ひよこ侍

part33-44~52


44 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:43:10 ID:ZOdZMxJg0
■主な登場人物
テューン(デフォルト名)=フェルベル(8、18)……本編の主人公。剣の道を極めようとする者。
ソラ(9)……テューンの幼馴染。
リクナー=フェルベル……テューンの父親。悪人面だが優しい父。昔は有名な剣士だったらしい。
アヤカ=フェルベル……テューンの母親。
ミリ……テューンの家のメイド。テューンたちとは家族同然の仲。
ユキムラ……リクナーの知り合いでテューンの師匠。
ジャンルーカ……宿敵。
ユージュ……山奥の村に住む青年。村の外に出て自分の力を試してみたいと考えているのだが…
ポルトン……山賊の親分。ウサギガリという技の持ち主。
レイス(29)……英雄。剣の腕は超一流。打倒ジャンルーカ帝国を目指している。
ガディルトン(24)……虎の剣と呼ばれる剣士。レイスの元で打倒帝国を目指す。
セティ(19)……女ながら剣を極めようとする者。レイスの元で打倒帝国を目指す。後に…?
アイシャ……猫耳を付けた遊び人風な娘。帝国内部に詳しい。テューンに惚れる。
ズール……卑剣使いのズールと呼ばれる凄腕の剣士。かつてはゴロソの闘技場一の実力者だった。今は隠居中。
ローデンザッハ……マニマニ国の重臣。



■本編(少年時代)
ある日、マニマニに住むリクナーという男に長男が生まれた。
テューン(名前変更可)と名づけられたその子は優しい両親とメイドのミリの元で大事に育てられた。

それから8年後のある朝、テューンは街に劇団が来るというので見に行きたいとリクナーにおねだりをしてみる。
両腕が不自由なためミリに食べされてもらっているリクナーは、普段のお礼も込めてミリにテューンと一緒に劇を見に行くように言う。
いざ劇を見に行ったはいいものの、劇が始まるまでかなり時間があるようなので、ミリをその場残し、街を見て回ることに。
テューンがあちこち見て回っていると、角からひよこの着ぐるみに入った少女が飛び出してくる。彼女の名前はソラ。
トイレを探して走り回っていたらしい。テューンはソラをすぐ近くの自分の家に連れて行く。

ソラがトイレに行っている間、興味深そうに大人が着れるほどの大きさのひよこの着ぐるみを見つめるテューン。
やがてソラが帰ってきたのでおはなしすることに。
ソラは劇団の子でテューンより1つ上の9歳。昨日ひよこの役で初舞台だったらしい。それで着ぐるみ姿でうろうろしていたようだ。
ソラは劇団で1番の女優になるのが夢だと語り、テューンは何の1番になりたいのか尋ねる。答えられないテューン。
その頃、ミリは時間になっても姿を見せないテューンを探し回っていた…

45 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/08(土) 08:43:52 ID:ZOdZMxJg0
しばらくしたある日、テューンはソラと一緒に騎士団の訓練を見学しに行く。
アヤカは息子に同年代の友達が出来たことを喜ぶ反面、剣や騎士団に興味を持つわが子を心配する。
それはリクナーも同じらしく、城の2階より騎士団の見学をしているテューンを見ながらため息を漏らす。

そんなリクナーにローデンザッハが諭す。ハッとするリクナー。ローデンザッハに挨拶した後そのまま急いで立ち去る。
テューンのところへ来たリクナーは剣の修行をしたいかと問う。テューンは元気に「やってみたい!」と答える。
リクナーはそれを聞くや否や世界一の剣士の所で剣を習おうと提案。喜ぶテューン。
せっかく一緒に遊んでいたのにごめんねというリクナーに、ソラはテューンの為ならいいと答え帰っていく。リクナーとテューンは世界一の剣士の家へと向かう。

世界一の剣士――ユキムラの家は純和風な道場で、ユキムラ自身も着物で身を包んだいかにもな侍の姿をしていた。
どうもこのユキムラはリクナーの古い友人であるらしく、テューンに稽古をつけてもらいたいというリクナーの頼みをあっさり了承。
まずはユキムラがテューンに手本を見せることに。その剣と技は世界一の名にふさわしい見事なもので、テューンは感動のあまり体が震えて動けなかった……


