悪魔城ドラキュラ黙示録

プロローグ&キャラクター紹介:part32-286,289~293

キャリー編:part32-322~337,346

ラインハルト編:part60-380~384


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:16:32 ID:Zo2XFkwF0
具グッたらキャリー=ヴェルナンデス限定攻略サイト+αが消え去っていてへこんだ。

とりあえず、プレイしながら書いていって、終わったら投稿するんでまだまだ時間掛かると思う。
なので、とりあえず説明書のプロローグとキャラクターを書いておく。

※黙示録
 キャリー編とラインハルト編あり
 クリアにゲーム内時間で16日以上かけるとバッドエンド
 レノンから3万$以上買い物するとレノンと戦闘
※黙示録外伝
 ストーリーは一本道
 本編以外にヘンリー編と「外伝版黙示録」を同梱。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:27:19 ID:Zo2XFkwF0
黙示録プロローグ全文


古きよき時代、人々は繁栄と平和のみをむさぼり続け、おそらくこの先も
不安な日々はこない、とそう誰もが思ったに違いなかった……

19世紀中期 トランシルバニア、ワラキア地方……

数々のドラキュラ伝説を生み出したこの地に、再び漆黒の闇が訪れようとしていた。
堕落した人々の魂が、邪悪なる者を封印による100年の眠りから揺り起こしてしまったのである。

コウモリに、狼に、霧に姿を変え行動する……。
闇夜を好み、日の光を嫌い、神々を呪う……。
若い女性の血を吸い、永久の生命を保っている者……。
悪魔城の城主、邪心の神「ドラキュラ伯爵」の復活であった。

人々の繁栄と平和は、跡形もなく踏みにじられた。暗雲がたれこめ、
絶望の闇で覆い隠していく。街には魔物が徘徊し、邪心に忠誠を
誓わぬものは尽く悲惨な最期を遂げていった。

そしてここに数奇なさだめに誘われ、魔王討伐のため二人の戦士が立ち上がった。

宿命と運命……。
それぞれの想いを胸に。


291 :悪魔城ドラキュラ黙示録登場人物その1:2007/08/23(木) 17:32:00 ID:Zo2XFkwF0
登場人物まとめ

・ラインハルト・シュナイダー
下から見上げるとたれ目ナイダー。
ワラキアの森で人知れず修行の日々を送っていたベルモンド家傍流の青年。
先祖伝来のムチを片手に、魔王城へと向かう。

・キャリー・ヴェルナンデス
彼女を育てていた養母が魔物に殺された時に、眠っていたヴェルナンデス家の
「退魔の力」を覚醒させた少女。
その数年後、魔王の復活を感じ取った彼女はドラキュラを封印するため魔王城へと
赴く。

292 :悪魔城ドラキュラ黙示録登場人物その2:2007/08/23(木) 17:36:04 ID:Zo2XFkwF0
・魔王ドラキュラ伯爵
いわずと知れたドラキュラ伯爵。太陽が永遠に地上を照らすことのない、魔界の王国を
完成させるためにある強大な魔力を手にし復活した。
白髪オールバックの髭を生やしたおっさん。しかし実は……
またなぜか、町や村を襲いそこから何人もの子供たちを連れ去っている。

・マルス
ワラキア地方の小さな町で両親とともに暮らしていたが、魔物によって両親は殺され
彼自身も悪魔城に連れ去られてしまう。キャリー編のキーパーソン。
次第に彼の言動は、謎を帯びたものになっていく。

・悪魔レノン
悪魔でありながら、主人公たちや冒険者に武器やアイテムを売る、謎のセールスマン。
彼と戦わずに過ぎると、どうやら第一次世界大戦に商売に行くようである。

293 :悪魔城ドラキュラ黙示録登場人物その3:2007/08/23(木) 17:39:09 ID:Zo2XFkwF0
・チャーリー・ビンセント
自称「最強のバンパイアキラー」。実際高名らしいが、役にも立たない十字架や
にんにくをひっさげ、ドラキュラが徘徊する悪魔城で熟睡するすっとぼけたじいさん。
しかし「真のドラキュラ伯爵」を見抜いたのも彼である

・ローゼ
吸血鬼になって間もない、薄幸の美女。
悪魔城別邸でドラキュラに献上する「赤い」バラの世話をし続けている。

323 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:40:13 ID:qg2WOVD80
ネクロノミコンの書は、今開かれる……



・沈黙の森~悪魔城城門
稲光が夜を走り木をなぎ倒す雨の夜、単身、悪魔城へと乗り込むキャリー。
悪魔城へと至る「沈黙の森」、そこには魔王の餌食となった人々の哀れなむくろが横たわっている。
そのとき突如、動かぬはずの骸骨が音を立てて震え始める。同時に地中からも何体もの骸骨が現れる。スケルトンだ!
彼らを倒しつつ、巨大な門へと至るキャリー。その封印を破壊すると、巨大なスケルトン、キングスケルトンが行く手を阻む。
ある程度ダメージを与えると、背を見せ逃げ出すキングスケルトン。追いすがるも、毒の川に身を投げてしまいそれ以上の
追跡は無理だ。キングスケルトンは一度こちらを伺うように見つめるが、すぐに川下に姿を消してしまった。


先へ進むと、再び門に阻まれる。どうやら、離れた場所にあるレバーを操作すれば開くようだ。
だがレバーを操作すると同時に虎の獣人、ワータイガーが現れる。道はふさがれている、倒すしかない!

