アイドル八犬伝

アイドル八犬伝

part32-400,382~402


400 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:38:41 ID:Qq87IEty0
人物紹介(八犬志だけ)
・エリカ
 本名西園寺エリカ。西園寺家の三女。
 歌と踊りと微笑みで、スーパーアイドルを目指す。基本的に抜けてる子。
・ホシミ
 予言が得意で、特に星に囲まれるとその能力が高まる。「おこたえします」が口癖。
 ちなみに太った人が死ぬほど嫌いらしい。本名しんじつホシミ(?)
・ヤヨイ
 銀座の和菓子屋、たまかしやで働いている。17歳にして株の才能があり、とんでもない資金を稼げたりする。
 エリカ・プロジェクトの財政面を支える。「こういってはなんだけど」が口癖。
・ミサオ
 本名あおやまミサオ。コンピューターが得意な少女。関西弁を操る眼鏡っ娘。
・ヤチヨ
 本名チャバタケ・ヤチヨ。8人の中では最年長の女性で、日本一のショー・プロデューサー。
 エリカ・プロジェクトの総指揮をとる。
・ムラサキ
 本名えどがわムラサキ。若くして花火職人を束ねる棟梁。
 火薬の扱いはお手のもので、花火のみならず戦闘時にその能力を発揮する。
・ミドリ
 暴走族のリーダー。カラテ3段の実力者で、エリカのボディーガードをつとめる。
・モモミ
 アイドルの追っ掛けであり、芸能界の様々な情報に物凄く詳しい。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/02(日) 00:39:20 ID:Qq87IEty0
アイドル八犬伝

日本有数の大財閥、西園寺家の長老トミコにも寿命が来たようだ。
そこで跡取りと目される三人の娘達…
若くして数十の会社を束ねる天才実業家の長女シズカ。
数々の特許と博士号を持ち、天才の名を欲しいままにする次女レイカ。
そして…
なーーーーーんもできないミソッカスの三女エリカちゃんである。

トミコ「おお、お前達。良く来た。わしもそろそろ寿命じゃ。ついてはこれから三ヶ月の間、全力を挙げて自分の名を挙げる仕事をしてみせよ。
わしはそれによってお前達の器量を測り、跡継ぎを決める」
シズカ「オホホホホ。この勝負、私とレイカとの争いになりそうね。エリカなんかに何ができるっていうの」
レイカ「あーら当然よ。私なんかエリカの事最初っから勘定に入れて無いわ。オーホッホッホ 西園寺家の次期頭首は私よ」

そして、我らがエリカちゃんは………

エリカ「私にはお姉さんのような才能は無いわ。私にできる事と言えば、歌う事ぐらい……」
乳母「そうですわ、お嬢様!歌で世界に轟くスーパーアイドルを目指すのです」
エリカ「歌……………スーパーアイドル?」

383 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:40:25 ID:Qq87IEty0
ACT1  「アイドル誕生」

エリカは乳母のミホが連れてきた、芸能界の生き字引、アイドル追っかけの長老と言われる真実イチロウと出会う。
そして彼から、空前絶後のアイドルスターになれる素質があると太鼓判を押される。
真実は占いもしており、その占いで今年日本に史上最大のアイドルが生まれると出たらしい。そして、それがエリカの事なのだ。
しかし、エリカが才能を開花させるためには、後7人の仲間を集めなければいけないとの事。
更に、その内の一人は真実の孫娘ホシミらしい。早速ホシミが現われる。
「お答えいたします(←口癖)。私の予言の力で残り6人を探しましょう」
ホシミの予言で、都内で一番高い所…ザンシャインビル辺りにヒントがあるらしい。
早速二人はザンシャインビルに出かけて行く。
ザンシャインビルでは何か催し物(サイバー・ゴング・ショー)がなされていた。
おまけにホシミによると、中から強い「気」を感じるとの事。
早速中に入ろうとするが、警備員がやってきて、チケットが無いと入れないと言われる。
中に入るには、歌を歌って心を動かせ、とホシミに言われるエリカ。
「なんだろな~♪なんだろな~♪観たいの♪観たいの♪エリカちゃん♪」
しかし、警備員は無反応。経験が不足しているためだと察し、仕方なく下の売店に移動する二人。
売店のおばさんに聞き込みをしようとするエリカ。ザンシャインより高い建物について聞くが、
帰ってきた答えは、「これが銘菓"ザンシャインのビル風"ですだっぴょ」
何か買わないと駄目なのでは…と思い、菓子を買うエリカ。そして再び尋ねるが、
今度は「この週刊誌、今日出たばかりですだっぴょ」週刊誌も買うエリカ。
3度尋ねてみると、帰ってきた答えは「?」だった。
2個も買ったのに…と文句を言うエリカだが、ホシミは焦らず週刊誌でも読んで休みましょうと言う。
週刊誌を読むエリカだが、字が多くて目がクラクラするとの理由で、さっさとホシミに雑誌を渡す。
曰く、都内で一番値段の高い喫茶店の記事がある。との事。
何か関係がありそう、とホシミが言うので、喫茶店”べらんめぇ”に向かう。

