1 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:38:15 ID:2HRUkVfo
自分でやるのが面倒だけどストーリーが知りたい、という 
ゲームのストーリーを教えてもらうスレです。 
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に 
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。 
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A に要注意。 
またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。 

まずは↓で既出かどうか調べてからリクしましょう。 

まとめWiki 
http://www8.atwiki.jp/storyteller/ 
515 ◆A.ilTwwjjQ さんが作った旧まとめサイト 
http://storyteller515.hp.infoseek.co.jp/ 

※現在、旧まとめサイトからWikiへコンテンツ移設中です。 
※お手すきの方はご協力おねがいします。 

未解決一覧 
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/14.html 

1レスでストーリーの概要を知りたい方は↓でどうぞ。 

【読むのも】ストーリーを要約してもらうスレ 2【面倒】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/ 

前スレ 
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1142056234/ 

ストーリーを書く際の注意、関連スレ、携帯で見る方法、未解決リストなどは>>2-10に 

※携帯から見る方に 
まだ携帯閲覧については分かりません。 
Wikiを携帯で全部見れる方法を知っている方お願いします。

2 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:40:26 ID:2HRUkVfo
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。 

・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。  
 ただ要望に出ていないものは敬遠される傾向にあります。 
 レスは期待しないで下さい。それでも良いというならどうぞ。 
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。 
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。 
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。 
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。 
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、 
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。 
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。 

関連スレ 
(漫画サロン) 
ストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります) 
http://malon.my.land.to/ 
(ギャルゲー) 
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります) 
http://www.geocities.jp/galge_oshiete/ 
(携帯電話ゲー) 
【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレ【面倒】 
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/appli/1127489816/ 
(アニメサロン) 
【見るのが】ストーリーを教えてもらうスレ【面倒】 
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1082602343/ 

(エロゲネタ)21才以上の方のみ! 
エロゲのストーリーを教えてもらうスレ まとめサイト (現行スレへのリンクもあります) 
http://www.geocities.jp/f4cq4/erg_story/
(女向けゲーム大人) 18歳以上の方のみ! 
(現行スレのURL:現在はhttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1095410605/ 

3 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:40:33 ID:HPhNJRPQ
2

4 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:44:45 ID:2HRUkVfo
●未解決分 ≪Part22の478までの時点でのリスト≫
■PS2  ・悪代官2 ・インゴット79 ・エヴァーグレイス2 ・X−FIRE
・over the monochrome rainbow ・OZ ・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・仮面ライダー正義の系譜 
・ガンバード1&2 ・機甲兵団J-PHENIXコバルト小隊篇 ・機動新撰組 萌えよ剣 ・九怨 
・グレゴリーホラーショー ・紅忍 血河の舞 ・決戦3 ・喧嘩番長 ・GENJI ・絢爛舞踏祭 
・ゴッド・オブ・ウォー ・サーヴィランス 監視者 ・桜坂消防隊 
・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・ジェネレーションオブカオス2,3,4 
・シャイニングティアーズ ・ジルオール∞ ・ステラデウス ・スペクトラルフォースクロニクル 
・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ ・ディノクライシス(ガンサバ、3) ・天空断罪スケルターヘブン 
・ナノブレイカー ・ハードラック ・バイオハザードOB2
・バイオハザード4のエイダ編 ・鋼の錬金術師(翔べない天使、3神を継ぐ少女) 
・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO ・初めてのRPG伝説の継承者 ・玻璃ノ薔薇 
・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・フェイズパラドックス 
・不思議の海のナディア ・亡国のイージス 2035 ウォーシップガンナー ・ぼくのなつやすみ2 
・ポポロクロイス 月の掟の冒険 ・ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット ・魔術士オーフェン ・michigan 
・ミスト3エグザイル ・ミッシングパーツ ・メダルオブオナー(1、ヨーロッパ強襲) 
・メタルギアソリッド2サブスタンス(SNAKE TALESの部分) ・ライゼリート ・Remember11 ・龍が如く 
・RULE of ROSE ・レイジングブレス ・ロックマンX7 ・ワイルドアームズ3(詳細に) 
■PS  ・…いる! ・エースコンバット ・エクサフォーム ・カウボーイビバップ ・火星物語 
・学校のコワイうわさ花子さんがきた! ・機動警察パトレイバーゲームエディション ・黒い瞳のノア ・黒ノ十三 
・クロノトリガー(追加部分のみ) ・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃんの大江戸すごろく ・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) 
・ゲッターロボ大決戦 ・ゲッPーX ・サーカディア ・ザルツブルグの魔女 ・シュレディンガーの猫 
・すべてがFになる ・聖霊機ライブレード ・蒼魔灯 ・ダークメサイア ・黄昏のオード 
・チョコボの不思議なダンジョン2 ・TILK-青い海から来た少女- ・デバイスレイン ・天使同盟 
・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜 ・ドラゴンシーズ 
・トルネコの大冒険2 ・トワイライトシンドローム ・バイオハザード(GC版との相違点を) ・バルディッシュ 
・BAROQUE▲SYNDROME ・ひみつ戦隊メタモルV ・forget me not パレット ・BLACK/MATRIX 00 
・プラネットライカ(既出部分からの続き) ・マーメノイド ・マール王国の人形姫 
・ミスティックアークまぼろし劇場 ・ミスティックドラグーン ・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲 
・夜想曲2 ・夕闇通り探検隊 ・聖刻1092 操兵伝 ・立体忍者活劇天誅弐 ・レガイア伝説
・幻想水滸外伝1&2
■PSP  ・ギャラリーフェイク ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 
■64&GC  ・キラー7 ・シャドウゲイト64 ・バイオハザード0 ・ファイアーエムブレム蒼炎 
・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution ・ペーパーマリオRPG 
■SFC  ・エルナード ・ガデュリン ・機動戦士ガンダムF91 ・GS美神除霊師はナイスバディ ・ざくろの味 
・シャドウラン ・セプテントリオン ・ソウルアンドソード ・大貝獣物語2 ・幕末降臨伝ONI ・ブレスオブファイア 
・魔女たちの眠り ・ラストバイブル3 ・少年忍者サスケ

5 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:45:59 ID:2HRUkVfo
■FC&ディスクシステム  ・エスパードリーム(1、2) ・えりかとさとるの夢冒険 ・美味しんぼ ・亀の恩返し 
・京都財テク殺人事件 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・新・里見八犬伝 ・スウィートホーム ・ゼビウス 
・ゼルダの伝説 ・道(TAO) ・百鬼夜行 ・ヘラクレスの栄光(1,2) ・まじかるドロピー 
・マドゥーラの翼 ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・名門多古西応援団 ・メタルギア 
・メタルスレイダーグローリー ・メトロイド ・魍魎戦記MADARA ・リンクの冒険
■DS&GBA  ・あらしのよるに ・探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件 
・ザ・アーブズ・シムズ・イン・ザ・シティ ・サバイバルキッズLost in Blue 
・真女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー) ・スーパープリンセスピーチ 
・スーパーロボット大戦OG2 ・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・伝説のスタフィー(1、2、3) ・ドラゴンクエストモンスターズキャラバンハート ・ディープラビリンス ・聖剣伝説チルドレンオブマナ
・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ ・ルナジェネシス ・ロンドニアンゴシックス〜迷宮のロリィタ〜 
■GB&GBC  ・アレサ1〜3 ・エストポリス伝記よみがえる伝説 ・ONI1,2,4,5 ・サバイバルキッズ(1、2) 
・真女神転生デビルチルドレン 赤の書 ・ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 
・ビタミーナ王国物語 ・メタルギアソリッドゴーストバベル(おまけドラマも) ・メトロイド2 
・ゴッドメディスン
■XBOX&XBOX360  ・eM ・GUNVALKYRIE ・THE HOUSE OF THE DEAD 3 ・真女神転生NINE 
・ディノクライシス3 ・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・NINJA GAIDEN ・ファントム・クラッシュ ・FATALFLAME(追加部分)
■DC  ・斑鳩 ・ゴーレムのまいご ・THE HOUSE OF THE DEAD2 ・リアルサウンド〜風のリグレット
■SS  ・R?MJ ザ・ミステリー・ホスピタル ・ガングリフォン2(ミッション間ラジオも) ・慶応遊撃隊活劇編 
・サイバードール ・ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド ・シャイニングザホーリィアーク 
・シャイニングフォース3(シナリオ1〜3) ・新世紀エヴァンゲリオン ・ソニック3Dフリッキーアイランド 
・大冒険セントエルモスの奇跡 ・ファンタシースターコレクション ・マリカ〜真実の世界〜 ・RAMPO 
・リグロードサーガ2 ・LUNAR2 エターナルブルー ・ロンド〜輪舞曲〜 
■MD&MCD  ・うる星やつらディアマイフレンズ ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! ・慶応遊撃隊 
・スプラッターハウス(2、3) ・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD ・バトルマニア(1、大吟醸) 
・ファンタシースター(1、2、千年紀) ・ラングリッサー2 ・LUNAR ザ シルバースター
■PCE&CD-ROM2&PC-FX  ・青いブリンク ・イース1・2 ・GS美神 ・虚空漂流ニルゲンツ 
・コズミックファンタジー ・こみっくろーど ・ソードマスター ・てきぱきワーキンラブ ・天外魔境ZIRIA 
・不思議の海のナディア 

6 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 00:49:09 ID:2HRUkVfo
■MSX  ・メタルギア2
■WS&WSC  ・ラストスタンド 
■ネオジオポケット  ・KOF R-1 
■PCゲー  ・アークトゥルス ・アリスインナイトメア ・アンタリア創世紀 
・「Age of Mythology」とその拡張版「Titans Expansion」の 一人用シナリオ ・ガラージュ ・偽典女神転生 
・コマンド&コンカー ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・シュバルツシルト(F以降?) 
・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・忘れえぬ炎 ・英雄伝説X 海の檻歌
■アーケード  ・鉄拳シリーズ・ストリートファイターZEROシリーズ
■携帯アプリ  ・ゼノサーガパイドパイパー ・BC-FF7- ・夢魔の天蓋 ・REAL〜零〜 ・ルート16ターボ 
・ロックマンエグゼファントムオブネットワーク ・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブブレイカー
・琥珀色の遺言 ・黄金の羅針盤 ・瑠璃色の睡蓮 ・亜鉛の匣舟 ・泪色の雫 
■フリーゲーム  ・キマイラ・ブーム ・コープス・パーティ 

●途中 
■前スレ  ・キューブ版 バイオハザード ・絶体絶命都市 ・ダメフロンティア 
・FF12 ・ANUBIS ・大神 ・コード・エイジ・コマンダーズ ・バテン・カイトス
・キングダムハーツ2
■前々スレ  ・バイオハザードアウトブレイク(放置宣言有り) ・新桃太郎伝説 ・FF7DC ・ラストバイブル3 
・ポケモン不思議のダンジョン ・フロントミッションオルタナティブ ・アルトネリコ ・晦〜つきこもり〜  
■前々スレ以前から放置・転生學園幻蒼録・学校であった怖い話・ウィザードリィアスタリスク緋色の封印
・「シャドウ・ザ・ヘッジホッグ」・キングダムハーツFM ・Seraphic Blue
・ロックマンDASH2 ・.hack// ・ONI2・ONI3  ・英雄伝説X 海の檻歌 ・ロックマンゼロ4 ・流行り神 
・真メガテンデビチル白・重装機兵ヴァルケン・グランディア ・大正もののけ異聞録 
・スーパーロボット大戦OG ・テラファンタスティカ ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 
・ロマサガ(WCだけの話) ・ジャングルウォーズ2 ・バイオハザード2 ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細) 
●執筆予告がある物
・おさわり探偵 小沢里奈[4月] ・コンタクト[4月] 
・.hack// Vol.2 悪性変異(既出部分の続き)、Vol.3以降も[4月] ・白中探検部[4月] ・スペクトラルフォースクロニクル[4月] ・ぼくのなつやすみ2[3月] 
・武蔵伝2[1月]・パワプロクンポケット[1月] ・コロニーの落ちた地で[1月] 
・バテンカイトス[1月]・ナムコ×カプコン[1月]・ルドラの秘宝 隠忍伝説[1月] ・ラングリッサー4、5[1月]

7 前スレとの変化に気づいてなかったスマソ 2006/05/27(土) 00:51:16 ID:2HRUkVfo
■執筆予約についての現時点でのルール(暫定)
・勝手ながら、予約から3ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。



8 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/27(土) 02:12:33 ID:2u3w2IFN
>>1
乙かれさま。

未解決協力とかしたいけど、本wikiが見れないなんてあんまりだ(PД`q)゚。グスン

9 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/27(土) 09:46:35 ID:kT0sOX9J
>>1
スレ立て乙です。

10 キングダムハーツ2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土) 10:43:16 ID:kT0sOX9J
それでは改めて、KH2いきます。遅筆なので小出しになってしまうのは
勘弁して下さい。


書き忘れてましたが、サイファーの取り巻きは8でおなじみの風神(2ではフウ)と雷神(2ではライ)、
それから9のビビです。どうでもいいけどライの声ってワッカと同じ…。

The 4th Day

今日も例の夢を見る。が、ビックイベントの前なので少々気にしない。
いよいよストラグルバトル大会の当日がやってきた。町の空き地は大賑わい。
バトルはトーナメント制。予選を勝ち抜いた4人で行われる。
今年予選を勝ち抜いたのはサイファー、ビビ、ハイネ、ロクサスのある意味御馴染みメンバー。
ただ、サイファーの取り巻きでひ弱そうなビビが予選を勝ち抜いたのには少々違和感が…。

司会の男が予選進出メンバーを紹介していく。
昨日、多少の行き違いはあったもののそこは仲良し同士。ピンツとオレットは
ハイネとロクサス両方のことを応援する。
全員の紹介をし終わった所で、前回のチャンピオンであるセッツァーが登場。黄色い声援が巻き起こる。
大会の優勝者はトロフィーとセッツァーへの挑戦権が手に入るとのこと。
それぞれの思いを胸に、大会が開催された。

初戦はハイネとロクサスの親友対決。
決勝で戦えなかったのは残念だが、組み合わせに文句を言っても仕方ない。
お互いに真剣に勝負することを約束し、舞台に上がる。
息を呑むような駆け引きの末、勝利を手にしたのはロクサスだった。
負けてしまったハイネに「俺のいい気分を分けてやるよ」と上機嫌なロクサス。
ハイネもそんなものいらないとは言うものの、どこか嬉しそう。昨日のわだかまりも無事とけたようだ。

11 キングダムハーツ2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土) 10:45:20 ID:kT0sOX9J
次はサイファーとビビ。サイファーにあこがれていた弱虫のビビがどうしてこんな大会に出場したのか。
不機嫌なサイファーに、いつもと違う様子でケタケタと笑い声を立てるビビ。
試合が開始すると、ビビは普段ではあり得ないアクロバティックな動きでサイファーを翻弄。
優勝候補の彼は、あえなくビビにやられてしまう。
会場から立ち去るときに、サイファーはロクサスにこう囁いた。
「あれはビビじゃない。ぶっ倒せ」と。

決勝は、ロクサスとビビ。
サイファーの言葉どおり、ビビは普段と明らかに違う異様な態度で試合に臨んできた。
小さな体から繰り出される強烈な攻撃をかわしつつ、辛くも勝利を収めたそのとき。
急に周囲の動きが止まった。あの少女―――ナミネが現れたときと同じように。
何事かと動転したロクサスの前で、ビビがあの白い奴に変化する。それにあわせたように
彼の武器もストラグルブレードからキーブレードへ。
誰も知らないところで、ロクサスの孤独な戦いが加速していく。

何度目かの敵の撃退を遂げたとき、不意に一人の男が声をかける。
「さすがだな、ロクサス。やるやるやる〜」
その場にそぐわない明るい調子の声。男は何故かロクサスの名前を知っていた。
フード1と同じ格好をしているその男は、赤く燃えるような髪をしている。
彼はアクセルと名乗り、久しぶりだな、と話すのだがロクサスに覚えはない。
「ナンバー13 ロクサス キーブレードに選ばれし男」
そんなアクセルの言葉の意味は、まだ分からない。
手荒な真似をしてでも連れ戻すと強引なアクセルに、ロクサスは必死の抵抗をみせる。
相手は戦い慣れしていたが、どうやら本気を出してはいないよう。

肩で息をするロクサスの前に、赤覆面の謎の男が現れる。もちろんロクサスに見覚えはない。
「耳を貸すな、ロクサス!この男の言葉に意味など無い!」アクセルを牽制する覆面男に
「騙されるな、ロクサス!」とアクセルも対抗。
「ロクサス」「ロクサス!」見たこともない、得体の知れない連中に名前を連呼されてロクサスは混乱の極みに。
次々と展開する非日常の出来事に、穏やかな幸せに満ちていた日常は音を立てて崩れていく。
そんな理不尽な状況から逃れるための呪文の如く、彼は友人達の名前を悲痛な声で叫ぶ。
「ハイネ、ピンツ、オレット!」
彼の切なる思いが届いたのか、はたまた偶然か。止まった時が戻りだした。
「勝者、ロクサス!」
ジャッジの声が空き地に響く。しかし、ロクサスは素直に喜ぶことなど出来なかった。
彼の元に日常が帰ってくる日はこないのだろうか。

次はいよいよ前回チャンピオン、セッツァーとの対決だ。
誰も見ていないところで「負けてくれないか?」と問うセッツァー。
その言葉に反感を抱きつつ、舞台に足をかけるロクサス。最後の試合の行方は―――。
(この試合は勝っても負けても話が進む。トロフィー以外の商品の内容等が変わる)

大会終了後、駅の時計台の上に集まる4人。約束どおり、トロフィーに飾られていた
クリスタルボール(全四色)を皆で分け、友情を確認する。
仲良く会話する4人だったが、途中でロクサスは足を踏み外して時計台から落っこちてしまった。

12 キングダムハーツ2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土) 10:47:08 ID:kT0sOX9J
場面は変わり、前からの主人公でありロクサスの夢に出てくる少年ソラの故郷、ディスティニーアイランド。
学校帰りの島の少女、ソラの幼馴染のカイリに「カイリねえちゃん」と親しげに近寄る
関西弁の少女、セルフィ。一年前まで遊び場にしていた小島にカイリをさそう。
同じく島の友達であるワッカもティーダもボール遊び(FF10のブリッツ?)に夢中で
遊んでくれないとぼやくセルフィ。しかしカイリはそれを断る。
特に仲良く遊んでいた幼馴染、リクともう一人の少年との思い出の場所でもある、離れ小島。
しかし二人ともどこかに消えてしまい、少年の方に至っては人々の記憶からもいなくなってしまう。
カイリは少年達といつも一緒に遊んでいたのに、何故か少年のことが思い出せなくなってしまった。
そのことに心を痛めた彼女は、少年のことを思い出すまで島に近づくつもりはないと言う。

そんなカイリの心に、一人の少年の声が届く。時計台から落下中のロクサスのものだった。
勘違いして「ナミネ?」と尋ねるロクサス。カイリは間違いを正し自分の名前を答える。
それを聞いたロクサスは思わず口にしていた。「知ってる、アイツの好きな子だ」
ロクサスの言う「アイツ」は自分の忘れてしまった少年のことだと確信したカイリ。
カイリはロクサスに彼の名前を教えて、と呼びかける。
次に聞こえたのは、他でもないあの少年自身の声。「ひどいやカイリ、俺のこと忘れちゃったの?」
「しょーがないなあ、じゃあ、ヒント!最初は、ソ!」
その言葉を最後に、カイリとロクサスとのコンタクトは途切れてしまう。

少年の言葉に、彼のことを思い出したカイリは海岸に急ぐ。
あわてて追いかけてきたセルフィの前で少年に宛てて書いたボトルメールを流すカイリ。
名前も思い出せない少年に宛てた手紙。今は会えないけれど、いつか、また―――。
「彼」に届くかどうかも分からない手紙を、しかし彼女は届くと信じて思いを口にする。
「最初はソ。そうだよね、ソラ!」

覆面達の会話。ロクサスとナミネが干渉したことでロクサスとカイリの心が触れ合ったとは覆面の言。
特殊な生まれ方をしたノーバディ、ナミネ。ソラとソラに関わる人物の記憶と心に干渉できる。
全てを知るかのような覆面の言葉に、フード1はナミネは誰のノーバディなのかと尋ねる。
「教えても良いが…君の本当の名前を教えてくれないか?」
フード1はそれまで隠していた顔を見せて、こういった。「アンセムだ」と。
覆面は笑い声を上げ、よろしくな、とフード1に告げた。

ベッドの上で目を覚ましたロクサス。体には傷一つ無い。
本当に落ちたのなら無事ではすまないはずだ。昨日のことは夢だったのだと自分に言い聞かせる。
しかし、昨日の出来事が夢だとしたら、それは。

「どこから…どこまで?」


諸事情により、今後も「アンセム」の表記はフード1でいきます。
ノーバディの正体はもう少し秘密で。
しかし固有名詞書きすぎ…房小説で申し訳ない。続きはまた後ほど。

13 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/27(土) 11:28:10 ID:zKOEndBU
うろ覚えキマイラブーム

ストーリー:
 動物と人間を合成する(キマイラ化する)技術が存在する世界。
 新技術で開発されたキマイラの発表会に来ていた五人は、
 何故か奇妙な場所に迷い込んでしまう。

主要人物:
 女優:売れない女優だったが、人類初のキマイラタレントとなることで成功した。
 記者:彼女に捨てられた上、彼女が置いていった犬とキマイラ化したダメ人間。
     でも犬の嗅覚をゲットしたことでスクープの臭いも嗅ぎ取れるようになって成功した。
 子供:年齢にそぐわないガキっぷりを見せる子供。実は会社社長の息子で超天才児。
     新キマイラの研究に関わることを聞いたため、記憶を消され、その影響で精神が子供に戻ってしまった。
 女研究員:新キマイラの開発者。姉を見殺しにして生き延びたことにコンプレックスを持っている。
 男研究員:新キマイラの開発者。精神的に最強。
 少年A:異世界に出てくる謎の人物。

後半要約:
 新技術のキマイラとは、人間同士の合成体だった。
 だが、死体を使って合成研究を行っていたためか、失敗を重ねていた。
 しかし科学者としての好奇心から一線を超えた男研究員は
 まだ生きていた『少年A』を死体だと偽り、ヒトキマイラを合成する。
 
 そうして完成した新キマイラ(ヒトキマイラ)は、会場内にいた五人を取り込んでしまう。
 ヒトキマイラの素体である少年Aの意識は、五人の弱みに付け込み、意識の支配と統率を測った。 
 (多分、実験に使われた腹いせにキマイラに関わった5人を取り込み
  ヒトキマイラ実験の始末をつけようとしたんじゃないかと思われる)

 五人のうち、女優・記者・子供・女研究員までは支配に成功した少年A。
 だが、男研究員は何の弱みも見せず、真実が明かされてもなお冷静なままだった。
 なぜならヒトキマイラに取り込まれるところまで、男研究員の思惑の内だったからだ。

 精神世界での戦いを終えたヒトキマイラは、会場から移動。
 子供の親父だの、記者の彼女だのに目撃されながら、失敗キマイラが捨てられた場所まで行く。
 そしてヒトキマイラは失敗キマイラと融合し、動きを停止した。

 後日、キマイラだった肉塊の中から、一人の子供が保護された。
 四人の父と二人の母を持つ少年は、キマイラ研究をしていた博士に引き取られた。

オチ:
 キマイラ化で融合すれば大切な人ともずっと一緒にいられるのかもしれない。
 でも、6人でキマイラ化しても、そこに存在するのは1人でしかない。
 1人は寂しいねというお話

14 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 13:35:00 ID:anaXFWuj
>>10
ライはワッカまんまだけど、フウの声もルールーと同じだよ

15 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/05/27(土) 16:41:50 ID:A6lYyXXz
かみさまー
さいたまー
なんか似てるな

16 ◆l1l6Ur354A sage 2006/05/27(土) 18:53:55 ID:1g4lU3jV
一応新作トリ付きの人にレスする時は新作トリ付けた方がいいのかな

>>11
そういえば2回もクリアしたのに負けてみたことないなぁ。
優勝トロフィーもらえないってことは、
最終盤の「一つしかないはずの物が二つある。おかしいだろ?」
のイベントはどうなるんだろう。

>>12
フードを払いあらわになった顔が前作のラスボス闇の探求者アンセムなんだよな。
あれはやってたとき普通に「生きてたのかよ!しつこいなコイツ」とビックリした

17 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/27(土) 18:54:56 ID:1g4lU3jV
>>13
乙です。

18 KH2の人 sage 2006/05/27(土) 19:17:36 ID:kT0sOX9J
>>16
個人的にはそんなに気にしなくてもいいのではと思う。
レスするときに番号書けば、自然と新作書いてる記事の番号だって
分かると思うんですが…専用ブラウザからとかだと違うのかな?
当方、IEなもので。

ロクサスは一応「今大会優勝」しているのでトロフィーは確実にもらえます。
・チャンピオンの証の「チャンピオンベルト」になるかただの「メダル」になるか
・(確かめてないけど)イベント内容の多少の差異。ロクサスがチャンピオンベルトを
かざすシーンは確実に無いと思われる
が違う点かと。

いつの間にそんなソラ好きになったのかと思えば、アレだから度肝を抜かれました。
個人的にはカイリの制服姿の方が「度肝を抜かれた」気もするけど。

19 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/28(日) 10:24:38 ID:M+fjxMsU
「厄�友情談義」でなく
「厄 友情疑義」だと思う。

厄のストーリー書いてもいいっすか?

20 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/28(日) 12:04:38 ID:M+fjxMsU
ごめん素で間違えた
「厄 友情談疑」だった。

21 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/28(日) 13:26:23 ID:gMRoT0Bd
>>19
読みたいです。

22 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/28(日) 13:44:41 ID:gMRoT0Bd
PSPの「新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-」、
隠しシナリオも含めて、各シナリオをエンディングまでを教えてください。
よろしくお願いします。

23 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/28(日) 13:51:59 ID:gMRoT0Bd
まとめwikiにハウスオブザデッド4を書いてくれた方、読ませていただきました。
乙です。

24 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/29(月) 23:35:28 ID:iynAOHNv
64の「マリオストーリー」お願いします。

25 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/30(火) 03:05:30 ID:Se3J2SLK
「御存知弥次喜多珍道中」のストーリーを教えてください

26 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/30(火) 20:31:22 ID:wgDO4p+k
台詞書いてあるとそれだけでどんな話か分かるな

27 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:16:26 ID:16HqAxCc
マリカの続きいきます。
相変わらず長いです。

28 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:17:45 ID:16HqAxCc
『裏切り者』(1/2)

数日後、ようやくまりかが落ち着くと
かなめはサッカー選手達が監禁されていた地下施設に乗り込む事を提案した。
あの施設には大型コンピューターが何台かあったため
もしかしたらファクトの本拠地の場所が分かるかもしれない。
かなめがあきらに地下施設のビジョンを送ると、四人は空間跳躍した。

無事地下施設に潜入すると、信長が施設内のコンピューターを調べる。
しかし、今までの作戦内容のデータしか入っていないようだ。
おまけにネットワーク化されていないため、他の端末に繋ぐ事も出来ない。
だが、どうやらこの施設にはデータルームが存在する事が分かった。
データルームのロックを解除しそこへ向かおうとする四人。
部屋を出るとそこには、大量の工作員と獣人と装甲姉妹・蘭
そしてもう一人、蘭とは色違いの装甲を纏った少女が待ち構えていた。
「中央公園以来だな…私は蘭の姉、装甲姉妹・燐!」
施設内を埋め尽くさんばかりの膨大な数の敵に、四人は空間跳躍で撤退する。
「ふん、数に圧倒されたか!
 サイキなどと言っても他愛がないものね、姉さん」
「蘭、追撃戦に移るわよ。
 あいつらがこの施設の所在を知っている以上
 いつ仕掛けてくるかわからないから」

空間跳躍した先は西馬込の駅前。
安堵したのも束の間、燐が地面に大穴を空け追撃してくる。
装甲姉妹一人ならばと迎え撃つ三人。
蘭よりは手強いものの、どうにか撃退してみせる。
「蘭…蘭、助けて!」
燐の叫びに応えるかのように、バーニアを吹かせた蘭が現れ、上空から機銃を掃射する。
まりか達はとっさにPKバリアで防ぐが信長が重傷を負ってしまった。
信長を手当てするため再び空間跳躍。
しかし跳躍先では、手当ての暇さえ与えず工作員と獣人が襲いかかってくる。
さらに跳躍…しかしまた襲われる。それを何度も繰り返す。
やがてあきらの精神が底を突き、信長も危険な様子になってきた。
覚悟を決めて工作員達と対峙する三人。
だがその時、銃声がすると工作員達が次々と倒れていく。

そこには白衣の女性が立っていた。
「私は敵じゃない…ついてきて!」
『岬久美子』と名乗ったその女性は、そう言うとまりか達に車に乗るよう指示。
テレパスで確かめる余裕は無かったが、どうやら本当に敵では無い様だ。
南千住の外れにある製薬工場に着くと、岬は信長を医務室に運び
その後3人をとある一室の扉の前まで案内した。
「茨博士。神崎まりか、金本あきら、東堂かなめの三名をお連れしました」
その言葉にまりかが反応する。茨博士と言えば確か…

29 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:20:07 ID:16HqAxCc
『裏切り者』(2/2)

中にいたのは禿頭の老人だった。
「俺が茨だ」と名乗るとその身分を明かす。
元ファクトの科学者であり、今はファクトに抵抗する裏切り者だそうだ。
岬はそんな茨博士の助手を勤めているとの事。
三人は未だ全貌の掴めないファクトについて、博士から詳しい話を聞かせて貰う事にした。

博士の話によるとファクトは
『賢人同盟』と呼ばれる複数の外国資本が作り上げた裏組織であり
急激な経済成長を果たした日本が、諸外国に対して必要以上の影響力を持たないよう
政府や要人への脅迫、誘拐、暗殺を遂行するのが目的であったという。
しかし『あの男』が二代目の真実の人に納まって以来、組織の目的は変貌。
組織の構成員も、日本に個人的な恨みを持つ者ばかりになった。
「今のファクトは、あの小男のストレスを発散するための歪な集団でしかない」
茨博士は忌々しげに吐き捨てる。
人間を獣人化させる研究を指示された時、茨はファクトに見切りを付けたのだそうだ。

「俺には技術がある。
 しかしそれを使える体力も勇気もない…だが、君達にはそれができる!
 どうだ、俺と手を組まんか?」
そう言う茨に、かなめは接触テレパスを試みる。何故か手を握られた茨の顔は緩んでいる。
心を読むと、真実の人に対する強烈な恨みが伝わってきた。
…しかし、日本を守りたいという気持ちはあまりないようだ。
だが、あきらはその方が信用できると言う。

茨は岬に指示すると、リボンとバットとグローブを持ってこさせた。
手にとってみると、今までの物とは比べ物にならない能力伝導率に驚く三人。
強力な武器を手にし喜ぶ三人に、茨は神妙な顔で尋ねる。
「ところで君達…今、いくら持っておる?」
「お、お金取るの!?」
「当たり前だ! それを開発するのにも金がかかっとるんだ
 タダでくれてやるわけないだろ!」
止むを得ず、決して少なくはない額を払う三人。
かなめは、金を取る方が貸し借りがなくて安心できると二人をなだめる。
他にも防具や便利な総合薬も揃えてあり、三人は資金に余裕のあるだけ購入した。

昼間の疲労から、工場内の客室を借り休息を取る三人。
テレビを付けると、ファクトが起こした事件の報道が流れている。
それをしばらく見ていると、突然映像が切り替わり
マスクで顔を覆った男の映像が流れ始めた。
「日本国民の諸君! 私はファクション・オブ・トゥルー総帥、真実の人だ!
 このところ世間を騒がせているテロ事件、全ては我々の手によるものだ!
 我々ファクション・オブ・トゥルーの目的は、真実の追求!
 この日本という奇形的国家を、真実の楽園とすることだ!
 恐怖は適量であれば進化への栄養となる!
 君達が真実に目覚めるまで我々の活動は続くであろう!
 悩み、考え、そして行動せよ! その果てには必ず君の真実が見えるはずだ!」
どのチャンネルも同じ映像…電波ジャックだ。
「あれが…真実の人!」
「陰謀の時は終わったってことね…」
三人は、戦いの状況が新しいの展開へ向かっている事を認識していた。

30 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:21:43 ID:16HqAxCc
『昭和のサイキ』(1/4)

フランソワーズが部屋に入ると、真実の人は水着姿だった。
「真実の人…その服装は?」
「うむ、宣言した通り、陰謀の時代は終わった!
 これからは行動の時代なのだ! しかしそうなると私も忙しくなる!
 そこでだな、最後の休暇を取ろうと思うのだよ。
 海! 生命発祥の我らがふるさと!
 私はその海に抱かれ、生命の真実を見極めるのだ!」
真実の人は、フランソワーズとオルガも同伴するよう命じる。
「真実の人…水着は私もですか?」
「あ、あるのか!?」
「はい」
「も、も、も、持ってこい!」

茨の武器を購入したまりか達は、再び西馬込の地下施設へと乗り込んだ。
装甲姉妹が二人掛かりで襲い掛かってくるが、
茨の武器によって向上した三人の戦闘力の前にとうとう膝を折る。
「う、うう…ねえさん…」
「ら、蘭…」
装甲がひしゃげ、もはや原型を留めていない姉妹は
互いの手を取り合うとやがて泡と化した。
三人はデータルームへと向かうが、重要なデータは全て消去されていた…

茨の工場に戻ると、信長が目を覚ましていた。
まりかは、岬に信長をここで預かって貰うように頼む。
「そうだよな、役に立たない上みんなの足まで引っ張って…
 僕は自分の両親の仇も討てないんだ…僕は!」
落ち込む信長、かなめはまりかの判断を支持するが、あきらは何故か不満に感じていた。

茨に呼ばれて部屋に向かうと、彼は自分がまりかの祖母の知り合いだと告げてきた。
茨によれば、まりかの祖母『三条セツ』は非常に強力なサイキで
二次大戦前に、外国から来た諜報員に家族を殺されたセツは
その際に超能力に目覚め、復讐の戦いを繰り広げていたらしい。
茨もそれに協力しており、ちょうど今のまりかと信長のような関係だったそうだ。
能力をもっと強力にしたいなら、一度セツの事を調べてみてはどうかと提案する茨。
オルガとの実力差を思い出し、三人はまりかの祖父が住む銚子へと跳ぶ。

銚子に跳んだ三人は早速まりかの祖父の家を尋ねるが、残念ながら留守だった。
止むを得ず、祖父が毎日のように通っていたという近所の温泉宿に行ってみる事に。

ちょうどその頃、まりかの祖父の家から少し離れた銚子の海岸。
そこで真実の人は浮き輪を付けて一人はしゃいでいた。
その姿を浜辺で見守るフランソワーズとオルガ。
ふとフランソワーズが、オルガに何故神崎まりかを殺さないのかを尋ねる。
オルガの所属はファクトではなく、そのスポンサーである賢人同盟。
フランソワーズは、まりかを生かしておく事を賢人同盟の意図と疑っているようだ。
オルガはそれを否定すると「次に会った時には倒す」と宣言する。
…と、その時、オルガがまりかの気配を察知。
これを真実の人に報告すると、「考えがある」とオルガのサイキの気配を追わせた。

31 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:22:48 ID:16HqAxCc
『昭和のサイキ』(2/4)

温泉宿にも祖父はおらず、三人は時間潰しに温泉に入る事に。
混浴である事に難色を示すかなめを説得しつつ、湯の中に入る三人。
「ほう…先客はお嬢様方かね」
そこに一人の中年男性…真実の人が湯の中に入ってきた。
お互い言いようの無い感覚を覚えながらも、世間話を始める三人と真実の人。
しかし、会話は次第にファクトの話題へと移り変わっていく。
「日本の温泉はいいですなぁ…世界に誇れる数少ないものだ。
 外から見るとよく解るのですが、日本の自然は素晴らしい。
 控え目でいて力強く、そして美しい…
 …だが人間の心はいけない。すさんでいます。
 私は思うのですよ、日本はこのままどうなってしまうのか?」
「おかしなテロリストもおるからな、ほんま今の日本はわやくちゃや」
「おかしなテロリスト? むしろ、彼らは
 この国のことを真剣に憂いているのでは無いでしょうか?」
「だとしても、手段に問題がありすぎるわ。
 どんな理想をかかげても、あのやり方じゃ敵を作るだけよ」
「しかし、闘争の中からより良い価値観が生み出される…そうは思えませんか?」
「うちは…ファクトはおもろいと思うで。
 うちは汚い大人やポリが嫌いや。
 まりかやかなめにしても、そういう部分はあるやろ?
 そんな連中に牙を剥く…ファクトは正味の話おもろい思う。
 …せやけどな、連中のやり方はかなめが言うとる通り無差別や。
 うちはそこが好かん」
「なるほど…ですが誰かがそれをやらなければならない。
 でなければ、この国はいつか膨張の末、破裂する」
だんだんと熱を帯びていく男の主張に、三人は危険な物を感じ始める。
「百年も昔であればそれもよかった。
 植民地という名目の侵略が許される時代でしたから。
 しかし今は違う、発達した倫理感は国土の拡大を許さない。
 私の持論はね、国土の広さと国家の規模は比例するということなのですよ」
「でも、ソビエトの例があるわ」
「あれは、使える土地の実際が少なすぎますから。
 無論、中国のことも引き合いに出すのでしょうが
 どちらにしてもこの両国は、国土を利用するのに必要な国力が弱すぎるため、繁栄しないのです。
 しかしこの国は違う、こんな狭い国土だと言うのに経済は目ざましく発展し
 その影響力は世界に対し計り知れないものとなった。
 だがそこには常にいびつさが付きまといます。
 つまり、発展と人の心が合致しないのです。
 これは悪魔的な進歩と言えましょう」
男の表情が真剣そのものだったため、まりか達は言葉を失った。
「この国は、一度あの頃に戻るべきなのです…
 廃墟と屍が並ぶあの五十一年前に…」
主張を終えると、やがて平静を取り戻したかのような顔に戻る真実の人。
長々と説教してすまないと三人に謝罪し、浴場から去ろうとする。
「おじさん!」
その時、会話にほとんど参加しなかったまりかが真実の人を呼び止めた。
「難しい話は、私にはよくわかりませんけど…
 ファクト機関が正しいか、それに抵抗する人達が正しいか。
 …全ては戦いの結果次第だと思います」
まりか達は、本能的に今の男が真実の人である事を確信していた。

温泉を出た真実の人は、宿のロビーでフランソワーズと合流した。
「今、三人のサイキと風呂場で会ってきたよ」
「すぐに親衛隊の手配をしましょう」
「いやそれには及ばん。あいつらも休暇の最中の様だ…
 そこを襲っては、真実の追求などできるわけがない」

32 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:24:49 ID:16HqAxCc
『昭和のサイキ』(3/4)

風呂を出たあと改めて祖父の家に向かうと、ようやく祖父が戻ってきていた。
まりかの祖父は気の良い人物で、孫娘のまりかはもちろん
初対面のあきらとかなめも快く迎えてくれた。
あきらとかなめは、家族に恵まれるまりかを少し羨む。
居間でくつろいでいると、ふと古ぼけた一本のクシが目に付いた。
祖父がトイレに行っている隙にクシを手に取ると、凄まじい力がまりかの身体に流れ込んでくる。
まりかは、このクシが祖母の使っていた武器である事を悟る。
「これではっきりしたわ…おばあちゃん、やっぱり超能力者だった」

夜になると、三人が役割分担して作った鍋料理を囲みながら
話し上手な祖父の昔話で大いに盛り上がった。
家庭的な団欒に、心からの安らぎを感じる三人。

深夜、布団に横になっていたまりかに、隣で寝ていたあきらが話し掛けてきた。
「まりか…明日にはここを出たほうがええ。
 じいさんに迷惑がかかるのもせやけど…ここは居心地が良すぎる。
 戦う気持ちが薄れてしまう」
「あきらさん…」
「まりかはええな、あないな身内がおって…」

翌日、今日帰る事を祖父に告げると
祖父は、祖母の遺品は屋根裏にあると教えてくれた。
まりか達が祖母の事を調べにここに来たのを、なんとなくだが察していたとの事だ。
早速屋根裏を調べる三人、しばらく探すと一通の手紙を見つける。
それは祖母がまりかの母へと宛てた物だった。
「こ、これは…!」
「何の手紙なの?」
「おばあちゃんが…母さんに能力の使い方を教えた手紙…
 意識の集中の仕方から始まって、念動力の応用まですごく丁寧に書いてあるわ…」
祖母のクシと手紙に書かれた内容により、まりかの能力は大きく引き出された。

33 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:26:34 ID:16HqAxCc
『昭和のサイキ』(4/4)

祖父の家を出たまりかは、自分と同種の気配を強く感じた。
気配を辿ると、そこには悲しそうな瞳で剣を携えるオルガが待ち構えている。
「不本意だけど…
 あなた達をしとめなければならない私の気持ちを
 解ってほしいとは言わないけど…」
迷いを捨てきれないオルガ、しかしまりかの反応はそれとは対照的だった。
「私は…不本意なんかじゃないわ!
 私たちの友達を、罪もない人々の命をもて遊んだお前達を…!!」
茨の武器、祖母の遺品、そしてファクトへの強い怒りは
三人の能力をオルガと同等のレベルにまで引き上げていた。
次第に追い詰められるオルガは、自身の持つ最高の技「PKソード」を放とうとする。
しかしそれを一筋のレーザー光線が遮った。
「くそ…当たらなくっちゃ、しょうがないじゃないかよ!」
そこにいたのは巨大な大砲を抱えた信長だった。
その隙を突き、三人は力を集中させオルガに致命的なダメージを与える。
「わ、私は死ぬわけにはいかない…
 私の心と身体は、真実の人のもの…!」
オルガは残った力を振り絞り、自身を空間跳躍させた。