雨が降っているある日のこと、いつものように遊びにきたソラが初めて会ったときのようにひよこの着ぐるみを持ってきた。
ソラにとってこの着ぐるみは特別なものでこれを着れば何でも出来る気がするらしい。テューンが1番になりたくなった時、この着ぐるみを貸してくれるとのこと。
すると、玄関の方から雨音に混じって誰かが戸を叩く音が聞こえる。お客さんが来たのかと思い、戸を開けるとそこには奇妙な姿の男が立っていた。
男はリクナーに用があるとのこと。書斎へリクナーを呼びに行って戻ってくると、玄関にはソラやアヤカの姿が。様子を見に来たらしい。
しばらくするとリクナーとミリがやって来た。

男――ジャンルーカはリクナーと戦うためにやって来たと語る。しかし、リクナーはもう戦えない体だった。
必死で止めに入るミリ。ジャンルーカは邪魔だとミリを斬り捨てる。続いてアヤカもジャンルーカを止めようとするが、ミリと同じく斬り殺される。
悲鳴をあげるリクナー。ジャンルーカはなおもリクナーに自分と戦うよう迫る。
しかし、リクナーがマントを外すとそこには両の腕がなかった。その姿に幻滅しキレたジャンルーカ。
テューンとソラはその場から逃げようとするが、ソラは着ぐるみが気になってしょうがない。
仕方がないのでテューンが着ぐるみを着込み、そのまま逃げようとする。だが、ジャンルーカはテューンを斬り殺そうと攻撃を仕掛けてきた。
テューンをかばい斬られるソラ。テューンは立ち止まるが、リクナーの逃げろの声に正気を取り戻し走り出す。
リクナーはテューンが逃げ切れるよう命を懸けてジャンルーカの前に立ちはだかったのだった……

森の中を走り続けるテューン。ソラ達が死んでもう会えなくなったことにショックを受け、ジャンルーカに恐怖を抱く反面、
ジャンルーカの技をかっこいいと思う自分を否定できずにいた。
そして頭の中に「テューンはさぁ、なにで1番になるの?」というソラの声が響いているのだった。

気が付くとテューンはユキムラの家にやって来ていた。

46 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:46:16 ID:ZOdZMxJg0
■本編(青年時代)
ユキムラの元で修行しながら過ごしたテューンはやがて父のリクナーに目元が(悪人っぽいところが)よく似た青年に成長していた。
ユキムラから剣の大体の技術を学んだので、今度は世界中の強豪と勝負をするため旅に出ることに。
テューンはソラの形見のひよこの着ぐるみに侍の格好をさせ、それを着て戦う「ひよこ侍」として、ソラの分まで世界一を目指すという心に誓った。

とりあえず西の森に行くとそこには盗賊たちがうようよしていた。構わず進むと、たむろっていた盗賊に絡まれたのでこれを撃退。
更に奥に進むと盗賊の親玉のポルトンが。ポルトンの必殺技・ウサギガリによって倒れるテューン。
とどめを刺されそうになっていると近所の村に住むユージュが助けに来る。


雨の日の悪夢から目覚めると、そこは見知らぬ家だった。
看病してくれたリリエッタによるとここはユージュの家とのこと。
ユージュは村を襲う山賊を倒しに行きたいが、自分一人では心配なので手伝って欲しいとテューンに語る。
テューンも自分を倒したポルトンにリベンジしたいので了承。翌日、二人は山賊のアジトへ向かう。

襲ってくる山賊たちを撃退しつつ奥へ進むと広い部屋があり、そこにはポルトンと手下の山賊達の姿が。
ポルトンは手下たちがこちらに攻撃しようとするのを制し、テューンとの一騎打ちを申し込む。こちらもそれに応じる。
苦戦しながらも勝利。親分のポルトンを失った山賊たちはもう村を襲う気はなさそうだ。

山賊を退治したことを村に伝えに行くと、祝いの祭りが始まる。
そこでマニマニが鎖国をしていることと、9年前にジャンルーカという男が共和国を滅ぼし、ジャンルーカ帝国を興したことを知る。
テューンは翌朝さっそく帝国へと向かうことに。

翌朝、テューンが村を出るとユージュが着いて来る。
テューンを倒して自分の腕に自信をつけたいというユージュは決闘を申し込む。テューンも承諾。
その後決闘に敗れたユージュはこっそり後を追ってきたリリエッタの腕の中で息を引き取った。

