シルフェイド見聞録

シルフェイド見聞録

part24-112


112 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:07:57 ID:NlhN16lS
【1話、静かなる邂逅】
ノーマ学院の入学試験を受けにきた主人公エシュター。
試験開始前、何気なく机に手を突っ込むとテストの妖精が出てきました(←他の人には見えてない)
あと、テストの妖精と汚れたシャツとテストの妖精とテストの妖精とテストの妖精も出てきます。
神のお告げにより呪われているとも知らず汚れたシャツに着替えてしまうエシュター。
もちろん脱げません。ですが、そんなこととは関係なく試験は進んでいきます。
エシュターに異様にライバル心を燃やすアルバートが成績勝負をしたいだけで受験に
来てたり、隣席にゲロ吐き女(吐き戻す前にトイレに連れて行けます)が座ったりと
色々起こりつつも3科目目まで試験が進んだとき最悪の事件が起こりました。
受験勉強仲間ガゼルの「キテレツな行為で周囲の受験生を動揺させ合格ラインを
下げさせる」作戦に巻き込まれ事前に聞かされていたにもかかわらず試験中に
(ツッコミの)奇声を上げてしまい、たまたま武闘派だった試験官にK.O.されてしまいました。
そして目覚めたのは翌日でした。

いえ、幸いにも3科目とも満点でギリギリ合格していましたが。
ちなみに試験結果はアルバート3位のエシュター199位(ガゼルの200位までが合格)
ついでに言うと既に一浪してます。でもまだ15歳。学院でもかなり若いらしいです。
(参考/ゲロ吐き女はもうすぐ17歳。その他不明)


【2話、導かれるまま】
入学式当日、所属学部を決めるための学部見学が行われます。
学部は人気の魔導工学部・医学部の他、物理学部・化学部・地理研究部・武闘学部と
ありますが定員の関係上医者を目指すものの入試の成績が振るわなかったエシュターには
医学部は高嶺の花でした。
そしてガゼルと一緒に色々見て回るうちに弱小学部なるものの存在を知ります。
弱小学部とはいつ潰れてもおかしくない、学部案内にも載れない小さな学部で実際毎年
いくつも潰れているそうです。学部案内に載らないのが大きな原因ですが。
昼食後、アルバートとも合流します。
実はエシュターとアルバートは6年前に起きた「北の戦争」の戦争難民なのでした。
ところで1話でエシュターをK.O.した試験管である教頭と廊下で遭遇。かかわり合いを
恐れて逃げ出します。そのまま屋上の庭園に迷い込むエシュター。よく見ると花壇に
「栽培担当/薬学部」の札が! ちょうど薬学部顧問教師もやって来ます。
そしてエシュターは医学っぽいからと言う理由で薬学部に入ることにしました。
本当は学部生ゼロで潰れる予定でしたがガゼル・アルバートが一緒に入ってくれました。
さらに医学部を希望しつつも体調不良で4科目しか試験を受けられなかった(今日も吐き戻しそうな)
ゲロ吐き女ことシーナと、所属していた学部が潰れて学部難民になった先輩学生1名が入り
学部存続条件の学生数5名をクリアして無事存続が決まります。

113 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:08:38 ID:NlhN16lS
【3話、真なる始動】
エシュターとアルバートは講義の後、薬学部顧問教師セルリアに呼び出されますがエシュターは
昼に牛乳を飲みすぎたせいで(←背が低いので食堂のおばちゃんがやたら牛乳を奨めてきます)
トイレに駆け込みます。そして紙が無くて出るに出られなくなりました。
エシュターが来ないのでセルリアは先にアルバートに話をします。
話というのはシーナのことで、彼女は血液感染型の重い内臓疾患を患っていると言うのです。
情報元はシーナの母であること、シーナ自身も詳しいことは知らないこと、シーナには
教えないで欲しいこと、通常生活で感染することはないこと等々が伝えられます。
この情報を伝えるのに2人だけ呼んだのはシーナだけ外して全員呼ぶのは不自然だと
判断したからだそうです。ならば、エシュターには自分が伝えておくと言うアルバートに、
セルリアは事が事だけに連絡ミスが無いようメモを書いて渡します、学生新聞の裏に。
そして個室のドア越しに渡されるメモと表の新聞だけ読むエシュター。
記事は食中毒が流行ってるというものでした。これがナニ?と聞いてくるエシュターに
アルバートは、シーナのことだろ?と確認します。こうしてシーナのゲロ吐きは食中毒が
長引いてる所為だと誤解され裏のメモは読まれること無くトイレに流されてしまいました。