戦いが終わると、大砲を持った信長が駆け寄ってくる。
「僕も久美子さんに頼んで、あいつらと戦う武器を手に入れたんだ!
 頼む、僕も連れて行ってくれ! 父さんや母さんの仇を討ちたいんだ!
 でないと僕は、この戦いが終わってもいじけたままになっちまう…」
まりかとかなめは迷うが、あきらは信長の強い意志を感じ
迷う二人に信長の同行を認めるよう頼んだ。
(以降、戦闘中に信長の支援攻撃が入るようになります)

医務室に運ばれたオルガの傍らで
真実の人は温泉で三人のサイキを見逃した事を激しく後悔していた。
「神崎まりかの家族はどうなっておるのだ!?」
「はい、現在エジプト旅行の最中です。
 渡航規制が敷かれておりますので、まだ帰国は無理のようですが…」
「く! エジプトか…
 ええいフランソワーズ、刀を持て! エジプトへ飛ぶぞ!」
「し、しかし真実の人…」
「だまらっしゃい! 神崎まりかは私の一番大切なものを傷つけた!
 今度は私がそうする番だ! これであいこだ!」
荒れる真実の人、しかし目を覚ましたオルガがそれを止める。
ファクトにとって最も大事な時期である今、真実の人が本部を開けてはいけない…と。
「そうかそうか、よしわかったぞ!
 ならばお前の受けた苦しさ、そのまま黄色いブタ共全てに味あわせてやる!」
そう言うと真実の人は、フランソワーズに
『評論家洗脳作戦』、『ゾンビ家畜作戦』、『ブレイクプラスの日作戦』の
三作戦の同時発動を命じた。

34 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:28:02 ID:16HqAxCc
『評論家洗脳作戦』(1/2)

真実の人の前には三人の少女がいた。
「真実の人、ついに我々に作戦の御指示ですか?」
「そうだ…ハーミオン、ロネット、ガリーナ。
 お前達はそれぞれ日本人に恨みを持つ者。
 その気持ちをいい形で作戦に反映させてくれ」
真実の人は、ハーミオンと呼ばれた上品そうな少女に『評論家洗脳作戦』の、
ロネットと呼ばれた気の強そうな少女に『ブレイクプラスの日作戦』の、
ガリーナと呼ばれた人形のような顔立ちの少女に『ゾンビ家畜作戦』の指揮をそれぞれ任せる。
そしてその中の一人、ハーミオンに近寄ると
「神崎まりかの祖母が、三条セツであることが判明した…」と耳打ちをした。

東京に戻ったまりか達は、インターネットでファクト関連の情報を集めた。
真実の人が公の場で宣戦布告した事によって、ネット上には膨大な量の情報が溢れかえっている。
さらに、ネット掲示板にはファクト関連の書き込みが増大しており
その中に、理論的に高い水準のファクト擁護の書き込みが目立つようになっていた。
その内容が、温泉で会った男の主張と非常に似通っているため、三人はファクトによる書き込みと推測。
そして、それに釣られるかのように、
一般ユーザーにもファクト寄りの意見が増えてきている事に危惧を抱いた。
「ファクトが日本を破滅に導くって言葉…どこか信用できなかったのよ。
 いくら凄い技術を持った秘密結社だって、国一個を本当に滅ぼすなんてことできっこない。
 …でも、今の日本を破滅させるって言うのが
 軍事的なものじゃなく、政治的な面での意味合いが強いのなら
 ファクトはかなりの成功を納めてるかもしれない」

インターネットに溢れているファクト関連の情報を検証した結果
信用できそうな情報は以下の四つだった。
1・テレビに出演している何人かの評論家の意見が急にファクト寄りになった。
2・ファクトは筑波の研究所に保管されているある薬品を狙っているらしい。
3・街から野良犬や烏が急に減った。また、そうした動物に襲われた人間がいるらしい。
4・謎の怪音波がある時間、ある地域に決って流される。また、それを聞いた人間は凶暴化する。

まりか達は、比較的情報の揃っている1の事件を当たって見る事にした。

35 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:29:14 ID:16HqAxCc
『評論家洗脳作戦』(2/2)

テレビ局に行くと、四人は問題の評論家が出演している報道番組を監視した。
番組では一人の男がファクト擁護の主張を熱っぽく語っている。
他の出演者がそれを非難するも、すぐにその男に論破されてしまう。
一通りやり取りを聞くと、ファクト擁護派はその男一人で、他は否定派、一人が中立派のようだ。
「あいつね…」
「そうやな…つよしと同じ目や、あいつ、洗脳されとるで」
番組が終わった後、かなめは出演者の一人に握手を求めた。中立派だった男に。

テレパスの結果、やはり男は洗脳されていた。
消極的にファクトを肯定する事によって、現在の社会に不満を持つ評論家を
ファクト寄りの意見へと巧みに誘導していたようだ。
これ以上ファクトの自作自演に釣られる人間を増やさない為にも
男が洗脳された場所のビジョンを読み、空間跳躍する。

西麻布にあるファクトの秘密基地では、評論家洗脳作戦を指揮するハーミオンが
やがてやって来るであろう三人のサイキに対して恐れを抱いていた。
オルガをも退けたサイキ達に勝てるかどうか…
「なまじ理性などあるからこうなる…!」
意を決したかのように呟くと、ハーミオンは顔全体を覆うような大きさのヘッドギアを被る。
すると、上品そうであったハーミオンの顔つきが見る見る豹変していった。
「ふははは! 戦うぞ! 祖父の恨みが私に力を与える! それすなわち血の魔力なり!」

やがて現れたまりか達を、戦意を剥き出しにしたハーミオンが迎え撃った。
しかし、すでにオルガに並ぶ実力を持つ三人にはやはり歯が立たない。
「あなたに恨みはないけど、抵抗するんなら…!」
「…私はある! 私の祖父は大戦前、貴様の祖母に殺された!
 私の祖父はイギリスの諜報部員だった!
 しかしこの国で貴様の祖母に惨殺されてな…
 以来、私の家は貧困の底に喘いだ!」
一瞬手が止まるまりかにハーミオンが襲い掛かる、しかしそれでも戦局は覆らなかった。
やがてハーミオンは力尽き、倒れた拍子にヘッドギアが外れる。
「おじいちゃん…仇が討て無くってごめんね…」
ハーミオンは悲しそうに呟きながら泡になっていった。

36 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:30:32 ID:16HqAxCc
『筑波の夜』

まりか達は筑波へと跳んでいた。
『2・ファクトは筑波の研究所に保管されているある薬品を狙っているらしい』
この情報の真偽を確認するためだ。
研究所に行くと、職員達から薬品に関する話が聞けた。
どうやらここで研究されている薬品は、遺伝子破損を治療するための物らしい。
まりか達は、ちょうど隣にあったホテルで研究所を見張る事にした。

「せやけど連中、なんで薬なんか狙うんやろ?」
ホテルの一室であきらが疑問を口にする。
その疑問に、信長が確信を持った口調で自分の推論を語った。
「あいつらにも作れない薬があるんじゃないのかな…
 言い辛いんだけど…加藤さんや、ラブフレストの話があるでしょ?
 生体改造に失敗して、ホルモンを欲しがっていた。
 つまり、連中の技術も完璧じゃない…
 遺伝子破損って聞いて、ピンときたんだ」
「敵は改造人間のための薬を狙っている?」
「あの研究所の薬を、そのまま使うかどうかまでは解らないけどね」

その夜、あきらと信長が見張りについた。
窓の外に注意を向けるあきらに、信長が話し掛ける。
「さっきはごめん…加藤さんの事を引き合いに出したりして」
「話の流れや、気にする事ない」
「そう言ってくれると助かるよ…」
「現実は受け止めとる…せやけど拘わってもおられへん」
「あきらさんは強いな…」
その時、窓の外に研究所へと向かう人影が現れた。
あきらは寝ている二人に声を掛けると、信長を連れて先に研究所へと向かう。

薬を抱え研究所から出てきた、ソロモンの最新型『ソロモン四世』の前に
駆けつけたあきらと信長が立ち塞がる。
最新型というだけあって、今までのソロモンとは比べ物にならない強さだったが
あきらと信長の連携によってやがて倒される。
「トゥ、真実の人…
 あなた様の薬を手に入れることができない我が無能、お許しを…」
そう言い残すと、ソロモン四世は薬ごと泡となった。
後から駆けつけた二人と合流すると、騒ぎに巻き込まれないようその場を後にする。

真実の人の薬。
その言葉が四人の頭から離れなかった。

37 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:32:02 ID:16HqAxCc
『ゾンビ家畜作戦』(1/2)

岬に呼び出された四人は、三枚のメモを渡された。
そこには
・神崎さんのリボン素材…品川区シスター布地商
・金本さんのバット素材…筑波合金研究所
・東堂さんのグローブ素材…上野区成陽皮店
と、書かれている。
調査の結果、これらの素材が最高の能力伝導率を持っているのだという。
これらの素材を集めれば最強の武器を作れるのだそうだ。
三人はまず、かなめのグローブ素材を探しに向かった。
店先にはその素材が並べられおり、幸いなんの障害もなく手に入れられた。

店を出ると、まりかが路上でエサを漁る子犬を見つける。
子犬を抱き抱え、頭を撫でたりして可愛がる四人。
と、その時、後ろから人形のような外見をした少女、『ゾンビ家畜作戦』を担当するガリーナが現れた。
「動物はいいわ…悪意も善意もないから。
 でも、それを飼っている人間は良くないわ。
 自分の都合だけで動物と接する…その子も捨て犬かしら?」
ガリーナは子犬に向けてダーツを放つ。
ダーツは子犬の頭に刺さり、子犬はそのまま死んでしまう。
が、すぐに子犬は息を吹き返し、さきほどの愛らしい姿からはかけ離れた凶暴な姿になり襲い掛かってきた。
四人は止むを得ず子犬を倒す。
しかしガリーナが懐から取り出した笛を吹くと、周囲から無数の動物達が現れる。
「私はガリーナ…あなた達に動物の真実の姿を教えてあげるわ」
動物達の予想外の俊敏さに、四人は次第に追い詰められていく。
「この計画を知った時、私は不安だったわ。
 だけど今は違う、こんなにたくさんの野良がいたなんてね…
 いかにこの街の人間がわがままかってことよ!
 飼った動物の責任も取れない愚かな人間共!
 私が復讐の手伝いをしてあげるわ!」
倒した先からダーツで蘇生させ、それを笛で操るガリーナに
四人は空間跳躍で撤退せざるを得なかった…

「笛は音…音は空気の振動…」
空間跳躍する中、まりかはある考えが頭の中に浮かんでいた。

跳んだ先は品川。
ちょうどここにはまりかのリボンの素材があるという事で、その店に向かう。
しかし、その店には泥棒が入って素材が盗まれてしまっていた。
まりかは外に番犬が繋がれているのを見ると、かなめにテレパスを頼む。
「い、犬の心を読めって…?」
「うん…」
「…わかったわよ、やってみるわよ!
 泥棒の顔、覚えてるって言いたいんでしょ!?」
犬の即物的な思考にウンザリしながらも、かなめは犯人とそのアジトを調べ上げた。
四人はかなめの見たビジョンを頼りに、泥棒をはたらいた工作員を追い詰め布地を手に入れた。

38 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:33:23 ID:16HqAxCc
『ゾンビ家畜作戦』(2/2)

ガリーナの事が気になりながらも、四人は残りの素材を求めて筑波へ向かう。
だが他の素材と違って、あきらのバットの素材は研究中の最新合金であったため
譲ってもらう事が出来なかった。
諦めきれないあきらは、深夜に忍び込んで手に入れようとする。

深夜、まりか達に見張りを頼み、研究所内に空間跳躍するあきら。
研究所の棚を探していると、伝導率の高い合金を発見した。
「いけない泥棒さんね…」
その時、室内から声がした。ガリーナだ。
「なんでお前が…」
「保身のためからかしら、最近は協力者も増えてきたのよ。
 それにファクトの構成員は民間人の中にもいる」
どうやらここの職員にファクト構成員がいたようだ。
ガリーナがゾンビ犬『リバイバードッグ』達を仕向ける。
あきらは迎え撃つが、やがて一匹のリバイバードッグに噛まれてしまう。
「リバイバードッグの唾液には
 人間の中枢神経を麻痺させる猛毒が含まれているの」
意識を失うあきら、そこにまりか達が駆けつけるがガリーナには逃げられてしまった。

真実の人の薬の件で泊まったホテルに再び部屋を取ると
意識を失ったままのあきらをベッドに寝かせた。
…しかし、しばらくすると階下から次々と人の悲鳴が上がる。
まりかとかなめは、信長にあきらを任せると部屋を飛び出した。

部屋を出ると、ホテル中で無数のゾンビ動物達が暴れていた。
ホテルの利用者達が次々と噛み殺されていく。
ゾンビ動物達を前に、まりかはかなめに一つの提案をした。
「かなめさん、あの犬やカラスは私が引き受けるわ。
 かなめさんは操っているあの子を」
「いいけど…何か策があるの?」
「うん、私の考えてることが当たっているなら
 かなり楽をして戦えると思うの」
そう言うと、まりかは動物達に向かって空気を振動させる超能力『PKウェイブ』を放った。
すると何故か次々と動物達が気絶していく…

動物達を気絶させながら進むと、ホテルの一階でガリーナを見つけた。
「あ、あれだけいたあの子達が…無傷だなんてそんな!」
「音波よ…何かの本で読んだことがあったの…
 犬や動物は、それぞれ人間が感知できない音波を聞き分けることができるって。
 私のPKは物質を動かす能力、そうした音波を作り出すことだって…!」
言うと、まりかは再びPKウェイブを繰り出す。
今度はゾンビ犬達は気絶せずにガリーナに襲い掛かった。
まりかは、PKウェイブでガリーナの笛と同じ周波数の振動を生み出したのだ。
ガリーナは反射的にゾンビ犬に反撃をしてしまう。
ガリーナの反撃に倒されていくゾンビ犬達。
「あ、あぁ…殺してしまった…私はなんということを…」
その隙をまりかとかなめは見逃さず、一気にケリを付ける。
「こ、こんなに呆気無く…」
ガリーナの身体は泡となって消えた。

あきらが目を覚ますと、部屋中に動物の死骸が散らばっていた。
傍には血まみれの信長が大砲を抱えてぐったりしている。
「…信長、どないしたんや」
「は、はは…今回は役に立てたみたいだね…
 正直言って、レーザー砲のバッテリーが切れたときは
 もう駄目かと思ったよ」
眠り続けるあきらを守るため、信長は一人で部屋に侵入するゾンビ動物達と戦い続けていたようだ。
あきらは、血まみれの信長を優しく抱き寄せた。

39 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:35:19 ID:16HqAxCc
『ブレイクプラスの日作戦』(1/3)

三つの素材を茨博士の元に届けた後、四人は渋谷に来ていた。
『4・謎の怪音波がある時間、ある地域に決って流される。また、それを聞いた人間は凶暴化する』
この『ある地域』が渋谷である事がネット上の情報で判明したからだ。
怪音波の正体が、いつかのCD『真実の世界』である可能性を考え
茨博士から購入した『真実の世界』のα波を遮断するイヤホンを耳にはめ、渋谷を捜査する。
しかしいざ渋谷を歩き回ってみると、警官達が各所に設置されていたスピーカーの撤去作業をしていた。
どうやら今回は出る幕は無かったと思い、四人はその場を立ち去ろうとする。
しかしその時、スピーカーが設置されたライトバンが走ってきた。
「なんや? 選挙の演説かいな?」
「…しまった! その手があったわ!」
バンのスピーカーからは異様な音楽が流れ始める。『真実の世界』だ。
さらにバンからは、マスク姿の真実の人の立体映像が映し出される。
「国民諸君! 私が作曲した『真実の世界Vol.3』はどうかね!?
 より君達の本性が露呈される様に、改良を重ねた自信作だ!
 このメロディーに身も心も任せ、自己を解放するのだ!」
真実の世界を聴いた警官達や通行人が錯乱状態になり、あちこちで銃の乱射や殴り合いが始まった。
慌ててまりかのPKでバンを破壊するが、暴動はすでに広まりきってしまっている。
四人は仕方なく空間跳躍でその場を脱する。

新宿中央公園へと跳んだ四人は対策を練った。
あのライトバンが同時に複数の場所で現れるような事態になれば、東京全土で暴動が起こってしまう。
その前になんとかバンが発車している場所を突き止めねば…
もしかしたら手掛かりが残っているかもしれないと
僅かな望みを賭けて、四人は装甲姉妹が守っていた西馬込の地下施設を目指す。

「あはは、焦ってる焦ってる…
 だけど無駄だよ、あたしはハーミオン達と違って慎重なんだ。
 簡単に尻尾は掴めないよ」
隠しカメラを通して、幼い少女がまりか達の様子を見ていた。
その少女の後ろには醜悪な外見をした二人の小柄な男が控えている。
「ドグラ、マグラ、ブレイクプラスの日作戦の決行を明日にするよ。
 お前たちには明日の三時まであいつらの動きを封じて欲しいの。
 どこでもいいわ、適当な場所に釘づけにしておいて。
 ごほうびはいつもの倍にはずむから…絶対足止めするんだよ」
「倍! グヒョヒョヒョ!」
指示を受け、奇妙な笑いを上げる二人は足早に部屋を後にした

まりか達は地下施設にあった場所に行くが、そこはすでに警察に封鎖されていた。
手掛かりを失い途方にくれる四人。
「グヒョ、グヒョヒョ…」
その時、背後から二人の小柄な男…ドグラとマグラが現れた。
醜悪なその姿は明らかに普通の人間では有り得ない。ファクトだろう。
他に手掛かりもないと、この二人から暴動作戦について聞き出そうという事になった。
「暴動…? ド、ドグラ…」
「ブレイクプラスの日作戦の事を言ってるんだ…マ、マグラ…」
頭はあまり良くないようで、その二人はあっさりと暴動作戦に関わっている事を漏らしてしまう。
その様子にかなめは何かをひらめいたような顔をすると、二人に近寄りその肩に手を置く。
そして「渋谷、原宿、新宿、代々木…」と、突然東京沿線の駅名を羅列し始めた。
まりか達もドグラとマグラも突然の行動に呆然とするばかりだ。
だが、やがて「錦糸町」とかなめが言った所でドグラとマグラが大きく反応を示した。
「あなた達! 暴動作戦のアジトは錦糸町ね!?」
「グギョ!?」
「な、なぜそれを…!?」
ファクトの人間の記憶をそのまま読めば、起業家セミナー事件の時のように泡になってしまう。
そのためかなめは、駅名を羅列する事によって二人の思考反応を読んだのだ。
あきらに合図すると、さっそく錦糸町へと空間跳躍する。
取り残されたドグラとマグラは、何故アジトの場所がバレてしまったのか理解できないでいた。

40 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:37:05 ID:16HqAxCc
『ブレイクプラスの日作戦』(2/3)

錦糸町でアジトを探し出した四人は内部に潜入した。
途中で見つけた部屋には、子供の物らしき人骨が大量に並べられており四人を絶句させる。
凄まじい光景にショックを抑えつつ地下駐車場へ行くと
そこには数十台のライトバンが発車準備をしていた。
「この作戦が成功したら、あんた達全員に真実の人から報奨金が出るよ!」
そう工作員達を鼓舞していたのは、まだ12〜13歳と思われる少女。
ブレイクプラスの日作戦を任されたロネットだった。
まりか達はガレージのシャッターを破壊し乗り込む。
「悪いけど、報奨金はあきらめた方がいいわよ」
「か、神崎まりか!? なぜここが!?」
「部下をもっと良く選ぶことね」
「ドグラとマグラ…しくじったか!」
まりかは意識を集中させると全てのライトバンを破壊した。
「くっ、化け物め…!」
「洗脳音波で暴徒を作り出す…まったく恐ろしい作戦を思いつくものね!」
「日本人にそんなこと言わせないよ!」
工作員達を仕向けるロネット。しかしそれも時間稼ぎにすらならない。
「あとはあなた一人ね」
「うちらガキは相手にせん、とっとと去ねや!」
「バカにするなよ…あたしだって戦えるんだ!
 人殺しだって何度もやってきた!」
単身、迎え撃とうとするロネット。
だがそこに、西馬込に置き去りにしたはずの二人の小男が増援に現れた。
まりか達を見て舌舐めずりをするドグラとマグラ。
「グヒョヒョ…奇麗な足だなぁ…俺ぁ奇麗な物が大好きだぁ…」
「ブヒョヒョヒョヒョ…ロネット様ぁ…
 こいつ、俺たちのコレクションに加えてもいいかぁ?」
ロネット、ドグラ、マグラの三人が一斉に襲い掛かってくる。
しかし、それでもまりか達を倒す事は出来なかった。
「コレクションって言ったわね…」
怒りのこもった眼差しでドグラ・マグラを見据えるまりか。
先ほど見た、子供の物と思われる人骨が積み立てられた部屋の光景が脳裏に浮かぶ。
「あんた達は…真実なんて追究してない!!」
まりかは能力を放ち二人の小男を泡にした。

一方、二人同様戦闘能力を失っているロネットは泣きじゃくっていた。
「いたい…いたいよぉ…」
「あなたは自分のやったことを全然理解していない…
 音に惑わされて暴動の被害者になった人の中には…
 あなたと同じ歳の子供だって、いっぱいいたんだから!!」
そう叫ぶと、まりかはロネットもまた泡にした。

41 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:37:52 ID:16HqAxCc
『ブレイクプラスの日作戦』(3/3)

すでに無人と化したアジトを捜索すると、コンピュータールームを発見した。
信長がパネルを操作すると、モニターに作戦内容についての文書が表示される。

『評論家を洗脳することにより、世論を操作する。
 これはファクトが目的を達成した後の
 倫理感を構築するためには必要不可欠な作戦である。
 実際のXデーの際には、不足する戦力を
 リバイバードッグ等のビーストで補充し作戦を円滑に進行させる。
 また、不定形タイプの獣人による犯行は相互不信を呼び、防衛活動を混乱させるであろう。
 そして、重要なのはブレイクプラスの日作戦の発動である。
 この暴動作戦による首都の混乱に乗じ、最終兵器であるコンドルが飛び立つ。
 コンドルに搭載されたソドムの柱は首都機能を完全に破壊し
 ここに我々組織の目的は完遂されるものとする。
 単純な破壊では無く、価値観、倫理感を構築した上での作戦は
 この国を武力制圧した後においても、円滑なる統治を導き出すであろう』

真実の人の薬の事件を除けば、この文書の内容は
ここ数日に防いだ事件のすべてと合致した。
しかし、『コンドル』が分からない。
内容から察するに爆撃機か何かのようだが…

…と、その時、茨博士から預かった連絡用の無線機が鳴る。
岬からの連絡で、集めた素材による武器の作成が終わったとの事だ。
『コンドル』の事を気掛かりとしながら、四人はアジトを後にした。

42 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/05/30(火) 21:38:52 ID:16HqAxCc
今回はここまでです。
多分、次でラストになると思います。
なんかどんどん長くなって本当にすいませんです。

43 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/30(火) 21:46:59 ID:H5mR0B7U
マリカの人、乙。
しかしすごい話だな・・・

44 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/30(火) 23:09:01 ID:cPofWeYO
乙っすー

45 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/31(水) 01:07:30 ID:hb67usfD
アーケードの「旋光の輪舞」と「プロギアの嵐」を教えてください。
よろしくお願いします。

46 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/31(水) 11:19:12 ID:cdL2/0KX
wikiのurl変わってる?

47 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/05/31(水) 16:04:37 ID:hb67usfD
>>46
>>1のリンクからではなぜかhttp://www8.atwiki.jp/storyteller/%C2%A0
に飛んでしまって404になるね。
ttp://www8.atwiki.jp/storyteller/
これをアドレス欄にコピペすればちゃんと見れるよ。

48 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/01(木) 02:45:13 ID:vLBuItX3
ゲームキューブ「エターナルダークネス 〜招かれた13人〜」をプレイした事がある方、
ストーリーを教えてください。

49 エターナルダークネス sage 2006/06/01(木) 11:37:17 ID:GJFsRp4L
プロローグ(西暦2000年)
いわくつきの家に生まれ、早くに両親を亡くしたアレックス・ロイヴァス(女、念のため)は
祖父に育てられた。今では家を出て大学生をしている。ある日、夜明け前
の3:33に「祖父に『事故』が」という警察からの突然の電話を受ける。

ロードアイランドにあるロイヴァス家の屋敷に呼び戻されたアレックス
が警察に案内されて見たものは最愛の祖父の首の無い遺体だった。
ただ切断されたというのではなく、すごい力でもぎとられたかのよう
な異常な遺体。しかも頭は見つかっていないという。

そして数日後進まない警察の捜査に業を煮やしたアレックスは自分の手
でその死の謎を解き明かすことにした。謎はこの屋敷にあると考え、
探索をはじめる。そして祖父の死んでいた暖炉の側の動かない時計が
秘密の扉であることを発見する。鍵となるのは時刻3:33。

その扉の奥にあったのは祖父の真の書斎。奇妙な図版、歴史的な
飾りに囲まれた机の中央には、革で装丁され、骨が飾りになった
禍々しい大判の書があった。探究心からか好奇心からか手をのばす
アレックス。触れた瞬間自分の物ではない記憶がフラッシュバック
する。そして魅入られたように書を読み出すのであった。

50 エターナルダークネス sage 2006/06/01(木) 11:52:36 ID:GJFsRp4L
アレックスは書の力によって「選ばれし者」の記憶を再体験
する。そこは紀元前のペルシャだった・・・

一人目 パイアス・オーガスタス 紀元前26年 ペルシャ

パイアスは屈強なローマの軍人。皇帝の命を受け、ペルシャに
眠るという秘宝を探す任務についていた。砂漠で探索する中
パイアスは自分を呼ぶ声を聞き、遺跡に迷い込む。そこで彼を
囲む石の配置が突然光り、彼を地下遺跡に転送する。いつの
時代のものか、どの文明のものかもわからない遺跡。その中を
徘徊するできそこないのゾンビを蹴散らしながらパイアスは進む。

遺跡の最深部には3つの台座があった。赤、青、緑の「秘宝」が
その上に浮かんでいる。これが皇帝の求める宝だと思ったパイアス
はそれを取ろうとする。だが、秘宝から放たれた強烈な光線を受け
倒れる。

そこから再び起き上がったパイアスはもはや人間では
なくなっていた。鎧は黒く、肌は干からびたが、彼には「秘宝」
の力 - 太古の支配者「エンシャント」の力が宿った。そして
彼はこれからの永劫の時間を「エンシャント」のしもべとして
その復活のために生きることになった。

51 エターナルダークネス sage 2006/06/01(木) 11:59:19 ID:GJFsRp4L
今はここまで。ぼちぼちやります。12人+補足で終わるはずです。

52 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/01(木) 17:03:08 ID:vLBuItX3
その日のうちに書いてくれる方が居るとは思いませんでした。
ワクテカしながら続き待ってます。

53 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/01(木) 17:23:56 ID:jNjg5m1Z
ぐぐってみたらマリカってギャルゲー絵なんだな
http://www.saturn.dti.ne.jp/~dastard/sel-mari.htm
この絵でこのストーリーなのか・・・

54 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/01(木) 18:46:21 ID:NJZtEZut
あきらの服がヤバい。まんま悪役の女ボス(むしろ女王様)


信長、髪の毛三色の時点で“ごく普通の少年”じゃねぇよ

55 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/02(金) 01:36:55 ID:UJwJYhOW
iアプリ「新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜」をお願いします。

56 エターナルダークネス sage 2006/06/02(金) 13:13:55 ID:ribXcK+C
補足:

パイアスが赤、緑、青のどの秘宝を選んだかでこの周で敵
となるエンシャントが決まり、パイアスとエンシャントの交信
シーンのセリフや、敵の属性が変わる。が、全体のストーリー
の流れは同じ。

赤は硬くてパワフルなチャターガ、緑は囁き2重人格お姉さまの
ゼロタース、青はインテリなウーリアス。この3体は三つ巴になって
いる。赤(力)>緑(精神)>青(魔力)>赤(力)

では、本編に戻ります。

57 エターナルダークネス sage 2006/06/02(金) 13:17:03 ID:ribXcK+C
パイアスの記憶から戻ったアレックスは、この「エターナル
ダークネスの書」に祖父の死の秘密があるのでは、と考え
書斎の探索を続ける。

そして部屋の額に入っていた読めなかった書類が書の
一部であったことに気がついた。どうやら祖父は書を分割
して屋敷中に隠したようだ。謎への手がかりを求めて
アレックスは書を読み進める。

二人目 エリア 西暦1150年 カンボジア アンコールトム地方

カンボジアで宮廷の踊り子をしていたエリアは宮廷の
奥で奇妙な書…「エターナルダークネスの書」を手に
入れた。その中には「エンシャントのしもべ(パイアス)が
地下に蠢く屍の神マントロクに巨大な杭を次々に打ち
込み封印した」というおとぎ話が描かれていた。

エリアはその物語の寺院に心当たりがあった。好奇心
からそこに向かう。だが彼女の後ろで寺院の扉は閉
まった…もう戻ることはできない。

エリアは寺院のさらなる地下へと迷い込む。そこには
異形の神が生贄の代わりに豊穣を約束する様などが
描かれた壁画があった。そしてその奥には、その神本体が
いた。屍の神マントロク…波打つ肉に多数の目と口。おと
ぎ話の通り、杭を打ち込まれた姿。そして、そこにはパイ
アスも立っていた。

パイアスは立ち去れ、と警告だけでいったん姿を消した。
しかし、そこでマントロクの前に置かれた女神像はエリアを
紫の電光で打ち据える。朦朧とするなか、マントロクの僧侶が
現れ、エリアに使命を与える。マントロクの力の結晶である
心臓を守れ、と。そして心臓はエリアの胸に埋め込まれた。

意識が戻ったエリアは寺院の最深部へ向かう。しかし、そこは
行き止まりだった。そしてそこにパイアスが戻ってくる。マント
ロクの心臓はどこだ、と問うパイアス、そして答えないエリア。
エリアの体内に心臓が埋め込まれているとはつゆ知らず、パイ
アスは彼女をただ殺すだけで立ち去った。

58 エターナルダークネス sage 2006/06/02(金) 13:20:42 ID:ribXcK+C
エリアの話を読み終わったアレックスは、書斎にある
小さい祭壇の仕掛けがエリアの体験を元にしていると気づく。
パズルを解くとそこにはさらなる書のページが入っていた。

三人目 アンソニー 西暦814年 フランス アミアン

アンソニーはフランク王国の王シャルルマーニュの従者。
ウーブリエ大聖堂の司祭から王への手紙を預かったが、内容
に疑念をいだき手紙の封を破ってしまう。そこにあったのは
謎の図形で、アンソニーはその呪いを受けてしまった。

呪いの手紙を送りつける、という陰謀を王に知らせるため、
アンソニーは王が滞在しているウーブリエ大聖堂に急行する。
だが、王がいるはずの面会室には鍵がかかり入れない。アン
ソニーの必死の探索が始まる。

大聖堂は修道士の葬儀の最中だった。塔から落ちた、という
がおかしいものを感じたアンソニーは棺を開けてしまう。そこ
には内側から何かが飛び出したかのように胸部が開いた
異常な遺体があった。真実を確かめた勇気あるアンソニーを
見込んで修道士は武器を与え、恐ろしい秘密に立ち向かう
よう頼んだ。

アンソニーは二階の読書室の隠し梯子から地下礼拝室に
向かう。しかし彼の体は手紙にあった呪いに蝕まれていた。
最初は顔色だけだった。だが進むにつれ顔は崩れ、体は
曲がり、自分の持つ松明にも顔をそむけるようになる。攻撃を
受け倒れても、死ぬこともできず回復してしまう。そう、不死の
ゾンビに近づいていったのだ。

それでもアンソニーは王のために進み続け、地下の邪悪
な祭壇の前にいた司祭を倒して鍵を見つけ出した。そして
面会室にいる王に再会する。

…王は既に屍になっていた。全ては手遅れだった。アンソニー
は絶望の中力尽き、修道士はその本性をあらわす。人間の
皮を被った怪物の姿を。

59 エターナルダークネス sage 2006/06/02(金) 13:30:50 ID:ribXcK+C
一応3人目まで。これで舞台は出揃ったけれど、それぞれの
繋がり、アレックス&祖父(エドワード)との関係はまだしばらく
お待ちください。

なお、3人目のアンソニーは魔法円を発見して、これ以降
エターナルダークネスの書を通じて経験を共有したキャラ
クタは手に入れたルーンを組み合わせて魔法を使える
ようになります。

エターナルダークネス世界の魔法はルーンを媒介にエンシャント
の力を引き出すもので、
属性ルーン+対象ルーン+操作ルーンの組み合わせで
効果が決定します(有効なのは12の組み合わせ)。
例:自己+吸収=回復、場+消去=ディスペル

それでは、また。

60 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/02(金) 14:54:45 ID:ecjeYrqn
乙ー

61 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/02(金) 16:44:32 ID:UJwJYhOW
乙です
アンソニーカワイソス

62 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/03(土) 01:13:57 ID:BmEYK3rk
PS2の「ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章」と
DCの「ベルセルク 千年帝国の鷹篇 喪失花の章」のストーリーを、なるべく詳しく教えてください。
よろしくお願いします。

63 新桃太郎伝説:天地の崩落 その1 sage 2006/06/03(土) 07:44:02 ID:xW5MnavP
鳳凰の背に乗って三途の川を越え、しばらく進むと地獄の入口が見えてきます。
その前ではアジャセ王子とカルラがにらみ合っていました。カルラの後ろではかぐや姫が
右魂鬼・左魂鬼に押さえつけられているのでアジャセ王子は手を出せない様子です。
桃太郎たちがやって来たのを見て、この際だから聞かせてもらいたいことがある、と
カルラが切り出します。かぐや姫が死ぬと大地が崩れるらしいが、どこがどうなるのか
具体的に教えろ、とカルラが要求してきたのに対し、それを知っているらしいアジャセ王子は
返答を渋っていましたが、かぐや姫を盾にとられているので結局しゃべらされる羽目に
なってしまいました。

アジャセ王子が答えて曰く、この世のはじまりは最初に神々の意志が天上に集まって
月世界ができ、そこから地上にこぼれ落ちた力がもとになって地上に大地がつくられた、
とのこと。
そしてかぐや姫に流れている血筋は天地創造の中心となった神のもので、彼女が死ぬと
いうことはこの世界をかたちづくっている神の意志が途絶えてしまうことを意味し、
それを強く受け継いだかぐや姫のゆかりの地である月と竹取りの島をのぞいて大地は
海の中に沈んでしまうとアジャセ王子はいいます。
カルラはそこまで聞いたところで、では大地が沈むような事態になった時この鬼ヶ島は
どうなるのだ、ときいてきます。これに対しアジャセ王子は、かぐや姫と同じ天道の神の
血筋は月の民を親に持つ自分自身にも流れているため、鬼ヶ島は沈まずに残るだろうと
答えました。

これを聞いたカルラはやにわに笑い出し、俺様のためにできたようなおあつらえむきの
話だ、と言ってためらう様子もなくかぐや姫を殺害してしまいます。かぐや姫は地面に
崩れ落ち、駆け寄った桃太郎たちやアジャセ王子にひと言「さよなら…」と言い残して
こと切れてしまいました。
…するとすさまじい地響きをたてて大地が揺れ動き始め、山は崩れ川は乱れて地上の
陸地は幾多の村々もろとも血のように赤い色に染まって荒れ狂う海に飲み込まれて
しまいました。
かくて一瞬のうちに地上世界は見渡す限りまがまがしい血の色の海が広がり陸地は
竹取りの島と鬼ヶ島が残るだけという無惨な姿に変わり果て、これを見届けたカルラは
高笑いを残して地獄の奥の方へ引き揚げていきます。

そしてその場にはこと切れたかぐや姫と桃太郎たち、アジャセ王子が残されました。
アジャセ王子はかぐや姫を竹取りの村の竹林に連れて行きたいと言い出します。
かぐや姫が育った竹林ならば彼女の生命をふたたび呼び起こすことができるかもしれない、
という考えのようです。ここでカルラを追って地獄の奥に踏み込もうとすると、
普段は物静かで控えめなアジャセ王子が人が変わったかのように激しく言い募るので
一旦竹取りの村へ引き返すことになります。

64 新桃太郎伝説:天地の崩落 その2 sage 2006/06/03(土) 07:44:41 ID:xW5MnavP
竹取りの村ではかぐや姫のおじいさん、おばあさんともの言わぬかぐや姫との対面が
待っています。ずっと鬼に捕らわれていたと思ったら今度はこと切れて帰ってきた
かぐや姫を見てふたりは衝撃と悲しみを隠せない様子ですが打ちひしがれている暇はなく、
アジャセ王子に請われて竹林でかぐや姫を見つけた場所を案内します。
おじいさんとおばあさんが案内した場所にかぐや姫の身体をそっと横たえると、上から
小さな白いものがひらひらと舞い落ちてきました。見るとあたり一面の竹が花を
開かせていて花吹雪になっています。竹は数十年に一度いっせいに花をつけて枯れ、
残された実は芽吹くと旺盛に育ってふたたび竹林をつくるといいます。竹の新たな
生命の息吹を受けているのでしょうか、こと切れたはずのかぐや姫はまるで眠っている
かのように見えます。
ひとまずかぐや姫を安全なところに移し終えたので桃太郎たちは再び地獄の奥底を目指す
ことになります。アジャセ王子は助太刀したいが心が乱れてどうにもならないと言って、
おじいさん、おばあさんと一緒に村に残ってかぐや姫を見守るそうです。

ところでわずかに残された陸地である竹取りの島には、各地の村々からなんとか一命を
とりとめた人々が集まってきています。竹取りの村やすゞめのお宿7、そして黄泉の塔に
避難している彼らの話によると、サルカニの村の船大工や改心した鬼たちが海に
投げ出された人たちを助け出してまわっており、また鬼たちが鬼ヶ島から食料を運んだり
して助け合って生きていこうとしているようですが、やはり多くの人々が命を落として
しまっています。
またかぐや姫が失われたことによる破壊は月世界にも及んでいて、月の宮殿と豊かの村が
あるわずかな範囲を残して大地が崩れ果ててしまっています。残された場所でも崩落が
進みつつあり、天女たちは一刻も早く伐折羅王やカルラをこらしめるよう桃太郎に
言います。地獄に向かいましょう。

65 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/03(土) 21:32:21 ID:mt1NbQPF
エターナルダークネスと桃太郎の人乙!

