ポケモンコロシアム
part32-303~306
- 303 :ポケモンコロシアム:2007/08/25(土) 12:08:17
ID:huNcVtwe0
- ☆用語集&システム解説
スナッチ・・・対戦相手のポケモンを奪うこと(ダークポケモン以外をとったら とろぼう!)
ダークポケモン・・・ココロを人工的に閉ざされ、戦闘マシンに変えられたポケモン。以下の特徴を持つ。
1.技のひとつが強制的に「ダークラッシュ」に変更させられている。
2.経験値が入らず、レベルアップもしなければ進化もしない。
3.わざマシンなどを使い、技を覚えさせることができない。
4.性格や覚えている技を失っている。
5.通信交換に出せない
ダークラッシュ・・・タイプ:ダーク、物理攻撃、威力90/命中100。PPは無限。攻撃の反動を受ける。
この技を使用すると、気持ちが昂ぶってハイパー状態になることがある。
ダーク・・・どのタイプのポケモンに対しても、弱点や半減や無効にならないタイプ。
ダークタイプのポケモンは存在しないため、タイプ一致にもならない。
ハイパー状態・・・ダークポケモンがなる状態。以下の特徴を持つ。
1.ダークラッシュを使うと、急所に当たりやすくなる。
2.ダークラッシュ以外の技を使おうとすると、言うことを聞かずに、トレーナーを襲ったりする。(実害はない)
3.どうぐを受け付けなくなり、回復等ができない。
4.「よびかける」コマンドを使用すると、元に戻る。
よびかける・・・「にげる」コマンドの代わりに追加されているコマンド。
ハイパー状態を治す他、「ねむり」状態を解除したり、何もしたくないときにも使える。
リライブ・・・ダークポケモンを、元に戻すこと。
方法としては、手持ちに入れて連れ歩く、戦闘に出す、育て屋さんに預ける、
店でコロンを買いマッサージする、ハイパー状態の時によびかける、の5つがある。
これらの方法を繰り返し行なうことによってリライブは進行し、だんだんとポケモンのココロが開いてきて、
失っていた性格や技を徐々に取り戻していく。
充分リライブが進行したら、ある特定の場所に行くことで、リライブは完了する。
リライブが完了すると、ポケモンは完全に元に戻る。
「ダークラッシュ」に変更させられていた技が元に戻り、
今まで入るはずだった経験値が入り、レベルアップや進化をする。
- 304 :ポケモンコロシアム:2007/08/25(土) 12:09:35
ID:huNcVtwe0
- 舞台はオーレ地方。
町や建物が点々と散在しているが、その他の土地は茶色い土と岩ばかりの荒野だ。
ポケモンが飛び出してくる草むらも、ポケモンが釣れる水辺もない。
そう、ここには野生のポケモンがいないのだ。
そんなオーレ地方で悪名を轟かせているのが、悪の集団・スナッチ団。
彼らはスナッチマシンというものを使い、ポケモンバトル中に、相手のポケモンを奪うという悪事を繰り返していた。。
大きい岩と岩の間に、隠れるように建っている建物、それがスナッチ団のアジトだ。
ある日、スナッチ団のアジトで、爆発が起こった。
スナッチ団のエリートスナッチャーであるレオ(名前変更可能)が、スナッチ団を裏切ったのだ。
レオは、扉の中にあった、小型のスナッチマシンを奪い、バイクに乗って逃げた。
レオは、町外れのスタンドまで逃げてきた。左肩から左腕かけて、スナッチマシンを装着している。
中に入ると、テレビで、スナッチ団のアジトで爆発が起こったこと、
そしてそれは、内部分裂のためらしいということを報道していた。
アジト内にあった、スナッチマシンも全て壊れてしまったらしい。
スタンドから西にバイクを飛ばし、フェナスシティにやってきた。
ここには水がふんだんにあり、街の中央には大きな噴水がある。
二人組みのゴロツキが、麻袋を運んでいた。いかにも怪しい。
「ここから出してよ、人さらい!」
麻袋からそんな声が聞こえてきた。レオは、ゴロツキにポケモンバトルを挑む。
オーレ地方では、ダブルバトルで戦うのが、暗黙の了解になっている。
レオは、昔からの仲間である、エーフィとブラッキーを出して、ゴロツキ共に勝利した。
麻袋の中から出てきたのは、かわいい女の子。彼女は、ミレイ(名前変更可能)と名乗った。
ミレイは、頼る人がいないので、しばらく同行させてほしいと頼んできたので、レオは渋々OKする。
ミレイが、市長のバックレーに会って、協力してもらおうと言うので、市長の家に行く。
実はミレイが誘拐されそうになったのは、何かヤバイものを見てしまったかららしい。
バックレーはデブの、ギャグマンガにでも出てきそうな風貌のおじさんだ。
ミレイは、市長に説明する。
「わたし、見たんです。黒いオーラをまとった、まるで戦闘マシンのようなポケモンを。
しかも、そのポケモンは、人を襲うんです!
