斑鳩
>>21-8,>>24-141・143~153・155~156


8斑鳩sageNew!2006/02/01(水) 05:02:39 ID:3V6JlJoS
舞台はパラレルワールドの未来日本。
強国「鳳来の国」は「石の様な物体」の圧倒的な力で世界を支配し、人々から自由を奪った。
鳳来の反抗組織「天角」もついには壊滅し、たった一人の青年「森羅」を残すのみ。
単身立ち向かうも返り討ちに会った森羅は、老人たちが集う姥捨て山「斑鳩の里」にて拾われる。
森羅は老人たちが一矢報いようと開発していた最新鋭機体「斑鳩」の乗り手に選ばれ、
斑鳩の里に流れ着いた鳳来の逃亡兵士「篝」と共に、まだ見ぬ自由のために戦いを挑む。
「我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるも屈せず。これ、後悔と共に死す事なし。」

  嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・
  望まれることなく、浮世から捨てられし彼らを動かすもの。
  それは、生きる意志を持つ者の意地に他ならない。

圧倒的な物量差を前に、森羅たちは本拠地へ潜入して鳳来の王「鳳来天楼」を討つ作戦に出る。
死闘の末に天楼の機体を破壊するが、組み込まれていた「石の様な物体」が暴走し始める。
既に限界にあった森羅は斑鳩の制御装置を解除し、全ての力を解放して「石の様な物体」を破壊する。
そして斑鳩も解放に耐え切れず、この世から消え去った。

裏設定
「産土神黄輝ノ塊」こと「石の様な物体」は同社のレディアントシルバーガンのラスボスと同一の存在です。
文明が誤った進化を遂げた(と石が判断した)とき、石は全ての文明を破壊して歴史を一からやり直す、
という事を何度も繰り返してきました。森羅たちの活躍で石は破壊され、人々は真の意味で自由を獲得したわけです。
もっと詳しいストーリー、考察はttp://rssp.web.fc2.com/に掲載されてますので。
つーかRS3出ないのかなぁ…
141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火)14:57:58 ID:Q9FNEMAb
こんな時になんだが斑鳩あげていい?
あるサイトでほぼ同じ(まぁ資料が同じならそうなってしまうか)ストーリー載せてて、
ほぼそのままになってるんだが

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/08(火)20:29:45 ID:9c7iL201
>>141
お願いします

144 :斑鳩:2006/08/08(火) 20:34:44ID:Q9FNEMAb
Prologue「巻雲」(Cirrus)
「鳳来の国」……元々、本州の外れに位置した小国である。
しかし、今では自らを「神の力」を得た「神通者」と称し、「選民思想」と「平和統合」の元、各地を武力で制圧するにまでになっている。

事の起こりは、国の中心人物である「鳳来天楼」(ホウライテンロウ)なる人物が、数年前に地中深くから掘り出した
「産土神黄輝ノ塊」(ウブスナガミオウキノカイ)と呼ばれる物体にあり、物体との遭遇時から、天楼は奇跡とも呼べる力を次々に発揮し始めたという。

その最中、人の自由を望み、鳳来に戦いを挑む組織「天角」(テンカク)があった。
彼らは「飛鉄塊」(ヒテッカイ)と呼ばれる戦闘機を使い、鳳来と戦っていたが、次第に勢力を失い、全滅する。しかしその中で奇跡的に生き残った青年がいた。
その名を「森羅」(シンラ)という。

Chapter:00「斑鳩」(IKARUGA)
天角壊滅から数日後……朽ち果てた組織の跡地で、残骸や残された部品をかき集め、黙々と飛鉄塊を組み立てる森羅の姿があった。
死に場所を探しているわけではない……しかし、生き残ることを考えているわけでもない。
やり場のない衝動は燃えかすのようにくすぶり、鬼のような形相として表れる。
「自由」……そんな具体性の無い「平和」を望むことが禁制とされる世の中において、今やこの男の目的は行動を正当化するための言い訳でしかなくなっていた

やがて、夜も明けようというころ、森羅は整備を終えた飛鉄塊「白鷺」に乗り込む。

森羅(何を焦っている?……いや、焦ってなどいない……いるはずが無いのだ……しかし……)
静かに動力を始動させ、ゆっくりと飛び立つ……上空800m、警戒網を越えた「白鷺」に鳳来の飛鉄塊が攻撃を始める。
森羅は、そのたぐいまれな腕前で性能の低い「白鷺」を乗りこなし、敵機を次々と撃破してゆく。

森羅(なぜ、俺は戦っている?……自由に生きるためだろう?……だが、俺はどこへ行こうとしている……?)