ところでエシュターは叔父の家に厄介になっています。
叔父宅は本屋になっていて彼自身参考書の執筆等もしており、元不良のガゼル(とエシュター)を
名門のノーマ学院に放り込むだけの力量を持っています。
その叔父宅に帰ると犬が居ました。昼頃から居ついてるそうです。首輪から名前はPOCHI(ポチ)と
分かります。完璧を求めるエシュターは書き足してBOCHI(ボチ)と新たに命名しました。

翌日、エシュターが入学試験中に奇声を上げていた男だと思い出した教頭は風紀が
乱れると言ってエシュターの退学を校長に進言します。結果、一ヶ月様子を見て問題が
無ければ退学の件は見送るということになりました(セルリアからのリーク情報)
教頭の性格からしてむしろポイント稼いでおかないと退学強行されそうですが。

そんなある日、ガゼルがシーナには(病気のことが有るから)あまり近づかない方がいいぞと
忠告してきます。ですが医者が病気を恐がってどうするんだよ、と気勢を上げるエシュター。
ついでに男っぷりも上がります。ガゼル達は変わらずシーナとは少し距離をおきますが。
それはそうと入試のときに机に入ってたシャツを着たら呪いで脱げなくなったという
事件があったのですが、それを見ていた学生にシャツの人だと指差されます。
そこでようやく、そう言えば脱いだ覚えないのにもう着てないぞ?と首をひねるエシュターでした。

114 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:09:19 ID:NlhN16lS
【4話、碧空を舞う梟】
退学騒動より3週間がたったある雨の日、フクロウがウンヌン・・・という電波が聞こえました。
それはさておき、雨でグラウンドが使えないため校内で練習をする剣術部と遭遇。
剣術部に入っていたアルバートから月末に剣闘大会が開かれること、教頭も剣闘大会には
注目してることを知らされ剣闘大会に詳しいという剣術部主将に話しかけました。
実際は声をかけるのをためらうエシュターに代わり、その場に居合わせたテストの妖精が
声をかけてくれました。ここでお互いテストの妖精が見えていることが分かります。
トーテム能力者ですか?と聞かれるエシュターですが訳がわからずしどもどしてると
気にしないでと話を打ち切られ、剣闘大会には誰でも出られることしか分かりませんでした。
とはいえ、気になったので図書室に行って調べると色々分かりました
トーテム能力とはノーザニア島(エシュターの故郷)の原住民に伝わる動物の力を身に宿す能力で
自己暗示の一種と思われること、能力が宿ったと称する者達の中には妖精が見えると証言する
者も多いことから麻薬物質服用の疑いもあること、結局よく分からないこと等々・・・
とりあえずエシュターは「動物パワーでムキムキビンビン」と理解しておきました。
あと、図書室に居たシーナに3年前、教頭に嫌われていた学生が剣闘大会優勝を機に評価が
180度変わったという話があることを教えてもらいます。

その後、シーナと一緒に帰ることに。すると自分の病気についてもう聞いている?と振ってきます。
実はシーナは母と医者との会話を聞いてしまい既に病気のことは知っていたのです。
正直に知ってると答えるエシュター。ですがシーナはみんなに避けられていたのは病気以外の理由が
あるのではと気にしていたので返って安心していました。そしてエシュターは平気なの?と聞いてきます。
ここでも病気から逃げる医者にはなりたくないと思ってる、と言い張りました。
実はエシュターは過去に医者もさじを投げる不治の病で妹を亡くしていたのです。
そうこう言ってる内に叔父宅(本屋)に到着。シーナは本を買って帰っていきました。
いつぞやのボチは飼い主が見つからず未だ叔父宅に居座っています。この犬ときどき喋る(ツっこむ)?
その後、自警団からの連絡で数週間前から凶悪な盗賊が町に潜伏していることを知らされます(手配書付き)
盗賊の名はフォーゼルと言って、古代遺跡の発掘品を盗んでこの街に隠したそうなのですが
どうも盗品が隠し場所からさらに盗まれたらしく探し回っているようなのです。
盗まれた品は抜けば絶対当たる魔法の短剣と用途不明の一見汚れたシャツに見える古代の衣服。
特に古代の衣服は今まで発見例が2件しかなく貴重なため、一度着れば体と同化してしまい
死ぬまで脱げなくなることもあり、着るだけでも死刑確定なのだそうです。
心当たりありまくりなエシュターは一瞬高飛びを考えたり考えなかったり・・・

