレには故郷がないからよく分からないんだ……」
その言葉を不思議に感じ、セフィロスに両親のことを聞くクラウド。
「母の名はジェノバ。オレを生んですぐに死んだ」
セフィロスは父親については言及しなかった。どうやら何かわけありらしい。

619FF7:2007/02/07(水) 03:53:47 ID:CiIsMjN30
母との再会や村の知り合いとの会話もそこそこに翌日。
村の北のニブル山に作られた魔晄炉へ調査をしに行くクラウドたちは
地理に明るい地元の住民に案内を頼んでいたのだが、そこに来たガイドはなんと、ティファだった。
女の子が山に行くなんて危険だと止めるクラウドだったが
村に滞在中の格闘家、ザンガンに手ほどきを受け鍛えているから平気だと譲らない。
危なかったらお前が守ってやればいいとセフィロスに言われて、結局彼女がガイド役に。
出発の前にミーハーなファンの希望による記念撮影をして山へ。
写真にはクラウド、ティファ、セフィロスの姿が写っていた。

途中の洞窟で魔晄エネルギーが染み出している場所を見つけた。
そこには宝石のようにキラキラ光る天然のマテリアがあった。
マテリアとは魔晄エネルギーを凝縮したものだ。
小さな球形をしているマテリアの中には、古代種の知識が封じ込まれていて、
その知識が星(地球)と我々を結びつけ魔法を呼び出す、とセフィロスは説明した。
要するに、マテリアの中には魔法が封じ込まれているのだ。

さらに奥へと進んでいく。吊橋を渡っていると綱が切れてしまい一同は谷へ転落してしまう。
兵士の一人が行方不明となってしまうが、彼らは任務を続行。
冷たいようだが兵士一人を構って全員を危険に晒すわけにはいかないとはセフィロスの言。
多少のしこりを感じながらも魔晄炉に到着すると
機密を一般人に見せるわけにはいかないので申し訳ないが、と言って
ティファと護衛の兵士一人を外へ残してソルジャー二人は施設の中へ。

魔晄炉の内部で調査をする二人。バルブが緩んでいた為に一部動作異常を起こしていた。
緩みを正し、別段問題もなく調査を終えようとしたそのときに、
二人は彼らの運命を捻じ曲げることになるあるものを発見してしまう。
辺りに並んでいる、魔晄に満たされた卵型の大きなカプセルに気づき、中を覗くと、
そこには魔晄の力によって異形と化した元人間が漬かっていた。
驚き、慌てるクラウドにセフィロスは言う。これは恐らくモンスターの雛形だと。
最近の魔物の大量発生は神羅が影でモンスターを作り出していたのだろうと。

620FF7:2007/02/07(水) 03:54:33 ID:CiIsMjN30
呆然とするクラウド。
逆に何かを悟りこの現状を生み出したであろう人物宝条に哀れみを表すセフィロス。
しかしそこで彼らはある一つの事実に気がついてしまった。
ソルジャーとはすなわち人間に魔晄を照射するなどして身体の強化を図った人間の総称。
それはつまり、ソルジャーが化物の一歩手前の存在であることに他ならない。
そして、ソルジャーの中でも異常なほどの強さをほこるセフィロス。
もしや、自分は人間ではなかったのか――?
英雄の言葉に答えられる存在はどこにもいなかった。

村に戻ってから数日。魔晄炉の一件からセフィロスの様子は目に見えておかしくなっていた。
彼は村はずれの神羅屋敷と呼ばれる、神羅が数十年前(ゲーム本編の時間軸から30年前後前)に建てた
屋敷にこもり、そこに残されていた昔行われた実験に関する資料をひっくり返し、
読みふけるようになる。何かに憑かれたように
昼夜問わず資料を開く彼の姿にクラウドは一抹の不安を覚えるが
彼にはどうしようもなく、悪戯に時は過ぎていく。

そして運命の日。セフィロスの様子がおかしい、と知己の兵士から言われて
屋敷の最下層に足を踏み入れたクラウド。そこに立つ彼に話しかけると
セフィロスは「裏切り者が」と意味の分からない事を言い出した。
彼は語る。資料から割り出したこの屋敷で過去に行われた研究の全貌を。

今から数十年前(本編30年くらい前)、氷河地方にて氷づけになった一人の女性が発見された。
研究者達は彼女を「ジェノバ」と名付けて研究の為にここニブルヘイムに持ち込み、
様々な実験を繰り返した。
研究者達は彼女こそ遠い昔に滅んだ種族、セトラだと判断し
古代種の潜在能力やその他を利用する為に一つのプロジェクトを発案する。

プロジェクト・ジェノバ。それはジェノバの細胞を持った人間――
セトラを現代に蘇らすという計画。中には反対した博士もいたが
結局計画は実行された。そして、その結果誕生したのがセフィロスだったのだ。
人間にはありえない力を持った生命の誕生。それが全ての始まり。

621FF7:2007/02/07(水) 03:55:09 ID:CiIsMjN30
セトラは星と共に生きてきた種族。ところが彼らは後から来た人間に
居場所を奪われ、滅んでしまった。ジェノバを母に持つ自分こそがこの星の正当な後継者なのだ。
狂気に染まり、そう主張するセフィロス。
引き止める間もなく屋敷の外へ出て行く彼を追いかけ、
地上に戻ったクラウドが見たものは、地獄だった。

燃えさかるニブルヘイムの家々。焼け焦げた死体。
セフィロスに直接刺されて血を流しながら倒れる人もいた。
穏やかな山村に突如として起きた阿鼻叫喚の地獄絵図。
慌てて家に駆けつけたクラウドの前には黒く変貌して帰らぬ人となった母親が転がっていた。

彼は絶望とそれ以上の怒りにかられ、セフィロスが向かった先、魔晄炉へと走る。
そこで彼が見たのはセフィロスに殺されたティファの父親と
憎悪にかられて泣きながらセフィロスに飛び掛っていくティファ。
だが残酷にも彼女はクラウドの目の前でセフィロスに切り捨てられてしまった。

魔晄炉の奥に消えるセフィロス。彼を追って中に入るクラウド。
セフィロスは魔晄炉の奥に繋がれたジェノバの首を引きちぎり、
人間から奪われたこの星を取り戻そう、かあさん、と愛しそうに抱き込む。
だがクラウドはそんなセフィロスに言う。
それなら故郷を奪われた自分の悲しみはどうしてくれるのだ、と。
二人のソルジャーが、魔晄炉の深部で睨み合う。

622FF7:2007/02/07(水) 04:10:15 ID:CiIsMjN30
「この話はこれで終わりなんだ」
唐突に告げられた物語の締めに、一同は肩透かしをくらう。
クラウドはその後自分たちがどうなったかは覚えていないらしい。
天と地ほどの実力の差があった自分がセフィロスに勝てたとは思わないが
それなら今自分が五体満足でこの世にいるのも妙な話だと語るクラウド。
今までは過去に蓋をしていたが目の前に奴が現れたからにはそうもいかない、
俺はあの日の決着をつけなければいけないんだ。彼はそう言った。

難しいことはお前達に任せた、と思考放棄をするバレット。
とにかくセフィロスは悪党で、そいつを倒す事が星の平和に繋がるんだろ?
バレットの言葉に、クラウドは恐らく、とだけ答える。
だったら話は早い、奴を追うぞ! 短絡的なバレットだったが
今はそれより他にないだろうということで一行はセフィロスを追いかけ旅をする事になった。
彼からPHS(パーティーヘンセイシステムの略。いやマジで)を受け取って
宿を出るクラウド達だったが、ティファは階段を下りようとするクラウドに話しかけてきた。
「ねえ、私が切られたとき、どう思った?」
「どうって……もう駄目だ、と思った。悲しかったよ」

町で話を聞くと、銀髪の男が南のミスリルマインと呼ばれる古い坑道に向かうのを見たらしい。
次のエリアにいくにはどの道通らなければいけない場所だ。
だが途中ミドガルズオルムという大蛇が住む湿地を抜けなければならず
いくらクラウドがソルジャーといえど太刀打ちできるものではない。
湿地の側にはチョコボを飼う牧場があるというので、彼らは
チョコボを借りて湿地帯を抜ける事を決め、まずは牧場へと足を運ぶ事にした。

(補足。ティファは切られはしたものの即死ではなく、無事だったザンガン師匠に
助けられて重体のままミッドガルに連れ込まれて一命を取り留めました。
ですので彼女は幽霊でも死人でもなく普通の人間です。念のため。


63 :FF7:2010/04/29(木) 16:58:50 ID:7ApHKg8p0
既出部分の続きいきます

64 :FF7:2010/04/29(木) 17:00:50 ID:7ApHKg8p0
クラウドたちは牧場へ行ったが、チョコボを借りることは出来なかった。
野生のチョコボの捕まえ方をレクチャーしてもらい、チョコボを捕まえて、
湿地帯を一気に抜け、ミスリルマインに入る。
途中で、クラウドたちの前に、黒いスーツの男たちが立ちはだかった。
「おれが、誰だかわかるか?」
「タークスだろ?」
「知っているのなら話は早い……」
ミッドガルで倒したのはレノという男。ここにいるのはルードとツォン。
そして新入りだという、イリーナという女性だった。
「では、諸君。できれば神羅の邪魔はしないでもらいたいものだな」
余裕ををかましてタークスの連中は去っていった。
ミスリルマインを抜け、「コンドルフォート」という村へ。
そこはたくさんのコンドルが住んでいる所だった。
神羅が作った魔晄炉の上にも、コンドルがいて卵を温めている。
それが神羅は気に入らないらしく、コンドルを追い払おうと、攻撃をしかけてきていた。
コンドルを守ろうとする住民との間で小競り合いが続いているらしい。
(ミニゲームをしてもいいが、とりあえず無視して先に進むことにする)

タークスとセフィロスを追って西へと進み、海沿いの寂しい村へとやってきた。ここがジュノンだ。
下は見ての通り寂しい村だが、上層は大きい飛行場もある、神羅のジュノン支社となっている。
クラウドたちは海岸に行った。そこでは、小さな女の子がイルカと戯れていた。
「あなたたち誰なの?もしかして、神羅の人間?」
女の子はクラウドたちを警戒している。違うと言ったが信用されなかった。
「あれを見て!」
沖の方でイルカがモンスターに襲われていた。クラウドたちはモンスターを倒してイルカを助けた。
海岸に戻ると女の子が倒れていた。息をしていない。
「アレじゃ、若いの、人工呼吸じゃ」
通りかかったおじいさんのアドバイス通りに、クラウドは人工呼吸して女の子を助けた。
その夜は親切なおばあさんの部屋で眠った。
翌朝、目を覚ますと、行進曲が鳴り響いているのが聞こえる。
どうやら、上層から聞こえてきているらしい。
「あのぅ、助けてくれて、ありがとう」
昨日の女の子はすっかり元気になったようだ。女の子に、この音楽は何だと聞いてみる。
「これは、神羅の新しい社長の歓迎式のリハーサルだと思う」
どうやら上層にルーファウスが来るらしい。どうしても上層に行かなくては。
でも、行ける手段が無い。エレベーターには当然乗れない。
「イルカさんの力をかりればなんとかなるかな。ちょっと来て」
イルカはスゴイジャンプ力を持っていた。イルカがのジャンプ力で上へあがる作戦だ。
まずクラウドが一人で行くことになった。クラウドはイルカにに乗り、うまく上ることが出来た。