突如、その眼前に鳳来の武将「浅見 影比佐」の仏鉄塊「烏帽子鳥」が現れる。
浅見「天角の生き残りか……たった一人でここまで来るとはな……」
森羅「だからどうした!貴様らとは命の賭け方が違うんだよ!!」
浅見「……青いな……」

戦闘に入った森羅は、浅見の攻撃を巧妙にかわし、有利に戦闘を進めているように見えたが……、

浅見「フッフッフ、なかなか良い腕をしている。ならばこれでどうだ?」

「烏帽子鳥」から五本の光弾が放たれ、曲線を描きながら「白鷺」の方へと向かう。

森羅「誘導弾!?」

「白鷺」は「烏帽子鳥」から放たれた誘導弾の直撃を受け、大破。
煙を吹きながら落ちていく。

森羅「くそっ!」
浅見「若造、単身で挑むとは勇敢な事だが……命は賭けるものではないぞ」
森羅「寝言をっ……まだ終わったわけじゃねぇ!」
浅見「フッ……生きていたら、また会おう」

浅見は、落ちていく「白鷺」を見届けることなく飛び去ってゆく。

森羅の飛鉄塊は黒々とした煙を捲き散らし、人里離れた山奥の村へと墜落する。
墜落の瞬間、機体の外へ放り出された森羅は、村の老人たちに助けられる。
その村は「斑鳩の里」といい、「平和統合」によるしわ寄せで、世間から捨てられた老人たちの村、俗にいう姥捨て山のような場所であった。
森羅は一時、村の長老的存在・風守(カザモリ)老人の家にかくまわれる。風守老人の屋敷、風守に付添われ、森羅は眠り続けている。
障子越しに夕日が差し込み、夕焼け色に染まった部屋の外からは、蝉時雨が聞こえてくる。眠り続ける森羅の意識中に、ぼんやりと二人の人影が現れる。

男の影(大丈夫……いつかきっと、分かり合える日が来る)
女の影(そして遠い未来へ、命は受け継がれるから……)
森羅(……未来……)

145 :斑鳩:2006/08/08(火) 20:38:32ID:Q9FNEMAb
森羅の意識は戻りはじめ、ぼやけた視界の中に風守老人の姿が映り込む。

森羅「!?……ここは……」
風守老人「ここは、斑鳩の里と呼ばれておる。ぬしは、飛鉄塊で墜落して来たんじゃが……覚えておるかな?」
森羅「斑鳩の里……姥捨て山……ぁ、いや」

風守老人は静かに笑みを浮かべ……、

風守老人「よいよい……世の中からは、そう呼ばれておるようじゃな」
森羅「……ハッ!! 俺の白鷺は!?」
風守老人「白鷺?……あぁ、ぬしの飛鉄塊か……あれは、もう駄目じゃな。まぁ、命があっただけ、ありがたいことと思わねばな」
森羅「……あれが最後の白鷺だった……ッ! ……くそッ! ……畜生! ……」
風守老人「……」

二ヶ月後……。 村近くにある崖の上で夕日を眺める森羅。そこへ、ゆっくりとした足取りで風守老人がやって来る。

風守老人「行くのかね?」
森羅「世話になりました。この御恩、一生忘れません」
風守老人「うむ。……しかし、ぬしはなぜ戦う?……ある意味では、鳳来に従った方が、楽な生き方もできよう?」
森羅「一人になってしまった今となっては、天角の大義名分は無いも同然……だが、生涯の中で一瞬だけでもいい……
    例え、この身が灰燼に帰すとも、後悔の無い生き方としたいと思う。自分は鳳来を倒し、自由を取り戻すことを、それと決めた」
風守老人「ふむ、もっともらしいが……それは身勝手な言い分とも言えないかね?」
森羅「しかし、己の信ずるもののために戦い、結果、それが皆の平和や自由に繋がるのだとしたら、それは良きことではないのか?」
風守老人「世の中には、それを望まぬ者もおる。また、それとは違った形の平和や自由を望む者もおる……
       結果……自由のために平気で人を殺す……我々は、自由を求める殺戮者であってはならない……わしはそう思う」
森羅「……」

困惑する森羅に、風守老人は微笑み……そしてうなずく。

風守老人「平和や自由の形は、人の数だけある。戦う時はそれを忘れぬことじゃよ……ところで、ぬしは丸腰で戦うつもりなのかな?」
森羅「それは……」
風守老人「ホッホッホ、付いて来られよ」
森羅「どこへ?」
風守老人「付いてくれば分かる」

