ARMORED CORE 4

ARMORED CORE 4(アーマード・コア 4)

part32-221

part36-113~119,121 少し詳しく


221 :アーマードコア4:2007/08/12(日) 20:59:40 ID:pJNd8TMI0
人口増加による資源不足と貧富の差の拡大から、世界中でテロや暴動が発生し、国家のあり方が問われるようになっていた時代。
ある時、国家に武器を売りつけていた超巨大企業群が国家に対して戦闘をしかける。
企業側は「ネクスト」という新兵器を擁していた。これはこっそり開発されていた新技術のおかげもあって1機でそれまでの一般的な兵器であったAC「ノーマル」数十~数百にも匹敵する馬鹿げた戦闘能力を有するのだが、これが合計26機も投入されたおかげで国家側は完全敗北。
企業側は国家という概念自体を破壊してしまい(国家解体戦争)、新たな体制が築かれる。
一般市民はコロニーに押し込まれ、富は「企業」に際限なく吸収される時代、パックス・エコノミカの到来。

そんなコロニーの一つ、アナトリア。ここではイェルフェネルト教授という人がネクストの操縦に関わる大事な技術を研究開発しており、主にそれを企業に売却することで生計を立てていた。
しかし、教授の死後、その技術は弟子達によって別のコロニーへと持ち去られてしまい、コロニー政府は金策に悩む。
同じ頃、イェルフェネルト教授の娘フィオナが国家解体戦争で重症を負ったノーマルのパイロット、主人公を保護していた事が発覚。
政府はこいつを技術開発用に持ってたネクストに乗せ、傭兵として企業側に売り込んで生計を立てようと画策する。
こうして主人公はノーマル乗りであるレイヴン(ワタリガラス)からネクスト乗りであるリンクス(ヤマネコ)へジョブチェンジすることになる。
このネクスト、汚染物質をバリアに使用し、更に機体に神経接続して操縦するためパイロットの寿命は極端に短くなるという代物。
主人公は適正が低く、寿命をすり減らしながら戦うことになる。その事をフィオナは気に病んでいた。

この時、企業間の敵対関係は以下の通り。
レイレナ側
レイレナードグループ、インテリオルグループ、BFF、イクバールグループ、GAヨーロッパ

オーメル側
ローゼンタールグループ、GAアメリカ

ネクスト戦力の不足に悩んでいた企業「GAアメリカ」に売り込み成功した主人公は、反体制組織の最右翼マグリブ解放戦線の擁するイレギュラー(無所属)ネクストを撃破。
こいつは使えると判断したGAアメリカは、こっそり敵側に渡ろうとしていたGAヨーロッパを主人公に粛清させる。
レイレナ側はこれを口実に報復攻撃に出る。これがリンクス戦争と呼ばれる戦争の幕開けであった。

このネクスト戦争において、傭兵として活躍したリンクスが2名。主人公と、もう一人をジョシュアと言う。
彼らはレイレナ側とオーメル側を行ったり来たりしながら戦争に参加していたが、最終的に主人公がレイレナード本社とBFFを叩き、レイレナードグループ内のアクアビットという企業をジョシュアが壊滅させ、オーメル側の勝利で戦争は終結する。

戦争は終結したが、最後にジョシュアがレイレナードの機体を駆ってアナトリアコロニーに侵攻。更に同時刻、オーメル側からも口封じとして刺客が投入される。
主人公は辛くもこれらを撃退する。(なお、オーメルの刺客はジョシュアの口封じも任されていた模様)

明らかにアナトリアではなく主人公を狙って投入されたこの2つの脅威を見て、主人公はアナトリアを去ることを決意する。すっかり懇意になったフィオナも同行するようだ。
長年の酷使ですっかりボロボロになってもなおコロニーの事を考える2人に、政府は引き止める言葉を持たなかった。


114 :ARMORED CORE 4:2008/02/18(月) 05:44:55 ID:gPeW9dAw0
近未来。
人口増加による資源の減少に比例するかのごとく、社会的地位の格差は大きくなり続け、反乱分子によるテロが相次ぐようになってしまう。
国家は多発するテロ制圧するべく、新型兵器アーマード・コア(AC)を投入するが、テロは治まることを知らず、次第に国家としての威厳を失い始めていた。
そして事件が起こる。
兵器開発に伴い、多大な資金を得た企業たちが国家の存在に異議を申しだてたのだ。
国家は企業の挑発に乗り、持ち前のアーマード・コアを使った兵力で企業に対し頑として対抗する意識を見せる。
だが、兵器を提供することで得た資金力を持つ企業は、次々と新型兵器を開発。当時新たなエネルギーとして注目していた「コジマ粒子」も、兵器に運用するようになった。
兵力に歴然の差が生じた両者の睨み合いの果て、先に企業が動き出す。
新技術をふんだんに使った新たなアーマード・コア、通称ネクストACを26人のリンクス(この26人をオリジナルと以降呼ぶことになる)と呼ばれるパイロットに託し、一方的な攻撃で企業の勝利という形で幕を閉じた。
国家が消滅。
社会的地位を築いた企業たちは、資本主義をベースとしながら、社会主義を装う政治統制を開始。
企業関係者は裕福な生活が与えられ、その他の人間は「コロニー」と呼ばれる集団生活地帯に押し込まれる形なり、苦しい生活を送ることになった。
そして、ネクストACは、国家間の抑止力だったという域を超え、恐怖政治の材料として運用するようになった。

