ベアルファレス

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64 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:03:59 ID:MwUQVRhp0

ベアルファレス

先に、少しゲームの舞台設定を説明します。
面倒でしょうが、申し訳ありません。読んでください。
舞台は、カルス・バスティード、別称「カルスの棺桶」
物語世界の覇権を担う大国家、アスロイト王国とバイレステ共和国。二つの国をわかつカルス山脈に位置する街です。

この街の歴史は、昔、近辺に住んでいた農民が不老不死の石「アザレの石」を発見したことから始まります。
ある農民が、耕作中にアザレの石を掘り出すと、石は発光しだしました。
そして、光を浴びた町の人たちを一通り不老不死にしたあと、効果を失います。
そのころにも二大国の天然の国境線は変わってなかったので、不老不死に釣られた二大国は目の色を変えて辺りを掘りまわし、やがて、地下に遺跡が発見されます。
太古の超文明、太陽帝国の首都「アスラ・ファエル」。
この、あまりにも巨大な遺跡からは、金銀財宝が無尽蔵にザックザクでてきました。
おおまかなかんじ、これがカルス・バスティードの生誕の歴史です。

65 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:04:37 ID:MwUQVRhp0
しかしながら、その栄光は長く続きませんでした。
遺跡の中にとんでもない化け物がワラワラ出るようになたのです。
すると、二大国はカルス・バスティードを大きな城壁で囲み、空にも結界を張り、ぶ厚い城門を閉ざしました。
ぶ厚い城門は、年に二度開くことになっていて、計四枚のうち二枚の城門は時が来ると自動で開き、もう二枚は、二大国それぞれが一つづつ鍵を持って開ける仕組みになっています。
それくらいしないと、安心できないくらい化け物は強力だったのです。でも、それを補ってあまりあるほどの財宝が「カルスの棺桶」から出てくるのも事実。
やがて、城壁の内には冒険者の街が作られます。
ある者は一攫千金を夢見て。ある者はアザレの石の不老不死を求めて。
ある者は純粋な強さを欲して。ある者は遺跡の研究をするために。
物語は、カルスの棺桶の一室から始まります。

年季の入った石造りの部屋で、オイゲンという初老の男が主人公を面接しています。
なにやら、住民登録的な書類を作らなければならないらしいです。
ここで、主人公(ここでは、デフォルトの名前「ウェルド」としておきます)は、まず男か女か。そして、名前と、カルスの棺桶にきた目的、身分、出身国を聞かれます。
(身分は主人公の使用武器を決定。身分と出身国と目的の組み合わせは、各キャラとの相性を決定します)
書類仕事が終わり、他の新入り達が集まっている大部屋に戻ります。
今回の新入りは、特別人数が少ないらしいです。
というのも、彼らが便乗した隊商が、山登りの途中で崖崩れに逢い、分断されたからです。
後ろの隊商は迂回するルートを取ったのですが、城門が閉まるまでに間に合わなかったそうです。次に城門が開くのは半年後になってしまいます。
ここで、オイゲンと、部屋に入ってきた見るからに屈強な戦士「バルデス」という男が、カルスの棺桶に住むにあたっての心構えを話します。


66 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:05:26 ID:MwUQVRhp0
それと、居住権についての説明が一つ……。
冒険者は、実際に太陽帝国の首都:アスラファエルの玄関口まで辿りついて、そこにある「太陽の宝玉」を手に入れるまでは、仮の居住権しか認められず
仮にカルス・バスティードで幾らお金や財宝を稼いだとしても、太陽の宝玉を手に入れるまではカルス・バスティードから一銭も持ち出せないというのです。
とはいえ、この任務は初心者のふるい落しが目的みたいな感じです。
(カルスの棺桶は、一見して明らかに狭い町なので、あんまり雑魚が居座ってると困るということでしょう)
とりあえず、ウェルド(主人公)たちの当面の目標は、この太陽の宝玉の入手なります。

ここで、もう一人新キャラが登場。学者さん風のお兄さんみたいな雰囲気の人で、「クムラン」と自己紹介しました。
彼は、アスラ・ファエルの中では場所場所によって時間の流れが違うことを説明してくれます。
一時間いたつもりでも十日たっていたり、逆に一分しか経っていなかったりするということ。
さっさと稼いで、すぐに実家に仕送りをしなくてはならない切羽つまった人もいるので、そういう人は気をつけなきゃならないってことです。
(でも、そういう人は悲しいかな、ほとんど怪物に喰われてしまうそうですが)

新入り冒険者の人数は13人
貧しい農民の「アッシュ」男、正義に燃える騎士の「アーサー」男、逆に没落した騎士家の娘「レイア」、落ち着いた知的な雰囲気をした「エレアノール」女
猟師のポニテ少年「パスカ」、槍使いのポニテ少女「シャルン」、お金には目がない盗賊の少女「ジェシカ」、マイペースな現実家「オルフェウス」男
飄々とした美女「イヴ」、めちゃくちゃ寡黙な根暗ボーイ「ディアス」、すごい真面目な中世の大学生みたいな感じ「ノエル」女
一見ボーイッシュな女の子。でも男の子。司祭見習いの「ルカ」。心優しい地味少女「サラ」

67 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:06:25 ID:MwUQVRhp0
メインシナリオに融合する形で、この13人の個別シナリオが用意されていて、
最終的には誰か一人をパートナーに選ぶことになります。
個別のEDも用意されており、13(自分の性別も選べるので、男女差を含めれば26)ものEDがあります。
この説明では、とりあえずはメイン・シナリオだけを辿っていきます。(さすがに13人は追い切れないので)
13人それぞれにカルス・バスティードに来た理由があり、好感度の上がりに伴って少しづつそれを語ってくれる恋愛ゲーム的要素があります。

さて、話は戻ります。
新入り冒険者には、ちょっとした宿舎があてがわれたようです。
主人公がそこに到着すると、パスカから「もう皆で部屋割り決めたから、お前の部屋はすぐ左の一室しかねーよ?」ってイジメみたいなこと言われます。(パスカは飾らない好青年って感じです)
でも、自分の部屋は宿舎を出てMAP画面に出入りするのに一番近い部屋で、一番便利な部屋です。

部屋割りを伝えられると、急になんか古参っぽいおっさん冒険者が入ってきて、オイゲン(最初に出てきた初老のオジサン)が新入りを一人呼んで来いって言ってたって言います。
ジェシカ(天真爛漫な盗賊少女)が「なになに?」って首を突っ込んできましたので、彼女と一緒にオイゲンところに行きます。
オイゲンは酒場を経営するかたわら、城壁の向こう、二大国の商人との窓口みたいな役割をしているみたいです。財宝を売るほか、食糧とかも買わなきゃですしね。
オイゲンの言うところ、子竜の宝玉という、モンスターの体内で作られた結晶みたいのが、貴族に五個注文されてたのに四個しかないので
ちょっとおまいら取って来てくれよ。金払うからさ。って言います。
ここで、ちょっと金にはうるさいジェシカが値段吊り上げ交渉を行って、普通よりずいぶん高い値段で買ってもらえることになりました。
そんなので、ちょっと遺跡に入ってトカゲみたいな雑魚を皆殺しにして、子竜の宝玉を届けます。(まあ、初心者チュートリアルみたいなもんですね)
(遺跡に初めて入る時に、屈強な戦士バルデスが待っていて「トラップ・カプセル」と「時の航路図」を渡されます。
両方とも、学者のあんちゃんクムランがアスラ・ファエルの超技術を転用して作ったものだそうです。
トラップ・カプセルは、戦闘で無限に繰り返し使えるトラップで、時の航路図を使うとどんなに深く潜っていても一瞬で地表へ帰れます)

68 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:06:56 ID:MwUQVRhp0
ところで、酒場には壁に新聞が貼ってあって、主に世界情勢についてのホットなニュースを伝えてくれます。
この時点では、国同士が他愛もなくじゃれあってて平和な世界だなぁ。みたいなことが書いてあります。

子竜の宝玉を返すと、どうやら新入りは教会に呼び出されているようです。
涙が出るほど献身的なティアラという女の子(二十歳くらいでしょうか)が協会の司祭をやってるみたいです。
で、話を聞くと、農民のアッシュは、妹が赤熱病の後遺症で失明したので、その治療の関係でカルスの棺桶にきた良いお兄ちゃんらしいのですが
今になって急に病状が悪化したという手紙が届いたので、ちょっとその治療薬を作るの手伝ってくれよ。ってことらしいです。
強制イベントではなく、やらない選択肢は用意されています。

>手伝う
パーティーを選んで、いざ指定された薬草を取りに遺跡に入ると、助司祭「カドモン」が話しかけてきました。
薬草がある場所はぶ厚い石扉で隔離されていて、ちょっとしたアイテムを手に入れて、台座にはめこまないと扉があかないのですが
そのアイテムをカドモンが先に手に入れてしまっていたのです。
彼曰く「全財産渡したら売ってあげる。渡さないならこの場で壊しちゃうよ^^」
アイテムは代えが効かないもので、しかたなく全財産払い、「これじゃ足りないから魔物倒して500円とってこいよ」って命令にもヘイヘイ従って、彼に金を渡します。

