BLACK/MATRIX OO

Part25-264


264 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/19(火) 06:21:35 ID:q6YVVMLy0
用語説明、登場人物紹介いきます。

<天使>
「慟哭の555日戦争」に勝利し、地上の覇権を握る。
白い二枚の羽根を持つ者以外は、<規格外>と呼ばれ蔑視される。
その裏で天使の先祖返りと思われる、エンブリオンという白い化け物の存在を隠し続けている。
十審将と呼ばれる力のある天使を頂点に、ヒトと「プロデヴォン教団」を組織している。

<悪魔>
「慟哭の555日戦争」に敗北後、いずこへと身を隠す。
その凶暴性と、理性をなくしヒトの血と髄をすする「渇き」という病のため忌み嫌われている。

<ヒト>
羽根を持たない、力の弱い種族。
まれに「インセスト」という様々な想いを感じとる力を持つ者が存在し、なぜか教団に集められている。


<慟哭の555日戦争>の経緯
遥か昔、天使と悪魔が手を組んで、「倒立樹計画」を打ち立てた。
その計画はインセストを必要とし、最初のインセストであるグレイヘンが利用されることとなった。
グレイヘンの夫であった天使メフィストは異形化し、たびたび計画の邪魔をした。
「白い悪魔」による邪魔のせいで天使と悪魔は苛立ち、その感情が戦争の火種になった。

<ペインリング>
人間の本質部分・意志である「核神」を収める魂の器。
ゲームシステムのミソでもあり、いろいろな力を秘めている。

<世界樹>
大地を支えるのみならず強いエネルギーを持つ巨大な木で、世界の数ヶ所に生息している。

265 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/19(火) 06:24:09 ID:q6YVVMLy0
<登場人物> 
カイン:主人公であるヒト。ヨハネに拾われるまでの記憶がない。破滅的な夢に悩まされている。
マティア:カインと暮らしている。グレイヘンの再来と言われるほど強い力を持つインセスト。
ヨハネ:カインとマティアの保護者。灰色の羽根と仮面をつけた天使。メフィストの友人。

アラギ:インセストを探す悪魔。禁じられたペインリングを持ち出したため、幼馴染であるルカとザイオンに追われている。
ルカ:悪魔その2。「渇き」に冒されつつあることは、ザイオン以外の仲間には知られていない。
ザイオン:悪魔その3。ルカが好き。
エクサル:反教会組織「サイファーパンク」の一員。
そのリーダーであり命の恩人でもある悪魔・ヴァルトスを尊敬しており、彼から預かった小刀を大事にしている。

ステイエン:僧兵。インセストである弟のために教団で働いている。
クレイス:ステイエンの上司。ヒトの身でありながらその力は強く、悪魔討伐隊を指揮する。
ベイル:六枚の羽を持つ十審将の一人。
カルディア:ベイルに使えている。ステイエンの姉。
シリア:四翼の天使。ベイルの妹であるが、インセストを犠牲とする実験に耐えられず離反中。
リリス:シリアを姉と慕うインセスト。教団に囚われている。

10章+6種のエンディングをまとめる予定です。
まとめやすくするために情報を前後させるところがあります。

311 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/22(金) 21:12:08 ID:holgkLx30
第一章 全ての始まり

カインたち三人はキボートス島で穏やかな日々を送っていた。
ニコやフリエ神父といった他の島民は、ヨハネ、メフィストのような<規格外>と関わることをよしとしなかったが、
それでもマティアは病気のメフィストのために歌を歌いに通っていた。
ある日、ふいにマティアの歌声が途切れたことを不審に思ったカインは、メフィストの元へ向かう。
そこにはマティアをさらおうとするアラギの姿があった。
様子を見に来たヨハネ、アラギを追うルカとザイオンの介入もあり、その場は無事に収まった。
「何かあったら教会へ行くように」と言い残し、ヨハネはアラギを追う。
しかし、その後マティアが熱に倒れてしまう。
言いつけどおり教会に連れて行こうとするところを、再びアラギに襲われマティアをさらわれてしまう。
ヨハネ不在の今、フリエ神父を頼るため、カインは再び教会へ向かうことにした。
一方アラギは、悪魔討伐の任務によりキボートス島に来たベイルに殺される。
マティアを保護したベイルは、彼女がインセストだと気づく。
ベイルはフリエ神父と、彼に会いに来たカインに、この娘を教団の保護下に置くこと、
他の悪魔を追っている天使が合流したら、一緒にこの島を発つということを告げた。
別れの挨拶をするようにとのフリエ神父の計らいで、カインは教会の裏口からマティアに会いに行く。
その途中、天使グリシナに傷を負わされ、身を隠していたルカに出会う。
ルカの手当てをしたカインはグリシナに見つかり、異端者としてその命を奪われる。
暗闇の中、カインはメフィストの声を聞く。そして―――