かすかな微笑みを浮かべ、風守老人は歩き始める。

146 :斑鳩:2006/08/08(火) 20:40:09ID:Q9FNEMAb
森羅は村の外れにあった洞窟から地下へと案内される。鉄骨で組まれた地下空洞には、さまざまな機器や装置と共に、一機の飛鉄塊が存在していた。

森羅「これは……飛鉄塊」
風守老人「うむ……斑鳩という」
森羅「こんな所に………しかし……」
風守老人「姥捨て山とは、よく言ったものでな……今の世の中にとって、わしらは不要な存在らしい……
       じゃが、この世の中の命、意志、存在、すべてのものにはちゃんと存在理由がある。不要なものなぞ存在しない。
       斑鳩は、わしらにとっての自由の形であり、存在の証じゃ。人を活かすためのものと……そう、わしらは信じとる」
森羅「人を活かす……?」
風守老人「今は理解できなくともよい。各々、それに気付く時がやってくるじゃろうて」

近寄るにつれ、整備していた二人組みの新海・天内が、森羅に気付いた。

新海「ン、粋な面構えが来よったな……風守の爺様、そいつか?」
風守老人「うむ、森羅じゃ」

森羅は二人に向かって軽く頭を下げる。

新海「わしは、新海(シンカイ)。ここで手伝いをしとる。そっちの爺さんは天内(アマナイ)と言うて、この斑鳩を作った元技術屋の大先生じゃ」

天内は整備の手を止める事なく、チラっと横目で森羅を見ると、

天内「フンッ! ……殺気立ちおって、まるで鬼の面じゃ」
新海「おいおい、まだ乗るつもりかいな? やめとけ、やめとけ」
天内「フンッ! 大きな世話じゃ……おい、色男ッ!!……壊・す・な・よ!」
風守老人「斑鳩は、普通の飛鉄塊とは少々勝手が違うでな。訓練が必要じゃが……乗るかね?」

風守老人の言葉に、森羅は無言のままうなずいた。

147 :斑鳩:2006/08/08(火) 20:43:26ID:Q9FNEMAb
Boss:00「再会」(Again)
森羅の訓練も進み、実機を使った試験飛行も最終段階に来ていた。
しかし、極秘に行われていた訓練だが鳳来はすでにこの情報を察知し、偵察部隊を発進させていた。

天内「いいな、敵自体は擬似体を使うが、発射される光弾はあっちもこっちも本物。
    気ぃ抜いたら、そいつがおまえさんの棺桶になるっつうわけじゃな。はッ、はッ、は」
新海「……笑い事じゃなかろうが……」
天内「こっちゃぁ、あの色男が生きようが、死のうが関係ないが? わしの斑鳩を壊されちゃぁ……たまらんね」
新海(溜め息)
風守老人「ん……準備は良いかな?」
森羅「いつでも」
風守老人「……始めてくれ」

訓練が始まると、森羅は斑鳩を使いこなし、擬似体を次々に倒して進んでいく。

新海「ハッ、こりゃ大したもんだ」
天内「フンッ! 斑鳩なら当然の……?」
森羅「あいつは……?」
風守老人「んっ?」
天内「……これは何じゃ? ……色男ッ! 敵じゃッ」
森羅「分かっている」

上空から、浅見の仏鉄塊「烏帽子鳥」が現れる。

浅見(あの時の若造……生きていたか……)
「フッフッフ、なるほど、修行とは感心なことだ。少しは強くなったのかな?」
森羅「さあな……試してみるか?」

浅見の目つきが変わる。

浅見「フッ……では……行くぞ」

再び「烏帽子鳥」との戦闘開始……斑鳩の性能に押され、浅見は苦戦を強いられる。

浅見「ええぃ、あれは一体!?」
(機体属性を瞬時に変化できる飛鉄塊など……しかも、こちらの光弾を吸収しているというのか……)
森羅「どうした、大将」
浅見「……ならばッ!」

浅見は誘導弾を使って弾幕を張る。「斑鳩」はその誘導弾を全て吸収……そして「力の解放」を発動させる。

森羅「もらった!」
浅見「クッ!」

新海「やったか!?」

「力の解放」が「烏帽子鳥」に直撃したと思われた瞬間、浅見は変わり身の術を使い、爆風の中から脱出する。

森羅「か……変わり身……」

浅見「フッフッフ、なかなか面白い飛鉄塊を手に入れたようだ……森羅殿、また会おう……」
森羅「……」
新海「スカした野郎だ」
風守老人「だが……手ごわい……」

不安な面もちで、帰還する斑鳩を見つめる風守老人たち……。


ここまでは雑誌にあったプロローグであり本編はここからです。
なお、ここからステージ1の間に2Pプレイヤーである篝が仲間になってるようです。

148 :斑鳩:2006/08/08(火) 20:57:59ID:Q9FNEMAb
Chapter:01「理想」(ideal)