そして、目的の材料「ラフメルの葉」を手に入れて戻ります。
製薬したあと、薬を転送機に乗せて近くの町へ送ります。
転送機は、転送中に百年くらい時間が経ってしまうので、人や家畜は送れません。送れるのは、特殊な薬とか、手紙や、金属くらいでしょうか。
一通りアッシュとかから感謝の意を表明されて、寮に戻ろうとすると、バルデスがカドモンを連れてこっちに向かってきます。
どうやら、金を巻き上げたあと、早速、いつもは手が出ない高級酒をかっくらいに酒場へ行って
即刻チクられてバルデスに引っ立てられたそうです。
金は利子をつけて一割増しになって返ってきました。

69 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:07:27 ID:MwUQVRhp0
さあ、脇道に逸れたが、さっさと当面の目標である「太陽の宝玉」を取りに遺跡に潜るとするか。
ですが、生憎そう簡単にはいきません。
途中に幾つも部屋が連なってる回廊のような場所があって、間違った部屋に入ると、今のレベルだと太刀打ちできないモンスターの巣に入ってしまうそうなんです(フラグ)
といっても、すでに解決法は見つかっていて、午前0時になって光る扉に入ればいいんです。
主人公が回廊に入ると、既に新入り冒険者が何人も回廊に腰をおろしていました。
みんな午前0時を待っているのです。

猟師のパスカの耳が、かすかな悲鳴の声を拾いました。
どうやら、解決法についての話を聞かなかったレイア(唯我独尊)がモンスターの巣へ降りてしまったみたいです。
パスカは、助けたいようですが、学者のノエルは「そんなことする必要はない。死ぬかもしれない、というか、むしろ死ぬ可能性が高いのに」と主張します。
主人公はパスカのほか一人を選んで助けに行くことにします。
この戦闘、パスカがキー・パーソンになっていて、彼の発火のトラップが戦闘の鍵を握ります。

二人で一対の魔物、インディゴスを倒し、レイアを救出しました。
レイアは肩から胸までをバッサリいかれてたそうです(イタタタタ)
戻ると、ノエルが司祭のティアラさんを連れて来てくれていました。ティアラさんは、強力な治癒呪文を使えます。
そうこうやってるうちに、午前0時が近づいてきました。

長い廊下を抜けると、アスラ・ファエルの入り口が見えてきました。
壮麗な金色の神殿。なぜか空にある太陽。
ついに遺跡の入り口に辿り着きました。

70 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:08:01 ID:MwUQVRhp0
遺跡の入り口を時の航路図に記録し、地表に出て、オイゲンのいる酒場へ行くと、いつも呑んだくれている古参の剣士に酒瓶を投げ付けられます。
危うく避けると、剣士は汚い言葉で主人公を罵りました。

どうやら、彼は稼いだお金で長いあいだ家族に仕送りをしていたのですが
(少し怪物を狩って財宝を集めるだけで、家族に仕送りをして、あとは酒場で飲んだくれるくらいの生活はできるのです)
妻がほかに男を作って逃げたという手紙がきて、かなり荒れているみたいです。

自分のすぐ後に続いて、ローブを着た無表情の青年が酒場のドアを潜ります。
泥酔した男は、彼にも酒瓶を投げ付けます(そしてまた外します)。
が、無表情の青年はそれを全く無視。「オイゲンは留守か」と言いました。
自分を無視したその態度に怒った泥酔した男は、「化物め!」と罵声を浴びせます。
彼の友人の男が、必至に「なんてこと言うんだ! 謝るんだ! 早く!」と諭しますが、罵声は止まりません。
「なんで人間の俺が化け物に謝らなくちゃならねえんだ! 化け物はおとなしく家で寝てな!
 てめえの姉貴みたいによ!」
無表情な青年は、無表情のまま、泥酔した剣士に杖をかざすと、魔法を放ちました。
一瞬のうちに剣士は吹き飛ばされ、苦悶の声をあげます。
「ぎゃあああ! おれの足があ!」
 「心配するな。すぐに楽にしてやる」
追い打ちの魔法。剣士はぐったりしてしまいました。

戻ってきたオイゲンに事の次第を話すと、オイゲンは口を開きました。
彼の名前はファトゥム。
アオゥル族の末裔。
アオゥル族は、昔カルスの棺桶付近に住んでいた人々です。
ファトゥムもまた、アザレの石の妖光を浴びた一人でした。

71 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:08:32 ID:MwUQVRhp0
不死となったアオゥル族のその後は、悲惨としか形容しようのないものでした。
死なない体ゆえに、カルス・バスティード建設のために昼夜眠らずに酷使され、鞭で叩かれ、その苦痛はアオゥル族に不死になった体を後悔させたほどだといいます。
その虐待は、人間の持つ不死身の体への羨望……嫉妬故のことだったのかもしれません。

ファトゥムはその時、姉と一緒に「不死者の標本」としてアスロイトの王都ガルニッツに送られました
そこで彼らにされた事……。
貴族の暇つぶしに、「どこまで死ぬか」「本当に不死なのか」と体を傷つけられたそうです。
たぶん、腹を引き裂かれはらわたを引きずり出されても、体中を火で焼かれても、胴体を二つに割られても、死ねなかったのでしょう。
体中の生皮を剥がされて塩を塗られたりしたかもしれません。
ファトゥムの姉は、その苦痛に耐えられず、一切の感情を失ってしまったのです。

オイゲンは、なぜこんなことを話したのか解るか。と問います。
「奴を苦しみから救ってやれっていってんじゃねえ。放っておいてやれ」

72 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:09:04 ID:MwUQVRhp0
壁新聞で、バイレステ共和国の元老院でテロが発生して、議員が10人ほど死んだことが知らされます。
イレニア独立運動というのが展開されているみたいです。
たぶんIRAなみに過激なんじゃないでしょうか。
テロへの報復に、イレニア島の島民が五百人ほど引っ立てられて、奴隷としてコキ使われるそうです。

太陽の宝玉は、アスラ・ファエルの玄関口にある神殿の最上階にあります。
第一階を早速攻略して、進むと、大きな部屋でクムランさんが石碑を調べています。
クムランさんは、集中すると怪物が現れても噛まれるまで気づかないため、バルデスさんが見張りをしています。
ここで、主人公がミスしてレバーみたいのをガッコンと引くと、なんか強そうな衛兵みたいなモンスターが四匹現れました。
バルデスさんは手慣れた動きでモンスターをあっさり秒殺します。とてつもなく強いです。
実はクムランさんも、ホントはこんなトコならぜんぜん一人でへっちゃらなくらい強いみたいです。
主人公がレバーを引いたせいか、クムランさんが熱心に読んでいた石碑が消失してしまいます。
クムランさんが解ったことを喋ってくれます。

太陽帝国という名前は、アスラ・ファエルをちょっと見たところ、太陽を信仰していたらしいことが解り、後付けで名付けられた名前らしいです。
ところが、本当は太陽帝国の住民は、太陽を恐れ……というか、太陽が象徴とする輪廻転生の無限の環を断ち切るために、太陽の光の届かない地下に首都を作り
永遠に沈まない仮初の太陽を空に上げたらしいのです。
彼らの成果の一つは、すでに確認されています。生命の輪を断ち切る、不老不死のアザレの石。

ここで、神殿の第一階をクリアして戻ると、ティアラちゃんが何か騒いでおります。
なにやら、ティアラちゃんが看病していた病人が失踪してしまったみたいです。(教会では病院もやってます)
失踪した病人は、一年半前に起った事件で半死半生の病人になってしまって、遺跡に潜っても戦える体ではありません。
ティアラちゃんはお金は払うから、彼を助けてくれと言います。

74 :Bealphareth:2007/11/01(木) 19:09:52 ID:MwUQVRhp0
>助ける
ティアラちゃんは、人手を集めて、手わけして彼のいそうな場所を探しているみたいです。
主人公にも領域が振り当てられます。西の斎殿というところ。ちょうど、神殿の一階からいけるとこです。
ここで、ラフメルの葉イベントの時は協力しなかったレイアさんが、さすがに反省するところがあるのか協力を申し出て、主人公PTに入ります。
西の祭殿では、レイアちゃんのトラップが攻略のカギになります。

西の祭殿を進むと、傷病兵を発見。しかしすでに手遅れでした。彼は、ただの死体でした。
残された手紙には、ティアラちゃんに手紙と剣を渡してほしいと書いてありました。

彼は貴族さまなのですが、退屈で灰色の人生を送っていました。
カルスの棺桶にきてからの人生は本当に充実していた、と手紙には書いてあります。
しかし、一年半前の事件で、戦友は全員死に、自分も瀕死の体になってしまった。
最後はベッドの上でなく戦士として死にたい。と……。
ティアラちゃんの、せめて穏やかな気持ちで死んでほしいという思いやりを、踏みにじってしまったのではないか。それが心残りだ。と。
せめて、剣を売って教会の運営費の足しにしてくれ。と。
ティアラちゃんは、手紙を読むと、泣き崩れました。
彼女は、誰よりも多くの死に接しながらも、死に慣れるという事をしない……そんな女性なのです。

さて、悲しいイベントを乗り越えて、新人冒険者たちは神殿の最上階を攻略します。
ここで、BOSSのガーディアンを撃破。ようやく太陽の宝玉を手に入れます。

76 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:27:31 ID:MwUQVRhp0
しかし、その帰り道、更なる悲劇が待っていました。

道を帰る途中、来るときはなかったはずの部屋に辿り着きます。
その部屋の中心には台座が鎮座していて、台座からは三本の紫色の剣が生えていました。
紫色の剣が妖気を発し始めると、突然、主人公たち(三人のグループ)は金縛りにあったように動けなくなります。