そのポケモンを見たせいで、わたし、さっきまで、怖い人たちに捕まっていたんです」
「ふむ。それはダークポケモンだな。ポケモンのココロを人工的に閉ざし、戦闘マシンに変えるという・・・。
よし、解った。わしも、そのダークポケモンについて調べてみることにしよう」
市長は協力してくれた。
ミレイはレオに、何とかしてダークポケモンを助けてあげられないかと言う。
そういえば、ここにスナッチマシンがあるではないか。
モンスターボールがあれば、スナッチして、助けられるのでは?
しかし、モンスターボールはどうやって調達しよう。オーレ地方に野生のポケモンがいなくなって久しい。
普通のショップには、ボールは売ってないのだ。
聞き込みをしたところ、町外れのスタンドで売ってたのを覚えている人がいた。
さっそくスタンドに行き、マスターに話をすると、モンスターボールを売ってもらえることになった。
フェナスシティに戻り、市長の家に行ってみると、市長は留守だった。
その代わり、悪の組織シャドーのミラーボと名乗る人物がそこにはいた。
ミラーボは、ミレイを指差しながら言う。
「その娘は、普通の人間には見えないモノが見えてしまうんです。それは、ボクらにとって、非常にまずいんです」
ミラーボは、手下をけしかけてきた。レオは立ち向かう。
ミラーボの手下は、マクノシタを出してきた。ミレイが言う。
「あっ、あれよ!黒いオーラをまとったポケモン、ダークポケモンだわ!わたしには、見えるの!」
だが、レオには見えない。やっぱり、普通の人には見えないモノらしい。
レオはマクノシタをスナッチすることにした。まず、普通に野生のポケモンを捕まえるように、HPを減らす。
そして、スナッチマシンを装着した左手に、モンスターボールを握ってチャージすると、
ボールはスナッチボールへと変化する。マクノシタ目がけて、スナッチボールを投げる。
”やった!マクノシタをつかまえたぞ!”
負けたミラーボ達はすごすごと退散した。
「フフフ。キミがレオか。キミとは、また会うことになりそうだ」
声をかけられたのでふり向くと、長い銀髪の男がいた。男は悠々と去っていった。
- 305 :ポケモンコロシアム:2007/08/25(土) 12:10:18
ID:huNcVtwe0
- レオはミレイをサイドカーに乗せて、荒野をさらに西へと走る。
途中に、工事現場があり、なにか巨大な施設を建設中のようだった。
ゴロツキたちの町、パイラタウンに着いた。ギンザルというマッチョな男性が取り仕切っている町だ。
ギンザルに話を聞くと、最近、ミラーボという男が悪さをして困っているとのこと。
ここには、ポケモンセンターがないので、回復には金を払ってホテルに泊まるしかない。
バトル広場と呼ばれるところにいるトレーナー達と、レオはバトルした。
彼らは一人に一匹ずつ、ダークポケモンを出してきた。
レオには解らないが、その都度ミレイが、ダークポケモンがいることを教えてくれる。
ブラッキーとエーフィとマクノシタだけでは心細いので、スナッチして手持ちポケモンを増やす。
パイラタウンの怪しいビルに潜入する。そこにはミラーボとその手下たちがいた。
繰り出してくるダークポケモンをスナッチしながら、ミラーボを撃破する。
やはり、ミラーボが所属しているという、「シャドー」という組織が怪しい。
ミレイは、おじいさんを訪ねていこうとする途中で誘拐されたのだという。
ミレイのおじいさんが住んでいるという、アゲトビレッジへ来た。
アゲトビレッジの周辺は、オーレ地方では珍しく、緑が豊かだ。
ここは、引退したトレーナーが住む町だという。
ミレイのおじいさん、ローガンも、伝説のトレーナーと呼ばれていたそうだ。
レオとミレイが、ローガンと、ダークポケモンについて話をしていると、
聖なる森に何者かが侵入したといって、周囲が騒がしくなった。
聖なる森とは、アゲトビレッジの奥にある森のことだ。ローガンは森へと行ってしまった。
レオとミレイも後を追う。
聖なる森の中心、聖なるほこらの前に、シャドー戦闘員のコワップがいた。
ローガンはピカチュウを繰り出し、コワップにバトルを挑むが、負けてしまう。
代わりにレオがコワップを倒した。コワップは逃げ出した。
ローガンは、このほこらには、時渡りポケモン セレビィの力が宿っていて、