ワータイガーがその真価を発揮するのは夜である。昼間であったことが幸いし、難なくワータイガーを撃破しチリと化す。
行く手を阻む門を開きつつ、ワーウルフをも降し突き進む魔法少女。どうでもいいがほんとどうにかならんかこのカメラワーク。
最後の門を開けると、一段開けた場所に出る……向こうの谷から、何かが這い出してくる。キングスケルトンが再び襲い掛かってきた!
腕が吹き飛んでも、足がばらばらになっても襲い来るキングスケルトンと盗んだバイクで走り出すスケルトン(15)を辛くも撃破するキャリー。ついでにその頭蓋からローストチキンをもらっていく。たぶんそれチキンじゃなくて(ry
その彼女の目の前で、悪魔城の城門が降りていく。遂に悪魔がその顎を開いたのだ。決意も新たに、彼女は万魔殿へと乗り込んでいく。


324 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:41:09 ID:qg2WOVD80
・悪魔城城壁~
悪魔城へと乗り込んだキャリーだが、すぐに2枚の鉄格子に道をふさがれてしまった。さらには城門も再び閉まる。これで前に進むしかなくなった。
とりあえず、脇の扉から右塔を上へと上っていくキャリー。ギロチンや骨砲台などの凶悪なトラップを回避しつつ、最上階へとつく。そこには白骨化した双頭の竜、ホワイトドラゴンが待ち構えていた。

ぶっちゃけ凶悪なカメラワークに泣きながら辛くもホワイトドラゴンを焼き尽くすキャリー。ホワイトドラゴンが巻きついていた鉄格子の巻き上げ機を上げると、外側の鉄格子が開いていく。悪魔城がわの鉄格子を開くため、鍵を手に入れ左塔へと上る。

夜にしか入れない扉の前で時が過ぎるのを待ち、夜が更けたころ扉を開け無事巻き上げ機を起動するキャリー。
そのとき、悪魔城の鐘が鳴る。その鐘の音に目をつられ……中空へと浮かぶ、人影へととまる。
あれこそが邪心の神、魔王、ドラキュラ伯爵だ。
「虫けらにも等しい人間めが……魔王に歯向かうことの愚かしさを身をもって教えてくれる。さあ、来るがいいっ」
ひとしきり嘲け笑った後、高笑いとともにドラキュラは霧散してしまった。

325 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:41:56 ID:qg2WOVD80
・悪魔城別邸
ついに悪魔城へと足を踏み入れたキャリー。だが息をつく暇もなく双頭の番犬、ケルベロスが襲い掛かる。それも二頭!
だがそれだけではない。ケルベロスを倒すとさらにファイヤーケルベルスが再び二頭。炎を吐くにケルベロス苦戦しながらも
その息の根を止める。だが、悪魔城の番犬はそれですべてではなかった。あたりを闇に包み、最後の番犬ゴーストケルベロスが迫る。
闇にその身を隠し、襲い掛かるゴーストケルベロス。だが、祝福を受けた聖水に触れればその姿を隠すことはできない。姿を見せたその一瞬、キャリーのエネボールが、「亡霊」を完全に消滅せしめた。
既に、城壁へといたる門は閉まっている。ここは進むしかない。

悪魔城の庭は墓と亡霊が立ち並ぶ。一定時間になるととある仕掛けが発動するのだが、ここでは省く。
悪魔城内部は、美しかった。だが、人一人いないその光景はむしろ、空寒さを覚えさせるものであった……なにかがいる。
壁をはいずり、一人の人間が降り立つ。違う、これは吸血鬼だ! すばやい動きでキャリーを翻弄し、追い詰めていく。
しかし「退魔の力」の前には吸血鬼は無力に等しい。顔面にエネボールを喰らい、呻きながらその身をこうもりに変え飛び去る。

通路を進んでいくと、場にそぐわない小部屋に出る。よく手入れの行き届いた「赤い」バラが並ぶ花園だ。

なおこのゲーム、スライディングというアクションがある。キャリーは頭からすっころぶ形で、基本的に足が地についていればどこでも使える。
もちろん、噴水の中でも、バラが立ち並ぶなかでも、だ。キャリー「あいだだだだだだだだだだだだだぁ!!」

それはさておき進むと、いくつかの肖像が飾られた階段を過ぎる。かつてこの城に住んでいた人々なのだろうか……。
だがそのような思索も突如襲ってきたステンドグラスナイトのまえに霧散する。逃げ込んだ部屋にも、ゴーストが満ち溢れていた。

さらに逃げ込んだ小部屋には、大きな鏡と、飾られたバラがあった。ふと物音がし振り返ると、村人らしきものが息も絶え絶えに逃げ込んできていた。
「こ、ここは噂どおり悪魔の棲む城だ! 悪いことは言わない、あんたも早く逃げたほうが……」
そんなことを言ってくる村人だが、なぜかそのときバラが一輪床へ落ちる。それに気をとられると、何かおかしい……
村人の姿が、鏡に映っていない!
迫る気配に飛び退ると正体を現したさきほどの吸血鬼が襲い掛かってきた。
「ククク、貴様は他の冒険者とは一味違うようだな……どんな味がするのか、その血を吸ってやる!」
吸われるいわれはないので、吸血鬼を再びノす。しかし今度もとどめはさせず、金銭だけ奪うも逃げられてしまった。

奥の部屋には、書庫らしき部屋があった。しかし鍵がかかって進めない。あきらめて戻ると……
「動くなっ! 動くんじゃないぞっ!!」
変なオッサンがいた! なんだこのオッサン!!
十字架をかざしこちらを品定めするかのようにじろじろと見つめまわしてくる。やがて得心が言ったのか、一言。
「よろしい! 君は正真正銘人間のようだ」
やかましい。
オッサンは自らを最強のヴァンパイアハンター・チャーリー・ヴィンセントだといい、こちらを迷子かとたずねてくる。
「もう、すぐに子ども扱いする。私は、ドラキュラ伯爵を封印しに来たの!」
「なんと無茶なことを!」
割と正論ではあるが、見た目としてはお互い様であろう。ドラキュラ退治は自分に任せ、とっととこの城から去るように
忠告してくるヴィンセント。一旦部屋から出て再び覗くと、天蓋つきのベッドで完璧に熟睡している。何なんだこのオッサン。しかしこのオッサンがエンディングを分けるので始末がつかない。
だが、貴重な情報を手に入れた。明け方の五時ごろ、先ほどのバラ園でバラの手入れをしている女性を見たという。