カルスの棺桶では虐殺が行われていました。
一年半前の事件の再来。
紫の剣を持った狂戦士が、そこらじゅうの人間を戮殺します。
紫の剣にとりつかれて獣のような容貌になった戦士が、圧倒的な膂力でいともかんたんに歴戦の古参兵を切り殺します。
その獣は、主人公でした。
狂戦士は六人。うち三人が、主人公たちのパーティーであることに、疑いはありません。

主人公がまた一人、圧倒的な力で人を押し倒し、殺しました。
そこにファトゥムが現れ、狂戦士より更に圧倒的な魔力で、狂戦士(主人公)をなぎ倒します。
しかし、すぐに起き上がる狂戦士。
今度こそ留めを刺そうとするファトゥムの前に、バルデスが立ちはだかりました。
クムランが、紫の剣を停止させる方法を見つけた。と。
バルデスは狂戦士を組み敷こうとします。
一年半前の時、バルデスは狂戦士を殺しました。しかし、狂った猛獣を捕えるなんて、殺すより何倍も難しい作業。できるわけがないといいます。
しかし、バルデスはやってのけます。自分が傷つくのも恐れずに。

紫の剣でつけられた傷は、一生治りません。
一年半前の事件……。一人の狂戦士が二百人の猛者の命を絶ちました。
その時、かすり傷しか負わなかった人でさえ、一か月を持たずに死んでいったのです。

77 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:28:05 ID:MwUQVRhp0
ある日、教会で主人公は目覚めました。
ティアラちゃんは純粋に目覚めを喜んでいます。しかし、風当たりは強いようです。
あたりまえです。仲間を何十人も殺した張本人が、かすり傷ひとつなく生きているのですから。
でも、宿舎に戻ると、仲間たちが退院のお祝い会を開いてくれました。
主人公は、どんなにか心救われたことでしょう。
本当なら、自分のやった所業を悲しんで、自殺する人だっているかもしれません。
自分の快復を祝ってくれる仲間がいるのです。

お祝い会の最中、仲間たちが自分がなぜ目覚めたか教えてくれます。
紫の剣が崩れさり灰になったのは、クムランが遺跡内で装置を壊したからなのですが、そのあとも、自分は魂の抜けた人形のようになっていたそうです。
神殿のさらに先、「煉獄」と呼ばれる場所にある、シュオルの柱。
そこに自分の魂は捕えられていて、誰かが魂の捕えられていた柱を壊してくれたので、自分の魂は戻れたのだそうです。
しかし、あと一人、魂が戻っていない者がいます。
それは、狂戦士になった新入りたち……。主人公パーティーのうちの一人でした。

歓迎会のさなか、バルデスにお礼を言いに行かなきゃと思ってた矢先に、古参の冒険者が宿舎を訪れます。
彼が言うところ、バルデスが自分を待っているそうです。
仲間たちから離れて、冒険者についていくと、小さな部屋に通されました。
部屋にバルデスはいません。
話を聞くと、主人公の快復が納得できない人たちが自分を殺そうとしているみたいです。
紫の剣の傷痕が見える人もいました。
間一髪で、バルデスが助けに来てくれました。
「その傷じゃ、そんな大剣は振り回せないだろう」
あろうことか、冒険者はバルデスまで殺そうとします。
しかし、バルデスはいとも簡単に冒険者の剣を弾き飛ばしました。
強さの格が違うのです。
バルデスが来る前、カルスの棺桶は、怪物に殺される人数より、人に殺される人のほうが多いという、異様な街だったそうです。
それを、ある程度のところまで平定し、人が住めるようにしたのは、バルデスでした。


78 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:34:10 ID:MwUQVRhp0
ところで、酒場に寄ると、災難が起こっていることがわかります。
半年に一度開くはずの城門が開かなかったのです。
壁新聞も一向に送られてきません。
前回の開門の際の貿易は、崖崩れのせいで殆ど行えませんでした。
よって、二回連続で、ほとんど食糧が確保できなかったということになります。
一年間交易がないとなると、食糧の備蓄も尽きてきます。
このころから、酒場で食糧の値段がウナギ登りに上がっていきます。

主人公は、シュオルの柱を壊す活動に参加することになりました。
魂の入ったシュオルの柱は、もう一本あるはずなのです。自分と共に太陽の宝玉を手に入れた、もう一人の仲間のものが。
主人公たちは、神殿の更に奥、煉獄に潜ります。

ところで、狂戦士になった人の救出にはやはり反発も強く、協力者は思うように集まらないそうなのですが
それでも多くの人が煉獄探索に参加してくれた理由は、バルデスの口添えによるものでした。
カルスの棺桶の古参たちは、誰しも、一度ならずバルデスに命を救われているそうなのです。

主人公たちは煉獄を探索しました。
かなり強力な魔物と激しい戦闘を繰り返して、幾つもシュオルの柱を見つけても、魂が捕えられている光る柱は一向に見つかりません。


79 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:35:28 ID:MwUQVRhp0
煉獄二個目のダンジョンを征服したあと、カルスの棺桶に戻ると、とんでもないことが起こっているようです。
壁新聞が送られてきたのです。
壁新聞にはとてつもなくショッキングなことが書いてありました。
世界中いたるところに、カルスの魔物が出現。世界は最早めちゃくちゃだそうです。
壁新聞が送を送る転送機のある町も、すでに魔物によって襲われてしまい、郊外の修道院に避難できた人は半分ほどだったそうです。
他の半分は、怪物に喰われてしまいました。
たぶん、世界中がそんな状況でしょう。

住民たちはみんな、悲しみに暮れたり、酒を飲んで荒れたりしています。
街を襲った怪物ども……、そいつらは、主人公の今のレベルでは雑魚もいいとこ
なんと、一番最初に出てきた子竜の宝石イベントのモンスターとか、そのへんの雑魚が、人々を殺戮しているのです。
「俺がいれば、あんな雑魚ども……百匹でも千匹でも殺してやれるのに」
みんな、やりきれない気持ちでした。
(この辺で、カルスの棺桶の住民が、まさにサイヤ人的な強さを誇っていることが浮き彫りになってきます。
同時に、最初は雑魚扱いされていた新入り達の強さも、カルスの棺桶の中でも上位というくらいになっています)


80 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:35:58 ID:MwUQVRhp0
驚天動地の騒ぎがあったあとも、シュオルの柱探索は続きます。
主人公たちが煉獄を歩いていると、顔みしりの古参が倒れていました。
逆風の中、主人公たちに良くしてくれ、シュオルの柱探索に熱心でいてくれた戦士です。
彼もまた、バルデスに一度ならず助けられた住民でした。
彼は、バルデスの生き方に感銘を受け、彼が死ぬ前に彼の生き様を少しでも理解しておきたいと主人公に語ってくれた人です。
彼の傷はもはや手遅れでした。
一緒に行動していた相方を、ダンジョンに置いてきてしまったので、せめて助けてくれと頼みます。
そして、目の前で息絶えました。

救出ミッションを終えます。
助けた相方の人を、地上まで送ります。
主人公に心からの感謝の意を示したあと、彼は傷を負った足で、一人のろのろと歩いて行きました。
肩を貸そうとした主人公を、拒絶します。
「すまないが、一人にしてくれ・・・・」
背中が泣いています。


酒場に行くと、壁新聞の続報が届いています。
相変わらず、悪い報せばっかです。
それによると、魔物たちは人間が化けてなったものだそうです。
しかもどうやら真実。
記者の人が目の前でそれを目撃したというのですから。


81 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:36:29 ID:MwUQVRhp0
それに前後して、世界中で宗教裁判が行われました。
この世界では、貴族や教会など特権階級の腐敗が凄まじいです。
「~~は魔物に化けそうだ」というレベルの密告があっただけでも、即死刑になる。
そんな、魔女狩りをもっと酷くしたような宗教裁判が世界中で横行しているようです。

もっと酷いのが、「カルス・バスティードに行ったことのある人間は、間違い無く魔物になる」という噂です。
これによって、ある地域では、カルスの棺桶に少しでも関係がある人物を片端から処刑されたそうです。
みんな、「魔物に対抗できるのは、カルス出身のやつだけなのに……」と唖然/呆然としています。

大国・バイレステ共和国では、属領からすべての軍を引き揚げました。
軍を引き揚げるだけならまだしも、食糧と武器を根こそぎ奪って首都へ運び込んでるようです。
事実上、首都のお膝元である直轄領以外を切り捨てたということになります。
(でも、人間の軍隊は魔物に負けてばかりで、どうにも役に立ってない模様)
ちなみに、新入り冒険者の仲間の中には、バイレステ共和国からの独立を狙う地域のテロ組織に属している人もいます。
その人の目的は、これによって達成されたことになってしまいました。なにしろ、向こうから切り捨ててくれたのですから。
その人はかなり荒れていました。

もう一方の大国・アスロイト王国では、有力貴族が自前の軍を勝手に動かし始め、自分の土地に引き戻してしまい
逆に王都が丸裸になっている模様。
近いうちに王国は無くなってしまうでしょう。
(この王都は、ファトゥム姉弟が拷問を受けたところです)