翌日(休日)、剣闘大会に向けアルバートと一緒に闘技場でトレーニングします。
夕方、トレーニングを終え帰宅する途中シーナがチンピラに絡まれているところに遭遇します。
喧嘩両成敗はいろいろマズイのでエシュターが無抵抗主義で間に割って入り、その間に
アルバートは自警団を呼びに行きました。そして自警団が到着したころ殴られまくった
エシュターは意識を失い最寄りの学園保健室へ担ぎ込まれます。

幸い軽症で済み、翌日の放課後には意識を取り戻しました。
職員室でセルリアからシーナを襲ったチンピラ達は蒼蛇と言う不良グループの一員で毒を扱うことも
有るから気をつけるよう忠告を受けます。
そして職員室を出ていつぞやの入学試験で使った部屋の前を通りがかったとき机を漁る男=
件の盗賊フォーゼルを見つけてしまいました。この場は忘れ物をした学生と思ってるフリを
してやり過ごせましたが、フォーゼルもそれに乗ってきて汚れたシャツを見かけなかったか
聞いてきます。やはりエシュターの着たシャツ=古代の衣服=死刑は確定のようです。
ですが、その辺は気持ちを切替え今日も剣術部にお邪魔して特訓開始。すると教頭が手合わせを
申し込んできて豪快に負けたりします。どうやら教頭も剣闘大会に出場するようです。
ついでに剣術部主将ナダに最近電波が聞こえてくるということを打ち明けるとトーテムのことを
教えてもらえました。と言っても彼女自身トーテム能力に目覚めていないので少しだけですが。
だいたいは図書館で調べた通りなのですが、トーテムが宿ると戦闘中にも体力が回復するそうで
以前に教頭が不自然に回復しているのを見たこともあるそうです。つまり教頭もトーテム能力者・・・

115 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:10:15 ID:NlhN16lS
さらに翌日、昨日病欠したので1人残って補習を受けます(学部生2割欠席で補習です)
そして補習後、1人帰宅するエシュターの前にフォーゼルが立ち塞がります。
入試の時にエシュターの後ろの席に座った人からシャツの件を聞き込んできたらしく
もうとぼけられません。死なないと脱げないシャツを奪い取るため殺しにかかってきます。
人間離れしたスピードのフォーゼルの攻撃によりエシュターの命も風前の灯!
その時、また電波が聞こえてきました。

 ―汝、我を必要とするか―

これがエシュターとトーテム「思慮深きフクロウ」との出会いでした。
トーテムの超回復力で斬られては治り、治っては斬られの持久戦に突入(フォーゼルも回復してました)
勝機の見出せないままダラダラやってると通りがかったセルリアが悲鳴をあげます。
人が来た事で逃げるフォーゼル。
その後の自警団の事情徴収に対してエシュターはシャツのことは秘密にして偶然出会って、
突然襲い掛かってきたと証言して難を逃れました。

またまた翌日。
薬学部の皆で教頭に正々堂々こっそりハンデ負わせられないかと作戦会議したりしなかったり・・・
(薬学部は5人しか居ないためエシュター退学=学部消滅なのでセルリア含め一致団結しています)
そうこうする内に放課後。剣術特訓を兼ねトーテムの力を試します。
フクロウさんの言うことには教頭にはトラのトーテムが憑いているらしく戦闘力の底上げでは
適わないものの知恵で対抗できなくもないとか。ちなみに人語を解するトーテムは珍しいそうです。
そして、トーテムが憑いたのに気付いたナダが相手をしてくれるのですがフクロウさんがガンガン
見切ってくれたお蔭で見事勝利しました。見切った後の攻撃を当てる/避けるはエシュター次第ですが。