続く。

326 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:42:41 ID:qg2WOVD80
明け方の五時を待ち、バラ園へと戻るキャリー。本当に、目が醒めるような「赤い」バラである。
見入っていると、いつの間にか自分以外に一人の女がいた。美人だが、生気のない女性だ。
こんなところで何をしているのかと問うと、自分はローゼ、ドラキュラ伯爵に献上する「白い」バラの世話をしているのだと答える。
「白い、バラ……?」 女性がジョウロを傾けると、水が……いや違う、これは血だ。
「あなた……バンパイアなの!?」
「ノンキなことね……この城にいるのは、魔物かバンパイアだけだわ」
今なら見逃してあげるから、故郷に帰れというローゼ。だが悲しむ子供たちのためドラキュラ伯爵を倒さずして帰れないというキャリーに、ひとつだけアドバイスをする。
「まずは書庫に行きなさい。書庫の鍵は……そう、この間きた冒険者に預けたわ」
「私が教えてあげられるのはここまで。あとはせいぜい、早死にしないことね……」
それだけ告げると、消え去ってしまった。やはり彼女は、バンパイアだったのか……。

ビンセントにあうと、あっさり書庫の鍵をくれた。鍵を指してガラクタってあんた。

ある階段を下ると、巻物が落ちていた。契約書……と何とか読めるが、掠れてよくわからない。
「すみませんが、このあたりで巻物を見かけませんでしたかね?」
上から降ってきた言葉に階段を見上げると、ジョン・レノン激似の男が降りてきた……だがその男には、尻尾がある。
「よかった、それは大事な商売道具なんですよ……私はレノン、見てのとおり悪魔です。おっと待ってください!」
身構えるキャリーに大仰に待ったをかけると、言葉を接ぐレノン。つか本名もレノンか。
「私はあなたの敵ではありませんよ。この城に来る冒険者に貴重なアイテムを売っているのです。悪魔が金で商売とは
 嘆かわしいですが、地獄の沙汰も金次第と申しますからね」
「そうだ! あなたも私から何か買っていきませんか。その巻物を使えば、大抵の場所には向かいますので」
そこまで話すと、脇から懐中時計を取り出すと、あわただしく会釈をした。
「おっと、もうこんな時間ですか。長話が過ぎましたね。では、また後ほど……」
やはり悪魔らしく、スゥと消え去ってしまうレノン。慇懃な態度ではあったが不思議な男だ。巻物を「大事な商売道具」と
言っておきながら回収もせずに消えてしまうとは。彼の真意は……?


そしてキャリーは、迷路庭園へと向かう。待ち構えるのは恐怖のガーデンキーパーだ!



※ちなみに、スペシャル3衣装ではしっかりパンツまで作ってあるのでスライディングするとキャリーのパンツがモロなのは有名な話である。余談だが、黙示録と黙示録外伝内黙示録では衣装がノーマルスペシャルともに違う。

327 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:43:57 ID:qg2WOVD80
間違えたジョン・レノンじゃなくてジャン・レノのほうだった

・悪魔城別邸~迷路庭園~
迷路庭園。その名のとおり、まるで迷路のように入り組んだ庭園である。入り口には、犬の彫像が置かれている。豚っぽいけど。
先に進むと何かが動く気配がする。出てきたのは、貴族のような身なりをした少年だった。
キャリーより幼い少年をなだめると、とつとつと語り始める。彼はマルス。どうやら彼のいた町は魔物に襲われ、両親もおそらくは死亡。
彼自身はたくさんの友達と一緒に悪魔城につれてこられたらしい。黒いマントの魔人はどうやら、少年たちの中から誰かを探しているらしい。
そこまで語ると突然頭痛を訴えるマルス。そこに突如スタチュードッグが現れる。どうやら、入り口の石像は生きていたようだ。
逃げ出すマルス。彼を追いかけながら逃げるキャリーを追いかけるスタチュードッグ、そしてぼくらのガーデンキーパー。
彼の振り回すチェーンソーは一撃でHPを半分持っていく。彼はこの庭園をこよなく愛するフランケンシュタインである(違

追撃を振り切るとどうやら安全な場所まで来たようだ。キャリーは、ここからなら町へ帰れるとマルスを送る。これで一安心だろう。
途中、緑青の鍵を手に入れる。そういえば、迷路庭園には同名の扉があったはず。



緑青の扉を抜けると、広い空間に出る。どうやら地下墓地のようだ。しかし、据えられた棺おけは空だ。
突然、上から何かが降ってくる。どうやら女性のようだが、既に息はないようだ。

「食事の最中に押しかけてくるとは随分失礼なやつだな……いや、それともメインディッシュが運ばれてきたというべきかな?」
あの吸血鬼だ。三度、キャリーは立ち向かう。
「ここでお前を始末してやるっ!」

今度のバンパイアは、エネボールを使うと変態的な動きで回避する。さらには上空からのきりもみアタックも駆使しキャリーを襲う。
なんとか辛くもこれを撃破。だが戦いは終わらない。餌にされた女性が、吸血鬼としてよみがえったのだ!
女バンパイアは回避を行わない。しかし、霧になってこちらの攻撃を無効化してしまう。こうもりによる波状攻撃を回避し、
実体化したところを討つキャリー。ようやくに「二人」の哀れな被害者を天に帰したのだ。