目を覚ましたカインの背中には、白い翼が生えていた。
周りには大勢の人が倒れており、その中にはあのフリエ神父の姿もあった。
何が起こったのか分からないカインに対し、ニコは「化け物、あの時死ねばよかったんだ」と罵る。
この惨状を見たグリシナは、カインが生きていたことに訝りつつも、再び彼を殺そうとする。
戻ってきたヨハネとカインはグリシナを倒し、その顔に傷をつける。
騒ぎを聞きつけたベイルは猛るグリシナをおさえ、マティアを連れ飛び去っていく。
その後、教会の追及を逃れるため、何よりマティアを救うため、カインとヨハネは旅に出た。

312 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/22(金) 21:12:58 ID:holgkLx30
第二章 大陸にて

ヴェローナの街に着いたカインとヨハネは、反教会組織<サイファーパンク>のメンバーになり、情報を得ようとする。
しかし、正式なメンバーになるには三年はかかると言われ、仕方なくその場を去る。
もうすぐ教団の教えを書いた本が配布されるそうなので、教団関係者が集まるそのときに聞き込みをしようと目論む。
露骨に怪しい二人はステイエンに疑われるが、エクサルが間に入りその場を切り抜ける。
今この街は「渇き」に狂った悪魔の噂で持ちきりだということ。
そのために悪魔討伐部隊が出向いているということをエクサルから聞いていると、再びルカとザイオンに出会う。
カインとヨハネを追っていたステイエンは、悪魔二人と一緒にいる現場を見て問答無用で襲い掛かる。
彼女は倒したが、その後現れたクレイスの強さの前に、五人は逃げることを余儀なくされる。
エクサルはサイファーパンクについて、リーダー・ヴァルトスに認められればすぐに入団できると語り、その場を去った。

詳しく話をするためにエクサルを探すと、彼は任務のために地下空洞にいた。
噂の悪魔らしき人物を追っていると、この化け物がうじゃうじゃしている場所にたどり着いたらしい。
化け物は「インセストを探せ」という誰かの命令に従っていたという。
その話に反応するルカとザイオン。
彼らの話によると、あの化け物はパスカといい、悪魔の死体をもとに作られたらしい。
かつて彼らを使役したという<古の大悪魔>の力は今、ペインリングとなって残されている。
その禁じられたパスカのペインリングを奪っていったのがアラギである。
地下空洞の奥に現れたアラギに、「ペインリングを返せ」と襲い掛かるルカ達。しかしそれを一人の少年が阻む。
彼はカインと瓜二つの容貌と悪魔の翼を持ち、名前をアベルといった。
カインを知っており、メフィストのペインリングをその手に持つアベル。
何故かカインとヨハネ、マティアに激しい憎しみを表し、「お前はオレが殺す」とカインに告げ、アラギと共に去っていった。
二人が去った後、ヨハネはルカとザイオンにお互いの目的のため共同戦線を持ちかける。
カイン達はインセストであるマティアを救うため、ルカ達はインセストを追いアラギにたどり着くために。
情報の交換と最低限の協力を約束した後、カインは「翼が痛い」と言い残し、その場に倒れた。

313 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/22(金) 21:13:36 ID:holgkLx30
第三章 少女の祈り

インセストを教会から奪い、アラギから保護しようと行動するカイン達だが、なかなかうまくいかない。
そんな折、教会を化け物が襲っているとの噂が流れる。
カイン達が向かったその先にいたのは、リリスを助けようとするシリアと、白い化け物だった。
健闘むなしく白い化け物<エンブリオン>に連れ去られるリリス。
怪我をしたシリアの代わりにそれを追うルカだったが、リリスを助け出したのはまたもやベイルだった。
リリスの言葉から囚人のようなインセストの扱いを聞き、憤るベイル。
怒りそのままに僧兵を殺そうとしたベイルを止めたのは、「誰にも代わりなんていない」というマティアの言葉だった。

ときおり強い残虐性に支配されるなど、「渇き」の発作に苦しむルカ。
そんなルカを心配するザイオンのところにアラギが現れる。
アラギはザイオンに、本人と<適合>するインセスト、リリスの血と髄があればルカの病気は治ると吹き込んだ。
ザイオンはそのときの会話から、アラギは<幽葬の地下通路>という、戦争のときに悪魔が利用した天然迷路にいるのではないかと断じる。
シリアを加えそこへ行くと、アベルとアラギの他に、アベルによって教団施設から助け出されたレアというインセストがいた。
一行に対しペインリングを発動させようとするアラギ。そこにアラギ復活の報を聞いたベイルが乱入する。
お互いの存在に驚くベイルとシリア。
ベイルは病気も貧困も一切の苦しみのない世界をインセストの犠牲で作り出す計画を立てており、
シリアはそれに耐えられずベイルのもとを離れたのだった。
決定的に袂を分かつ兄妹二人。その隙に逃げるアラギ。
カインは翼の痛みを感じ続けていた。

314 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/22(金) 21:14:14 ID:holgkLx30
第四章 それぞれの決意