壁新聞を見た後、主人公ともう一人、狂戦士になった仲間がクムランに呼ばれます。
大事な話があるみたいです。

82 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:42:38 ID:MwUQVRhp0
カルスの頭脳・クムランは、世界中の魔物の出現は、シュオルの柱破壊と関連していると言うのです。
最初の破壊から魔物が出現し、一度目、二度目、三度目の破壊で、段階的に魔物の数が増大したのは、どうやら事実のようです。

四度目、シュオルの柱を破壊したら、次はどれだけの魔物が、新たに姿を現すのか……。

クムランは、柱を破壊するか否か……。それは皆さんに任せる。と言いました。


柱を破壊するか否か、判断を保留したまま、主人公は煉獄の最深部へ向かいます。
ティアラちゃんによると、煉獄の広さは膨大で、どうにも全部に手を回すことはできないので、それならいっそ最深部を探そうというのでした。
この世界の99%を占める宗教「アノイア教」の聖書によると、魂は煉獄を下って浄化されていくものだそうで、それならば、魂はシュオルの柱を伝って
煉獄深部へ逃げている可能性が高いというのです。
(ここまでアノイア教のアの字も出てこなかったのは意外ですが、アノイア教と遺跡との関連性は、クムランの調査した石碑とかから証明されているようです)

その言葉に従って、最深部に入ると、BOSS戦。
ボス戦を勝ち抜くと、光り輝くシュオルの柱が見えます。
ここで、地震……落下してきた岩盤によって、主人公はシュオルの柱側に……仲間たちは向こう側に別れてしまいます。
主人公は一人で選択を迫られます。
「一人の肉体を救い、幾千幾万の希望を奪いたければこの柱を壊せ・・・」
「幾千幾万の希望を救い、一人の肉体をを奪いたければ直ちに立ち去れ・・・・」


83 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:43:52 ID:MwUQVRhp0
ここでは、壊すも壊さないも完全に自由です。
壊さなければ、一人の仲間が死に、そのルートを選択できなくなるだけです。

地上に戻ると、カルスの棺桶の、今地上にいる全住民が集会所に集められていました。
そこで、カルスの頭脳・クムランから話があります。
彼の話によると、アスラ・ファエルとは、人の精神世界が融合してできた場なのだそうです。

魔物の中には、神話や物語で語られる魔物が具現化したものが多いこと。
それだけならば、過去に居た魔物を、人間の方で神話や物語に書き起こしたということもありえるでしょう。
しかし、魔物の中には、50年前にある作家が書いた寓話に出てくるモンスターまでいるのです。
人々の認識の中にあるモンスターが、アスラ・ファエルの中で結実し、具現化した。そう考えれば筋道は通ります。

かといって、アスラ・ファエルが人々の妄想/幻の産物であるということではありません。
実際に、アスラ・ファエルの財宝は地上に持ち出しても消えることはありませんでした。
財宝は、人間の欲望が作り出したもの。
魔物は、人々の恐れや怒りが作り出したもの。
たぶん、それらを具現化/物質化する機能が備わっているのでしょう。

そしてクムランは、世界中の魔物の発生は、アスラ・ファエルと現実世界が、融合することによって起こったことだと結論付けます。


84 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:45:16 ID:MwUQVRhp0
アノイア教の聖書の黙示録に、筋書きは書いてありました。
「始原の地」。そこでゼノンとゼウェアクの対となる二大神が別れ、
「始原の地」から7つの世界が生まれた。神はその外に13の人を作った。
とかなんとか。
そして、第二の天地創造も始原の地から始まる。

「人々の神を求める声が高まり」
「復讐と怒りを司る忌まわしき魔物が、天界の神殿を地で汚した時、第二の預言者現る」
「そして、第二の預言者が『始原の地』への光の扉を開いたとき、人の時代は終わり」
「永遠なる神の時代『新しい世界』が始まる」

「新しい世界」とは、人々の精神や肉体が統合され、大きな意識として作用する……そんな状態らしいです。
その中で人間は、永遠を生きて、神と共にある充実した生活を送るとかなんとか。

クムランは、それを回避するためには、『始原の地』への光の扉を閉ざしてしまえばいいのではないか。と言います。
なにしろ、世界の99%が信じるアノイア教。『始原の地』がアスラ・ファエルの奥深くに具現化していてもおかしくはありません。

ところが、煉獄のさらに奥……書き忘れたのですが、柱を壊すか放置するかの後、煉獄を抜けたところに
洞窟風の煉獄とは明らかに色彩が違う、直線的な感じの、凍りついた青い神殿みたいな場所がありました。
そこが「時の回廊」と呼ばれる場所で、そこを少し進んだところに行きどまりがあって、そこはどうやっても開かず
ともかく、人の手が届いているのはそこまでなのです。

だとすると、始原の地を探そうにも、手も足も出ません。
しかし、カルスの頭脳・クムランは、解決策はすでに見つかったといいます。
扉の前に、人間の生贄を捧げればよいのです。

バルデスが生贄に立候補します。
クムランだけは、事前に話を聞いていたらしく……頭を垂れていますが、他の人々は一様に驚いています。
なぜバルデスが、と。
ある者は、「狂戦士のクソ野郎を生贄にすりゃいいじゃねえか!」と声を荒げます。
ある者は、バルデスの一番の親友であるはずのクムランに説得を頼みます。
しかし、クムランもバルデスも覚悟は決めていたようです。
バルデスは、紫の剣の傷で、いよいよ長くはないのです。


85 :Bealphareth:2007/11/01(木) 20:45:46 ID:MwUQVRhp0
バルデスがカルス・バスティードを去る最後の夜。
クムランとオイゲンが、酒場の二階でバルデスと酒を飲んでいます。
そこに、主人公は(仲間を連れて)行きました。

どうやら、バルデスは、一様に若い新入り冒険者たちを弟や妹のように思っていたようです。

農民であったバルデスの兄は、バルデスや弟や妹たちを食わせるために一生懸命労働をして、18の時に病気で死にました。
次に六人もいる弟や妹を養うのはバルデスでした。少なくとも、当人はそう思っていたようです。
当時、15年前、バルデスはまだ14歳でした。
カルスに来たバルデスは必死に戦いました。当時、カルスは魔物に殺されるより人間同士の殺し合いで死ぬほうが多い、危険な街です。
人間も殺しました。そして、故郷に仕送りを続けました。

ですが、弟たちはバルデスが町を去って直ぐに、世話をされていた司祭に殺されていたのです。
カルス・バスティードで一か月で稼げる金は、農民の三年分以上です。
金に目がくらんだ司祭は、腐りきった教会の宗教裁判を用い、弟や妹を全員処刑しました。
バルデスがそれに気づいたのは、4年後。老衰で死んだ前司祭の後任の司祭からの手紙からでした。
「狂戦士になったお前を助けたのは、弟や妹たちと姿が重なったからかもしれん」
「ありがとよ。お前たちと出逢えたおかげで、俺はあの時のやり直しができた」

「俺は世界を救おうなんて思っちゃいない。むしろどうでもいいって思ってる」
「俺はただ、仲間や友達や弟たち妹たちに死んでほしくない、そう思ってるだけなのさ」
まだ夜分、起きている人も少ない時間を選んで、バルデスは街を去りました。
13日後、クムランだけが戻ってきました。

87 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:18:29 ID:MwUQVRhp0
街は悲しみに暮れています。
同時に、バルデスの死を乗り越え、始原の地の攻略に向けて猛ってもいました。

時の回廊にはバルデスの血痕が残っていました。
主人公たちがそこを訪れると、バルデスが愛用していた大剣が現れます。
主人公たちはそれを拾うと、さらに奥へと進みました。


壁新聞の続報。
アスロイト王国は、消滅しました。
1500年の歴史の終焉。それは、離宮へ逃げ込んだ王族を、20人足らずの山賊が襲い、皆殺しにするというものでした。
アスロイト王国は頂く王こそなくなったものの、諸侯は自らの兵を立てます。
その中でも目立っているのは、四公爵の軍団です。
彼らは対立し、いよいよ人間同士で戦いを始めた様子です。

四公爵の軍の中で特に有名なのは、デューラー公の息子たちが作った「赤獅子騎士団」です。
無関係の村を幾つも焼き、若い女とすべての食糧を奪って去っていくそうです。まさに略奪の嵐。
そのほか、ある都市の3万人の市民を虐殺するなど、悪名ばかりの軍隊です。
肝心の魔物を見つければ一目散に逃げていくそうです。

バイレステ共和国では、属領を切り捨てて首都に兵を集めたものの、その兵が反乱を起こして大騒ぎだそうです。

88 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:19:21 ID:MwUQVRhp0
バルデスの死を乗り越え、ようやく、時の回廊の末端へ至りました。
回廊を抜ける扉の前に、突然天使が現れます。
そして、天使を従えた青いローブを着た爺さんが主人公パーティーに言います。
「悪魔の子よ、ただちにここを立ち去れ。時はまだ満ちぬ。今ここを通れば、地上は更なる災いに満たされるであろう」
主人公たちは無視して通って、天使を殺しまくって、「天界」(時の回廊の次のフロア)の一階クリアー。
(このころになると、主人公にもお決まりの相手というのが自然と出てきます。使わない仲間は下手するとLv1のままなので)

再びカルスの頭脳・クムランによると、このローブの爺さんは聖書に出てくる十三聖者の中で二番目に偉いひとだそうです。
悪魔というのは、聖なる存在である預言者の再来を止めるものであるから、まぁ当り前の名称でしょう。
問題なのは、世界中で天使が現れて魔物を消滅させていることです。
本当ならば、天使が人間に仇なす魔物を消滅させるのは望むべきことなのですが
これによって否がおうにも人類の信心深さは向上し、天使に更なる力を与えることでしょう。