384 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:41:32 ID:Qq87IEty0
喫茶べらんめぇにいたのは、店主と、雑誌の記事を書いたヤケニクワシだった。
「ラッピー。やけにくわしさん?」
「オー、僕の事を知っているとは、ありがタイヨーホエールズ」
ザンシャイン以外に高いところを聞くエリカ。答えは、銀座3丁目の和菓子屋”たましかや”だという。
”たましかや”の土地代は日本一高いらしい。
”たましかや”にやってきたエリカは早速店員に、「何かの特技を持った私くらいの女の子」について尋ねる。
「うちのヤヨイさんはたった17なのに、株の凄い才能がある」らしい。
丁度その時ヤヨイが現われる。エリカは早速ヤヨイに経緯を話す。
「こういってはなんだけど(←口癖)、私は”たまかしや”の暖簾を守らなければならないのよ。
貴方達の道楽に付き合っていられるほど暇じゃないわ」
しかし、ここで引き下がる訳にも行かないエリカは、思い切って歌い出す。
「ど~んと♪稼ごう~♪稼ぎましょう~♪」
「素晴らしい歌声!こう言ってはなんだけど、芸能界でビッグマネーを稼ぎ出すのも悪く無いわね」
と言う事で、ヤヨイも共に来る事に。
「それじゃあ、感謝の意味も込めて何かお菓子を買っていくね」とエリカ。
「だったら”たましかや”秘伝のみょうがまんじゅうをオススメするわ」
みょうがまんじゅうを食べたら物忘れが激しくなるという、とんでもないおまんじゅうらしい。
エリカはそれを購入する。ホシミの助言によると、やはりヒントはザンシャインにあるとの事なので、再びザンシャインへ。
ザンシャインに来たエリカ。ふと見ると吸殻が溜まっている(大理石で出来ている)灰皿が。
綺麗好きなエリカはそれを片付ける。と、一人のおじさんがやってきて、ご褒美にとプラネタリウムのチケットをもらうのだった。
プラネタリウムにやってきた3人。ホシミは、星に囲まれて予知能力が飛躍的に増大したらしい。
そして、ホシミから出てきた単語はクルミだった。プラネタリウムを出てクルミを探す3人。

385 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:42:32 ID:Qq87IEty0
売店では、おみくじくるみが売っていた。早速購入してみるが、中のおみくじは、くるみが硬くて割れないので取れなかった。
くるみ割り売ってないかと店の人に聞くと、水族館に行ってみると良いらしい。水族館…?と頭を捻るが、結局そこに行く事に。
水族館に行くと、待っていたのはラッコ。ラッコにくるみを割ってもらえば良い、と考えたエリカ。
しかし、ラッコにどうやって頼むか…思案の結果、歌ってみる事に。
「お願い、くるみを、割ってよね♪ ラッコのパワーで、割ってよね♪」
「ぐしゃっと、砕いて、スプラッター♪ そんな、あなたは、そんなあなたは♪」
「ラッコさん♪」
歌がラッコの心に届いたのか、クルミを割ろうとするラッコ。
しかし、クルミより硬いものを持っていないため、割れなかった。
それより硬いもの…さっきの大理石の灰皿を利用して、遂にクルミが割れた。
しかし、当然ながら中のおみくじは水槽の底へと沈んでしまった。
ショックを受けるエリカだが、隣の水槽では餌付けショーのために水槽に入っているお姉さんが。
なんとかお姉さんに訴えようとするエリカだが、声が届かないため、踊ってみる事に。
「おねえさんクイッ、こっちをクイッ、向いてクィクィ、気付いてクイッ」
なんとか気付いてもらえたエリカは、おみくじを取るように頼んでみる。が、自分の仕事ではないとあっさりと断られる。
仕方ないので、お菓子”ザンシャインのビル風”をあげるからというと、あっさりとおみくじを拾ってもらえらのだった。
「ありがトーワチキ」(※アイドル八犬伝はトーワチキ産のソフトです)
おみくじを見てみると、…コンピューターに詳しい人とお友達になれば、ハッピー間違いなしよ…と書かれていた。