バンパイアを倒すと、棺桶の底が動く。どうやら隠し通路につながっているようだ。キャリーは意を決して飛び込む。

328 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:44:32 ID:qg2WOVD80
・地下水路
どうやら通路は地下水路につながっていたようだ。だがここの水は猛毒に侵されている。この中ではあらゆる生物が生存できまい……いや。
どうやら魔物にはそんな常識も通用しないようだ。水路の中から、三匹のリザードマンが現れる。
盾と武器を使う知能を持った魔物に苦戦しながらも先に進むキャリー。なお、リザードマンたちは盛大に味方のトラップに引っかかって
奈落の底へ沈んでいく。ダメじゃん。

何度かキャリーを毒液に浸し、洗薬で洗うのを繰り返して毒キャリー完成……じゃなくてトラップを回避し地下水路を駆け抜ける。

「こうして向き合っているだけでも恐ろしいほどの魔力を感じる……さすがはヴェルナンデスの血を引く娘ね」
抜けた先には、黒い服に身を包んだ女が待っていた。彼女は自らをアクトリーセと名乗り、人は魔女と呼ぶと告げる。
「我らが魔王、ドラキュラ伯爵を復活させたのは私たちよ」
「何ですって!」
さらに彼女はドラキュラ伯爵の「完全なる復活」を果たすために、彼女の魔力が欲しいという。
「あなたには時間をあげる。我らに従うか、歯向かい地獄の苦しみを味わうか……」
それを告げると、アクトリーセはゆっくりと消えていった。
「完全なる、復活……?」


329 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:45:43 ID:qg2WOVD80
・悪魔城中心部
遂にたどり着いた、悪魔城中心部。しかしドラキュラ伯爵までは、まだ遠い。
途中、女神像の前に立つと、女神像が血の涙を流す。そしてその血はキャリーのほうにながれだし――いやこれは、ブラッドジュリーだ!

――というイベントがあるんですが、このイベント起こすといろいろいろいろと大変なのでシカトさせていただきます。
女神像をおっぽっていくとリザードマンが現れる。しかし彼は自分は魔物ではなく人間で、恐ろしい呪いでこんな姿になってしまったという。
呪いというか、もうちょっと物理的に改造された跡があるのだがそれはさておき、彼によるとひび割れた壁は「マンドラゴラもどき」と「マジカルニトロ」で破壊できるという。マンドラゴラもどきは拷問室にあるため、その鍵を受け取るキャリー。
それにしてもこのリザードマン、境遇が境遇の癖にやたらと明るい。恐らくこんなに明るいキャラは他には外伝のオルテガぐらいである。アンタいいやつだー

さて、ニトロを取りに隣の部屋に入るキャリー。だが、マジカルニトロが並んだ棚の向こう、既に逃げ出したはずのマルスがいた。
「マルス、あなたどうしてこんなところに? 脱出したんじゃなかったの?」
「こんなところ……? 脱出……?」
なぜこんなところにいるのか問い詰めるが、マルスははっきりとしない。逆に、キャリーにドラキュラ伯爵を倒せるのかと聞いてくる。
ところでこの棚を押し倒せればここで「悪魔城ドラキュラ黙示録 完」になるんですが押し倒せキャリー。無理だけど。
「ねえ、両親の敵をとってくれる?」
「友達や、町の人たちを救ってくれる?」
「……ええ、約束するわ。両親の魂に報いるためにも、ドラキュラ伯爵を永遠に封印しましょう!」


「……無理だね」
「なぜならおまえは、ここで魔物たちの手にかかって無残に死ぬからだ!」
「あまねく生きとし生けるものはその魂を魔王に捧げよ」
「忌まわしき太陽が地上を永遠に照らすことなき魔物の王国の誕生のために!」
含み笑いとそんな捨て台詞を残し、マルスは走り去る。彼はいったい……?

続く。

330 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:46:33 ID:qg2WOVD80
それはさておき、地獄のイベントの開幕です。このマジカルニトロ、近いところにあるひび割れた壁と、離れたところにあるひび割れた
壁のところまで持っていかなければならないのですが、これ「攻撃を受ける」と爆発するだけでなく、「段差から落ちる(ジャンプする)」ことでも爆発するのです! まさにすぺらんかー!
そうか、スペランカー先生はこのマジカルニトロを運搬しながら探検していたんだね、さすが先生すごいや……などと思いながらトラップを駆け抜ける。
このトラップがまた凶悪で、「釣り天井を駆け抜ける」「めちゃめちゃ細い上に足場が崩れ、下からはトカゲが火を噴いてくる橋を渡る」
「巨大な歯車の歯と歯の間を潜り抜ける(もちろん挟まれば一発死)」などなど豪華特典満載。誰かコ○ミを殺せ。

先ほど言った女神像のある間を駆け抜ける。いやぁ、イベント起こさなくてよかった。
そして闘技場のように広い部屋につく。中心に巨大な牛らしき魔物が横たわっており一瞬どきりとするが、どうやら既に息絶えているようだ。一安心。
さて、マジカルニトロを壁にセット。拷問部屋に行き執事バンパイアとメイドバンパイアを冥土に送ってマンドラゴラもどきを入手。さあ爆発だ!
……だが壁は無傷。あ、あれ? とりあえずあのトカゲもどきの部屋に戻るとこんなことを。  
「一つ言い忘れた。「紋章の封印」がなされている壁はマジカルニトロでも破壊できないらしい」
誰かこのトカゲ殺せ。最初から言え。(注:最初から教えてくれます)

このすぐ近くにも、ひび割れた壁はあった。そこを爆破し奥に進むと、どうやらそこは図書室のようだ。
調べまわっていると、天井の一部が開き隠し部屋があった。恐らく、この城の主が天文を調べるために使っていたのだろう。
「父なる太陽の前に惑星を並べよ」……太陽系を模した台の側に、赤、青、金の駒がある。おそらくはこれを並べるのだろう。
並べ終わると、台の中心から青い光が飛び出て、闘技場へと向かう。どうやらこれで紋章の封印はとかれたようだ。


2、3回キャリーを吹き飛ばしたりすりつぶしたりしながらもようやく闘技場に到着。今度はどうやら、うまく爆発できたようだ。
奥に進むと、巨大なクリスタルがある。そういえば、くる途中にエレベーターらしきものがあった。おそらくこれは、そこに魔力を
注ぐための装置だろう。先に進むため、クリスタルを起動させる。

だが同時に、天井から一筋の稲妻が走る。何事かと見やれば――息絶えたはずのウシが、よみがえっているではないか。戦ウシかない!