65 :FF7:2010/04/29(木) 17:02:43 ID:7ApHKg8p0
柱を上って、クラウドはようやく上層に着いた。飛行場を横切り、通路へ入る。
そこでは神羅の兵士たちがバタバタしていた。どうやらもうすぐ歓迎式が始まるらしい。
クラウドは神羅の兵士に化けて歓迎式に紛れ込むことにした。
「神羅の制服か。初めてそでを通したとき、誇らしく思ったっけ。
いつからだったか……こいつを着るのがたまらなくいやになったのは」
制服を着たクラウドだったが、もう歓迎式は終わっていた。
ルーファウスはセフィロスを追うために、ハイデッカーと共に港へ向かい、船に乗り込んだ。
そこで同じく神羅の兵士に化けている他の仲間と合流し、クラウドも同じ船に乗った。

船倉や甲板で、兵士のフリをしているクラウドと仲間たち。突然、船内にサイレンが鳴り響く。
「緊急連絡!不審人物を発見の報告アリ!作業のない各員は船内を調査。発見しだい通報のこと!」
正体がバレたかと思ったクラウドたちだったが、違うらしい。
不審人物は機関室に向かったらしいので、クラウドたちも行ってみることに。
そこにセフィロスがいた。
「時は、満ちた……」
謎の言葉を残して、セフィロスは消えた。代わりに不気味な化け物が姿を現した。
不気味な化け物を倒すと、その跡に何かが落ちているのを見つける。
「これは、神羅ビルから消えたジェノバの腕だ。セフィロスはこんなものを持ち歩いているのか?」
首を傾げる一同。

船は常夏のリゾート地、コスタ・デル・ソルに着いた。
だがバカンスで来ているわけではないので、浮かれてはいられない。
砂浜に行くと、神羅の宝条がくつろいでいた。クラウドは宝条に近づいた。
「キミは確か、クラウドくん。久しぶりだな」
「何をしている、宝条」
「ふん。私の目的はキミと同じだと思うが。キミたちはセフィロスに会えたのか?そうか、ふむふむ。
ちょっとした仮説を思いついたのだが……。
キミは、何かに呼ばれているという感じがしたことはないかな?」
「俺はセフィロスがいる場所なら、何処へでも行く!あいつと決着をつけるためにな!」
「なるほど。これはイケるかもしれないな。クックックッ」
宝条はさもおかしそうに笑った。
「ここから西のコレル山を越えて進んでる……」
宝条の言うことに従うのは気に食わないが、とにかく西に行ってみることにする。


66 :FF7:2010/04/29(木) 17:04:41 ID:7ApHKg8p0
コレル山に行くと、セフィロスらしき人物を見かけたという人がいた。
コレル山を越えて、北コレルへ。そこは村というにはあまりにもみすぼらしい、
ガラクタばかりのところだった。
そこの住民たちはバレットに容赦ない言葉を浴びせる。
「どの面下げて戻ってきたんだ?お前のせいで北コレルは瓦礫の町になっちまった」
バレットは走り去った。みんなも後を追って、ひと気の無いロープウェイ乗り場へ。
そこでバレットは、みんなに過去の話をした。
コレルは炭坑の村で、住民はのどかに暮らしていた。
4年前、スカーレットがやってきて、神羅がこの村に魔晄炉を作る話を持ちかけてきた。
魔晄炉建設に最後まで反対したのが、バレットと、親友のダインという男だった。
バレットとダインが村を離れている隙に、神羅の軍はコレル村を焼き払い、大勢の死者が出た。
「魔晄炉で爆発事故が起こったんだ。神羅はその事故の責任を、
反対派のオレとダインに押し付けた」
バレットは自分を責めて、苦悩している様子だ。
「オーイ、あんたら!『ゴールドソーサー』に行くなら早く乗っておくれ」
突然間延びした係員の声がした。一同はとりあえずロープウェイに乗り込んだ。

砂漠の中に聳え立つ娯楽の殿堂「ゴールドソーサー」。そこへ行く交通手段は、ロープウェイだけ。
中は巨大なテーマパークであった。
「うわ~! 楽しまなくっちゃ!そんな場合じゃないのはわかってるけど、ね。
ね、バレットも元気だして!」
「そんな気分にはなれねえ。オレのことは放っておいてくれ」
エアリスはバレットを励ましたが、バレットは一人でどこかへ行ってしまった。
こういうときはヘンに気を使わない方がいいと、クラウドたちはバレット抜きで遊ぶことにした。
「ヘイ・ユー!!暗~い顔してますな~。どうですか~?みなさんの未来占うで~」
園内をうろついてると、ヘンな関西弁のネコの着ぐるみに声をかけられた。
着ぐるみはケット・シーと名乗った。
クラウドは、セフィロスがどこにいるか占ってもらうことにした。
ケット・シーが差し出したカード(?)をクラウドが引く。
「求めれば必ず会えます。しかし、最も大切なものを失います」
何だか意味深な結果が出た。
「ええんか、悪いんか、ようわからんなぁ。こんな占い初めてですわ。気になりますな~。
ほな、いきましょうか。占い屋ケット・シーとしては、こんな占い不本意なんです。
きっちりと見届けんと気持ちがおさまらん。みなさんと一緒に行かせてもらいますわ!」
というわけで、ケット・シーもクラウドたちに付いてくることになった。
そろそろバレットを探そうと、闘技場の方へ行くと、人が沢山倒れていた。
「おい、何があったんだ!」
「片腕が銃の男が……」
もしかして、バレットがやったのか?とみんなは眉をひそめた。
「そこまでだ!おとなしくしろ!」
ゴールドソーサーの支配人・ディオが、部下を引き連れて、クラウドたちに迫る。
クラウドたちは濡れ衣を着せられてディオに捕まり、落とし穴のようなところから下に落とされた。


67 :FF7:2010/04/29(木) 17:07:21 ID:7ApHKg8p0
落とされた先は広大な砂漠。「コレルプリズン」と呼ばれる、天然の監獄だった。
砂漠から出ることは出来ないし、かといってゴールドソーサーに戻ることも出来ない。
そこにはクラウドたちと同様、上から落とされたらしい人たちがいた。
その中にバレットもいた。バレットは、闘技場の事件は自分がやったのではないと言う。
「もう一人いるんだ。片腕に銃を持つ男」
コレル村が焼き払われた日、バレットとダインは兵士の襲撃を受けた。
バレットは右腕、ダインは左腕をやられてしまった。そしてダインは、谷底に落ちて、生死不明。
「オレの右腕は もう使い物にならなかった。オレは右腕を捨て、この銃を手に入れた。
そのときの医者から聞いたのさ。オレと同じ手術を望んだ男が、もう一人いるってことをな。
ただし、そいつは左腕が銃になっている」
そいつがたぶん、ダインだ。バレットはパーティに復帰した。

ダインはコレルプリズンのボスとして君臨していた。
ダインの住処に行く。左手を銃に改造した男がいた。バレットがダインの説得を試みる。
「ダイン、こんなところで何をしてるんだ?関係ない人間を殺してどうなる?何故だ?」
「おれはな、壊してしまいたいんだよ。この世界のすべてを!
この世界にはもう何もない。コレル村、エレノア、マリン……」
エレノアは亡くなったダインの奥さん。そしてマリンは……。
「マリンは生きている。あの後、オレは村に戻った。そこであの子を、
お前の娘、マリンを見つけた。マリンはミッドガルにいるんだ。一緒に会いに行こう、な?」
「そうか。生きているのか……。わかったよ、バレット。やはりお前と戦わなくてはならないな。
エレノアが一人で寂しがってる。マリンも連れて行ってやらないとな」
バレットとダインの一騎打ちになる。バレットが勝った。
「おれはあの時、片腕と一緒にかけがえのないものを失った。どこで食い違っちまったのかな」
「マリンは、マリンはどうなるんだ!」
「考えてみろ、バレット。あのとき、マリンはいくつだった?
今さら、おれが出て行ったところで、あの子にはわかるはずもない。
マリンを抱いてやるには、おれの手は、少々汚れすぎちまったのさ……」
ダインはバレットに、首にかけていたペンダントを投げ渡した。
「そのペンダントをマリンに……。エレノアの、女房の、形見……。
バレット、マリンを泣かせるなよ……」
ダインは死んだ。
「ダイン。お前と同じなんだ。オレだって、オレの手だって、汚れちまってる……」

コレルプリズンから出る唯一の方法。
それは、ゴールドソーサーで行われるチョコボレースに出て優勝することだ。
とりあえずクラウドが出ることになった。エレベーターでゴールドソーサーに上がる。
そして見事に優勝することが出来た。そこへディオからクラウドに手紙が届いた。
クラウドたちにかけられた嫌疑は晴れ、みんなはコレルプリズンから出られることになった。
さらにお詫びのしるしとして、バギーを貰った。


68 :FF7:2010/04/29(木) 17:09:26 ID:7ApHKg8p0
バギーに乗り込み、川を二つ三つ越えたところで、バギーは壊れてしまった。
しばらく歩いていくと小さな村を見つけたので、寄ってみることに。
そこにある一軒の家へ入る。
「旅の人かい?あんたのその目の輝きは、ソルジャーさんだね?
あんたウチの息子を知らないかい?ザックスっちゅう名前なんたが」
クラウドは、おじいさんに声をかけられた。
「さあ、知らないな」
クラウドにはザックスという名前は聞き覚えが無いらしいが、
エアリスとティファは何か知っている様子。
「そういえば6、7年前に手紙がきて、
ガールフレンドができましたって書いてあったけど、あんたかい?」
おばあさんにそう言われて、エアリスはショックを受けたように家を飛び出していった。
クラウドはエアリスの後を追い、声をかけた。
「エアリス……」
「この村にザックスの家があるなんて知らなかったから、びっくりしちゃった」
「知ってるヤツか?」
「いつか話さなかった?わたし、初めて好きになった人。
ザックス……ソルジャー・クラス1ST。クラウドと同じ」
「クラス1STなんて何人もいないはずだ。でも、俺は知らないな」
「別にかまわないの。昔のことだしね。ただ、行方不明だから心配なだけ。
5年前かな?仕事で出かけて、それっきり。女の子が大好きなヤツだったからね。
どこかで知り合った子と仲良くなっちゃったのよ、きっと。行きましょ、クラウド」


83 :FF7:2010/05/08(土) 22:26:29 ID:SUFDdDbb0
断崖の間に人々が暮らしている、「コスモキャニオン」へとやってきた。
「ただいま~!ナナキ、帰りました~」
レッド13はそう言いながら走り去った。
実はここはレッド13の故郷で、「ナナキ」というのは彼の本名らしい。
レッド13という名前は宝条が勝手につけた呼び名だ。
しばらく自由行動することになった。クラウドはレッド13に付いて行った。
「お~い!ナナキ~!帰ったのか~!」
レッド13を呼んだのは、サングラスをかけたハゲの老人だった。
この老人は「ブーゲンハーゲン」という人だ。
「じっちゃん、今行くよ!」
普段の偉そうな態度とは明らかに違う、子供っぽい感じでレッド13は言った。
「ナナキがちょっとだけ世話になったようじゃの。ナナキはまだまだ子供だからのう」
ブーゲンハーゲンはクラウドに言った。
「やめてくれよ、じっちゃん!オイラはもう48歳だよ」
そんなに年を取っていたのかと驚いたが、ブーゲンハーゲンが言うには、
レッド13の種族は長命なので、48歳と言っても人間だと中坊くらいらしい。
レッド13は、早く大人になりたいと思って、偉そうな態度を取っていたのだという。

