ジルオール∞
part24-187~197
ベストエンディング:part42-130,131
187ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:18:25ID:Q38S/Mk9
- ジルオールインフィニット 2周目から追加になる新規スタート地点「始まりの地」の
ストーリーについて、ジルオールからの変更イベント等に触れつつまとめます。
基礎知識はまとめサイトのジルオールを参考にしてください。
重複部分も多数ありますがご勘弁を。
「始まりの地――旅立ち」(新規イベント)
主人公が小さな村オズワルドの自宅で目覚めるところから始まる。
捨て子だった主人公を16年前に拾って育てた母親「アスティア」は、
実は『破壊神ウルグ』の部下、魔人『円卓の騎士』たちの1人であった。
アスティアは破壊神ウルグが目覚める時期が近づいている事を知り、
ウルグを目覚めさせる役目をもつ『円卓の騎士』の1人、魔人「ヴァシュタール」を
復活させる役目を負っていたが、主人公を育てるうちに人間に情がうつり
破壊神を復活させる自分の役割に疑問を抱き始めていた。
アスティアは同じく『円卓の騎士』の魔人「バルザー」と話し合い、
ともに破壊神ウルグに叛いて自分の役目を放棄することを決意するのだが、
『闇の子』である「シャリ」が現れ、オズワルド村に封じられていた
魔人「ヴァシュタール」が復活してしまう。ヴァシュタールはアスティアが
ウルグに叛いたことを知り、彼女を始末しようとする。
そこに主人公が現れたが、今の主人公では魔人には太刀打ちできない。
アスティアは傷つきながらも、最後の力を振り絞って遠くの地へ主人公をワープさせる。
- 188ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:20:01ID:Q38S/Mk9
- 「猫屋敷にて~冒険へ」
ロストール王国にワープした主人公は、吟遊詩人レルラ=ロントンと出会い、
彼に連れられて「賢者の森」の奥深くにある「猫屋敷」にたどり着く。
そこで屋敷の主人「オルファウス」に出会った主人公は、自分が「無限のソウル」という
成長に限界のない特別な資質をもつ存在だと知らさせ、様々な助言を受ける。
同時にオルファウスから「闇の神器」の1つ「禁断の聖杯」探しを依頼され、
主人公は世界を巡って力をつけるべく冒険者となった。
(フリー冒険 以下、重要イベント&新規イベントを抜粋)
「ソウルイーター」(変更イベント)
冒険の途中で、暗殺者たちの戦闘に巻き込まれた主人公たちは「シルヴァ村」にたどり着く。
シルヴァ村では、領主の娘「ノエル」が村に伝わる伝説の剣「天動地鳴」を抜こうとしていた。
しかしノエルが剣を抜いた瞬間、魔物「ソウルイーター」が現れ、村の人々の魂を吸い取ってしまった。
そこに現れた黒衣の男「レイブン」の力も借りて何とかソウルイーターを追い払ったが、
「自分が剣を抜いたから魔物を呼び寄せてしまった」とノエルは落ち込む。
主人公はノエルをはげまし、冒険者となってソウルイーターを倒せば村の人々も
元通りになるかもしれないと提案する。ノエルは主人公の提案に従い、旅立つ。
ノエルは主人公とおなじ、もう1人の「無限のソウル」を持つ者だった。
- 189ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:21:38ID:Q38S/Mk9
- 「城塞都市の黒い霧」
経験を積んで少し成長した主人公たちに、城塞都市跡に黒い影が現れるという噂の
調査依頼が舞い込んだ。早速主人公たちは調査に向かう。
城塞都市跡に入ると、黒い霧に包み込まれ、不思議な姿をしたダンジョンに迷い込む。
ダンジョンの敵に苦戦する主人公たちを助けてくれたのは『勇者』ネメアだった。
かつて世界を恐怖に陥れた『邪眼帝』バロルを倒し、
放浪の旅に出ていた勇者ネメアもこの調査に来たのだという。
ダンジョンの奥に進むと、破壊神ウルグの円卓騎士の1人バルザーが待っていた。
黒い霧はバルザーが作り出したもので、ネメアがやってくるのを待っていたのだ。
オズワルド出身の主人公はバルザーのことを知っているが、問答無用で襲い掛かってくる。