牛――ベヒーモスはその巨体の突進力と破壊力に優れた二つの光線を駆使してこちらに襲い来る。その生命力はゴキブリ並みにしぶとく、全身が骨になろうとも動き続ける。
ようやくの思いでベヒーモスを焼肉に変えたキャリー。その足でエレベーターへと向かうが、その前にアクトリーセが立ちふさがる。

「あのときの答えをいただこうかしら……といってもその小生意気そうな顔を見ればわかるというもの」
「ドラキュラ伯爵は必ず私が倒すわ!」
「威勢のいいこと。でも、あなたの相手は私ではないわ」
アクトリーセが指し示した場所には、生気のない女性の姿が合った。自らの波長によく似た魔力を持つその女性に戸惑うキャリー。
「この女はヴェルナンデスの戦士……伯爵様にはむかったところを生け捕りにして、吸血鬼の「呪い」をかけたのよ」
「なんということを……!」
最初こそのろいに抗ったものの今は自我なき吸血鬼に成り果てた彼女をキャリーに差し向けるアクトリーセ。
「さあっ 同族同士で殺しあうがいいわ!」
高笑いをあげながら消えるアクトリーセ。哀れなるヴェルナンデスの戦士を解放するには、倒すしかない。

二種類のエネボールと氷結かさせる霧を操るヴェルナンデスの戦士。しかし彼女の悪夢はキャリーの手によって終わりを告げた。
「助けてあげられなくてごめんね……
 ドラキュラ伯爵は必ず私が倒すから、天国で私のお母さんと、見ていてね……」
そして魔力を得て作動した昇降機にのり先に進むキャリー。ドラキュラ伯爵のいる天守閣まで、あと少しだ。

ここでちょっとラストレジオンUXに浮気したり。ていうか誰かUX最終面のクリア方法教えてくれ。

331 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 22:47:04 ID:qg2WOVD80
・科学塔~魔法塔
昇降機の先には二つの橋があったが、片方は崩れ落ちてわたれない(ラインハルト編ではこちらに向かう)。もう片方の橋を渡ると、
機械が不気味に動き続ける科学塔に入り込んだ。
投棄されるコンテナや、酸だー!トラップをよけ、魔物の研究施設らしき場所に着く。セントリーガン・トラップを回避し先に進むと、打って変わってクリスタルでできた魔法塔につく。
クリスタルの粉が舞い散る幻想的な空間だが、敵は容赦してはくれない。狭い足場をクリスタルジュリーの奇襲を回避しながら渡り継ぐキャリー。
その先にたどり着いたのは柱時計の間。もうドラキュラ伯爵まで間近だ。

332 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:38:09 ID:qg2WOVD80
・柱時計の間
扉をくぐると、大きな音を立てて鉄扉がしまる。先に進むしかない。
それまでと打って変わり、人はおろか敵すら見当たらない、ただ時計が時を刻む音だけが響く広間。
その先は、塔の屋上であった。


「正直言って驚きだわ……あのヴェルナンデスの女を倒して、ここまでたどり着くなんて」


そこに待ち受けていたのは、あのアクトリーセ。予想を裏切りここまで生きてたどり着いたキャリーを、再度誘惑する。
「今からでも遅くないわ。その身体も魂も魔王に売り渡して魔王復活にその力を捧げなさい!!」
「簡単なことよ。百人の子供の命を捧げればいいの」
「永遠の命と美貌を手に入れるため……私は自分の子供さえ捧げたのよ!」

「……私のお母さんは、本当のお母さんじゃなかったけど、私を心から愛してくれた」
「そして最期には自分の命を犠牲にして私を助けてくれた」
「だから私は、幸せだった」
「でも、あなたの子供は本当のお母さんにさえ、愛してもらえなかったなんて……
 それじゃあ、それじゃあ可哀想だよ……」

「……不愉快だわ」
「貴方のその目は私の子供と同じ目をしている……とても不愉快だわっ!」
「自分以上にかわいいものがこの世に存在するものですか!」
「お前の心臓を抉り出して魔王に捧げてやるっ!」


「そんなっ!? この、私が……!?」
クリスタルを自在に扱うアクトリーセの魔力、しかしその魔力もヴェルナンデスに継がれてきた退魔の力の前には無力であった。
もだえ苦しむ彼女は、その美貌を醜い骸骨へと変え――結晶化し、砕けて散った。
「――私の力は、魔王を封じるための力」
「ドラキュラ伯爵はそれを知っていて、あなたを足止めに利用したのよ」
「ドラキュラ伯爵……彼だけは絶対に許せない!」
赤い月が悪魔城を照らす。そこから伸びる階段は雲の向こうへときえ――その天守閣に、魔王はいる。
柱時計の間に戻ると、ふさがれていた扉が開いていた。奴は私を呼んでいる。キャリーは臆することなく、その扉をくぐった。