ブーゲンハーゲンは、実は「星命学」の学者だという。
クラウドは、ブーゲンハーゲンの実験室に招かれ、そこで星命学の説明を受ける。
「人間は、いつか死ぬ。死んだらどうなる?身体は朽ち、星に帰る。
では、意識、心、精神はどうじゃ?実は、精神も同じく星に帰るのじゃな。
人間だけじゃない。この星、いや宇宙に生きるものすべて等しく。
星に帰った精神は混ざり合い、星を駆け巡り、『ライフストリーム』と呼ばれるうねりとなる。
新しい命、新しい精神は、ライフストリームから生まれてくる。
そして、時が来て、死に、また星に還る……。これがこの世界の仕組みじゃ」
「ライフストリーム」とは、この星の精神エネルギーのこと。
生き物だけでなく、星が星であるためには精神エネルギーが必要だ。
その精神エネルギーがなくなったら、星は滅びてしまう。
「これが星命学の基本じゃな」
つまり「ライフストリーム」=精神エネルギー=魔晄。
人類がこのまま魔晄エネルギーを使い続けたら、この星は滅びる。
アバランチの活動目的「星を守る」というのも、星命学の考え方によるものだ。


84 :FF7:2010/05/08(土) 22:27:12 ID:SUFDdDbb0
しばらく後、くつろいでるレッド13に、クラウドは話しかけた。
「ずっと昔、オイラが本当に子どもの頃だ。……やっぱり、や~めた。
母さんの話をすると、オイラの胸は誇らしい気持ちではちきれそうになる。
でも、父親のことを思い出すとオイラの胸は怒りで……」
「やはり父親が許せないか」
そこへ、ブーゲンハーゲンがやって来た。
「当たり前だよ。あいつは、母さんを見殺しにしたんだ。
ギ族が攻めてきたとき、あいつはで一人で逃げ出した。母さんと谷の人たちを放り出してさ!」
「来るがよい、ナナキ。お前に見せたいものがある」
クラウドとレッド13は、ブーゲンハーゲンに付いて行った。
不気味な洞窟を通り抜けて、突き当りの壁をブーゲンハーゲンは指す。
「見るがいい、ナナキ。おまえの父、戦士セトの姿を」
そこには、いくつもの矢を受け、石化したセトがいた。
「たとえ、逃げだした卑怯者と思われても、たった一人、ここでギ族と戦った。それがお前の父親セトじゃ。
……クラウド。勝手を言ってすまないがわしら、二人きりにしてくれんかの」
クラウドはうなずいて、来た道を戻った。
「ここで、お別れね。レッド13……」
故郷に残るであろうレッド13を置いて、クラウドたちはこっそり出発しようとした。
「待ってくれ!オイラも行く」
コスモキャニオンを出るところで、レッド13が追いついてきた。
「どうしたんだ?」
「オイラ、少しだけ大人になった。そういうこと!」

クラウドたちは、ニブルヘイムにやって来た。
5年前、火事が起こったはずなのに、ニブルヘイムは昔と変わっていなかった。
「え~っ!!燃えちゃったはず、だよね?どうして? 私の家もある……」
「俺はウソなんか言ってない。俺は覚えてる。あの炎の熱さを……」
驚くティファとクラウド。
村の人たちに火事のことを聞いてみるが、そんなこと知らないという答えばかり。
「……リュ……ニヨン」
「あれ……を……く……ろマテ……リ……アを手にい……れ
セ……フィロスに……届けるの……だ。そ……して……セフィ……ロスと……ひとつ……に」
「……どこ……で……す……か?セフィ……ロス……さま」
黒いマントに全身をすっぽり覆った、怪しい人物が、村のあちこちにいる。
クラウドがそいつらの腕を検めてみると、「4」とか「5」といった数字のイレズミが入っている。
「セフィ……ロス……さま……近くに……いる……。
……屋敷……の……中……おおぉぉぉ……セフィ……ロス……さま」
黒マントの言う通りに、神羅屋敷に行ってみると、地下室にセフィロスがいた。
「セフィロス!」
「懐かしいな、ここは。ところで、お前はリユニオンに参加しないのか?」
クラウドはリユニオンなんて知らないと答えた。
「ジェノバはリユニオンするのだ。ジェノバはリユニオンして、空から来た厄災となる」
「ジェノバが空から来た厄災?古代種じゃなかったのか?」
セフィロスは何だか難しいことを言う。クラウドは理解出来ずに首を傾げている。
「なるほど。お前には参加資格はなさそうだ。私はニブル山を超えて北へ行く。
もしお前が自覚するならば、私を追って来るがよい」
やれやれ、といった感じで、セフィロスは去っていった。


85 :FF7:2010/05/08(土) 22:30:19 ID:SUFDdDbb0
ニブル山を越えると、「ロケット村」という村に着いた。
そこには、錆びついた巨大なロケットがあった。
村を回って、神羅のマークがついた飛行機が泊まっているのを見つけた。
クラウドたちが飛行機を眺めていると、そこへ女性がやってきた。
「あの、もしそれが使いたいなら艇長に聞いて下さい。私、シエラと言います。あなたたちは?」
クラウドたちは自己紹介した。
「はぁ。神羅の人じゃないんですね。
もうすぐ、新社長のルーファウスさんがここへいらっしゃるので、艇長は朝からそわそわしてますわ」
艇長に会いに、ロケットのところに行く。そこには、金髪を刈り込んだオッサンがいた。
「オレ様はシド。みんなは艇長って呼ぶけどな。で、なんの用でい?」
飛行機を貸してもらおうと思ったが、シドにあっさり断られてしまった。
仕方なくシドの家に行く。しばらくすると、シドが帰ってきた。
「ケッ!シエラよう。客が来たら茶くらい出せよな」
「ご、ごめんなさい」
「あ~っ!ハラが立ってきた!おい、シエラ!客に茶ぁ、出しとけよ!わかったな!」
シドはシエラを怒鳴りつけると、家を出て行った。
「いつもあんなこと言われて黙ってんの?」
ティファは目を丸くしている。
「いいえ、私がドジだからしょうがないんです。私があの人の夢を潰してしまったから……」
あの錆びついた巨大なロケットで、シドは宇宙を目指していた。シエラはメカニックをしていた。
準備万端、発射3分前になったが……。
「緊急事態です!まだ船内のエンジン部にメカニックが残っています!」
「何だって!?どこのバカやろうだ?」
「艇長、私です。シエラです。私にかまわず、打ち上げを行って下さい。
どうしても心配だったんです。酸素ボンベのテストで満足いく結果が得られなくて」
このままエンジンが始動すれば、シエラは焼け死んでしまう。
「くっ……シエラのヤロウめ……。オレ様を人殺しにする気か?」
結局、シドは緊急停止ボタンを押した。
「それ以降、宇宙計画縮小が決まって、ロケット発射は中止になりました。
私のせいで、あの人の夢が逃げて行ったんです……。
だから、いいんです。艇長がどう思おうと、私はあの人に償わなくてはなりません」


86 :FF7:2010/05/08(土) 22:32:25 ID:SUFDdDbb0
しばらく後、ルーファウスが、 パルマーを従えてやってきた。
「今日は何の用で来た?」
「タイニー・ブロンコを返してもらおうと思ってな。
我々はセフィロスを追っている。我々は海を越えなくてはならないんだ。
それでお前の飛行機を……」
あの飛行機はタイニー・ブロンコという名前らしい。ルーファウスの言葉に、シドは毒づいた。
「ケッ! 最初は飛空艇、次はロケット、今度はタイニー・ブロンコか。
神羅カンパニーはオレ様から宇宙を奪っただけでは足りずに、今度は空まで奪う気だな!」
そのとき、シエラがこっそりとクラウドに耳打ちした。
「あなたたち、タイニー・ブロンコを使いたがっていましたよね」
クラウドたちはタイニー・ブロンコの所へ。
パルマーは既にタイニー・ブロンコに乗り込み、飛び立とうとしていた。
「そのタイニー・ブロンコは俺たちがもらう」
パルマーを倒して、タイニー・ブロンコを強奪し、乗り込む。
動き出したエンジンは止まらず、タイニー・ブロンコは離陸する。シドが駆けて来て飛び乗った。
だが、高度を上げる前に、神羅の兵士の銃撃によって、尾翼をやられてしまう。
仕方なく海へ不時着。
「こいつはもう飛べねえな」
結局タイニー・ブロンコは、ボート代わりにすることになった。
「シド、あんたはこれからどうするんだ?俺たちは、セフィロスという男を追っている。
神羅のルーファウスもいつか倒さなくちゃならない」
「何だかわからねぇが、面白そうじゃねぇか!オレ様も仲間に入れろ!」
というわけでシドが仲間になった。
「で、どこへ行くんだ?ルーファウスのヤツは、
セフィロスを追って『古代種の神殿』に行くってほざいていたが」

古代種の神殿の情報を得るため、タイニー・ブロンコを使って旅をする。
武器職人が住んでいる小屋がポツンと建っているのを見つけたので、入ってみる。
「ひと足遅かったな。『キーストーン』なら、
ゴールドソーサーで支配人をやっているディオに売っちまったよ」
武器職人が、古代種の神殿に行くには「キーストーン」というものが必要だと教えてくれた。
古代種の神殿には、究極の破壊魔法が眠っているという言い伝えがあるらしい。
キーストーンを手に入れるため、クラウドたちは、ゴールドソーサーへ向かった。


87 :FF7:2010/05/08(土) 22:34:06 ID:SUFDdDbb0
キーストーンは確かにディオが持っていた。
ディオは、クラウドが大会に出てくれればキーストーンをくれるという。
クラウドは闘技場で戦い、キーストーンを手に入れた。
戻ろうと思い、ロープウェイに乗ろうとしたが、故障中とのこと。
いい機会なので、みんなはホテルに集まって、これまでの旅を振り返ってみることにした。
・クラウドたちはセフィロスを追いかけている。
・セフィロスは「約束の地」を目指している。
・約束の地とは、魔晄エネルギーが豊富にある場所のことだと、神羅の奴らは考えているらしい。
・セフィロスは「約束の地」の他に、「黒マテリア」も探していると、黒マントの男たちは言っていた。
「その黒マントもわからないわ。数字のイレズミがある黒マントの人たち。何人いるのかしら?」
ティファが首を傾げると、レッド13が言う。
「あのさ。オイラのイレズミは13なんだけど」
そういえば、レッド13にはイレズミがある。そのイレズミは、宝条に入れられたものだという。
「オイラ、ナンバー13だ。オイラも黒マントみたいに、おかしくなっちゃうのかな?」
「今まで大丈夫だったんでしょ?弱気にならないで」
不安がるレッド13をティファが励ます。
その場はそれで解散になり、みんなはそれぞれホテルの個室に引き上げた。

(ここからデートイベントです。好感度によって誘ってくる人が違います)
眠れずに窓の外を眺めているクラウド。ドアがノックされて、部屋に入って来たのは、エアリスだった。
「デート、しない?」
「はぁ?」
わけがわからないままに、クラウドはエアリスと夜のデートをすることになった。
二人はコースターに乗った。窓の外を美しい光景が次々と流れていく。
もうすぐ終点に着くというとき、エアリスはふと呟いた。
「初めはね、そっくりだったから、気になった。別人なのに、そっくり。歩き方とか、癖とか。
あなたの中に、彼を見ていた。でも、違うの。今は、違う……。わたし、あなたを探してる」
「俺はここにいる」
「わかってる。だけど、あなたに、会いたい」
束の間のデートを終えた二人がホテルへ戻ろうとしたとき、キーストーンを持って走り去るケット・シーを発見。
怪しいと思った二人はケット・シーを追いかけたが、追いつけない。
突然ヘリコプターが現れる。ケット・シーは、ヘリコプターに乗ったツォンにキーストーンを渡してしまった。
ヘリコプターが飛び去った後、クラウドたちはケット・シーに詰め寄った。
「ちょちょ、待って~や。逃げも隠れもしませんから。確かにボクは、スパイしてました。神羅のまわしモンです」
ケット・シーは開き直って、済んでしまったことは仕方ないから、今まで通り旅を続けようと言い出した。
「ずうずうしいぞ、ケット・シー!」
「ほな、どないするんですか?ボクを壊すんですか?そんなんしても、ムダですよ。
この身体、もともとオモチャやから。本体はミッドガルの神羅本社におるんですわ。
そっから、このネコのオモチャ操っとるわけなんです」
ケット・シーはどうやら神羅の人間らしいが、正体は内緒、らしい。
「確かにボクは、神羅の社員や。それでも、完全にみなさんの敵っちゅうわけでもないんですよ」
「正体は明かさない。スパイはやめない。そんなヤツと一緒に旅なんてできないからな。冗談はやめてくれ」
「まぁそうやろなぁ。話し合いにもならんわな。ま、これ、聞いてもらいましょか」
ケット・シーからマリンの話し声が聞こえる。彼はマリンを人質に取っているらしい。
「というわけです。みなさんは、ボクの言うとおりにするしかあらへんのですわ」
「最低だ」
結局、ケット・シーの提案に従い、今まで通り旅を続けることになった。