壁新聞によると、四公爵軍のうち一公が脱落したということ。
ちなみに、バイレステ共和国の世界最大の都市・バイレステは、すでに反乱軍の略奪によって見る影もないらしいです。
物語世界の覇権を担った二大国は、一年もしないうちに両方とも消滅しました。

宿舎に戻ると、また騒ぎが起きてました。
新入り冒険家の仲間、修道士のルカが、天使側に付いて「ここを通るなら僕を殺してください」みたいなこと言って
ハンストにも似た行動で行く手を遮っているそうなのです。
しかし、ここでルカを殺すと、ルカは殉教者扱いになって凄い妄念をまき散らし、ちょっと困ったことになるであろう。というクムランの観測です。
というわけで、説得してみることにしました。

ここは軽く流します。
実際に行って説得していると、ルカから邪念(うーん、むしろ聖念と言うべきか)が噴き出して、天使みたいになって襲いかかってきます
そいつを殺すと、ルカは起きて「何も覚えていません」とか言いだします。


89 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:20:05 ID:MwUQVRhp0
まあ進むとするか。
さらに進むと、前人未到の天界の中に、なんと人がいました。
見るからに高級そうなフルプレートを着込んだ騎士たちです
かれらは主人公たちを見るや否や、踵を返して逃げていきました。
これはクムランに報告しとかなきゃなるまい。と、地上に戻ると、既に騎士の一人が捕縛されていました。

クムランは彼を一人見るなり、四公爵軍の内デューラー公の赤獅子騎士団の百人長であろうと言います
なんという博識……。
どうやら、行軍中に天使に召喚されて来ちゃったみたいです。

騎士はすっごく偉そうで、ものすごく偉そうで、しかも傲慢で、カルスの人たちを全員格下だと思っています。
学歴板で一番ひどい人種が高校中退を相手するみたいな勢いです。
ぶっちゃけ、今なら主人公一人で騎士の千人~一万人くらいなら虐殺できそうなほど実力に差があるわけですが(比喩でなく)
そんなの全然認めなくて、捕虜の騎士は自分一人でカルスの住人如き何人でも殺せると本気で思ってるらしいです。

クムランは、ここでなぜ赤獅子騎士団が呼び出されたのか、考えを話します。
曰く、彼らは生贄なのではないか。と
ずっと修道院暮らしで脳の髄まで宗教が染みついているルカとは違い、特別信心深い連中でもない。(よって殺してもさほど問題ない)
そして、平民が多いカルスの棺桶において、平民を蔑み、平気で虐殺さえした赤獅子騎士団は、最も嫌われる人種だからです。

そこに、オイゲンが、あの捕虜の騎士に逃げられた! と飛び込んできます。
どうやら、ただ逃げられたわけではなく、ファトゥムが奪っていったらしい。
「まさかファトゥムさんに、『復讐と怒りを司る忌わしき魔物』の役を・・・いけない! ファトゥムさんを止めてください!」
赤獅子騎士団は、ほんとうに魔物に供される生贄だったのです。

主人公たちは、ファトゥム姉弟に最も親しい毒術師サディーヤを訪ねます(薬局みたいな事してます)
ファトゥム姉弟は、貴族たちに拷問を受けました。
そのあと、姉が精神を壊したあと、貴族は姉弟に興味を失ってしまい、姉弟を捨てたそうです。
(姉が精神を壊したから捨てるということは、女ゆえのことで、姉の方が拷問の中心だったのかもしれません)
姉弟を、誰も知らない屋敷の地下牢に閉じ込めたまま二十年もの間放置していました。

サディーヤは言います。
ファトゥム姉弟を商人から買い取り、思うさま弄んだ挙句、地下牢に閉じ込めた男は、「デューラー」
今、遺跡の地下にいる赤獅子騎士団の指揮官は、ファトゥム姉弟を買った男の息子なのです。

ここで、最もウザいダンジョンが始まります。
もちろんファトゥムを追うのですが、その間に立ちはだかっている敵は騎士団なので、殺してはいけません
虫みたいにワラワラ近寄ってくる団員を一人も殺さずに、ダンジョンを抜けるのです。
そのウザさは……騎士たちを思うさま剣でぶった切り殺戮するゲームを作ろうとした人もいるくらいです。

そこを抜けると……長い廊下にファトゥムが殺した騎士たちがたくさん落ちてました。
赤いカーペットが敷かれるほどに。まさに死屍累々の屍山血河。
虫の息の騎士が言います
「助けて…・・・あの小僧・・悪魔・・」
ファトゥムを追います。


90 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:37:34 ID:MwUQVRhp0
すでに攻撃をくらい、傷を負っているデューラー。お父さんはもっと年食ってるはずですが
ここにいるのは息子なので、中年といったところ……、しかし、奇しくもファトゥムと同い年だそうです。
 「ふ、復讐のつもりか!? もう40年も前のことだぞ!」
「たった、だ。たった40年しか経っていない。この憎悪がたかだか40年で消えると思うのか?」
「ガルニッツの地獄の日々……。貴様にとっては過去の出来事の一つに過ぎぬかもしれぬが、俺とナーダにとってはそれが全てだ」
「アオゥル族の憎悪は消えない。貴様ら貴族の血を一滴残らず流しつくしたとしても、この憎悪が消えることはない」
 「だ、だが、やったのはわしだけではない! どうしてわしだけを責める!?」
 「そ、それに40年前といえば、わしはまだ15歳! 幼かった! 悪気はなかったのだ!」
その後、爵位や金銀財宝で命乞いをしますが、むろんファトゥムがなびくはずもない。
主人公たちがあらわれ、ファトゥムが気を取られている隙に、デューラーはさらに奥の部屋へ逃げます。

奥の部屋には……なんと、神々しい光を纏った13聖者が勢ぞろいしていました。
ファトゥムは彼らの攻撃によって、膝をついています。いつもなら即刻治癒するはずの傷が、治らないようです。

13聖者は、神の慈悲を求めるデューラーを光で包み、消し去ります。
「じゅ、十三聖者だと? 5000年前の亡霊が今頃何の用だ! 奴を渡せ! 奴は俺が殺す!」

十三聖者の内の一人、聖者ハンリアルが言います。
「あなたの役目は終わった。舞台から去りなさい」
 「役目だと……? いったい何のことだ」
聖者アヴェダイルが言います。(聖者の中で最も偉い人)
「君のおかげで全ての用意が整った。後は預言者の復活を待つだけだ。礼を言う。
だが、人形の役目はもう終わった。君はもう消えていいのだよ。それが望みだったのだろう?」
天界の入り口で見た紫色のローブの老人、聖者バルカイルが言います。
「魂を縛る肉体という物質から、魂を抜きだす古代の装置、それが『紫の剣』」
「いらなくなった肉体を元に、かりそめの魂を入れ直し、不死の人形を生み出す装置、それが『アザレの石』」
未だ状況が読み込めないファトゥムのため、ハンリアルが頭に被っていた布を取ります。


91 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:38:07 ID:MwUQVRhp0
聖者ハンリアルの顔は、ファトゥムの姉ナーダと全く同じでした。
次に、聖者ウェルカイルが布を取ると、その顔はファトゥムと同じでした。

ファトゥムは作られた人形でした。
恐らく、ファトゥム姉弟の体は、聖者ハンリアルとウェルカイルの物。
十三聖者もまた、アオゥルの血族なのでした。
恐らく一万年の昔、ハンリアルとウェルカイルは紫の剣で己の魂を肉体から解き放ったのです。
その抜け柄に……「いらなくなった肉体」に入れられたのがファトゥムやナーダの人格。
アザレの石の妖光を浴びる前のファトゥムの人格は、十三聖者に創作された摸造人格だったのです。
十三聖者は続けます。ファトゥムのオリジナルの経験は、アザレの石の妖光を浴びてからのものであると。
あの地獄の日々だけが、ファトゥムの経験だったのです。

聖者アヴェダイルは言います。
この先に、「精神の海」がある。そこを抜けたところに始原の地はある。
その時、君たちが「悪魔の子」でなく本当の悪魔になっていれば、神と戦う権利があるだろう。
精神の海には、自分を最も知る者といきなさい。

街に戻ると、カルスの住民全員の脳裏に、↑の映像が映っていたようです。
一瞬だけ気を失っていたうちに、全てを見せられていたみたい。

この「精神の海」にはパートナーを選んで、二人で行きます。
EDはここで決定します。そのパートナーとのEDになります。
しかし、誰ともいけるわけじゃなく、ここまでの間に好感度を一定まで上げた相手でないとツレになってくれません。
ちなみに、好感度が「最高」だと告白イベントが起きます。


92 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:38:39 ID:MwUQVRhp0
壁新聞。1/2
どうやら、旧バリエステ一帯で教皇軍が躍進しているらしい。
既に旧バリエステ領の過半を取ったようだ。
戦争の形が変わろうとしている。魔法具が戦争でその威力を発揮し
魔法具の数が戦争の勝利をもぎとるという形になってるみたい。
教皇軍は、なぜかその懐に大量の魔法具を抱えていたそうだ。
ぁゃιぃ。
世界中が戦争の嵐。世界史でも稀な規模の会戦が世界中で起こっているらしい。
バカでも使える魔法具の流通に伴い、戦争が剣や槍を使う一部の戦士のものでなく、農民まで参加するものになったからだそうだ。