386 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:43:13 ID:Qq87IEty0
ヤヨイによると、友達には凄腕のパソコンマニアがいる。今日は三国一のパソコン大会があるので、秋葉原のハードという店にいるらしい。
パソコン大会がやっているというハードの地下にやってきた3人。
そこでは男と女が一騎打ちの戦いをしていた。
観客席にはヤケニクワシが。話しかけて大会の詳細を尋ねてみると、
二人の腕に付いてるワッカのパスワードを先に探して腕輪を外した方が勝利というゲームをやっているらしい。
が、べこいち(男の方)はコネを効かせ、一般ユーザーには手の届かないデータ・バンクにパスワードをセットしてしまった。
エリカ達が助けなければ、ミサオ(女の方)の勝利は無いらしい。
エリカは早速その場で歌いだす。観客の注意がエリカに行った時、ホシミがべこいちの口にみょうがまんじゅうを押し込んだ。
べこいちはたちまち物忘れが激しくなり、キーボードもまともに叩けなくなってしまう。
ミサオはこの期を逃さず、鉄壁のガードを潜り抜け、パスワードを拾い出した。ミサオの勝利である。
ミサオはエリカ達に感謝して、事情を聞いた後に仲間になるのだった。
3人目の仲間を手に入れたエリカはホシミの霊感に導かれ。またまたザンシャインビルへと訪れる。
そして、再び警備員に阻まれる。エリカは再び歌いだす。
「なんだろな~♪ なんだろな~♪ みたいの♪ みたいの♪ エリカちゃん♪」
更に警備員に微笑みかけると、とうとう入場を許可されたのだった。
場内では、なぜか騒然となっていた。
その理由は、ステージの上に、ダイナマイトを体中に巻きつけた男がいたためである。
男は、自分の人生は暗かったので、せめて華やかな場所で死んでやる。と叫ぶ。
歌うしか無い、とエリカは感じた。
「なんで なんで 死んじゃうの♪ 楽しく生きれば いいじゃない♪」
「いちごのケーキを♪ おいしく食べて♪ 甘いココアでひとやすみー♪」
そして、微笑むエリカに、男は、生きる希望が沸いて来たと言い自殺を取りやめるのだった。
外に出たエリカの前に、一人の女性が接近する。
名は茶畑ヤチヨ。ショーのプロデューサーで、エリカに目をつけたらしい。
エリカが仲間を探しているという経緯を説明すると、喜んで仲間に入ってくれた。
丁度その頃、都内某所ではヤケニクワシが、暗黒イロモノ大王という者と何やら良からぬ会話をしているようだった。
彼らは、エリカの能力の真の開花を待ち、その上で我が軍団に加える…という事を画策していた。

387 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:43:57 ID:Qq87IEty0
ACT2 「ミラクル ボイス」

大分仲間が揃ってきたエリカ達。今後の事を考えてみる事に。
ヤチヨはエリカを売り出すためのプロジェクトを練る事、そしてヤヨイとホシミは株でお金を稼ぐ事に。
エリカは、歌唱力に磨きをかけるために、5年前に引退した演歌の女王みやこカルミに弟子入りをする事に。
残ったミサオと二人でみやこカルミを捜す事に。パソコンで得た情報によると、みやこカルミはK県のカキナベ市にいるらしい。
早速カキナベ市を訪れる二人。駅前で聞き込みをしていた二人は、ナンパ男に絡まれ花火に誘われる。
ナンパ男を遠ざけ、二人で花火を見に行く事に。
河原では、花火職人がいたが、やってきた暴走族が花火を勝手にいじっていたために喧嘩になってしまった。
仲裁のために歌いだすエリカ。
「仲良くしましょう~♪ 争わないで~♪ みんな仲良く♪」
「手を取り合って♪ ベルマークでも♪ 集めましょ~♪」
そして微笑むと、暴走族は毒気を抜かれ去って行く。
花火職人の棟梁、江戸川ムラサキからも礼を言われる。
ムラサキにみやこカルミの事を聞くと、この先のスーパーマーケットでは噂好きの奴が多いから、何かがわかるかも。と言われる。
「ありがとサンゲリア。早速行ってみるわ」
という事で、スーパーマーケットにて再び聞き込みをするエリカ。
その最中、手毬を購入する。マーケットでは何も得られず、駅前に戻ったエリカは、花屋でアマリリスを購入。
その時、突然ヤケニクワシが現われる。花火を見に来たらしい。
みやこカルミについて聞くと、カキナベ山の麓のじーさまに聞くと良いと言われ、麓を目指す。
麓のじーさまにカルミについて尋ねるが、耳が遠いらしく聞こえていない様子。踊り出すエリカ。
「元歌手のクイッ、みやこカルミさんがクイッ、このあたりにクイッ、住んでるってクイッ、本当ですかクイックイッ?」
ボディランゲージが通じたらしく、山頂を指すじーさま。
しかし、一本道の山道の途中でなぜか進めなくなってしまう。原因不明だが、一旦町に戻ることに。
「途中から前へクイッ、進めなくなっちゃうの、なんで?クイックイッ」
じーさまに尋ねたが、返事は無かった。ふと、近くのお地蔵さんを見てみると、花が無い事に気がつく。
寂しそうなので、アマリリスを捧げてみるエリカは、お堂の中にある張り紙を見つける。
”注意!この先には物の怪ぬりかべが出ます”と書いてあった。
ぬりかべの退治方法を求めて町を歩き回るが、特に重要な手がかりは見つからず。