88 :FF7:2010/05/08(土) 22:35:35 ID:SUFDdDbb0
タイニー・ブロンコに乗って浅瀬を渡っていったところに、古代種の神殿はあった。
神殿の中に入ってしばらく進むと、祭壇の前にツォンが倒れていた。
「セフィロスが探しているのは、約束の地じゃない……」
ツォンはセフィロスにやられたらしい。彼はクラウドにキーストーンを渡す。
クラウドが祭壇の上にキーストーンを置くと、神殿の奥へとワープした。

しばらく進み、「壁画の間」へとやってきた。そこにセフィロスがいた。
「私は星とひとつになるのだ。この星のすべての精神エネルギー。
この星のすべての知恵、知識……。私はすべてと同化する。私がすべて……すべては私となる」
セフィロスはなんだか意味不明なことをつぶやいている。
「母さん、もうすぐだよ。もうすぐ、ひとつになれる」
「星とひとつになるって、どうするつもり?」
エアリスの問いに、セフィロスは答える。
「簡単なことだ。星は傷ができると治療のために傷口に精神エネルギーを集める。
傷の大きさに比例して集まるエネルギーの大きさが決まる。
星が破壊されるほどの傷ができれば、どれほどのエネルギーが集まる?
その傷の中心にいるのが私だ。星のすべてのエネルギーとひとつになり、
私は『神』として生まれ変わるのだ」
「星が破壊されるほどの傷?傷つける?星を?」
「壁画を見るがいい。最高の破壊魔法、『メテオ』だ」
クラウドが目を離した一瞬のうちに、セフィロスの姿は消えてしまった。
そのとき、いきなりクラウドが笑い出した。
「クックックッ……黒マテリア。クックックッ……メテオ呼ぶ」
「クラウド、しっかりしなさい!!」
エアリスがクラウドを正気に戻すように呼びかけた。
「俺、クラウド。どうやるんだ?」
クラウドは体操でもするみたいに、しばらく体を動かし続けた。
「思い出した!俺のやりかた。ん?どうした?なんか変か?」
まるで何事もなかったかのような顔をしているクラウド。
「何でもないから、気にしないで。ね、ティファ!何でもないよね」
エアリスはティファを振り返った。うなずくしかないティファだった。


89 :FF7:2010/05/08(土) 22:37:37 ID:SUFDdDbb0
クラウドたちは壁画を見た。メテオとは、黒マテリアを使い、星に隕石を落とす魔法のことらしい。
さらに調べていくと、この神殿そのものが、黒マテリアだということがわかった。
「この、でかい神殿が?これが黒マテリア!?それじゃあ、誰にも持ち出せないな」
エアリスが言うには、ここにある仕掛けを解けば、神殿がどんどん小さくなって、
最後には持ち出せるほどの大きさになるという。
「でもね、仕掛けを解くのは、この場所でしかできないの。
だから、仕掛けを解くと、その人はこの神殿、いいえ、黒マテリア自体に押しつぶされちゃうの」
「なるほど。危険な魔法を簡単に持ち出させないための古代種の知恵か……」
このまま放置することも出来るが、可能ならばセフィロスが手に入れる前に黒マテリアを押さえておきたい。
みんなが悩んでいると、ケット・シーが手を挙げた。
「ボクのこと 忘れんといてほしいなぁ。この作りモンの身体、星の未来のために使わせてもらいましょ」
ケット・シーは神羅の人間だから信用できないとクラウドは思ったが、結局彼に任せることにした。
「あとのことは まかせてもらいましょ!ほんな、みなさん お元気で!」
クラウドたちが神殿を出た後、ケット・シーが仕掛けを解いた。
神殿はどんどん縮んで、黒い小さな球体になった。
クラウドは黒マテリアを拾い上げた。
「ん?これを使うにはどうすればいいんだ?」
「ダメ、今は使えない。とっても大きな精神の力が必要なの」
エアリスはそう言った。大きな精神の力がある場所、それはたぶん、「約束の地」だ。
「セフィロスは、違う。古代種じゃない。約束の地は見つけられない」
「……が、私は見つけたのだ。私は古代種以上の存在なのだ。さあ、クラウド」
セフィロスが現れて、クラウドに向かって手を差し伸べた。
「う……あぁ……」
クラウドは頭を抱えて苦しみ、そしてセフィロスに歩み寄り、黒マテリアを手渡した。
「ご苦労」
セフィロスの姿は消えた。クラウドはエアリスを突き飛ばして駆け去った。
「まっ白だ……。俺はなにをした? 覚えていない……。
記憶……いつからなのか……?全てが夢なら醒めないでくれ」

気がつくと、クラウドは見慣れない風景の中にいた。エアリスがクラウドに近づく。
「セフィロスのこと、わたしに任せて。そして、クラウドは 自分のこと考えて、ね?」
「ここは……どこだ?」
「この森は『古代種の都』へ続く『眠りの森』と呼ばれている。セフィロスがメテオを使うのは時間の問題。
だから、それを防ぐの。それはセトラの生き残りのわたしにしかできない。
その秘密、この先にあるの。じゃ、わたし、行くね。全部終わったらまた、ね?」
クラウドは目を覚まして起き上がった。そこは、どこかの宿屋だった。
エアリスを除く全員がそこにいた。ケット・シーは早々と新しい体を手に入れて、パーティに復帰していた。
先ほどのエアリスとの会話は夢だったのか?
「あのね、クラウド。エアリスがいなくなっちゃったの」


90 :FF7:2010/05/08(土) 22:39:59 ID:SUFDdDbb0
クラウドたちはエアリスを追って眠りの森を越え、古代種の都「忘らるる都」へ。
そこは半分海に浸かったような場所だった。海に囲まれた神殿の奥に、エアリスはいた。
エアリスに近づこうとすると、クラウドの様子がまたおかしくなる。
「クッ……俺に何をさせる気だ!」
そのとき、頭上から舞い降りてきたセフィロスが、手にした刀でエアリスの体を刺し貫いた。
エアリスが持っていたマテリアが転がって、海に落ちた。
クラウドはエアリスの体を抱きとめた。
「エアリス……ウソだろ?」
「気にする事はない。まもなくこの娘も星を巡るエネルギーとなる。
私の寄り道はもう終わった。雪原の向こうに『約束の地』が待っている」
セフィロスは事も無げに言った。
「エアリスはもう喋らない。もう笑わない、泣かない、怒らない。
この痛みはどうしたらいい?指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!」
クラウドは悲しみと怒りが入り混じった表情で言う。
「何を言ってるのだ?お前に感情があるとでもいうのか?悲しむフリはやめろ。
なぜなら、クラウド。お前は、人形だ」
「俺が、人形?」
クラウドが呆然としているうちに、セフィロスは姿を消してしまった。
クラウドはエアリスの亡骸を海の中に沈めた。そして、みんなに言う。
「みんな、聞いてくれ。俺たちは行かなくてはならない。
エアリスがどうやってメテオを防ごうとしたのかは、わからない。でも、まだチャンスはある。
セフィロスがメテオを使う前に黒マテリアを取り返すんだ。行こう!」

セフィロスが言った、「雪原の向こう」に行くために、
クラウドたちは北に行き、「アイシクルロッジ」という村を訪れた。
そこにはガスト博士の家があった。そこに残されたビデオを見ると、
ガスト博士はここでイファルナを保護し、古代種について研究していたらしい。
やがて二人は愛し合うようになり、エアリスが生まれた。幸せな日々は長く続かなかった。
ある日、神羅の奴らがやってきて、イファルナとエアリスを連れ去った。抵抗したガスト博士は射殺された。

大雪原を越えて、最北端の地、「竜巻の迷宮」へ。そこにセフィロスが待っていた。
「セフィロス、ここまでだ!」
「そう、ここまでだ。この身体の役目はな。
我ら、ジェノバ細胞を持つ者たちの役目は黒マテリアを主人のもとへ運ぶこと。主人は、もちろんセフィロス」
どうやら今まで追ってきたのは、セフィロスのコピーだったらしい。
セフィロスのコピーは怪物になって襲い掛かってきたので倒す。跡には黒マテリアが残された。
「ジェノバ細胞……。なるほどな。ジェノバはリユリオンする、か」
クラウドは呟いた。
「本当のセフィロスはこの奥にいるんだ。どうしようもなく邪悪でど、うしようもなく残忍。
黒マテリアは俺たちの手にもどった。後はセフィロスを倒せば、すべてを終わらせることができるんだ」


100 :FF7:2010/05/15(土) 19:18:36 ID:E0BDt2EQ0
本当のセフィロスを追っている途中で、突然辺りの風景が消えた。
「何これ?どうしたの?」
「落ち着くんだ、ティファ。セフィロスが近くにいるんだ。何が起こっても不思議じゃない」
しばらく進むと、ニブルヘイムに着いた。
「これはセフィロスが創り出した幻覚さ。俺たちを混乱させようとしているんだ」
クラウドは妙に落ち着いている。
セフィロスが一人のソルジャーを連れてやってきた。5年前の再現だ。
だが、セフィロスが連れているのはクラウドではなく、見知らぬ黒髪のソルジャー、ザックスだった。
「クラウド、これは幻覚なんだから。気にしちゃダメなんだから……」
場面は変わって、今度は炎に包まれたニブルヘイム。神羅屋敷から出てきたのもやっぱりザックスだった。
「こんなの、見たくない」
クラウド本人は余裕をかましているが、ティファはかなり狼狽している。
「セフィロス、聞こえてるんだろ!お前が言いたいことはわかった!5年前、ニブルヘイム。そこに俺はいなかった。
お前が言いたいのはそういうことなんだろ?」
「理解してもらえたようだな」
クラウドの目の前にセフィロスが現れた。
「こんなものを見せられても、俺は何とも思わない。何故なら俺は覚えている。この炎の熱さを、身体の、心の痛みを!」
「さて、それはどうかな?お前はは人形。心など持たない、痛みなど感じない……。
そんなお前の記憶にどれほどの意味がある?私が見せた世界が真実の過去。幻想を作り出したのは、お前だ」
セフィロスが挑発的にクラウドに言う。
「ひとつ聞きたい。何故、こんなことをする?」
「お前には、本来の自分を取り戻してもらいたいのだ。
それにしても、失敗作だと思われたお前が一番役に立つとは。宝条が知ったら、悔しがるだろうな」
宝条の名前を聞いて、クラウドは色めき立った。
「宝条!?俺と何の関係がある!」
「お前は、そう、5年前だ。ニブルヘイムが炎に包まれた、その後に宝条の手で創り出されたのだ。
ジェノバ細胞の驚くべき生命力、能力と魔晄の力が創り出された人形。
セフィロス・コピー・インコンプリート。ナンバリング無し。それがお前の真実」