試験飛行において、浅見の仏鉄塊と互角に戦った「斑鳩」。その存在を危惧した鳳来は、
転送装置「不動明王の剣」を包囲する。出撃を決意した森羅たちは、反抗を開始する。

森羅は操縦席に乗り込み、斑鳩を起動開始する。

斑鳩「System boot……Final check.臨・兵・闘・者・皆・陣・列・存・前……20 min. 
    after ejecting from the sword of Fudoumyouoh, the main engineignites. Are you ready?」
(システム立ち上げ…最終チェック。臨・兵・闘・者・皆・陣・列・存・前…20分前
 不動明王の剣から脱出した後に、主なエンジンは点火します。 あなたは準備ができていますか?)

風守老人「我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すこと無し……皆の衆……よいな?」
天内「やれるだけの事は、やってある。後は奴の腕次第じゃ」
新海「気を付けてな」
森羅「……やってくれ」

斑鳩を固定していた固定鍵が外され、機体は下へ向けて落下。床に展開された転送門へと突入する。
やがて、上空に浮遊する転送機「不動明王の剣」が光を放ち始めた瞬間、「斑鳩」は大空へと射出された……。

“嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・望まれることなく、浮き世から捨てられし彼等を動かすもの。それは、生きる意志を持つ者の意地に他ならない。”

風守老人「点滴が石をうがつその日まで……我々の道は険しい……」


Boss:01「仏鉄塊」(Butsutekkai)

包囲していた敵を倒しつつ進む森羅達そこに警告音が聞こえてくる。

斑鳩「 Warning! The big enemy is approaching at full throttle. Accordingto the data, it is identified as "Butsutekkai" 
    There is no refuge. Unable to avoide firing 」
(警告、大型の敵が高速で接近中。データとの照合から「仏鉄塊」と判明、逃げ場はなく、交戦は避けられない状況です)

再び、浅見の仏鉄塊「烏帽子鳥」が森羅達の行く手を阻む。

森羅「無駄な殺し合いをして何になる。あんたにも分かっているはずだ」
浅見「曲がりなりにも、私は鳳来の人間でな。貴様等の立場は解しても、見逃す訳にはいかぬのだ……」

149 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:03:14ID:Q9FNEMAb
Chapter:02「試練」(Trial)

国長「見てみろ、この有り様を。その誇りが生んだのは、死人の山だけではないか。私には民の命を守る義務がある。
    これ以上余計なことをしないでくれ……ここから出て行ってくれ……」

「阿魏ノ国」そこは忘れもしない屈辱の場所だった。かつて、鳳来と敵対していたこの国を守るべく森羅と篝は力の限り戦ったが、
仏鉄塊「仏法僧」を操る法角の非情な民間人への攻撃によって国長が降伏。撤退を余儀なくされ、涙に暮れた場所である。
今や鳳来の支配下に置かれたこの国の奪還、そして地下に建造中の軍事拠点を叩く為、森羅達は試練の奇襲を決行する。

“自らの意志が、強固であるほど様々な試練に苛まれるものだ。
 無論、試練を目前に避ける事も出来れば、逃げる事も出来る。
 だが、試練の真意は、そんな己の心を克服することにある。“

Boss:02「奪還」(Recapture)

法角「何を騒いでいるかと来てみれば、性懲りも無くまたおまえらか。今更廃墟と化した阿魏を取り戻してどうするつもりなのやら……」

森羅「貴様には、何を言っても分かるまい……分からんだろうさ」

森羅の頭の中では、様々な思いが駆け巡っていた。炎の中で逃げ惑う人々。死体の山。
炎上する家屋の上で涙を流し白旗を振る国長の顔……

そして、森羅達は再び法角に挑む。


Chapter:03「信念」(Faith)

戦闘は膠着状態になりつつあり、消耗戦の様相を呈していた。
消耗による自滅を避けなければならない森羅達は「鳳来ノ国」への潜入を計画する。
難攻不落と言われる要塞渓谷。そして、敵に対する情報の少なさから、自信の持てない作戦に渋る天内だったが、
森羅の信念に迷いが無いとみると、黙したまま整備室へと向かう。

翌日の朝、斑鳩の操縦席へ向かう森羅は、何気ないところでつまづき、そして転ぶ。
「あわてるでない」と笑う老人達とは対照的に、篝は険しい表情で森羅を見つめていた。

“浮き世に絶対などというものは無く、理不尽な思いを胸にして途方にくれる時もある。
 それを乗り越える為には、確固たる信念と洞察、そして幾分かの行動力を持つ必要がある。“