66 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/04(日) 00:46:18 ID:hF3XOTwd
PSの「GUNばれ!ゲーム天国」をお願いします。

67 515 ◆A.ilTwwjjQ sage 2006/06/04(日) 16:40:40 ID:VBMi2lT5
※お知らせ
Wikiに過去ログがアップロードできるみたいですので過去ログ置き場をそちらに移しました、infoseekの方は7月に閉鎖致します。
他にも変更点がありますのでinfossekのほうを見ていただけると嬉しいです。

68 プロギアの嵐1/3 sage 2006/06/04(日) 18:16:25 ID:nanFDXal
>>45
プロギアのみ。

・舞台
時代背景は産業革命のころの欧州ように見え、スチームパンクな感じに見えなくも無いが、"プロギア"という永久機関(第一種)やら不老不死やらのトンデモ技術が実用化された世界の「パーツ王国」なる国。

・お話
先述の不老不死の技術は功成り名遂げた老人たちの独占するところとなり、彼らは「元老院」を名乗り王国転覆を企て武力行使に打って出た。
元老院と政府の戦闘は苛烈を極め、戦場となったとある都市では政府側の者は皆殺しにされ、その元老院の粛清は世を震撼させた。
このような元老院優勢の戦局の中、肉親を失った少年空士隊の面々は新兵器ガンフライヤーを手に戦場に身を投じるのだった。

   「大人たちはみんな死んだ・・・・ 今度は僕たちが立ち上がる番だ!!!」


・キャラ(パイロットは男、ガンナーは女)
リング=リード
 空士である父親(戦死済)譲りの腕前で、少年空士の中でもエースと呼ばれる。直情径行型。ギャンブラー(ワイドショット機体)に搭乗。
ボルト=ボイヤー
 父は政治家。生真面目な少年空士隊のリーダー。ミリタント(直線ショット機体)に搭乗。
チェーン=チェロット
 貴族空士の一人娘。努力家。リングと幼馴染。αガンフライヤー(直線ショット)に搭乗。
ネイル=ネラ・ネロウズ
 パーツ王室の末娘。元老院による粛清を生きのびた唯一の王族。空士として英才教育を受けていた。βガンフライヤー(ワイド)に搭乗。
リベット=リベラ
 ネイルの教育係だった女性隊員。上官の命によりネイルと共に脱出、捲土重来を期す。実は身重。

大佐
 名前も設定されていないが、リベットの上官で恋人だった。たぶん宮廷付きの武官。戦死。
 たぶん某首領とは関係ない。

69 プロギアの嵐2/3 sage 2006/06/04(日) 18:17:18 ID:nanFDXal
ステージ1 出撃
 爆撃によって格納庫が炎上する中、プレイヤー機発進。空士養成学校の生徒たちも爆撃の巻き添えで死んだ模様。
 ボス:バロッサム=ペンチ国視正 空中戦艦(?)「トビウオ」

ステージ2 「軍港への先制攻撃」
 停泊する戦艦を潰したり荷揚げ場で中ボスの弾をクレーンでジュエリングして稼いだり。
 ボス:ゲーブリエル=ハンマー大師 潜水艦(?)「ハクゲイ」

ステージ3 「帝都空襲」
 夕焼けに染まる首都を攻撃。張り巡らされた線路には自走砲、編隊を組んで来襲する飛空艇。
 ボス:ジムチャック=スパナ聖特吏 巨大装甲車(?)「コロギス」

ステージ4 「忘れられた遺産」
 横シューなのになぜか縦スクロール。厳重な防衛線をかいくぐり山を越えろ。ステージ名の意図は不明。
 ボス:オルソロ=ニッパー総議書記長 空中要塞(?)「クラーケン」

ステージ5 「宙に浮かぶ巨神木」
 敵の根拠地と思わしき某ラピュータ的浮遊島に乗り込む。上空から侵入し、中枢部へ下ってゆく。夜の静寂に響くジュエリング音。
 ボス:レオナルド=ドリル元老大元帥 「ボルボックス」

ボルボックス撃破後、崩れ落ちる浮遊島。絶体絶命と思われたそのとき、死者たちの霊が脱出口を示してくれた。
導き手となった親や同輩の少年兵たちの霊に、別れと礼を告げ生還を果たす。

いちおう二周目もあり(ステージ10まで) 撃ち返し弾追加とかボスパターン変化とかエブリエクステンド廃止とか道中戻り復活とかマジオススメ。
二周目突入時のテロップ:「無駄だ・・我々は不老不死、何度でも蘇ってお前たちを葬るだろう。私の野望は誰にも止められない。覚悟しろ、少年ッ」

・その後のお話
少年たちの活躍による勝利は全面的な戦局を覆すに至らなかったものの、何とか終戦にこぎつけた政府軍。
その後、復興成り落ち着きを取り戻した社会には、その担い手となったかつての少年たちの姿があった。

70 プロギアの嵐3/3 sage 2006/06/04(日) 18:18:30 ID:nanFDXal
・通常エンド
リング→空士の道を歩み、現在は新型機のテストパイロットに。何でも音速を超えるんだとか。
ボルト→政治家になるべく大学院進学。生真面目なのは相変わらず。
チェーン→プロのカメラマンとなり世界を飛び回る。象の写真で脚光を浴びたとか何とか。
ネイル→王制が廃されたのでフツーの女の子として暮らす。何だかんだいいつつも馴染んでいる模様。
リベット→何気に身篭っていた。大佐の子(双子)を出産し、子供と犬に囲まれて生活を送っている。

・いちおうマルチエンド(好感度高い場合)
リング+チェーン
→めでたく結婚。「彼女の笑顔を守るために全力で走る」とのリングの述懐。

リング+ネイル
→帰還時に骨折したネイルを見舞うが、相変わらずのワガママっぷりに閉口しつつ敵わない、と思うリング。

リング+リベット
→リング、リベットに求婚するもリベットは大佐の子を宿していた。リングはリベットを愛していけるのか、と思い悩む。

ボルト+チェーン
→帰還時に街中での不時着を余儀なくされ、民家に突っ込んでしまったボルト。「戦士の帰還にはコレ位の演出が必要さ」と照れ隠し。

ボルト+ネイル
→王制が廃されたものの、戦争で一族を失ったネイルにはボルトの他に頼るべき人はなかった。同情からでも、王家に使えた父のためでもなく、ボルトは本心から彼女を受け入れた。

ボルト+リベット
→リベットが大佐の子供を出産。その双子とリベットを祝福し、「皆で支えていこう」と誓う一同であった。

71 プロギアの嵐 その他 sage 2006/06/04(日) 18:21:02 ID:nanFDXal
ボスやられ台詞集 うろ覚え。二つ目は2週目。
1面「こんな子供ごときにこのワシがぁぁぁッ」「また死ぬのかー」
2面「おお、空が山吹色に輝いている・・・」「黄色い小鳥がピヨピヨピヨ・・・」
3面(腹話術用の人形が喋る)「ナンデ ボクヲ 盾ニスルー!」「オレハ修復デキナインダゾー!」
4面「イヤアァァー!私の宝石を獲らないでー!」「不老不死がこんなに辛いなんてー」
5面「私は死を恐れない・・・。ぐわおぉおぉぉん」「ヴぢうッ」

#キャラ名は主人公らはパーツ、元老院の面々はそれらを壊す工具類に由来。
#プロギア・ぐわんげ・エスプレイド・バツグン見かけたらコインいっこ入れてね。
#絵が気に入った人、おとぎ奉り買ってね。あと妖怪大戦争も見てね。

72 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/04(日) 19:07:40 ID:jwiVEZxA
まとめの人とプロギアの人乙です

73 エターナルダークネス sage 2006/06/04(日) 23:54:13 ID:+LOhkYBv
アレックスは屋敷を探索する際に壊してしまった2階
への鍵のことを思い出す。アンソニーは壷の破片を集めて
魔法で復元した。

所有者の記憶・経験そして魔法のルーンを引き継ぐ
エターナルダークネスの書の力によってアレックスは
鍵を直し、屋敷の2階の探索を開始した。見つかったの
は先祖であるマクシミリアン・ロイヴァスの日記の一部と
次のページだった。

四人目 カリム 西暦565年 ペルシャ

カリムは剣術に覚えのある貴族の青年で、チャンドラと
いう娘に恋していた。だが、チャンドラが望むのは財宝だった。
「愛しているのなら、夢で見た秘宝を手に入れて」という彼女
の言葉を胸にカリムはあてどない探索の旅へと向かう。

砂漠を彷徨う彼は呼び声に導かれ、かつてのパイアスと
同じ遺跡に転送された。遺跡は以前より部屋も、敵も増えて
いる。石にささったラムダオという大剣を見つけ、所有者と
なるための戦いの試練を受ける、といった障害を越え、
とうとうカリムは「秘宝」の部屋へと到達する。

パイアスの時にあった「秘宝」は3つ、だが今残っているの
は1つだけ。だが、その「秘宝」は変わらず宙に浮き不可
思議な魅力を放っていた。チャンドラの望みを叶えるため
「秘宝」に手を伸ばすカリム。それを止めたのは思いがけ
ない人物だった。

声に振り向いたカリムが見たのはチャンドラその人。しかし、
姿は青白く透き通っている。霊体となったチャンドラはカリム
に残酷な事実を告白する。

カリムの帰りを待ちきれなかった彼女は別の貴族の愛人と
なったこと。その貴族の別の愛人に不倫がばれて、ベッド
から引きずり落とされナイフで滅多刺しにされて殺されたこと。
そして殺された時の凄惨さを示すような姿へと変わる。

彼女は、しかし、死に際して真実を見たと語る。彼女の夢は
闇から世界を護るために「秘宝」を守護する人間が必要と
伝えていたのだった。

彼女はカリムに問いかける。共に守護者になってほしい、と。

カリムは嘘をつき、裏切った彼女をいったん非難するが、
最後には「愛のために」その願いを聞き届けた。霊体の
チャンドラが近づき、彼に口づけする。やがて口から青白い
エネルギーが流れ込み、カリムは苦痛に目を見開き絶叫する…

74 エターナルダークネス sage 2006/06/05(月) 00:01:48 ID:+LOhkYBv
アレックスが見つけたマクシミリアンの日記には彼が
何かを知ってしまったがために疑心暗鬼になったことが
書かれていた。一体何が?

台所に隠されたページがその発端、そしてロイヴァス家
の因縁を明らかにした。

五人目 マクシミリアン(マックス)・ロイヴァス 西暦1760年 アメリカ・ロードアイランド

アレックス、エドワードのご先祖様。妻に先立たれ、子供が
独立したため一人+使用人で屋敷に暮らす内科医。

マックスが父親の死によって屋敷を相続してから2週間。
ようやく遺産相続の手続きなども終わった。マックスは先祖
代々の屋敷に秘密があると感じ、好奇心から屋敷の探検を
はじめる。

その過程でマックスは父親とその友人との間の手紙を発見
していく。最初の手紙には「エターナルダークネスの書」もしくは
その写本らしきものを入手したこと、それは魔法的に危険な
ものなので屋敷の安全な場所に隠した、とあった。そして
次の手紙にはこの家はエンシャントに監視されていると記されていた…

マックスは屋敷を探し、暖炉の奥の隠し書斎を見つけ、
実際に書を手に入れる。そこにはさらに手紙があった。この
屋敷のはるか地下にエンガという古代の遺跡が存在して
いるらしい。このエンガはエンシャントのしもべが支配する
死の都で、非常に危険であり封印・破壊が必要と父親は考えて
いたようだ。

書を手に入れたマックスが隠し部屋から出ると、エンシャントの
攻撃がはじまった。大きな怪物が屋敷に転送されて暴れまわる。
だが、敵はそれだけではなかった。エンシャントは屋敷に既に
潜伏していたのだった。

ボーンシーフ。人間の体内に侵入して、人の皮を被って
偽装する怪物。彼らにのっとられていた使用人・メイドが
本性を表し無表情にマックスに殴りかかる。彼らをサーベルや
フリントロック銃で傷つけると中身のボーンシーフが飛び出し、
マックスにも入り込もうとさらに攻撃をしてくる。

マックスは彼らエンシャントのしもべを撃退するとともに、解剖
を行いその興味深い生態を記録していく。そして父親の最後
の手紙に入っていた地下室の鍵を見つけ、屋敷の地下へと向かう。長い階段踊り場の眼下には巨大な遺跡が広がっていた。手紙は真実を語っていたのだ。

エンガの遺跡の入り口にたどりついたマックスは守護者も倒し、
解剖する。しかし、マックスは一人で遺跡を破壊するのは無理だ
と考えた。

彼は自分を手伝う人間を集めようとしたが、一般社会から
みた彼は狂人以外の何者でもなかった。

3ヵ月後。マックスは精神病院の一室に閉じ込められていた。
そして鉄格子越しに理解しない人間への怒りと、闇の脅威を
叫び続けるのだった。

馬鹿者どもめ!これで救われる道は閉ざされたのだぞ!
ネズミの餌にでもなっちまえ!
お前たちのせいだ!
闇が襲ってくる!みんな死ぬんだぞーっ!!

75 エターナルダークネス sage 2006/06/05(月) 00:12:47 ID:b7adR7eB
死人多数ですが、今日はここまで。ボーンシーフ=アンソニーの
最後の怪物です。

マックスは貴族風白カツラの太っちょ濃いおやじという、ゲームの
主人公としてはまずお目にかかれないタイプです。声優さんの
演技も濃いもので、フルボイスで熱弁される解剖書はエターナル
ダークネスファンのバイブルです。また、フリントロック銃をすこすこ
リロードするところもマニア受けです。

では。

76 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/05(月) 01:48:57 ID:romuenQ5
まとめサイトの人、プロギアの人、エターナルの人乙です。

77 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/05(月) 23:09:59 ID:jupt9WDl
プロギア乙

78 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 00:27:40 ID:53TNDUA8
.hack vol4 お願いします

79 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 04:51:33 ID:i94TYdWk
さんまの名探偵
夢見館の物語
お願いします

80 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 11:44:19 ID:G2BWTxJe
>>79
さんまの名探偵

犯人は吉本

81 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 17:46:19 ID:MOwH1ni1
OZ書いてもいい?
過去ログで予約入れてる人いるんだけど、10月だったし

82 名無しさん@お腹いっぱい。 sagr 2006/06/06(火) 17:52:13 ID:QPi+uSeo
早いモン勝ち。ガンガン行ってください。

83 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 17:59:50 ID:0HYNebGS
>>81
ぜひお願いします

84 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 18:09:38 ID:MOwH1ni1
>>82-83
おk
じゃあ書いてくる

85 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 19:28:21 ID:/NmTeYIH
なんか流れ悪くしそうで言いづらいんだけど、
テイルズオブジアビスのストーリーちょっと間違ってない?
アブソーブゲートのヴァンを倒しにいく前の決戦前夜あたりまではあってると思うんだけど、
そこからアブソーブゲート以降のアニスの裏切りとかイオンの死とか
フェレス島とかレムの塔がごっそり抜けてる。
特にアニスとイオンとレムの塔のとこはストーリー的にかなり大事なところなのでものすごい気になるんだが。

86 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 19:34:27 ID:0HYNebGS
>>85
自分で直せよ
そのためのWikiだろーが

87 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:12:16 ID:ks+i8TEu
大筋わかれば満足な住人たちですので
プレイした方はご遠慮くださいwwwwww

88 OZ sage 2006/06/06(火) 21:17:47 ID:MOwH1ni1
ではOZいきます。
まずはキャラと用語から。
途中わからなくなったら参照してください。

登場人物紹介
【フィール】主人公。心優しいシスコン青年
【アルミラ】旧OZの女性。冷静沈着姉御肌。
【レオン】旧OZの一人。猪突猛進兄貴。
【ドロシー】素直で芯の強い主人公の妹。兄とトトが大好き。
【トト】ドロシーをご主人と思ってる正体不明な猫。
【ヴィティス】現OZのリーダー。実は結構苦労人。
【ジュジュ】現OZの女性。ツンデレ娘。
【ガルム】現OZの頑固で謹厳実直兄貴。でも見た目がわんこ。
【カイン】旧OZのリーダー。15年前に失踪。

OZ用語集
【OZ】
「頂点を越えし者」。神々に最も信頼されている御使いの3人のこと。
終盤では後者の意味はなくなってくる。

【カテナ】
昔、人族と共に暮らしていた有翼人種で、神々が光臨した際に御使いにさせられた。

【御使い】
言ってみれば神の使いっ走り。人攫いしてみたりと、人には嫌われ傾向。
神の命令に従う事こそ最大の幸福と考えてる。

【エテリア】
万物の命の源。FF7のマテリアやライフストリーム、自然界の精霊みたいなもの。

【レクス】
エテリアが実体化して、武器や装甲となったもの。
カテナ(御使い)のみがつかえる神々の能力の一つ。

89 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:18:54 ID:MOwH1ni1
【序章】
本編より15年前の話から始まる。
エテリアを従え集めるモノを、神々の命令により
OZの3人(旧OZ)は討伐するために向かっていた。
エテリアは本来レクスなしでは実体化することはない。
また、神々とカテナ以外はエテリアと交感し、従えることはできない。
だがこの地では、エテリアがモンスターのような姿で実体化していた。

目的地直前、激しいエテリアの波動により、アルミラ、レオンはレクスが暴走し、
自分の意志とは無関係にレクスが解除(武装解除と思ってください)されてしまう。
しかし、カインだけは無事だった(彼はそういう風にできている)ので、
武装無しの状態で、この先に進むのは危険だと判断し、
命令を遂行するために発生源である物体へ一人で近づく。
その物体は幼児を繭で守っているような物だった。
その繭から優しい歌が聞こえる。
カインは破壊しようとするが激しい波動により失踪してしまう…。

90 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:20:50 ID:hCkI+FBi
決戦前夜まで書いた人はお前みたいなのが出てきて放棄
しばらく後に他の人が最後だけ補足して仕上げただけの話

91 OZ sage 2006/06/06(火) 21:20:53 ID:MOwH1ni1
【1話】
フィール、ドロシーの住む辺境の村へ、神々の御使いが襲撃に来る。
(両親はフィールが物心つく頃には、既に亡くなっている)
フィールはドロシーを村の子供たちと共に安全な裏山へと逃げるように言い、
村の中心部へ様子を見に行くと、そこは見るも無残な姿と変わり果てていた。

そこに居たのは、噂に聞いたことのあるOZの一人であるアルミラ。
彼女はフィールがエテリアに守られ、交感していることを聞き、
神々が探しているのは彼ではないかと感じ、彼の力を試そうと襲い掛かるが、
ドロシーとフィールの飼い猫であるトトが二人の間へ割り入り、アルミラを吹っ飛ばす。
トトはフィールへ「エテリアの声を聞け。為すべき事を教えてくれる」
と、人語を話した。それまで話したことなどないトトを不思議に思いながらも、
トトの言ったとおりにするフィール。
すると、エテリアがフィールへと集まり、トトはフィールのレクスとなった。
なぜ人間がレクスを扱えるのか訝り、襲い掛かってきた。

倒すとアルミラは神々の支配から解放され、
夢から覚めたかのようにカテナとしての自分を取り戻す。
フィールはエテリアが、アルミラは神々に操られていると聞いたという。
目覚めさせてくれたフィールに礼を言い、今までの所業を恥じながらも神々の命令を話した。
それは彼くらいの年齢の子供を全て拉致してくるようにというものだ。
裏山へ逃がしたドロシーの身が心配になり、アルミラへそのことを告げると、
彼女は他の部隊もこの村周辺を襲っていると言う。
ドロシーを助けるため、フィールは裏山へと走り去った…。

92 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:23:33 ID:hCkI+FBi
割り込みすまんかった
乙です

93 OZ sage 2006/06/06(火) 21:24:50 ID:MOwH1ni1
【2話】
アルミラの援護を受けながら裏山へと続く道を進むと、
丁度ドロシーや村の子供たちがどこか別の場所へと連れ去られるところに遭遇するが、
助けようとすると、阻むように獅子の装甲を着た御使いの男立ちふさがる。
フィールは彼に踊りかかるが、獅子の男は簡単に防いでしまう。
そうしている間に上空へともう手の届かないところへ連れ去られていってしまった。
「彼はOZの一人レオンだ。彼も私のように神々の呪いから解放してやってくれ」とアルミラは言う。
なぜアルミラが攫うべきターゲットであるフィールの肩を持つのか、
なぜフィールがレクスを操っているのか訝りながらも二人へと襲い掛かってきた。

彼を倒すと、レオンもアルミラ同様神々の支配から解放され、自分自身を取り戻す。
レオンは今まで自分を支配していた神々の居城であるテオロギアへ行き復讐してやると荒れるが、
フィールはドロシーもそこに囚われているのだろうと聞いたので、三人で向かうこととなった。


【3話】
ストーリーとは直接関係ないので省略。


【4話】
神々の制圧圏へと近づき、奥へとたどり着くと
OZの一人であるヴィティスが行く手を塞いだ。
神々は、反逆者である三人を処分するよう命令されていた。
彼も神々に操られていて、何を言ってもムダだ!と
レオンはヴィティスに襲い掛かるが、
レクスが突然暴走し、動けなくなってしまう。

フィールはレオンに「大丈夫か?」と手を差し伸べると、
なぜかレオンは暴走が癒され、元に戻る。
フィールの力を見たヴィティスは「きみは…神々の子なのか?」と問うが、
その意味がわからないフィールに、ヴィティスは神命を執行すべく襲い掛かってきた。
ヴィティスを阻止すると、彼は奥へと消えていった…。

フィールは噂で、OZはアルミラ、レオン、カインの三人だと聞いていた。
しかし、15年前の失態で降格され、現在はヴィティスと他2名が
現在OZの称号を持っているのだという。
レオンがレクスの出力を上げ、襲いかかろうとしたとき暴走した理由は、
レクスが神々と何らかの形で繋がっており、その影響を受けるから。
フィールが平気なのは、影響を受けるのはカテナだけで、
人間は平気だから。(だからカテナだけが御使いになった。)
だが、フィールには「神々の子」が一体何を指しているのか、
疑問を持ちながら、もやもやとしていた…。

94 OZ sage 2006/06/06(火) 21:26:43 ID:MOwH1ni1
【5話】
神々が降臨した当時建立した神殿にたどり着いた。
現在ここは神々の手下が村々からさらって来た子供を幽閉する場所として使われている。
建物をくまなく探し、子供たちを助けるが、ドロシーはいない。
さらに先へと昇ることにした。


【6話】
神殿最上部まで来ると、OZの二人であるジュジュとガルム、ヴィティスが待っていた。
そこには村の子供たちやドロシーが牢へ幽閉されていた。
ドロシーが「お兄ちゃん!頑張れ!!」と声をかけると、
その声に呼応するかのようにフィール達のレクスへとエテリアが集まってくる。
しかしその直後、子供たちは、空を飛ぶ神々の手下たちに攫われ、消えてしまう。
フィールが助けようと走り出すと、ジュジュ、ガルムが立ちふさがった。
ヴィティスはその二人へ「その少年は神々の子かもしれない。できれば捕獲しろ」
と言い、その場を去った。

ジュジュはフィールに「できそこないのつくりモノ」と言うが、
フィールには一体何を指しているのかわからない。
その様子に更に付け加え、言った。
「ただの人間がレクスを使えるわけないでしょ。あんた、神々に造られた人形なのよ!」
フィールはショックを受けるが、アルミラ、レオンに激を飛ばされ、
目の前のOZ二人を倒すことにした。

ジュジュを瀕死においやると、ガルムはジュジュ罵倒しながらも二人はその場を去った。
フィールはまだ「神々の子、造られた人形」という言葉が気になる様子を示しながらも、
ここから子供たちが連れ去られたとなると、
後は神々の居城であるテオロギアにいるだろうと言われ、三人はその場を後にした。

95 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:28:17 ID:MOwH1ni1
【7話】
ついに神の居城、テオロギアの灼熱の炎が覆う階層へとたどり着く3人。
奥へと進むとガルムが行く手を塞いだ。

倒すと、神々の支配から解放され、人を傷つけ、エテリアを苦しめていたことを悔い、
その感情に耐えきれずにその場を走り去った。
現状を受け入れるには時間が必要だ、今はそっとしておこうと、
既に自分を取り戻しているアルミラ、レオンに言われ、
後を追うことを止め、先へと進むことだけを目指した…。

(6話でガルムを瀕死にするとここで行く手を塞ぐのがジュジュになるけど、
 ぬっちゃけ本 筋 と 関 係 な い し、変わっても大差ない)


【8話】
先に進むと炎を司る神光臨。
フィールは自分が「神々に造られた人形」だというジュジュの言葉を否定するには、
神を倒すしかないという激しい感情をもって止めを刺そうとフィールが飛びかかると、
武器が粉々に砕け、地面へ叩きつけられてしまった。
神は咆哮を発し、激しい波動を放つ。
それに呼応するかのように、アルミラ、レオンのレクスが暴走し、身動きがとれなくなってしまった。
神と三人の間へヴィティスが現れ、「神々御自らの御手を煩わせるまでもない!」
と、波動の砲撃を三人の足元へと降り注ぐ。
地面が割れ、地が崩れ落ち、フィールは地の底へと落とされてしまった…。

96 OZ sage また名前入れ忘れてた… 2006/06/06(火) 21:31:13 ID:MOwH1ni1
【9話】
フィールは目が覚めるとトトだけが目の前にいた。
フィールは自分の愚かしい行動に反省しながらも仲間を探す。
暗鬱とした道を進むと、アルミラと再会する。彼女もレオンの行方を知らないでいた。
レオンとここから出る方法を探しながら先へと進むと、
7話で自分を取り戻したガルムがいた。
まだ吹っ切れてはいないようだが、力を貸してくれることとなり、
さらに奥へと進むこととした。

(会話の進め方によって再会するのがレオンの場合もあるけど、
 ぬっちゃけ本 筋 と 関 k(ry )


【10話】
奥へ進むとレオンがいた…と思ったが、何かが違う。
降臨以来神々へ初めての脅威となった、フィールたちと同じ能力を持った
神々の造った三人の偽物だった。

この階層にいるしもべは、人間やカテナを原型にして造り変えたものであり、
ここは神々が実験で失敗した者達を捨てていた場所だという。
今まで戦ってきた者達は全て元人間やカテナだったのかとショックを受けるフィール。
だが、同時に「神々の子」の真実を知る。

15年前、ここで造られた最初の実験体は、凄い力を持っていたが、
神々の支配を受け入れなかった。そのため深い谷底へ捨てられたが、
エテリアたちに守られ、生き延びていた。
カイン、アルミラ、レオンの三人は、実験体の処分を命じられたものの、任務失敗し、
カインは失踪、実験体は行方不明となった。
3年後、カインは粛正を受けるが実験体は見つからなかったという。
その行方不明の実験体が、フィールかもしれない。

フィールはわからないまま不安でいるよりはいいと言った。

97 OZ sage 2006/06/06(火) 21:32:58 ID:MOwH1ni1
【11話】
4つの装置があるエリアへとたどりつく。
これを作動させると上層へ戻れるというので、
作動させるが、阻止しようと雑魚ども襲来。なんとか守り抜いて上部へと到達。

そこには巨大な、実験体の失敗作が壁に手を巨大な釘で刺され、貼付けにされていた。
と同時にそれは人間であった自己をまだ失っておらず、叫び続けていた。
「もうイヤだあぁ!…助けてくれえぇぇ!いっそ、殺して…殺してくれえぇぇ!!」と。
彼を救う術はない。解放するには命を絶ってやることだけだ。
そして三人は、元人間の苦しみを解放し、アリガトウ…という最期の言葉を聞いた。

フィールは心を決めた。
たとえ自分が神々の子であったとしても、目的は変わらない。
ドロシー達を助け、レオンを見つけ、そして…こんな酷いことを許さないと…。


【12話】
炎に包まれた階層へ戻ると、再び炎の神と対峙した。
咆哮と同時に激しい波動を放つがアルミラ、フィール共に耐えた。
が、ここまで同行してくれたガルムはそれに耐え切れずレクスが暴走する。
このままでは二人の負担になると考え、
この場の後ろの崖から炎を巻き上げる溶岩へと身を投げた。
とそのとき、背後からレオンが神への一撃を見舞い、隙を作り、神への反撃を開始する。

三人は神を倒した。
もう以前のようにただ倒すことだけを考えたりなどしない。
気持ちの切り替えができていた。更に上部へと目指すために…。

98 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/06(火) 21:34:49 ID:UkNuGErC
雨だー

99 OZ sage 2006/06/06(火) 21:39:33 ID:MOwH1ni1
なんかすげー長くなったうえに
途中名前欄入力忘れてる漏れを許せorz

ちなみに>>88-89,91,93-97です
ではまた明日…


>>92
いやいや、こちらこそ流れブタギリスマンカッタ

100 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:48:37 ID:1owlwIow
OZの人乙です。

101 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/06(火) 21:56:44 ID:LafdmuAn
OTZ

102 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 00:51:49 ID:JNEVrNMp
OZの人乙です
このゲーム聞いたことないなあ。

103 ぼくのなつやすみ2 sage 2006/06/07(水) 04:27:51 ID:OXb1LVni
人物紹介

ボク・・・主人公。好奇心旺盛な小学3年生。超人的な身体能力を持つ。

荒瀬家の人々
おじちゃん・・・民宿茜ハウスを経営。大らかな性格。昔は大工だったらしい。
おばちゃん・・・ボクの父親の妹にあたる。明るく活発な性格。
タケシ・・・小学5年生。頼れるアニキ。
シゲル・・・小学2年生。いくじなしだが頭の回転は早い。

相楽家の人々
靖子・・・高校1年生。春から東京の高校へ進学し一人暮らし。母親と不仲。
光・・・小学2年生。占い好きな元気でちょっとへそ曲がりな少女。
じいちゃん・・・富海の診療所の医者。妻と息子は既に他界。

その他
洋・・・中学3年生。ロケットを作り、打ち上げ実験をしている。
サイモン・・・茜ハウスに長伯しているカメラマン。日本語が上手。
女子大生・・・富海に遊びに来た女子大生・・・?
凪咲・・・診療所の看護婦。
船頭さん・・・潮館汽船マリンランナー号の運転手。
静江・・・離婚して家を出た相楽家の母。
入院患者・・・お盆の数日間、診療所に入院している少女。何故か夕方しか会えない。
谷口・・・無口な元潜水夫。富海の海底で探し物をしているらしい。
保田・・・夏の終わりに富海にやってきた謎の人。
オオカミじじい・・・炭焼き職人。洋の父。昔、絶滅したオオカミを探していたらしい。

※ぼくのなつやすみのボクくんと、2のボクくんは別人です。

104 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:29:11 ID:zJEBMLl5
こんな時間ですがマリカのラスト行きます。
またまた糞長いけどこれが最後ですので…

105 ぼくのなつやすみ2 sage 2006/06/07(水) 04:30:21 ID:OXb1LVni
昭和58年8月1日
主人公のボクは母親が臨月のため、8月の間富海で民宿を営む叔父の家に預けられることになった。

富海へ向かう船の中で、もう一人の乗客のお姉ちゃんがボクに話しかけてきた。
お姉ちゃん−靖子はこの春から東京の高校へ進学し、今日富海に帰ってきたそうだ。

港へ着くと、おばちゃんたちがボクを出迎えてくれた。会うのはかなり久しぶりだ。
サイモンに記念写真を撮ってもらい、茜ハウスへと向かった。

案内された部屋は物置として使われていたらしく、布団がたくさん積まれていた。
夕飯までまだ少し時間があったので、外を探検してみたら
家の近くの小川にタケシとシゲルが立っていた。
どうやら獲物のザリガニを探しているようだ。
川の近くには廃屋があり、中にはすっごいエッチな本も・・・。

夕飯の時間になり、おじちゃんが迎えにきた。ご飯はいつも海の家で食べているそうだ。
ご飯を食べ終わり自由研究の話になったが、予定していた家の前の交通量の調査は
富海では出来ないらしい。というのも車が全く走っていないから・・・
自由研究は結局昆虫採集をすることになった。タケシたちは朝顔を育てるらしく、
ボクも参加して誰の朝顔が一番早く咲くか競争することになった。
咲いた朝顔はカメラマンのサイモンが写真に撮ってくれるらしい。

部屋に戻ると机の上にプラモデルの箱が置かれており、中には何故か昆虫採集セットが入っていた。
今日あった出来事を絵日記に書き就寝。

106 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:30:21 ID:zJEBMLl5
うはwwこんな時間に被ったwww
こっちは糞長いので、>>103の人お先にどうぞです。

107 ぼくのなつやすみ2 sage 2006/06/07(水) 04:32:38 ID:OXb1LVni
8月2日
朝食の時間になっても、タケシとシゲルがいない。
おじちゃんとおばちゃんの話によると、近所の中学生の作ったロケットを見に行っているそうだ。
おじちゃんは危ないからと心配しているが、おばちゃんは応援しているようだ。
結局ロケットは打ち上げに失敗して墜落したらしい。
朝食後に靖子姉ちゃんがアイスを買いに来た。後で公園の坂の上にある靖子姉ちゃんの家に行くことになった。
お姉ちゃんの家はお父さんとお母さんがいない家で、おじいちゃんと暮らしているらしい。
お姉ちゃんの部屋は鍵が掛かっていて、鍵はお母さんが持っていったので玄関からは入れないらしい。
お姉ちゃんにいつでも自由に部屋に出入りする許可をもらった。

坂を更に上ると診療所があり、中にはおじいちゃんと看護婦のお姉さんがいた。
この診療所はかなり暇だそうだから、毎日遊びに行くことにした。
おじいちゃんに肩叩きをしてあげたら、お駄賃を10円もらった。

その後は森を探検。そして木の上に秘密基地を発見。タケシとシゲルの基地だそうだ。
ここで虫相撲をして遊んでいるらしい。ボクも今日から虫相撲に参戦。
カブトやクワガタのいそうな木に砂糖水を塗ったり、蹴飛ばしたりすることで捕まえられるそうだ。

夕方、船着場で船頭さんと看護婦のお姉さんが話をしていた。
船頭さんはどうやらお姉さんのことが好きらしい。

夜、お姉ちゃんの部屋を訪ねると、お姉ちゃんは音楽を聴いていた。
これはお姉ちゃんのお父さんが趣味で集めていたレコードの中でも
特にお姉ちゃんのお気に入りの曲だそうだ。
ちなみに、お姉ちゃんのお父さんは絵描きをしていたんだとか。

108 ぼくなつ2 sage 2006/06/07(水) 04:34:52 ID:OXb1LVni
今日はここまで。
この書き方読み辛かったらごめんなさい。

>>106
奇遇ですな。
もう終わったんで続きをどうぞw

109 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:36:24 ID:zJEBMLl5
>>108
ぼくなつ2乙ですた。

それじゃ改めてマリカのラスト行きます。

110 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:38:44 ID:zJEBMLl5
『コンドルが飛ぶ日』(1/2)

「これがあなた達に渡せる最後の武器。
 値段も高いけど、効果もそれに比例しているわ」
茨の工場に戻ったまりか達は、集めた素材により作られた武器
『最後のリボン』『最後のバット』『最後のグローブ』を岬から受け取った。
ほぼ100%に近いその能力伝導率に、四人は戦いが終盤戦に来ている事を予感させる。

「Xデーに向けての準備作戦は
 全て神崎まりかの手により失敗に終わりました」
最悪の内容を表情一つ変えずに真実の人に報告するフランソワーズ。
その報告に、真実の人は頭を抱え苦悶する。
「も、もう終わりだ…
 洗脳も失敗! 補強戦力のビーストも失敗! 暴動も失敗!
 なんなのだ!? 私が一体何をしたと言うのだ!?」
悲観する真実の人に、フランソワーズは計画の練り直しか
このままコンドルで日本首都にソドムの柱を打ち込むかの二択を迫る。
真実の人はオルガを呼ぶように命じた…

やって来たオルガに真実の人は、工作員2000名を首都に空間跳躍するよう懇願した。
ソドムの柱を打ち込み、すかさず工作員2000名によって首都を制圧する作戦。
『サンダーボルト作戦』が真実の人の最後の賭けだった。
しかし2000名という膨大の数にオルガも躊躇する。
「このままでは私は人間以下であったあの生活に戻ってしまう!
 それだけは嫌だ! 頼む…頼むオルガ、私に力を貸してくれ…」
必死の懇願に、オルガも覚悟を決める。
オルガは、2000人分を空間跳躍させるには力を溜める必要があるため
四日間だけ時間を稼ぐよう真実の人に頼む。

オルガが自室に戻ると、賢人同盟から遠隔テレパスによる通信が届く。
『真実の人は本日をもって解任。
 ムハマドを三代目の真実の人に据えることが決定した』
突然の通達に驚くオルガ。
オルガは必死に懇願し、二週間の猶予を取り付ける。
もしそれを過ぎても成果が出せなければ自分が真実の人を殺す…と。

一方、茨の工場…
『コンドル』の正体は以外な所で判明した。
『巨大戦術重爆撃機コンドル』それは茨博士がファクトにいた頃に作った物だったのだ。
外部からの攻撃は一切無効、内部からの破壊も不可能という恐るべき兵器。
しかし内部から『分解』する事は可能だと茨は言う。
コンドルには七基のエンジンが搭載されており、その内六基を切り離せば墜落させられるのだそうだ。
まりか達は、茨にエンジンの切り離し方を教わる。

ファクション・オブ・トゥルー本拠地の地下にてコンドルは発進準備を整えていた。
作戦の指揮を取るのはムハマドという男。
賢人同盟が三代目真実の人と定めた男だった。
しかし親衛隊の長を勤める彼は、真実の人の側を離れる事に迷いを覚えていた。
そんなムハマドを安心させるように、真実の人が語りかける。
「実を言うとな、賢人同盟の動向も気になるのだ…
 ここいらで戦果を上げて置かなければ、仮に私が解任になった後、君達の立場も弱くなる。」
「真実の人…その様なことを」
「私は傲慢な男では無い、ここまでの失敗は謙虚に受け止めている。
 勇者ムハマドよ、これからの真実の徒は君の手腕にかかっているのだ」
「もったいないお言葉…このムハマド
 必ずやソドムの柱を首都に撃ち込んで見せましょうぞ!」
真実の人の言葉に奮い立つムハマド。
しかし、コンドルの自爆装置は真実の人のコントロール下にあった…

111 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:40:18 ID:zJEBMLl5
『コンドルが飛ぶ日』(2/2)

「ここ、伊豆南端百三十キロの地点に
 突如巨大な飛行物体が出現しました!」
テレビの緊急報道番組ではコンドルの姿が映し出されていた。
しかしその姿は小さく、空間跳躍に必要なビジョンには満たない。
四人はまずテレビに映っていた伊豆最南端にある石廊崎へと空間跳躍する。
「あの灯台や! てっぺんに登るで!」
灯台を占領していた工作員や獣人達を倒しながら屋上を目指す。
屋上にあった有料望遠鏡でコンドルの明確な姿を確認。四人はコンドルに空間跳躍した。

コンドル内にはムハマド直下のアサシン達が待ち構えていた。
工作員や獣人とは比べ物にならない強さに苦戦を強いられながらも
一基、また一基とエンジンを切り離していく。
そして六基目のエンジンを前にムハマドが立ち塞がった。
「俺はムハマド、真実の徒幹部にして装甲アサシン首領!」
「大物の御登場ってわけね…」
「あと十五分でこの機は日本本土に到達する…勝負だ!」
サイキでは無いが、ムハマドの戦闘能力はこれまで戦った誰よりも強かった。
勇者の盾でまりかのPKを防ぎ、捕縛網で動きを絡め取ってくる。
しかし、10分にも渡る戦いの末、最後に立っていたのはまりか達であった。
「こ、これで…真実の徒も終わりだ…
 まさか…たった三人の少女にこうもしてやられるとは…
 真実が敗れるのか…正義は…どこに…」
無念そうな呟きを残し、ムハマドは泡となって消える。
残り時間は5分、すでに目視で日本本土が見える所まで来ていた。
四人は急いで六基目のエンジンを切り離すと、空間跳躍でコンドルから脱した。

コンドルはその目的を果たすこと無く、伊豆南端三十キロの地点で墜落、水没した。
搭載されていた「ソドムの柱」も猛威を震うことなく、実行隊長のムハマドも死んだ。
ファクトはその戦力の大半を失い、破滅への道を急速に進み始めていた…

112 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:41:57 ID:zJEBMLl5
『その果てに見えた真実1』(1/2)

フランソワーズが部屋に入ると、真実の人はワープロを打っていた。
「そして我は真実を見つめ続け、遂には真実そのものとなった…
…うーむ、ここからが重要だ」
「真実の人」
「なんだね? いま私は自伝の執筆中なのだよ」
「はい、ですが報告があります。
 コンドルによる前哨戦は、我々の敗北に終わりました」
その報告に、真実の人は絶句した。
コンドルに仕掛けられた自爆装置により、これまでの作戦の失敗のフォローをするつもりだったが
もはやそれ以前の問題となってしまったのだ。
しかし真実の人はそれでも諦めず、まりか達さえ倒せば生き延びる道はあると言う。
フランソワーズは、もはや三人のサイキに対抗する手段は無いと言うが…
「…ある」
「真実の人…まさか」
「そうだ、もうこの手しか残っておらん。
 どのみち私は解任されるであろう…そうなれば惨めな生活か、
 死が待っているのみ…第六研究室を呼び出せ!
 …全ては私の詰めの甘さが原因なのだ。ケリは自分でつける!」

2000人分の空間跳躍の力を溜めるオルガに、真実の人はそれを中断させた。
そして、この本部に三人のサイキを呼び込み決戦を挑む事を告げる。
オルガは真実の人の身を案じるが、しかし真実の人は自分の身は自分で守ると言う。
「ま、まさか…」
「そう…私は究極日本人『アルティメットJ』となる!」
「だめよ真実の人! そうなったらあなたの身体は…!」
「遺伝子破損を防ぐワクチンを手に入れられなかった以上
 一年と生き延びられんだろう…しかしもう決めた事だ!
 それに必要な手術はもう受けた…」
その言葉に放心するオルガを、真実の人は強く抱きしめた。

代々木、まりかの自宅にかなめの父と執事の林が来ていた。
興信所に、娘と同行している少女の所在を突き止めさせたのだ。
かなめの父は、家に入るとまりかの両親に詰め寄る。
「つまりですな、お宅のお子さんが
 うちの娘をそそのかしたと言いたいんですよ!
 うちのかなめは我が東堂家の跡取り娘なんだ!
 自分で勝手にテログループなんぞ相手にする訳がない!」
最初は話の内容に驚くばかりだったまりかの父も
だんだん、かなめの父の一方的な物言いに憤慨していく。
いがみ合う父親達、だが次第に叩き先はもう一人の存在あきらに移っていく。

「わいの娘は…そないなことはせぇへんで。
 あきらは昔っから人を巻き込むんが嫌いやった…」
と、その時、突然労務者風の中年男が現れた。
赤ら顔のその男は、自分をあきらの父親と名乗った。
三人の父親が揃い、ますます言い争いは泥沼化していく。
だが、真っ向から超能力を否定する二人の父親に対して、
あきらの父親は目の前で空間跳躍をしてみせた。あきらの父親も超能力者だった。
目の前で起こった事態に、娘達がテログループと戦っているという言葉が現実味を増す。
まりかの父は取り乱し、かなめの父はひたすら責任を擦り付けようとした。
「…いいかげんにして下さい! 旦那様!」
醜態を晒し続けるかなめの父に、側に控えていた林が堪りかねたように口を開く。
「今はかなめお嬢様を信用するしかないのです!
 あなたも一代で東堂グループを興しになった方でしたら
 もっと胆力をお見せ下さい!!」
林の一喝により、その場にいた全員が平静さを取り戻す。
自分達の娘を信じる、今はそれしかないとここにいる全員が分かっていた。

113 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:43:01 ID:zJEBMLl5
『その果てに見えた真実1』(2/2)