101 :FF7:2010/05/15(土) 19:20:28 ID:E0BDt2EQ0
セフィロスの言葉に驚く一同。
「宝条に創り出された?そんなのウソに決まってるわ!だって、私たちにはあの思い出があるじゃない?ほら、給水塔で……」
「何をそんなに恐れているんだ、ティファ?俺のことなら大丈夫。俺はセフィロスの言葉なんて信じない」
「ち、違うの、クラウド……」
「何が違うんだ?俺は、ティファの幼なじみのクラウドじゃないのか?」
「そういう意味じゃない。でも、うまく言葉にできない。クラウド、ほんの少しでいいの。時間を……時間をちょうだい」
ティファはまるで言い訳でもするように、クラウドに訴えた。
「私が説明してやろう」
セフィロスが口を挟む。
「他人の記憶に合わせて、自分の姿、声、言動を変化させるのはジェノバの能力だ。
お前のの中のジェノバが、ティファの記憶に合わせてお前を作り出した。
ティファの記憶の中には、クラウドという名の少年がいたのかもしれないな」
「黙れ、セフィロス!」
「まだわからないのか?村からニブル山へ出発するとき写真を撮ったのを覚えているか?
さて、そのときの写真はどうしたかな?」
セフィロスは目の前に転がっている、写真を撮った男の死体を探って、写真を取り出した。
「見るか?なかなか良く撮れている」
クラウドはセフィロスから写真を受け取って、見た。
やはりクラウドではなく、ザックスが写っている。
「この写真はニセものなんだ。真実は俺の記憶の中にある
「5年前、俺はニブルヘイムに帰った。魔晄炉調査が任務だった。16歳だった。
俺ははりきっていた。なぜなら、その任務は、ソルジャー・クラス1STになって初めての仕事で……」
クラウドはうずくまった。
「俺はいつからソルジャーになったんだ?ソルジャーって、どうやってなるんだ?
何故……思い出せない?俺は……俺は……」
いきなりクラウドは立ち直った。
「そうか。悩むことはなかったな。なぜなら俺は……。行こう、ティファ。俺は……大丈夫だ」

一方その頃。ルーファウスと神羅の幹部たちは、飛空艇で約束の地に降り立っていた。
そこには豊富に湧き出す魔晄と大量のマテリアがあった。
「これぞまさに約束の地だな」
そのとき地震が起こった。
「社長、なんだかイヤ~な予感がするわ」
スカーレットが言った。そこへ、いきなりクラウドが現れた。
「ここはあんたたちの手には負えない。あとは俺にまかせてさっさと出て行け。
ここはリユニオンの最終地点。すべてが終わり、また始まる場所」
そこへティファ他のメンバーが駆けつけてきた。クラウドは、黒マテリアを手にして、言う。
「ありがとう。あとは俺が、やります。みんな、今までありがとう。それに、ごめんなさい。すいません。
特にティファ……さん。本当にごめんなさい。いろいろ良くしてくれたのに、なんて言ったらいいのか……。
俺、クラウドにはなりきれませんでした。ティファさん、いつか、本当のクラウドくんに会えるといいですね」
あまりに他人行儀なクラウドの言動に、ティファは絶望した。

102 :FF7:2010/05/15(土) 19:21:57 ID:E0BDt2EQ0
「クックックッ……素晴らしい。私の実験がパーフェクトに成功したわけだな。
お前、ナンバーはいくつだ?イレズミはどこだ?」
宝条はクラウドに近寄ってナンバーを確認しようとした。
「宝条博士、俺、ナンバー、ありません。俺、失敗作だから博士がナンバーをくれませんでした。
博士、ナンバー、ください。俺にもナンバーをください……」
「黙れ、失敗作め……」
あいつは誰だと言うルーファウスの問いに、宝条は説明する。
5年前、セフィロスが死んだ直後に創られたセフィロス・コピーのひとつ。
ジェノバ細胞と魔晄の力で生み出された人工生命。
「失敗作だというのが気に入らないが、ジェノバのリユニオン仮説は証明された。
ジェノバは身体をバラバラにされても、やがてひとつの場所に集結し再生する。これがジェノバの『リユニオン』だ」
セフィロス・コピーが生み出されてから5年。ようやくリユニオンが始まると、
ライフストリームの中で生き続けていたセフィロスの意識は、セフィロス・コピーを操り始めたのだ。
「俺、セフィロスを追っていたんじゃなかったんです。セフィロスに呼ばれていたんです。
セフィロスへの怒りと憎しみ。それは俺がセフィロスのこと、忘れないようにとセフィロスがくれた贈り物。
セフィロス?俺、来ました。黒マテリア、持ってきました。姿を……見せてください。どこにいるのですか?」
クラウドは弱々しく言った。
湧き出している魔晄――ライフストリームの中から、本物のセフィロスが姿を現した。
「ああ、セフィロス……。やっと会えましたね」
「見たか!!セフィロスだぞ!やはり、ここにいたのだ!素晴らしい!ジェノバのリユニオン!」
宝条はうれしそうに歓声を上げている。
「宝条博士、何がそんなにうれしいの?どういうことかわかってるの?
クラウドは黒マテリアを待っているのよ!セフィロスはメテオを呼んでしまうのよ!みんな、死んじゃうのよ!」
みんなは必死にクラウドに呼びかけて、止めようとしたが、無駄だった。
クラウドはセフィロスに黒マテリアを渡した。黒マテリアは魔晄の中で妖しく光った。
「そろそろ、ここから出た方が良さそうだ。君たちも一緒に来てもらおうか。いろいろと話が聞きたい」
ルーファウスが言った。一同は飛空艇に乗り込み、脱出した。


148 :FF7:2010/05/18(火) 21:52:13 ID:l0OdJAaN0
ティファたちは神羅のジュノン支部に連れて行かれて、一週間が経った。
あの場所に置いてきたクラウドは、あれからどうなったのかはわからない。
聞くところによると、あの場所の周辺にはバリアーが張られていて、誰も近付けないらしい。
空を見上げると、メテオ――巨大な隕石が迫ってきているのが見える。
ルーファウスは、この事態を引き起こした張本人として、ティファたちを処刑するという。
ティファたちはガス室に連れて行かれたが、間一髪のところでケット・シーに助けられた。
昔シドのものだった飛空艇「ハイ・ウィンド」を奪って逃げた。
「メンバー、足りないね」
クラウドがいないので寂しそうなティファ。とりあえず、クラウドを探すことになった。
もしかしたら、クラウドはライフストリームの中にいるのかも知れない、とレッド13は言う。
「ライフストリームが海底スレスレを通っていて、ときどき地上に吹き出す、
そんな場所があるって話を聞いたことがあるんだ。もしかしたら、クラウドも……」

レッド13の情報に従って、ひなびた温泉村・ミディールに行ったティファたち。
「もう一週間にもなるかのぅ。海岸に打ち上げられた、あの、ツンツン頭の若いの……」
住民がそんなことを言った。
「クラウドよ!間違いない!それで、その人は今、どこに?」
ティファは、クラウドらしき人がいるという治療所に行った。
そこには車椅子に乗ったクラウドがいた。
「ああ、クラウド、無事だったのね?」
「う……ああ……?」
クラウドに必死で呼びかけるティファだったが、クラウドはヘンなことを言うばかり。
「魔晄中毒だよ。それも、かなり重度の、ね」
ドクターは言った。
「私、彼のそばにいてあげたいの……」
ティファはみんなに言った。
ティファをミディールに残し、残ったメンバーで行動することになった。
とりあえずシドがリーダーということになった。

「あの~、情報があるんですけど」
ケット・シーが逆スパイして得た情報によると、神羅は「ヒュージマテリア」を回収し、
それをメテオにぶつけて破壊しようという計画を進行させているらしい。
ヒュージマテリアとは、普通のマテリアとは比べ物にならないくらいの膨大なエネルギーを持ったマテリアのこと。
世界に4つあり、ニブルヘイムのヒュージマテリアは既に神羅が回収済みとのこと。
コレルとコンドルフォートのヒュージマテリアは神羅に渡すわけにはいかない。
みんなはコレルに急行した。一足遅く、ヒュージマテリアを積んだ列車が走り出していた。
シドたちは列車を止め、ヒュージマテリアを手に入れた。
次にコンドルフォートに行く。神羅は魔晄炉を破壊して中からマテリアを取り出すつもりらしい。
それを阻止して、コンドルの卵を守った。長老からお礼としてヒュージマテリアをもらった。
「ヒュージマテリア……。あとはジュノンの海底魔晄炉のみ、ってか?」
でもその前に、クラウドの様子を見に行くことになった。
再びミディールを訪れたシドたち。そのとき、地震が起こった。ライフストリームが噴き出すらしい。
「何かマズいよ……。揺れがどんどんひどくなってる」
ドクターの薦めに従って、ティファはクラウドと一緒に避難しようとした。
ティファは必死で車椅子を押した。突然、足元の地面が割れて、ティファは地の底へ、ライフストリームの中へ落ちていった。


149 :FF7:2010/05/18(火) 21:52:54 ID:l0OdJAaN0
ティファは不思議な空間にいた。
「ここは、あなたの夢の中……?それとも、あなたの……意識なの?」
そこへクラウドの意識が姿を現す。
「探してるのね? クラウド、自分を……。手伝うよ、私も。本当のあなたを取り戻すため、一緒に、がんばろ!」
クラウドの意識に話しかけるティファ。
「いつかセフィロスが、クラウドは私の話に合わせて記憶を作り出したって言ってたけど……。
星がとってもきれいな夜、クラウドと私。二人、給水塔でお話した……。これは本当のこと。
だから私は、どんなときでもあなたは本当のクラウドだって思っていたの。
でも、あなた自身は信じていない。やっぱり、この記憶だけじゃ足りないよね。
クラウドが何か言って、もし私もそのことを覚えていれば、それが、あなたと私の思い出……。
ねえ、何か話して。なんでもいいから、あなたにとって大切な思い出を……」
ティファはクラウドの意識に訴えた。クラウドは話し始めた。
ティファがまだ幼い頃、ティファの母親は死んだ。幼少のティファは母親に会いたい一心で、
ニブルヘイムを飛び出してニブル山へ。
そのとき、幼少のクラウドはこっそりティファの後をつけていた。
ティファは足を踏み外した。クラウドは慌てて駆け寄ったが間に合わず、二人は崖から落ちた。
大したケガもせずに済んだが、クラウドはティファの父親からこっぴどく叱られた。
「俺がちゃんと助けていれば……。悔しかったんだ。何も出来なかった自分の弱さに腹が立った。
そんな時だ。セフィロスのことを知ったのは。セフィロスのように強くなりたい。
強くなれば、みんな俺のことを……」
それが、クラウドがソルジャーを目指すようになったきっかけだったらしい。
「そうよ、見つけたわ!クラウドは、5年前に創られたんじゃない。
幼い日の、その思い出は作り物なんかじゃないもの!
クラウド、頑張って!あと少しよ!本当のあなたを、つかまえるの!」

ティファの目前に、5年前のニブルヘイムの光景が広がる。
あのときニブルヘイムにやってきたのは、やはりザックスだった。
魔晄炉にセフィロスとザックスを案内したティファは、セフィロスに斬られた。
ザックスはセフィロスに斬りかかったが、逆にやられてしまう。
「ねぇ、クラウド。あなたは、これを見ていた?」
「見て……いた……」
神羅の制服を着た一兵士が、ザックスの剣を取って、セフィロスを倒した。
それが、クラウドだった。
「そう、これが、俺だ。俺、ソルジャーにはなれななかったよ。恥ずかしくて、誰にも会いたくなかった」
クラウドにやられたセフィロスは反撃し、クラウドを刺した。
だがクラウドは刺されながらも抵抗し、セフィロスを魔晄のプールの中に突き落としたのだ。
「みんな、待ってるよ。帰ろう、クラウド。みんなのところへ」
「ああ、そうだな……。帰ろう、ティファ。一緒に……」