実は勇者ネメアは魔人バルザーと人間の娘エスリンの子供、半魔人である。
つまりバルザーとネメアは実の親子だが、ネメアは容赦なくバルザーを打ち倒す。
バルザーは敗北を悟りながら、「やはり予言には逆らえぬ」とつぶやく。
高名な予言者『妖術宰相』ゾフォルによれば、ネメアがバルザーを倒す時、
破壊神ウルグの復活が近づくというのだ。バルザーはその予言を覆そうとネメアに
挑んだが、やはり予言のとおり敗れてしまった。崩れ落ちるバルザー。
ネメアはバルザーの愛用していた『破滅の槍』を手にとると、バルザーの作り出した
ダンジョンから主人公たちとともに脱出した。
「ネメア即位」
破壊神ウルグの復活は避けられないことを知ったネメアは、破壊神が復活しても
その闇の力に対抗できるように、人間世界を一刻も早く統一しなければならないと考えた。
ネメアは「ディンガル帝国」の王家の血を引いているので、現在の皇帝「エリュマルク」を
クーデターによって倒し、新たにディンガル皇帝『獅子帝』ネメアとして君臨すると、
世界を統一するため、バイアシオン大陸中の全ての国家に宣戦布告した。
ネメアは、破壊神が復活するという運命にあらがうため、世界の全てをも敵に回す覚悟だ。
主人公は旅先でこのニュースを聞く。
- 190ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:22:59ID:Q38S/Mk9
- 「ロセン攻略~ロストール戦」
ネメア率いるディンガル帝国軍は次々に周辺国家を征服していく。
東方の城塞国家「ロセン」は2週間で陥落。南方の「ロストール王国」にも出兵し
緒戦はディンガル軍がロストール軍に勝利するが、ロストール貴族「ゼネテス」率いる部隊に
奇襲を受け、ディンガル軍は一時撤退する。
主人公がどちらの軍勢に味方するか、あるいは傍観するかはプレイヤーの自由。
味方することで、戦死するはずの人物を助けたりもできる。
同時にネメアは側近を使って『闇の神器』集めも行う。これも破壊神復活に備え、
強力な力をもつアイテムを集めておくためで、火山都市「ウルカーン」にある闇の神器
「束縛の腕輪」奪取にはネメア自らが出向くほどであった(新規イベント)。
破壊神復活に備えるためとはいえ、強引に力を集めるネメアに主人公は反感を覚える。
「リベルダム攻略~アキュリース攻略」
ディンガル帝国の侵略は続き、貿易で栄える自由都市「リベルダム」も陥落する。
さらに西方の水上都市「アキュリース」にディンガル軍が向かう。
(これらの戦争にも、どちらに味方するも、傍観するもプレイヤーの自由。)
アキュリースは湖に囲まれた都市で、湖には水龍「ミズチ」が棲んでいるため
侵略は容易にいかなかったが、『東方の博士』を名乗る闇の子「シャリ」の魔法によって
水龍ノズチたちは全滅し、アキュリースは押し寄せるディンガル軍によって占領される。
シャリはディンガル軍に協力した見返りとして、アキュリースの「水の巫女」イークレムンを誘拐する。
- 191ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:24:28ID:Q38S/Mk9
- 「封印された空中都市」
「水の巫女」イークレムンを始め、「火の巫女」フレア、「風の巫女」エア、「地の巫女」エステルが
シャリによって次々にさらわれていく。主人公はこの巫女たちのうちの何人か(あるいは全員)と
親しくしていたため、巫女たちをさらったシャリを追って、砂漠の地下都市「ラドラス」に辿り着く。
闇の子シャリは「この世界の叶えられなかった願いを全て叶えることが自分の目的」と話し、
封印された古代の地下都市ラドラスの作成者たちの願い、すなわち
「ラドラスを使って世界を滅ぼす」ために、4人の巫女の力を使って『古代兵器』ラドラスを起動するが
主人公たちの活躍によりラドラスの動力炉は破壊され、巫女たちも救出される。
「ゴメンね・・・あんなに強い願いだったのに、かなえてあげられなくて・・・」
シャリはそうつぶやくと、再びどこかに姿を消す。
(プレイヤーがこの事件を傍観した場合、『世界の秩序を守る神』である「竜王」によって
ラドラスが破壊され、巫女たちは全員死亡する。)
「魂吸いの指輪」