数日後、まりか達は茨の工場の部屋でテレビを見ていた。
テレビにはかなめの父親が声明を上げている。
藤堂グループの資本を上げ、政府のファクト対策機関に資金援助をするという内容であった。
そんな父を、かなめはいつものスタンドプレーを謗る。
「素直や無いな…ああやって声明出さんでも援助の方法はあるやろ?
 ファクトに命狙われる覚悟があっての発表や」
かなめ自身もそれに気づいていたが、しかし長年のわだかまりは解ける物ではなかった。
と、その時、かなめの心に遠隔テレパスが届く。オルガからの物だ。
『我々はここで待つ…
 神崎まりかと二人のサイキよ、決着を付けましょう。
 ここには真実の人もいるわ』
オルガの気性から嘘ではないと判断した四人は、決戦の準備を始めた。

準備を終えると、ファクトの本拠地に乗り込むのは明日とし
今日はそれぞれ自由行動とした。

あきらと信長は、渋谷にあるかつてのアジトへと来ていた。
「みんな…明日、仇がうてるねん…明日で全てが終いや…」
「ここが、あきらさんのこれまでだったんだよね…
 戦いはたぶん明日で終わる…あきらさんはこれからどうするんだ?」
「旅に出るのもええな…まりかやかなめは帰る家があるきに…
 でもうちには何もあらへん。一人ぼっちや」
「僕は…どうしよう。僕にも帰る家は無い…」
「自分で決めたらええ…うちはずっとそうしてきた。
 お前もそうしたらええんや…」

まりかは電話を借りに茨博士の部屋へと来ていた。
茨博士の見守る中、まりかは家に電話をかける。
電話に出た母は何も尋ねる事なく、ただまりかの言葉に頷いていた。
「明後日にはきっと家に帰れる…だから安心して。
 絶対に帰るから…約束する」
「…わかったわまりか。母さんは何も聞かない。
 まりかが大好きなシチューを作って待ってるから…」
母の言葉に涙声で返事をすると、やがて電話を受話器に置く。
「…今のはお母さんか?」
「ええ…」
「そうか…きっとセッちゃんや君のように美しい人なんだろうなぁ…」
「これが終わったら…これが終わったら私の家に招待します。
 母のシチューを食べに来て下さい」

かなめは、結局誰にも会う事はしなかった。

114 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:46:35 ID:bnWKnfyt
『その果てに見えた真実2』(1/3)

翌日、四人は茨博士達に見送られて空間跳躍した。
跳躍した先は鹿妻新島、十五年前に海底火山の噴火による地殻変動で現れた小島。
五年前に外資系企業によりレジャーランドの建設予定がされたが
不況により中断、そのまま放置された場所だ。
外国資本を母体とするファクトにはうってつけの場所だった。

本拠地に乗り込むと、そこには
工作員、獣人、不定形タイプ、ビースト、装甲アサシン、親衛隊が無数にいた。
ファクトの総力が結集されているのだろう。
それらを退けながら四人は地下へと進む。

地下四階ではオルガが待ち構えていた。
だが、まりか達の能力はもはやオルガを上回る程に成長している。
銚子での戦い同様、オルガは次第に追い詰められていく。
「外国の人がどう思おうと、今までの私たちの生活を否定なんてさせない!
 この国の責任は、私達がとっていけばいいんだから!」
しかし、戦っていくうちにオルガの能力が上がっていく。
「内戦で孤児になった私は、十歳のとき賢人同盟に拾われ
 三年前にファクトの担当となった…
 五星会議の一人に選ばれても、子供だった私は
 ただ任務を遂行するだけの、人の心を持たない操り人形だった…
 でもあの人…真実の人と出会うことで、私は変わった!
 真実の人は、私に人として生きる価値を教えてくれた! …それをあなた達は!!」
オルガの能力が、まりか達を上回らんばかりに膨れ上がった。
だが、まりかの能力もそれに呼応するように肥大する。
「…なら私と一緒だ。私も自分の国が好き!
 決して誰にも壊させはしない!
 私とあなたは同じ…どっちが悪いとかじゃない!」
同調するかのように力を増大させ続ける二人。
だが決着を付けたのは、仲間の存在の有無だった。
オルガは力尽きその場に崩れ落ちる。
「わ、私には仲間はいなかった…私は…あなたと…」
それだけ言うとオルガは動かなくなる。
ファクトの構成員ではない為か、泡にはならなかった。

さらに先に進むと、真実の人の部屋らしき場所に出た。
だがそこには誰もおらず、まりか達は部屋を探索してみた。
すると棚に一冊の本があるのを見つける。
それは真実の人の日記だった。
『1976年3月7日…会社をクビになった。
 俺があまりにこだわり過ぎたせいだろうか…全ては自分に非がある』
『4月10日。面接を受けたが落ちた。
 面接官に、君は面接以前の問題である…と言われた。
 確かにそうかも知れない』
日記には、真実の人がスポンサーである賢人同盟に拾われるまでの過程が記されていた。
会社との折り合いの悪さ。
作家を志すが断念。
出版社を襲撃するが、警察に逮捕。
出所後、浮浪者になる。
日記の最初の方は、反省に満ちていた内容も
逮捕を境に社会への恨み言と変化していく様子が、まりかにもよく理解できた。
日記の最後のページには、真実の人の本名が記されていた。
「真崎実…真実の人は日本人だったんだ…」

115 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:48:46 ID:bnWKnfyt
『その果てに見えた真実2』(2/3)

部屋の椅子の下に隠し扉を発見した四人は、その先でスーツ姿の男を見つけた。
スーツ姿の男は自分を『真実の人』名乗った。
「銚子の温泉宿で…あのとき仕掛けておけば、
 こんな事態にはならなかった…全ては俺のミスだ…
 ふふ…こんなに自分を責めたのは、何十年ぶりかな…」
信長がレーザー砲を構え前に出る。
「無防備だろうが僕達はあんたを許さないぞ!」
「少年…非日常とは楽しいだろう!?
 巻き込まれる事で、君はエキサイティングな非日常を送ることができた!」
「ふざけるな! 父さんと母さんを殺しておいて!
 こんな状況、楽しい訳無いだろう!?」
信長は真実の人に向けてレーザー砲を発射した。
レーザーは真実の人の腕を切断するが、真実の人は動じない。
「平凡な人生など、つまらないものだ…
 終わらない日常より限りある非日常…私はそれを選んだ。
 その最終的な結果が…これだ!」
切断された腕が再生されていき、それに伴い真実の人の姿が異様な変貌を遂げていく。
「私は日本人だ…私はこの国の日常というやつが許せんのだ!
 全て灰になってしまえばいい!
 サイキの能力には科学力で対抗する!
 これが私の真実の姿! 究極日本人『アルティメットJ』だ!!」
四人は変貌を遂げた真実の人に向かって挑み掛かった。

究極日本人『アルティメットJ』を倒すと、元の姿に戻っていった。
元に戻った真実の人はなおも戦意を失わず、まりか達に拳銃を突き付ける。
あきらとかなめが止めを刺そうとするが、まりかはそれを止めた(選択肢で止めを刺せます)
「この人はもう戦えない…私にはもうこれ以上できない…」
その言葉を聞くと真実の人は意識を失った。オルガと同じく泡にはならなかった。

もはや力を使い尽くした四人は休息をとっていた。
特にあきらの消耗が激しく、四人分の空間跳躍もままならない。
だが、そこに工作員や親衛隊を引き連れたフランソワーズが現れる。
フランソワーズは、この基地にあるソドムの柱を起動させたと四人に告げた。
その言葉に絶句とする四人。あきらは自分の残り精神力を確認した。
『跳べて二人が限界か…』
あきらとかなめは互いに視線を交わす。
「まりか…」
「ええ、爆弾を取り除くのね!」
「いや…そんな余裕はあらへん。うちが最後の能力を使う。
 まりか、お前だけでも東京に戻るんや」
「え…?」
「金本さんの言葉に従いなさい、あなたには帰る家がある」
「かなめさん…」
「辛いこともあったけど…楽しかったわ」
かなめは笑顔を見せると、工作員達の群れに飛び込んでいった。
信長がそれに続こうとするが、あきらがそれを引き止める。
「お前も逃げるんや…うちの能力は二人分しか跳ばすことができへん。
 生きるんや…うちや、かなめの分まで…!」
あきらはまりかと信長を空間跳躍させると、バットを構えかなめの元に駆けつける。
「金本さん…あなたにしては良い判断だったわね」
「はん! 最期まで憎まれ口かいな!」

数分後、ソドムの柱は爆発した。
あきらとかなめは、無数の泡にまみれながらそれを感じていた。
何故かオルガと真実の人の姿は無かった…

116 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:49:42 ID:bnWKnfyt
『その果てに見えた真実2』(3/3)

「お帰り…」
まりかの目の前には岬と茨がいた。
「今テレビでやっておった…
 鹿妻新島は水没したそうじゃな…よくやってくれた」
「…金本さんと東堂さんは?」
まりかは、岬のその質問に答えることができなかった。
岬と茨は、まりかの表情から全てを察した。

翌日。
茨に夕食に招待する事を改めて約束し、まりかは日常へと戻っていった。
信長は、旅に出るとまりかに告げた。
真実の人の言葉の全てが間違いではないと感じた信長は
外からそれを確認するのだと言う。
茨と岬は、賢人同盟が未だ健在なのを懸念し研究を続けていくらしい。

まりかの母はシチューを作っていた。
「永美…ボールが四つあるけど…」
「まりかが帰ってくるんです。
 私…わかるんです。電話があったからじゃない…
 まりかは今日、きっと帰ってきます」
その時、玄関からチャイムが鳴った。

117 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:51:27 ID:bnWKnfyt
『戦いは続く』
(注:真実の人に止めを刺した場合はこのシーンはありません)

まりかが初めて事件に巻き込まれた工場跡。そこに拳銃を持った真実の人がいた。
何故ここにいるのかは、本人も分かってはいない。
「真崎実! 君は完全に包囲されている。おとなしく投降せよ!」
「真実の人が無様に捕まる訳が無かろう! そんな姿、私は認めんぞ!」
外からは警官の声と共に、自分を罵倒する付近住民の野次が飛んでくる。
「真実を解せん黄色いブタ共め…
 貴様らに私を罵倒する権利は無い! それができるのは…」
真実の人は、手に持った拳銃を自分のこめかみに押し当てる。
「…私と神崎まりかをおいて他にはおらん!」
そして引き金を引く…だが何者かがその手から拳銃奪っていた。
そこにいたのは見知らぬ少年だった。
「お、お前は…」
「私は真実の人。賢人同盟に選ばれた三代目の真実の人だ。
 真崎、お前の役目は終わった」
「だまらっしゃい! 真実の人は私だ!」
「いいや…今のお前はただの黄色いブタだ。
 陰謀も実行も私が引き継いでやる。安心して地獄に落ちるんだな」
少年が引き金を引いた。その銃弾は真実の人の頭を貫いた。

「戦いは終わらん…それが真実だ」

118 マリカ〜真実の世界〜 sage 2006/06/07(水) 04:55:20 ID:bnWKnfyt
長々と続けてきましたが、これで終わりです。
これの続編に当たる小説が原作者のサイトで連載されているので
興味ある人はURLがギャルゲー板の遠藤スレ(マリカの原作者)にあるんで調べてみて下さい。

それでは、散々容量食って申し訳ありませんでした。

119 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 06:10:19 ID:FNL9Anje
ぼくなつ2とマリカの人乙です

120 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 12:45:11 ID:JNEVrNMp
ぼくなつ2、マリカ乙です。

ニンテンドーDSの降魔霊符伝イヅナをおねがいします。
そういえば発売日だよなぁとイヅナのスレを覗いたら
あまりにもおっぱいの話ばっかりなので逆に興味が湧いてきた

121 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 13:10:47 ID:o4QQoC8L
ぼくなつ2とマリカの人、遅い時間に乙です
四時半にかぶるってすごいな

122 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 16:22:43 ID:wHu/PumE
ぼくなつ2とマリカの人おつです。
マリカ、終わり方中途半端だなあ・・・。

123 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 17:05:20 ID:8dxi63Ev
乙。

真実の人、企画書段階では朝鮮人って設定だったらしいな。
さすがにそれは上からストップがかかったんだとか。

124 OZ sage 2006/06/07(水) 18:36:43 ID:d+XARucz
>>102
知名度低いからね。TVCMもやってなかったし
つか、アクションゲームなのにこのスレでいいんだろうかw

ちなみにこれ、元ネタがオズの魔法使いなんで、
・フィール→ブリキのきこり→優しい心を持ってる
・アルミラ→かかし→知恵を強化されている
・レオン→臆病なライオン→怖いもの知らずにされてる
だったりする。


では前回の続き「OZ」投下します
キャラや用語は>>88参照

125 OZ sage 2006/06/07(水) 18:38:02 ID:d+XARucz
【13話】
廃墟となった遺跡のような階層へとたどりついたが、
そこにはジュジュが待ち構えていた。
だが、彼女は神が不滅のものではないと知り、心の安定が揺らいでいた。

解放されたジュジュは、村の子供たちはこの階層の奥にいると告げ、
真実を知ったショックから走り去った。
フィールたちはただ見守ることしかできなかった。



【14話】
村の子供たちが囚われていた。
三人の傍らへと歩み寄ると、背後から気配を感じる。
この階層を司る神だ。子供たちから遠ざけ、神を打ち倒した。

子供たちにドロシーの居場所を聞くと、別の場所に連れて行かれたと答えた。
約束を果たすため、ドロシーを助けに行くと告げると、一人の子が言った。
「ドロシーちゃんはフィール兄ちゃんの本当の妹じゃないのにっ!」
フィールはどうしてそれを知っているんだと聞くと、子供は親に聞いたままを答える。
「フィール兄ちゃんの母ちゃんはフィール兄ちゃんを産んだあとすぐ死んじゃったって…」

自分が神の子だと考えていた彼に、血の繋がった母がいた事が判明した。
その事実に驚く三人の前に、己を取り戻したジュジュが歩み寄る。
子供たちをテオロギアの外へ連れ出すことぐらいしか、自分にはできないからと。
彼女に子供たちを預け、その場に三人とトトだけが残された。

アルミラはフィールに、「おまえはカインによく似ている」という。
神々の子がカインのそばにいるうちに、彼の姿を写した存在になったと考えていたが、
子供の話した内容が本当だとすると神の子は…。

フィールはアルミラの話を切り、今はとにかくドロシーを助けることを優先した。

126 OZ sage 2006/06/07(水) 18:39:05 ID:d+XARucz
【15話】
この階層は水の回廊だった。
奥へと進むその先に、最後のOZ、ヴィティスと対峙する。

ガルム、ジュジュを覚醒させたときのように取り乱すことはなかった。
打ち破ったその力を「神をも倒す力」と認め、
神を二体討った今、妹を連れてテオロギアを去ったとしても、
神は狩り出すだろう言う。が、人やカテナやエテリアの苦しみを
解放するために神を討つというフィールの決意を聞き、
冷静に情報をもたらした。
ドロシーは次の階層におり、そこへ行くには結界の核を破らねばならない。
その核の中には神々の記憶が封じられた領域もあるということだった。

なぜドロシーだけ上層に連れてこられたかという疑問には口を閉ざし、
その場を去っていった。



【16話】
最深部までたどりつくと、神々の記憶が三人へと魅せかける。
それは、ここではないどこかから追い出されるように見えた。
思考をめぐらしていると、水の波動がフィールたちに襲い掛かってきた。
寸でのところでかわすと、巨大な水球が、水を司る神へと姿を変えた。

神を討ち、案外あっさりしていたと思った瞬間、水の神は再び現れた。
そこへヴィティスが現れる。ここは自分に任せて先へ行け!という。
アルミラもレオンもヴィティスの気持ちを理解し、上層へと向かった。

「この程度で罪を償えたとは思わないが他にしてやれる事がなくてな…
私は最後まで君を裏切ってばかりだよ。…カイン…」

そうつぶやくと、ヴィティスは一人で神に立ち向かった。

127 OZ sage 2006/06/07(水) 18:40:09 ID:d+XARucz
【断章 カイン】
序章より3年後の話。
神々の子とカインを討伐するよう神命が下っていた。
現OZ3人は、エテリアが集まる方向へと向かい、進んでいくと、
エテリアの結界に阻まれ、ガルム、ジュジュの二人は空間に消えた。
残されたヴィティスは、カインと再会。
神命を執行する。

二人は波動を放ち、二人の中央で炸裂する。
と同時に、ヴィティスは神々の呪縛から解放され、
カインは「我々がここで守って来た希望を君に…」と言い、息を引き取った。
目の前にある金色の球体。神々の子だ。
だがその前に立ちふさがる幼い子供。

3年前カインは、解放されたとき、神々の子は神を討つ力を持った希望だとわかり、
神に楯突く者達が住んでいる辺境の村で守ってきた。
そのころ、村の一人の女性と出会い、生まれた子供がフィール。
それを悟ったヴィティスは、今はまだ脆いそれらが成長するまで、
神のしもべとして生きていこうと決意し、村人たちがこの場へ来る前に去った。

128 OZ sage 2006/06/07(水) 18:41:10 ID:d+XARucz
【17話】
空が開けた。
が、背後から全てを飲み込む漆黒の空間が迫り来る。
ただその虚無から逃げ、上部へと目指し続けるが、
巨大なしもべに阻まれる。突然黒い煙がしもべにとりつき、
神ではない、もっと良くない何かに侵蝕され、姿を変えた。
ちいさなしもべ達も巨大な何かを敵とみなし、襲っている。
なんとかそれを討ち、先へと進む。


【18話】
クモのような生物が無数にいた。生物は神のしもべと戦っている。
が、決して三人を手助けするためではなかった。
頂上へとたどり着くと、そこには風を操る神が生物を吹き飛ばしながら現れた。
生物は神へと襲い掛かり、神はそれに抵抗し、双方ともに三人へと襲い掛かってきた。

神を打ち破ったとき、フィールに声をかける人影があった。ドロシーだ。
フィールはドロシーと再会できたことを心から喜び、
ドロシーも最愛の兄にもう一度会えた事を喜んだ。
突然背後からクモのような生物がフィールへと襲い掛かる。
その時、15年前に聞いた、あの繭から発せられた歌が聞こえてきた。
歌っていたのは…ドロシーだった。
そのまま気を失い倒れてしまうドロシー。
神々の子に関しては、彼女には黙っておこう。
三人がそう決めたとき、ドロシーは目がさめた。

兄と再会できたことは夢ではなかったと気づいたドロシーは、
とても喜び、やがて村へ帰ろうと言うが、フィールは答えた。
「やらなきゃいけない事がある。
それが終わるまで…安全な所に隠れて待っててくれるかい?」
その言葉に心配するも、アルミラ、レオンにすぐ終わらせると言われ、
ドロシーは「がんばってね、お兄ちゃん」と健気に答えた。

129 OZ sage 2006/06/07(水) 18:42:03 ID:d+XARucz
【19話&20話】
このゲームはマルチエンドなんで、エンディングが4種類あります

  ハッピーエンド→20話まであり、最もストーリーがしっくりくる
  トゥルーエンド→一応意味が繋がる
  通常エンド→17話18話がストーリー上関係なくなる
  バッドエンド→全て台無しw

ではまずハッピーエンドから

130 OZ sage 2006/06/07(水) 18:43:05 ID:d+XARucz
『ハッピーエンド』
神々の居城テオロギアの上空、輝く球体の中へたどり着いた。
そこには、神々の王「至高神」が鎮座していた。
今までとは比べ物にならないほど激しい波動。
ここまでたどり着いた3人の前には無力だった。
しかし、彼らの背後に隠れていたドロシーに変化をもたらした。
15年前に聴いたあの歌が流れ、彼女は神々の子として覚醒、変形した。

フィールは覚醒したドロシーへと歩み寄り、
「迎えに来たよ…ドロシーさあ、帰ろう」と手を差し伸べると、
彼女は姿を戻し、我に返って兄に抱きつき泣きじゃくった。
そのとき背後から、姿を消していた至高神が再び現れた。
フィールはドロシーへ、すぐ済ませるからと、
アルミラ、レオンと共に、神との決着をつけに向かった。

戦いの末、勝敗がついたとき、下層へ侵略していた
クモのような生命体が至高神へと群がり、黒い煙に覆われ、
神を喰い殺し、その体を乗っ取った。
(イメージとしては、もののけ姫の祟り神みたいな感じ。全てを破壊しつくすまで止まらない)
この生命体は別の世界から追って来た、憎しみの塊でできたものだった。
変わり果てた神は、咆哮をあげ、虚無を呼び寄せた。
レオンは戦いをしかけようとするが、神を滅ぼした今、レクスは動かない。

ドロシーが両手を広げ、三人のレクスへエテリアを集め、力を貸した。
再び神が咆哮をあげると、クモのような生命体を呼び寄せ、ドロシーに向かわせる。
そのとき、ドロシーのもとへヴィティス、ジュジュ、ガルムの三人が現れ、生命体を一掃し、
ドロシーは守る。神々が残した亡霊を打ち倒せ!とフィール達に告げた。
フィールは「OZの名において!僕たちは…僕たちの未来を守るっ!!」
そう言うと、変わり果てた神へと立ち向かっていった。

撃破すると、変わり果てた神の姿は、憎しみの根源、翼を持つ魔神のような姿へと変えた。
呼び寄せられる無数の生命体、虚無。
苦戦の末、神々への憎しみの根源を断ち切った。

主を失ったテオロギアは崩壊。
7人と1匹は救うことのできた世界へと帰っていった…。

131 OZ sage 2006/06/07(水) 18:44:00 ID:d+XARucz
『トゥルーエンド』
至高神と戦って、レクスが動かなくなるところまでは
ハッピーエンドと同じ。

侵蝕され、別の生命体になった至高神の手の中で
虚無が消えていった。
フィールたちの後方にいたドロシーが、
生命体へと近づき、彼女の体から光りを放ち、そして言う。
「神様は、この子たちが追いかけてくるのを知ってた。
それを、すごく怖がってたの。だから わたしを造ったんだよ……」
神々の子である自分がこの世界へ留まると、また呼び寄せてしまう。
だから、誰も知らない別の世界へ、この生命体を連れて行くと話す。

フィールは悲しみながらもドロシーの覚悟を受け入れた。
彼女の体がさらに輝きを増し、あたりを光で包み込み、
ありがとう、私とっても幸せだったよ!と告げると、光はやがて消えた。

そこに残されたのは、フィール、アルミラ、レオンの三人だけだった。
神の居城、テオロギアは崩壊した…。

132 OZ sage 2006/06/07(水) 18:44:50 ID:d+XARucz
『通常エンド』
ドロシーが覚醒するところまでは同じ。

覚醒したドロシーからさらに発せられる波動は、
至高神のものより激しくなった。
アルミラ、レオンは盾となり、フィールを守る。
今のうちにドロシーを自分の妹だと気づかせろ!!叫ぶ二人の声にフィールは後押しされ、
覚醒したドロシーへと踊りかかる。ドロシーは解放された…。

盾として支え続けたアルミラとレオンはその場に倒れた。
二人のレクスはこれまでの戦いで限界に達し、崩壊し始めていた。
しかしドロシーはそれを癒し、二人を救う。
直後、至高神は変形し、三人に襲い掛かった。

激しい攻防の末、打ち破り、全てが終わった。
そう思ったフィールの背後で、アルミラ、レオンは力尽き、倒れ付した。
フィールに出会い、神への復讐より、ただフィールと、フィールの助けたかったドロシーを
助けることに全力を尽くせたことに満足していると語った。
大切なモノに気づかせてくれた事に感謝を言い、二人は静かにエテリアへと還っていった…。

133 OZ sage 2006/06/07(水) 18:46:19 ID:d+XARucz
で、ネガティブプレイの末に見られる割に苦労が報われないエンディング。
あまりのショックに記憶があやふやだが、これであってるはず
間違いあったら修正しておくれ


『BAD END』
覚醒したドロシーを止めることができなかった。
そして何もできずにドロシーを殺してしまった。
フィールは無力な自分とそしてなによりも最愛の妹を奪った神への憎悪を止めることができず、
自らの体を憎悪の色へと変身させ、翼を持つ悪魔のような姿へと変貌させていく…。

134 OZ sage 2006/06/07(水) 18:47:54 ID:d+XARucz
-- 補足解説 --
結局ドロシーが「神々の子」で、神々による擬似生命体だったと。
初めは人型幼児じゃなかったんだけど、
人間に触れるにしたがい、人の形になったわけです
ま、影響与えてる張本人の神がいなくなったから、
晴れて一人の人間として兄ちゃんと幸せに暮らすんでしょう。

本編の他に、おまけ要素で
戦隊ヒーローになる夢だとか、神のしもべが活躍(?)する話だとか、
ドロシーがトトと一緒に兄を探す冒険の話とかあるけど割愛しました。


最後に、OZのキャッチコピーだった下記の言葉

 「 な ぜ 、 O Z は 3 人 な の か 。」

ぬっちゃけわかりません。
公式サイトにも解説載ってるけど、上手く解答回避されてる感たっぷり

以上、すげー長くなったがOZでした。

135 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 19:33:27 ID:lcB+LHkN
OZの人乙!
実際に見てみたいから、今度友達から貸してもらいます
あと、BAD END見る条件は何?

136 OZ sage 2006/06/07(水) 19:56:14 ID:d+XARucz
>>135
興味もってくれて嬉しいかぎり。
それぞれのステージに、S〜Dまでのクリアランクというのがあって、
BAD ENDの条件は、全ステージC以下にすれば見られる。

実際やったらわかるけど、どんだけ下手でも
全ステージは正直きつい。
絶対Bが一つは付く。

詳しくは総合スレへどうぞ。スレ違いスマンカッタ
ttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1146793548/

137 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/07(水) 23:45:25 ID:WeDm92qY
OZの人乙でした

138 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/08(木) 06:10:34 ID:2Ae4TAB9
竜機伝承知ってる人いますか?〜DRAGOON〜のストーリーが気になったんですけど

139 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/08(木) 22:00:07 ID:JW5yZn7h
OZの人乙。

話みて公式とかも行ってみたけど面白そう。
アクションってよくわかんないけどやってみたくなった。

140 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/10(土) 10:02:59 ID:NPWoCif9
俺携帯からなんだけど、DODってガイシュツ?
色んなスレで見るから気になって・・・

141 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 11:19:12 ID:Eb3AkseR
>>140
もちろん。
ttp://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/154.html
DOD2はこちら
ttp://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/155.html

142 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 12:41:10 ID:1ibTBCxs
ジェネレーション・オブ・カオス2ってネクストのことだよな?
それなら軽く解説できんこともないが、
選択肢がいろいろあって一つしか解説できねー場合でもいいの?

143 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 12:57:06 ID:N7fCNneH
>142
9月発売のカオスウォーズ関連の作品で自分も気になってたので、
よろしくお願いいたします。

144 ジェネレーション・オブ・カオスNext 1/2 sage 2006/06/10(土) 14:29:20 ID:1ibTBCxs
>>143
了解したが、多分あそこの作品だから次の作品とあんまり関連はないと思う。
まぁ、暇だから気にせず解説するけどね。

知ってるかもしれないけど、このゲームには3つモードがあって、
そのうちまともなストーリーと思しき物があるのはRPGパートだからそれだと判断して話を進めますよ。

戦乱が続くネバーランド大陸から離れた北西の島国、ホルノス政府軍に一人騎士がいた。
名前はエリル、こいつはゲームじゃありがちだが、この国の王女ロージィと恋に落ちる。
二人は相思相愛だったわけだが、エリルはへたれ故に自分が王になって責任を背負うのが嫌なんで、
別れを告げて若いのに隠居生活。

しばらく隠居生活してるとロージィが側近のリファイアと一緒にエリルの元へ来る。
そして、まだ好きだとかいってるが、エリルはこの思いに答えられない。
でまぁ、リファイアは先に帰っちゃったから、とりあえず送り返そうと思うと、
ロージィの家(つまりホルノス政府軍の城)から火が吹いてるのが見える。
急いで駆けつけてみると、なんだか一人の兵士がいきなり暴れだしたそうだ。
で、ロージィの親、つまり王であるリューハインの元へ駆けつけてみると、
暴れてる兵士ハケーン、どうやら誰かが持ってきたこの星の力の象徴だか、源だか、
よく分からんが、そういう存在である「牙獣」に取り付かれて暴走してるらしい。
そいつとの戦闘で、勝ったのはいいんだが、牙獣をどうしようかと思ってる矢先に
一人の女と成り行き上、ばったり出くわした。(展開が微妙に違うが、言葉で説明するのは難しい)
名前はポロ。なんでも、牙獣を保管している南西の島、竜人の住むオーグルから来たそうだが、
そいつと今まで出てきた4人の話し合いの結果、牙獣の力はあぶねーから元の場所に返そうということになる。

で、南の島だから当然北西から南にかけて10個ぐらいある国と戦争になるわけだな。
なぜかエリルがその戦争の指揮をするんだが、
この戦乱最中にロージィとセクロスしてるっぽいイベントが入る。(リアルで('A`)な顔になった)
しかも、その次の月(行動単位が月)にリファイアがロージィに告って玉砕してるっぽいイベントがある。
そういうのに気にせず、戦乱を勝ち抜いて西部ネバーランドの覇者となって、ついにオーグルにいけることとなる。

で、オーグルに来たわけだが、牙獣を返そうと思ってると、
人間に保管場所まで持っていかせるのは反対だとか言って、その島の住人のジャズとかいう竜人と戦闘になる。
そいつに勝って、さぁ牙獣を返そうかと思った矢先に、リファイアが突然牙獣を奪取。
なんでもリューハインの命令で最初からこのためについて来たそうだ。
リューハインから牙獣を使って世界を統一しないかといわれる。ここで選択肢、
・主君と一緒に牙獣の力を使って世界統一
・んなこと出来ねーよ

続く

145 2/2 sage 2006/06/10(土) 14:29:51 ID:1ibTBCxs
話の流れ上、下を選ぶのが王道っぽいからこれを選ぶと。
リューハインとリファイアはエリルの元から去る。(あくまで二人が去ったのであってホルノス政府軍の実権はエリルの下にある)
一月たってからまたオーグルにくると、ジャズが謝罪と賠償を要求汁!
みたいなことを言って、ホルノス政府軍を操って牙獣を取り返すことを要求。
エリル&ロージィこれを承諾。(選択肢がもう一回出てくるけど、多分要求をのまないと話が進まない)

で、どうやら牙獣の生まれたらしいネバーランドの北西のほうにリューハインとリファイアは行ったらしいから、
そこに行こうとするわけだが、やっぱりその途中に国があるから適当に戦争して、適当に蹴散らすと
ジャズが北西の町エスタリア付近が怪しいから、そこに行けと言われて、そこに行く。
エスタリアにたどり着くと、この近くの島、ウマリー島から匂う。
って言われたから、そこに行く、そこにいって適当に探索するとウマリー島・北ってのが現れるから、
そこに牙獣を持ったあの二人が居るってことになる。(最初から直で行かせろよ)

で、そこにいくとリファイアが待っていて、島の奥に案内。
奥に行くとリューハインが拘束されているので、助けるためにリファイアと戦闘。
で、勝ってリューハインを助けるとリューハインがリファイアを嬲りだす。
なんでもリューハインは、エリルとロージィを殺すよう命令したが、
リファイアはこれを拒否、(ロージィのことがまだ好きだったからっぽい)逆にリューハインを拘束したらしい。
リューハインの横暴をとめようとしたんだけど、隙をつかれてロージィを人質にとられる。
緊張状態が続いていると、突如、倒れていたリファイアが起き上がった。
なんでも、牙獣に認められただか、なんだか分からんが、牙獣に取り込まれたらしい。
圧倒的な力で自らにロージィを取り込み、ついでにリューハインを殺害。

リファイア及びロージィと一体となった牙獣は、人間の浅ましさに腹を立てて星の中心部に行ってこの星を爆破しようとする。
すると、よくある展開だが、ロージィがエリルに念話みたいなもので「私が抑えるからその間に止めて」と訴える。
そこで、牙獣&リファイア&ロージィと戦闘、勝つと断末魔の叫びを残して牙獣たちは空に昇っていった。
なんとか、星を助けたものの恋人を失ったエリルは、ホルノス政府軍をほったらかして、いずこかに去っていった。

駄文失礼しました。
細部展開が異なる部分もあると思うけど、勘弁してください。
この後、まだ微妙に続くんだけど、話にほとんど関係ない上に
イベント関連が全然ないから、他のいくつかイベントと同様、
話の本筋から関係がないと考え、省きました。

どうでもいいけど、エリルとロージィの名前は自分でつけることも可能。
エリル→へたれ ロージィ→もういいよ にしたら冒頭のイベントではまりすぎてワロタw

146 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 15:26:43 ID:vOR8dX1z
NEXT乙です!

アイツら「ちょっと通りますよ」の為に戦争してたのか…

147 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 17:59:42 ID:xrs6+1e9
すまない乙。

148 144-145 sage 2006/06/10(土) 18:24:40 ID:1ibTBCxs
微妙に間違いがあったので訂正。

>そのうちまともなストーリーと思しき物があるのはRPGパートだからそれだと判断して話を進めますよ。
そのうちまともなストーリーと思しき物があるのはNextパートだからそれだと判断して話を進めますよ。

149 144-145 sage 2006/06/10(土) 18:28:12 ID:1ibTBCxs
また、ミスが見つかった

>>145の6行目
>で、どうやら牙獣の生まれたらしいネバーランドの北西のほうにリューハインとリファイアは行ったらしいから、
で、どうやら牙獣の生まれたらしいネバーランドの北東のほうにリューハインとリファイアは行ったらしいから、

8行目
>ジャズが北西の町エスタリア付近が怪しいから、そこに行けと言われて、そこに行く。
ジャズが北東の町エスタリア付近が怪しいから、そこに行けと言われて、そこに行く。


150 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 22:11:52 ID:opF43ct8
遥かキャラ個別もしやってくれる人がいればキボン

151 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/10(土) 22:57:00 ID:1ibTBCxs
そういや、1じゃ東方四天同盟で一まとまりだったのが、
ムロマチとケイハームとラコムルとトゥイングーに分かれたんだったな。
俺はKOCのほうが好きだから多分補完できないけど、

152 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 02:51:56 ID:LvJuObsc
フリーゲームで「雪道」(ttp://f8.aaa.livedoor.jp/~sanctuar/
のストーリーをお願いします。

153 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/11(日) 03:36:43 ID:6ipEAalb
「ルーマニア♯203」 をお願いします。

154 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 09:17:11 ID:bnIIGzgj
>>141
遅ればせながら乙でした

155 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 12:18:12 ID:37LxJGSa
アーケードの「ラジルギ」をお願いします。
PS2・GC・DCに移植されてますがどのバージョンでもいいです。

156 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 15:35:09 ID:ThQXBjOA
ペルソナお願いします

157 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 15:37:43 ID:CUMecoYc
>>156
1・2罪・2罰のどれ?

158 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 15:39:49 ID:lEl3Wvp1
>>156
1・2罪・2罰までまとめサイトにあるよ。

159 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 16:35:22 ID:5TvyiWFb
まとめ見られないんだが

160 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 17:33:03 ID:37LxJGSa
>>159
>>47

161 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/11(日) 20:19:13 ID:5TvyiWFb
ありがとう

162 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/12(月) 02:03:18 ID:mpYQK082
素直だろうが検索もしないスレすら見ない奴に答えるな
これは警告だ

163 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/12(月) 02:38:13 ID:CxPDATsh
>>162
(゚Д゚)ハァ?

164 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/12(月) 10:11:11 ID:OhdQUwf1
「まとめ」でかけたんだけどわからなかったんだよ
とりあえず目当てのものも見つかったし助かりました。

165 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/12(月) 17:22:08 ID:Fem3ZC7Z
ぶっちゃけ>>1の未解決一覧からのほうが手っ取り早かったりする罠。

166 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/12(月) 19:34:49 ID:agjzvY59
今に始まった事じゃないが、RPGでなくても当たり前のように依頼が出るなw

167 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/12(月) 20:02:02 ID:kvRGdq/X
ほぼ総合になっているからな
つーか他の所は住人が少なすぎる

168 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/12(月) 20:47:32 ID:yxLaqhwa
10スレ前ぐらいから見てるけど
「運営から文句が来たり板違いを理由に削除されたりしたらゲサロに移ればいーべや
自分から進んで移転する必要はねーべなー」
「なー」
ってのがそういう話題出たときの大体のここの雰囲気だったね

169 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/13(火) 19:55:59 ID:5NziI1sK
スクウェアのPCゲーム「ウィル」と「ジェネシス」をお願いします。

170 新桃太郎伝説:地獄 sage 2006/06/13(火) 21:24:17 ID:RI41A+ll
ふたたび鳳凰で三途の川を越え、奥へ奥へと進んでいくとついに地獄に突入します。
地獄は5つの階層にわかれていて、すべて突破してはじめて伐折羅王の間に到達します。

溶岩の海の上をおぼつかない綱一本で渡らねばならない、黒縄地獄
そびえたつ巨大な針の山が行く手を阻む、衆合地獄
地面から噴き出す火柱が容赦なく体力を奪っていく、焦熱地獄
見渡す限り氷に覆われ猛烈な吹雪が吹き荒れる、極寒地獄
広大な空間に屈強な鬼たちが手ぐすねひいて待ち受ける、阿鼻地獄

これら五つの地獄には伐折羅王直属の精鋭部隊が待ち構えていて、今までになく
きびしい戦いが待ち受けています。またところどころに改心した鬼たちもいて、
情報や道具をもらえたりします。その中には酒呑童子の四天王ややまんば、羅生門と
いったかつての好敵手たちの姿も。
その中にひとつ気になる話があって、鬼の三軍神のひとりとして酒呑童子や羅生門と
並び称される三千世界(さんぜんせかい)がここに至って動き出したというのです。
三千世界は本気を出せば世界の成り立ちが変わってしまうほどの実力を持つ使い手で
あり、自らの力を恐れて戦いから遠ざかっていたといいます。

そんな三千世界とは阿鼻地獄の最深部で遭遇します。鬼の世の一大事と聞いて駆けつけた
という三千世界。彼の攻撃は術も打撃もとんでもない威力で、耐久力も並外れています。
それでも粘り強く戦っていけば必ず打ち勝つことができるでしょう。
戦いに決着がついて三千世界が語ったところによると、どうもカルラに鬼の世が一大事と
言われて戦いに赴いたのだとか。引退して世事にうとくなっていたところをコロっと
だまされたようですが、嘘をついて他の鬼を戦いに駆り立てるカルラの性格は昔から
変わっていないそうです。そんな会話を交わすと三千世界はどこかへ去っていきます。
伐折羅王の間はもうすぐです。

171 新桃太郎伝説:伐折羅王の間 sage 2006/06/13(火) 21:25:05 ID:RI41A+ll
阿鼻地獄から階段を下って伐折羅王の間に降り立つと、すぐにカルラと右魂鬼・左魂鬼が
待ち構えています。桃太郎を倒して自分の地位を不動のものにしようと目論むカルラは
最初に配下の鬼たちをけしかけてきます。いろいろな敵との連続戦闘になりますが、
これらをすべて撃退するとついにカルラとの直接対決に突入します。カルラはおともの
右魂鬼・左魂鬼に回復と補助の術を使わせながら攻撃してきますが本人の耐久力は低め
です。今までさんざん苦しめられた分をお返ししてやりましょう。
戦いに決着がつくと、カルラは人間の手にかかるのを拒み自害して果てます。

さらに奥へ進むと、巨大な玉座に腰を下ろした伐折羅王の姿が視界に入ってきます。
ダイダ王子の仇討ちに燃える伐折羅王は桃太郎たちの話に耳を貸そうとはせず
玉座から立ち上がって襲ってきます。後継ぎを失った伐折羅王の怒りと悲しみがこもった
一撃は恐るべき力を秘めていますがここでくじけるわけにはいきません。戦いの中でだけ
心を開くことができる鬼族にまことを伝えるべく、桃太郎と仲間たちは傷つきながらも
立ち上がり戦い続けました。
そして長く激しい死闘の末、ついに桃太郎たちの思いが通じ、伐折羅王に打ち勝つことが
できました。伐折羅王はすべてを悟って剣をおさめ、これからは人と鬼とが助け合って
生きていける世の中が来ることでしょう。しかしまだ清算しなければならないことが
残っています。

ずっとあたりにただよっていた邪悪な気配に向かって伐折羅王が一喝すると、
カルラが現れました。そう、先ほど桃太郎たちに敗れたカルラは影武者だったのです。
伐折羅王はカルラに対し、今まで多くの鬼たちを陥れたこと、ダイダ王子を殺害したこと、
またかぐや姫をも死に至らしめて天地を崩れせしめたことなど数々の罪をただします。
カルラは適当な言葉を並べて追及を逃れようとしますが、戦いの中ですべてを知った
伐折羅王の態度は変わりません。悪行に悪行を重ねたカルラもとうとう年貢の収めどき、
かと思いきや、カルラは突然笑い始めました。ひとしきり笑うと今度は、俺様がいたから
鬼の世界はここまで大きくなった、伐折羅王もおとなしく操り人形に甘んじていれば
よかったものを、と言い放ち、配下の鬼に伐折羅王を殺させようとします。
…ところが誰も動きません。カルラが何度号令を叫んでもどの鬼も伐折羅王に向かって
いこうとしません。カルラの分身であるはずの右魂鬼・左魂鬼さえもです。
今や天地のどこを見渡してもカルラに与するものはいないのでした。