47 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/08(土) 08:48:54 ID:ZOdZMxJg0
帝国途中のソバ平原を抜けようとしたテューンは謎の一団とすれ違う。
皆相当な実力者のようだが、その中にいた金髪の男は特に只者じゃないと感じる。

帝国についたテューン。広場に行くとなにやら騒がしい。どうもガラの悪い男が親子連れを斬ろうとしているところだった。
周りの野次馬は誰も助けようとはしない。そこへ先ほどすれ違った一団が現れる。
虎の剣の異名を持つ男・ガディルトンと一団のリーダー・英雄レイスに恐れをなして逃げ出すチンピラ。
テューンはレイスの力に惹かれ決闘を申し込む。
レイスは場所を移すことを条件に了承。一行は難民キャンプに移動する。


ジャンルーカ帝国では力がある者が全て。孤児やお年寄りをはじめとした力の無い者たちは住む所を追われ、難民キャンプに身を寄せていた。
レイスはそういう人たちを救うべく打倒帝国を目指していた。
テューンはそんなレイスの夢になど興味がないというが、レイスは帝国を倒すまで死ぬわけにはいかないので、それまでテューンと決闘をすることはできないと言い放つ。
そこでレイスは後で必ず決闘をという条件で、テューンに帝国を倒すのを手伝わないかと持ちかける。
世界一の剣士を目指すものとしてレイスとどうしても戦いたいテューンは了承。
しかしセティはテューンが仲間に入るのが気に入らないのかその場から立ち去ってしまう。

ちょうどそこへレイスが旧共和国で議長をしていたモルドワから呼び出される。
後をついていくと、レイスと議長が難民の受け入れ先としてマニマニと連絡を取っているが上手くいかないと話している。
レイスにこれから会議をするのでセティたちを呼んで欲しいと頼まれたのでソバ平原にいるであろうセティの元へ行く。

セティは発火草という火薬の元になる草を集めているところだった。
レイスが呼んでいることを伝え立ち去ろうとすると、呼び止められる。
どうも女だと思って見下していると思われているらしくかなりご立腹のようだ。
反論をするといきなり切りかかられ戦闘に。止めを刺さないテューンに女だから殺さないのかと切れるセティ。
そうではないといい、戦闘中のセティが技をいい技だと褒め真似てみるテューン。
セティは血を吐くような思いで身に着けた技を見様見真似で成功された自分の弱さと、女であることでどうしても剣で男に勝てない苦悩を語る。
だがいつかは他の男ともどもテューンに勝ってやると告げさっていく。
テューンはその姿に絶対に一番になるのと語るソラを重ねる。

会議の内容はマニマニが鎖国を解かないため難民を受け入れてもらえないこと、手っ取り早く帝国を倒すにはジャンルーカを暗殺してしまうこと、
そしてそのために帝国城内部の構造に詳しい人物の協力が必要だということだった。
協力者探しをテューンが担当することになり会議は終了。
テントから出ようとするとセティに「さっきはすまなかった」と声をかけられる。

48 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:50:55 ID:ZOdZMxJg0
とりあえず協力者を探すにも当てが無いので、ガディルトンを追ってタイガーズケイブに向かう。
そこでイチャつく男女に絡まれ、帝国兵と見られる男を戦闘。
圧勝したテューンに興味津々の女。女はアイシャといい強い男が好きだという。アイシャはテューンの強さも顔も気に入り、城か酒場にいるから来てねといい去っていく。

洞窟内に入るとガディルトンにからかわれる。そこへ洞窟に生息する虎が襲い掛かる。
ガディルトンはここで虎を相手に訓練をつんでいるので虎の剣と呼ばれているらしい。
ガディルトンの訓練に付き合い洞窟を進みながらレイスのことや先ほどのアイシャのことを話す。
そこでアイシャが帝国城に入ったことのある人物だと気づきいそいでレイスの元へ帰る。


協力してもらうためアイシャに惚れられているテューンが説得に回ることに。
酒場にいるアイシャに頼んでみると「猛虎の涙」という宝石をくれたらなんでも言うことを聞いてくれるとのこと。
「猛虎の涙」はタイガーズケイブの奥にあるらしいので早速採りに行くことに。