・時計塔
ついに、ここまでやってきた。この時計塔を抜ければ、悪魔の棲む天守閣まで道をふさぐものはない。
複雑に絡み合う歯車とシャーシを登り、キャリーは突き進む。
余談であるが、この歯車にはさまれるとキャリーは押しつぶされる。結構、死にパターンが多いのもこのゲームの特徴である。
狭い通路と広い歯車の空間を交互に潜り抜け、先へ先へと進み最期の扉を抜けると――長い長い空中階段が現れる。
そう。ついに、魔王ドラキュラ伯爵、その喉元へとたどり着いたのだ。
キャリーは最後の戦いに階段を一段一段上っていく。

333 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:39:03 ID:qg2WOVD80
・悪魔城天守閣
※ここからはバッド・グッドでわかれます。




・悪魔城天守閣~ビンセントと戦わない(グッドエンディング)、レノンと戦わない
ついに悪魔城天守閣にたどり着いたキャリー。
「――お待ちしておりました」
その彼女を、呼び止める声が。振り向くと、あの悪魔商人レノンがそこにいた。
「いよいよクライマックス、といったところですかな?」
彼によると、突然ながら別れをつげに来たという。
「もうじき、世界的な規模の大戦争が起きるという情報が入りましてね。
 悪魔にとって人が多く死ぬ戦争は稼ぎどころですので、私はそこにいかなければなりません」
「――もう貴方とも、お会いすることもないでしょう。――生きてらっしゃる間はね」
そしてレノンは別れを告げると、霧と消えてしまった。不思議な男であったが、もはや彼女とは関わりもない男だ。
キャリーは足を進める。

やがて、悪魔城最上階――雲の果てにたたずむ、天守閣へとたどり着いた。
そこに安置された棺に近づくと、突然蓋がガタガタと震えだす。勢いよく開いた底には、しかし何も……いや。
霧が、中から噴出し、集まりだす。そして――実体を持った。

「ふはははははは。偉大なる魔王に楯突く愚か者めが、殺されにやってきおったか」

老いた外見を持ちながら壮健、重厚なる空気をまとった、白髭をたくわえた赤いマントの魔人。

「よかろう。貴様の望みどおり、その身を八つ裂きに引き裂いてやろう!」

魔王、ドラキュラ伯爵が目覚めたのである。



魔王ドラキュラはその身を霧と化してこちらの攻撃を回避する。そして、実体化してこちらに襲い掛かるのだ。
・火炎蝙蝠攻撃
・ようじょの首筋に噛み付く変態攻撃
・火炎攻撃
・マントの前をあけて「ほーらみてごらん」「イヤァァァァ! 変態!」攻撃
・二段構えの衝撃波攻撃


「ぐおおおおあああああっ!」
ぶっちゃけ弱いドラキュラ伯爵を倒すが、彼は呻きながらも含み笑いをする。
「これで倒したと思っているのか……? これで世界は救われたと思っておるのか」
「欲望に歪み、罪に汚れた人間の手で世界を覆う闇の侵食を止められるはずがない!」
「やがてすべてが闇に呑まれるのだ! 己の無力さを嘆くがいい……」
それを最期に、ドラキュラ伯爵は塵と消えた。その言葉の意味は……?

うかうかしてはいられない。今の衝撃はこの天守閣そのものを崩してしまった! 急いで脱出しなければ。

334 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:40:26 ID:qg2WOVD80
・悪魔城天守閣~ビンセントと対戦(バッドエンディング)
「私は、忠告したはずだ……決して、吸血鬼を侮ってはならないと……」
そこに現れたのは、ビンセントだった。哀れにも、その姿は既に吸血鬼と化したものだ。
「貴様の未熟な技など、吸血鬼の弱点を知り尽くした私には通用せぬぞ!!」
ところで、真ドラキュラ第一形態ですらただのボス戦BGMなのにこいつジルドレと同じBGMです。何様だ。
様々な道具を駆使するが、やがて毒液と聖水を間違えたのに気づかずにばら撒き続け自分で自分を滅ぼしてしまった。


やがて、悪魔城最上階――雲の果てにたたずむ、天守閣へとたどり着いた。
そこに安置された棺に近づくと、(中略)


ドラキュラ伯爵を倒したキャリ-。
「ヴェルナンデスの戦士さん、お母さん、見ていてくれましたか……」
ふと気配を感じ振り向くと、マルスがいた。無事だったのだ。
彼女のもとに走りより、問いかけるマルス。
「ねえ、ドラキュラは死んだの?」
「ええ……」
「ドラキュラは、もう二度と復活することはないの?」
「うーん……」
少し考え込んだ後、キャリーはこう言った。
「それはきっと、人間次第なのかもね……」


馬車に揺られ、帰路につく二人。
「あ、あの……あのね……その、村に帰ったら……僕のお嫁さんに……なってほしいんだ」
「え!?」
「お願いだよ、キャリー! うんと言ってよ!」
「だって、そんな、急に言われても……」
「必ず幸せにするから! 約束するから!」
「でも、私たち、私たち、まだ若いじゃない? 結婚はまだ早いわよ」
「じゃあ、約束して。大人になったら僕のお嫁さんになるって」
「うーん……マルスは私を守ってくれるような紳士になってくれる?」
「うん! どんなことがあっても必ず守るよ!」
「そうね、じゃあ、考えておくわね」
「ダメだよ! いま返事してよ! 大きくなったら、僕のお嫁さんになるって!」
「はいはい。わかったわ」


「じゃあ大人になったら、私はマルスのお嫁さんになります。これでいい? うふふふ」


「……うん、充分だよ。今ので契約は成立した……」
「なあに? 今なんて言ったの?」
「ううん、なんでもないよ」


これで、魔王は倒されたのだろうか?
これで、何もかも終わったのだろうか?
すべては、闇に散ったドラキュラ伯爵だけが知っている……。

悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~
バッドエンディング

335 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:42:18 ID:qg2WOVD80
・真・ドラキュラ伯爵降臨~グッドエンディング
崩れ落ちる階段を駆け抜けるキャリー。そのとき、どこからともなく矢が打ち込まれる。
空を見上げると、黒いユニコーンを駆って――マルスが姿を見せる。
そして、キャリーを誘うかのように時計塔のほうへと飛んでいく。