触れると、一番楽しかったときの記憶が蘇るという言い伝えがあると言う。
そういえば、スナッチしてきたダークポケモンたちは、だいぶココロが開いてきたような気がするが、
あと一押し、何か足りない。
その一押しに、このほこらの力が使えないだろうか。レオは、ポケモンをほこらに触れさせた。
すると、ポケモンのココロが完全に開き、ポケモンは、自分を取り戻した。
失われていた技を、性格を、経験値を取り戻した。その名の通り、リライブ――生き返りだ。
勝ち抜きバトルが楽しめるバトル山、そして、ならず者たちがひしめく地下の街、アンダーで、
レオ達は、シャドーの幹部を倒す。
オーレ地方のほぼ中央にあるダークポケモン研究所。
そこでダークポケモンが作られているという噂を聞きつけたレオ達は、研究所にやってきた。
そこにはシャドーの手下たちと幹部がいたが、ダークポケモンはすでに運び去られたあとだった。
- 306 :ポケモンコロシアム:2007/08/25(土) 12:11:12
ID:huNcVtwe0
- かつて工事現場だった場所に、巨大な施設と、高い塔が建てられていた。
ラルガタワーという名前らしい。なんでも、塔のてっぺんにはコロシアムがあるとか。
噂では、ここはシャドーの本拠地だということだ。
レオとミレイはラルガタワーに乗り込む。そこで、ミラーボと他シャドー幹部たちと再戦する。
エレベータに乗り、タワーを昇る。さらに上にいくエレベータに乗り換えようとすると、
見覚えある男がエレベータに乗って昇っていった。長い銀髪の男。市長の家で見かけた男だ。
レオ達も後を追おうとしたが、その前に立ちはだかった男がいた。
スキンヘッドでヒゲを伸ばした男。レオはこの男が誰だか知っている。スナッチ団のボス、ヘルゴンザだ。
レオはヘルゴンザを倒した。でも、なぜスナッチ団のボスがこんな所に?と疑問に思っていると、
ヘルゴンザが言う。
「スナッチマシンを開発したのはシャドーだよ。シャドーは、スナッチ団にスナッチマシンを渡し、
人のポケモンを奪うよう指示を受けてたんだ」
そして、奪ったポケモンは研究所に送られてダークポケモンに・・・。
レオは、シャドーを壊滅させること、そしてダークポケモンを全てスナッチし救うことを、密かに心に誓った。
エレベータの行き着いた先、そこは大観衆が歓声を上げる、コロシアムだった。
レオはいきなり、トレーナー達とバトルさせられた。
4人勝ち抜いた後、5人目に登場したのは、長い銀髪の男だった。彼こそ、シャドーのジャキラだ。
ジャキラはミラーボや幹部たちとは比べ物にならない強さだが、レオはなんとか勝てた。
6人目におじさんが登場する。太ったおじさん、バックレー市長。
だが、その正体はシャドーのボス、ワルダックだったのだ!
苦しい闘いの末、レオはワルダックを撃破する。
そこへローガンが、ギンザルが、その他、今まで協力してくれた人々が駆けつけた。
「そこまでだ!お前たちの計画はもう終わりだ。観念しろ」
ジャキラとワルダックは取り押さえられたが、ワルダックはまだニヤニヤ笑っていた。
「ダークポケモンによる世界征服計画は失敗しました。だが、まだ終わってません!」
上空を見上げると、いつ呼んだのか、ヘリコプターが浮かんでいた。あれで逃げるつもりらしい。
だが、そこへ、雄々しい鳴き声が聞こえてきたかと思うと、ヘリコプターは爆発した。
ワルダックの顔に諦めの色が浮かんだ。
「あ、見て、あれ!」
美しいグラデーションの翼が羽ばたいている・・・虹色ポケモン ホウオウだ。
「ホウオウが、おぬし達のしていることを見守っていて、助けてくれたんじゃな」
「そっかあ。ホウオウは、ちゃんと見ていたんだね」
「ホウオウを、こんなに近くで見られるなんて・・・」
一同は、すぐ近くを飛行しているホウオウをうっとりと眺めた。
「ミレイ、そしてレオ、ホウオウは、お前さん達を祝福してくれておるのじゃ」
悪の組織、シャドーは壊滅したが、スナッチしてない、リライブしてないダークポケモンはまだまだいる。
レオ達の冒険は続く。続くったら、続く。
おわり
※全48匹のダークポケモンを全て救い(スナッチ&リライブする)、対戦モードで100人抜きを達成すると
その偉業を称えてホウオウが仲間になってくれます。
最終更新:2007年08月25日 15:09