388 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:44:39 ID:Qq87IEty0
そんな中、ミカという子供がねだる為に、遊んであげる事に。手毬を使って手毬歌を歌うエリカ。
「てん てん てんまり♪ てんてまり~♪ とんで はずんで タリラリラン♪」
ミカは喜び、自分も歌うと言う。
「とおせんぼ とおせんぼ♪ もののけ じゃまっけ とおせんぼ♪」
「あしを はらって とおりゃんせ♪ ほうきで はらって とおりゃんせ♪」
ミサオはその歌がぬりかべの退治方法だと気付き、ホウキを探す事にする。
町の人たちが貸してくれなかったが、お地蔵様を掃除する時のホウキを発見する。
「山の上の掃除用に借りてこーっと」と、とぼけるエリカだったが、
「ぬりかべ撃退にいるんじゃろ、持ってけや。あんたの踊りは面白かったよ」とじーさま。
じーさまはボケた振りをしていただけだった・・・
ホウキを手に入れ、山道へとやってきたエリカは、ホウキでぬりかべの足を払う。
ぬりかべが退散し、奥へと進めるようになった。進んでいくと、みやこカルミの家を発見。
家に入ろうとすると、みやこカルミが現われる。弟子にしてくれと言うが、弟子は取らないらしい。
歌いだすエリカ。
「歌こそ人生、私の命~♪ だから~私を弟子にし~て~♪ ラララー、マーーイ、ウエイーー♪ と、きたもんだっ」
するとカルミはエリカの才能を感じ、近くの湖一杯に花を咲かす事が出来たなら弟子にする。と言う。
その方法を探し、エリカは街中を再び歩き回る。
花火職人のいた河原で、ムラサキは小型の花火をくれる。その後は収穫は無かった。
みやこカルミの家の前の湖でエリカは、むしゃくしゃするから花火でもやろうと言う。
花火に火をつけると、湖に花火が映る。ミサオは、大きな花火を打ち上げて湖に映し出せば湖一杯に大輪の花が咲くはずだと気がつく。
早速二人はムラサキに依頼してみる。快く了解してくれたが、問題はあった。花火を打ち上げる場所である。
ミサオの計算によると山の中腹のカキナベ寺からなら良いと言うことだが、車も通らない山の上にすぐに道具を運ぶのは無理と言う事だった。
困っていると、そこに喧嘩していた暴走族のリーダー、ミドリが現われ、協力を申し出る。
エリカの歌に感動して、一度謝ろうと思っていたらしい。モトクロス・バイクで花火を運んでくれる事に。
みやこカルミ宅で湖に映る花火を見る。カルミはそれを見て、入門を許可するのだった。
数日間の厳しい修行を経て、エリカはみやこカルミの歌の全てを身につけた。
エリカは、世界中のあらゆるものを感動させる、奇跡の歌声ミラクル・ボイスを身につけた。
順風満帆に見えたが、暗黒イロモノ大王という怪物に注意しろとカルミに言われるエリカ。
カルミに礼を言い、下山するエリカは、ムラサキとミドリを仲間に誘う。二人は承諾する。7人目の仲間である。
エリカ達4人は仲間の3人が待つエリカ(トミコ)の家へと向かうのであった。

389 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:45:25 ID:Qq87IEty0
ACT3   「ホエホエ むすめ」

エリカがミラクルボイスを手に入れたという噂はたちまち広がり、エリカは一躍時の人となった。
ヤチヨは、エリカのデビュー曲の目星がついたらしい。史上最大の名曲”きみはホエホエむすめ”である。
それは、どこにあるかも分からない伝説の曲らしいが、大手プロダクション、ポリナベプロの社長が隠しているらしい。
それを探すために、エリカ、ムラサキ、ミドリの3人は、ヤチヨに業界の大抵の所はフリーパスの名刺をもらいポリナベプロへと向かう。
ポリナベプロの社長と面会するが、”きみはホエホエむすめ”の行方についてはとぼけるばかり。
ふと、近くの掛け軸をいじってみると、金庫を発見。社長は、開けられるのなら開けてみろと言って来る。
ムラサキは金庫に花火をしかけ爆発させる。開く…というか蓋が無くなる金庫。
中にあったノートには…社長とアイドルの見るのも恥ずかしい交換日記があった。
日記と”きみはホエホエむすめ”を交換を要求するエリカ。
社長は仕方なく、譜面を渡す。が、曲しかなく、詩の方は作詞家が持ったままどこかに言ってしまったらしい。
とりあえずヤチヨ達のもとへ戻る3人。
他方、暗黒イロモノ大王のアジトでは、エリカの姉二人が大王と対面していた。
姉は今や時の人となったエリカをイロモノタレントに堕とし跡取り争うから脱落させようと企むのだった。
エリカが家に戻ると、歌詞の方もホシミの占いで大体の場所が分かったとの事だった。
作詞家はFテレビの局内にいるらしい。ホシミと二人でFテレビへと向かう。
Fテレビでは、地下に何か感じるとホシミがいうが、警備員に阻まれる。
「私は新人歌手よ。今日は収録なの」ととぼけると証拠を見せろと来る。
歌いだすと、エリカの歌力はまさしく歌手だと思った警備員はそのまま通してくれる。
地下に行くと、いきなり一人の女の子が声をかけてくる。
サインをねだられたのでしてやると、女の子…モモミはホタルげんじとかの追っ掛けもやってて、芸能界に詳しいと言って去って行く。
ホシミは突然、何かに呼ばれるようにフラフラと何処かへ行ってしまう。
驚いて追ってみると、そこにヤケニクワシが現われる。会わせたい人がいるとの事で、二人は付いて行く。
そこには暗黒イロモノ大王が。仲間に誘われるが、エリカはそれを拒否し、歌いだす。
「歌はー 感動ー♪ 歌はー 命ー♪」
暗黒イロモノ大王は、それに感動しかけるが、それに対抗し、究極・イロモノ・ポーズをとって対抗する。勝負は引き分けとなる。
そして、イロモノ大王から、作詞家の行方を教えてもらう。4スタジオにいるらしい。
しかし、そこに行くまでの1~3スタにはイロモノ軍団が通せんぼしているとのこと。