150 :FF7:2010/05/18(火) 21:56:50 ID:l0OdJAaN0
みんなに助け出されていたティファは目を覚ました。
「ね、バレット。私、ライフストリームの中で、ほんとのクラウドを見つけたんだ。
ううん、私が見つけたんだじゃない。クラウドが、彼が自分自身の力で見つけだしたんだわ」
バレットはうなずいた。
「ああ、わかってる。お前にゃ負けたよ。たいした女だぜ、まったく」
「人間って、自分の中になんて沢山のものをしまってるんだろう。
なんて沢山の事を忘れてしまえるんだろう。不思議だよね……」
一同はハイ・ウィンドの中に集まった。完全復活したクラウドは言う。
「みんな、すまなかった。なんて言ったらいいのか……。俺は元ソルジャーなんかじゃない。
みんなに話した5年前の出来事や、ソルジャーとしての話は、俺自身が創り出した幻想だったんだ。
大見栄きって村を出たのにソルジャーになれなかった俺。それを恥じた弱い俺は、親友だったザックスから聞いた話、
さらに自分で見たことを混ぜ合わせて幻想の自分を創り出した。そしてその自分を演じ続けていたんだ。
でも、身体はソルジャーとほとんど同じなんだ。宝条のセフィロス・コピー計画というのは何のことはない、
ソルジャーを創るのと同じやり方でしかなかったんだ。ソルジャーは魔晄を浴びるだけじゃない。
実は、体内にジェノバ細胞を埋め込まれた人間なんだ……。良くも悪くも、心が強い人間はソルジャーになる。
ジェノバのリユニオンも関係ない。でも、弱い人間は、俺のように簡単に自分を見失ってしまう。
ジェノバ細胞とセフィロス、そして俺の弱い心が生み出した人間。
それがみんなが知っていた俺――クラウドだ。俺は幻想の世界の住人だった。
でも、もう幻想はいらない。俺は俺の現実を生きる」

クラウドたちはヒュージマテリアを押さえるために、ジュノンの海底魔晄炉へ。
間に合ったかと思ったが、ヒュージマテリアは潜水艦に積み込まれてしまった。
クラウドは別の潜水艦に乗り込み、ヒュージマテリアもろとも潜水艦を撃沈させた。
そのとき、潜水艦に通信が入ってきた。
「すみやかにジュノンドックに帰航せよ。ヒュージマテリアをエアポートより搬出する……」
急いでエアポートに向かったが、ヒュージマテリアは搬出された後だった。
クラウドたちはヒュージマテリアを追ってロケット村にやってきた。
神羅のやつらは、ヒュージマテリアをロケットに乗せて打ち上げるつもりなのだ。
立ちふさがったタークスのルードを倒し、ロケットの中へと潜入する。
そのときいきなりロケットが動き出した。どうやら自動操縦装置が作動しているらしい。
シドが自動操縦を切ろうと苦心したが無理だった。
クラウドたちはとりあえず、ロケットに積み込まれているヒュージマテリアを回収しようとしたが、
プロテクトを解除するパスコードがわからない。そのパスコードはシドが昔設定したものだった。
シドのヒントを頼りにパスコードを入力し、ヒュージマテリアを回収する。
脱出ポッドに乗り込もうと思ったところで、突然爆発が起きる。
シドが破片の下敷きになった。クラウドたちはシドを助けようとしたが、上手くいかない。
「オレ様にかまうな。早く行け!急がないと、ロケットがメテオにぶつかっちまうぜ」
「仲間を見捨てて行けるわけがない」
「お前はバカだぜ。ほんとのバカだ。爆発したのは、酸素ボンベ……。
やっぱりイカレてやがったのか……。シエラ、確かにお前が正しかったぜ。
でもよ、オレ様もこれで終わりだぁ」
「何言ってるのよ、シド」
そこへ現れたのは、シエラだった。
「ついて来ちゃった。今、助けるから」
「バカ野郎のコンコンちき!!……すまねぇ」
シエラはシドを救出。ロケットがメテオにぶつかる直前で、
クラウドたちは脱出ポッドに乗り込み、地球へと帰還した。


151 :FF7:2010/05/18(火) 21:58:31 ID:l0OdJAaN0
結局メテオは何も変わらない様子で空に浮かんでいる。
みんなはメテオをどうにかする方法を考えてみたが、いい考えは浮かばない。
「じっちゃんに会いに行こうよ!コスモキャニオンへ!
きっと何かためになることを教えてくれると思うんだ」
レッド13がそう言うので、クラウドたちはコスモキャニオンへ行った。
ブーゲンハーゲンに事情を話す。
「どうしたらよいか、道を失ったか?そういう時は、自分を静かに見つめるのじゃ」
何か忘れているものがあるはずじゃ。それを思い出せ。
きっとそれがあんたたちの探しているものじゃ」
ブーゲンハーゲンに言われたとおり、みんなは何かを思い出そうとする。
「俺は、エアリスのことを思い出してた。いや、そうじゃない。
思いだしたんじゃない。忘れていたんじゃない。そんなのじゃなくて……。
エアリスは、そこにいたんだ。いつも、俺たちのそばに。
あまり近すぎて、見えなかった。エアリスのしたこと……エアリスの残した言葉……。
セフィロスのメテオを止めることが出来るのは、自分だけだと言っていた」
クラウドが呟いた。でも、エアリスはもういない。
そういえば、エアリスはどうして一人で古代種の都に行ったのだろう?

エアリスの真意を確かめるべく、クラウドたちはもう一度「忘らるる都」に行った。
連れて行ってくれとせがんだブーゲンハーゲンも一緒だ。
「おお、ここは、確かに……」
ブーゲンハーゲンはあちこち調べまわっている。
「わかったぞ。この部屋に渦巻いている古代種の意識は、たった一つのことを訴えているのじゃ。
『星の危機が訪れたらホーリーを求めよ』、とな」
「ホーリー?」
「究極の白魔法ホーリー。メテオと対をなす魔法じゃ。ホーリーを求める心が星に届けば、それは現れる。
メテオも消えてなくなるじゃろう。
ホーリーを発動させるためには、白マテリアを身につけ、星に語りかけるのじゃ。
願いがが星に届くと、白マテリアがあわ~いグリーンに輝くらしいのじゃ」
以前、エアリスは役に立たないマテリアを持っていると言っていた。
それは白マテリアのことではないだろうか。
だが、そのマテリアは、エアリスが斬られたときに水の底に沈んでしまった……。
他に手がかりは無いかと調べていると、
過去の映像を再生する装置(監視カメラのようなもの)が見つかった。
エアリスが斬られた場面を再生してみると、エアリスから零れ落ちたマテリアは、緑色に光っていた。
「エアリスは、既にホーリーを唱えていたんだ。
エアリスは俺たちに大きな希望を残してくれた。
けれども、それはエアリスの命、エアリス自身の未来と引き換えに……。
ごめんよ……エアリス。もっと早く気づいてあげられなくて。
でも、エアリス……俺、わかったよ。あとは俺がなんとかする」
だが、何故ホーリーはまだ発動しないのだろう?
「邪魔しとるもんがいるんじゃよ」
「あいつか……。あいつしか考えられないな。……セフィロス」


152 :FF7:2010/05/18(火) 21:59:49 ID:l0OdJAaN0
ケット・シーから連絡が入る。ジュノンにあった大砲が、ミッドガルに運ばれたとのこと。
その大砲は、ヒュージマテリアのエネルギーで運用していたものだが、
ジュノンのヒュージマテリアはなくなったので、魔晄エネルギーが豊富な場所に運ばれたのだ。
一方その頃、神羅ビルの社長室。
「というわけでリーブ君。魔晄炉の出力調整は、君の仕事だ」
ルーファウスは、都市部門統括担当のリーブというヒゲのオッサンに命令した。
「はぁ……」
リーブは気が乗らない、というような返事をした。
しばらくして、大砲の発射準備が整った。
大砲から発射されたビームは北に飛び、セフィロスがいる北の地を直撃した。
作戦は成功したかに見えたが、北から反撃のビームが飛んできた。
ビームは神羅ビルの最上階、社長室に当たり、ルーファウスは死んだ。

ハイ・ウィンドに乗っていたクラウドたちは、北の地に大きい穴が開いているのを見た。
あの中に入れば、セフィロスの元へ行くこともできるだろう。
そのとき、ケット・シーがヘンな動きをして、ヘンなことを言った。
「ちょっと待ってくれ!スカーレット!ハイデッカー!どうなってるんだ?」
同時刻、神羅ビルの会議室にハイデッカー、スカーレット、リーブの三人がいた。
「魔晄炉の出力が勝手にアップして、操作不能なんや!」
リーブたちは焦っていた。このままではミッドガルが壊れてしまう。
しかも、さっきからルーファウスと連絡が取れない。
大砲の側には宝条がいた。
「クックックッ……セフィロス、待っていろよ。もうすぐたっぷりと魔晄を送ってやるからな」
宝条が勝手に大砲に魔晄エネルギーを充填していたのだった。
「やめろ、宝条!ミッドガルが危ないんだ!」
無線機からリーブの声が聞こえてくるが、宝条は無視した。
「宝条、宝条……!」
「おい、ケット・シー!なんとかしろ!」
バレットが言った。
「どうしようもない。宝条が勝手にやってることだ……いや、ことなんや……」
ケット・シーは慌てて関西弁で言い直したが、バレットはニヤニヤしている。
「もう、とっくにバレてるよ、リーブさん!今さら正体隠してもしょうがねぇだろ?」
ケット・シーは観念してクラウドたちに正体をバラし、事情を説明する。
「ミッドガルに行かなアカン!宝条を止めるんや!!」


153 :FF7:2010/05/18(火) 22:05:51 ID:l0OdJAaN0
ハイ・ウィンドはミッドガルに到着した。クラウドたちはパラシュートで降下した。
途中で、レノ、ルード、イリーナの三人に会った。
「さて……仕事だ」
「あまり気のりはしないが、と」
「私たちに与えられた命令は、あなたたちを発見次第、殺すこと。
もう会社はボロボロだけど、命令は命令なの。タークスの意地と心意気!受け取りなさい!」
だがクラウドには戦う意志は無かった。
「な、情けをかけるつもり!?タークスをなめないで!」
「待て、イリーナ、と」
血気にはやるイリーナを、レノは止めた。
「神羅も、もうおしまいだ。こんな事態になっちまっちゃな、と」
「覚えておきなさい!タークスの意地と心意気……!」
「仕事は終わりだ……」
3人は去っていった。

スカーレットとハイデッカーが巨大マシンに乗って
クラウドたちの邪魔をするが、倒して先に進み、ようやく宝条のもとにたどり着いた。
「ああ、失敗作か」
クラウドの顔を見るなり、宝条は言った。
「お前を見ると、自分の科学的センスの無さを痛感させられる……。
私はお前を失敗作と判断した。だが、セフィロス・コピーとして機能したのはお前だけ。
クックックッ……自分がイヤになるよ」
「何でもいいから、こんなことはやめろ!」
「……こんなこと?セフィロスはエネルギーを必要としているようだからな」
私が少しばかり力を貸してやるのだ」
「何故そんなことを?」
「息子が力を必要としている。理由はそれだけだ。
クックックッ……セフィロスの奴、私が父親だと知ったらどう思うかな。
あいつは私のことを見下していたからな」
セフィロスが宝条の息子と聞いて、クラウドたちは驚いた。
「私の子を身ごもった女を、ガストのジェノバ・プロジェクトに提供したのだ。
セフィロスがまだ母親の胎内にいるころにジェノバ細胞を植えつけて……」
「あんたがこんなことをしているのは、セフィロスへの罪滅ぼし……?」
宝条の笑い声が響く。
「ヒーッヒッヒッヒッ!違う違う!科学者としての欲望だ!
私は科学者としての欲望に負けた。自分の身体にジェノバ細胞を注入してみたのだ!
結果を見せてやろう!!」
宝条は怪物となって襲いかかってきた。宝条を倒し、大砲を止める。