あるとき、ステイエンは天使兵に乱暴されそうなリリスを見咎める。
しかし、これは廃棄処分が決まったインセストであり、死を伴う最終実験の後解体されると告げられる。
「弟も実験が終われば帰される」と思っていたステイエンは、その事実に思わずリリスをつれて走り去る。
そこへ「少女を助けてほしい」という書き込みを見たカインたちが現れ、リリスを助けてくれたことに感謝される。
結果的に教団を裏切ることになってしまい、戸惑うステイエン。そんな彼女にクレイスが剣を向ける。
自分を打ち倒したステイエンをカイン達のもとに送り出すクレイス。
カインが見た書き込みは、教団の非道に罪悪感を感じたクレイスのものだった。

衰弱した状態から回復したリリスから、マティアを助けてほしいと頼まれる。
ヨハネ、ルカ、ザイオンをおとしにして残りのメンバーはマティアを探す。
マティアの想いを感じ取ったリリスの導きにより、カインはマティアのもとへ進んでいった。
その頃、マティアはリングにカインの無事を祈り続けていた。
優しい心を映せば癒しの力を、憎しみの心は破壊の力を。リングに映ったインセストの心によって力を得るという、そのリングに。
侵入者の知らせを聞き、以前ベイルに殺されそうになった僧兵がマティアを逃がす。
ようやく再会できた二人だったが、その間には鉄格子が横たわっていた。
カインは壊そうと奮闘しているところを、ベイルとクレイスに見つかり、弓兵に射殺すよう命を出される。
マティアはカインに願いをこめたリングを託し、一人兵士の前に立ちふさがろうとする。
ベイルはマティアを後ろに下がらせ鉄格子を壊し、直々にカインに戦いを挑んだ。
負傷したというヨハネ以外が合流し、ベイルを退けたとき、突然十審将・ホワイトフェイスが現れる。
<規格外>を嫌う彼は「何をしに来た」と問うベイルに対し、「汚れた血が絶えるのを見届けに来た」と告げ、
自分が<規格外>に行った猟奇的実験をほのめかしたりしてベイルを挑発する。
十審将同士が争えば、辺り一面焼け野原になる。
そのような事態を避けるため、クレイスはステイエンに緊急用の脱出路を教え、自分は二人を止めるためその場に残った。
「今手を出せばお前の処罰は免れない」とベイルをなだめるも、聞き入れられない。
妙な術を使いベイルを亡き者にしようとするホワイトフェイスだったが、そこに他の十審将が介入する。
禁じられた私闘を行ったため、ベイルはサンバルテルミに幽閉されることとなった。

315 :BLACK/MATRIXOO:2006/09/22(金) 21:14:52 ID:holgkLx30
第五章 砕ける心

ヨハネの負傷により、自分のことしか考えていなかったことを反省し、無力感を味わうカイン。
怪我をしているのにどこかへ消えたヨハネをみんなで探す最中、
ステイエンは留守番をしていたリリスに、「自分が戻ってこなかったら渡すように」と一通の手紙を預ける。
それはカルディアから弟の危機を知らせるものだった。
待ち合わせ場所に向かったステイエンだったが、わざとカルディアに弟の情報を流したグリシナに、人質として捕らえられる。
「ベイルと家族、どちらかを選べ。家族を選ぶならお前の命と引き換えに助けてやる」
ベイルを慕っていたグリシナは、自分なりのやり方で彼を守ろうと、傍で仕えるカルディアを試す。
手紙を受け取ったカイン達はカルディアから事情を聞き、かわりに取引場所へ向かう。
その広場では、ステイエンとその弟、グリシナ、十審将レッド・ムフロンが待ちうけていた。
グリシナが自分を憎んでいると知っているカインは、「自分を殺すかわりにみんなを助けてくれ」と持ちかける。
お言葉通りに嬲るレッド・ムフロン。
しかし、どこからかやって来たアベルが「オレが殺すまで死ぬな」とカインを癒し、他の皆はその隙に人質を取り返す。
退こうとするレッド・ムフロンの言葉を無視し、あくまでもカインを殺そうとするグリシナを打ち破る。
愛していたグリシナを殺されたレッド・ムフロンは、怒りで力を解放する。
そこにヴァルトスが現れ、マティアから託されたペインリングを使うように促す。
その力でレッド・ムフロンを退け、ヴァルトスにその力を<特例>として認められたカイン達は、
サイファーパンクの一員として改めてインセストを救出する任務に当たるのだった。

パスカの気配を感じ、ルカは一人でアラギのもとに赴く。
ル同胞を殺し、死を軽んじ、戦士の誇りを失い変わってしまったアラギを嘆くルカ。
そんなルカに対し、アラギは自分のところへ来い、俺達ならうまくやれると呼びかける。
言い合いを続ける二人の周りには、いつしか教会の兵士が集い始めていた。

ますます酷くなっていくルカの「渇き」に対し、何もできないことを歯がゆく思うザイオン。
ルカの病を治すしたい一心でリリスに手をかけようとするところを、エクサルに見られてしまう。
理由を求める一同に、「俺が渇きに狂った悪魔だから、自分が生きるためにリリスを殺そうとした」と告げ、どこかへと去ってしまう。
悪魔に殺された妹とリリスを重ねるエクサル。
リリスを殺そうとしたザイオンを、素直に許せないシリア。
こうして皆はバラバラになった。






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