150 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:07:04ID:Q9FNEMAb
Chapter:04「現実」(Reality)

渓谷を突破し、鳳来ノ国へ入った森羅達を待ち受けていたのは、「鬼羅」の率いる大部隊であった。
圧倒的な力と巨大さを誇る仏鉄塊「鶚」に対し、天内の導き出した戦略は、接近戦による弱点部の破壊だった。

“そして、現実はその姿を現す。
 何を求め・・・・・何を見て・・・・・
 何を聞き・・・・・何を思い・・・・・何をしたのか・・“

やがて、森羅達は仏鉄塊「鶚」の撃破に成功するが、これまでの激しい連戦は、森羅の身体機能を着実に蝕み、
飛鉄塊乗りとしての宿命(体に埋め込まれた箍と機体との神経接続により、神経細胞の破壊が徐々に進み、死に至る)を早めてしまっていた。
篝には、分かっていた。このまま戦いを続ければ、どういう現実が待っているか……だが、森羅は無言のまま鳳来の待つ地下空間へと突入して行った。


Final chapter「輪廻」(Metempsychosis)

(まだだ……このまま……終われない……あと少しの……間だけでいい……持ち堪えてくれ……)

朦朧とする意識の中で、精神力だけが今の森羅を支えていた。
地下中枢へ突入した森羅達は「鳳来天楼」と対峙する。虚しくも繰り返される起源の言葉。その最中、森羅は夢の中で出会った精神存在の声を聞く。

“やがて一つの因果は、その意志元の場所へと回帰させ、
 記憶の深淵に刻まれた起源の意識を思い起こさせるだろう。
 故に、斑鳩は行く・・・・・・“

鳳来「おまえ達を生かしているのは、この私。正しき道を歩めるようにと・・・だが、おまえ達はそれを理解できぬというのか?
    やり直さなければならぬ。なぜそれを理解できぬのか・・・・・・目に見えるものを感じずに・・・目に見えぬものを感じられるとでも言うのか?
    おまえ達にも解っているのだろう? 未来永劫、この輪廻を断ち切ることなど出来ないことを。」

やがて、身体の限界を迎えながらも鳳来を倒した森羅の目前に「産土神黄輝ノ塊」(ウブスナガミ オウキノカイ)が姿を現す。

森羅「技師……長……制御装置……外してくれるか?」

151 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:10:57ID:Q9FNEMAb
Final chapter「産土神」(The Stone-Like)

森羅は「石のような物体」にたどり着くまでの戦闘で、その身体機能に極度のダメージを負っていた。
「石のような物体」と対峙しながら、森羅と老人達の間で話し合いが持たれる……。
体内に鋼のタガを埋め込まれた鉄塊乗りの寿命は短い。
敵機の攻撃を受けること無く戦い抜いた森羅だったが、過酷な戦闘は確実に彼の余命を縮めるものだった……。

「石のような物体」の巨大なエネルギー反応を検知した天内はダメージを負った森羅の戦闘能力では勝ち目が無いと判断し、
森羅に対し、篝を連れて逃げるように説得する。しかし、森羅は自分の余命が残り少ないことを悟っており、最後まで戦う意志を変えようとしない。
その状態を飛鉄塊乗りの宿命として理解できる篝は、老人達の反対をよそに呟く……。

篝「それ故に・・・悔いの残らぬよう、やり遂げなさい。我、生きずして死すこと無し。
  理想の器、満つらざるとも屈せず。これ、後悔とともに死すこと無し・・・
  わかっていたはずだった・・・私達は、自由を見られるかしら?」
森羅「もうすぐ……な」

長い沈黙の後、風守老人は静かに言った「……そうか……そうじゃったな……」と、
リミッター解除を了承するよう、天内を見てうなずく。
斑鳩の「力の解放」は、天内が機体の安全を保障するリミッター機能が付けられているのだ
「一度……一度しか撃てんのだぞ!この意味がわかっとるのかッ!」
と食い下がる天内だったが、森羅の次の一言になす術も無く泣き崩れ、已む無くリミッター機能を解除する。

森羅「……技師長……あんたを信じるよ……」


Epilogue「精神存在」(Spirit being)

斑鳩「Release the restrain device. Using the released power may result thepossibility of destruction the ship.」
(リミッターを解除します。しかし、「力の解放」の使用と同時に機体が崩壊する可能性があります)

斑鳩「You did your best. Was I helpful for you?」
(あなたは、最善を尽くしました。私は、あなたのお役にたてましたか?)