390 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:45:58 ID:Qq87IEty0
エリカは早速1スタへと向かう。そこでは、すっかり落ち目になりテレビ出演といえばスター大運動会だけ、というタレント勢が。
イロモノ軍団にスカウトされるためにエリカを倒そうとしてくる。エリカvs落ち目タレントのダンス対決が始まった。
落ち目タレント勢のダンスはかなりのハイペースで踊っていたため、エリカのダンスでは勝ち目が無かった。
落ち目の勝因は、なんと酸素ボンベ。エリカはホシミの肩に捕まり、ロビーへと退散していくのだった・・・
ロビーではモモミがいて心配してくるので、これまでの事を説明してみる。
すると、面白そうだから仲間にしてくれと言ってくる。あっさりと承諾するエリカ。
最後の仲間なのに簡単に決めすぎだとホシミに言われるが、8人揃えば大スターなんだから早く揃えるに越した事は無いと言う。
モモミを連れ、再び1スタへと侵入するエリカ。
芸能ミーハーのモモミは、歌手の名前のほとんどを覚えていた。
「わ~、みんな ゆ~め~ なんですね。 へ~、すご~い 尊敬しちゃうな」とエリカがとぼけてみる。
いい気になった元アイドル軍団に隙ができる。その隙に酸素ボンベを奪うのだった。再びダンス合戦となる。
勝利したのはエリカだった。1スタを突破し、2スタへと進む。
2スタでは一人の野球選手が通せんぼしていた。タイエー・ベットコズのガガワという者だ。
無視して3スタへ行こうとするが、行けず。何を考えたのかガガワはマイクを取って歌いだした。
「ぎーんざの♪ ふーなの♪ もーのがーたりー♪」
エリカはそのヘタクソな歌に対し、手本を見せてやるとガガワはあっさりと引き上げる。

391 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 00:47:01 ID:Qq87IEty0
残された1本のバットを拾い、3スタへと向かう。3スタでは5人の相撲取りが待っていた。
ヨルシオとお笑いセキトリ・ブラザーズに歌で迫る。
「わたしの♪ わたしの♪ 彼はー♥ お相撲さん♪」
セキトリ・ブラザーズもそれに対抗し、歌いだす。
「土俵の俵に♪ 足かけて♪ 食べて嬉や♪ ちゃんこナベ♪ はードスコーイ ドスコーイ♪」
セキトリは意外に歌が上手かったらしく、勝負は延長戦に。
そんな中、部屋が息苦しくなる。狭い部屋に相撲取りが5人で熱唱していたためである。
先ほどの酸素ボンベで酸素を補給するエリカ。しかしセキトリは酸欠状態に陥り、意識を失うのだった。
いよいよ作詞家に会える。と思い4スタジオに入ったエリカだったが、そこには誰もいなかった。
ホシミが言うには、作詞家はここで死んだらしい。霊魂が残っているが、邪悪な霊なのでコンタクトするのは危険らしい。
「私は~ ゆ~れいを なぐさめるうたを 歌っているのよ~♪」とエリカが歌う。
怨念が和らいだので、霊を呼び出そうとするが、星に囲まれないと力が出せず無理とホシミは言う。
エリカは突然バットを握り締め、ホシミの頭をバットでブン殴った。
頭から星を出す(←ギャグ漫画で良くあるアレ)ホシミ。その隙に霊を呼び寄せる。
作詞家は女に振られて自殺したらしい。いつまでも恨んでないであの世で恋人でも見つけたら、と微笑むエリカ。
それを見た幽霊は、心が晴れやかになっていき、エリカに歌詞を読み上げようとする。
モモミがサイン頂戴用に常時持っているペンを使い、歌詞をメモするのだった。
こうして、目的を達成したエリカ達はヤチヨ達の元へ戻っていくのだった。