時は(4日ほど)流れ剣闘大会当日。
トーテムの助けもあり順調に勝ち進んでいよいよ決勝戦。教頭の中でもエシュター株はうなぎ登り。
といっても決勝相手の教頭を降さない限り退学の危険性は消えないのですが・・・
さてその決勝戦へ選手控え室から向かう途中、蒼蛇のチンピラが女の子に絡んでいました。
成り行き上試合直前だけど助けることに。
速攻で倒し急ぎ決勝戦へ。ですが、倒れたチンピラの懐からこぼれ落ちる毒薬のビン!?
毒でふら付く事を抜きにしても強すぎる教頭。薬学部生の(非合法な)援護もむなしく圧倒され続けます。
そして止めとばかりに教頭奥義が炸裂しようとしたその瞬間、先ほど助けた女の子が駆けつけ
止めて、お父さん!(←教頭のこと)と叫びます。さらに自分を助けようとして毒を受けたこと
なども話すと、教頭は毒を受けてなお戦い続けるエシュターの心意気に感心するのでした。
そして、自らリングアウトし勝ちを譲る教頭(←自力で勝てないこともないらしい)
こうしてエシュターは毒で医務室送りになるも退学を免れました。

116 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:11:04 ID:NlhN16lS
「5話、静穏と波乱と」
エシュターが毒による昏睡状態から目覚めたとき、剣闘大会から3日が過ぎていました。
学院では医学部生同士の口論に巻き込まれます。原因はセンタリア人生徒がノーザニア人生徒を
頭の回転が悪いと蔑んだからです。ノーザニア人のエシュターはサラッと流しましたが。
口論自体は彼等にとって日常茶飯事のことでセンタリア人が去った後、ノーザニア人の方は
エシュターが反論しなかったことを怒ります。その時エシュターの名前を呼びかけて慌てて
言い直すのですが不自然に感じて問いただすと何も知らないと言って彼女は去っていきます。
どこかで会ってるような気もするのですがエシュター自身も何も思い出せませんでした。
ところで今日から試験が始まります。剣術特訓や毒による昏睡のため十分な勉強が出来てない
エシュターはピンチでしたが、フクロウさんやナダ、(薬学部以外の)友人が助けを申し出てきます。
全員カンニング推奨というアレな助けでしたが・・・
その際ナダから精霊視(妖精なんかが見える能力)対策に精霊視を持っていそうな人物のメモを
入手しました。フクロウさんに他人の回答を覗き見てもらってるのがバレたらマズイですから。
教頭を筆頭に何名か名前が挙がっていて、トーテム能力者=精霊視持ちという訳ではないのですが
ノーザニア人が多いようです。その中には例のノーザニア医学部生=セトも含まれていて、もろに
後ろの席に座られたりするのですが、テストの妖精の偶発的ファインプレイもあって奇声→退席の
コンボを喰らわせる事に成功しました。試験1教科受け損なったセトはこれが原因で医学部に
居られなくなるかもと恐怖で震えるのですが・・・
(この時々出てくるテストの妖精ですが、テストの点が上がるとかの副次的効果は一切ありません)
午前の試験が終わったころエシュターは学生に変装して学院内に侵入してきたフォーゼルと
出会います。人目が多すぎて襲ってこそはこないものの後を付けてくるのでトイレに緊急避難。
トイレの中まで付けては来なかったので、こんなこともあろうかと叔父に手渡された変装セットで
女装して難を逃れます。男子トイレから女子が出てくるのを気にしなかったのはラッキーですが。
そして自警団に通報・・・したいところですがフォーゼルとの関係を問われたりすると困るので
代わりに通報してくれる人を探します。その結果、セトに白羽の矢が立ちました。
アルバート達にはバレなかったのに今回もエシュターと呼びかけそうになるセト。なんでも
臭いで分かるそうです。別に犬のトーテムが憑いてるとかではないようですが(フクロウ談)
ともあれ自警団を呼んでくるセト。騒ぎを聞きつけて学生が集まる中、フォーゼルは人質を
取って逃げようとします。そしてその人質は野次馬根性出してその捕り物劇を見物しようと
やって来たエシュター(←女装したまま)でした。
娘を返して欲しくばエシュターを旧市街へ1人で寄越せ!そう言い残し気絶させたエシュターを
抱えてフォーゼルはまんまと逃走してしまいます。