2/2
どうやら、世界中で天使が一斉に姿を消した模様。
それによって、まだ少しは胸に希望の花が咲いていた状態の世界が、再びどっぷりと闇に飲まれてしまった。
教会の権威は更に伸びた。
三公卿軍の二つは、教皇に忠誠を誓い、事実上降伏。
しかし、教皇は占拠した地域を貪り食うどころか、土地の貴族の権利をそのまま残しているらしい。

93 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:39:18 ID:MwUQVRhp0
精神の海に入る。
すると、どうもパートナーの反応がおかしいみたい。
なにか、自分になじみのある風景が見えているらしい。
Aさんは、バイレステの下町が見えていると言ってるし、Bさんは、なんか森の中にいるみたい。とか言ってた。
どうやら、見えてるのは心の原風景的なもののような感じがする。
でも、主人公が見ているのは、光沢を持った紫色のすっげー不気味な壁。ずっと居たら精神が狂いそうな感じ。
出てくるモンスターも、クリーチャーと言うにふさわしい化け物。
生半可な精神分裂病患者では、こうはいかないだろう。
主人公の精神に疑いを持つ。

クムランさんによると、どうやらアノイア教の成立以前は、世界中の民族が別々の神を信仰する
今の世界と同じような宗教の勢力図があったらしい。
しかし、アノイア教がそれらをすべて根絶して、統一宗教をもたらした。
アノイア教は、始原の地で第二の世界を作り出すという計画の道具の一つなのではないか。
そんなことを最近疑ってるみたい。

精神の海の中腹、ボス戦、ボスを倒して、ちょっと休憩してると、主人公がボスのビームで撃たれる。
すごい。ZZガンダムのメガ粒子砲みたいなやつ。
死んだかと思ったら、生きてた。
どころか、内面の心が分離して、主人公を心配するパートナーに話しかける。
曰く、お前と接してる自分は本当の自分じゃない……。とかなんとか。
パートナーを揺さぶる。
でも、恋愛要素パートは省略しているので、あまり馴染みがないと思う。


94 :Bealphareth:2007/11/01(木) 22:39:49 ID:MwUQVRhp0
精神の海の最深部……。
とりあえず、主人公男のジェシカ編を借りる。
やっぱり、この辺は、ヒロインが不特定だと締まらない感じなので。
主人公の名前はウェルド。デフォルトの名前。
ジェシカは、世界的に指名手配されてる泥棒みたい。天真爛漫な泥棒少女。

最深部に入るやいなや、二人の前に幻が現れる。
ジェシカの弟と、少女時代のジェシカ。
ジェシカの弟は薄汚い毛布にくるまって、元気を失っている。
「大丈夫、ロッコ・・・・」
 「ジェシカお姉ちゃん・・・・寒いよ、お腹すいたよ」
「ロッコのからだ、氷みたいだよ・・・どうすればいいんだよ・・・」
 「一度でいいから、あったかい家の中で、ふかふかのふとんで眠りたい・・・おなかいっぱいパン食べたい・・・」
「ちょ、ちょっと待っててね! 市場で食べ物盗ってくるから!」

「ロッコ! パンだよパン! ロッコが好きな甘いやつもあるよ!」
「ロッコ・・・?」
「ロッコ!! 起きてよロッコ! 目を覚ましてよ!!」

主人公の前では天真爛漫な元気な姿しか見せなかったジェシカ。
少しも匂わせなかったが、こんな悲痛な過去を持っていた。

続いて、同じく極貧の少女・マリアに、ジェシカが泥棒の手管を教える話が始まる。
ジェシカはマリアに一番簡単な盗みを教えるが、マリアがそれを実行すると、ヘマをして兵隊に捕まってしまった。
ジェシカは責任を感じて、マリアを救出に行こうとする。
しかし、救出する暇はなかった。話を聞いた時には、既にマリアは処刑されてしまっていたのだ。
「なんで・・・まだ盗んでもいないのに殺されなきゃならないんだ・・・」

そこに現れる十三使途。
「彼らを救いたくないか?」
「『新しい世界』には、時間も空間も、身分や貧富の差も存在しない・・・個人を分ける境界もなく、人々を苦しめる病気や死もない」
「飢えて死ぬ子供もいなければ、貴族の戯れで殺される子供もいない。
 そう、君の悲しい過去のすべてを洗い流すことができるのだ」
新しい世界への望みを喚起しようとする使途。
「肉体を失うのが怖いのか? 肉体など魂を縛りつける鎖だ。
 その鎖を断ち切ることによって、初めて人は死や老いの恐怖に縛られない、真の自由を得ることができる」
「ヤだよ!」
ジェシカは否定した。
「なぜ否定する? 君は誰よりも『新しい世界』の到来を望んでいるのに」

95 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:22:13 ID:MwUQVRhp0
十三使途は、捨てがたい「新しい世界」への欲求をさらに喚起する。
ロッコ「寒いの嫌だよ・・・」
マリア「死ぬの怖いよ・・・」
再び現れた彼らを見て、悲しい顔をするジェシカ。
「望め! 『新しい世界』を!」
「預言者よ、目覚めよ! 『新しい世界』の扉を開け!!」
突然、ジェシカの体を光が包む。

現れる光に満ちた壮麗な門。
「長かった・・・一万年も待った」
「これでようやく真の永遠が・・・真の安らぎが手に入る・・・」

「そ、そんな・・・あ、あたしのせいでこの世界がなくなっちゃうの・・・?」

「『新しい世界』の声を聞き、『始原の地』への扉を開くもの、それが第二の預言者」
「汝はその預言者になったのだ。何を悲嘆する?」
「聞こえてこないか? 『新しい世界』の胎動が、人々の歓喜の声が!」

「ウェルド! あたしを殺して!!」
 かぶりを振る主人公。そんなことできるわけない。
「違う! どうすれば悪魔になれるか解ったの!
 あたしを殺せばいいの! 預言者を殺せば悪魔になれるの!」

聖者アヴェダイル(一番偉いひと)
「正解だ。神と戦うためには、聖書にかかれてある通りに預言者を殺さなければならない」
「このままこんなヤツらに利用されるくらいなら、死んだ方がまし! だから!! 早く!」
聖者ウェルカイル(ファトゥムの顔を持ったひと)
「だが、『始原の地』への扉が完全に開き終わるまで、それを許すわけにはいかない」
ウェルカイルの魔法が主人公を穿つ。主人公はその場にくず折れる。
「殺しはしない。ウェルド君には、『始原の地』への扉が開いた後に、『新しい世界』への呼び水となる役目があるのだから」

96 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:22:46 ID:MwUQVRhp0
まるで十三聖者と主人公とパートナー(預言者)だけの空間かと思ってた場に、魔法が飛んでくる。
ウェルカイルとパートナーを正確に穿つ魔法。しかし、その矢は結界に弾かれ届かない。
魔法の主は、不死者ファトゥムだった。
「やはり届かぬか・・・」
ファトゥムは主人公に一本の槍を手渡した。
「ウェルド、この槍を持て! これで奴の心臓を貫け!」
主人公に槍を渡した途端、同じ顔のウェルカイルの強力な魔法に打ちのめされるファトゥム。実力では手も足も出ないようだ。
「ウェルド、どうせ死ぬのなら、あたしウェルドに殺されたい! だからっ!」
槍を杖にして立つ主人公。
聖者バルカイル(二番目に偉いローブのジジイ)が言う
「何故立ち上がる? 汝は困難をともに乗り越えてきた仲間を、自らの手で殺すというのか!?」

>そんなこと出来ない!!
 ジェシカ、お前のことは忘れない!

「ウェルド、ありがと・・・あたし、あんたとあえてよかった。大好きだよ、ウェルド」

主人公は槍を投げます。(どっちの選択肢でも)
槍はジェシカの胸を貫きました。
「じゃあね・・・」
ジェシカは斃れます。
主人公は最愛の人を殺しました。

「そんな馬鹿な! なぜそんな容易く、預言者の結界が!」
そこにもう一人、クムランが歩いてきます。
 「これが人の力ですよ」
「ば、馬鹿な! 第二の預言者の死はまだ先のはず」
 「あなた方の信じる運命よりも、仲間を思う心の方が強かった・・・使い古された言い回しですが、そう答えるほかありません」
「そんな馬鹿な・・・」
十三聖者は呆然として言いました。


97 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:24:14 ID:MwUQVRhp0
ずっとクムランのターン
「神や伝統を否定すること、それが私の導き出した答えです。
 あなた方の神も正義も真実も、もう私たちには必要ありません」
「アノイア教を創り、人々にひとつの普遍的な価値観を植え付けたのも、
 世界中の人々に永遠の命という夢を見せたのも、
 すべては『新しい世界』という名の幻想を人類に持たせるため・・・」
「人類共通の理想が存在することが、悪いことだとは思いません。
 ですが、その幻想に縛られ、個人個人の自由がなくなっては、その理想もただの悪癖となります。
 まして、その実現のために人の命を簡単に与えたり奪うなど・・・私たちは、あなた方を断じて認めません!」