394 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:31:36 ID:Qq87IEty0
ACT4 「イロモノ してんのう」

ヤヨイ達のマネーゲームで有り余る資金(小さな国の1つや2つなら買える程)を手に入れたエリカ達は、エリカ・プロジェクトを立ち上げる。
エリカの事を売り出すためだけの衛星放送、”ラブ・エリカ・チャンネル”L・E・Cを作る事に。
テストが始まると言う事で、テレビを見てみるエリカ達だったが、テレビに映ったのはイロモノ大王だった。
イロモノ大王曰く、ホシミを預かっている。返してほしくば、エリカ一人でK県はASO山に位置する暗黒イロモノ城に来いと言う事だった。
いつの間にか攫われていたホシミを取り戻すため、エリカは単身K県へと向かう。
K県に辿り着いたエリカ。城を見ていると、背後に奇妙なぬいぐるみを被った女の子が。
イロモノ軍団の一員、ヤモリミユキだった。ヤモリミユキの案内で、イロモノ城の中へと入る。
中にいたイロモノ大王に再度スカウトされる。断ったエリカは、その場で地下に落とされてしまう。
地下にいるイロモノ四天王を倒せばホシミを返してくれるらしい。
エリカは意を決し、玄武の間へと入り込む。ちなみにエリカのいた場所は朱雀の間。
玄武の間では突然サングラスの男が現われて、通せんぼしてきた。
ミュージシャンからイロモノタレントになったタジロマサシである。
タジロマサシはサングラスをしていたため、暗闇に弱いと気がつき、シャンデリアのスイッチを切った。
その隙に青龍の間へ入る。そこで待っていたのは、ヤケニクワシだった。
スタンガンを手に行く手を阻むヤケニクワシに、エリカは溜まらず引き返す。
朱雀の間に戻ったエリカを待っていたのは、モモミだった。心配だから付いて来たらしい。
ここに来られたのは、モモミくらいの追っ掛けになると色々な裏道等を知っているからだとか。
再び青龍の間に。モモミ曰く、ヤケニクワシは変な頭をしている時しかお調子もんになれないらしい。
頭の結び目を取れば元に戻る…と思い飛び掛るが、スタンガンで阻まれる。
調子に乗り(というかいつもだが)妙な掛け声でスタンガンをかざすクワシ「くたばれ…レーガンは第50代大統領パーンチ!」
エリカはそれに対し、レーガンは40代大統領だと間違いを指摘。物知りコラムニストのクワシは動揺する。
この隙に髪の結び目を取ってみると、クワシは正気に戻るのだった。スタンガンを受け取り、そのまま次の間に進む。

395 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:32:55 ID:Qq87IEty0
イロモノ大王はそんな様子を見守っていた。エリカには100年に一人のイロモノの才能があり、大王はそれを狙っていた。
エリカは四天王と戦っていくうちに、知らず知らずイロモノに染まっていく。
そんな事情も知らず、白虎の間に侵入する。そこで待ってたのは、太ってしまってイロモノになった、われなべトオルだった。
トオルはエリカ達に襲い掛かる。スタンガンで牽制し、部屋を出るが、トオルは追いかけてくる。
朱雀の間まで押されたエリカだったが、火事場の馬鹿力か、傍にあった石灯籠を持ち上げぶつけようとする。
その時、壁が音を立てて崩れ始め、秘密の入り口が出現。秘密の入り口に入るエリカと、追うトオル。
出た先は鏡張りの部屋だった。そこに辿り着くと、トオルは突然汗をかき、悲鳴を上げる。
トオルは醜い自分を見てしまい、動けなくなってしまうのだった。そのまま朱雀の間に戻るエリカ。
朱雀の間では、サングラスを外したタジロマサシが。やむを得ず鏡の部屋に戻ってみると、そこには見知らぬ男が気絶していた。
われなべトオルだった。汗を大量に流し、痩せたらしい。そんな時、タジロマサシは追いかけてくる。
ナイフで切りかかって来るタジロをスタンガンで牽制し、歌いだす。
「もう おっきちゃっ いかがっと カッコがなくー♪ トオルさん さっさと おきてー ♪」
起き上がったトオルはエリカを助けるために盾になり、凶刃に倒れる。
最後に歌を聞かせてというトオルの希望通り、歌うエリカ。タジロはそんな様子を見て、負けを認めるのだった。
タジロの指示通り、先ほどトオルが流した汗を瓶に詰め、その傷口に塗る。なんとか助かりそうだ。
タジロはイロモノを辞め、出て行く。モモミをトオルの看病に残し、エリカは一人先を行く。
鳳凰の間で待っていたのはヤモリミユキ。
ミユキは四天王の3人も倒したエリカに感心し、イロモノ大王のいる天守閣へとエリカを連れて行くのであった…

396 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:33:52 ID:Qq87IEty0
ACT5   「イロモノ だいおう」