どうにか、時計塔屋上までたどりつくキャリー。そこに待ち構えていたマルスから、先ほどのドラキュラ伯爵とは
比べ物にならぬほどの邪悪な気の本流を感じ取るキャリー。


「貴方はいったい誰なの、マルス!?」

「我が身代わりを破ったその力……たかが虫けら思っておったがこれ程とはな……」
「魔王ともあろうこの私が、いささか戯れが過ぎたようだ」
「み、身代わり……? 貴方が、魔王ですって……? ま、まさか!」
「愚か者め。本気でこの私を倒したつもりでおったのか? 貴様が倒したのはこの私が
 完全なる覚醒を果たすまでの足止めだったのだ」
雷光に包まれる、マルス。一瞬の閃光の後、そこに立ち尽くしていたものは――


黝い髪、黝い衣装に身を包み、力強き若々しさを身にまといながらまるで生気を持たぬ男。
人外の美貌と妖艶なる雰囲気を漂わせ、どこまでも冷徹な瞳を持つ者―ーそう。
「我が名はドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ!」
「魔界の王にして絶対の支配者だっ!」


「貴様が倒した我が下僕、ジルドレは人間に転生した我が100年前の記憶を取り戻し、
 魔王としての覚醒を果たすまでの足止めに過ぎん」
「唯一つの誤算は、我が完全なる覚醒を果たすまでに思いのほか時を費やしたことだ……」
「今我はここに復活せり!」
「さあ、愚かで貧弱な虫けら、人間ども。絶対的な力で支配してやろう」
「この世を暗黒に包み、魔王の元にすべては平等となるのだ!」
「さもなくば死、あるのみ!」


テレポートを駆使する真・ドラキュラに苦戦しながらもその身に「退魔の力」を叩き込むキャリー。
天に焦がれるようにその手を差し伸べ――地に倒れ付す。一瞬の光の後、そこに倒れていたのはマルスであった。


「マ、マルス?」
「こ、ここは……僕はいったいどうなってたの……?」
どうやら、何も覚えていないようだ。魔王ドラキュラは滅んだのだろうか? 手を差し伸べるキャリー。
「騙されるでないっ!」
突然、辺りが火の海に包まれる。

ビンセントだ。いまだ生き延びていたのだろうか。この炎は、聖水によって生じたもののようだ。人間には何の害もなく、キャ

リーは無事だがマルスは……
「ぐおおおおおおおあああ!」
その身を焼き焦がし、悶え苦しんでいる。やはりマルスは……。

「ばか者!見かけに惑わされるでない! まだ判らんのか! その少年こそが、真のドラキュラ伯爵なのだ!」
「どけっ! このわしが止めを……」

「お、おのれ、忌々しい人間どもめ……どこまでもこの私にたてつくというのだなっ!」
「よかろう、この魔王ドラキュラの真の姿に恐怖するがいい!」

マルスの――いやドラキュラ伯爵の目が妖しく光る。空間が捻じ曲がる。そして――


続く。

336 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:42:58 ID:qg2WOVD80
――どこまでも、荒涼とした大地が続く世界。
空も空気も、大地も黄色く染まった、無限に広がる異世界にキャリーは立ち尽くしていた。
そして、彼方から降り来るものがある――ドラキュラ伯爵、その真の姿だ。
その姿は、百足の下半身を持った巨大なドラゴンだった。今ここに、最期の決戦が始まる。


巨大なコロナを生み出し、砂塵を巻き上げ、炎を吐き。何頭もの炎の竜さえ使役し、キャリーを追い詰める真なるドラキュラ。
その力はまさしく魔王。ちなみにコロナは攻撃を当てると分裂し地に触れると大爆発する厄介な攻撃ですが、ドラキュラ伯爵も

ダメージを受けます。だめじゃん。


雷鳴がとどろく。大地が鳴動する。風が吹きすさび、砂塵が舞い上がる。
巨大なドラゴンが咆哮し、その身を爆発炎上させる。

風が、ドラゴンに向かって吹く。いや、その足元に吸い寄せられているのだ。
巨大な、漆黒の穴が広がる。魔王がその深遠へと沈んでいく。
やがて孔は光の柱と化し――天に伸びて消えた。
再び空間がよじれる。


気がつくと、悪魔城を見渡せる湖の辺に立ち尽くしていた。見るうちに、崩れ落ちる悪魔の牙城。人々を苦しめていた悪魔は―

―今ここに消え去ったのだ。


「――本当に、ここでいいのかい?」
「ええ、ありがとう」
そして。すべてが終わり、平和が戻ったとき、キャリーは馬車に乗せられ、丘のふもとまでやってきていた。
ドラキュラ伯爵を倒したことを、2年ぶりに参る養母の墓に報告するためだ。
小高い丘の上――ひっそりとたたずむ一つの墓に、キャリーは花を供える。すべてが終わったことを心の中で告げて――


悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~
グッドエンディング

337 :悪魔城ドラキュラ黙示録~キャリー編~:2007/08/28(火) 23:46:36 ID:qg2WOVD80
これでキャリー編は終わりです。とちゅうさるさん規制にかかった。


とりあえず、間違いなく名作の一つだろう。……カメラワークさえ改善されればだけど。
カメラワークがアレなのだけはいかんともしがたい。ぶっちゃけ、難易度はそれほど高くない
(もっともラインハルト編は別だが……)んだけど、敵の位置や足場の位置関係が捕らえづらくて
踏み外すことが多々あり。