意識を取り戻すエシュター。気がつくとそこは迷路の様に入り組んだ旧市街地でした。
間が持たなくて、何で盗賊やってるの?とフォーゼルに話し掛けるエシュター。
するとフォーゼルはポツリポツリと身の上を語りだします。
その昔、不良グループ紅蛇(もう解散してますがガゼルがリーダーでした)の一員だったこと、
小さな子達を食べさせるために金持ちから引ったくりをはたらいていたこと等々・・・
そして2年前、母親が不治の病にかかり病院から薬を盗むようになるのですが、金持ち以外からの
盗みは紅蛇ではタブーであったため止めようとする紅蛇メンバー達とは袂を分かつことに。
ですがフォーゼルはついに母の病を治す方法を見つけました。それは入ってもすぐに元の場所に
戻ってきてしまう迷いの森のその奥に今もなお群生している万能薬となる古代の薬草でした。
そして森の奥に踏み込むための鍵となるアイテム(古代の衣服)にもあたりがついていると
いうのです。また、母の病が治れば盗賊家業から脚を洗うつもりだとも言いました。
そのためにもエシュターを殺す、というところはぼかしていましたが。

117 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:12:11 ID:NlhN16lS
「6話、真実の目覚め」
誘拐事件により臨時休校になるノーマ学院。事件発生より1時間、自警団の必死の捜索にもかかわらず
未だフォーゼルは見つかりませんでした。そして人質開放条件として提示されたエシュターも。
一方、フォーゼルに誘拐された少女を救うため1人旧市街地へ乗り込んだエシュターと彼をバックアップ
しようと追いかける薬学部生。薬学部生といっても先輩学生は謎の病気(シーナとは関係ありません)で
ダウン中だしガゼルは所用で別行動します。そもそもエシュターが旧市街地へ行ったというのが想像ですし。
ともあれスタンダードに犬に臭いを追わせようということになりエシュターのところのボチを借ります。
アルバートは体調の優れないシーナと別れ、ボチに導かれるまま街中を走り回ります。
途中、シーナ宅前を通りがかりシーナ母と医者の会話を聞いてしまいシーナの余命があと数ヶ月と
いうことを知ったりします。あと、医者もシーナのため古代の薬草を探していることなんかも。
理由はわかりませんがどうやらこの医者もエシュターを探しているようです。
行く先々で見つかるエシュターの服。旧市街地に踏み込んだときとうとうパンツ(名前付き)まで
落ちていました。何気にパンツをポケットにしまうアルバートと取り合いになってパンツは
半分に引き裂かれてしまいます。そしてそのままパンツは山分けに(名前付いてる方はボチがゲット)

一方、フォーゼル達の潜む小屋へ何者かのトーテムが侵入します。慌てて撃退したものの場所が
知られたと思いとりあえず紅蛇時代のアジトへ移動します。いえ、トーテムじゃなくていつもの
テストの妖精が冷やかしに来ただけだったのですが。
でもこれがまたまたファインプレイ。所用があるとか言ってアルバートと分かれたガゼルが
もしやと思って昔のアジトにやってきたのでした。そしてガゼルの口から語られる以外な事実。
2年前、フォーゼルが街を出た直後母親もまた居なくなったというのです。街に戻ってから一度も
実家に立ち寄らなかったフォーゼルは衝撃を受けます。
―もう薬を持ってきても仕方がない― 傷心のフォーゼルはガゼルに娘と共に旧市街を出ろと言い、
自身は家を見てくると言って去っていきました。そして以後、フォーゼルを見たものは誰もいません。
(一足遅れてアルバートも到着します)