エリカは天守閣でイロモノ大王と向かい合った。
エリカが大王にホシミの奪還を要求すると、大王はあっさりとホシミを放す。
エリカは一緒に帰るように言うが、ホシミはそれはできないと言う。
理由を問いただすエリカ。その答えは…ホシミは実はスパイだったのだ。
そして、真実イチロウの正体はイロモノ大王その人だった。
イロモノ大王がホシミ、クワシを送り込み修行の手助けをさせたのは、暗黒イロモノ天国の乱に協力させるためだと言う。
拒否するエリカに、大王は更に衝撃的な発言をする…エリカはイロモノ界のサラブレッド、つまるところ大王の孫である、と。
衝撃を受けるエリカに、大王は、仲間に加われ我が孫よ。そして軍団の女王となれ。と迫る。
しかし、エリカはNOと言う。大王は怒り、エリカにイロモノα光線(これを浴びると正常な思考ができなくなる)を浴びせる。
光線が直撃したエリカだが、怯まない。再度NOの返事をぶつける。
光線を浴び続けると、脳が完全に破壊され、イロモノ女王どころか単なるイロモノ馬鹿に成り下がる。
エリカは一計を案じ、降参する振りをする。イロモノ女王になりますと言うと、大王はあっさりと騙された。
エリカが、どのように世界制服をするのかと尋ねると、大王はASO山内部の秘密要塞にエリカを案内する。
中にある巨大なパラボラアンテナで、宇宙中の人工衛星を自由に操り、大王のイロモノα光線を世界中の通信施設、テレビ受像機に送り込む。
そうすれば世界中が皆イロモノ馬鹿になってしまう。というものだった。
エリカが、よくこんなものを作るお金がありましたね、と聞くと、その場にエリカの姉、シズカとレイカが現われる。
但し、すっかりイロモノの格好で言葉も通じない。エリカは激怒し、大王を問い詰める。
大王は、エリカをイロモノタレントにしてくれと頼みに来たので、魔力で洗脳したと言う。
激怒しているエリカは大王の隙を見つけ、スタンガンを押し付ける
大王が怯んだ隙にドアの外に飛び出る。出た先には通信室があった。エリカはそこに潜り込む。
そこにいた雑兵をスタンガンで気絶させると、通信機で仲間達と連絡を取る。
仲間達は今ASO山の麓まで来ているらしい。すぐに合流すると言い、エリカは傍の雑兵が持っていたピストルを奪い外に出る。

397 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:34:38 ID:Qq87IEty0
が、通信室の外にはイロモノ大王が待ち構えていた。大王は、ドラッグ野郎、爆走一番星のベン・ベンソンを呼び出す。
筋肉もりもりの黒人がその場に現われる。ピストルを撃つ事もできず、結局エリカは逃げ出すが崖っぷちに追い詰められる。
やむを得ず、エリカはピストルで牽制する。構わず接近するベン・ベンソンを脅すつもりで空に向け発砲。
バーン。その音を聞いたベン・ベンソンはなぜか陸上競技のスタート・ダッシュの真似をした。
この人は練習のしすぎで、条件反射でそうなっているんだ。とエリカは判断し、エリカは降参した振りをする。
ベン・ベンソンがゆっくりと近づいてきたその時、再び空に向けて発砲。ロケット・スタートで飛び出し、そのまま崖下へと落下していった。
「オリンピック選手なんだから、このぐらいの崖から落ちても平気よね…きっと」
こうしてベン・ベンソンを振り切ったエリカは、モモミのいる鏡の間へと移動する。
鏡の間でモモミと合流したエリカは、モモミの案内で、裏道を通りイロモノ城から脱出するのだった。
城外で仲間達と再会したエリカ達は、イロモノ大王の企みを打ち砕く決意を固める。
そして、ホシミを除く7人で要塞内に侵入する。中ではイロモノ大王が待ち構えていた。
イロモノ大王は、エリカ達に無数の雑兵をけしかける(ちなみに、ここらへんの兵士、大王その他はエリカ対策に耳栓をしている)。
どうしよー、とエリカが言うと、ムラサキが火薬で雑兵を吹っ飛ばす。
次に大王が怒り狂って突っ込んでくる。ミドリに助けを求めると、カラテで大王を仕留めようと向かっていく。
が、大王の指先から出たイロモノα光線がミドリを直撃。ミドリはイロモノの人になってしまう。
次に、今まで怖がっていたヤヨイが突然大王に飛び掛かる。
しかし、イロモノ大王の必殺技によって、エリカ達6人はまとめてへたり込んでしまう。
更に接近してくるイロモノ大王。ヤチヨは先ほどエリカが持っていたピストルを手に、大王を目掛けて発射する。
しかし狙いは外れ、馬の人形(イロモノギャロップ)を掠めただけであった。