199 :FF7:2010/05/22(土) 15:55:13 ID:yS6Pskrq0
クラウドたちはハイ・ウィンド内に集まった。
ブーゲンハーゲンの見立てによると、メテオが落ちてくるまであと7日らしい。
7日後までにセフィロスを倒さなければならない。
最終決戦の前に、各々会いたい人に会いに行くことになった。
みんなはハイ・ウィンドを降りていき、クラウドとティファだけが残った。
「ティファはどうする?」
「忘れちゃったの?私、ひとりなんだもん。どこにも行くところがないんだもの」
二人はとりあえず外に出た。
「みんな、行っちゃったね……」
「ああ、俺たちには帰るところも、待っていてくれる人もないからな」
「そうだね。でも……。きっと、みんな、戻って来てくれるよね?」
「さあ、どうかな?」
「それでも私、平気だよ。たとえ、誰も戻ってこなくても。
クラウドと一緒なら、怖くても、負けないよ、私……」
「……なあ、ティファ。俺、ティファに話したいことがたくさんあったんだ。
でも、今こうして二人でいると、本当は何を話したかったのか……」
「クラウド……。想いを伝えられるのは、言葉だけじゃないよ……」
そして、翌朝。
「そろそろ、行こうか」
二人はハイ・ウインドに戻った。そこには誰もいないと思いきや……。
「……もう、いいのか?」
いつの間にか、全員戻ってきていたらしい。
「どうして声、かけてくれなかったの!?」
「邪魔しちゃ、あとでな~に言われっかわかんねえもんなぁ……」
「……見てたの?」
(好感度が高いとティファは恥ずかしがる)
「さて……全員そろったな」
「みんなで行こう。星に届いたはずなのに、邪魔されて身動きできないでいる、
エアリスの想い、解き放つんだ!」

北の「大空洞」。大砲が大地に開けた穴に、ハイ・ウィンドは突っ込んでいく。
飛空艇を降りて下へとどんどん進み、「星の体内」へ。
セフィロスが繰り出してきた最後のジェノバを倒すと、セフィロスが現れた。
「……セフィロスッ!!」
クラウドたちは、セフィロスが持つ強大な力に気圧されそうになった。
「……ホーリーがそこにある。ホーリーが輝いている。エアリスの祈りが、輝いてる……!
エアリスの想い、俺たちの想い、その想いを伝えるために、 俺たちは来た。
さあ、星よ!答えを見せろ!そしてセフィロス!!全ての決着を!!」


200 :FF7:2010/05/22(土) 15:56:44 ID:yS6Pskrq0
「俺たちにできるのは、ここまでだな」
セフィロスを倒した後、クラウドは言った。
「ちょっと待てよ!ホーリーは!?星はどうなる?」
いきり立つバレットに、クラウドは静かに答える。
「それは、わからない。後は星が決めることだろ?
さあ、みんな。もう、考えてもしょうがない。不安やなんかは、ここに置きざりにしてさ、
胸を張って帰ろう」
みんなは帰ろうと歩き出したが、クラウドは立ち止まった。
「どうしたの?」
「……感じる。あいつは、まだいる」
クラウドの意識は肉体を離れ、ライフストリームをくぐっていく。
そこでセフィロスは笑っていた。
クラウドは、「超究武神覇斬」でセフィロスを倒した。

クラウドの意識は肉体に戻った。
「わかったような気がする、星からの答え。約束の地……。そこで、会えると思うんだ」
クラウドはティファに言う。ティファはうなずく。
「うん、会いに行こう」

クラウドたちは、ホーリーが発動する直前で飛空艇に乗り込み、飛び立った。
大空洞から飛び出したホーリーは白い光の束となり、ミッドガル目指して飛んでいく。
クラウドたちもホーリーに着いて行った。
一方その頃、ミッドガルのエアリスの家にいるマリン。
「お花のおねえちゃん?」
マリンは何かに気付いたように、窓に駆け寄り、空を見上げた。
ミッドガルの上空数十メートルにメテオが接近している。
重力が乱され、建物が壊されていく。
ミッドガルに到達したホーリーは、円盤状の形になり、メテオを取り囲んだ。
だが、メテオは止まらなかった。
「きっと、ホーリーが遅すぎたんだ。メテオが星に近づき過ぎてる。
これじゃせっかくのホーリーも逆効果だ」
レッド13は溜息をついた。
「あれは!?」
ティファが指差す。
星のあちこちからライフストリームが噴き出し、ミッドガルに向かって地表を流れて行く。
集まったライフストリームは、メテオを包み込み、止めた。
クラウドたちには、ライフストリームの中にエアリスの姿が見えたように思えた。
きっとこれは、エアリスの意思なのだ。

 
500年後……。
レッド13は、二匹の子供たちと森の中を駆け抜ける。
やがて見晴らしのよい場所に出た。
レッド13の視線の先には、豊かな緑に包まれ、廃墟と化したミッドガルがあった。


Fin

201 :FF7:2010/05/22(土) 15:57:49 ID:yS6Pskrq0
ユフィの話

クラウドたちは、とある森で、謎の忍者の女の子に出会った。
「だ~れ?あのコ……」
女の子は問答無用で襲い掛かってくるので、倒す。
「チクショ~。このアタシが負けるなんて……。
やい、このツンツン頭!もう1回勝負だ!」
女の子はクラウドに再戦を挑んできた。
「興味ないね」
「ム、逃げる気?どうしたどうした!アタシの強さにビビッてんだろ!」
「まあな」
「ホントに行っちゃうからね!ホントのホントだよ!」
「ちょっと待った」
「なんだよ、アタシにまだなんか用?……ハハーン。さてはアレかな?
アタシがあんまり強いんで、ぜひ助けてほしいと。そういうこと?」
「そういうこと」
「そこまで言われちゃ、このアタシも断れないし……。
よし、わかった!アンタらに付いてってやるよ!」
「……さて、先を急ごう」
クラウドは女の子に背を向ける。
「あれ、ちょ、ちょっと!アタシ、ユフィ!ひとつヨロシク!
へへへ……うまくいったよ。あとはアレをナニして……クックックッ……」
そんなこんなでユフィが仲間になった。

タイニー・ブロンコを手に入れたとき、ユフィは西へ行こうと誘ってくる。
誘いに乗って、西にある細長い島「ウータイ」へ上陸した。
「待った待った待ったーっ!!」
ユフィはクラウドたちの前に立って、押し留めようとする。
「アタシ、ここいら辺りはちょっと詳しいんだ。
この先ってさあ、かなりキツイんだよね。だからね、いろいろ準備を……」
「いたぞ、つかまえろ!!」
そこへいきなり神羅兵が現れて、戦闘になる。
神羅兵を倒すと、ユフィの姿は消えていた。
「一体、どうなってるの!?マテリアがなくなってるじゃない!!」
ティファが叫んだ。装備していたものも、予備のものも、全部のマテリアが無い。
「ユフィったら、始めっから私たちのマテリアを狙ってたんだわ!」


202 :FF7:2010/05/22(土) 15:59:23 ID:yS6Pskrq0
ユフィを追って、ウータイの町へ。そこはのどかな観光地だった。 
この町の指導者だという、着物を着た初老の男、ゴドーに会う。
「グガー何か用かな?なにもンガーないが、旅の疲れを癒すことぐらいはグーできるだろう。
ゴガーゆっくりしていきなさい」
ゴドーは寝ながら答えた。クラウドは、ユフィのことを聞いてみた。
「知らぬと言ったら知らぬ!ユフィなどという者はこのウータイにはおらん!」
ゴドーは目を覚ましてクラウドたちを見る。
「見かけない顔だな。このところ、この近くで神羅の兵をよく見かけるが、
おぬしたちと関係があるのか?神羅と揉め事を起こそうというのなら早々に出ていってくれ。
神羅に睨まれたくはないのでな……」
「なんだい、このいくじなし!」
話をこっそり聞いていたユフィは、ゴドーの前に飛び出した。
「そんなに神羅が怖いの?だったら、他の町みたいにさっさと神羅に従ったらいいじゃないか!」
「う、うるさい!お前のようなヤツに何がわかる!」
「いちど戦にまけたらそれっきり?強いウータイはどうしたのさ!」
「これはお前のような子供が口を出す問題ではない!この不良ムスメが!」
「フンだ、このグータラ親父!!」
ゴドーと親子喧嘩を繰り広げた後、ユフィは去って行った。

その頃、ウータイの居酒屋では、レノ、ルード、イリーナの3人が休暇を満喫していた。
「おお、やはり休暇でこちらに来ているという情報は本当だったか!
ついにヤツを発見したのだ!タークスにも協力を頼みたい!」
神羅兵が居酒屋にやってきた。
「……やなこった、と。おれたちは休暇中につき、あんたらのおもりはできないぞ、と」
レノがだるそうに言った。
「しかし、ヤツを探せという指令が本社から君たちにも出されているはず……!
ええい、もういい!タークスの力など借りなくてもヤツを捕まえてみせる!
このことは本社に報告しておくからな!!」
神羅兵は居酒屋を出て行った。
「レノ先輩!本当にそれでいいんですか!?これがプロフェッショナルのタークスなんですか!?」
イリーナが問いかける。
「イリーナ。勘違いするなよ、と。仕事のためにすべてを犠牲にするのがプロじゃない。
そんなのはただの仕事バカだ、と」
レノが答えた。寡黙なルードは何も答えなかった。
「私にはわかりません!……失礼します!!」
イリーナは居酒屋を飛び出して行った。
「放っておけよ。子供じゃないんだ。好きにさせるさ、と……」


203 :FF7:2010/05/22(土) 16:00:33 ID:yS6Pskrq0
しばらくの追いかけっこの後、クラウドたちはついにユフィを捕まえた。
「もう逃げられないぞ、ユフィ」
「わ……わかったよ……。アタシが悪かった。アンタたちの勝ちだ。
マテリアは全部返すよ……」
ユフィはクラウドたちをユフィの家の地下へ連れて行った。
「……小さいころから聞かされてた。
アタシが生まれる前のウータイは、もっと賑やかでもっと強かったって。
見たでしょ、今のウータイを。これじゃただの観光地だよ……。
戦に負けて、平和を手に入れてでも、それと一緒に何かをなくしちゃったんだ。今のウータイは……。
だからアタシは、マテリアがいっぱいあればきっと……だから、だから……」
ユフィは泣き出した。
「そこの……レバー……マテリア、隠して……」
ユフィが指差したレバーを引くと、上から大きい籠が落ちてきて、閉じ込められてしまう。
「ハッハッハーッ!マテリアはアタシのもの!残念でした!
マテリア取り返したかったら、自分たちで探してみれば?じゃ~ね~!」
ユフィは逃げていった。

籠から抜け出し、ユフィを追いかけて隠し部屋へ。
「放せよ!放せってば!ちょっと、イタ、イタタタタ!」
ユフィは何者かに拘束されていた。
「ほひ、ほひ!ほひひ~~~!!」
「お前は、コルネオ!?」
「ほひ~!やっと新しいおなごが手に入ったぞ~!いちどに二人も!ほひ~ほひ~!」
よく見ると、イリーナも拘束されていた。
「いたぞ、ヤツだ!」
そこへ神羅兵が突入したきた。コルネオは二人を連れて逃げた。 