仲間の鬼たちからも見限られたカルラに対して伐折羅王が申し付けたのは切腹による
自害でした。カルラのこれまでの功績を鑑みて名誉ある死を選ばせたのです。
…ところがこんな孤立無援八方塞がり四面楚歌な状況でも華麗に逆ギレかますのが
カルラクオリティ。刀を抜き放つや、主君を殺害せんと伐折羅王に向かって一直線に
躍りかかります。
カルラの握った刃が伐折羅王の体に食い込もうとしたその時、横から何者かが飛び出して
両者の間に割って入りました。伐折羅王のかわりに凶刃を受けて倒れ伏したのは
アジャセ王子です。かつて鬼の世の後継ぎが決まった日から言葉を交わすこともなくなった
父と子の衝撃的な再会ですが、深手を負ったアジャセ王子は二言三言の言葉を絞り出すと
意識を失ってしまいます。
そしてアジャセ王子に傷を負わせたカルラは、傷口から流れる血をすすり始めました。
アジャセ王子に流れる月の血、月世界に脈々と受け継がれてきた天の神の力を自らに
取り込もうとする魂胆です。…しばらくするとカルラの体に変化があらわれてきます。
背中の翼はそのままに、小柄な体躯はみるみるうちに伐折羅王をもしのぐほどの
巨体へと変貌していきます。そして禍々しい怪鳥の姿となったカルラは、これまた
禍々しく巨大な翼をはばたかせ、右魂鬼・左魂鬼を踏みつぶし、地面を離れると一気に
地獄を飛び出していきました。このまま月に向かい、さらに月の血をわが身に取り込まん
とするのがカルラの狙いのようです。ですが、鳳凰で追えばカルラに追い付くことが
できるはずです。

172 新桃太郎伝説:最終決戦 sage 2006/06/13(火) 21:26:17 ID:RI41A+ll
桃太郎たちの呼びかけに応えて鳳凰が伐折羅王の間までやってきました。鳳凰は
桃太郎たちを背に乗せるとすぐさま飛び立ち、地獄の地底空間を突き抜けて地上、
そして天空へと駆け上ります。鬼ヶ島から北へ北へと飛び続けると、巨大な怪鳥と化した
カルラの後ろ姿が近付いてきます。鳳凰で迫る桃太郎たちに気付いたカルラは背後に
向き直り、桃太郎たちを迎え撃とうとします。
月の血を飲んでかつてない強大な力を我がものとしたカルラは、地上も地獄も月も支配し
全ての富を手に入れる、と宣言して桃太郎たちに襲いかかってきます。剛腕から
繰り出される打撃や強力な術を駆使し、またその口からは燃えさかる炎を吐き、巨大な
翼をはばたかせば邪悪な風が巻き起こって桃太郎たちを容赦なく襲います。
死力を尽くした戦いの中でカルラの猛攻を耐えしのぎつつ打撃を与えていくと、次第に
カルラの足が灰色になっていきます。このあたりからカルラの吐く言葉も変わってきて、
今までの激越で傲慢なものから狂気じみた内容に変化しつつも攻撃は激しさを増します。
さらに戦っていくと、カルラの体には下から徐々に灰色の部分が広がっていきます。
最初は足だけだったのが腹、背中、腕と次々に灰色の石と化し、それに伴ってカルラの
口から出る言葉も必死さが募っていき、もはや狂乱の叫びといった様相になります。
そして死闘の果て、ついにカルラの体は足の先から頭のてっぺんまで石になって
しまいます。力尽きようとするカルラは激しくわめき叫び続けますがその声もついには
止まり、完全に石と化して動きが止まったカルラは地上に落下していきます。

173 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/14(水) 04:14:30 ID:a2bvgqL1
新桃の人乙です
読んでて息切れするくらいのハードな連戦だな

174 エターナルダークネス sage 2006/06/16(金) 00:00:14 ID:5X/gwpXY
マックスの見つけた「魔術的に隠されたものを見つける」魔法
を使って、引き出しの隠された鍵穴を見つけだすアレックス。
鍵を使って開けるとそこには次のページがはいっていた。

六人目 エドウィン・リンゼイ 西暦1983年 カンボジア アンコールトム地方

行動的な考古学者であるリンゼイ博士は衛星写真から
カンボジアに未知の寺院があることを発見した。カンボジア
政府は調査に非協力的だったが、幸運にも資産家でコレクター
のポール・オーガスティンというスポンサーを見つけること
ができた。

彼と共にリンゼイはカンボジアに向かい、ジャングルの奥
にある遺跡にたどりつくことができた。しかし、そこで思い
がけない裏切りにあう。ポール・オーガスティン…彼の真の
姿はパイアス・オーガスタスその人だった。

パイアスはマントロクの心臓は寺院に残されたままだ、と気が
ついたものの、エリアの出来事のあとマントロクの力で姿を
隠された寺院に戻ることができなかった。マントロクの力が
衰えた現在になってようやく衛星写真に寺院が現れ、位置が
わかったのだ。

もはや用済みとパイアスはリンゼイにピストルを突きつけるが、
リンゼイは反撃し自由の身になる。パイアスが置き土産に
けしかけた手下も銃とナイフで屠る。そして遺跡の奥へと
探索をすすめる。

地下に進み、マントロクの間にたどりついたリンゼイに再び
パイアスが迫る。今度はマントロクが力を振り絞って電撃で
よってパイアスを撤退させた。さらにマントロクは奥の扉を開き、
リンゼイをいざなう。

奥の扉の中にいたのは女神像にかけられた踊り子のミイラ、
そう、変わり果てたエリアだった。エリアはリンゼイに語りかける。

何世紀も心臓を守ってきたが、ついに闇の勢力に見つかって
しまった。このマントロクの心臓を「光の集まる場所」に届け、
闇に立ち向かえ、と。

リンゼイはその言葉の通り、心臓を「光の集まる場所」…アメリカ
のロイヴァス屋敷のエドワードの元に届けた。

175 エターナルダークネス sage 2006/06/16(金) 00:01:46 ID:5X/gwpXY
間が空いてしまった…一応これで半分。この一週間で
終わらせるつもりです。

176 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 01:10:27 ID:4C9W6J87
エターナルカオスの人、桃太郎の人乙。
楽しみにしてる。


177 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 02:00:56 ID:9rKv+5S2
エタダク乙です。リンゼイは立派に生き残ったし、アレックスに次いで強かったよな。

178 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:20:24 ID:SwdmSHy8
大神行きます。

遺跡の前までやって来ると、どこからか聞きなれた寝息が聞こえました。
地面に大の字になって、相も変わらずの大いびきをたてていたスサノオは、
近づいてきたアマテラスたちに気付くと飛び起きて、おもむろに素振りを始めます。

言い訳がましくスサノオが言うには、この先の高宮平で人々を苦しめている怪物を退治するため、
橋の再建を待ちがてら絶対奥義の会得とやらに励んでいるらしいのですが、
その割には怪物の名前もうろ覚えです。
「奥義を会得した暁には、濁流を泳いででも退治に出向いてくれるわ!」
などと言ってますが本当でしょうか?
まぁそれはほっといて、アマテラスたちはコカリから奪ってきた鍵を使い、遺跡の中へ進入します。

欲深にもお宝を期待して不気味な含み笑いを漏らしながらイッスンがいうには、
この遺跡には大昔から誰も入った事がないそうなのですが、しかし一面に苔むしたその内部には
禍々しい色の池が広がっておりました。
池の中央にはいかにも怪しい巨大な土偶がそびえ立っているのですが、蓮の葉を水の上に描こうとしても、
描き出した葉は水の毒ですぐに枯れてしまい、土偶に近づく事が出来ません。
巨大土偶に至る方法を求め、アマテラスは魔物に充たされた遺跡の中を進みます。

何者かに施された仕掛けを解いたり、筆調べの力を借りたりして道を切り開き、
どんどん奥へ行きますと、池の水源と見られる滝にたどり着きました。
滝の下には毒水を吐き出す奇妙な壺が並んでいます。
これが遺跡の汚染源と悟ったアマテラスは一つ残らず壺を打ち壊しました。
すると流れはたちまち清さを取り戻し、澄み渡った池には飛び石が浮かび上がります。

土偶の中で桜花三神の最後の一柱、「蔦ノ花神(つたのはながみ)」を得たアマテラスは
空中に咲いた不思議な神様の花、桃コノハナの蔦を使って土偶の中を上へ上へと登って行きました。
途中の穴から土偶の外へ、更に登って土偶の頭に至ったアマテラス、イッスンの
「……おやァ?この、思わず何かを結び付けたくなっちまう取っ手は何だィ?」
というなんとも脱力なアドバイスに従って、土偶の頭についたフック状の物体に蔦を結びつけ、
持ち上げて開いた土偶の頭部に飛び込みました。

179 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:21:42 ID:SwdmSHy8
そうしてなおもずんすん快調に進んで行ったアマテラスですが、
足元に大穴が開いていたのにも気付かずに空中を数歩歩いた所で
アメリカンギャグ的に我に帰ってまっさかさま、無様に穴の底に転げ落ちてしまいます。
ころころとでんぐり返ったアマテラスを
「痛ってェな、この毛むくじゃらァ!」
頭を振ったイッスンがぴょんぴょん跳ねながら怒鳴りつけ、
アマテラスはおなかを見せた姿勢のままでぴょこんと飛び上がりました。しかし
「いつもボアッとするなって言ってるだろォ!?」
と重ねて怒鳴ったイッスンの背後で、ふいに巨大な影が身じろぎします。

「……今、何か動いたかァ?」
と首を振り向けるイッスン。
アマテラスも広げた股の間からきょとんとそちらを覗きます。
そこにあったのはくすんだ桃色の花びらと、
いくつかの白いおしべの玉に囲まれためしべを備えた一輪の巨大な花。

「……こりゃ、とんでもないお宝を探し当てたかも知れないぜェ!」
と叫んだイッスンは奇怪な花に恐れ気もなく近寄ると、
「大抵こういう物の中には、お宝が眠ってるモンなんだィ!」
勢い込んでめしべに飛びつき、わくわくして花の内部を見渡しましたが、
眼下で丸まっている物を見て、拍子抜けしたように声を落とします。
「何だァ、こりゃ……犬コロ?」
そう、それはお宝などではなく、目玉に似た気味の悪いおしべの根元でのん気に寝息を立てている、
小さな柴犬でありました。

その時突然アマテラスが跳ね起き、首をひねるイッスンに向かって猛然と駆け出します。
イッスンの背後に異様な影がゆらりと立ち上がり、今にも襲い掛かろうとしていたからです。
ワンジャンプでめしべの上のイッスンをくわえるや、間髪入れずに更に高々と再跳躍したアマテラス。
その背に向けて、鞭のように影が身をしならせ、紫色の光球を打ち出します。
アマテラスは宙でひらりととんぼを打ってわずかに尻尾をかすらせたのみで光球をかわし、
地面に降り立つと、ヨダレまみれにされて怒り狂うイッスンをくわえたまま猛々しい唸り声を上げました。
そんな二人の目前で花はするすると丸いツボミに戻り、
その後ろには八つの影が不気味にのたうっています。

「お……おい、あの八本のアレはもしかして……」
ウシワカの話を思い出したのか、アマテラスの口の中でイッスンがいっとき怒るのも忘れて呟きましたが、
次の瞬間、八つの影は次々にその先端を地面に突き刺し、八本の巨大な脚へと変じます。
「我ラガ主君ノ黄泉帰リシ、メデタキ折ニ―――トヤカクヤト嗅ギ回ル、ウットウシイ犬トハオ前カエ?」
つぼみかと思えたのはその胴体。
巨大な花の正体は、人に良く似た青白い顔に長い髪を垂らした巨大な女郎蜘蛛だったのです。

180 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:23:03 ID:SwdmSHy8
ですがバケモノが正体を現してもアマテラスは慌てず騒がず。
イッスンを放して地面に腰を下ろすと、くわくわと気の抜けた大あくびをかましました。
「……フザケタ真似ヲスル犬ダヨ。遺言クライハ聞イテヤロウト言ウノニ、生意気ナ態度ダネェ」
女郎蜘蛛は地面をぐらぐら揺らしながらアマテラスに近づいて、
脅かすようにのっぺらぼうの顔でこの「生意気な犬」を覗きこみましたが、
アマテラスはまったくの知らん顔でそっぽを向いて、
何やらもぐもぐと口を動かしています。

ところがどうやら驚いた事にこの蜘蛛にはそれが何を言っているのかわかるのらしく、女郎蜘蛛は
「何ダッテ?…… コノ期ニ及ンデ、ソンナ悪タレ口ヲ!
犬ヲ喰ラウ趣味ハナイケド、アタシノ腹ノ中デ、溶カシテヤロウカイ?」
大きく裂けた口を開いてその両端に備えた長い牙を見せ付けました。
この脅し文句にイッスンが
「何言ってやがんだィ、腹ん中に犬コロを咥え込んでよォ!?
それにこちとら犬じゃねぇやィ、これでも立派な大神サマだィ!」
と言い返すと、
「アレ!人間ノ言葉モ話セルトハ驚イタヨ」
アマテラスの上のイッスンが見えるほど視力が良くないのか、それとも単にボケなのか、
女郎蜘蛛は感心したようにそう言って身を引きましたが
「……デハ大神トヤラ、死出ノ山路ヘノイソギハ良イカエ?
楽ニ逝カセテヤルカラ、ソコヲ動クンジャナイヨ!」
すぐに気を取り直し、顔が隠れるほどの大量の糸を吹き出すと、それをアマテラスに叩きつけました。
ですが勿論そんな物に絡めとられるアマテラスではありません。
ひらりと脇に身を避けると、どこかのアクションスターよろしく前足の先で鼻をこすり、巨大な敵に対峙します。

女郎蜘蛛は毒の卵を吐き、天高く跳ねて押しつぶそうとしてきますがアマテラスも負けてはいません。
新たに手にした蔦ノ花神の力で敵の弱点、腹の中の目玉を露出させて攻撃を加えます。
激闘のすえに女郎蜘蛛は地に伏して、そのまま巨大な花に変わりました。
かつての敵をおびき寄せる擬態の妖花ではありません。
アマテラスの力によって浄化され、遺跡の奥でひっそりと咲く、本物の美しい花になったのです。

花の中でいまだ眠っていた、ある意味図太い小犬が起きるのを待って
アマテラスたちは遺跡の入り口へ―――
「と、その前に……目覚めのイッパツ、大神サマの勝ち名乗りと行こうじゃねェか!」
電光丸を威勢良く抜いたイッスンに応えてアマテラスは見得を切り、高々と勝利の雄叫びを上げたのでした。

181 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:24:52 ID:SwdmSHy8
アマテラスたちが遺跡を出てくると、そこにやっと追いついてきたコカリがあらわれて、
「ボクのカギ、返せよーっ!早く梅太郎を助けなきゃ……」
腕を振り回しながらわめき出しましたが
「あれれれれーっ!?」
アマテラスがくわえている、梅模様のまだらがある小犬を見てゴシゴシと目をこすります。
「梅太郎?……梅太郎じゃないか!お前……無事だったんだね!」

が、アマテラスにぞんざいに放り出された小犬はすたっと立ち上がると、
怪我はないかとか寂しくなかったかとか、さっそく過保護な心配を始めたコカリに低く構えて、
鼻息荒く唸り出しました。
戸惑うコカリにイッスンがこの犬コロは、遺跡の奥から中々帰ろうとしなかったと説明します。
一人で逃げたコカリのことを怒っている訳ではありません。
何故なら梅太郎は自ら遺跡に残っていたからです。

「何か伝えたい事でもあったンじゃねェか?
例えば―――一人で冒険して、お前に一人前の姿を見せたいとかよォ」
その言葉に無言でうつむいてしまったコカリに向けて、更にイッスンは諭すように言いました。
「まァ……男ってのは、他人が思うほど子供じゃないってこったァ。
いつのまにか成長して、アッと驚く事をやり遂げるもんなのさァ」

言われてコカリは梅太郎の意図に気付きます。
失敗が怖くて父に言いつけられた橋の修理から逃げていたコカリに「逃げない勇気」を見せるため、
梅太郎はあえて危険な冒険に挑戦していたのだと。
ようやく気持ちを分かってもらえた梅太郎が、嬉しそうに尻尾を振りながら
細長い棒をどこからか取り出しました。
「それは……ずっと前に森で失くした父ちゃんのサオ!」
遺跡でこのサオの匂いを嗅ぎ当て、たった一人で探し出してきた
梅太郎の勇気を目の当たりにしたコカリは、一人で橋作りをやり遂げる決心をします。
釣竿を手に、コカリと梅太郎は勢いこんで駆け出し、
アマテラスたちもその後に続いて奈落井川へ向かいました。

壊れた橋のたもとへやってきたコカリは、まず手始めに縄をつけたサオを力いっぱい振って、
向こう岸の橋の欄干へ結わえ付けます。
けれど、「ホラ、縄が掛かったよ!」と得意げにアマテラスを振り返ったのも束の間、
「お……お前たち、その縄をどけろぉ!!」
せっかくの少年の自立への第一歩に水を差すようなドラ声が響き、
コカリはぎょっとして辺りをきょろきょろ見回しました。

「あれは、スサノオのおっさん……?一体何の真似だァ?」
流れの彼方に目を止めたイッスンがアマテラスの鼻先から飛び降りて、訝しげに呟きます。
巨大な丸太の尻尾に必死の形相でしがみ付き、どんぶらこなんてのどかなもんではない
猛スピードで流されて来るスサノオが言うには
「我が新奥義、真空樽魔落としを仕損じて……この大木ごと流されてしまったのだぁ〜!!」
だそうで……どうもあれから二度寝はせずに、本当に修行を開始していたようです……余計な修行ですが。

182 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:26:42 ID:SwdmSHy8
「こ……こっちへ来るぞ、坊主、その釣竿を握って踏ん張れェ!」
と、咄嗟に叫んだイッスンですが、コカリの背中をアマテラスがくわえて踏ん張った所で
すぐに間違いに気付いて言い直します。
「ち……違った、釣竿から手を離せばいいんだァ!」
スサノオにはムゴい台詞ですがそもそも考えるまでもなく
犬(狼だけど)一匹と子供一人で濁流に流される大木(プラスおっさん)をガチで止めるなんていう
オロナミンCのCMみたいな芸当、到底できる訳がありません。
第一本人もどけろって言ってるし。

ですがコカリとアマテラスはもはや引っ張る事しか頭にないらしく、
「お前ら違うってェ!!」とイッスンが二人を止めようとすがりついてわめいている間にも、
丸太はどんどん近づいてきてついには縄に引っ掛かり、
当然の帰結として三人はあっという間に宙に投げ出されてしまいました。
「ニャヒーッ!!」とコカリがスサノオの木刀をキャッチ、アマテラスがコカリのお尻に噛み付いて、
イッスンがアマテラスの尻尾にしがみ付き、大木は乗客が四人になったのもものかは、
更にぐんぐんスピードを上げて流れて行きます……

こ……これがッ!!「スリル満点、丸太でゴー!」……!!

などとぼんやり感動していると滝壺に落下してしまいますので、
(もっとも何度落ちてもイッスンが「た……滝だァ!!もうダメだァ〜!!」
(ホワイトアウト)
「……なァんて事にならないよう、丸太にブレーキをかけるんだよォ!」
と、無かった事にしてくれるのですが)
「アマ公、お前の筆しらべで何とかしろォ!!」
とイッスンに言われたとおり、いかにも「結び付けてください!」と言わんばかりの
怪しいフックが付いた丸太に、凄い速さで遠ざかっていく川岸の桃コノハナのツタを結びます。

183 大神  ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/16(金) 08:29:37 ID:SwdmSHy8
大木が滝壺に到達する前に見事六つのフックにツタを結ぶと大木は滝の寸前で急ブレーキ、
ばいーんと跳ね返って壊れた橋の隣に落っこち、新たな橋になりました。

「ハァ……お前らまったく……一時はどうなるかと思ったぜェ……」
丸太と一緒にぶッ飛んでさっき居た橋のたもとにリバースされるなり、疲れきって地面にひっくり返ったまま
ぴくりともできないアマテラスの鼻先でイッスンは溜息をつきましたが、
「でも見ろよ、立派な橋が架かったじゃねェか!」
すぐににやりとして言いました。
アマテラスと同じく、ぐったりと地面にへばりついていたコカリがその声にぴょこんと起き上がります。
「あの橋を……ボクが?」

え……そうなの?
驚きに目を見張るコカリにまた笑い、イッスンは褒めそやすように言いました。
「へッへ、そうさァ。この橋は紛れもなくお前の手柄だぜェ!」
なるほど、アマテラスが橋を架けたり偶然橋が掛かったのでは
せっかくのコカリの決心が水の泡になってしまいます。
そこでイッスンはコカリに花を持たせ、自信を付けさせる事にしたのでしょう。

「坊主、何を悩んでいたのか知らねェけど―――
男が冒険から逃げてちゃ話は始まらないンだ。それを教えてくれたその犬コロに感謝しろよォ」
そうイッスンに諭されて、コカリは
「梅太郎、ボク……ボクやったよ!」
千切れんばかりに尻尾を振っている梅太郎としっかと抱き合い、喜びを分かち合います。

嬉しげな二人を前にイッスンは、今更のようにスサノオが居ない事に気が付くのですが
「……まぁ、どうせその内、ひょっこり出てくるかァ!」
と、気にしない事にしたのでした。ひ、ひでえw



ではまた次回!

でもコカリがブン流され確実なのに、後ろで踏ん張るでも止めるでもなく傍観してる梅太郎も結構冷たいよネ!

184 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/16(金) 15:58:17 ID:y3TH4lS+


185 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 15:58:48 ID:y3TH4lS+


186 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/16(金) 16:00:00 ID:y3TH4lS+


187 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 16:00:32 ID:y3TH4lS+


188 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 17:41:43 ID:3DTs6mQH
エターナルダークネス、大神、乙です
続き期待してます

PS2のメタルサーガ砂塵の鎖とDSのメタルサーガ鋼の季節をお願いします。

189 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 18:21:33 ID:4C9W6J87
大神乙ッス。コカリはあれだ、過保護はよくないと思ったから放置なんですよ

>184-187
一人でageたりsageたり一文字ずつ書いたり何がしたいんだ?自演失敗か?

190 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 18:48:51 ID:vS50aN1J
何でいちいち相手すんの?

191 エターナルダークネス sage 2006/06/16(金) 19:26:51 ID:uHZRfq1B
リンゼイとエドワードの会話の記憶を頼りに、アレックスは
図書室に隠されたマントロクの心臓を確保した。そして2階の
ステンドグラスにかけられた魔法をリンゼイが見つけた
ディスペルで解く。砕けちったステンドグラスの向こうには
書のページが浮かんでいた。

七人目 ポール・ルーサー 西暦1485年 フランス・アミアン地方

異端審問(魔女裁判)の嵐が吹き荒れる時代。フランシスコ
会の修道士ポール・ルーサーは聖遺物「ジュードの手」を見る
ためにアミアンのウーブリエ大聖堂を訪ねる。

到着して現地の司教に迎えられられたポールであったが、
聖堂に入って直ぐ、足元に他の修道士の死体を発見してしまう。
仰天して助けを呼んだポールの前に現れたのは異端審問官
である司教フィリップ・オーガスティン。彼はこの殺人はポールが
行ったものと決め付けた。そして、ポールは殺人を行った異端者
として小部屋に閉じ込められた。

小部屋を探索しても、絵画にはめ込まれたエメラルドを
見つけたくらいで逃げるすべは見つからない。絶望する
ポールを小部屋から助けたのは大聖堂の管理人だった。
管理人はポールに恐ろしいことがこの聖堂で起こっていて、
あの死体…ブラザーアンドリューは真実を知ったために
殺されたらしい、そして無実のポールも犠牲になるのを
見過ごしたくない、と告げる。

殺されたブラザーアンドリューの手記を見つければこの
教会に巣食う陰謀が明らかになり、ポール自身の無罪も
証明できるかもしれない。ポールは管理人から旧聖堂の
鍵をもらう。ブラザーアンドリューはそこで調べ物をして
いたようだ。

旧聖堂に入ったポールの目の前ではボーンシーフが修道士
に取り付き、その肉に潜り込んでいた。化け物を撃退し、2
階から日記の1ページを回収する。そして旧聖堂の1階の
部屋の目にルビーが埋め込まれたゾンビとも戦う。このゾ
ンビは数百年以上も腐り続け安らぎを得ることだなかった
アンソニーだった。同じエターナルダークネスの書に選ば
れた者であると気づいたポールはとうとう倒れたアンソニー
の魂を解放し、ルビーを手に入れた。

旧聖堂から元の聖堂に戻るポール。祭壇の近くで日記を
もう1ページ、そしてオルガンの仕掛けからより強力な魔法
が使える5ポイントのマジックサークルを見つけた。更に
アンドリューの部屋もあった地下を探索する。アンドリューの
部屋には偽聖遺物に関する本があった。

さらに地下のワインセラーの奥には隠し扉があった。そこは
修道士達の納骨堂。そこにいた怪物にはサファイアが埋め
込まれていた。怪物を倒し、ルビー、エメラルド、サファイアの
3色の宝石がさらなる地下への道を開いた。

棺桶状の謎の仕掛けと閉じた扉などを横目に奥に進み、
ポールはとうとう日記の最後のページを手に入れた。

192 エターナルダークネス sage 2006/06/16(金) 19:28:57 ID:uHZRfq1B
司教フィリップ・オーガスティン自身が異端者だったのだ。
聖遺物「ジュードの手」など存在せず、その代わりにあるのは
邪悪な秘宝とその守り手。聖遺物目当てで大聖堂にきた旅人
は生贄になっていたのだ。

ここまでの発見を管理人に知らせるが、状況はかんばしくない。
管理人も監視下にあり、彼の枕元には生贄の儀式用の
ダガーまで置かれたようだ。管理人からダガーを受け取り
いったん別れるポールだったが、嫌な予感がして駆け戻る。
しかし、もはや管理人はそこにはいなかった。

逃げ出すこともできない。地下に戻り棺桶状の仕掛けをもう
一度調べる。胸のところにスリットが開いている…ポールが
管理人からもらったダガーをスリットに差し込んで引くと、
扉が開いた。ただ、どこかで悲鳴が聞こえたような気がした…

扉の中は生贄の祭壇だった。そこに横たわるのは管理人。
胸は刃物で切り裂かれている。唯一の協力者の死。ダガーを
彼の胸に刺したのは…? 愕然とするポールの前に司教が
現れる。司教は、お前に何ができるというのか、とポールを嘲笑い、
手下をけしかけて自身は悠々と自分の仕事へと消える。

ポールは手下を倒し、司祭の後を追って今まで入れなかった
下り階段に飛び込む。さらなる地下、最奥には装飾を施した
ドアがあった。

邪悪な存在の予感を感じながらドアを開けるとそこは地下
大聖堂だった。この大ホールの周りにはキリスト教とは違う
異教の彫刻が描かれている。警戒しながら奥に進むポール。
そこに奥の床を破って巨大な怪物、グレーターガーディアンが
現れる。

ポールはもはや恐怖に震えるだけだ。司教はパイアスとしての
本性を表し、この虫けらは自分達で始末する、とガーディアン
に語りかける。

しかし、ガーディアンは恐怖におののく「虫けら」を一撃で血糊
にまで叩き潰し、自分はやりたいようにやる、と宣言するので
あった…

193 エターナルダークネス sage 2006/06/16(金) 19:35:17 ID:uHZRfq1B
選んだエンシャントによっては叩き潰す代わりに、頭部爆破
だったりしますが一撃死亡なのは変わらず。

ではまた。

194 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 20:57:37 ID:vHe039eA
皆さん乙です。

>>5のゴッドメディスンは済みのはず。

195 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 22:12:53 ID:3DTs6mQH
>>194
Part何の何レス目に書かれたかわかる?
わかるなら俺がまとめサイトにコピペするけど

196 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 22:20:50 ID:Z66njGk5
大神の人乙です。
アマテラスかっこよす

197 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/16(金) 22:49:49 ID:WvUyxQxC
大神&エターナルダークネスの人乙です

198 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 00:00:09 ID:+h0jmddd
「OZ」のクリア後にできる「ドロシーの大冒険」お願いします。

199 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 00:44:48 ID:ZVgpAwqz
未解決リスト更新しました。間違いがないかチェックよろしく

>>194
Part19にあったようなのでまとめサイトに入れといた。

200 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 02:52:40 ID:a6Q8fKJ6
>>199
いつも乙です

201 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 05:13:26 ID:TWb40Nem
ありがたや

202 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 07:39:31 ID:n0AxhPQF
>>198
おk。書いてくるからちょっと待ってて

203 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 09:59:14 ID:n0AxhPQF
OZの本ストーリー以外に、ある条件を満たせばできるステージがあって
その一つが「ドロシーの大冒険」という外伝
で、進行が童話調なので、イメージ崩さないようにあえて童話風に書く
ぬっちゃけパロディなわけだが、気長にお付き合いください

ではOZ「ドロシーの大冒険」をはじめます
登場人物の基本は>>88参照

204 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:00:15 ID:n0AxhPQF
むかしむかし…

ある村にとてもとても仲の良い兄妹が住んでいました。
妹の名はドロシー。兄の名はフィール。
二人は飼い猫のトトと一緒に慎ましくも幸せな日々を過していました。

そんなある日のこと、隣村までドロシーがトトと一緒にお使いに行こうとしていたとき、
突然東の空に大きな竜巻がすごい勢いでドロシーたちの方へ向かってきました。
迫る竜巻から妹を守るためフィールは身を挺して妹を庇い、竜巻に飲み込まれてしまいました。

竜巻はフィールを飲み込んだままに西の空のかなたに消えてしまいました。
残されたドロシーは出来事に呆然としたまま悲しみの涙に暮れるばかりでした。

「お兄ちゃんは私が危ない目に遭ってるとき、いつだって助けに来てくれた
だから今度は私がお兄ちゃんを助ける番なの!」
そう言うと、ドロシーはトトを連れて、竜巻が去っていった西へと向かっていきました。


【第1話】
ドロシーたちが村はずれに差し掛かったときです。
彼女の前にカカシ(アルミラ)が行く手をさえぎりました。
少し前からこの先の森に凶暴なライオンが住み着いて、村人を襲っているというのです。
どうして邪魔をするのだと言うトトへ、カカシは言います。
畑は耕す者があってこそ守る価値がある。その村人を危険に晒すわけにはいかない。

それでもお兄ちゃんを助けたいドロシーは、カカシに通してくれるように言いますが、
カカシは「私を倒すことができれば通るが良い」と言いました。
ドロシーは仕方なく、トトの助けを借りながらカカシと戦うことにしました。

カカシに勝つと、無事に帰る事を祈りながら道を譲ってくれました。
こうしてドロシーは村を出て、冒険へと旅立ちました。

205 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:01:08 ID:n0AxhPQF
【第2話】
ドロシーとトトは村はずれにある森の奥へと足を踏み入れました。
すると、突然近くの木の上から凶暴そうなライオン(レオン)が
雄たけびを上げながら飛び降りてきました。
ドロシーは一生懸命事情を説明して通してもらおうとすると、
ライオンは彼女が子供なので、相手にする事が面倒になりました。

ドロシーはここを通る大人の村人をライオンが襲うことは許さないと言うと、
ライオンは弱いヤツに指図は受けねぇ!と言います。
ドロシーはライオンを懲らしめました。
もう人を襲わないと約束し、ライオンは、竜巻が北の火山に向かったと教えてくれました。
でもそこは山賊が出るといいます。

希望と不安を胸に秘め、二人の旅は続きます。

206 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:01:54 ID:n0AxhPQF
【第3話】
火山地帯を奥へと進むと、少女(ジュジュ)が二人へ近づいてきました。
「ねえあんた!マッチ買わない?」と言いますが、
この暑さでは必要ありませんし、お金も持っていません。
トトは気の利かん低脳娘の押し売りにかまうほど暇ではないと突っぱねます。

「小遣い巻き上げるだけにしてやろうと思ったけど気が変わったわ!
たっぷり痛めつけて身包み剥がして溶岩池に叩き込んでやるっ!」
少女はキレてしまい、正体を現しました。彼女は山賊だったのです。

懲らしめると、山賊は母さんの薬が買えないと言いました。
ドロシーは彼女がかわいそうになり、ポケットの中のブローチを差し出しました。
それはドロシーの母の形見ですが、お金がないのでこれを薬代の足しにしてと言いました。
少女はそれを受け取れないと言います。
山賊家業はもうやめ、地道に働くと決め、竜巻が南の遺跡へ向かったと教えてくれました。
でもそこには知り合いに化けて旅人を襲うお化けが出るといいます。

少女は家に帰って宝くじ買いに行こうと言い、その場を去っていきました。
さて、次は二人にどんな運命が待ち受けているのでしょう。

207 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:03:01 ID:n0AxhPQF
【第4話】
遺跡にたどり着きました。
そこには体の透き通ったお化けがたくさんいますが、勇気を振り絞って奥へと進んでいきました。

すると、奥からドロシーを呼ぶ声が聞こえてきます。
お兄ちゃん?と声をかけると、声は「フィールだよー…」と帰ってきました。
声のするほうへと近づき、声の具合が良くないみたいだけど大丈夫?と言うと、
声は「風邪気味で…」と答えます。
ドロシーは「肩幅が広くなったね」というと、声は「成長期だから…」と答えます。
ドロシーは「どうしてそんなにお口が大きいの?」と聞くと
声の主は明るい所へ姿を表し、雄たけびをあげました。
その姿は狼(ガルム)でしたが、少女を騙し通すなんてできないといいました。
狼は、お腹が空いて仕方がないから俺に喰われてくれ!と言いますが、
当然そんなことはできません。訳の分からないまま狼を懲らしめました。

かわいそうになったドロシーは、お弁当のサンドイッチをあげました。
ひと心地ついた狼は、命の恩人に事情を話します。
別の森に住んでいた所を竜巻に攫われてここへ着いてしまった。
餓死寸前の所へ魔法使いと名乗る者が魔法の首輪を渡して
「人の心が読める首輪だ。遺跡に迷い込んだ人間を騙して餌にしろ」と。
そして「数日後に訪れるドロシーを仕留めろ」というと東の空へ去っていったといいます。

その魔法使いがフィールの居場所を知っている可能性が大きいと、
東にある魔法使いの居城へと向かいました。

208 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:03:59 ID:n0AxhPQF
【第5話】
魔法使いの居城へ着いたドロシーは、必ず3人で帰ると心に決め、
奥へと進んでいきました。

するとそこには魔法使(ヴィティス)いがいました。
あの竜巻は魔法使いが作ったもので、フィールの居場所も知っていると言います。
さらにはドロシーへフィールを返そうと言い、魔法使いが手を振ると、
二人のフィールに似ているがちょっと違う人影が現れました。
魔法使いは「強化型フィールか量産型フィール、どちらも本物に負けない一品だ
好きな方を選びたまえ」と言いますが、ドロシーは本物を返してと言うと、
両方あげようと言われ、ついに怒りが爆発しました。

魔法使いを懲らしめると、我に返ったように魔法使いは言いました。
「邪心の呪縛を解いてくれたのは君か」
古代の魔道書に封印された邪神に意識を乗っ取られ、
完全な復活のために心の澄んだ若い人間の肉体を手に入れろと命令されたのです。
邪神の復活を阻止できなければ世界が滅びてしまいます。
兄を助けるためにも、邪神を阻止するためにも、この城の最上階「儀式の間」へと駆け出しました。

209 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:04:50 ID:n0AxhPQF
【第6話】
(長くなったので2レス分割。許せ。)

長い螺旋階段をやっとの思いで上りきると、異様な雰囲気を漂わせる、
城の儀式の間へたどり着きました。
そこにはぼんやりと佇むフィールがいましたが、少し様子が変です。
既に邪神に乗っ取られていたのでした。
この世の滅亡を阻止するためとはいえ、兄を倒すなんてできません。
そのときでした。邪神の中に微かに残るフィールの意識が
邪神を抑えられる今のうちに倒せと答えたのです。
ドロシーや世界の人々を救うためならぼくの命なんて取るに足らないからと。
邪神の声が戻って来ましたが、兄の託してくれた思いは無駄にしないと戦いに挑みました。

断末魔を残し、邪神は消え去り、世界の滅亡は防がれましたが、
犠牲はとても大きいものとなってしまいました。
フィールは最期にトトへドロシーを託し、思い残すことはないとドロシーの腕の中で息を引き取りました。

泣き叫ぶドロシーの頭上に眩い光がはじけ、一人の人影が現れました。
神がこの世に使わした御使い(カイン)でした。
望みを叶えてあげましょうと言うので、ドロシーは迷うことなくフィールの復活と言いましたが、
死者を蘇生するには、代わりとなる命が必要だと言います。
ドロシーは自分の命を差し出すといいますが、三人で村へ帰ることはできなくなってしまいます。

210 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:05:47 ID:n0AxhPQF
そのとき、下の階層に居た魔法使いがやってきて、
「今こそ借りを返そう。私の命を与えるがいい」と言います。
すると別の二人の声がやってきました。
ライオンとカカシです。ドロシーの力になる為に来たと言いました。
さらに山賊の少女もやってきました。
宝くじが当たったから、薬も買えたしお礼しに来たと言いました。
狼もやってきて、命の恩人の助けになることこそが第一だと心の声が命じたと言いました。
みんな命を捨てる覚悟はできていると言いますが、そんなことはさせられません。

すると、御使いは「全員の心を一つに合わせる事ができれば、
全員から少しずつ命をもらいうけ、一人分の命に代られる」と言うので、
みんなは目を閉じ、祈りを捧げました。
奇跡は起こりました。
フィールが目を覚ましたのです。
広間にはみんなの歓声と感極まったドロシーの泣き声が響き渡りました。

そして家に戻った三人は、それからも末永く暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。

……



「…というお話なんだけどどうかな?」
ドロシーがトトに語ると、トトは素晴らしい文才だと褒め称えた。
するとフィールのご飯ができたとの声が聞こえ、食卓へ向かう。
そこにはアルミラ、レオンも同席しており、
ドロシーがお話を後で見せてあげると言うと、一同は楽しみだと言い、
笑い声がその場に響いた…。

211 OZ「ドロシーの大冒険」 sage 2006/06/17(土) 10:06:59 ID:n0AxhPQF
  -- 短くまとめると --
竜巻に攫われた兄を追っているうちに
邪神復活を知って居城最上部へとたどり着くと、
兄に取り付いていたので、ぬっ殺し、みんなの協力で兄復活万歳!

ドロシーの書いたお話だったというオチですが、
あまりにもいろんな童話が混ざってるわけです

これでいいのかドロシー…

以上。要約すれば短いのが長くなって正直スマンカッタ
童話風になってるのか怪しいが
OZ「ドロシーの大冒険」ですた

212 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 11:07:54 ID:+h0jmddd
OZの人乙です!こんなに早く書いてくれて本当にありがとう!
このスレでおもしろそうなのでOZ買ったのだけど
ドロシーの6話でボスが倒せない・・・
しかもドロシーにトト着ぐるみコスプレさせてしまったので、
色がみ〜んな赤い色になって混戦になると自分が分からん!
心が折れそうでしたが、もうちょっとがんばってみるよ。


213 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/17(土) 18:01:22 ID:3BRKr+EA
OZ「ドロシーの大冒険」の人乙です

214 エターナルダークネス sage 2006/06/17(土) 20:47:13 ID:4kIqcp8v
「88のキー」の謎を解け、というエドワードからのノートが
書にはさまっていた。88…ダイニングのピアノのことだ、
と理解したアレックスはポールの記憶の曲を弾いて次の
ページを見つけ出した。

八人目 ロベルト・ビアンキ 西暦1460年 ペルシャ

ロベルトはルネッサンス時代のベネチア出身の建築家。イン
スピレーションを得るため中東を旅行していたところ、ペルシャの
時の支配者であった仮面の将軍に捕らえられてしまう。そして、
建築家としての技術に目をつけられ、将軍を称えるモニュメント
の建築を命じられた。

モニュメントの土台が不安定ということで調査のためにロベルト
は地下…パイアスとカリムが訪れた「禁断の都市」へと下ろされる。
調査を無事終えない限り引き上げてもらえないようだ。

ロベルトは途中でゾンビ、そして作業人に取り付いたボーン
シーフなどと戦いながら各部屋を回って強度調査を行う。

その中の一室に入ったところでロベルトは突然幽霊の男に
「選ばれし者以外は立ち去れ!」といわれた上に斬り付けられる。
が、ロベルトは無傷だった。このことに幽霊の男…カリムは驚き、
喜ぶ。とうとう選ばれし者が現れた。カリムの犠牲は無駄では
なかったのだ。

カリムはロベルトに秘宝を託しチャンドラの霊と共に成仏した。
ロベルトはまだその真の意味がわからないが、ひとまず大切な
ものらしいので秘宝に布を巻いて懐に隠すことにした。

ロベルトは調査を終えて迷宮の入り口に戻った。そこに仮面
の将軍が現れる。ロベルトは迷宮には怪物がいっぱいで、
そこにモニュメントを立てるのは正気の沙汰ではないと主張
したが、将軍はあそこでなければならないと一蹴する。そして、
理解するには自分の目で見るのがよい、とロベルトを引っ立てる。

モニュメント建築の足場の上から、将軍は次々と民衆を内部
へと投げ落とす。そしてロベルトの番がやってきた。将軍は
ロベルトに建築家としての最後の大仕事を与えた。モニュメント
を支える土台となれ、と。逆さまに落ちていくロベルト。

…そしていけにえの柱が完成した。生きた人間が積み重なった
ままセメントで固められた苦しみの塔。その土台には目を
見開いたまま生き埋めとなったロベルトの姿が浮き上がっていた。

215 エターナルダークネス sage 2006/06/17(土) 20:53:36 ID:4kIqcp8v
*補足*

いうまでもなく仮面の将軍=パイアス。

章の間にあるエンシャント&パイアスの交信シーンを
抜いてるのでパイアスの行動の意図がわかりにくいかも
しれない、とふと思ってみる…

エンシャントは異世界に封印されていて直接力を出せない。
召喚できるのは「星々が列をなす時」のみ。

パイアスはエンシャントを現世に召喚するために世界中で
邪魔者を殺したり、いけにえの柱建てたりしながら準備してます。

216 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/18(日) 00:36:13 ID:r+ilslHY
パイアスさん大活躍っすね!