この一連の事件を「国家解体戦争」と人は呼んだ。

115 :ARMORED CORE 4:2008/02/18(月) 05:45:42 ID:gPeW9dAw0
企業の偏った政治の中で暮らす人間たちの中で、舞台となったのは、コロニー「アナトリア」。
アナトリアはイェルネフェルト教授によるネクストACの制御技術を企業に売ることで生計を立てていたコロニーだったが、
教授が死去したことにより、技術が漏洩。企業にとってアナトリアは、ただの居住区と認識されてしまった。
アナトリアを管轄するエミール・グスタフは、稼ぎをなくしたアナトリアを救うべく、色々な策を考えていたが・・・どれもうまくいかない。
一日一日と時が刻む中、ある日アナトリアに一人の男(主人公)が迷い込む。
アナトリアに迷い込んだ主人公は傷が深く、手当てが必要だっため、エミールは教授の娘のフィオナに保護を命じた。
主人公の正体は、国家解体戦争でACで企業と戦ったレイヴン(庸兵)であった。
そのことを知ったエミールは閃く。
主人公をネクストACのパイロットにさせ、庸兵業に就かせる。それで得た資金でアナトリアを養っていこうと考えたのだ。
幸いにも、主人公はネクストACに乗るためのAMS適正も少なからず持っており、エミールはすぐさま雇ってもらう企業を探し、戦力不足に陥っていたGA社に主人公を向かわせた。
フィオナを主人公のオペレータとして任命させ、エミールに希望が沸く。
だがフィオナは、アナトリアになんの関係のない主人公が、ネクストACの搭乗による精神負荷を与えながら庸兵業をすることに、胸が詰まる思いだった。


116 :ARMORED CORE 4:2008/02/18(月) 05:46:38 ID:gPeW9dAw0
GA社のリンクスとして活躍する主人公。
始めはテロや反体制組織の殲滅を担当していたが、次第にレイヴンであった腕を発揮。凄みを増していく。
遂に、ホワイトアフリカの反体制組織「マグリブ解放戦線」の英雄、アマジーグのネクスト「バルバロイ」を撃破してしまう。
これにより主人公の名はレイヴンだった頃知名度も相まって、急速に注目を浴びるようになる。
だがそれは、アナトリアに危険が及ぶ可能性もあった。

そしてGA社は、主人公による活躍で次第に力を持ち始め、企業グループ内での活動も激しさを増していった。
GA社は敵対企業「アクアビット」と繋がっていたGAEハイダ工廠を壊滅させる。
これから大きな変化が起こるのであった。

そんな中現れたジョシュア=オブライエンという男。
彼も同じように生まれ育ったコロニー「アスピナ」を養おうと庸兵業をしているリンクスであり、フィオナとなにかしらの関係を持っていた。


117 :ARMORED CORE 4:2008/02/18(月) 05:47:32 ID:gPeW9dAw0
GAEハイダ工廠を壊滅させたGA社に対し、繋がりを失ってしまったアクアビット。
そのことに憤慨したアクアビットは、猛反発。後、GA社に対して報復攻撃をおこなう事態になった。
そして連鎖反応のごとく他企業も対立に介入。
元々高度な技術であったコジマ粒子を利用したコジマ技術は、企業が喉から手が出るほど欲しいものであり、利権を求めて介入するのはごく当然のことであった。
結果、オーメル陣営(GA、ローゼンタール、オーメルサイエンス、イクバール)とレイレナード陣営(レイレナード、BFF、インテリオル)で対立することになり、世界規模での戦争にまで発展したのだった。
初期の頃は激しさを増していなかったものの、海上を大部隊が護衛するなか移動するBFF社が、主人公により壊滅したことに戦争は一変。
ネクストACが勝敗を分ける戦争となった。
ネクストACが動くことによるコジマ粒子の放出は、自然形態に被害を与えるが、戦争は止まらず、世界は次々と戦火に呑まれていく。
そして、ジョシュア=オブライエンと主人公は、共に相手企業を壊滅させるために動く。

118 :ARMORED CORE 4:2008/02/18(月) 06:01:48 ID:gPeW9dAw0
ジョシュアと主人公は敵対するレイレナード陣営を壊滅。戦争を無事に終わらすことができたのだった。
コジマ粒子による環境破壊により、世界は回復への道を探し、再び平和が戻る兆しを見せた。
そして主人公の活躍により、アナトリアも裕福になり、エミール、フィオナ共に主人公に多大な感謝をするはずだったが・・・これで終わりではなかった。
新型ネクストACをイェルネフェルト教授が開発した技術でほぼ完成させていたレイレナード社の残党が最後の攻勢に出たのだ。
レイレナード社は、多大な操縦技術を持ったジョシュア=オブライエンに新型ネクストACを託し、この戦争で最も活躍した人物である主人公を始末するよう命じた。
ジョシュアは窮地に立っていた。
主人公はすでに企業から目の敵にされている。それは、フィオナとアナトリアに危険が及ぶということを指していた。
ジョシュアも高い精神負荷でやがて死ぬ。その前に主人公と自分のいずれかが死ななければ、また危険が及ぶ。
承諾したジョシュアをアナトリアへ急行。襲撃をする。
主人公も駆けつけ、最後の闘いが始まり、遂にジョシュアは倒れる・・・そして主人公も、長期間の精神負荷により、意識を失うのであった。



121 :ゲーム好き名無しさん:2008/02/18(月) 13:15:17 ID:4DGt4CXpO
ちなみに新作ARMORED CORE for Answerにて、ジョシュアのACホワイトグリントの名前が付いたACが登場する。
パイロットは不明だけど、オペレーターに就いてるのはなぜかフィオナ……。
4の主人公が新作では敵として登場する!?

最終更新:2010年07月04日 22:43