コルネオを追いかけて行くと、タークスと遭遇した。
「フン、コルネオのやつ、あいかわらず逃げ足だけはたいしたものだ、と。
行こうぜ、ルード。タークスの仕事やつにじっくり見せてやろう。
……と、言いたいところだが、イリーナが向こうの手に渡ったとなると、
ちょっとやっかいだぞ、と。そこで……と」
レノはクラウドたちに向き直った。
「……いいだろう。こちらもユフィをコルネオに攫われた。
ユフィがいないと、マテリアも取り戻せない」
「勘違いするなよ、と。お前らと手を組む気などない。
ただ、互いのジャマはしない。それだけのことだぞ、と」
「けっこうだ。俺たちもタークスと協力するつもりはサラサラ無い」


204 :FF7:2010/05/22(土) 16:03:03 ID:yS6Pskrq0
コルネオがダチャオ像の方に行ったとの証言を得る。
ダチャオ像とは、山に立っている巨大な石像だった。
クラウドたちとタークスは別々に、ダチャオ像を上っていった。

一方その頃、ユフィとイリーナはダチャオ像の顔に貼り付けられていた。
「あ、あんた、私はタークスよ!こんな事して済むと思ってるの!?」
「あ~ッ!こんなことなら、ナワ抜けの修行マジにやっとくんだったよ~!」
「どっちのおなごにしようかな?ほひ~ほひ~!」
「そこまでだ!」
クラウドたちが駆けつけた。
「動くな!このスイッチを押すと、このまま下に真っ逆さま。つぶれたトマトのでき上がり!」
コルネオはスイッチを取り出した。クラウドたちは動けない。
そこへレノが現れる。
「タ、タークス!」
ルードが隙を突いてコルネオを攻撃。コルネオはスイッチを落とし、足を滑らせて下に落ちていった。
「いいタイミングだぜ。ルード、と」
「あ、ありがとうございます。先輩!まさか、助けに来てくれるなんて……」
イリーナは感激して言ったが、レノはイリーナを叱った。
「イリーナ。甘えるなよ、と。お前もタークスの一員なんだぜ、と」
「は……はい!」

そして、クラウドたちはウータイを後にする。
「フー、これでバッチリ。マテリアは元通り!」
ユフィにマテリアを装備させてもらったが、付け方はメチャクチャだった。
「あん?いいのいいの。細かいこと、いちいち気にしない!
いや~、それにしても危ないところだったよね~。
ホント、あのコルネオっての、とんでもない奴だね。あれなら、アタシの親父の方がずっとマシだよ。
そうそう、そう言えばあのタークスの連中、けっこうイイところあるよね。
ま、何はともあれマテリアは無事に戻ってきたし。さ、はりきってみんなで旅を続け……」
一人で盛り上がっているユフィを置いて、クラウドたちは去って行った。
「……って、ちょっと!!ま、待ってよ!
誰が何と言おうと、アタシはアンタたちに付いてくからね~!
そんでもって、次こそ必ず……」


205 :FF7:2010/05/22(土) 16:04:35 ID:yS6Pskrq0
クラウドが完全復活した後、ユフィを連れてウータイを訪ねてみる。 
ユフィは修行のため、「五強の塔」に登ることになった。
五強聖と呼ばれる五人を4人まで倒し、ついに最上階へ。そこにいたのはゴドーだった。
「お、オヤジぃ!?な、なんでアンタが……」
「聞きたいことは、ワシの体におのれの技で聞くが良い!手を抜くなよ。
ワシを殺すつもりで、来い!でなければ、ワシがお前を殺す!」
ためらうユフィだったが、ゴドーは襲い掛かってきたので、倒す。
「おっ、オヤジ……。やるじゃねーか……」
「お前も、腕を上げたな……やるようになったな ユフィ……。
この水神様(リヴァイアサン)のマテリアを持って行くがいい」
ゴドーはユフィにマテリアを渡した。
「しかし、ゴドー様。水神様のマテリアは、五強の塔を制覇し、
新たに五強聖をおさめる者が持つのが、ならわし……」
五強聖の一人が異議を唱えた。
「ならわし、ならわしって、もー聞き飽きたよ!バッカじゃない!?」
ユフィは言い返した。
「オヤジもそーさ!前に戦に負けたからって、このウータイを、こんなにしちまってさ!
ウータイを、こんな、ひなびた観光地にして、ヨソ者に媚びて……。
そんなんで、いーのかよ!ダチャオ像も、水神様も泣いてるよ!!」

「ユフィッ!!許してくれ。すべてワシの責任だ……。
戦に負け、ウータイをこのようにしてしまったのは、ワシなのだ……」
ゴドーは頭を下げる。
「ユフィ……。ワシ戦に負け、考えた。強さとは、相手を倒すためのものなのか?
他者に対し、見せつけるものなのかとな。力を見せつける強者は、強者を呼ぶ。
それが戦になる。それでは神羅と同じではないか。
お前がウータイのため、マテリアを探しているのは、わかっていた。
だが、ワシが、力を封じているのもまたウータイのためなのだ……。
今、わかったぞ。必要なものは両方なのだ……。
志のない力では、意味がない。力のない志では、それも叶わぬ……!」
ゴドーは、クラウドたちに言う。
そなたたち、ユフィを頼む。そなたたちは、志と力その2つを持っている!」
クラウドたちはうなずいた。
「行けい、ユフィ!ウータイに真の強さを根づかせるためにもな!」
「オヤジ……」
「お前が、戻るまでは、ワシが五強聖をおさめる!行ってこい!そして生きて帰って来い!」
「と~ぜんだよ!」
クラウドたちは塔を出た。ユフィも出て行こうとしたが、ゴドーに呼び止められた。
「ユフィ、ちょっと待て。
あの連中の持っているマテリアな、戦いが終われば、たぶん用済みになるんではないかな?」
「オヤジ……!」
「行ってこい!最後まで生き残れ!そして帰って来るのだ!マテリアを持ってな!」

おしまい。

206 :FF7:2010/05/22(土) 16:07:41 ID:yS6Pskrq0
ヴィンセントの話

神羅屋敷で宝条の手紙を見つける。
「私の研究の邪魔をする者を全て取り除かなければならない。タークスのあの男も例外ではない。
私はタークスの男に生体的な改造をほどこし、地下に眠らせた。もし興味があるなら探してみるがよい。
ただし、これはあくまで私が気まぐれで思いついたゲームにすぎない。
無理につきあってくれる必要はない」
手紙の2枚目には、暗号が書かれていた。暗号を解読し、4つの番号を手に入れる。
神羅屋敷の2階にある金庫に、番号を頼りにダイヤルを回すと、扉が開いた。中には鍵が入っていた。
鍵を使って地下室の扉を開けると、そこには棺があった。
棺の中には陰気そうな男が眠っていた。
「私を悪夢から呼び起こすのはだれだッ!」
男は目を覚まし、クラウドたちを見ると、不満そうな顔をした。
「……見知らぬ顔か。出て行ってもらおうか」
「ずいぶん、うなされていたようだな」
「フッ……悪夢にうなされる長き眠りこそ、私に与えられたつぐないの時間」
「何を言ってるんだ?」
「他人に話すようなことではない。ここから出て行け。この屋敷は悪夢の始まりの場所だ」
「……確かに、そうだな。あんたが言った通りこの屋敷が悪夢の始まり。
いや、夢ではなく現実だな。セフィロスはこの屋敷に来て、正気を失った」
「セフィロスだと!?」
セフィロスの名前を聞いて、男の目の色が変わった。
クラウドは男に、セフィロスについて知っていることを話した。
「セフィロスは5年前に自分の出生の秘密を知ったのだな?ジェノバ・プロジェクトのことを。
……以来、行方不明だったが、最近姿を現した。
多くの人々の命を奪いながら約束の地を探している、と」
「今度はあんたの話だ」
「悪いが、話せない。君たちの話を聞いたことで、私の罪はまたひとつ増えてしまった。
さあ……行ってくれ」

クラウドたちは去っていこうとしたが、気を取り直して男に話しかけた。
「名前くらい教えろ」
「私は、元神羅製作所総務部調査課通称タークスの、ヴィンセントだ」
「タークス!?」
「元タークスだ。今は神羅とは関係ない。……ところで君は?」
「元ソルジャーのクラウドだ」
「君も神羅か。ではルクレツィアを知っているか?セフィロスを産んだ女性だ」
クラウドは首をかしげる。
「セフィロスの母親はジェノバではないのか?」
「それは、間違いではないがひとつの例えなのだ。実際には美しい女性から生まれた。
その女性がルクレツィア。ジェノバ・プロジェクトチームの責任者ガスト博士の助手。
美しい……ルクレツィア」
妊娠したルクレツィアは自ら望んで、実験に身をささげたのだという。
「実験を中止させることができなかった。彼女に思いとどまらせることができなかった。
それが私が犯した罪だ。愛する、いや、尊敬する女性を恐ろしい目に遭わせてしまった」
ヴィンセントは眠らせてくれと言って棺に戻った。


207 :FF7:2010/05/22(土) 16:12:53 ID:yS6Pskrq0
クラウドたちは地下室を出て行こうとした。
「待て!お前たちに付いて行けば、宝条に会えるのか?」
ヴィンセントはクラウドたちを呼び止めた。
「さあな。でもヤツもセフィロスを追っているとなれば、いずれは……」
「よし、わかった。お前たちに付いて行くことにしよう。
元タークスと言うことで、何かと力にもなれると思うが……」
「よし、いいだろう」
ヴィンセントが仲間になった。

(潜水艦が使えるようになったら、ヴィンセントをルクレツィアの祠に連れて行こう)
クラウドたちは、寂しい小さな祠を訪れた。
「セフィロス……」
中に入ると、女性の声がする。
「この声は!?まさか、ルクレツィアなのか……?」
ヴィンセントが驚きの声を上げる。
「来ないで、ヴィンセント!」

(ここで回想シーンが始まる)
ヴィンセントはルクレツィアと出会った。
次第にルクレツィアはジェノバ・プロジェクトに、そして宝条に傾倒していくようになった。
ルクレツィアが自分から離れていっても、彼女が幸せならかまわないとヴィンセントは思った。
ある日、宝条はヴィンセントに、ルクレツィアを人体実験に使うと告げる。
しばらく後、ルクレツィアがセフィロスを産んだ。
ルクレツィアは体調不良で倒れ、行方不明になってしまった。
ヴィンセントは宝条を責めた。ヴィンセントは撃たれ、宝条によって改造されてしまう。
「この身体は……私に与えられた罰……。私は、ガスト博士や宝条、
そして、ルクレツィアを止める事が出来なかった……。
見ていることしか出来なかった。それが、私の罪……」

祠の奥には、ルクレツィアがいた。
「消えてしまいたかった……。みんなの側いられなかった。死にたかった。
でも、私の中のジェノバが、私を死なせてくれない。
最近、セフィロスの夢を見るの。私のかわいい子供……。
でも、あの子が生まれてから、私は一度も抱いてない。
子供も抱けない、母親だと言うこともできない。それが、私の罪………」
「ルクレツィア、生きていたのか……」
ヴィンセントはルクレツィアに近付こうとした。
「ダメ!!来ちゃダメ!
ヴィンセント、教えて?セフィロス……あの子は生きているの?
5年前に死んだと聞いたわ。でも、最近よく夢を見るの。
それに、あの子も私と同じ簡単に死ねない身体。ねぇ、ヴィンセント、あの子は……」
クラウドが答えようとするのを、ヴィンセントが制して言う。
「セフィロスは、死んでしまったよ、ルクレツィア……」

END

208 :FF7:2010/05/22(土) 16:20:53 ID:yS6Pskrq0
これにて完結
大分削ったつもりだけど
けっこう長くなってしまったな……






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