猫屋敷に向かうと、猫屋敷の主人オルファウスとネメアが対峙している。
ネメアはオルファウスの持つ闇の神器「魂吸いの指輪」を取りに来たという。
「久しぶりに育ての親に会いに来たのに、お土産もなしにおねだりですか。」
オルファウスは飄々としているが、ネメアは容赦なく戦う姿勢を見せる。
ネメアの強い意志を見てとったオルファウスは自分の魂を指輪に吸わせ、ネメアに渡す。
育ての親すら手にかけるネメアに主人公は食ってかかるが、
ネメアは「私のやり方に不服か? …ならば私と戦え」と冷たく言い放ち去っていく。
落胆する主人公の前に一匹の猫が現れる。
オルファウスは自分の魂の一部を猫の体に移すことで完全な死を免れていたのだ。
「ソウルイーター再び」
竜王の島に魔物ソウルイーターが現れ、もう一人の無限のソウルの持ち主ノエルが
討伐に向かったという。ノエルの仲間ナーシェスに頼まれ、主人公はノエルの援護に向かう。
主人公たちは何とかソウルイーターを倒すが、ノエルの仲間「レイヴン」「カフィン」が死亡してしまう。
ノエルは仲間たちを生き返らせてもらうために、竜王と取引をする。
どんな時でも竜王の命令に従うことを条件に、ノエルの仲間たちは復活した。
- 192ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:26:01ID:Q38S/Mk9
- 「第2次ロストール攻略」
再びディンガル帝国がロストール攻略を宣言する。
(しつこいようだがどちらに味方するも傍観するもプレイヤーの自由。)
両軍がにらみ合っている最中、ディンガル皇帝ネメアがゼグナ鉱山で
闇の神器を捜索中に死亡したという噂が流れ、ディンガル軍は動揺する。
(主人公がゼグナ鉱山に赴いていれば、ネメアが暗殺者ジュサプブロスによって
次元の狭間へと飛ばされてしまう現場に直面することも可能。)
物量で上回るディンガル軍に対し、ゼネテス率いるロストール軍は奇襲をしかける。
奇襲は成功し、ディンガル軍は再び一時撤退を強いられる。
「リューガの変」(新規イベント)
ロストール貴族ゼネテスは「ファーロス家」出身であったが、2度に渡ってディンガル軍を撃退し
ロストール王国内でのファーロス家の地位は大きく上昇していた。
このためファーロス家のライバル「リューガ家」の当主であった「レムオン」は焦っており、
さらにレムオン本人の出生の秘密――実は吸血鬼「ダルケニス」の一族であること――を
知られてしまっていたため、ロストール王国での政治力を失うことを恐れ、
ついにレムオンは反ファーロス家の貴族を集めてクーデターを起こした。
ディンガル軍の脅威も去らぬ間に貴族同士での勢力争いなど愚かなことだが、
クーデターは成功し、ゼネテスも捕らえられてしまう。
主人公がこのイベントに関わっていればレムオンを止め、魔人を倒す事で事件を沈静化できる。
実はこのクーデターを裏で操り、レムオンの焦りや不安を募らせ、彼の心の闇を煽って
クーデターへと仕向けたのもあの「闇の子」シャリであった。
シャリの目的はロストールを混乱させ、ロストールの王女「ティアナ」と「アトレイア」が
世界に絶望するように仕向け、世界を憎む『闇の王女』に仕立て上げ、連れ去る事にあった。
ティアナとアトレイアのうち、主人公と親しくしていた方の王女は心の闇を振り払うことができるが
もう一人の王女は心が闇に染まり、シャリに連れ去られてしまう。
また主人公がこのイベントに関わり、それまでにゼネテスやレムオンと信頼関係を築いていなければ
彼等も死亡してしまう。この混乱でロストール王家の力は大幅に弱体。
ロストール王家に斜陽の時代が訪れていた。
- 193ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:27:09ID:Q38S/Mk9
- 「ディンガル帝国の混乱――ジラークの乱、ソウルリープ」(新規イベント)
ネメアが次元の狭間に落ち、行方不明となって「ネメア死す」の噂が流れ、ディンガル帝国は
混乱に陥っていた。まず、北方の都市アルノートゥンを占領したディンガル軍の指揮官
「ジラーク」が、有角種族「コーンス」の独立自治を求め、ディンガル帝国に反乱を起こした。
主人公がアルノートゥンに赴く事で、コーンス族の仲間を死なせずに説得したりできる。