聖者バルカイル
「言いたいことはそれだけか、神に仇なす物共め!」
聖者アヴェダイル(一番偉い人)
「約束通り神と戦わせてやろう。来るがいい、『始原の地』へ」
 バルカイルを中心とした、断じて行かせるべきでないという意見を、アヴェダイルが押さえつける。
「もちろん、新しい世界の到来を諦めたわけではない。ただ、確かめたくなったのだ。彼らのいう真実を」

「我々の真実は、この門の先にある。来るがいい、若者よ」


悲嘆に暮れて涙目の主人公
(演出がやたら劇的なので、初プレイの人はたいてい騙されて涙目になる)
向こうのほうから、トコトコとジェシカが歩いてくる。
ハァ? 死んだんじゃなかったのかよ

ファトゥムが主人公に与えた槍には、凍結の魔法が掛けてあって、
ジェシカの心臓を貫いた瞬間、それが発動し、ジェシカは仮死状態に陥っていたらしい。
聖書を読み解き、この展開を予想していたクムランの一計であった。

98 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:25:04 ID:MwUQVRhp0
主人公たちは、始原の地へと足を踏み入れます。
始原の地は、聖書によると「花は咲き乱れ蜜の河流れる真の神の楽園」らしいのですが、
実際見てみると、全くそんなことはなく、むしろ現代のサーバールームをもっとキツくしたみたいな
真っ黒ツルツルの外壁に電子的な模様が走った場所でした。
綺麗な噴水よりは、無機質なモノリスが鎮座してあったほうが自然に見えます。

どうやら、ここからでも「時の航路図」を使って地上へ帰れるようです。
凄まじい性能だと思います。

鍛冶屋に行くと、ガイウスから無銘シリーズの武具を買えます。
最強に近い性能です。
この人、現代最強の刀工として名をはせていたのですが、貴族向けの使いもしない刀剣を打つのに嫌気がさして
カルスへ来た変り種です。プレイ初期では武器を売ってさえしてくれません。
「武具は飾る物ではない。故に大切にしろなどとは言わん。
 命の消える時まで戦い続けてこい」
こんなセリフで主人公を送り出してくれる優しい人です。

最後の壁新聞。
壁新聞を発行している商館のすべての財産が、教会に接収されたそうです。
他の商館も同じように、接収されたみたい。
カルス・バスティードに所縁の商館だからでしょうか。

始原の地は、ダンジョンは一切ありません。ラスボスまでボスラッシュが続きます。(地上へは帰れる)

99 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:25:58 ID:MwUQVRhp0
第一の敵、いきなり聖者バルカイル(二番目に偉いローブの爺)
バルカイルの後ろに、5人の聖者(空気)が待機しています。
当たり前ですが、一様に悪魔(主人公)の横に、死んだはずの第二の預言者(ジェシカ)がいることに驚いています。
バルカイルは、なぜか、彼の上位にいる聖者ウェルカイルが、ジェシカが死んでいないことを知っていながら門を通したものと確信しているようです。
「何を考えているのだ」などと言ってます。

当たり前のように、バルカイルの後ろに控えていた五人の空気聖者はバルカイルと悪魔合体。
戦闘が始まります。
勝ちます。
バルカイルは、漆黒の壁や、無機質の床を見て言います。
「この黄金色に光り輝く楽園が、この神の園が見えぬのか・・・?」

第二の敵、ファトゥムとナーガの顔をした聖者。ハンリアルとウェルカイル。
人は他人のことを理解できないから悩むのだと、苦しむのだと、主人公たちをさとします。
「新しい世界」ですべての人間の意識が融合すれば、もはやそんなことはあり得ない。と。

分らないからこそ、他人の事を真剣に考える。だから、他人に気持が通じたとき、嬉しいのだ。
主人公たちがそう言うと、ウェルカイルは
「それがあなた達の真実・・・わかりました。それだけわかれば十分」
戦う必要がなくなったか、と安堵する主人公たちを尻目に、やはり後ろにいた空気聖者四人と合体。
戦闘に突入します。
バルカイルの五倍くらい強いです。
「ありがとう・・・これで楽になれる」
そう言いのこし、消えました。
「本当にあの人たちって、神サマの代弁者だったのかな・・・。
 何かに悩んでて、結局は思い通りにならなくて・・・あたしたちとおなじじゃん」

100 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:26:29 ID:MwUQVRhp0
第三戦、最後の聖者、アヴァダイル
たどりついた大部屋には、幾つもの柱が立っていました。
柱はガラス張りの水槽になっていて……摘出された人間の脳と脳幹が、浮いています。
アヴァダイルは語ります。

一万年前に栄えた太陽帝国、その真の名はベアルファレスといいました。
かの国は現在とは比べ物にならない高水準の技術を持ち、国を栄えさせてきました。
全地表の半分を占める大国家だったそうです。
しかし、彼らはやがて、進化する人類の行く末に明確な壁を感じるようになります。
物欲、性欲、食欲、独占欲・・・肉体がある故に欲が生まれ、欲望がある限り争いはなくならない。
不安、孤独、嫉妬・・・人の魂が肉体という鎧の裏に隠れている限り、人の心を蝕む負の感情もなくなることはない。
このままでは人間に未来などない。

彼らは地上に栄えた国をあっさりと捨て、棺桶の地下に新天地を求めました。
今、アヴァダイルと主人公たちが対峙している部屋は、太古の国家ベアルファレスの人々の脳が収められていた玄室だったのです。
彼らはこの部屋で、自らの脳を、巨大で不滅の神経ネットワークである始原の地に吸収させていきました。
そこは、彼らにとって究極の楽園でした。彼らは神になったのです。

しかし、ベアルファレスにとっての目標は、そこではありません。
物質世界と精神世界の融合・・・これが、最終目的。

ベアルファレスの民の計画は慎重でした。
彼らは、自らの意思を執行する者として、十三聖者を生み出し、地球へ送り込みました。
十三聖者は、地上に溢れる雑多な価値観を統一するため、アノイアという偶像を造ります。
十三聖者による人類の精神世界の統一化は順調に進みました。
「完全なる神」が全てを占める「新しい世界」こそが人類の希望であるという思想を、アノイア教を布教させることによって、
人々の深層心理に浸透させていったのです。

「人々の神を求める声」
「復讐と怒りを司る魔物」
「第二の預言者の誕生」

この筋書きもまた、一万年前から用意されていたものでした。
十三聖者による人類の共通認識の工作によって、妄想にすぎなかったこの筋書きは、アスラ・ファエルの中で顕在化します。


101 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:45:29 ID:MwUQVRhp0
そして、第二の預言者は誕生し、光の扉はほんの少し開きました。
あの一瞬で、ベアルファレスの民たちの意識集合体「神」は、世界の全てを観測し、全てを知りました。

「神に逆らう悪魔よ、君の血を以て、最後の封印を解かせてもらう」

戦闘が始まります。

「これで・・・これでやっと解放される」

十三聖者たちは、数えきれないほどの紫の剣と、アザレの石を使い、人から人へと乗り継いできました。

『紫の剣』は、狂戦士を生み出す為のものでも、不死の人形を造るためのものでもありません。
十三聖者たちが、次の体に入るために、体の主の魂を抜きだすための道具でした。
『アザレの石』は、永遠の命をもたらすものでも、不死の人形を造るためのものでもありません。
十三聖者たちが、宿り木に選んだ肉体が滅ばないようにするための道具でした。

彼らは、一万年の時を、そうして体を乗り継ぎながらやってきたのです。
アノイア教を創ったのも彼らであれば、以前にあった古い宗教を全て滅し、変わりにアノイア教をを全世界に普及させたのも彼らです。

しかし、一万年という月日は、あまりにも長かったのでした。
「時間と共に、私達の信念は繰り返される小言になり、
 熱意は自動機械じみた身振りになり、
 理想は干からびた習慣になっていく」

そのうち、彼らは相反する二つの感情を内に抱くようになります。
ベアルファレスの遠大な目的を達成する使命感。そして、永遠に繰り返される輪廻への絶望。
そう、彼らは目的を達成するまで、死ぬことを許されない存在なのです。
彼らは、自分たちの使命に誇りを持ちつつ、同時に自分たちに課せられた使命を呪いました。
彼ら思念体の奥深く宿る使命感や信念は、その浮気を許さなかったことでしょう。
しかし、どうしようもなく、彼らは「この世界にも価値はある」と思うようになってしまったのです。
その矛盾は、アノイア教にも反映されています。
アノイアの対となる二大真「ゼメン」と「ゼウェアク」は、彼らの葛藤する二つの感情が生んだ神でもあったのです。

使命のために殉じる心と、永遠の輪廻に絶望する二つの心の葛藤。
そして、『永遠の世界』を信じる心と、『現在の世界』を肯定する二つの心の葛藤。
葛藤に結論は出ませんでした。

102 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:48:10 ID:MwUQVRhp0
「だが君たちは、私達が一万年かけても導き出せなかった答えに、自分たちの力だけで辿り着いた」
「君(パートナー/預言者)は神の定めた未来を受け入れ、そしてそれを乗り越えた」
「そして君(主人公/悪魔)は神の定めた未来にあらがい、自らの手で未来を切り開こうとした」
「君たちは過去や周囲の価値観に縛られることなく、自らの手で信じる者を創り出し、そしてそれを自らの力で守り抜いた」