これが黒歴史扱いなのがいまいち納得いかん。ドラキュラ伯爵カッコいいのに。
あとキャリーの隠し衣装スタッフはっちゃけすぎ。
ちなみに、キャリー編で一切出番のなかったラインハルト編で戦うらしい。
今回デスが何をやっていたかについては、黙示録外伝で明らかになる。


380 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/07(土) 14:21:11.74 ID:7g/i0x+n0
悪魔城ドラキュラ黙示録 ラインハルト編の話を投下します。
全て書くのもアレなのでキャリー編と違う部分だけ書いていきます。


381 :悪魔城ドラキュラ黙示録:2012/04/07(土) 14:24:33.18 ID:7g/i0x+n0
・悪魔城別邸
明け方、赤バラしかないバラ園で辺りを見回していると、ジョウロを持った一人の女性がバラ園に入ってきた。
ローゼと名乗る女性は白バラに水をやりにきただけだと言って、白バラにジョウロで血をかける。
「君は…バンパイアなのか!?」
「ノンキなことね…この城にいるのは、魔物かバンパイアだけだわ」
吸血鬼を狩るベルモンドの血を引くバンパイアキラーが吸血鬼である自分を殺そうとしない事に首を傾げるローゼ。
その疑問にラインハルトは、無抵抗の者を攻撃するのは父の教えに反する、と答える。
そんな彼にローゼは、その甘さは命取りになる、と断言する。
それから、書庫に行くアドバイスをして姿を消していった。


・地下水路
ラインハルトが地下水路を抜けた先にある部屋に入ると、ローゼが部屋に差し込む日の光を浴びようとしていた。
彼女のやろうとしている事に気づき、彼女を止める。
「やめろ!馬鹿な事をするんじゃない!」
「いや!止めないで!」
自殺しようとした自分を止めた理由を問うローゼ。
熱心なキリスト教徒であるラインハルトは、何人も自害する事は神がお許しにならない、と答える。
それを聞いてローザは自分を殺すようラインハルトに頼む。
だが、ラインハルトはそれを拒否する。
ローゼは諦めて姿を消した。


382 :悪魔城ドラキュラ黙示録:2012/04/07(土) 14:26:01.81 ID:7g/i0x+n0
・悪魔城中心部
ベヒーモスを倒し、その足でエレベーターへと向かうが、その前にローゼが立ちふさがる。
「私は忠告した筈だわ。早くこの城から立ち去りなさい、と。」
「俺にはドラキュラを倒すという使命がある!」
「伯爵様の敵は、我らバンパイアの敵!私はお前を殺す!」
並の吸血鬼を遥かに凌ぐ力を見せるローゼだったが、ラインハルトは自慢の鞭でローゼの剣を叩き落とす。
トドメを刺すよう懇願するローゼ。
だが、ラインハルトは彼女を殺せない。
そこにドラキュラの右腕である死神が現れる。
「やはり、バンパイアになってから日の浅いこの女に貴様を倒す事はできなかったか」
だが、時が経てば呪いが深く染込み、身も心も完全なバンパイアになる。
再び戦わせるのが楽しみだと言い残して死神はローゼを連れて消えた。


・処刑塔
ラインハルトが屋上に出た途端、待ち伏せしていた死神の奇襲に遭い、ピンチになる。
死神のトドメの一撃がラインハルトに直撃するかに思われたが、
その時、ローゼがラインハルトを庇って死神の一撃を受ける。
先ほどの一撃が致命傷になったらしく、ローゼは力尽きようとしていた。
彼女はラインハルトに自分のような思いをする人を
これ以上、増やさないためにドラキュラを倒して欲しい、と頼んで消滅していった。
「死神め…貴様だけは絶対に許さんぞ!」
「バンパイアキラーが吸血鬼の死を見て、何を怒っている?」
「これは、バンパイアキラーとしての怒りではない。人間としての俺の怒りだ!」
空を飛び、召還魔法を自在に操る死神であったが、
強力な召還魔法を使用する際に生じる大きな隙を突かれ、敗れる。
「この先で貴様を待っているのは絶望だ!
暗黒の世界で貴様が来るのを待っているぞ!!」
そう言い残して死神は消滅していった。

383 :悪魔城ドラキュラ黙示録:2012/04/07(土) 14:28:01.03 ID:7g/i0x+n0
・バッドエンディング
ドラキュラ伯爵を倒したラインハルト。
「ローゼ…仇は、仇はとったぞ…」
ふと気配を感じ振り向くと、マルスがいた。無事だったのだ。
帰路につく二人。
その際、ラインハルトは思う。
ドラキュラを倒した。
だが、人間の醜い欲望がある限り、奴が再び蘇らないとも限らない。
命ある限り、いや、命尽きようともドラキュラと戦い続ける。
それがベルモンド家の血を引くバンパイアキラーの宿命なのだから。


・グッドエンディング
ドラキュラ伯爵を倒したラインハルト。
崩れ落ちる悪魔の牙城。人々を苦しめていた悪魔は今ここに消え去ったのだ。
だが、ラインハルトは思う。
人間とドラキュラの戦いに終わりは無いのか?と。
その時、空からバラが降ってきた。
そのバラから一瞬の閃光の後、そこに立ち尽くしていたものは死んだ筈のローゼだった。
ドラキュラが倒れたおかげで彼女は元の人間に戻っていた。
再び彼らは思う。
闇との戦いは避けられないのだろう。
だが、人には人を信じる心がある。人を愛する心がある。
それが強い力になって、人に絶望と戦う勇気を与えるだろう。
そう、希望があるかぎり、人間は邪悪なものに負けたりしない、と……

384 :ゲーム好き名無しさん:2012/04/07(土) 14:31:11.81 ID:7g/i0x+n0
以上です。
補足および訂正すべき点がありましたら、補足および訂正をお願いします。






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