118 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:13:00 ID:NlhN16lS
翌日、誘拐事件の早期解決のおかげで勉強時間を確保できたエシュターはなんとか試験を
乗り切りました(多分)
試験終了後、同室だったセトと誘拐事件の話になりますが、あの場(紅蛇のアジト)にいたような
返答の仕方が一部ありました。違和感を感じたのはフクロウさんだけでしたが。
その後、セルリアに呼び出され薬学部に全員集合すると試験前日あたりからから今日まで
病欠していた薬学部の先輩学生が退学になったと告げられます。実はノーマ学院では試験を休むと
自動的に退学になるのです。先輩は病気療養のため遠くへ引っ越すそうで、この街へ帰ってこれるか
すら怪しい状況なのですが残された学生達は薬学部消滅→シルフェイド見聞録完。では困ります。
そういう訳で上位の学部から成績不振で追い出されそうな学生を今からスカウトしてくるよう
セルリアから指令を受けます。でもその前に全学生が講堂に召集されました。
(エシュターの場合は倒れる直前に教頭に血祭りにされたこともあり試験までに回復が間に合わ
なかった場合は特例で再試を受けれる予定でした。あのまま倒れていたらフォーゼルに殺されていた
かもしれませんが。一応、フォーゼルは今まで人を殺したことは無いそうです(本人談))
講堂に行くと授業用木刀が一本盗難にあったとかで荷物検査が行われます。するとセトの鞄から
破れたパンツの切れ端(エシュターの名前入り)が出てきました。アルバートから昨日ボチと
山分けにしたパンツだと聞かされるエシュター。ここでフクロウさんがセト=ボチ説を提唱します。
そんなこと言ってる間にセトは教頭に連れて行かれ持ち物検査もうやむやになります。
(パンツ程度で連れて行かれるのはエシュターが教頭のお気に入りの生徒だからです)
アルバートがパンツ半分持ってるのも嫌でしたが女装の件は秘密にしたいので服のことは適当に
誤魔化しておきました。
そしてスカウトのため四散するエシュター達。一番の候補は昨日、試験中に中途退席させられた
セトだったのですが教頭に連れて行かれてしまいましたのでまず彼女を探すことに。
教頭はK.O.した学生を食堂のゴミ箱に捨てる癖(エシュターも昔捨てられました)があるので
食堂へ行くとゴミ箱で気絶したセトを発見できました。
ここでフクロウさんの提案でボチの名前を呼んで起こすととっさに犬の鳴きまねで返事をします。
自分の体(もちろん人型)を見回したあと慌てて逃げ去っていきましたが。
いよいよ怪しくなってきましたが、やはり正体を暴くためには人から犬に変身してるところを
目撃するしかないという結論に達しました。ですが無駄に警戒をさせてしまったため今度は
遠くからストーキングすることにします。まずは鼻の利くセトに対抗するため実体のない
フクロウさんがセトを追いかけます。エシュターから30m程しか離れられないのでエシュターも
フクロウさんを追いかけます。これでセトとエシュターで60mほど離れることが出来ます。
ストーキングしてるところを人に見られるとマズイので再び女装をしてGO!
(多分、関係ないけどここの食堂のおばちゃんは2年前旧市街地から学院近くに引っ越してきました)

玄関でセトを捕捉しますがちょうどスカウトに来たシーナがパン屋に誘い出します。
(そのパン屋は路上にテーブルを出していてそのまま食べていける学生にも人気の店です)
医学部の話を聞きたいな、と搦め手で責めるシーナ。上手く今回の試験で大きなミスをしたので
医学部から追い出されるかもという話を聞き出します。もちろん知ってて接近したのですが。
このときパン屋が込んでいたためエシュターもこっそりテーブルに着いていたのですが込みすぎたため
1人の男が相席を申し込んできます。男の名前はゼイール。医聖とまで呼ばれた高名な医者です。
慌ててサインをねだるエシュター。変装中ですが本名出してエシュターへ、って書いてもらいます。
驚くゼイール。この世界のエシュターが女性だったことに動揺を隠せません。さらにエシュターや
シーナが医学部でなく薬学部に所属していることを知り想像以上の歴史の狂いに恐怖します。
ですが、なんとか気持ちを落ち着けて自分がシーナの主治医であること、シーナが血液感染型の
不治の病に罹っていること、感染すると数年で死亡することを告げます。
それを聞いたエシュターは頭の中が真っ白になります。シーナを避けるアルバート達の姿、
怪我をしたシーナに包帯を巻く自身の姿などが浮かんでは消え、遂には既に病気が感染して
いるのではないかという不安が心をよぎります。そして、病気を恐れて医者になれるかと
息巻いていた過去の自分の姿がとても情けなく感じられていきました・・・

つづく

119 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:14:09 ID:NlhN16lS
以上。
つづくらしいけど俺の落とした分には6話までしか入ってなかった。
だからゼイールが浮いてるのもホントにあんな感じで説明抜けてるわけじゃないよ。
という訳で7話以降まとめるかどうかわかんないので一旦予約放棄する。
つ7話から始められるPASSWORD「パンツ」

あと、本編は下ネタギャグ満載なんだけど出来るだけカットしといた。
下ネタ好きな人は実プレイでどうぞ。俺は嫌いだけど何回か笑わされたのも事実orz

120 :シルフェイド見聞録:2006/08/07(月) 00:45:54 ID:tmEZem/2
ゴメン。
全文投下してから気付いたけどカッコの大文字と小文字間違えてた。
メモ帳に書いてたから全然気付かなかったよorz
見づらくてスマン。

最終更新:2006年08月24日 23:09