襲いくる虎を撃退しながらやっとの思いで「猛虎の涙」を入手しアイシャに会いに行くと、自分のために命を懸けたテューンに感激して涙を流す。
アイシャはすぐに付き合っていた男全てと別れてきてテューン一筋になると宣言。これなら信頼できると確信したテューンはレイスを呼びにソバ平原へ向かう。


レイスはこの後の戦いで必要になる発火粉の使い方をテューンに教え、そして何故自分が帝国を倒したいのかや自分の理想について語る。
テューンはアイシャが協力を了承したことを伝え、二人はアイシャと共に大急ぎで難民キャンプへ帰る。

レイスは早速言葉巧みにアイシャから城への抜け道や皇帝の間への最短ルートを聞き出す。
そのあまりの上手さにすっかり感心するテューン。
どうもこれで皇帝暗殺への準備が済んだようだ。

決行の前夜。
テューンは親しい人が次々とジャンルーカに斬り殺される悪夢にうなされ目が覚める。
外に出てみるとセティが。寝付けないらしい。
ぞろぞろと他の二人も現れ、4人は明日の決戦の覚悟を固める。

49 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:53:19 ID:ZOdZMxJg0
とうとう城に潜入することに。特に問題無くあっさりと皇帝の間の前にたどり着く。
ついに姿を見せる宿敵ジャンルーカ。
その姿を見たテューンは逆上し、セティを人質に取りレイスに自分とジャンルーカを一対一で戦わせるよう迫る。
ついに因縁の対決が始まったが、ジャンルーカはあまりに強くテューンは倒され気を失ってしまう…


夢の中で家族や今まで斬ってきた者たちが口々に剣をやめるよう言う。
しかしソラとの誓いを思い出しこれからも世界一を目指し続けると誓いを新たにする。

目覚めるとテューンは難民キャンプにいた。あの後とレイスがみんなを逃がしたらしい。
ガディルトンはテューンにゴロソの闘技場で特訓するよう進める。
テューンはその前にレイスと決闘する言いソバ平原へ向かう。
だがレイスは強く、テューンはまたしても負けてしまう。
二度も負けて傷心のテューン。

アイシャはそんなテューンを慰めに行く。
テューンにもう強くならなくていい、弱くても生きていこうというアイシャ。
テューンはその言葉を否定するようにアイシャを斬り殺す。


ゴロソへやってきたテューンはそこで卑剣使いズールの話を聞く。
ズールと対決するために北のセントスノーを目指すことに。

テューンは極寒の地セントスノーの厳しい自然環境にも負けず無事にズールの家にたどり着く。
ズールはテューンに暖をとるようすすめ家の中へテューンもそれに従う。
暖まったらすぐ決闘しろというテューンにズールは生き急いでいると指摘し、まずは自分の過去を見つめなおしてきてはどうかと提案。
テューンは生まれ故郷マニマニへ向かうこととなる。

50 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:55:06 ID:ZOdZMxJg0
マニマニは鎖国中で一般人は入国できない。
仕方ないので強行突入しているテューンの元にローデンザッハが現れる。
ローデンザッハの取り成しで無事入国を果たし、二人は両親とミリそしてソラが眠る墓地へ向かう。

両親の墓の前に立っているとソラの母ソレイユがやってくる。
テューンは自分のせいでソラが巻き込まれたと謝るが、ソレイユはテューンと出会ってからソラは幸せそうにしていたことを告げテューンを許す。
そしてソラが剣の練習に励むテューンを心配するとともに応援していたと伝え去っていく。
残された二人はテューンの家を目指す。

マニマニの町は10年前と一見変わらないように見えるが、それでも帝国ができてからは騎士団が無くなり城壁ができるなど色々と変わってしまったようだ。
あの事件の後、テューンの家は当時のままで保存されていた。
テューンは両親やミリの日記を読み、母が剣の道を進む自分を心配していたこと、両手を失った父の苦悩と自分への想い、ミリの自分への期待を知る。

テューンはマニマニを去る前にソラの墓へ立ち寄る。
そこで過去に囚われていた今までの自分と決別し、新たな気持ちで剣の道を進むと誓う。
そしてテューンは今度こそズールと決闘をしに行く。