217 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/18(日) 02:12:37 ID:WFlnc1Rf
エターナルダークネスの人乙です

218 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/19(月) 14:39:50 ID:Y3QPJNHl
キチガどもがウザイな

219 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/19(月) 14:40:39 ID:Y3QPJNHl
しかもスレ違いを正当化して馴れ合い

220 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/19(月) 19:02:11 ID:pImpNNw/
「GUNGRAVE」と「GUNGRAVE O.D.」を教えてください。

221 エターナルダークネス sage 2006/06/19(月) 19:37:19 ID:W9XSu5Ty
ロベルトの章を読み終えて顔を上げると、書斎の隅、いけにえの
塔の絵の前に土が落ちてきている。そこを調べると次のページが
見つかった。ロベルトの霊の導きかもしれない。

九人目 ピーター・ジェイコブズ 西暦1916年 フランス、アミアン地方

ピーター・ジェイコブズはイギリスの従軍記者。第一次大戦の
激戦として知られるソンムの戦いの取材のためアミアン地方を
訪れた。今は野戦病院となっているウーブリエ大聖堂でレポート
を書いている。

その横で一人の病人が兵士によって聖堂の奥に連れ去られて
いった。ピーターはこの野戦病院はなにかおかしい、と気づきだす。
誰一人退院した者の話は聞かない。そして負傷した兵士達は
朝になると忽然とベッドから姿を消している。病院で見つけた
兵士の手紙には夜になると何者かが病人を連れ去り、彼らは
二度と戻ってこないという話も書いてある。

ピーターが聖堂の小部屋を調べていると教会が突然停電して
しまう。そしてそこから出ると教会は怪物に襲われていた。看護婦
も病人もボーンシーフに乗っ取られ襲い掛かってくる。なんとか
彼らを撃退するピーターだったが、まず停電を直す必要がありそうだ。

地下の発電機に行くが、ヒューズが足りない。そこで自分の
もっていた幸運のコイン「ラッキーペニー」を挟み込んでなんとか
復旧させる。そしてボイラーも再起動して停電を直すことができた。

メインの聖堂に戻ると、壁に魔法の文様があることがわかった。
その壁に隠されたドアを魔法で見つけ、聖堂の地下に降りる。

聖堂の地下の最奥。かつてのポールと同じ道を通り、ピーターは
地下大聖堂にたどり着く。そこに再び床を破ってグレーター
ガーディアンが現れる。そう、病人達はグレーターガーディアンの
餌になっていたのだ。

何も出来ず殺されたポールの末路を思い出したピーターは
せめてもの抵抗をする。

銃を撃つが効いている様子はない。他に使えるものは…
光弾を出す、舌を出すといった攻撃の合間にグレーター
ガーディアンが力を溜めているのを見たピーターはその隙に
マジカルアタック…他のエンシャントの力を使った攻撃魔法
を撃ち込む。

大量のゾンビの召喚そして近接攻撃を乗り越え、ピーターは
マジカルアタックを続けた。とうとうグレーターガーディアンは
力尽き、地中へと逃げていった。

ピーターは地下聖堂の奥にグレーターガーディアンが守り
続けてきた秘宝を手に入れた…

そして69年後。老ピーターはこの手の物の専門家である
エドワード・ロイヴァスに相談を持ちかけていた。ピーターは
「秘宝」の呼びかけによって不眠症になり、どうしたものかと
困っていたのだ。そして興味があるというエドワードにこの
「秘宝」を譲り渡すのであった。

222 ガングレ sage 2006/06/19(月) 20:10:03 ID:0mWCVLAp
マフィアのブランドン・ヒートは親友ハリーからボスを倒してのし上がろうと言われるが
断ったので殺される。ン年後、ダチはマフィアのボスになる。
元ボスの娘ミカはネクロライズによって蘇ったブランドンことグレイブと共に
マフィアを壊滅させる。幹部は謎の技術シードの力で異形の力を手に入れている。
途中で博士が死んだりしながら本拠地へ、最上階にいたボスを倒すと
ハリーがでてきて今自分の手でお前は元ボスを殺したんだと言われる。
幹部は全員シード化しているのに自分だけ人間のハリーを殺しミカと2人旅立つ。
(アニメはまったくの別物で「お前を殺せるわけないじゃないか」「すまない…ブランドン」完)

223 ガングレOD sage 2006/06/19(月) 20:26:01 ID:0mWCVLAp
前作から3年後が舞台、マフィア「ミレニアム」と共に滅んだはずのシードが
復活を始める。ビヨンド・ザ・グレイヴの身体を維持・保管をしながら隠遁生活を
送っていた浅葱ミカは記憶喪失の天才少年スパイク・ヒュービーと共に戦うが
敵に追い詰められる。復活したグレイヴは新たなる敵コルネシオファミリーと戦う。

敵と戦う中、盲目の剣士屍十二と幽霊ロケットビリー・レッドキャでラックと共闘することに
人外の力を持つ彼らはコルネシオを追い詰めるが、養子ガリーノに捨て駒にされる。
別働隊に襲撃され瀕死の重傷を負ったミカにスパイクはシードを移植し姿を消す。
蘇ったミレニアム幹部やハリーの恋人シェリー他もろもろを倒し進むと
謎の古代遺跡に。スパイクはガリーノのクローンで復讐しようとしていた。
だがスパイクの5感はガリーノに筒抜けだったとか言われ殺される。
宇宙人と交信しシードをばら撒く代わりに超パワーを手に入れたガリーノを前に
覚醒する3人。合体攻撃でガリーノを倒す。
ガリーノは何でかシードの中和剤をくれる。いつでも呼べと去っていく屍とビリー
スパイクの墓を背にミカとグレイブは去っていく。

224 220 sage 2006/06/19(月) 21:54:33 ID:LQ01zYIx
はやっ。
ありがとうございました!

225 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 09:57:13 ID:SeCaRzc7
ガングレイブ勝手に補足駄目だったら無視してください

ネクロライズ 死人兵士に変える技術
シード  人を化け物に変える麻薬だと思ったら正体は寄生型宇宙生物

どちらもかつて飛来した宇宙船から手に入った技術

無印のラスボスはシードを打たれ化け物になった元ボス

屍はネクロライズされたところをシードを打たれている。その微妙なバランスで正気を保っている。
やったのはO・Dのラスボス
で屍は両作に出ているグレイブの元弟分の実弟だったりする。

226 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 13:50:32 ID:Bun/uS+B
あーやっぱりあのグラサンの身内か…

227 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 19:46:13 ID:SCx3qWWS
まとめwikiの中のテイルズ・オブ・ジ・アビスを見て思ったのだが、ストーリーが大幅にショートカットされてるのは仕様ですか?

228 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 20:10:06 ID:qR/7G46f
>>227
>>85-87

229 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 20:13:31 ID:JjFZ+SbL
あと>>90も参照ね。

230 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 20:14:49 ID:JjFZ+SbL
プレイステーションの「リングオブサイアス」のストーリーを詳しくお願いします。

231 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/20(火) 23:26:08 ID:SCx3qWWS
>>228 >>229
ぐはっスレ内全部見るの忘れてたってオレ何してんだorz
了解。これ修正しても需要無いかな?あったらチャレンジしてもいいかもしれぬ

232 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 03:33:48 ID:BKuRzOoE
N3とか誰かやってくれないものか・・・

233 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 07:46:06 ID:tHOndkHT
>>231
ちゃんと>>87読んだ?ウザ

234 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 09:15:05 ID:Hr+bczxN
>ジアビス
要するにマンガのストーリースレにおけるHoney Rose事件と
似た様な事が起こった、というワケか。

235 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 09:53:57 ID:4+kti4gU
>>231
頼む、気になるし。

236 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 19:38:04 ID:FpZbZmMK
アビスをNGワードにしてすっきり

237 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 22:11:37 ID:i0iYQY8Q
>>236
そんなことをしたら、テイルズ オブ ジ アビスのストーリーを求められなくなる

238 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 22:30:43 ID:3fnta1J5
テイルズ信者もテイルズアンチもうざいですぅ〜☆
うpして欲しい人が居るならするべきだろう

239 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/21(水) 22:51:15 ID:gi4S5rSq
NGワードは、個人がブラウザで設定するだけだろ?
テイルズがうざい人はNGワードに設定すればいいし、
読みたい人はしなければいいだけ。

当方、続きアップを希望なり。


240 231 sage 2006/06/22(木) 01:35:37 ID:wOk8OjEA
ん〜賛否両論ですな・・・。個人的にはそのショートカット部分ってのはストーリーの中でも結構濃いと思ったので需要あるかと思って・・・
とりあえず幾人かの人から需要あるみたいなので執筆予約いれときます。まぁ休日に時間あったらやるかもって程度なのであんまり期待はなさらないでください

241 エターナルダークネス sage 2006/06/22(木) 01:43:09 ID:uFVxDtyt
書斎を出るアレックスの前にメイドの幽霊が現れ、地下室の
鍵を残して消えた。

鍵を使って地下室に降りると金庫、そして壊れたブレイカーがある。
ひとまずピーターの思い出の品であるラッキーペニーをつかって
修理すると、2階の一室の電気が戻ったようだ。その部屋で
アレックスはとうとう自分の祖父のページを見つけ出すことが
できたのだった。

十人目 エドワード・ロイヴァス 西暦1952年 アメリカ・ロードアイランド

ロイヴァス家の人間は波乱に満ちた運命を辿っている。
魔女裁判で処刑された者たちや、発狂して投獄された者たち…
…若きエドワードは精神科医として、自分の家系の謎を解き
明かそうと考えていた。

図書室で本を探すエドワードの前に、なんと先祖の霊…マックス
の霊が現れた。志を果たすことができずに幽閉されて死んだ
無念でこの姿になったようだ。マックスはまず図書室の時計を
3時33分にセットするように指示をする。

エドワードはなぜかなくなっていた時計の長針と短針を
見つけ出し、時計を3時33分に合わせる。すると秘密の書斎への
通路が開いた。再び現れたマックスの霊は、この書斎のものは
なんでも使ってよい、そして闇の勢力を滅せよ、とエドワードに
希望を託して消えた。

書斎から出たエドワードが見たものはメイドに襲い掛かる
吸血鬼だった。吸血鬼はメイドの血をバキュームのように
吸いだして殺した。殺されたメイドはゾンビのようにこちらに
攻撃してくる。仕方なくエドワードはメイドを殺すことになった。

屋敷中を姿を消して闊歩し、使用人、メイドを襲う吸血鬼。
エドワードはその度になんとか追いついて傷を与えて追い返す。
とうとう吸血鬼は地下室に逃げ込んだ。

エドワードが地下室にいくと、そこには吸血鬼に力を与えている
石碑があった。まず石碑を攻撃して壊し、そしてエドワードは
吸血鬼に止めをさすことができた。

242 エターナルダークネス sage 2006/06/22(木) 01:44:22 ID:uFVxDtyt
ひとまず屋敷の安全は確保できたが、仕事はこれからだ。
エドワードは地下室からさらに降りて、マックスの伝えた
死の都、エンガを目指す。

エンガの門をぬけ、中心部らしきところには巨大な魔法装置が
あった。周辺の塔で一つずつルーンを設定することで
すさまじい威力の魔法をかけることができそうだ。エドワードは
マックスの遺志…闇の勢力の一掃にこの装置を利用できると
気づいた。

エドワードは各塔に一つずつルーンを設定する。「場」のルーン、
「消去」のルーン、この都市にはびこるエンシャントに打ち勝つ
別のエンシャントのルーン、そして増幅するそして「力」のルーン群。
そして魔法発動までの間にエンガから脱出する。

9つのルーンによって解呪の大魔法が発動した。エンガを見下ろす
階段の踊り場から、エドワードは中央から発せられた光が
この都市に住まう闇の下僕たちをなぎ払うのを見た。ひとまず
闇の勢力に一矢を報いることができたのだ。

…そして48年後。2000年のある日の午前3時。読書している
エドワードの背後にエンシャントの怪物が現れる。エドワードは
振り向かない。エドワードの頭に向かって怪物がその口を開けて
振りかぶり……

243 エターナルダークネス sage 2006/06/22(木) 01:49:35 ID:uFVxDtyt
*補足*
この世界の吸血鬼は首に噛み付いたりしないで、遠隔で
血を吸いだします。ケイン・ザ・バンパイアと同じ、といって
分かる人は少ないだろうけど…

…後二人。

244 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/22(木) 03:44:50 ID:tMwLKNV4
影牢2のストーリーをお願いします

245 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/22(木) 07:29:04 ID:E8j4C3vC
エターナルダークネスの人乙です
wktk

246 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/22(木) 16:24:48 ID:FEx/e5dx
さっそくVP2を頼む

247 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/23(金) 12:04:35 ID:+brCKDib
wikiなんだが、他板のスレに書き込まれたのも追加されてたりするが
そこらへんもカバーすんの?
個人的には、専用まとめサイトないスレなら、一緒にしちゃった方がいいとは思うけど

248 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/23(金) 23:41:35 ID:fEQw5xz0
jrjtkklffv977

249 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/24(土) 02:47:31 ID:LA1zg3fi
wikiが見れない(404存在しないといわれる)んだが、それは自分だけ?

250 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/24(土) 07:51:38 ID:i51/qyNC
俺もだけど
未解決一覧からは入れた

PCゲーですがアークトゥルスお願いします
なかなかエグイらしくて気になってます

251 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/24(土) 07:55:56 ID:i51/qyNC
って未解決一覧にあるじゃーん
何しに見に行ったのか…

252 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/24(土) 13:39:39 ID:HfbfKQ/b
>>249
>>46-47>>159-160

253 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/24(土) 13:44:14 ID:HfbfKQ/b
携帯アプリの「ふしぎの海のナディア」をお願いします。

254 エターナルダークネス sage 2006/06/25(日) 21:29:14 ID:Hubem4St
祖父エドワードを殺したのはエンシャントの手先。死の真実を
解き明かすことはできた。だが、どう戦えばよいのだろう?

アレックスは書のページに挟まっていたエドワードのノートに
従って、地下室に向かう。ワイン樽によいものがある、という
指示に従って探すと、そこにはつるはしがあった。

つるはし…2階の廊下に、壁紙の様子がおかしいところがあった。
もしかしてそこに何かが隠されている?

アレックスはつるはしをつかって壁を壊し、塗りこめられ、封印
された部屋に足を踏み入れる。その瞬間マックスの記憶が
フラッシュバックした。

夜。4人の使用人達は何も知らず、いや、知らないふりをして
ベッドで寝ている。だが私にはわかる。あの忌々しい怪物が
潜んでいるのが…

銃を取り出し頭を狙い、撃つ。枕から衝撃で羽根が舞い上がる。
まず1人。二挺拳銃に弾は一発ずつ。次の使用人も、撃つ。
即死だ。銃の代わりにサーベルを取り出す。相手はまだ起き
ぬけだ。3人目をなぎ払う。舞い上がる羽根の中マックスの
サーベルはよろよろと起き上がった4人目の胸を貫いた…

…アレックスはなぜマックスが狂人として幽閉されたのか
理解した。使用人達にエンシャントの手先であるボーンシーフ
がまぎれていると疑心暗鬼にかられたマックスは使用人を
皆殺しにしたのだ。

このかつての使用人の寝室の中央には何かを燃やした跡が
あった。灰の中には三人分の人骨が見える。四人のうち一人
だけがボーンシーフだったのだろうか?そこにはさらにマックスの
ものと思われる聴診器が残っていた。

封印された部屋をでると、今まで安全だった屋敷の中にまで
ゾンビが現れるようになっていた。時間がない。アレックスは
聴診器を持ち地下の空かない金庫に向かう。

古い金庫に聴診器を当て、注意深くダイヤルを回す。カチリ。
音を頼りにダイヤルの回す方向を変える。

アレックスは金庫を開けることができた。そこにはピーターから
エドワードが受け取った秘宝、エドワードからの長い手紙そして
最後のページが残されていた。

255 エターナルダークネス sage 2006/06/25(日) 21:32:27 ID:Hubem4St
十一人目 マイケル・エドワーズ 西暦1991年 中東

カナダ人の消防士であるマイケルは湾岸戦争の余波の
油田火災の鎮火のために派遣された。爆風で鎮火させる
ためにチームでニトログリセリン、ダイナマイトをセットする。

ここまではいつも通りだった。だが、急激に地面からの圧力
が増加する。慌ててチームを撤退させようとしたが間にあわない!
マイケルと仲間達は爆風に呑みこまれた…

どのくらい時間がたったのか、マイケルは目を覚ます。自分は
無傷のようだ。マイケルは仲間の名前を呼び、見回す。しかし
そこにあったのは死体となった他の仲間達だった。

マイケルは自分は地下の遺跡らしき場所に落ちてしまったと
気づく。目の前には奇妙な建造物…生き埋めになった人間が
浮き上がる塔がある。そのおぞましさに戦慄するマイケルの
前に霊が現れる。ロベルトだ。

ロベルトは自分がカリムから預かった秘宝をマイケルに渡し、
人類を救うためにこれを「光の集まる場所」…エンガの遺跡…に
持って行くように頼む。マイケルは秘宝を守ることにした。

が、まずその前にこの遺跡から脱出する必要がある。塔の近く
に倒れていた兵士の死体からOICWを含む装備を取り、怪物の
巣窟である禁断の迷宮に突っ込む。

出口は分からないが、迷宮の奥で、兵士の死体からC4と起爆
装置を回収することができた。

探索の中「壊せ…」「壊せ…」と、この迷宮を破壊するように
告げる声を聞くマイケル。その言葉の通り、マイケルは手に入れた
C4と起爆装置を組み立て、とびっきりの魔法を付加し、特製
爆弾を作り上げて迷宮に仕掛けるのだった。

崩壊のカウントダウンの中マイケルは無事脱出した。そして
禁断の迷宮はそこに住まう怪物共々粉々になった。

…数年後。マイケルはエドワードを呼び出した。マイケルは
「自分は居場所を知られ、長くはない」とエドワードに告げる。
そしてエドワードに包みを渡し、最後の役目を果たすために
夜の闇に消えるのだった。

256 テイルズ・オブ・ジ・アビス sage 2006/06/26(月) 15:13:34 ID:IVd82VWg
まとめwikiの「ティアとルークには、非常事態になった場合の覚悟をしておいてほしい、と。」
と「預言書に捕らわれていては人間は駄目になる、予言をぶち壊すためには」の間の部分が
例のショートカット部分です。
なお、ゲーム内のあらすじを見ながらのためセリフなどはない可能性が高いですがご了承を

翌朝、病弱なイオンを残しルーク達一行はオールドラント最北端のアブソーブゲートへ向かう。
アブソーブゲート内は複雑な仕掛けなどがあり、一時的に全員散り散りになることも
あったがなんとか合流する。
そこでジェイドから、もう外殻大地は限界に近く多少強引になるがラジエイトゲートを
起動させないまま外殻大地を降下させるということを伝えられる。必ず成功するわけで
はないがラジエイトゲートまで行く暇も無い。そしてこの作業が出来るのは超振動を
持つもの、つまりルークかアッシュのみだ。

そして、ルーク達はヴァンのいる最深部へ突入する

アブソーブゲート最深部、そこにヴァンはいた

ヴァン曰く、世界は預言中毒になっている。それを改善するためにレプリカ世界
という劇薬が必要だと。
もちろんルーク達がその考えに納得するわけは無い。人類は預言を捨てることが
できると信じている。
こうしてルーク達 vs ヴァンの戦いは始まった。
苦闘の末、なんとかヴァンを倒すルーク達。ヴァンは最後、
自身が愛用する剣を地面に突き刺し、そして地殻へと自ら落ちていく。

257 テイルズ・オブ・ジ・アビス sage 2006/06/26(月) 15:16:20 ID:IVd82VWg
ヴァンを倒した一行。だが、その感傷に浸ってる時間は無い。
兄を倒したことにやはり傷ついてるティアを励ますかのように肩に手を置いてから
その場をあとにするルーク。

次にルーク達はアブソーブゲートから外殻大地を降下させる作業に入った。
しかし、やはりラジエイトゲートが起動してないためうまくいかない。
ダメかと思われたそのとき、ラジエイトゲートのほうから別の超振動が流れてきた。
そう、アッシュがラジエイトゲートを起動させてくれたのだ。
これで無事障気を地中に封印しながら外殻大地は降下された。

そのとき、ルークへローレライの声が届く。
「ルーク! 鍵を送る! その鍵で私を解放して欲しい!
栄光を掴む者・・・・・・私を捕らえようと・・・・・・私を・・・・・・」
しかし、ルークはさっぱり意味がわからなかった。
とりあえず今のルークは被験者の世界は守られオールドラントも元に戻ったからもう
いいんだと思い、その言葉はスルーした

今日はこの辺で。まだまだ全然続きます
遅筆なのに自分でも細かく書きすぎな希ガス

258 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/26(月) 16:10:51 ID:HGW/IWje
エタダク、テイアビ乙です。

259 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/26(月) 17:31:52 ID:HGW/IWje
昨日から今日にかけて旧まとめサイトから
現まとめWikiへの移行作業を大量にしてくれた方(方々?)、お疲れ様です。

あとは管理人さんが旧まとめサイトへの収録をやめたPart20スレ以降のレスのWikiへの収録作業っすね。
収録作業をしてくれる人はこのスレに「Part○○の○○収録したよ」と書くと
引き継ぐ人が自分はどこからやればいいのかわかりやすくて助かると思う。

260 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/26(月) 20:29:21 ID:hGbsDcxi
微力ながら収録に協力しよう。
と、思って「た行」に転生學園幻蒼録のリンク作って、
そこでちょっと催してトイレに行ってたら、
その間に誰かが電光石火で編集終わらせてた。ビビタ

261 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/26(月) 20:59:15 ID:aOHi3+W5
一通り旧まとめサイト→wikiへの移行はやった。と思う。
part20までのも収録した。と思う。
抜けてるのがあったら修正ヨロ。(´・ω・`)

>>260
驚かせてしまったみたいでスマンカッタ・・・。

262 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/26(月) 21:09:09 ID:afPENH8l


前から気になってたけど、なんかリクも解決もされてないのに
タイトルだけ追加されたりしてるね…
黙って追加しないで、せめて依頼してくれればいいのに。

263 261 sage 2006/06/26(月) 23:46:49 ID:aOHi3+W5
part21まで収集完了。
たぶん。


264 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/27(火) 00:30:48 ID:RpdJugTk
乙です。

265 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/27(火) 12:44:02 ID:DuJL+Q4o
この流れで言うのもなんですが
>>118の遠藤スレって何処?検索に引っ掛からない…

266 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/27(火) 14:22:46 ID:iWYcAzLF
>>265
ttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gal/1135176779/l50
ギャルゲ板で「遠藤」をキーワードに検索したら一発だったぞ。

267 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/27(火) 14:38:03 ID:DuJL+Q4o
どうもありがとうです。
多分ワード間違えたかなんかでしょうが手間かけてすんません…

268 261 sage 2006/06/27(火) 21:48:02 ID:33Mfmmrx
part22までおわり。
おそらく。


269 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/27(火) 22:51:00 ID:RpdJugTk
>>268
もうなんていうか禿乙です。

270 ぼくなつ2 sage 2006/06/28(水) 05:21:58 ID:VXWyFNbo
8月3日
今日は虫を捕まえたり、じいちゃんの肩叩きをして過ごした。
夕食のとき、昨日のロケットの話が出た。
どうやらロケットの部品が見つからなくて、困っているらしい。

そういえばここの海ではクラゲを見かけないと話したら
おじちゃんが潮の関係であまりクラゲは出ないと教えてくれた。
クラゲは怖いけど、かわいいと思うのはボクだけ?
その夜クラゲの夢を見た。

8月4日
朝食後、光がアイスを買いに来た。
光はシゲルによくイジワルされるらしい。何故だろう?

今日は靖子姉ちゃんと富海を探検。
おみくじ地蔵や、お墓の3秒ルールを教えてもらった。
その後お姉ちゃんの幼馴染の家へ行った。
お姉ちゃんはひたすら嫌がってたけど、留守だったみたい。
その子とは歳が1つ離れてたから、お姉ちゃんが小学校に上がってからは
全然遊ばなくなっちゃったらしい。仲直りすればいいのに。

夜、診療所へホタルを見に行った。川の近くをホタルが何匹も舞っていた。

271 ぼくなつ2 sage 2006/06/28(水) 05:28:29 ID:VXWyFNbo
今日はこれだけ。遅筆ですみません。

明日、ぼくのなつやすみポータブルが発売されるんですけど
これは1にストーリー+キャラを追加したリメイク版なんですよね。
ぼくなつ2を書き終わったら、需要があるか分かりませんが
ポータブルの追加部分も書かせてもらおうかなーとか思ったり。

ということで、執筆ペース上げます。

272 エターナルダークネス sage 2006/06/28(水) 16:49:38 ID:dUhl2FvO
十二人目 アレックス・ロイヴァス 西暦2000年 アメリカ・ロードアイランド

星が配列をなし、時は来た。マイケルの章を読み終わった
アレックスはエドワードの手紙に目を通す。エドワードは
自分が殺されること、そしてその時は生き残った唯一の親族で
あるアレックスが呼ばれることを知っていて手紙を残していたのだ。

エドワードはパイアスの計画進行を遅らせるよう努力したが、
エンシャントの召喚は止められない。呼び出されたエンシャント
を打ち破るには、こちらも対抗するエンシャントを召喚する
しかない。アレックスの魔法の力はパイアスには敵わない。
しかし、エンシャントの秘宝を3つ集め、その力をかりれば召喚も
可能になるだろう、と…

…手紙を読んだアレックスは考える。リンゼイが見つけた
秘宝、ピーターが見つけた秘宝は手元にある。だが、マイケル
がエドワードに渡したはずの秘宝はどこに?

玄関ホールに戻ると突然チャイムがなり、誰かが急いで走る
足音が聞こえた。玄関には小包が置かれている。…中身は
マイケルの見つけた秘宝だった。マイケルだったのだろうか、
それとも…しかし、今はそれを突き止める場合ではない。

アレックスは時がくるまでエンガの遺跡への通路を封鎖する
ために用意された天文室のパズルを解く。星が配列をなす
この時にのみ光がさしこみ、鏡の反射を使って仕掛けを動かす
ことが可能になるのだった。

3つの秘宝を手にアレックスはかつてのマックス、エドワードの
ようにエンガの遺跡に下りる。

エドワードが魔法をかけるのに使ったパワーサークルは荒廃
して、力を失っていた。アレックスは台座を修理し、3つの秘宝を
その上に置くことで、再びパワーサークルを起動する。

エドワードの足跡をたどるように9つの塔にルーンをセットする。
今回はエンシャントの召喚…敵のルーン、そして召喚のルーンを
選んでいく。

9つのルーンを設定し、魔法発動の準備が整った。アレックス
は遺跡の中央のワープサークルが招くように光っていることに
気がつく。その先に何がいるかはわかっている。

…アレックスはワープサークルに飛び込んだ。

273 エターナルダークネス sage 2006/06/28(水) 16:54:42 ID:dUhl2FvO
アレックスとパイアスはついに対面し、最後の対決が始まる。

まずパイアスが魔力を解放し、崇めるエンシャントを召喚する。
開いたゲートからエンシャントが現世に顕現する。

そこにアレックスの召喚魔法が発動し、もう一体のエンシャント
が召喚され、2体のエンシャントの戦いが宇宙で始まる。

地上ではアレックスとパイアスの戦いがはじまった。アレックス
が魔力を込めた武器でパイアスを攻撃すると、隠されていた
パイアスのエンシャントの秘宝が姿を現す。どうやらこの秘宝
からパイアスは力を受けているようだ。

アレックスが秘宝を攻撃していくと、闇との戦いに命を捧げた
選ばれし者の魂が再び呼び起こされる。エリア、アンソニー、
カリム、マックス、ポール、ロベルト…彼らの霊も共に秘宝を
攻撃し、秘宝はとうとう砕け散った。

残るはパイアスのみ。アレックスはもはや秘宝によるバリアも
持たないパイアスを剣と銃で追い詰める。

倒れるパイアスを見下ろすアレックス。「闇は滅びぬ」と言う
パイアスの杖を拾い、情け容赦なく腹に串刺しにする。魔力も
尽き、干からびた屍となりパイアスはついに滅びた。

一方宇宙ではアレックスの召喚したエンシャントがパイアスの
召喚したエンシャントを完全に打ち破った。

…これで世界は平和に…とはならない。空を見上げ自分が
召喚したエンシャントを見たアレックスの脳裏に未来のビジョン
が浮かぶ。それはアレックスの呼び出したエンシャントが
人類を滅ぼす様子だった。怪物が闊歩し、世界は血塗られ、
人間はオブジェのように吊るされる…

自分のしてしまったことの意味を知って動揺するアレックス
の元にエドワードの幽霊が助けに現れる。まだできることが
ある、とルーンの塔の一つへ向かう。

そこにあるルーンは「召喚」。これがエンシャントをこの世界
に呼び出した。エドワードはこのルーンを変えることを指示する。
アレックスは「召喚」のルーンを「防御」のルーンに変更した。

再び魔法が発動する。敵…防御…現実世界にとって異物
であるエンシャントは再び別世界に追放された。

今度こそ終わった。エドワードの霊はアレックスの成長を
喜びつつ消えた。アレックスはエターナルダークネスの書
を見下ろし、今まで知ることがなかった世界、エンシャント
との戦い、現実の向こう側に思いを馳せるのであった。

こうして歴史の裏で2000年にわたって続いた闇との戦いは
終わった…

274 エターナルダークネス sage 2006/06/28(水) 17:01:12 ID:dUhl2FvO
十三人目

(こうしてアレックスの物語はひとまず幕を閉じた。だが、敵エン
シャントは3体。そう、後2体残っている。クリアデータをセーブし、
再び…

…パイアスが2体目のエンシャントを選び…アレックスが打ち倒す。
…最後の1体も逃げられはしない。12人によって滅ぼされる…)

この平行宇宙…無数の時軸と無限の可能性からなる流れの中、
力、魔力、精神の3体のエンシャントは全て消滅した。残るは
最強のエンシャント、マントロクのみ。

自身が封印されるという事実は変えることはできなかったが、
ロイヴァス家という手駒の働きによって残りの敵を同士討ちで
等しく滅ぼすことができた。

全てはマントロクの計画通り。それは今も地下に朽ち果て
ながら蠢いている。陰謀を重ねながら…

275 エターナルダークネス sage 2006/06/28(水) 17:05:31 ID:dUhl2FvO
というわけで結構時間がかかってしまいましたがエターナル
ダークネスおしまい。13人目は3周での真エンディングの話です。
人間など肉と骨の塊に過ぎないのです…

1レスまとめ。

太古の邪神と魔術書「エターナルダークネスの書」に選ばれた
人間達の戦いの物語。

ローマ時代から現在まで歴史の裏側で戦いは続く。選ばれし
人間は腐ったり、ミイラになったり、幽霊になったり、ミンチに
なったり、生き埋めにあったり、精神病院にいれられたりなど
惨い目に会いつつ、情報や重要アイテムをバケツリレーする。

結局邪神の召喚は止められなかったが、別の邪神をぶつける
力技で撃退することに成功。ひとまず闇の危機は去った…ように
思えた。

…しかし、全ては黒幕の『神』の計画で、選ばれし者もただの駒に
過ぎなかった。

276 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 17:40:34 ID:XnQvHP4x
エタダク乙です。面白かった。

277 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 18:52:27 ID:EsRp51He
エタダク乙です
最近GC全然活用してなかったので、エタダク借りて来て久しぶりに起動します
確かエタダクってゲージ減ると幻覚見えるんでしたっけ?

278 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 19:38:31 ID:uXpX+PVR
>>277
サニティゲージが減ると幻覚が見えることがあります。あとは
やってのお楽しみ。専用スレも家庭用ゲーム板にまだ
生き残ってるので気が向いたらどうぞ。

279 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 20:54:16 ID:EsRp51He
そういえばデビチル赤って未解決ですよね?
見たい人が居れば、テスト終わった後書こうと思うのですが・・・

280 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 21:39:51 ID:rjyFo/Jh
>>279
ぜひ。楽しみに待ってます

281 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 22:00:25 ID:EsRp51He
>>280
分かりました
もう一度プレイして、考査の終わった2・3週間後位にPCから一気に投下します
出来るだけ要約した方が良いですかね?

282 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/28(水) 22:32:27 ID:XnQvHP4x
なんか>>261の人ばっかり働かせてるようで悪いので、
このスレのを>>275まで収録作業してみました。
チェックよろ

283 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 01:40:51 ID:9AlK2fRX
フリーゲームの「洞窟物語」のストーリーを教えてください。

284 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 03:05:18 ID:bZ9RsksD
エタダクの人乙

マントロクは良い神様っぽく見えたのに
やっぱりこいつも邪神なのか

285 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 03:26:19 ID:ZXbmOVza
エターナルダークネスの人、お疲れ様。
お疲れ様といった後で質問して悪いんだけど、
13人目ってあるけど、最後のマントロクのエピソードは誰の視点で語られているの?

286 VP2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/29(木) 07:42:51 ID:GLMygmdX
主神オーディンに仕えるヴァルキリー、アーリィとレナス、シルメリア。
彼女らは一度に一人が存在し、残り2人は人間の中で眠りにつく。
ところがディパンの王女アリーシャに転生したシルメリアの意識が目覚める。
同時に2人のヴァルキリーが存在してはならないとオーディンはアーリィに命じ
シルメリアを天上界ヴァルハラへ連れ戻そうとする。

これに反発したシルメリアはディパンに戻り、王に神々と戦うよう進言に行く。
途中、旅人のルーファス、エインフェリアのディランを仲間にしディパンへ
するとそこでは禁忌の研究がされていた。王は自分の娘は死んだといい
三賢者に命じ捕らえようとする。そこを魔術師レナードに救われる。

アリーシャたちは秘宝ドラゴンオーブを手に入れることで、オーディンと
ディパン双方に先んじようとする。途中で仲間になる冒険者レオーネとアリューゼ。
でもレオーネの正体はアーリィだったのでドラゴンオーブが奪われる。

287 VP2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/29(木) 07:53:08 ID:GLMygmdX
急いでディパンに向かうが、既に神の軍勢によりディパンは滅んでいた。
目の前で処刑される王。アリューゼはアーリィのエインフェリアになり敵になる
母である王妃は自害、怒ったアリーシャはアーリィに戦いを挑む。
そこに不死者となった三賢者が「王呼の秘法」を使いヴァルキリーの魂を封印?しようとする。
ディランは不死者王ブラムスとしての正体を現し、シルメリアを救おうとするが
背後に女神フレイが現れブラムスを捕らえる。術が暴走し、残ったのはアリーシャと
ルーファスだけだった。

秘法ドラゴンオーブが奪われたことにより地上ミッドガルドは崩壊の危機。
天界に行くことにするが、ハーフエルフでオーディンのスペアの肉体だった
ルーファスはともかく人間のアリーシャは無理。
三賢者の使ったゾンビパウダーをつかって不死者となり魔物化する前に
ルーファスの肉体の時間を止める指輪をはめるという荒業で天界へ向かう。

288 VP2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/06/29(木) 08:07:51 ID:GLMygmdX
真正面からオーディンに挑んでも勝てないので、世界樹ユグドラシルの頂上で
神の英知を手に入れようとする。だが、その前にオーディンが立ちふさがる。
神の力に倒れる2人だが、レザードが現れオーディンを倒しグングニルを奪う。
実はシルメリアを封印したのはレザードだった。倒されたオーディンはルーファスの
肉体に転生するがさらわれる。魂だけになったルーファスはアリーシャの力で
エインフェリアになる。

オーディンを失い混乱する天界。アリーシャ達に前に現れたアーリィは共に
レザードを倒すため協力してくれることに。ブラムス救出、アリューゼも仲間に
神の力で創造された新世界に向かう。
途中で現れるレナス。彼女は未来から来た存在で、レザードもまた自分の世界から来たという
そしてレザードの時間改変によって未来世界も崩壊の危機にあると。
レナスを仲間に加え、シルメリアを救出。オーディンを取り込んだレザードと対決する。
しかし完成した「王呼の秘法」によりヴァルキリーは封印される。

レザードの目的はレナスと一つになることだった。
神となったレザードに対抗するため3人のヴァルキリーと融合したアリーシャ。
敗れたレザードは神とは思ったより万能ではなかったと負けを認め消滅。
限界を超えたアリーシャもまた消滅する。

残されたルーファスはグングニルを手に天界の安定を目指す。
アリューゼはドラゴンオーブの守護者となりミッドガルドに向かう。
新世界において不死者ではなくなったブラムスは崩壊する世界で眠りにつく。

最後、転生したと思われるアリーシャ似の少女とルーファスが出会い 完。
どうみても前作のストーリー台無しです。本当にあr

289 補足 ◆l1l6Ur354A 2006/06/29(木) 08:15:33 ID:GLMygmdX
ディパン王は「王呼の秘法」を完成させ、アリーシャを完全な人間にしようとしていた。
昔、賢王と呼ばれた人が無理やりエインフェリアとして徴兵されるなど恨みがあった。
ドラゴンオーブ他四宝は地上にないとバランスが崩れる。
前作で世界は滅びレナスにより再生されたが、レザードは四宝賢者の石を所持しており
たった一人生きのびた人間。
本来の歴史では城で戦ったときにブラムスはシルメリアを救出していた。
前作で過去に行った時、アリューゼともう一人女魔術師がいたはずなんだが出てこない。

290 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 08:49:02 ID:zC/uyOED
シルメリアがブラムスの身代わりになって結晶になる
賢者の石は四宝じゃない

291 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 09:01:01 ID:zC/uyOED
天界じゃなくて神界

今のディランはディランという青年の魂とブラムスの魂が融合した存在

王呼の秘法はオーディンしか使えないバルキリーを強制転生させる失伝魔法
転生先がないと魂の状態のままになってしまう



292 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 09:05:02 ID:Odl3ZaKz
VP2乙
レザードがラスボスかよ

293 エターナルダークネス sage 2006/06/29(木) 12:07:08 ID:oagQAlKC
>>284
他エンシャントとの戦いを助けてくれた、という面ではいい神とも
いえるんですが、結局マントロクも自分の都合と理屈で
動いてた、ということです…

>>285
ストーリー紹介ではふれてませんでしたが、ゲーム内では
殺されたエドワードが語り手として存在しています。既に死んで
いる彼の語る物語としてゲームは開始し、各章の始めにも
彼によるナレーションが入ります。

マントロクうんぬんは語り手のエドワードの声で語られます。
13人目のカッコ内部は私の解釈による追加説明(ゲーム
内では明言されない)で、ゲームの副題である「招かれた13人」
の解題と真エンドの背景です。
選ばれし12人+招かれたプレイヤー=13人

294 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 13:20:10 ID:vD8mN6cl
要は人間に対して善意も持ってなければ悪意も持ってなくて、
自分の敵である他の神に対して抵抗をしていた人間だったから力を貸してくれた、
そんな感じ?>マントロク

13人目の説明については納得。

295 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 14:50:15 ID:/SAZLou6
VP2乙 なんというかもう…

296 エターナルダークネス sage 2006/06/29(木) 16:50:30 ID:CMOfoBrg
>>294
そんな感じのはずです。

それでは、次に書ける依頼がくるまでまた潜伏します。
みなさんありがとうございました。

297 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 17:12:30 ID:P0clZahP
VP2書いてくれた人乙


せっかく新作トリップつけてくれてるのに乙のレスでネタバレするのはやめようね
アンカー張ると余計に危ないから誰とはいわないが。
俺は既にクリアしたから平気だったけど、新作トリップをNGにして回避してる人が困る

298 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 18:28:56 ID:N3Ej5v77
クロス探偵物語きぼう

299 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 19:38:59 ID:kQ/cJte1
自治厨ウザ

300 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 19:39:33 ID:kQ/cJte1
 馬鹿な自治厨のせいで埋めたくなる

301 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 19:40:56 ID:kQ/cJte1
>>297
だから市ね

302 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/06/29(木) 19:41:47 ID:kQ/cJte1
しかし乞食が偉そうな要求するの変わってないな

303 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 22:06:58 ID:wtCk3W+E
新作だろうがなんだろうがネタバレが嫌なら来ない覗かない推奨のスレだ。
いつからだ自治厨がわき出したのは。
最初は新作トリップなんてものもなかったんだから。

304 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/29(木) 22:21:40 ID:B3J6z/38
>>294
13人目はアレックスを3周させたプレイヤーだという説もあったよ。
乙です。懐かしかった。

305 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/30(金) 00:59:26 ID:cFyRd4N8
これって自治厨とかって問題じゃないと思うんだけど。
書き手がネタバレ嫌な人のためにわざわざトリップつけてくれてるんだから、その気持ちを無駄にするなって話でしょ。
思いやりの問題だ。


306 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/30(金) 03:55:31 ID:kB8p4hsF
>>303
しかし昔と違って今は新作トリップがあるわけで、それをわざわざ使ってくれた人の好意を無駄にしてる
大体すぐ人を自治厨扱いするのは程度の低い証拠だぞ?
まあこんな文を書く俺は自治厨になるわけだが、自治厨ウザイとわめくのも自治厨と変わらない

307 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/06/30(金) 22:22:45 ID:wKOpfq2q
見たくないネタバレ文を見た瞬間焦点をぼかす技を会得済みの俺は勝ち組

308 新桃太郎伝説 sage 2006/07/01(土) 03:04:40 ID:HP2/UrUk
新桃太郎伝説(あとはエンディングだけ)投下します。
このスレでは>>63-64>>170-172に終盤の記述があります。

309 新桃太郎伝説:エピローグ sage 2006/07/01(土) 03:06:44 ID:HP2/UrUk
石となったカルラは地上に落下し、竹取りの島の北の岬に突き刺さりました。この場所は
桃太郎たちが鬼ヶ島に乗り込むにあたり、勇気の剣をかかげて海を切り開いた岬です。
しばらくして桃太郎たちを乗せた鳳凰もこの場所に降り立ちました。岬にはすでに
鬼ヶ島から伐折羅王が到着しています。
伐折羅王は桃太郎たちにねぎらいの言葉をかけ、さらに石となったカルラをこのまま
この岬においておきたいと提案します。皆の奥底にひそむ悪の心をいましめるためです。
そしてこの岬は友情の岬と名付けられ、人間と鬼が力を合わせてつくっていく新しい国の
出発点とされることになりました。

竹取りの村に戻ると、一命をとりとめたアジャセ王子が出迎えます。また、一時は
命を落としたかと思われていたかぐや姫も元気な姿で一同の前にあらわれました。
アジャセ王子や村人たちの励ましのこえが届いたおかげだとかぐや姫はいいます。
大地の支えであるかぐや姫が息を吹き返したことで一度は崩れかけた大陸が再び浮き
上がってきているようですが、真っ赤な海の中に沈んでいただけに草木一本生えていない
無惨な姿になっています。これからは大きな痛手を負った大地に美しい自然を取り戻し、
村々を復興させる地道な仕事が待っています。
そして、かぐや姫は桃太郎たちに「月の鈴」という品を手渡しました。これを竹取りの
島の北、勇気の剣をかかげた岬で使うと海や大地に生命の輝きが戻ってくるだろうとの
ことです。

月の鈴を渡されたところで桃太郎たちが竹取りの島の中を歩き回れるようになり、
竹取りの村、すゞめのお宿7、黄泉の塔にいる人や鬼たち、また城に残してきた仲間
たちの歓喜の言葉を聞くことができます(鬼ヶ島へは行けません)。

人々の話を聞いてから、今は友情の岬と呼ばれるようになった竹取りの村の北の岬に
向かうと、そこには石となったカルラが立ちつくすばかりです。ここでカルラを
調べると仲間たちのセリフが聞けます。
海を見下ろす岬の先端に立ち、月の鈴を投げ入れると赤かった海が見る見るうちに
青くなっていき、海と大地がかつての美しさを取り戻し始めました。
そして自然の営みが戻りつつある大地を歩く桃太郎と仲間たちを背景にスタッフロールが
流れます。先頭を歩く桃太郎に金太郎や浦島が続き、行進の最後尾にいるおともの
うしろからは鳳凰も飛んできます。行進が終わると砂浜に立ち海を見下ろす桃太郎たちの
姿が映し出されて物語は終わりを迎えます。桃太郎たちの新しい国づくり、人と鬼とが
手を取り力を合わせて生きていく新しい世の始まりです。めでたし めでたし

310 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/01(土) 14:08:45 ID:KYdRkUmd
桃太郎の人乙
読みやすくて面白かった

311 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/01(土) 19:20:21 ID:YLkkNyIx
桃太郎おもしろかった。こんなにダークだとは…
自然の営みが戻っても人間は帰ってこないんだよね・・・?