森羅はその答えを行動で現す。

斑鳩「I am deeply grateful to you.」
(ありがとう…)


制御装置を解除した斑鳩は、蓄えた全ての力を一気に解放し、この世から消え去った……

やがて、森羅と篝は精神存在へと変化を遂げる。
浮遊する二人の前に、かつて森羅が夢の中で出会った精神体が現れる。

森羅「これで……良かったのか?」
精神体 男「大丈夫……何時か、きっとわかり合える日が来る」
精神体 女「そして、遠い未来へ……命は受け継がれるから」

152 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:16:33ID:Q9FNEMAb
一応本編はこれで終了。
2面以降のストーリーが少ないのは正直参考資料がゲーム雑誌の解説とゲームのサウンドテストにしかストーリー書かれてないからです。
以下はキャラ紹介など


◆森羅(シンラ)
鳳来との戦いで斑鳩の里へ墜落したところを、村の老人たちに救われる。
その後、老人達の作った「斑鳩」に乗り込み、鳳来へ挑む。鳳来の支配から自由を取り戻す事を道とするが、
同時に生涯の中で、たった一つだけでも後悔の無いことをやり遂げたい、という一心ゆえに、事の本質を見失う無鉄砲さを持っていたりもする。
また、気性の激しそうな外見とは裏腹に、感情を内に秘める性格である。
……人によっては、まるで死に急いでいるように見えるほど、たびたび無茶な行動に出てしまう。
だがそれは彼に死が訪れた時、後悔の念を残したくないがゆえである。
……最後には斑鳩の抑制装置を解除して全エネルギーを解放し、「産土神黄輝ノ塊」に篝と共に特攻をしかけ、「輪廻」を断ち切った。
同時に死が現実となって訪れたが、森羅は精神体へと変化を遂げたため、彼の存在は死後も続いていくこととなる。


◆篝(カガリ)
元々は、鳳来の人間であり、仏鉄塊(ブツテッカイ)を操り森羅に挑んできた刺客である。
戦いに敗れ、墜落したところを森羅に助けられる。本人は、その気高い性格から自害することを望んだが、
時とともに落ちつきを取り戻し、森羅や老人達の言う「自由」という物が本当ならば、それを見てみたいという理由で、現在は斑鳩の里に居着いている。
「鉄塊乗り」は過度な加速や衝撃に耐えうるため、その体にはいたるところにグロテスクな鋼の箍(タガ)が埋め込まれている
(しかし、この鋼の箍そのものが人体に与える負担も大きいため、一般に鉄塊乗りの寿命は短い)。
だが、篝の体に埋め込まれている箍はごく少ない。これは、彼女が第二世代飛鉄塊乗りとして遺伝子的な身体強化を因られているからであり、
通常の飛鉄塊乗りに比べ、身体の耐久力等で優れている。
……鳳来に反旗を翻し、森羅と共に天内によって「斑鳩」と同じ改装を施された自身の個人所有飛鉄塊「銀鶏」で鳳来に挑んだ。
森羅が斑鳩の全てをかけて「力の解放」を行ったときに、自らも同様に銀鶏の全てのエネルギーを解放し、森羅と共に「産土神黄輝ノ塊」を破壊した。
同時に篝は森羅と共に絶命したが、彼女も森羅と同じく、精神体として変化し、その存在は続いていく……。

◆風守(カザモリ) 老人
「斑鳩の里」の長老役を担う老人。「斑鳩の里」に「白鷺」ごと墜落した森羅を自宅でかくまい、静養させていた。
聡明かつ大局的に世の中を見通す眼力と判断力は、森羅にとって心的な支えとなった。
天内技師長を助け、新海里長らと共に飛鉄塊「斑鳩」を作り上げた一人で、自由が人を活かす日が来ることを信じて、鳳来との戦いに身を投じる。

◆天内(アマナイ) 技師長
「斑鳩の里」に住む、元凄腕の飛鉄塊設計技術者であった老人。
里へ来た当初は生きる支えを失い、生きる屍状態であったが、風守老人の説得により飛鉄塊「斑鳩」の制作を始めた。
設計から組み立ての大部分をこなしている。技術屋特有の少々ひねくれた部分があり、
人に対してなかなか素直な態度を取れないが、心根は優しい人物である。

◆新海(シンカイ) 里長
豪快でがさつな気質の持ち主だが人の面倒見の良い彼は、「斑鳩の里」で里役を務めている。
見た目通りのまっすぐな性格であるが、人情に対して脆いことが仇となることもある。
森羅にとっては良き兄貴分となっており、天内と森羅の橋渡し役にもなっている。ある程度の機械知識を持っており、
風守老人と共に天内技師長を助け、飛鉄塊「斑鳩」を作り上げた一人だが、がさつな作業を嫌う天内からは力仕事しか頼まれないようである。