この事件もシャリが裏で糸を引いており、ジラークの心を支配していたのだと判明する。
さらにディンガル帝国の首都「エンシャント」では、妖術宰相ゾフォルがエンシャントの住民の
魂を破壊神に捧げる闇の呪術「ソウルリープ」を発動させ、エンシャントが死の都に変わってしまう。
主人公たちはゾフォルを倒すものの、エンシャントの住民は返ってこない。
また、主人公の仲間の一人「ザギヴ」が『円卓の騎士』の一人「マゴス」に取り付かれ苦しむが、
主人公がこれまでに信頼関係を築いていれば彼女を救う事ができる。
「ネメア救出」
次元の狭間に落ちたネメアは『闇の門の島』へ連れて行かれており、そこで破壊神ウルグを
現世に降臨させるための生贄にされてしまうのだとオルファウスは語る。
主人公たちはネメアを救出するべく闇の門の島へと向かう。
闇の門の島の奥で待っていたのはシャリだった。シャリはネメアの肉体にウルグを降臨させる
予定だったが、その予定が変わったという。
なぜなら、今やネメアを越えるほどに強くなった主人公がいる。
その主人公の肉体を使えばウルグはより完全な形で復活できるのだという。
ネメアから奪った闇の神器で主人公の精神を支配しようとするシャリ。
しかし、『魂吸いの指輪』が反発する。オルファウスの魂だ。
オルファウスが指輪に自分の魂を封じ込めていたおかげで、闇の神器が効力を発揮しなかったのだ。
主人公は自分の心の中に入り込んでくるウルグに打ち勝ち、ついにウルグの復活を阻止する。
しかしシャリは焦った様子を見せない。まだ奥の手があるようだ。
「エンシャントにおいでよ」と不敵に言い残し、シャリは去っていく。
猫屋敷に帰還した主人公たちは傷を癒す。ネメアはまだ眼を覚まさない。
オルファウスも仲間に加わり、主人公たちはシャリの企みを阻止すべく、
死の都となったエンシャントへ――最終決戦の場へ向かう。
- 194ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:28:54ID:Q38S/Mk9
- 「ラストバトル」(変更イベント)
シャリによって、エンシャントは魔物が溢れかえる地獄と化していた。
ディンガル軍も混乱の極みにあり、今必要なのは軍隊ではなく勇者だという。
魔都と化したエンシャントへ突入する主人公一行。
姿を現すシャリ。ロストールで引き起こした「リューガの変」で闇に墜ちた『闇の王女』と、
世界を憎悪する「システィーナの伝導師」エルファスを引き連れている。
闇の王女の力により、黒い闇の塊である強力なモンスター『闇の巨人』が
世界各地に次々と出現し、世界は混乱に陥る。同時に、これまで『救世主』を名乗り
世界中で奇跡を起こし、信者を集めてきたエルファスが世界中の信者に呼びかけ、
恐怖のあまりエルファスに救いを求める信者たちの魂を吸収していき、
無数の人間の魂の集合体である『神=エルファス』へと姿を変える。
『闇の王女』『闇の巨人』『神』、これらを使って世界を滅ぼすのがシャリの最後の計画だったのだ。
倒しても倒しても出現する『闇の巨人』に疲労する主人公たち。
そこに意識を取り戻したネメアが現れる。ネメアは父バルザーの使っていた『破滅の槍』の力で
『闇の巨人』たちを退け、シャリたちと対峙する。
「この大地は、ここに生まれ、ここで育ち、死にゆく、我らのものだ。」
ネメアによって『神=エルファス』が傷つけられる事を懸念したシャリたちは一時撤退する。
主人公たちとネメアはシャリを追い、エンシャント廃城でシャリと決戦する。
シャリは自らの出生を語る。シャリは「闇の子」であり、「世界を滅ぼしたい」という世界の憎悪――
人間誰しも、強弱の差こそあれ、一度は抱く暗い感情――から生まれた存在であり、
「世界を滅ぼしたい」という願いを全て叶えるために生まれてきたのだという。
そのためウルグを復活させようとしたし、闇の王女たちを作り上げた。
それに対し、無限のソウルをもつ主人公は「世界を守りたい」という人々の願いから
生まれた存在であり、世界を守ろうとする願いを叶えるために生まれてきたのだという。
だから主人公とシャリが世界を賭けて戦うのは必然だと。
シャリは嬉しそうに笑いながら戦いを挑んでくる。