312 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/01(土) 21:19:12 ID:f6hk5jB+
>>311
>>64
既に死んでしまった人間が〜という意味ならその通りだと思う

313 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 01:16:11 ID:I1+bFR8F
桃太郎の人乙
漏れ途中で投げちゃったんだけどこんなラストだったんだ
思えばアニメ(まったく話は関係ないけど)の最後も主人公達消滅エンドだったなぁ・・・

314 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 02:22:43 ID:auh/HCUS
桃太郎完筆乙です
つかなんであんなほのぼの絵柄なのにそんなツラい系の話ばっかなのだ桃伝
ゲームばかりかアニメまでとは……

315 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 06:53:38 ID:/RDGcbt8
桃太郎激しく乙です

プレステ2の「バウンサー」をお願いします。

316 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 08:53:18 ID:1QPyscA4
>>315
大筋だったら覚えてるけど、3人それぞれ別のもの書けっていわれたら無理。
そんな俺でもいいなら書くけど

317 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 22:04:50 ID:4R6KiypP
DSの仮面幻影殺人事件てまだ需要ありますか?
再プレイを始めたので、よかったらまとめてみようかと思うのですが。

318 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/02(日) 23:11:17 ID:ThSFjoB6
>>315
自分もバウンサーいけるかも。
でも、うろ覚えなので>>316の手助け程度になれればと。

319 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/03(月) 00:54:31 ID:04ln1o04
ANUBISが途中で止まってるみたいだけど俺が続き械書いてもいいかい?

320 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 01:46:09 ID:fL1yfJkc
書いてもいい?とか、わざわざ聞く必要はないと思います。
ガシガシやっちゃってください。

321 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 03:07:11 ID:9VcZFTVi
マスかいてもいい?

322 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 05:37:05 ID:xa4XPuCR
転生八犬士封魔録っていうのをまとめサイトに収録した人、
あれはどこのスレから収録したもんなんでしょうか?
このスレでも要約スレでもないようだし。
ここ(http//www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html)の「テストページ1」みたいに、
初出のスレやレスがどこだったのかを一番上に示してもらいたいです。

323 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 05:37:56 ID:xa4XPuCR
おっと失敗。ここね。
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

324 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 05:44:06 ID:xa4XPuCR
「遙かなる時空の中で3」のページも、
108と109は要約スレから持ってきたようだけど
249からはこのスレや要約スレじゃないようだね。

325 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 06:00:00 ID:xa4XPuCR
あーわかった
ストーリーを教えてもらうスレin女向ゲ一般板
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1129714798/
ここからの収録みたい。

これどうするの?まとめWikiにこのスレのも収録するの?
それならまとめWikiの
「ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wikiは2ch家庭用RPGゲーム板の同名スレのタイトル別まとめサイトです。」
ってとこを
「ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wikiは2ch家庭用RPGゲーム板の同名スレおよび要約スレ、そして女向ゲ一般板の同名スレのタイトル別まとめサイトです。」
に変えなくちゃいけなくなるけど

326 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 10:31:37 ID:Xxz0LlOZ
現状でもツクールゲーやらPCゲーやらが入っててすでに混沌としてるんだし
エロゲー板とか女向けゲーム成人と違って全年齢向けだから収録してもいいんじゃないかとも思うが、
向こうのスレでは収録するかどうかの話し合いがまったくされてないっぽいのが気にかかる。
つまり、単に誰かが一人で独自に判断して収録してるだけっぽい。

まずはあっちのスレに、ここのまとめに収録してほしいのかどうか話あってもらうべきじゃ?

327 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 13:41:13 ID:fOoVdiId
自治厨ウザイな

328 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 14:24:00 ID:hWiy8UfN
そういや要約の扱いってどうなったんだ?
前は旧まとめの管理人氏が、スレが終わったらそれはそれでまとめるみたいなこと言ってたけど
気づいたら2スレ目突入してたし、まとめサイト自体閉鎖されるしで
どうなったか分からん



329 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 15:26:04 ID:dTLRgkfB
マリオストーリー(N64)

遠い遠い空の上、そのはるかかなたに星の国があった。
星の国の宮殿には、皆の願いをかなえる力を持つ「スターのつえ」という宝物があり
7人の星の精達によって守られていた。
ところがある日、大魔王クッパが「スターのつえ」を奪い取り
さらにその力を使って星の精達までも捕まえてしまった。

そんな事は知らずに家でくつろぐマリオのもとにピーチ姫からのパーティの招待状がきた。
マリオはルイージといっしょにキノコ城へ向かった。
2人は城に入り、ルイージは広間で待機、マリオはピーチ姫に会いに行った。
マリオと姫が話していると、突然キノコ城が宙に浮き始めた。マリオ達はあわてふためく。
ふと窓の外を見ると空には星が瞬いているではないか。かなり空気の薄いところに来たようだ。
そこに「スターのつえ」を持ったクッパが乱入してきた。
マリオは早速クッパと戦うが、「スターのつえ」でパワーアップしたクッパには敵わず
キノコ城から落とされてしまった。

見知らぬ森に落ちてきたマリオ。動くことすらできない。
そんなマリオを助けたのはクリ村に住むクリボーの一家。彼らは優しい心を持ったクリボー達だった。
クリ村のキノピオハウスで休むマリオに、夢の中で星の精チョールが「星のふるおか」まで来て欲しいと語りかける。
元気になったマリオは、クリボーのクリオを仲間にして「星のふるおか」に向かった。
しかし、そう簡単にはたどり着かないのである。
途中、マロンロードでクリキングの手下のクリレッド&クリブルー登場!
マリオ達はあっさりやっつけて先へ進む。
今度はパワーダウンしたクリレッド&クリブルーに加えてクリキング登場!
キングなのは確かだが、むっちゃ弱い。やはりマリオ達はあっさり倒した。

キノコタウンを通り過ぎ「星のふるおか」へ到着。
「星のふるおか」の頂上まで行くと、7人の星の精達がマリオに語りかけてきた。
「私たち星の精を助けてほしい」と。

さてこちらは、クッパに捕まり部屋に閉じ込められたピーチ姫。
マリオやお城のキノピオ達の事を思うと不安で仕方がない。
「誰かが力になってくれれば・・・」と願う姫の前にかわいい星の子ティンクが現われた。
姫の願い事を叶える為にやってきたという。
姫は「ラッキースターをマリオに渡してほしい」とティンクに頼んだ。

7人の星の精の手掛かりを探すためにキノコタウンへ向かうマリオ達の前にティンクが飛んできた。
ピーチ姫から貰った「ラッキースター」のおかげでマリオ達はアクションコマンドを使えるようになった。

330 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 17:14:33 ID:QDoAVAn0
マリオストーリーの人乙です

>>317
リクした人とは別のものですが、是非お願いします
携帯アプリの方はプレイしたことがあるので気になってました

331 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 18:13:18 ID:xa4XPuCR
>>326
んじゃあっちに聞いてくる・・・と思ったらだれかが既に知らせてた。
なんかあっちはこのまとめwikiに収録するっていう方向にまとまりそうやね。

>>328
とりあえず、要約スレの前スレのログは旧まとめサイトに保管してくれていたし
現在のまとめwikiの過去ログ置き場にもアップしてくれてる。
ゴッド・オブ・ウォーとかアルトネリコとかの要約スレ前スレに書かれた奴もどうやら収録されているっぽい。

>>329
乙です。続き期待。

332 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/03(月) 23:59:29 ID:8sH+dcf6
大神まだー

333 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/04(火) 01:05:15 ID:rhkxS+xO
ちょっと聞いてくれ>おまいら

ガラクタ入れ漁ってたらメガCDとうる星やつらが出てきたんだけど肝心のメガドライブがないのよ。
中古屋めぐりして本体うってるとこは見つけてあるんだけどマジ本体だけでACアダプタがなかったorz
PCエンジン用の19VAアダプタなら一緒に出てきたんだけど流用できる?
それとメガドラ2とメガCD1はアダプタとかなしで直接つなげられる?
あと、PSE法の関係で中古ハードとか買うのに面倒な手続きとかあったりする?
以上、回答ヨロシクお願いしますm(_ _)mペコリ

という質問したいんだけど、どこかいいとこあったら誘導してくれない?

334 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 01:16:43 ID:qTykODO+
>>333
メガドライブ総合スレッド Part29
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1146497818/

335 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/04(火) 01:32:46 ID:rtXR7Ljt
それじゃ遠慮なく

ANUBIS(PS2)

無事にエネルギー施設を脱出したディンゴとケン。
ディンゴ「着いたぜ。今までよくやってきたな。」
ケン「これが普通・・・、まって通信だわ。」
ディンゴ「まったく、とんだ足手まといだ。」
AID「お似合いです。」
ディンゴ「冗談はやめてくれ。」
AID「あいにく冗談を発言するプログラムは・・・」
ディンゴ「もういい!・・・お前とあのレオって小僧のほうがお似合いだぜ?」
AID「からかわないでください。」
ディンゴ「はははっ!おもしれえ奴だな、お前は。」
AID「おもしれえ?」
ケン「アーマーンがもう起動準備にはいってる。急ぎましょ。」
ディンゴ「待て。アヌビスのあの一瞬にして近づく技に対抗する手段がない。」
ケン「だけどどうやって・・・」
ディンゴ「ロイドに頼もう。訓練時代に世話になった。」
ケン「ロイド?変わり者だわ。」
ディンゴ「腕は確かだぜ?」
ケン「確かにアヌビスの技術研究をしたのはロイドだけど・・・」
ディンゴ「なら好都合じゃねえか。場所はわかるか?」
ケン「エアーズクリフ上部の海岸線よ。案内するわ。」
ディンゴ「わかった。はやくのれ。」
ケンの搭乗するアージェイトは戦闘AIを消去したため操縦できなくなりました。
ケンがジェフティに乗り込もうとハッチが一瞬開きます。するとディンゴへの動力供給が
とまったのか苦しそうな顔をします。それをケンがチラッと見ます。
ジェフティがロイドの研究施設に向かう途中ディンゴがノウマンの部隊を離れた理由が明かされます。
ディンゴ「俺の最後の任務は木星で発見されたメタトロンをコロニーのアンティリアに護送することだった。
無事任務が終わり火星に帰る途中、地平線を埋め尽くすほどの連合軍に襲われた。まだオービタルフレームが
実戦投入されてなかった頃の話だ。地球側の新型LEVと俺たちとじゃ性能は段違いだった。俺はすぐに
救援を要請した。だがあいつはなんていったと思う?『諦めろ』だ。奴は笑っていた。俺は救援がくると
励ましながら一心に敵を倒した。気がつくと連合軍は引き上げていた。俺の部隊は全滅、カリストの民間労働者も大勢巻き込んだ。
地球側に情報を漏らしたのはノウマンだ。」
ケン「自分の部隊を売った?」
ディンゴ「生贄だよ。火星にメタトロンをもちこんだことが失敗に見せる必要があったんだ。俺はもう部隊へは
戻らないと決めた。あんなことが起きるまでは。」
ケン「仲間の仇を討とうとは思わなかったの?部隊に戻って反旗を翻せばみんなあなたに・・・!」
ディンゴ「ノウマンは俺を殺そうとしたんだぞ!戻ったら殺されるに決まってる!現にそうなったじゃねえか!
ケン「力は正しいことにつかうべきだわ!少なくとも自分が正しいと信じることに!」
ディンゴ「・・誰の受け売りだそりゃ?軽く言えることじゃねえぞ。」
ケン「でも!」
ディンゴ「もういい。後は全部済んでからだ。」

336 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 01:49:06 ID:l65TiH8o
マグナカルタの内容お願いします

337 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/04(火) 01:50:43 ID:R/KKdhl3
>>334
サンクス

338 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 02:00:03 ID:4mJauTkq
ソニックアドベンチャー執筆していい?
少し忘れてる所が有ってゲームで復習しながら書くんで時間かかりそうだけど

339 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 03:35:04 ID:y5xI913Q
wikiなんか奇麗事言ったって借りた奴の所有物なんだから好きにさせてやれ

340 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 09:00:13 ID:sLdYJ9nq
>>339が何を言いたいのかわからん

341 デビルチルドレン赤の書 sage 2006/07/04(火) 13:17:22 ID:C64fokl5
2000年7月。世界的な経済不況に加え、世は地球規模の異常気象に見舞われていた。
要 未来(カナメ ミライ 11歳)はある日、ユーキという男子から赤い箱を渡される。
中には「ヴィネコン」というポケットパソコンと魔法の拳銃「デビライザー」が入っていた。
そこへデビルのソウタがミライとユーキを襲い、
赤い箱とミライのママの形見の「虹色の宝石」(虹色のヒトミ)を奪おうとする。
ミライがデビライザーのトリガーを引くと、グリフォンのベールが出てくる。
ベールはフレスベルクによってこの中に封印されていたらしい。
とりあえずソウタは退散し、先ほどの襲撃によって幽霊となってしまったユーキは「マカイ」へ。
そこへタカジョー・ゼット(バール三兄弟の長男、魔王・ゼブルの仮の姿。マカイでミライたちの行く先々に出現する)が現われ、ミライをマカイへ連れて行く。

「ダイマオー」に会ったミライは、自分の父親がマカイにいる事、もうひとりのデビルチルドレン(デビチル)が
「マカイのつの」(だったっけ?)を集めてマカイを滅亡させようとしている事を知らされる。
もうひとりのデビチルを捕まえる事を条件に、父親を探すためマカイを旅してもよいとダイマオーに許可される。

フロストランドに行ったミライは、同級生の甲斐刹那(カイ セツナ、黒の書の主人公)が
もうひとりのデビチルであり、盗賊団の一味として手配書が貼られているのに驚く。

セツナを追ってマーブルランドへ来たミライは、セツナが行方不明の弟ナガヒサを探していて、
このマカイを滅亡させようなどとは思っていないと説明される。
またこのマーブルランドではエレジーというすごい気の強そうな娘に出会い
「ダイマオーにいいように使われて・・・」という意味のことを一方的にまくしたてられる。

サンドランドでナガヒサに会ったミライは「セツナが探しに来てるから、もうすぐ会えるよ。」と言うが
ナガヒサは暗い表情のまま何処かへ行ってしまう。
彼といっしょに居たイシスが「ナガヒサはエンゼルチルドレンだ」と言う。
そして、ミライが集めている「マカイのヒトミ」(別のランドへ移動する為に必要)と
セツナが集めている「マカイのつの」を合わせると「カギ」ができあがると教えてくれる。
ダイマオーの意図は彼女にもわからないらしい。

サンドランドの墓場には人間のお墓もあり、その内のひとつを調べると、ある女性の姿(幽霊?)が登場。
ミライは懐かしい気持ちになる。


・・・続きは数日(数週間?)後に書く予定です。

342 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/04(火) 22:12:50 ID:49douqWG
うろ覚えだけどメガドラの欄に上がってるファンタシースターって最初の方はマーク3作品じゃなかった?
勘違いだったらスマン。つかどうでも良すぎる話だなw
それはそうと今、PCエンジンのソードマスターやってるんだけど難しすぎて全然進まないorz
どっかい攻略サイト知ってたら誘導お願いします。

343 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/04(火) 22:51:41 ID:dAxFCO7L
デビチル乙。

344 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 22:55:30 ID:60jDf/6s
>>336
まとめサイトにありますぜ旦那。

345 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/04(火) 23:53:13 ID:LvsxP1eo
>>342なんでこのスレでそんな事聞いてんの?

346 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/05(水) 01:19:41 ID:XTjocCq2
好意的に考えれば、クリア後ソードマスターのストーリーをアップするためか?

俺も昔クリアしたが、エピローグで主人公と(一応)ヒロインのセックル後と思しきビジュアルがあったのと、
その後、思うところあって姿を消した主人公が残した書置き見て泣いてるヒロインに抱きついたガキんちょ
が、ヒロインに、「あれ?姉ちゃん、母ちゃんの匂いがするよ?」(=ヒロイン、主人公の子を妊娠?)って
のだけは今でも憶えてるな。

347 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/05(水) 01:23:07 ID:uyDZtAdB
メシアのツノとメシアのヒトミだったはず<デビチル

348 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/05(水) 01:25:23 ID:L5fXx1z+
だれかギルティギアおねがいしまつ(´・ω・`)

349 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/05(水) 03:38:59 ID:42C1Kjwu
>>345
他のスレでもスレ違いの質問書き込んでる糞コテ。

350 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/05(水) 03:47:45 ID:E08+Eo5E
ゼノサーガのDS版のシナリオが
PS版とくらべて大きく変更されてると聞いたのですが
どなたか教えていただけないでしょうか?

351 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/05(水) 18:04:40 ID:Y8uQGx5P
グランファンタズムお願いします
探したんだけどそれっぽいネタバレがみつからない(´・ω・`)

バレ師乙です。いつもお世話なってます。

352 デビルチルドレン赤の書 sage 2006/07/06(木) 12:37:32 ID:2aSQ/jYc
すみません、間違えていました。
>347さんの言うとおり「メシアのツノとメシアのヒトミ」でした。


・・・前回の続きです。

フォレストランドに行ったミライはベリアルから
「ダイマオーは地上を自分の物にする為にデビルを送り込んで人間を滅ぼすそうだ」と聞かされる。
そして、エレジーがダイマオーの娘だと知る。
エレジーはナガヒサに会いに行くらしい。
彼女は「もう二度とパパの所には戻る気はない。パパは自分の事ばかり考えている。」と言ってラファエルと共に去った。

地上に戻ったミライは自分と入れ替わりにセツナが地上に来ていた事を知る。
ナガヒサといっしょにいたエレジーから
「私は天使といっしょに行く。ファイヤーランドのマオー・マモンがあなたのパパが何処にいるのかを知っている」と言われる。

ファイヤーランド来たミライはマモンから、ミライの父親の居場所はダイマオーが知っている、と言われる。
ミライは「ダイマオーはパパの居場所を知っていながら、なぜ私をマカイへの旅に出したのか?」と訝しがる。
ファイヤーランドを天使が襲って破壊した。
エレジーとラファエルは「正義の為に破壊した。セカイを堕落と欲望による滅亡から救うため」と言う。
さらにエレジーは
「今まで黙ってたけど、私あなたのパパが何処にいるのか知ってる。
 セントラルランドのダークパレスの中。ダイマオーがいる所。」
「あなたのパパこそダイマオーなのよ。私のパパはニセモノなの。」
エレジーの父親アゼルがダイマオー・ルシファーを騙し、ダークパレスの奥に閉じ込めてダイマオーになりすましているらしい。
そしてラファエルから「ルシファーに伝えて下さい。運命をかけた最後の戦いが始まる」と言われる。

新たなランドへ行く度に、夢(?)の中でよくわからないシルエットのキャラから
これまたよくわからない途切れ途切れのセリフを聞かされていたのだが、セントラルランドへ行く時にはそのセリフがハッキリした。
「我が娘よ。ノルンのカギを作りセカイの最後の時に立ち会うのだ。そして眠るカミを目覚めさせ新たなるセカイを切り開け」

セントラルランドに行ったミライは偽のダイマオー(アゼル)から「もうひとりのデビチルを倒したか」と聞かれる。
「セカイの全てをオレの物にして思うがままに生きてみたかった。セカイの運命を決めるというデビチルは邪魔だった」
という事らしい。
アゼルを倒すとセツナが来て「ノルンのカギを作る。全てのツノが揃っている」と言ってカギを作ってしまう。
そしてダークパレスの奥に行き
「とうさんを助けるぞ」と言う。(?・・・ミライとセツナはきょうだいなの??)
助け出したパパ(ルシファー)が仲魔になりライトパレスへ行く。

ライトパレスのオルゴールルーム前にエレジー、ナガヒサ、天使がいる。
ミライはエレジーからノルンのカギを渡してくれと頼まれる。
エレジー「お父様もあなたに倒されたし、私はセカイをもう一度やりなおしたいの。
     私は天使とナガヒサといっしょに行動するわ。今までの私を変えるためにも」
ナガヒサ「セカイはもう一度やり直した方がいいのです。このまま進んでもセカイはよくならない。
     今こそ全てを無にするプログラム・ハルマゲドンを起こさねばならないのです。」

そして「カギを渡す・渡さない」の選択肢が出てエンディングが分かれます。

353 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/06(木) 17:33:01 ID:9YzXj/qY
セツナとミライって異母兄弟じゃなかったっけ

354 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/07(金) 00:39:55 ID:uiQXNdIr
セツナとナガヒサは母親が同じで父親は違う。
セツナとミライは父親が同じで母親は違う。
そのへんの裏事情はゲーム中では一切語られない。

アニメ・漫画版(個人的に超バイオレンスでオススメ)では
どうやら別々の両親なのかな、と思えるのだけども。

355 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/07(金) 02:50:02 ID:nvYFqG1H
P3の話きぼんぬ

356 デビルチルドレン赤の書 sage 2006/07/07(金) 09:27:22 ID:1PZ5gZOg
エンディングです。


・ノルンのカギを渡す
オルゴールルームでエレジーはカギを使った。プログラム・ハルマゲドンが起動を始める。
ミライ「光があふれてる」
   「・・・何もないわ・・・」
セツナがやってくる。
ミライ「セツナ、セカイが・・・」
セツナ「ああ・・・」
ミライ「これでよかったの?」
セツナ「それは これから僕達が何をするかによって決まるんじゃないか」
ミライ「そうね」
<スタッフロール後>
ミライ「あ!セカイがもう一度始まろうとしている」
セツナ「ミライ やり直すんだ、もう一度最初から」(そしてゲームの最初のシーンへ)


・ノルンのカギを渡さない
エレジー「ミライ これが最後の戦いよ」
<バトル後>
ナガヒサ「やっぱり かなわないか・・・。きっと、こうなる運命だったんだ。
     これで私があなたの力になる事でセカイは・・・」
エレジー、ナガヒサ、天使(ミカエル?)が消える。
≪新しい力を感じる。それはナガヒサの力・・・。天使とデビルそして人間 3つの力が今、私の中でひとつに戻る
 それは元々ひとつだった力・・・≫
ラファエル「ミライ、ナガヒサのエンゼルチルドレンの力を受け取ったのですね。
      運命は天使の思いとは違うものになりましたが、私はこれからのセカイを見届けてみたいのです。
      あなたの仲魔として連れて行って下さい。」
オルゴールルームでミライはノルンのカギを使った。プログラム・ラグナロクが起動を始める。
ホシガミが現れる。
ホシガミ「ラグナロクを起動させて私を起こしに来たのは誰?」
    「私を起こしに来たのはあなたなのね!さあ、何が望みなの」
選択肢が出る ≪私がカミになる or 新しいセカイを≫

357 デビルチルドレン赤の書 sage 2006/07/07(金) 09:28:38 ID:1PZ5gZOg
★「私がカミになる」
ホシガミ「わかりました。それでは、あなたの望みのままに」
    「ミライ これがデビルチルドレンとしてのあなたの最後の戦いです。
     カミになろうという望みに相応しいかどうか、私が試してあげましょう。」
<バトル後>
ホシガミ「ミライ、これであなたはホシガミになりました。デビルチルドレンとしての役目も終わったのです。」
<スタッフロール後>
地上で
セツナ「ナガヒサ、隣に住んでるミライを見なかったか?」(マンションの101号がミライの部屋、102号がセツナ)
ナガヒサ「隣の?ミライ?」
    「兄さん、隣の部屋にはずーっと人が住んでないよ。ミライなんて僕見た事もないよ」
セツナ「えっ?」
   「・・・ミライはこのセカイから消えちゃったんだ」
≪デビルチルドレン・ミライはカミを倒し自分がカミとなった。そしてその後ミライの姿を見た者はいない≫

★「新しいセカイを」
ホシガミ「わかりました!それでは あなたの望みのままに」
暗かった地上にも光が戻り新しい時代に向かって動き出した。
セツナ「やったね!ミライ。セカイに朝が戻ってきたぜ!デビルチルドレンの役目はこれで終わりだ。
    また会う日を楽しみにしてるぜ!」
<スタッフロール後>
ホシガミ「さあ、これであなたの望みはかなえられたはず。
     セカイはたった今、新しい時代に向かって動き出したのです。
     後はミライ、あなたのお好きなように」(ディープホールに行けるようになる)


以上です。
・・・ナガヒサについての説明がほとんど無いのに、いきなりハルマゲドンとか言うのでよくわかりませんでした。
黒の書ではその辺が説明されているんですかね?

358 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/07(金) 14:34:44 ID:et93E/VJ
デビチル赤の書の人乙です。
マンガ版を連載時に見てたからか、やった事ないのに懐かしかったw

359 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/08(土) 02:40:33 ID:2s1g/6m8
メガドライブ「らんま1/2白蘭愛歌」
PCエンジン「らんま1/2とらわれの花嫁」
スーパーファミコン「らんま1/2朱猫団的秘宝」
この三作のストーリーを教えてください。

360 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/08(土) 08:43:45 ID:vg+uDUvc
>デビチル赤の書
ゲーム開始時、ユーキという男子がミライにデビライザーetcを渡すんだけど
その後すぐ幽霊になってそれっきりなんですが、このキャラって一体何者なんですか?

361 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/08(土) 20:33:48 ID:ZiO1mGVM
どなたかPS2ソフト、ヴァルキリープロファイル2のシナリオを教えて下さい。

362 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/08(土) 20:35:46 ID:bjc4rosS
>>361
このスレにVP2として既に書き込まれてる。

363 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/09(日) 00:29:16 ID:1nEvYwLe
ウィザードリィ狂王の試練場
ウィザードリィダイヤモンドの騎士
ウィザードリィリルガミンの遺産
この三つをお願いします。
色々なハードで出てますがどのバージョンでも良いです。

364 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/09(日) 00:43:14 ID:1nEvYwLe
「ウィザードリィワードナの逆襲」もお願いします

365 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/10(月) 00:35:48 ID:UmMuVgOz
近いうちにONI IIIを書きます。

366 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 00:43:43 ID:hi2TfybZ
>>363
説明書に書いてある通り。

367 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 03:44:41 ID:0QFmsvBK
説明書にオチまで書いていたりはしないだろうしそもそも持ってたら聞かないと思うぞ

368 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 04:13:59 ID:/D0srwvV
少なくとも>>363の三作にオチなんてないよ
目的果たしたら金と称号貰って終わり

369 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 06:58:44 ID:Q/ISblXQ
「オペレーターズサイド」お願いします。

370 ウィザードリィ4 ワードナの逆襲 sage 2006/07/10(月) 13:23:24 ID:ENVLP+a1
城塞都市リルガミンには、強大な武力で世界に覇を唱えんとする“狂王”トレボーが君臨していた。
だが、彼の持つ神秘の魔除け“アミュレット”が、邪悪な魔術師ワードナによって盗み出されてしまう。
都市の隣に作った巨大な迷宮の地下十階に身を潜め、召還した魔物たちで守りを固めたワードナに対し、
怒り狂ったトレボーは国中から冒険者たちを募り、アミュレットを奪還せよとのお触れを出した。
かくして、とあるパーティ(プレイヤー)の手でワードナは倒され、アミュレットは取り戻される。

(以上が初代“狂王の試練場”の公式ストーリー。「ワードナの逆襲」はこの直接の続編となり、
 プレイヤーがワードナとなって地下から地上を目指すという、シリーズ異色の作品である)

強大な魔力を持つワードナの肉体は、死にはしても滅びることはなかったため、
トレボーは地下迷宮の最深部にそれを封印し、自分の死後も厳重な監視を続けさせることを命じた。
そして長い年月の末、邪悪な魔術師はついに復活の時を迎えたのである。

「フッフッフッフ、墓守りの諸君、復讐とアミュレットを求め、わしは今ここに蘇った!」

地下十階、遺体安置場所から蘇ったワードナは、地上に向けて進撃を開始する。
魔方陣から呼び出した魔物どもを手駒に、恨み重なる冒険者たちを蹴散らして迷宮を登るワードナ。
難解な謎解きや多数の即死トラップを突破し(ワードナより先にプレイヤーの心が折れそうになる)
しつこく後を追ってくるトレボーの亡霊(追いつかれるとゲームオーバー)から逃げ回り、
製作者のふざけたメッセージ(「マシュマロはちゃんと串に刺したかい??」)の数々に耐え、
とうとう地上に到達した彼の前に、かつて自分を倒したパーティの一員、
最強の忍者ホークウィンドが立ちはだかる。こいつにはありとあらゆる攻撃が通用せず、
普通に戦っても戦闘中に遊ばれたり寿司を注文されたりされた挙句なすすべもなく殺されるのだが、
最弱級の召還モンスター・ディンクだけにはなぜか弱く、ついにワードナは因縁の敵に勝利する。

371 ウィザードリィ4 ワードナの逆襲 sage 2006/07/10(月) 13:24:40 ID:ENVLP+a1
ホークウィンドを倒したワードナは、アミュレットを持つ神、カドルト神に対面する。
(カドルトはシリーズおなじみの蘇生魔法。突然「ザオリクの神」とかが出てくるようなものだ)

「虫けらめ! このちんけなお宝がほしいのか?
 これにどれほどの力が秘められているかも、その真の目的も何一つとして知らぬくせに。
 ほぅれ! 受け取るがよい!」

カドルト神の巨大な手からアミュレットを受け取るワードナ。
(ここで魔力から身を守るミスリルガントレットを持っていないと受け取った拍子に即死したりする)

「それを持って行きたいのなら、このわしを倒さねばならぬぞ! 答えてもらおう。おまえは神か?」
「そうとも!」
「ならば、神の如く死ぬがよい!」

アミュレットを賭けたカドルト神との最終決戦。(文章の描写のみで、実際の戦闘にはならない)
この後、それまでの行動や持ち物によってエンディングは分岐する。

372 ウィザードリィ4 ワードナの逆襲 sage 2006/07/10(月) 13:25:45 ID:ENVLP+a1
(エンディング1:この場合はカドルト神に会う前にゲームが終了)
すっかり善人になったワードナに人々は、アミュレットを諦めることを条件に王になることを薦める。
ワードナは申し出を受け、国民に愛される王として平和な王国を統治するのだった。
「だが、何か忘れていないだろうか…?」

(エンディング2)
粉々になったカドルト神の破片を吸い込んだワードナは、自分の姿が神像に変わっていることに気付く。
指一本動かせないが、皮肉にもアミュレットを手に神となって崇拝されるという目的は達せられたのだ。
「だが、何か忘れていないだろうか…?」

(エンディング3)
カドルト神を倒したワードナを人々が取り囲み、新たな神として崇めはじめる。
ワードナは豪華な神殿に住み、忠実な司祭たちを手足に、民から重税を取り立てる日々を送るのだった。
「だが、何か忘れていないだろうか…?」

(エンディング4)
カドルト神から生命力を吸い取り、巨大な神と化すワードナ。司祭たちはみなその足元にひれ伏す。
数年後、世界を血と破壊の下に支配したワードナは、他の次元にまでも魔手を伸ばさんとするのだった。
「だが、何か忘れていないだろうか…?」

(エンディング5:真のエンディング)
倒されたカドルト神から煙が上がり、頭部から慌てて人が這い出してくる。神は造り物だったのだ。
そしてワードナは悟る。アミュレットが示すのは善でも悪でもなくただ混沌であり、
作った者の手に返すことこそがふさわしいのだと。執着から解放され、喜びの表情で歩き出すワードナ。
「だが、何か忘れていないだろうか…?」いや、そんなことはない。今や運命は自分と共にあるのだ。

(以下、真のエンディングクリア後のメッセージ。原文まま)
ところで、何か忘れてるんじゃないかい?
冗談! 冗談! これで全部だ。
どうやって終了したかは誰にもしゃべっちゃいけないよ!
話しちゃうとせっかくの愉しみがなくなっちゃうからね!
これで、本当にこのゲームはおしまい!!
ホンと。ウソじゃないってば! もう全部おしまい。
"また後でな(ニヤリ)"

373 ウィザードリィ4 ワードナの逆襲 sage 2006/07/10(月) 13:30:38 ID:ENVLP+a1
以上がウィザードリィ4(+1)のストーリー。
4はそれまでとあまりにゲーム性が違っており、またあまりにも難易度が理不尽で、
突然冷蔵庫やらスペインの宗教裁判官やらが出てくる不条理な展開も相まって、
ファンの間でも評価の分かれる作品ですが、
哲学的とも取れるそのオチが一部で高い評価を得ていたりもします。個人的には好き。

374 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 18:58:32 ID:PZm+Xw+T
>>373
乙。スペインの宗教裁判官はモンティパイソンネタだね。
遊んでみたくなった。

375 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:32:33 ID:PR04ksDB
ONI III 〜黒の破壊神〜

――メインキャラ

常葉丸(ときわまる):
両親が亡くなり骨董屋の祖父の下で育てられた少年。16歳。
羅紅童子(らこうどうじ)へと転身する。

清志郎(せいしろう):
他人を癒す不思議な力をもつ心優しい青年。
翠空天子(すいくうてんし)へと転身する。

静那(しずな):
剣術道場を営む家に生まれ剣を仕込まれてきた男勝りの少女。17歳。
銀鈴娘子(ぎんれいじょうし)に転身する。

チャンドラ:
陽気なインド人の男。記憶喪失。怪しい関西弁…つまりベタな漫才弁を話す。
陶芸家を自称しており、壷集めは勉強、芸人は壷の情報を逃さないためのものらしい。
黒牙太子(こくがたいし)へと転身する。

――サブキャラ等

さぶ:
ろくでなしで有名な常葉丸の叔父。

倉童子(くらぼっこ):
常葉丸の家系が守ってきた倉の番人。子供じみて偉そうな言葉遣いをする。300年以上生きているとか。肌黒い子供の姿をしている。

黒羽丸(くろはまる):
烏天狗の子供。10歳。高いところまでは飛べない半人前。

ウルーピィ:
ナーガ族の娘。チャンドラを慕い一緒にインドからチャンドラに付いてきて旅をしている。上は美女で下半身は蛇。

先生:
子供達に忍術を教えている地張忍者の末裔。かつて常葉丸にも忍術を教えていたことがある。飄々としている。

若毘古(わかひこ):
再生教の教主。

探女(さぐめ):
若毘古に従う女。

376 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:34:17 ID:PR04ksDB
■序章■
 両親が亡くなり祖父の骨董屋で育ってきた常葉丸。
 この家には開けてはならないと云われ特殊な力で封印されている"開かずの倉"があり、
開け方は本家の当主にのみ伝えられてきていて今は現当主の祖父がそれを担当していた。
常葉丸は中に何があるのかも知らされずに育ってきており、気になるたびに祖父に聞いていたが
「自分が亡くなる時に次の守り手(順当にいけば常葉丸)に教えるしきたりだ」といって教えてはくれない。
 ある日、祖父が店で商売をしていると一人の女がやってきた。
倉の中にすごい品があると聞いてやってきたという女はしつこく中を見せろと言うが祖父は断り続けた。すると女は業を煮やし姿を変え祖父に襲い掛かった。
悲鳴を聞いた常葉丸が駆けつけると女は姿を消し祖父は常葉丸に倉の開け方を教えた。
倉の鍵を手渡しこれに翡翠の珠をはめ込むのだという。翡翠の珠は寺の賽銭箱に隠してあるそうだ。
しかし祖父は言う。決して開けてはならない、他の者が開けないように守るのが常葉丸の役目だと。
 一月後、好奇心に負けた常葉丸が倉を開けようとすると叔父のさぶがやってきた。
自分にも見せろという。仕方が無いので見るだけだと念を押して一緒に中に入ると、そこには宝の山があった。
売れば大金になるというさぶに見るだけだと言うが独り占めする気だなと言われ否定するも「うるせぇ!」と攻撃を受けて常葉丸は気を失ってしまう。
常葉丸が気を失っている間にほとんどの宝はさぶによって盗み出されてしまった。
 気を失っている常葉丸に倉の中で声が聞こえた。目を覚ました常葉丸がただ一つ残っていた宝の箱を開けると偉そうな子供が出てくる。
長く倉の番をしてきた妖怪で名前を"くらぼっこ"と言うそうな。彼が言うにはここの宝には魔物が封じられていて早く取り戻さないと大変なことになるという。
突然のことに戸惑う常葉丸に倉童子は「お前の責任だぞ」と責める。「お前だって番人なんだろ?」と返すとさぶによって箱に押し込められたらしい。どっちもどっちだ。
 こうして二人は呪われた骨董品を探して旅をすることになった。

377 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:37:25 ID:PR04ksDB
■1章■
 時は遡る。清志郎という青年がいた。彼は赤子の頃に神社の境内で泣いていたところを母に拾われた過去を持つ。
彼には生まれつき不思議な力があり、そのために神の子ではないかと噂されていた。
さらに彼は優しい心根を持っており、その力を使って無償で人々を癒してまわっていたので皆に慕われていた。
 人々を癒しながら近隣の村をまわっていると足依村で娘が行方不明になったという男から娘を探し出して欲しいと言われ彼はその頼みを引き受けた。
筮竹で占うと北の洞窟にいるようだ。洞窟の奥に行くと娘をさらった猿神がいた。
嫁にしようとさらったらしく清志郎に「食ってやる」と襲い掛かってくる、が返り討ちに。
 娘を解放した彼が家に戻ると侍が彼をさがしているらしい。
探し出すと横暴で有名な殿様が不思議な力をもつ清志郎を家臣にとりたてようとしていたためにさがしていたらしい。
殿様の前に呼ばれるも清志郎は興味がなくこれを辞退。すると馬鹿殿は家臣を清志郎に先駆けて猿別村に向かわせた。
 村に帰りついた清志郎。しかしそこでは村人が無残な姿で横たわっていた。
家では妹のかよが死にかけており、息も切れ切れにことを語る。
侍が押し寄せてきて村人を殺しまわり、母を含む残りはどこかに連れて行かれたらしい。
最後に清志郎に会えてよかったと言って事切れるかよ。
 清志郎が馬鹿殿の下へ行くと、殿は隠しもせずに清志郎がどんな顔をするのか見てみたくて指示したことだと言い放つ。
怒った清志郎に対し、「こいつは狂人だ、連れて行け」という馬鹿殿。
家臣が清志郎を取り押さえようとしたその時、清志郎の姿が消えた。
 術を使って姿を消したのかという連中だが清志郎はどこか異空間にいた。
そこへ現れる"探女"という女が清志郎に問いかける。殿が憎いだろうと。
権力者など誰も同じだ、復讐をしても何も変わらないという清志郎に彼女は言う。
ならば自ら世の中を治め理想の都を築けばよい、清志郎にはその力があると。
信じない彼だが、探女がその気にさせてあげようといって彼に術をかける。
すると清志郎は崩れ落ち、次に起き上がったとき、彼は豹変し行動を起こし始めた。
そんな彼を探女は"若毘古"と呼び従い敬う――。