153 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:20:03ID:Q9FNEMAb
◆浅見 影比佐(アサミ カゲヒサ)
「鳳来ノ国」の武将。仏鉄塊「烏帽子鳥」を操る。かつて、飛鉄塊「白鷺」で挑んできた森羅を難なく倒した過去がある。
しかし、飛鉄塊「斑鳩」で再戦を仕掛けてきた森羅と「斑鳩」の機体性能の前に敗れた。
当初の設定では、「変わり身の術」で逃げ去った後に4面で再び登場して森羅達を引きつけ、
その間に「斑鳩の里」を「鶚(ミサゴ)」が強襲するも、浅見を破った森羅達がそこへ駆けつけるというストーリー展開だった。
しかし製品版では、1面で森羅達に遭えなく倒されるというストーリーとなった。
ちなみにロケテ版では1面で撃墜時に確かに変わり身して逃げてたりする。

◆法角(ホウカク)
「鳳来ノ国」の武将。鳳来ノ国と敵対していた「阿魏ノ国」において民間人にまで非情な攻撃を加えて阿魏を制圧した冷酷な人物。
森羅と篝は一度はやむなく撤退したものの、鳳来の支配下に置かれた阿魏へと再び向かい、法角の駆る「仏法僧」を破り、かつての雪辱を晴らした。

◆鬼羅(キラ)
「鳳来ノ国」の武将。自国の国境付近にて、仏鉄塊「鶚(ミサゴ)」を操ると同時に、大部隊を率いて森羅達を待ちうけていた。
「鶚」の圧倒的な力と大きさに森羅達は圧倒されるが、天内の助言などを得て、最終的には「鶚」と鬼羅を倒すことに成功した。

◆鳳来 天楼(ホウライ テンロウ)

「鳳来ノ国」の支配者。白髪と真っ白な肌を持ち、少女のような顔つきをしているが、顔には老婆の如く皺が刻まれており、
いったいどれくらいの年齢なのかは誰も知らない。
元々、超能力者だった彼女は、自国の地下空洞において「石のような物体(=産土神黄輝ノ塊)」と遭遇し、強烈な残留思念を知覚した。
その思念を「神の啓示」として受け取った鳳来だったが、その思念の根本的な部分を理解できないまま「石のような物体」と同調した結果、暴走を始める。
やがて、表層的な使命感を持ち、狂気に取り付かれた彼女は、石の力までも自分に取り込もうと、「石のような物体」に制御装置を取り付けた。
数々の猛攻をくぐり抜け「鳳来ノ国」の地下中枢に辿りついた森羅達の前に、自ら仏鉄塊「田鳧(タゲリ)」を操って立ちはだかる。
だが最後には、「石のような物体」と同調して狂気と共に得た力も虚しく、森羅と篝の前に敗れ去った。

◆精神存在
森羅が夢の中で聞いた声。
男性と女性の声を聞くが…?
実はレイディアントシルバーガンの主人公二人と言われている。

155 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:29:35ID:Q9FNEMAb
◇飛鉄塊「斑鳩」
元凄腕の技術屋であった天内技師長が、風守老人、新海里長とともに作り上げた飛鉄塊。
現在は、斑鳩の里地下に隠され、出撃時には転送機「不動明王の剣」を使用して外へ転送する。
陽と陰、2つのエネルギー属性をコンパクトに一体化し、1機体でありながら属性変更することに成功した初の機体である。
特殊コーティングされた主装甲フレームは、電圧をかけることにより属性を変化させる事が可能。
メインエンジン及びノズルは左右バインダー内に格納されている。
武器はメインの60mmバルカン×4、サブウエポンにE・カノン×2、左右リングユニット内にE・カノン×12である。

◇飛鉄塊「銀鶏」
元は鳳来の一世代前の機体だった。
その機体性能は高かったが非常にコストパフォーマンスが悪かったため、製造されたのは実験機数機のみである。
その機体設計に惚れ込んでいた篝が整備部を脅迫し、個人所有となったといういわくつきの機体。
天内により、装甲や武装は「斑鳩」をベースに改装されている。

◇飛鉄塊「白鷺」
天角壊滅後、朽ち果てた組織の跡地で、残骸や残された部品を森羅がかき集めて造り上げた飛鉄塊。
軽武装機ながら、独立稼動する8枚の翼によって高い空制能力を有していた。
しかし、その機体性能は決して高いとはいえず、森羅がたぐいまれな腕前でカバーしていた。
だが、鳳来の武将「浅見 影比佐」の操る仏鉄塊「烏帽子鳥」との戦いに敗れ、
「白鷺」はそのまま「斑鳩の里」へと墜落・大破し、墜落の瞬間に機外へと放り出された森羅は一命を取り止めた。

