ファンタシースターII 還らざる時の終わりに

ファンタシースターII 還らざる時の終わりに

part35-235~237


235 :ファンタシースターII 還らざる時の終わりに:2007/12/31(月) 22:57:47 ID:lPCAcyAU0
んでは行きます。
MD版準拠で。

前作にてアリサ、ミャウ、タイロン、ルツによりラシークが倒され
1000年が過ぎた。その間、アルゴルは発展を続け、巨大なコンピュータ
「マザーブレイン」がすべての星を管理し、平和で豊かな生活を
気づきあげるに至った。かつては岩と砂漠だけだった星モタビアも
緑豊かな星となり、ドームファームでは溢れんばかりの作物が
作られていた。
人々は平和な生活の中で戦いを忘れてしまったかに見えた・・・。

最近、禍々しい何かと少女が戦う夢を見るモタビア州総督付の
エージェント、ユーシス(名前変更可)は、総督より近年問題と
なっていながら、マザーブレインが改善案すら出さない
バイオモンスター異常発生についての調査を命じられる。
付いていくといって聞かない、バイオモンスターと人間のハーフで
義妹のネイ、調査の噂を聞きつけたルドガー他の仲間とともに
バイオモンスターの発生源であるバイオシステムへ侵入し、
データレコーダーを持ち帰る。
解析の結果、本来アメダス(気象コントロールシステム)へ
送られるべきデータがバイオシステムへ送られていたため、
原因追求のため、アメダスの調査も行う事になる。
アメダスではネイの姉「ネイ・ファースト」が待っており、
作っておきながら実験体としてしか見ない人間への復讐のため
バイオシステムへエネルギーを送り、結果バイオモンスターの
異常発生へつながっていた。
姉を止めるため、ネイは戦いを挑むが、返り討ちにあう。
ユーシスたちは仇をとるものの、壮絶な戦いであったためか
クローンラボをもってしても再生は不可能と言われてしまう。
※相当レベルを上げればネイ一人で勝つことも可。
ただ、MD版では必ず死んでしまう。

ネイ・ファーストを失ったアメダスは、急激に流れ込んできた
余剰エネルギーにより、大量の水を湖に流れ込ませ、今度は
洪水の危険性が出てきた。ダムを開放すれば最悪の事態を回避
できるという総督に、その役目を買って出るユーシスだが、彼らは
マザーブレインを狂わせた犯人として指名手配されていた。
だが、どの道捕まってしまうことに代わりはないということで
開放のために、4つのダムを周ることになる。
手動開放のためのカードを手に入れ、すべてのダムを開放することに
成功したユーシス達だが、マザーブレインが派遣した
「アーミーアイ」に捕らえられ、人工衛星「ガイラ」に幽閉されてしまう。
さらに追い討ちをかけるように、「ガイラ」に異常が発生し、
「ガイラ」は主星パルマへ落下・激突してしまう。
激突の寸前、ユーシスたちを助けた宇宙海賊タイラーは、「マザー
ブレインが苦手とする人物」がデゾリスにいるといい、モタビアに
戻り総督よりシャトルを借り受けて、デゾリス星へ向かうことに。


236 :ファンタシースターII 還らざる時の終わりに:2007/12/31(月) 22:58:32 ID:lPCAcyAU0
デゾリスにも追ってきたロボットおよび原生生物を振り切りながら
人語を解するネコ(ジャコウネコ)、先住民のデゾリアンから情報を
仕入れ、クレバスの先にある「エズパーの館」を尋ねる。
ユーシスを待っていた、主が待っている、という従者に従い地下に
降りると、コールドスリープの機械があり、1000年前にラシーク
を倒した4人(PS1)の一人、ルツが眠りより覚めたところだった。
ルツは、ユーシスはPS1の主人公アリサの子孫であること、ユーシスが
10歳のとき両親とともに乗っていた宇宙船の事故のときルツに
助けられていて会うのは2度目だということ、夢で見た禍々しいものは
ダークファルスというアルゴルを滅亡させようとしていたがアリサ達が
倒したこと、だが滅亡させようとしているものがいなくなったわけでは
ないといい、邪悪なものに打ち勝つため「ネイ(・・・にあらず、と
いう意味)」シリーズの武器・防具を集めてくるように指示される。
4つのダンジョンをまわり、武器をそろえて戻ると、ルツは、
マザーブレインが出現してから、与えられるものを奪い合い、人々に
マザーブレインなしでは生きていけないと考えさせるほど心が弱く
なったこと、その存在にはアルゴルを滅亡に導こうとする悪魔の
罠を感じると言った。
最後の「ネイ」シリーズの武器「ネイソード」を受け取ると、ルツは
ユーシス達を「邪悪な者の所」へ転送された。

「邪悪な者の所」とは、宇宙船の内部だった。
大量の敵、「パンドラの箱」より現れたダークファルスを退け奥へ
進むと、女性の姿を投影する機械・・・ルツが「悪魔の罠」と称した
マザーブレインが設置されていた。アルゴルから引き離すため、
戦うべきかと迷うユーシス達に、マザーブレインは薄笑いを浮かべて言う。
私を破壊すれば世界中がパニックに陥る、いなければアルゴルの人々は
何もできない、一度贅沢を覚えたら二度と元には戻れぬ、壊したならば
惨めさに打ち震え己の運命を呪いながら死んでいくだろう、それでも
いいならと壊しなさい。と。
だが、ユーシス達は戦うことを選び、激戦の末破壊に成功する。
マザーブレインのコントロールしていたものは何の役にも立たなく
なってしまい、過酷な暮らしが待っているだろうが、それでも彼らは
新しいアルゴルに希望の光を感じ取っていた。新たな生活のため、
モタビアへ戻ろうとするユーシスたち。
だが、それをルツの強張った声が止めた。
「まだ何者かがいる、戻ってきてはいけない!」


237 :ファンタシースターII 還らざる時の終わりに:2007/12/31(月) 23:01:24 ID:lPCAcyAU0
マザーブレインの機械のさらに奥へ進むと、多くの人々、そして
その長らしき者がいた。
マザーブレインを作った彼らは自分達を、高度の文明を開化させた
「地球」から来た者の最後の子孫だと言った。
心の中の悪魔、ダークファルスを抑えられなかったかれらは憎みあい、
驕り、自然を操ることに喜びを覚た彼らは最終的に地球を破壊し、
かろうじて生き残った者が宇宙船に乗り込みアルゴルを見つけたの
だという。災いを知らず生きていたアルゴルの人々を羨ましく、そして
妬ましく思った彼らは、アルゴルを手に入れるため、暗躍していたのだ。
パルマを破壊する力を持つ自分達に逆らうほど愚かではあるまい、
おとなしく死んでもらおうか、と長が言ったそのとき、ルツの力に
よってパーティメンバー外の仲間が送られてきた。
この期におよんでも「滅亡は時間の問題」という長の言葉を遮り、
ユーシス達は何百人といる地球人に切りかかっていった。
還らざる時の終わりに彼らは何を見たのだろうか・・・。

以上。
その後どうなったとかは続編を含めて明示されておらず、プレイヤーの
考えに任せるような終わり方となっています。
当時出ていたゲームブックは生存ENDもありましたが・・・。

PS2版は途中で投げました。あまりの改悪ぶりに。
邪聖剣ネクロマンサー耐えた身にもしんどかった。
2周目以降ネイ生存ルートがあるとか、ちからもりもりんが出て
くるとか、ユーシス、ネイ以外のキャラの話も盛り込んであるらしい
ですがちょっとよくわかりません。
最後まで行った猛者がいたらフォローよろしくです。


最終更新:2008年01月03日 21:04