398 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:35:14 ID:Qq87IEty0
大王は逆上し、大きなカタナを抜き放ち、襲い掛かってくる。動けないエリカ達。
その時、ホシミが駆け寄り、エリカ達の盾となり大王の一撃を受ける。
ホシミの悲鳴を聞いたエリカは呪縛を破り、呆然としている大王向けてスタンガンを押し付ける。
最大出力のスタンガンを2発当て、大王の動きを止めたエリカは、ホシミの所へ駆け寄る。
「お答えいたします。エリカさん、騙していてごめんなさい。本当は貴女達とずっと一緒にいたかった…」
大王から受けた刀傷が致命傷となり、起き上がれないホシミ。
エリカは持っていたわれなべトオルの汗をホシミの傷に塗りこみ、ホシミの回復を待つ。
エリカはホシミから、大王の弱点…イロモノギャロップについて聞く。
ギャロップを奪うために飛び掛かるエリカだが、大王に止められ床に倒れこむ。
大王はその頭と、そしてスタンガンを持つ右腕を踏みつける。
エリカはトオルの汗を持ち…大王の目に引っ掛けた。大王は目を押さえてのた打ち回る。
更にエリカは、大王の股間にスタンガンを押し付け、隙を生む。
その隙にイロモノギャロップを奪い取ったエリカ。大王は凄まじい叫び声を上げ、そのまま失神する。
大王は真実イチロウに戻る。真実は昔エリカと同じようにイロモノ軍団と戦い壊滅させたが、大王を倒しイロモノギャロップを手にした瞬間、
自分がイロモノ大王となってしまった事を打ち明ける。イロモノ大王の正体はイロモノギャロップだったのだ。
そんな中、仲間達は、ここでエリカのデビューイベントをやると言う。
イロモノ大王の用意していた設備を利用し、エリカの歌を世界中に流すのである。
そして、全く突然、世界中のテレビにエリカは映し出された。
驚くべき電波ジャックだったが、エリカのミラクルボイスの前には些細な問題となり、世界は瞬く間に熱狂の渦に包み込まれるのだった。
エリカは、世界中の人に向けてデビュー曲”きみはホエホエむすめ”を歌う。

399 :アイドル八犬伝:2007/09/02(日) 02:35:58 ID:Qq87IEty0
「♪ おねだりしちゃう ♪ おねだりしちゃう ♪ おねだりしちゃう ♪ つれてって ♪」
「♪ おねだりしちゃう ♪ おねだりしちゃう ♪ おねだりしちゃう ♪ ホエホエって ♪」
「♪ ほしの イリュージョン ♪ オチャメな ムスメ ♪ ベルマーク ♪ でもでも ♪」
「♪ つぶらな こころが ♪ ポイント ミリョク ♪ わたしとて ♪ ヒューヒュー ♪」
「♪ たに に ♪ むかって ♪ ホエホエむすめなの ♪ 1の ♪ つぎは2 ♪ 3はパス ♪」
「♪ ダメなのよさー ♪」
エリカは、姉二人に、自分にとって大切なものは、歌と仲間達であり、それ以外は不要である。
だから西園寺家の財産は姉に譲ると宣言する。姉二人はエリカの言葉に、自身の敗北を悟るのだった。
「♪ おねがいよねえ ♪ おねがいよねえ ♪ おねがいよねえ ♪ シュークリーム ♪」
「♪ おねがいよねえ ♪ おねがいよねえ ♪ おねがいよねえ ♪ シュガーベイブ ♪」
「♪ ねこのインビテーション ♪ ぎゃふんと わたし ♪ うちょうてん ♪ ロリロリ (ハート)」
「♪ かわに みをまかせ ♪ ドーナツ アンパン ♪ ダイエット ♪ モグモグ ♪」
「♪ さきに ♪ てをうつ ♪ ホエホエむすめです ♪ みのる ♪ ゆめかつ ♪ うちゅう1 ♪」
「♪ しげき てきよー ♪」
仲間7人もエリカを応援する。
「♪ まぶしいわ きみ ♪ いきが できない ♪ まぶしいわ きみ ♪ きみの めが ♪」
「♪ まぶしいわ きみ ♪ たってられない ♪ まぶしいわ きみ ♪ きみのゆめ ♪」
「♪ とくしゅ ソラリゼーション ♪ ズゲッと きたワ ♪ ためらうの ♪ キュンキュン ♪」
「♪ なりは キラリなの ♪ いてざで Bがた ♪ ホロリだわ ♪ まあまあ ♪」
「♪ たまに ♪ TELして ♪ ホエホエむすめGO! ♪ とおる ♪ みちあけ ♪ そこ のけよー ♪」
「♪ とんちがきくー ♪」            おわり

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/02(日) 02:40:56 ID:Qq87IEty0
アイドル八犬伝 終わり。
ところで、大王=エリカが孫(大王は祖父)ってのはやっぱり嘘だったのかなー…。
もしそうなら、ホシミと姉妹って事に。まあ、これ以上はファンサイトやら掲示板で。

最終更新:2007年09月04日 16:11