「私は、そこに真実を見た・・・」

主人公たちを青い光が包む。
「あと数刻後に、精神世界と物質世界の融合の最後の段階が始まる・・・」
「その前に、私の最後の力で、君たちを神の世界に送り込む」
「一万年の月日が変えたのは、私達だけではない。時間は容赦なく神をも変えた」
「だが、君たちなら勝てると信じている」
「神を、ベアルファレスの亡霊を、消し去ってくれ・・・」

神を斃します。

ジェシカは、新しい世界の誕生に巻き込まれます。
なにもかもがぼんやりとした世界の中、ジェシカの精神体が、まだ形を保ったまま浮いています。
不思議と寂しい気分にはなりません。
世界が一瞬色彩を変え、ジェシカを刺激します。
「ウェルド、あんたなの・・・?」
やがて、他人の意識がながれこんできて、精神体の形がぼんやりとしてきます。
世界と自分が一体化しているようです。そして、世界は膨張して、やがて爆発してしまうであろうことが、なぜか解ります。
「ねえウェルド・・・言葉なんて、この世界じゃ必要じゃないかもしれないけど」
「ううん・・・だからこそ、今のうちにあんたに伝えたいことがあるんだ・・・」
「あたし、あんたと出逢えて本当によかった・・・」
「『精神の海』に入る前、スキって言ってもらえて、本当に嬉しかった・・・」
「あのとき、あんたのこと誰よりも大好きだって言ったけど、あれウソだよ」
「今のウェルドは、あのときのウェルドの百倍好き・・・」
世界の膨張が突然止まり、今度は歪みはじめました。
意識や記憶が、ジェシカの頭から抜け落ちていきます。
「このまま・・・ウェルドのことまで忘れちゃうの?」
「絶対イヤだ・・・忘れたくない!」
強く願うと同時に、世界は崩壊しました。

103 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:49:24 ID:MwUQVRhp0
一年後

酒場で、クムランとオイゲン、サディーヤが話をしています。
一年前の光の大爆発のあと、遺跡は倒壊し、何度も火山が噴火し、カルス・バスティードはボロボロだそうです。
今残っているのはほんの少しの人間だけ。
その中に、ジェシカも含まれていました。
ウェルドは、最後の戦いのあとから、ずっと行方不明です。
ジェシカ以外の人たちは、ウェルドの生還は絶望的という見方をしています(当たり前です)

世界は相変わらず、加速度的に酷くなる戦争の嵐で荒廃を続けています。
届く新聞も、陰惨な事件ばかりを伝えてきます。
オイゲンは言います。これなら「新しい世界」のほうがマシだったんじゃないのかと。
こんな世界を守るために、バルデスやウェルドは死んだのかと。

どこかで話を聞いていたファトゥムが現れ、口をはさみます。
「悩みながら、苦しみながら生きるより、何も考えずに生きる道を、貴様は選ぶと言うのか?」

ファトゥムとナーダは精神を復活しました。
光の大爆発の時のことです。

ジェシカは、新入り冒険家たちのなかで、一人だけ残ってウェルドの帰りを待っています。
一年も……。
オイゲンは、次に隊商が来たときは一緒に麓へ降りようと言います。
次に噴火がおきたら、カルスはいよいよ溶岩流に巻き込まれるかもしれないのです。
ですが、ジェシカはうんと頷きませんでした。

昔は結界が張ってあった城壁の上で、ジェシカとナーダが会話しています。
ジェシカは、口ではウェルドの帰還を絶対と言っていますが、本当は不安でたまらないそうです。
ナーダが言います。
「ウェルドさんがお帰りになったら、ウェルドさんに思いっきり愚痴をぶつけてあげましょう! 一年間の思いを込めて・・・」
「うん! そうするよ!」

ナーダが、ジェシカを一人にしておこう。と踵を返すと
「あなたは・・・・」
そこには・・・


104 :Bealphareth:2007/11/01(木) 23:50:05 ID:MwUQVRhp0
ENDING

----
幾つもの国家、幾百もの言葉
幾千もの民族を擁するこの世界は
局地的な紛争こそなくなることはなかったものの
「平和」と呼ぶに値する時代を
千年以上も維持していた

この仕組まれた「平和」は
人類にとってあまりにも長すぎた。
それは、人類の文明の進歩
種としての進化を鈍くさせるのに充分であった。

アノイア歴5099年
千年続いた穏やかな時代は
とうとう過去のものとなる

時は、後世の歴史家から
「黄昏の時代」と呼ばれる一時代の幕開けである。

アスロイト王国とバイレステ共和国という
二大国の消滅は

大国に組み入れられていた各民族の独立を促し
人々の心に民族意識を芽生えさせた

民族の対立は戦争をさらに苛烈なものにする
12の国に塗り分けられていた世界地図の上には
僅か4年の間に500を越える国の名が書き込まれ
その半数は1年にも満たないうちに消えていった

戦乱の嵐は大陸中を包み込む

裏切りに脅え家臣を殺す君主
飢餓に苦しみ我が子を売る農民たち
まさにこの世の終わりであった。

だが、この地獄のような世界を
したたかに生きる者たちもいた。

光の爆発から3年後
リガレア海沿岸の小国にて・・・
----

105 :Bealphareth:2007/11/02(金) 00:35:05 ID:xrPG16gK0
ジェシカと主人公は盗賊をしていました。
世界中を股にかける青猫のジェシカ……。
夫婦は勝手気ままに盗賊稼業を続けてました。

ある日のこと、次に何を盗むか主人公と相談していると、
なぜか二人についてくる部下が言います
「じゃあ、誰も盗んでないモノにチャレンジするってのはどうです?」
「たとえば?」
「うーん、国とか」

「面白そうじゃん! 盗っちゃおう!」

---
その3日後、
彼らはたったの2人で城を落とし、
ある小さな国を1つ盗ってしまう

税金を一切取らない彼らの治世は
人々から歓喜の声で迎えられた

しかし「国を治める」という仕事を
まるで考えない彼らの政府が
あっという間に崩壊するだろうと
周囲から思われていたのも事実であった。

だが、政治がほころびを見せるよりも早く、
彼らは退屈な城の生活に飽きてしまう。
彼らはわずか3ヶ月で城を放り出してしまった。

この一件により
彼らは「世界で1番迷惑な夫婦」との
あだ名で呼ばれることになる。

このあだ名は、
権力者にとっては悪魔の名前に等しかったが、
戦争と圧制に苦しむ民衆にとっては
まさに心の支えであった

「世界で1番迷惑な夫婦」の名は
その後、40年間も世界中に鳴り響く。

そう。彼らの伝説は始まったばかりであった。

fin


106 :Bealphareth:2007/11/02(金) 00:35:56 ID:xrPG16gK0
これはおふざけ的なEDでしたが、サラEDなんかはもっと硬派な感じです。
二人は、わざわざ強国が鬩ぎ合う地点の、しかも有力な鉱山の近くに、孤児院を開き、そこで傷病兵を雇って子供の世話をしてます。
子供は増えるばかり。
今でこそ平和としか見せませんが、すこし前に超武闘派の将軍が三千名の兵をつれて孤児院を攻めにきたことがありました。
サラ婦人と主人公は、まるで買い物にでも行くような気軽さで出かけ、無傷で帰ってきたとか。

なんか、やたらと長くなってしまいました。
最後まで読んでいただけたなら、幸いと思います。



110 :Bealphareth:2007/11/02(金) 02:45:58 ID:xrPG16gK0
書いた人なんですけど、>>91あたりの

>恐らく一万年の昔、ハンリアルとウェルカイルは紫の剣で己の魂を肉体から解き放ったのです。
って考証は勇み足でしたね。
プレイしながら書いていたもので。

ウェルカイルの顔がファトゥムとそっくりなのは、
たぶんウェルカイルが最後に宿っていた体が、ファトゥムの今の体なんだと思います。

最初、ウェルカイルの顔がファトゥムなのは
聖者になる前、人間だったころのウェルカイルが、ファトゥムの体を使っていたんだと思ってました。(だって、顔が同じなのですから)
ウェルカイルは一万年も肉体を保存しておいたのかな。って疑問に思いながら、適当に書きました。
でも、そもそもウェルカイルには人間だった頃なんてないわけです。

十三聖者は、元々アスラファエルに創られた計画実行のための人工人格だったわけですから、プログラムに顔もなにもありません。
設定として「ウェルカイルはこういう顔」という決めごとはあったかもしれませんが(初音ミクみたいに)
それだと、ファトゥムとウェルカイルが同じ顔をしている意味がありません。

たぶん、十三聖者が精神体としてアスラ・ファエルに戻ったのは、
カルス・バスティードの建設に前後した時期のことと思います。
それまでは人間(アオゥル族の人限定?)から肉体を奪って、自前の体を持って活動していたと考えられます。

(しかし、使っていた肉体はアザレの石で強化された不死身の肉体ですから、本当なら体を交換する必要はないはずです。
たぶん、不死者の体であっても、500年かそこらのスパンで使いものにならなくなるのだと思います)

それを考えると、40年くらい前でしたか、アザレの石で不老不死になったアオゥル族の人は
十三聖者(全員肉体持ち)が、その場で紫の剣を使い、十三人の肉体から十三聖者の魂を切り離したあと
その抜けがらにアザレの石を使って、作っておいた人工の人格データをインストールしたってところでしょう。

で、十三聖者は悪魔と予言者に接触するにあたって、最後に使っていた体を個体識別として使用していた。ってところでしょう。
ファトゥムの体は、ウェルカイルの使い古しといったトコロだと思います。






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