過去を振り切ったテューンの剣は冴え渡り、あっというズールを倒すことができた。
ズールは何も無い大雪原で弧高に死ぬことを望み立ち去る。
テューンはその姿を見送るとレイスと決着をつけるため難民キャンプに向かう。

51 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:56:51 ID:ZOdZMxJg0
火薬を改良し、誰でも戦うことのできる武器を開発した反帝国勢力。
これなら自分無しでも無事帝国を倒せるだろうと語るレイス。
かくして今度こそレイスとテューンの命を懸けた戦いが始まった。

レイスは強かったがテューンは無事勝利をおさめた。
これで残るはジャンルーカだけだ。
レイスはセティに反帝国勢力の指揮を託し息を引き取った。


テューンは正面から城へ突入する。
皇帝の間に向かう途中、何度も帝国兵に襲われたがテューンの敵ではなかった。
皇帝の間についたテューンは今度は復讐の為ではなく純粋に世界一の剣士を目指す者としてジャンルーカに決闘を申し込む。
ジャンルーカはトップを目指す為に戦う相手がいるテューンを幸せ者だという。
そしてついに因縁の対決が始まった。

結果はジャンルーカの敗北だった。
そこへ爆発音が聞こえる。セティたちが火薬を使って攻撃をしている音だ。
その時テューンはもう一人戦う相手がいることを思い出し、城を脱出する。
残されたジャンルーカは自身と帝国の終わりを悟り、ただ笑い続けていた…


テューンが向かった先はユキムラの元だった。
かつてリクナーはユキムラを世界一の剣士といった。そのユキムラを倒さなければ世界一とはいえない。
ユキムラは道場でテューンを待っていた。
ユキムラはテューンに何故刀を振るってきたのかを問う(※この時の選択肢でEDが分岐)。
テューンに返事にそうかとだけ答え剣を構えるユキムラ。

静かに最後の戦いが始まった。

52 :ひよこ侍:2007/09/08(土) 08:57:37 ID:ZOdZMxJg0
■老人ED(ユキムラの問いに自分のためと答える)
 ソラが演劇で世界一を目指そうとしたように、テューンもまた何かに自分の全てを懸けてみたかった。それがたまたま剣の道だっただけだ。
 ユキムラを倒してとうとう世界一の剣士になったテューン。その為にたくさんのものを失ってきた。
 しかし彼に残されたものは剣を振ることしか能の無い不器用な自分だけだった。

 ユキムラを墓に弔い、その場に立ち尽くしているとセティが現れる。
 帝国は倒れた。しかし指導者となるべきレイスはこの世になく、混乱が続いていた。
 セティもまた自分が何のために剣を振るってきたのかと漏らす。
 そしてテューンに不器用なもの同士、一緒になれるのではないかと誘う。テューンも同意見だ。
 そして二人は一緒に何処かへ去っていった…

 月日は流れた。争いは収まり平和な世が続いていた。
 火薬を使った武器が主流となり、剣士と呼ばれる者たちは少しずつ減り、今では剣自体が珍しくなっていた。
 ある少年が倉庫で棒切れと薄汚れたぬいぐるみのようなものを見つける。
 少年が母にこれは何かを尋ねると、棒切れは昔の武器だが薄汚れたぬいぐるみが何かは知らないと答える。
 少年は庭にいる祖父に尋ねる行く。
 祖父は一言「はて…それはなんじゃったかのう…」と答える。
 彼は老いたテューン=フェルベルその人だった。


■切腹ED(ユキムラの問いに刀のためと答える)
 今まで戦ってきたのは全て剣の美しさに惹かれていたからだった。
 テューンはどうしたらこの愛する剣を自分だけのものにできるのかと考える。
 考えたテューンは剣を自らの体に突き刺した。こうして彼は剣と一つになったのだった。


■チンピラED(ユキムラの問いに死んでいった者のためと答える)
 今まで様々な人たちを斬って来たテューン。自分は彼らの分も負けるわけにはいかない。
 しかし勝ち続けたところで死んだ者が生き返ることも何かを得ることもない。空しさが残るだけだ。
 全てを失ったテューンは呆然として彷徨い、やがて金目当ての二人のチンピラに刺される。
 倒れたテューンは幼い頃ソラと遊んだ幻を見ながら息を引き取った。






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