- 195ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:30:33ID:Q38S/Mk9
- 「ラストバトル――続き」
主人公たちとネメアはかろうじてシャリを討ち果たす。
シャリは、闇の王女や『神』の結末を見られないのが残念だと言いながら消滅する。
さらにエンシャントの廃城の奥で、主人公たちは『闇の王女』『神=エルファス』と戦い、
これに勝利する。主人公が「禁呪」を全て解放していた場合、さらに闇の聖母神「ティラ」も
現世に復活し、ティラとも戦闘し勝利する必要がある。
シャリの企みを阻止し、世界を救うことができて安堵する主人公たち。
そこにノエルたち一行が現れる。ノエルは主人公に剣を向ける。
ノエルの仲間ナーシェスが言うには、主人公たちは今や世界のバランスを崩すほど
強くなりすぎてしまった。世界の秩序を維持する神である竜王は主人公の存在を許さないと。
襲い掛かってくるノエル一行。やむなく応戦する主人公たち。
しかし、もはやノエル一行は主人公たちの敵ではない。
ノエルは傷つきながらも主人公と戦おうとする。それは、竜王との取引によって
仲間であるレイヴンとカフィンを人質にとられているからだった。
竜王の命令に背けばレイヴンとカフィンは再び死んでしまう。だからノエルはどうしても
主人公と戦わなければならない。
元々竜王の神官であるナーシェスは、ノエルという無限のソウルの存在は
今回のような――主人公のようなイレギュラーが現れた場合に、竜王のしもべとして
使うために用意されていたのだと言う。主人公もノエルを攻撃できずにためらっている。
と、そこで、立ち上がったレイヴンがナーシェスを後ろから短剣で刺す。
「ノエルを悲しませるな」とレイヴン。レイヴンとカフィンは、自分がノエルの足手まといになるぐらいなら
竜王に背いて自ら死ぬことを選んだのだ。倒れこむナーシェス。
悲しむノエルをよそに、ほほ笑みながら消滅していくレイヴンとカフィン。
ノエルたちの失敗に業を煮やした竜王が、ついに自ら主人公たちの存在を消し去ろうと現れた。
「がんばって…ください」とノエル。うなずいて、竜王との決戦に挑む主人公たち。
バイアシオン大陸に存在する最後の神・竜王は、前作ジルオールより強化されており
主人公たちも苦戦を強いられるものの、これまでの冒険で成長してきた主人公たちは
ついに竜王すら打ち倒す。
こうして、バイアシオン大陸に存在していた「神」は全て姿を消し、
人間は自分たちの力で歩み始めることとなった。
- 196ジルオール∞sage2006/08/11(金)01:32:36ID:Q38S/Mk9
- 「エンディング――終わりの地」(新規エンディング)
本来なら主人公が親しくしていたキャラクターとのエンディングで終わりですが、
以下は「始まりの地」からスタートし特定の条件を満たした場合のエンディングの紹介を。
竜王を倒した主人公は仲間たちと別れると、「まだやることがある」と言って
もう一度闇の門の島へと向かう。主人公の前に現れる魔人ヴァシュタールとの決戦。
ヴァシュタールに打ち勝ち、母アスティアのソウルを奪い返す。
オズワルドに帰った主人公は、母アスティアと再び平穏な日々を送っている。
主人公はまた冒険に出るのか、アスティアに見送られて再び村を出発する。
主人公が去った後、家の隅に眼を向けるアスティア。
「…いつまで気配を消している気?」
影からバルザー登場。生きていたのだ。
「幸せそうだな。…アスティア。」
「…そうね。バルザー。」
「我らの使命は終わった。次の眠りはおそらく永遠のものとなるだろう。それでも幸せといえるのか?」
「ええ。暖かい日の光…愛すべき隣人達…豊かな大地の恵み…
そして、世界で一番誇らしくて…世界で一番愛らしいあの子…。
それより他に何もない永遠と引き換えになんてできないわ。
宿命も運命も全てを捨て…新しい時代がくる。
私はその到来を告げるため、この世界に生まれたのかもしれない。」
「…そうだな。」
「行くの?」
「ああ…。エスリンに会う前にするべきことがあってな。
さらばだ、告げる者よ。新たな時代に幸多からんことを祈っている。」
言い残してバルザーは去った。「するべきこと」とは、息子ネメアに会うことだろうか?