◇不動明王の剣
斑鳩の里地下に隠された飛鉄塊「斑鳩」を転送・射出するための転送装置。
Chapter:01で「斑鳩」の存在を危惧した鳳来の部隊に包囲される。

◇仏鉄塊(ブツテッカイ)
「仏鉄塊」とは個々の機体の名称を示すのではなく、鳳来の繰り出す様々な異形の中型クラスの機体の総称である
(「飛鉄塊」は小型クラスの機体の総称。また、仏鉄塊以上の大型クラスの機体は「神鉄塊(シンテッカイ)」と呼ばれる)
篝も鳳来から刺客として送り込まれてきたときはこの仏鉄塊クラスの機体を駆って来たが、森羅との戦いに敗れ、撃墜されたが、篝は森羅に助けられた。
……ボスクラスの強力な仏鉄塊が接近した場合には、画面上にその接近を告げるアラームが表示される。
そのアラームは>>148で斑鳩が言っている「 Warning! The big enemyis approaching at full throttle. According to the data, it is identified as"Butsutekkai" 
 There is no refuge. Unable to avoide firing」である。(実際は梵字でオンマリシエイソワカとゲーム内で書かれてるのも入る)

156 :斑鳩:2006/08/08(火) 21:36:14ID:Q9FNEMAb
◇仏鉄塊「烏帽子鳥」
斑鳩の存在に危惧した鳳来は、斑鳩の転送装置である「不動明王の剣」を包囲した。
反撃する斑鳩に対して送りこまれた仏鉄塊の名称、それが「烏帽子鳥(エボシドリ)」である。
鳳来の武将「浅見 影比佐」が操る機体。森羅の駆る「白鷺」を倒すも、再び「斑鳩」で反撃を加えてきた森羅の前に敗れた。

◇仏鉄塊「仏法僧」
かつて鳳来と敵対していたものの、戦いに敗れ現在は支配下に置かれている「阿魏ノ国」。
森羅と篝は、国の奪還と、地下に建造中の軍事拠点を叩くため、奇襲を決行する。
その彼らの前に立ちはだかるのが、まるで陰陽道のマークを模したような姿をした仏鉄塊「仏法僧(ブッポウソウ)」である。

◇仏鉄塊「鶉」
戦況は膠着状態になりつつあったため、消耗戦による自滅を避けなければいけない森羅と篝は、「鳳来ノ国」への潜入を試みる。
国境へ辿り着いた森羅達を待ちうけていたもの、それは要塞化した人工の峡谷であった。ここで森羅達を待ちうける仏鉄塊が「鶉(ウズラ)」である。

◇仏鉄塊「鶚」
渓谷を越えた森羅達が目にしたのは、鳳来の武将「鬼羅」の率いる大部隊であった。
圧倒的な力と巨大さを誇る仏鉄塊「鶚(ミサゴ)」に対し、天内の導き出した戦略は、接近戦により数箇所の弱点部を破壊することだった。

◇仏鉄塊「田鳧」
「鳳来ノ国」の支配者である「鳳来 天楼」自らが操る仏鉄塊。操縦者の鳳来の持つ「神通力」に加えて、
その機体性能自体も今までに登場した仏鉄塊を上回る機体である。
産土神黄輝ノ塊(ウブスナガミオウキノカイ)がエネルギー元だと思われる。

◇産土神黄輝ノ塊
「鳳来ノ国」の地下空洞から掘り出された謎の物体。強烈な残留思念を帯びており、この物体に遭遇してその残留思念を知覚した「鳳来 天楼」は、
奇跡的な力を発揮し始めると同時に、表層的な使命感と狂気に取り付かれた。
その暴走の結果、鳳来はこの物体が持つ力をも自身のものにしようと企んだため、鳳来によって、物体には制御装置が取りつけられた。
そのため、鳳来を倒した森羅達の前にも、制御装置を取り付けられた姿のまま現れるが、それでもなお、巨大なエネルギーを内部に秘めている。
また、この物体は、その別名を「石のような物体」と称せられている……。


とりあえず以上です。
レイディアントシルバーガンのストーリーを見てもらうとわかりますが一応直接的続編になります。
多分何回も輪廻繰り返している内に歯車が狂い、天楼が普段より早く石のような物体を見つけたものと思われます。
そしてついに今回で石のような物体は破壊されたので人々は輪廻から解放されたそうですが
このシルバーガン・斑鳩の後になんでももう1作続く予定らしくそこで全てが終わるそうです。
出る予定はまったくないみたいですが。






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