アスティアは一人つぶやく。
「大丈夫よ。あの子のいる世界、あの子達の築く世界だもの…
幾千万の意思がその幸せを祈る新しい時代なんですもの…。」
かつて破壊神ウルグの復活を「告げるもの」であった魔人アスティアは
有限の命をもつ人間として――主人公の母親として生まれ変わり、
新しい時代を「告げるもの」としての自分を見出した。
神の去ったバイアシオン大陸において、人間の作る未来を、
命ある限り、アスティアは祝福し続けることだろう。
(完)
- 197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金)01:35:08
ID:Q38S/Mk9
- 長くなりましてすいません以上です。
新規追加のサブストーリーも結構端折ってしまっているので、
よければ誰か追加してください。ってな感じで。
- 130 :ジルオール∞:2008/10/29(水) 15:24:16
ID:XuVJgX8IO
- PSP版の発売決定記念に、ようやく自力で見れた(おそらく)ベストエンディングを投下します。
リューガ邸で国の今後について会談中のアトレイア(ティアナ)、レムオン、ザギヴ、ベルゼーヴァ。
帝国は新皇帝に最も相応しい者を迎える準備をしている、と言う帝国側の話を聞いたアトレイア。
アトレイア「ダメ!ダメです!主人公様とザギヴさんが結婚するなんて!」
ザギヴ「あら、そんな事は言ってないけど…それもいいわね。」
と国のトップ同士が主人公の取り合いをしていると、執事のセバスチャンが入室してくる。
「何事か」と尋ねるレムオンに耳打ちをするセバスチャン。
レムオン「何!?主人公が!?」
ザギヴ「まさか…いえ、あの方なら…」ベルゼーヴァ「大陸全土に伝令を出せ!新皇帝主人公を探し出すのだ!」
所変わって酒場。
アンギルダン、ゼネテス、レーグ、レルラ=ロントン、エステル、ユーリスが宴会をしている。
どうやら主人公は見送りに出かけているらしい。
主人公について話している一同に、アンギルダンがポツリと言う。
アンギルダン「本当に見送りに出た主人公は帰ってくるのかのう。
あやつの事だ。冒険の虫につかれてふらりといなくなるやもしれん」
- 131 :ジルオール∞:2008/10/29(水) 15:55:01
ID:XuVJgX8IO
- 門の前。
セラとロイ、ナッジとヴァン、デルガド、イオンズ(ついでにチャカもここ。)を見送りに主人公が来ている。
イオンズ「しかし、救世の英雄に見送られるとは考えようによってはなんと豪華な事よ。」
等、ひとしきり言葉を交わすメンバー。
いざ別れ、という場面で、何故かセラ以外は全く動こうとしない。
イオンズ「あー、代表してワシが言おう。
…お主がそこにおっては別れられんではないか!」
デルガド「ついついパーティーとしてついて行きたくなるわい。」
ヴァン「解散してもカエサンつもりか!」
ロイ「(ギャグはスルー)ここは私達が主人公を見送った方がよさそうだ。」
と言われた主人公はひとつ頷いて、全員に見送られ街の外へと駆け出す。
森の中。
フェティ、アイリーン、カルラ、ルルアンタ、ヴァイライラとヴィアリアリが主人公を待ち伏せしている。
「なんでアンタがいるのよ」とか「アンタは主人公の事をどう思ってるのよ」とかやいのやいのやっていると、
裏切り者がこの中にいるかもしれないとお互いを警戒しだす。
その瞬間、ルルアンタにしか見えない位置を駆け抜ける主人公。
カルラ「…ま、いるわけないわよね。こんな可憐な私達の中に。」
と結論づけて再び待ち伏せに戻るメンバー。
フェティ「来ない…」
アイリーン「来ないわね…」
ルルアンタ(良かったね、主人公。)
どこかの岬。
ネメアやオルフェウス、ケリュネイアと話す主人公。
自分のせいで平和が乱される事を懸念して大陸を離れる決意をした主人公を諫めるネメアとケリュネイアだが、オルフェウスに諭される。
そして、オルフェウスはテレポートで主人公を送る前に初めて会った時と同じ言葉を贈るのだった。
「自由な旅を!」
以上です。
仲間に出来るキャラを全部仲間に入れて、かつ誰も死なせないという非常に難しい条件を満たしてようやく見れるこのエンディング、実にドタバタしていて面白いので是非チャレンジして下さいw
最終更新:2008年11月01日 14:59