378 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:39:24 ID:PR04ksDB
■2章■
 静那という少女がいた。3年前に行方不明になった姉の"咲麻"を探しに行きたいと強く願う少女が。
彼女の父は彼女の力を見極めるためにかつて自分が修行の場としていた東にある"こなかどう"という洞窟へ向かい
そこにある刀をとってこいという。それができたら姉探しの旅を認めると言われ静那は洞窟に向かう。
 東の洞窟の奥で刀を発見するもそれは錆びついており脆くも崩れ去って静那の手には錆だけが残った。
錆の付いた手を見せると父は「やはり錆びておったか」と笑い旅に出る許可をくれた。
 見池町というところへ行くと天狗が邪魔をし材木を切り出せなくて困っていると皆が言う。
長老から腕が立ちそうだなと言われ照れる静那。
天狗退治を引き受けると長老は「よく引き受けてくれた。まったく最近の若い者は自分のことしか考えておらず…」
と長々愚痴り始める。話が長いのでうんざりした静那は天狗退治へ。
 山の頂上の小屋で大天狗を叩きのめすと、山に動物が住みにくくなったためにやっていたことだと訴え始める。
さすがにそういうわけではこれ以上叩くわけにもいかない。
小屋を出ると黒羽丸という烏天狗の子供が静那に同行を申し出てきた。
 黒羽丸と共に見池町へと戻ると黒羽丸の姿を見た長老は激怒。
一連のことを話すも「人間が一番偉いのだ。知ったことか」と傲慢な姿勢。
静那は「天狗に滅ぼされてしまえ」と捨て台詞を吐いてその場を後にする。
 近くの洞窟で草木を生い茂らせるという伝説の速育ちの苗を入手し大天狗に渡すと大天狗は
「人間が憎いわけではないので一部に限ってなら伐採を許可しよう」と言う。
それを長老に伝えると彼は「気にいらんが承知してやる」と返事をした。
その言い分こそ気に入らないがそれでよしとするしかないだろう。
 大天狗のもとへ戻り姉の手がかりを探していることを伝えると彼は小豆島へ行けと言う。
 小豆島の洞窟で松山鏡という鏡に会うと彼はどこかにいる咲麻を映す。
そこへ静那の魂のみを送り込む松山鏡。咲麻は探女であり、彼女は静那のことなど知らないといい静那の魂を追い返した。
愕然とする静那。そこで黒羽丸は彼女の足に巻物が巻きついているのを見つける。戻ってくる時に付いてきたのだろうか。
それは持ち主を選ぶという呪われた骨董品だった。
それが静那の体に巻きつき始め、静那は猫娘になった。
自分が烏なのでお揃いだといって喜ぶ黒羽丸、わけがわからず嘆く静那――。

379 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:42:27 ID:PR04ksDB
■3章■
 ウルーピィを壷から呼び出して「スネークカモン」の芸を見せようとするも客は来ません。嘆くチャンドラ。
場所代えをしようとしているとウルーピィが桶山の殿様が珍しい壺を持っているとの情報を入手したらしいです。
行ってみますが殿様は異人への警戒感が強く相手にされません。
 城下にある大劇場に行くと関係者以外立ち入り禁止という張り紙が。
「外国人なのでわかりませ〜ん」と勝手に中に入り劇場主に売り込みに行きますが、
「馬の骨はお断りだ」と断られてしまいます。
「馬の骨とはなんや。わいは人間や」と返すチャンドラ。「今度はほんとにわかんなかったのね」とウルーピィ。
 伊津雲村にてバーンという外人と友人になりました。彼はチャンドラに黄色のネタ本をさずけてくれました。
早速この村で新しい壺術を「イエロースネークカモン」と披露するもブーイングの嵐が。
再びバーンに会いに行くと彼は他にもネタの本をもっていてそれを近隣の山や洞窟に隠したそうです。
 全部で3つのスネークネタが入手でき、それらは場所によってウケたりウケなかったりします。
手に入れた3つのネタを使って各地の小劇場でウケると大劇場に参加できるようになります。
 大劇場にて3つの壺術を披露すると大劇場の主人から殿様への紹介状がもらえるようになり
殿様の前で3つ連続で披露でき殿様にも気に入ってもらえます。
そこで褒美として咤枳似天壺(だきにてんこ)を望むと殿様は気前よくその壺を譲ってくれました。
殿様「咤枳似天壺とは目が高い」
チャンドラ「目が高いところって、わいはバケモンちゃうで」
ウルーピィ「趣味がいいってことじゃないかな」
等と小ネタのあと壺を受け取ると妖怪が突如現れ壺をよこせと恫喝してきます。
が、無視して進もうとするチャンドラ。さすがに見逃してはくれません。妖怪が襲ってきて結局は戦闘に突入します。
 勝利したチャンドラが殿様の前から下がろうとすると体が進みません。
先程の妖怪が最後の力でチャンドラを何処か仲間のいる所へ飛ばそうとしています。
が、ウルーピィがチャンドラの前に飛び出し彼の身代わりに。
大変なことになったと慌てた後ウルーピィを見つけ出すことを誓い彼女に生きているように願うチャンドラ。
 彼は壺を「こんなもの」と叩き割ろうとしました。
するとどうでしょう。彼は変身してしまいました。
「格好いい」などといいながらも戸惑うチャンドラ。一体これはなんなのだろうか、彼は誰にともなく叫ぶのでした――。
 この後、真っ白い画面の中にただ"おしえない"と出ます。わーい。
 続いて"がんばれ ウルーピィは生きている!"と出ます。ほお…。

380 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:47:33 ID:PR04ksDB
■4章■
 再び常葉丸達。
 さぶはずっと南の棚保田村に住んでいる。南下していく途中、仙童村にてかつて忍術を教えてくれた先生のところへ寄る。
事情を聞いた彼は面白そうだといって仲間に加わった。
 道中、あちらこちらで"再生教"という宗教が流行っており、それに関するよくない噂があることを耳にする。
入信した家族が帰ってこない、家族が自殺した、暗示をかけられて戻ってこれなくなるらしい等。
 さぶの家には誰もいなかった。さぶから骨董を買い取ったという村の道具屋の骨董も既に売れていた。再び流れる一行。
 骨董を追って関所を通りたい一行はえと城の殿様に通行手形をもらいに行く。
すると殿様から条件として調べものをして欲しいと言われた。条件を飲む一行。
それは最近流行っている怪しい宗教に関するもので、
近く三島村にてそれに関係する祭りが行われるそうなのでそこへ調べに行ってほしいと言われる。
 三島村にたどり着くといけにえを捧げる日が近い、生贄になることができる、と怪しいことを喜ぶ村人達が。
村の中にて姉が両親に生贄にされるために北の洞窟に連れて行かれたと言う幼子が。
 洞窟の奥では氷漬けにされた少女がいた。連れて帰るかという先生。
そこにそんなことをされては困ると少女の両親が現れる。さすがに戦えないということで逃げ出す一行。
両親は暗示にかけられているようだ。
くらぼっこにはそういうことをどうにかできる友人おり、その催眠仙人は近くの山に住んでいた。
仙人から小銭の振り子というアイテムをもらいそれを使って両親の暗示を解く。
 親子を村に連れ帰った一行は件の宗教に関する話を聞いた。
宗教名は再生教。教主は若毘古。その教主の教えとは
「我等が神"黒の女神"を復活させるには伝説の魔神器と人間の生贄が必要だ。命を捧げよ。
そして神の与える理想の都で復活せよ」ということだった。
そこで驚きの声をあげるくらぼっこ。魔神器とは例の骨董品であり、そして大変なことというのがその黒の女神の復活だったのだ。
祖父の殺害にきな臭さを感じる常葉丸。
 えとの殿様にそのことを報告すると教団のことをどうにかしてほしいと通行手形を渡された。
 骨董の買い主は再生教の信者でありあまりよい噂がないようだ。
住人がいないことをいいことに家の壺を覗き込むと確かに骨董品の鬼雷石が入っていた。
そこに突然現れる住人。この住人は「倉のことを知るものには渡せない」といって妖怪の正体を現して襲い掛かってきた。
撃退して鬼雷石を手に入れた一行。常葉丸はその石に懐かしさを覚えていた。
くらぼっこが言うにはそれは代々一家の者が継いできたものであり今は常葉丸のものだという。
〜〜これ以降常葉丸は戦闘中に道具→変身コマンドを選択することで転身できるようになります。
 夕日町にてチャンドラと出会う一行。くらぼっこがチャンドラが咤枳似天壺を持っていることを指摘すると驚くチャンドラ。
わけあってそれを狙っている者を探していることを話すと彼は自ら一行と行動を共にしたいと申し出てきた。
ウルーピィを探すためだ。壺にも気に入られているのなら役に立つだろうとのことでくらぼっこが許可した。
 そこから南の洞窟に行くと入口で先生が別れた。
洞窟の先に知り合いのからくり職人がおり、先に彼に大陸を渡るための道具を作ってもらうように頼みにいくからだ。
 洞窟の先の町で弥衛門というさいぼぉぐに出会う。
彼は自らを機械化することで前作から300年後のこの世界まで生きながらえてきたらしい。
既に大陸に渡るための物質転送機は完成しているらしい。ただし試作機であり一回しか使えないとのこと。
実験は成功したがやはりその際に機械は壊れていた。
 大陸に着くと見知らぬ少女が紛れ込んでいた。姉に会えそうな気がするということで一緒に飛び込んだ静那だ。
彼女も骨董品を返す代わりに同行を求めてきた。
 近くの町では道具屋が密輸しているという話を聞く。
道具屋に行くと道具屋はあっさりと骨董の龍頸玉を密輸した事実を認め森に隠したという箱の鍵を渡してきた。
密輸してから妙なやつらに付け狙われているからだそうだ。
 森にて箱を開けると渡すわけにはいかないと魔物が現れる。
チャンドラを見て戸惑う魔物だが「そんなわけはない」と思い直し宝を奪って逃げた。魔物はそのまま若毘古に龍頸玉を捧げる。
若毘古が言うには魔神器の残りの3つはくらぼっこたちが持っているものだという。
3人に転身の力を与えてきた諸々の品がそれだ。
探女が言う。チャンドラの発する気が黒の女神のものと同じだという報告があったと。
部下の思い過ごしだろうと若毘古は気にしなかった。

381 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:48:58 ID:PR04ksDB
 宗倫の町へ行くと再生教の信者となった者が町人の一部を言いくるめて南の洞窟に連れて行ったという話が聞ける。
おそらく集団自殺させるつもりだろうとのこと。
 洞窟の奥にたどり着くと時遅く連中は命を捧げた後だった。
彼らを従えていたちょうという男は魔神器の"だっきえず"を持っており、その力を使って一瞬で常葉丸達を叩きのめしてしまった。
他愛もないと見下ろすちょうだったが、そこで彼の頭にチャンドラの声が響いてくる。勝ち誇るには気が早いのではないか、と。
そして常葉丸達を鼓舞する声が聞こえると一行は目を覚ましちょうと再び対峙した。
ちょうは"りょうしつ"という狐となって戦い、敗れると若毘古の名を叫びながら消えて言った。
実はりょうしつは魔神器の化身でありちょうというのは若毘古の部下となった時の仮のものであった。
 確かに気を失った時に聞こえた声はチャンドラのものだったのだが、チャンドラはそんなことは知らないと言う。
 ちょうが敗れたことを若毘古に報告した探女。若毘古は相手に不足はないと常葉丸達と直接見えることを決意する。
そして探女にさぶを囮して一行を呼び込ませるように命令する。
 椎蘭に行くとここでも再生教のよくない噂が広がっていた。
また、最近は皆が同じ事をしゃべったり、何故か再生教に入ろうかと思ったりする自分がいる、などという話が聞ける。
長老のもとへ行くと最近は失踪事件が起きているという。
東に物知りの仙人がいるので相談に行きたいが腰が痛くてのう、とあからさまなフリをされた一行は早速会いに。
 仙人が言うには連中は異次元に連れ去られているそうだ。
 こきゅうの村に行くと南の洞窟から幽霊の声がするという噂があった。実際に洞窟に行ってみると常葉丸を呼ぶさぶの声が。
奥に行くとさぶの幻がおり、本体は異次元に、異次元への鍵は不死山の若毘古が持っており不死山には船でいけるという情報が聞ける。
不死山は大陸ではなく国の孤島にある。
 国に戻っても孤島まで出す船がないので椎蘭の長老に相談をしに行くと船の小筒というアイテムをもらえる。
常葉丸達のいる国から輸入した品物で「やえもん」という人物が発明したものだそうである。
 ここで術や道具を使って国に戻ってもよいが、その前に船に乗って大陸の奥に進むと金剛砂というアイテムを発見できる。
そこでいきなりチャンドラが意識を失い、別の人間が彼の身体を使って「いつか役に立つであろうからもっていくように」と助言をした。
 国に戻りえとの南にある小島の洞窟から不死山へ、そしてその奥の城で若毘古と対決した。
若毘古を倒すと彼は清志郎としての正気を取り戻す。
くらぼっこは異次元へは行けないとのことで残ることになり代わりに清志郎が仲間になった。
 城にある仏像は転送装置だった。それを起動して飛び立つ一行。
 着いた先は大陸の町並みに似た不可思議な町。その先には異次元への入口である崑崙山。
 崑崙山の頂には穴があり、そこへ飛び込む一行。その頃、探女は清志郎を奪われたことにいらだっていた。
彼を教祖として祭り上げ、最後には崇める神の容れものとするつもりだったらしい。
作戦における時間がないらしく彼女は捕らえた人間を連れてくるように部下に命じた。
 異次元で最初に着いた町ではいきなり探女に許しを請いながら消えていく人々の姿があった。
町に残っていた人々に話を聞くと、自殺をした後気がついたらここへおり姿形も変わっていたらしい。
事情に詳しい老人によるとこの世界は魂が一時的に保存される場所であり、
いつかは黒の女神に捧げられてしまうために人々が徐々にいなくなっていくとのこと。
こういった話は進んで別の町へ着く度に聞け、皆が再生教の教えを守らなければよかった、
この世界から逃げ出したい、何故子供を巻き込んでしまったのか、という後悔の呟きをもらしている。

382 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:51:52 ID:PR04ksDB
 先に進むと責め苦の町に着く。
町人は順に東の洞窟に連れて行かれ夜叉により責め苦を受けるらしく、今日その順番が来るという女性に代わってその洞窟へ。
夜叉を倒すと夜叉もまた魔神器となった。
 再会の町にてさぶと再会。売れ残った骨董品を持っていたら連れてこられてしまったらしい。
西にある洞窟に下半身が蛇である女がいるとの情報とそこの牢の鍵を渡された。洞窟の奥でウルーピィを救出。
どこかに親切にしてくれた老人も閉じ込められているので救出してほしいと言われる。
 老人が閉じ込められている洞窟の奥で会ったのは常葉丸の祖父だった。驚く常葉丸に祖父は離れろと叫ぶ。
突如現れた羅刹が襲い掛かってきた。それを返り討ちにするとやはり羅刹も魔神器へと戻る。
祖父は言う。今ここにいる自分は俗に言う幽霊であると。
ここから先に進むために龍頸玉と対の品である"りゅうがん"を探して合体させ探女達のいる遺跡城の真下で使えと言って消えていく。
一方その頃、探女は夜叉に続き羅刹が敗れたことも察していた。
猶予がないといきり立った彼女は部下に猛獣"ぶりとら"を開放しろと命令する。
 〜〜ちなみにこの直後にセレクトボタンを押してパーティメンバーに会話をさせると
「りゅうがん」ではなく「りょくがん」と言い、この直後に手に入れたと出る名前も"りょくがん"です(緑眼)。
 最後の町となる"絶望の町"から東へ。その奥でぶりとらを倒すとぶりとらも魔神器"りょくがん"へと姿を変え龍頸玉と合体した。
 〜〜この後、見つけにくい場所ですが遺跡城の下の岩の下で龍頸玉を使うと
龍となったのか龍に乗っているのか遺跡城に飛んでいくことができます。
 遺跡城を上っていくと最上階で探女と再会します。やはり咲麻の姿をしており静那はそれが信じられない様子。
探女は300年前に常葉丸の先祖によって自分とその神を封じられた恨みを晴らすためにと襲い掛かってきた。
 探女を倒すと彼女は静那に止めをさすように願う。静那が出来ないと拒絶すると探女はやはりそうくると思ったと高笑いをした。
どうせ魔神器はこの場に揃っている、自らを容れものとしてやると言って彼女は消えた。
わけがわからず混乱する静那に清志郎は語る。探女は300年の時を越えて復活するために静那の母の腹を借りて転生したのだという。
辛いのなら抜けてもいいと清志郎は言うが静那は姉の手で世界が汚されるのを見たくないために戦い続けることを決意する。
 この広間にある仏像に金剛砂をかけると黒の女神と最終決戦に。

383 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/10(月) 20:55:07 ID:PR04ksDB
■ED■
 勝利後、黒の女神は何故人間に負けたのかわからずにいた。
そんな彼女にチャンドラが語りかける。夫である自分を忘れたのかと。黒の女神はチャンドラに「貴方は黒の神?」と驚く。
チャンドラは言う。「我々は破壊だけでなく再生も意味していたはずだ。さあ、共に帰ろう」と。
両者が一緒になってどこかへ消えようとした時静那は聞いた。姉はどこへ行ったのかと。
「探女は我等によく仕えてくれた。普通の人間としてお前の家族の元へ帰そう」と黒の神。
「さらばだ」と続けようとしたところにウルーピィがやってきた。
「一緒に帰ります」と言う彼女に黒の神は記憶をなくしている間よく見守ってくれていたと言い
彼女も交えてどこかへ消えていった。
残された3人はチャンドラが神だったことに釈然としない等と軽口を叩いた後帰ることにする。
砂の城が崩れるように異次元は掻き消えてしまった。
清志郎曰く、あれは探女が作り出していたそういうものなのだ、また、捕らえられていた人達も元に戻っただろうとのこと。
 倉に帰ると魔神器は倉に封印されくらぼっこはまた眠りにつくとのこと。倉を閉じると常葉丸は二人をねぎらった。
これからどうするのかという問いに常葉丸は祖父の骨董屋を立て直すことにしたと答える。
再会を約束して清志郎の術で送り返された静那。
若毘古になっていた間のことを詫びたあと、少しは罪を償えただろうかという清志郎に常葉丸は「ばっちりだ!」と答え、
それに安心した清志郎もまた国へと帰っていった。
 静那が家に帰ると咲麻がそこにいた。
しばらく前からの記憶がなく何故ここにいるのか何故変な格好をしているのかわからないという。
そんな彼女に静那は無事だったのだからそれでいいと言う。
そこに黒羽丸が登場。あの後松山鏡にずっと話し相手にされていたらしい。
隣の道場に寄ると父は「逞しくなった、これなら道場を継げるな」と言うが静那は女が言われてうれしいことではないとむくれる。
 清志郎が生まれ故郷の村に戻るとそこには無事な村人の姿が。家では妹と母が待っているという。
急いで戻るとそこには無事な二人の姿が。「これも黒の神のはからいなのか」という清志郎。
聞いた話では例の殿様も操られていたらしくひどく反省しているらしい。
会いに行くと殿は改めて清志郎をとりたてたいというが清志郎は家族と相談して決めたいと先延ばしをする。
 あれからしばらく立ち骨董屋で常葉丸が客がこないことをぼやいていると飛脚がきた。
場所だけで差出人なども書かれておらずくらぼっこも一緒にという指定のある奇妙な手紙だった。
同じような手紙は静那と清志郎にも届いていた。皆人が集合したのはえとの大劇場。
 そこでウルーピィとチャンドラが登場。
帰ったのではないかという問いに「退屈でやっていられないので人格を分離してきた」と答えるチャンドラ。
集まった皆に例のスネーク芸を見せ始める。
 

※色気のいの字も見せない今作でしたが、後にGBの5作目で常葉丸と静那は恋人になっています。

384 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 22:46:47 ID:pnaqJemz
乙。途中で投げ出さずによく頑張った

385 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 23:33:35 ID:/R5V7j6a
ONI3、乙かれさん。
流転流転流転……

386 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 23:43:03 ID:Ud5kbmWy
SIREN2を誰かお願いします。
怖くてできないです。

387 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/10(月) 23:51:23 ID:ENVLP+a1
ONI3乙。
トルネコポジションのキャラが実は神でサブタイトルの由来ってのも凄いな。

388 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/11(火) 07:20:50 ID:8o6GkoVK
ydmmxd

389 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/11(火) 21:27:44 ID:XVyvLZoV
ゼノサーガ3が知りたいです。

390 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/11(火) 21:32:24 ID:0ISLBh3V
ONI乙 よく頑張った

391 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/12(水) 02:20:28 ID:IYvN5LZs
ケンと一緒にロイドの研究所の乗り込むディンゴ。そこにロイドから通信が入る。
ロイド「久しぶりだな、ディンゴ。生きていたのか、うれしいぞ。」
ディンゴ「爺さん、相談があってきた。」
ロイド「見当はつく、その機体のことだろう。私は地下にいる、自力でこい。」
ロイドにいわれた通り地下へ向かうディンゴ、しかし入り口を見つけるまでに大量のOFと戦闘に
なる。ようやく地下へのエレベーターを見つける。またロイドから通信が入る。
ロイド「やっときたか腕は鈍ってないようだ。早く来い、お前には特別の歓迎をしてやる。」
そう簡単には協力しようとしないロイド、とにかく会うためにひたすら地下の奥へと
すすむ。ここにも大量のOFとトラップが配置されていた。それらをかいくぐり突き進み
ようやくロイドと会う。
ロイド「やっときたか。」
ディンゴ「話は後だ。アヌビスと互角に渡り合える術が欲しい。」
ロイド「アヌビスの決定的な優位性はメタトロンの空間圧縮能力を最大限に利用した、亜高速移動
    にある。」
アヌビスの瞬間移動の正体はこれだった。
ロイド「悲観することはない。その能力はジェフティにも備わっている。この二機の性能は互角、生き写しの
    双子だ。ただジェフティがアヌビスと並ぶには一つ欠けているものがある。スペックを最大限に引き出すための
    プログラムだ。」
ケン「それがあればアヌビスに?」
ロイド「勝てるかどうかはランナー次第だ。」
ディンゴ「なら心配はない、はやくプログラムを渡してくれ。」
ロイド「やはりノウマンに逆らう気か。」
ディンゴ「逆らう?戦うだけだ。」
ロイド「プログラムは渡せん。欲しければまず私と戦え。私はバフラムに忠誠を誓った男だ、裏切ることはできん。」
一度軍に忠誠を誓ったといいプログラムを渡すことを拒むロイド。ディンゴは全力でプログラムを奪いにかかる。
ロイドの乗る機体はインヘルト。従来のOFと違い全くメタトロンを使用していない。(メタトロンは希少なもの)
表面をゲル状の物質でコーティングしておりレーザーなどの光学兵器をほぼ無効化してしまう。近づいてブレードで
攻撃するしかない。しかし搭乗者であるロイドは脳に金属の管を差込み直接機体につないでいる。これによりいままでの
OFにはない水の中を泳ぎ回る魚のような滑らかな動きを可能にしている。ジェフティの機動性能をもってしてもなかなか
近づくことができない。さらに拡散ビームやデコイ、ホーミングミサイル、フローティングマイン、煙幕など多様な武器を
装備しており苦戦を強いられるジェフティ。戦闘の末勝利するとインヘルトがコントロールを失い地面に落下する。
ロイド「よくやったディンゴ、お前ならノウマンを止められる。」
ディンゴ「爺さん、早くプログラムを。」
ロイド「渡したいが体が動かん。」
ケン「私がいくわ。」
ジェフティから降りられないディンゴの代わりにケンがロイドの下へゆく。ロイドの指示通りプログラムのロックを解き
ジェフティに送る。
ロイド「はやくしろ、ノウマンが近づいている。奴は力に捕り付かれている、何をするかわからんぞ!アーマーン計画の目的は支配ではない、
    破壊だ。今から送るのは単なるプログラムではない、システムに着床するまで時間がかかる。今はまだアヌビスには勝てんぞ!」
天井にヒビが入ったと思った次の瞬間、目の前にアヌビスが現れる。
ノウマン「まだ死にたりないようだな、ディンゴ。人の命が軽い世の中だ、死んだはずの男がよみがえりアヌビスの一撃で何万もの
     人が死ぬ。人類は途方もない進化の果てにようやく自然の摂理を手にしたわけだ。いいことを教えてやろう、お前が最後の
     任務で運んだメタトロンはどうなったと思う?その機体だよ、アヌビスとジェフティはお前の部隊が運んだメタトロンによって
     作られたのだ。」
ディンゴ「あの時のメタトロンが?・・・おかげで仲間が死んだ。」
ノウマン「喜べ、ディンゴ。お前もアーマーン計画の一翼を担っているのだ。前祝いにちょうどいい相手をしてやる。来い!」

続く


392 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 05:16:15 ID:YhIyPK4p
ゼノサーガ3書いてみようと思う
今作は良作なのでモッコスで切っちゃった人にも教えてあげたいしw


393 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 05:25:01 ID:YhIyPK4p
T.C.4747 惑星ミクタム

グノーシスが徘徊する廃墟を進む母と子
グノーシスに見つからずに脱出ポットにたどり着いたのだが
母親は息子をポットに乗せると扉を閉めてしまう
息子は扉を叩き、なぜ一緒に乗らないのかと訴えかける
扉越しに母の手が重なった瞬間、母親はグノーシス化してしまう
母親の悲しそうな顔を最後に、ポットはミクタムを脱出していった・・・

続く

394 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 05:40:01 ID:YhIyPK4p
現代

聖櫃の前にたたずむ赤のテスタメント、そこに黒、青、白のテスタメントも姿を表す
計画の進み具合を確認しに来たらしい
順調に進んでるようだなという青のテスタメント、だが赤のテスタメントの返事はない
青「ちっ相変わらず無愛想なやつだぜ」
赤のテスタメントはなにかを呼び出そうとしているらしい
赤「15年前の事象変移、それは不完全な形で行われた」
赤「歪みは矯正しなければならない」
何かを企んでいる赤を茶化す青
赤「・・・・・・」
聖櫃を覗き込む青
青「で、これが我らの姫君か?」
青「ふーん、いい匂いがするなぁ」
青「お前、気に入ったぜ」

続く


395 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 06:04:22 ID:YhIyPK4p
舞台は変わりサーバー群のような場所に

マクロファージ(護衛システム)に追われるE.S.ディナ
パイロットはシオン、副座にはミユキが
どこかのサーバーに潜入したはいいが、ミユキにミスにより敵に見つかってしまったらしい
ミユキを叱るシオン
シオン「今までなにしてたの!」
ミユキ「そんなぁ、私だってしっかり確認したんですよぉ」
更に新手が
ミユキ「インターセプター三機、更に追加されました!」
シオン「言い訳する暇があったらしっかりサポートして!」
そこに加勢に現れたエイムスが一機
シオン「ドクトゥス!」
パイロットはドクトゥスと呼ばれる女性、副座にはカナンが
ドクトゥス「七時方向に三機、いける?」
カナン「任せておけ」
すさまじい機動で敵を全て撃破、なんとか潜入ポイントに到着
カナンの腕前を誉めるミユキだが、三人に危機感のなさを注意されてしまう
ふくれっつらをするミユキであった

続く

396 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 06:38:31 ID:YhIyPK4p
ここはヴェクターのS-Division(エスライン)という場所でシオン達はここにある特秘データを調べに来たのだった
ドクトゥスはバックアップに回り、シオン、カナン、ミユキの三人で潜入することに
いくつかのセキュリティを解除し、最深部に到達したシオンたち
データのバックアップを急ぐカナン
カナン「おい、ここまできてミスはするなよ」
ミユキ「わかってますよ〜」
シオンはU.M.Nの謎、誰がU.M.Nを作ったのか、作ったのではなく、元々存在した物なのではないか
という疑問を調べるために潜入していた
データのバックアップが終わりに差し掛かるころ、突然グノーシスが出現
シオン達はそれを撃破するが、それと同時に大量にグノーシスが出現
助けにきたドクトゥスと共に脱出しようとするシオン
脱出中に男の子の姿(ゼノギアスのフェイに似た男の子)が浮かぶ
そしてなんとか脱出に成功するシオン達であった

シオンは南の島?(水着で登場w)からアクセスしていたようだ
バックアップも取れていたようで、任務成功を喜ぶ仲間たち
シオンはグノーシスとU.M.Nの関係、KOS-MOS、それに父が関わっているとにらみ調べていたのだった
グノーシステロ(公式サイトでフラッシュ見れる)の一件でヴェクターは退社してしまっていた
不意に襲うめまい、頭を抑えるシオン
シオン「最近多いわね・・疲れがたまってるのかしら・・」

そこにアレンからのメールが、KOS-MOS開発計画は中止が決まったという内容だった
アレンはフィフス・エルサレムにいるらしく
一局のみんなやKOS-MOSにあいに来るといいと提案するのだった
シオン「もう半年もたつのね・・」
昔を思い出し物思いにふけるシオン
シオン「そうか・・計画中止か・・・」
シオン「ケビン先輩、悲しむだろうな・・」

シオン「やっぱりこのままじゃ前に進むことはできない」
シオン「KOS-MOSに合いに行かなくっちゃ!」

続く

397 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 06:51:38 ID:YhIyPK4p
ヴェクター

赤のテスタメントがS-Divisionからデータが流出したとヴィルヘルムに報告
ヴィルヘルムはこの事態を予想していた、そしてこのまま傍観することを伝える
ヴィル「それよりレンヌ・ル・シャトーのその後は?」
赤「プロジェクト・ゾハルのデモンストレーションのため、すでにフィフス・エルサレムへの搬送は終了しています」
赤「あの場所はこのまま放置されるおつもりで?」
ヴィル「ああ。オルムスにも目に見える証が必要だろうからね」

ヴィル「彼女の時間もそう残されてはいない。やはり虚ろなる存在(KOS-MOS)との接触は負担が多すぎる」
ヴィル「次こそは成功させなければならないよ」
赤「わかっております。その為に、私自ら彼女の下へ」

ヴィル「君の言った通り、良い波を持った娘だね。彼女は。」
赤「恐れ入ります」

続く

398 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 06:52:18 ID:PyK7cYUW
さすがゼノ、固有名詞が多過ぎて訳がわからないぜ。

399 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 07:15:37 ID:YhIyPK4p
ユリとヘルマーの通信

ミクタム星系はオルムスに制圧されていた
ユリ「歴史は繰り返される」
100年前とまったく同じ状況だった
ヘルマー「人の意識の根元に自己保存本能がある限り、戦いはなくなりはせんよ」
ヘルマー「人が人である事を放棄した時、その先に待つものは熱的死に他ならん」
ユリ「全ては自然の摂理だと?あなたらしい考え方ね、ヘルマー」
ユリ「でも、それすらもグノーシスの存在によって崩されようとしている」
ヘルマー「その為のプロジェクト・ゾハルだ」
戦略制圧艦<メルカバ>という兵器を作っており、これはY資料によると天の車同様
太古から存在していた何らかの装置だった。これをディミトリが兵器として転用していた
ヘルマー「ディミトリめ、ヨアキムの負の遺産をも利用するとはな」

ヘルマー「すまないが、引き続きディミトリの監視を頼む」
通信を切るユリ、そこにカナンが現れ報告をする
宇宙にレンヌ・ル・シャトーと呼ばれるロストエルサレムの地殻が出現していた
当該宙域ではグノーシス異常発生現象も確認されており、オルムスも興味を示しているようだった
しかし、これ以上調べるためには対象に接近するしかなく、調査隊の編成を尋ねるカナン

ユリ「既にクーカイ・ファウンデーションに依頼してあるわ」
軍内部にもオルムス関係者が潜り込んでおり、クーカイに頼むのが適切と判断していた
カナン「賢明な判断だ」

ユリ「シオンの様子はどうだった?」
カナン「普通だ、特に問題はない」
カナン「付き合ってる連中は少々問題があるがな」
ユリ「スキエンティアね」
スキエンティアとはレジスタンス組織でドクトゥスもスキエンティアの人間であった

続く

400 ゼノ3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 07:22:10 ID:aOYgaJVd
かってに補足。2から3への間の話。

4767年、オルムス教皇セルギウスによる惑星ミルチア崩壊から半年。(2)
星団連邦の各星系で発生していたグノーシス現象は加速度的に広がり
既に30パーセント以上の太陽系圏が壊滅的な被害を受けていた。
事態を重く見た星団連邦及び各自治政府は対グノーシスの一大計画
「プロジェクトゾハル」の推進を急務として活動していた。

そんな折、特定の地域のみに局地的グノーシス現象が起きる。
後にグノーシステロと呼ばれる事件に接触委員会のユリ・ミズラヒは
クーカイファウンデーションに調査を依頼。ジュニアやジンが調査に当たる。
現れるネビリムと名乗る少女。彼女は特殊なレアリアンであり、その脳波には
レメゲトン(ロスト・エルサレム時代のゾハル解析プログラム)の波長があった。
謎の組織スキエンティアのエージェントドクトゥスを退け事件を調べていくと
背後にグリモアという男が現れる。彼の操るグノーシスにより襲撃されるラボ
救出を依頼されたシオンはコスモスはユリを救出するが少女はさらわれてまう。
ドクトゥスと共闘しグリモアの正体を暴くシオンだったが、事件の背後に
U.M.N.とヴェクター、そして父親であるスオウ・ウヅキの関与を知ってしまう。
U.M.N.のヴェクター重要管理領域にハッキングするシオン。
結果として事件は解決されるが、シオンはヴェクターを退社するのだった。
(データベースの中で書かれているだけで本編はいきなり上記の通り)
(グリモアはロストエルサレム時代の人間でU.M.N.の中で意思だけの存在)

401 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 07:43:48 ID:YhIyPK4p
補足ありがとう
飯くってきます


402 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 08:30:47 ID:YhIyPK4p
デュランダル

ユリからの要請について相談するシェリィ、メリィ、ガイナン、Jr.
ガイナン「ミズラヒ委員から依頼では無碍に扱うわけにはいかんな」 
Jr.「なに、この所暇してたからな、気分転換に丁度いいさ。な?」
メリィ「ですわ」
シェリィ「非公式ですがオルムスの艦隊も例のポイントに向かっているとの情報もあります」
Jr.「オルムスが必要としている何かがそこにあるのか・・・それとも・・」
ガイナン「我々にとっては未知のものであっても、彼らにとっては既知のものかもしれん」
Jr.「どっちにしろ直接接触すれば何か判るだろ、だよな?」
ガイナン「まったく、お前は気楽でいいな。少しはこちらの身にもなってもらいたいもんだがな」

戦闘が目的ではないので小回りの効くエルザで調査に向かうことに
Jr.「なぁに、こっちにはE.S.があるんだ、心配はいらねぇよ」
シェリィ「ちび様・・・当該宙域では大規模なグノーシス反応も確認されています、十分ご注意を」
Jr.「わかってる、そろそろポイントにつく頃だな、また連絡をいれる」

ミクタム

廃墟にたたずむマーグリスとペレグリー
レンヌ・ル・シャトーに侵攻中の連邦艦隊撃退をE.S.に乗せたリヒャルト、ヘルマンにやらせていた
マーグリス「ふん、アニマの器との相性はよさそうだな」
ペレグリー「ええ、E.S.が相手ではろくな抵抗もできないでしょう」

マーグリス「ペレグリー、おまえの目には何が映っている?この見渡す限り死蝋の都、ミクタム・・・」
マーグリス「これが・・我らオルムス発祥の地の姿か・・」
ミクタムは18年前、連邦がゾハルを暴走させ、その結果死滅してしまった
オルムスの長ハインラインがマーグリスにミクタムは再び蘇ると伝えていた
マーグリス「ハインライン卿が仰ったのならば、それは確固たる事象」
マーグリス「現にレンヌ・ル・シャトーは帰還を果たしたのだからな」
ペレグリー「聖地レンヌ・ル・シャトー・・・」
ペレグリー「かつてロストエルサレムに存在した我らのゆりかごたる、聖女の眠る地」
マーグリス「我らは命を賭して、かの聖地を守らねばならん」

そこに兵士からの報告が
クーカイ・ファウンデーションが当該宙域に向かったという報告だった
マーグリス「ふん、ヘルマーの子飼い共か」
マーグリス「ククク、奴に会えるかもしれんな」
マーグリス「出撃準備!これよりレンヌ・ル・シャトーに向かう!」

続く

403 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 08:59:29 ID:YhIyPK4p
ポイントに到着したエルザ、Jr.達はE.S.で調査に向かう
Jr.「結構でかいな・・」
ケイオス「岩塊というより、小惑星だね」
ポイントでは異常な重力歪みが発生
ジン「物体を中心としておよそ1G、確かに異常ですね」
近くに近づいてみると、この小惑星はどこかの惑星の陸地をそのまま切り抜いたかのような形であった

モモ「所属不明機、複数接近して来ます!」
Jr.「オルムスの連中か?お出迎えとはご丁寧なこったな!」
Jr.達が敵と交戦している間にエルザが惑星に近づきデータを取ることに
圧倒的火力で敵を撃破したJr.達だったがそこにマーグリスがE.S.で強襲する
激しく斬り合うE.S.ルベンと黒いE.S.
ジン「黒いE.S.・・・この剣さばき・・」
マーグリス「この太刀筋・・・ウヅキか!」
ジン「やはり大佐でしたか」
そしてマーグリスと戦闘へ
ジン「大佐!オルムスがこの地にこだわる理由、この地には一体何があるというのです!」
マーグリス「貴様に語る言葉などない!」
マーグリス「己が無知を恥じこのまま塵となれ!」
すると突然浮遊大陸の周りに空間異常が発生、ジンは浮遊大陸から離れようとするが
マーグリスに捕まってしまう
マーグリス「逃がすわけにはいかんな、ウヅキ」
それを助けるためエルザがマーグリスに突進
マーグリス「邪魔をするなぁ!」
マーグリスの攻撃がロジカルドライブに直撃しエルザは空間異常に飲み込まれてしまうのだった
マーグリスはハインラインの指示で撤退、エルザは浮遊大陸に不時着するのであった・・・

Jr.達はエルザの捜索をするのであったが、レーダーにも引っかからず空間異常のでせいで
浮遊大陸に乗り込むこともできず、ただデュランダルの到着を待つだけしかできなかった・・・

プロローグ 終

404 ゼノサーガEP3 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/12(水) 09:05:34 ID:YhIyPK4p
とりあえずここまでで
あと9章もあります(;^ω^)
なにか「ここ重要なのに抜けてるよ!」とかあったら補足していただけるとありがたいっす


405 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 11:58:36 ID:BvhXOfqA
・・・・すごくよみにくいです。

406 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 12:51:22 ID:IhNMNlEr
夏休みにミスティックアークまぼろし劇場投下してもよろしいでしょうか?

407 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 14:39:41 ID:e6kAneCg
>>404
台詞もいれたら凄い量になるぞ
入れるとしても重要なところだけでいいんじゃないか

408 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 15:08:06 ID:t2kyaRDo
>>406
未解決一覧にあるんだから一々聞かなくていいと思うよ。

409 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 16:50:55 ID:H7PCQ2Lr
「いいですか?」って聞かれるとなぜか「ダメよ」って言いたくなる


410 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/12(水) 17:56:21 ID:lOduM6g8
killer7どなたかお願いします

411 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 01:17:34 ID:A42dnBqB
とりあえず、ゼノのひと乙。
できれば重要キャラが死んでいくシーンとかはある程度
台詞をお願いします。


412 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 02:16:40 ID:25RLOsXk
サターンの「魔法騎士レイアース」と「リンクルリバーストーリー」、
ゲームギアの「新世紀ラグナセンティ」をお願いします。

413 名無しんぼ@お腹いっぱい sage 2006/07/13(木) 02:20:59 ID:0JP/I6Xn
サターンのレイアースはオリキャラ部分以外ほんとにアニメ第一部と同じで
単に敵全員サクサク死んでって最後東京タワーで号泣するだけだぞ

414 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 02:44:39 ID:W0Lmwt+K
ナイト&ベイビーのストーリーきぼん

415 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 08:18:16 ID:ADtZeO31
>>413
それだけで充分だなw

416 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 09:07:15 ID:XIRMoE0Q
エメロード姫が悪の魔道師に攫われたので助けてくれと導師に召喚された
伝説のマジックナイト光、海、空の3人の女の子は魔神と呼ばれる
ロボットと契約してついに魔道師を倒すことに成功するんだが
実は姫と魔道師は恋仲で世界の為に死ぬまで祈り続ける運命だったそうで
姫を救うために行動していたとわかる、姫様が恋人の死に世界の崩壊を臨む
暴走した姫をぬっ殺して元の世界に戻り自分達のしたことは何なの?みたいな
ゲームやってないけどアニメ第一部はこんなんだったな。

417 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 13:34:26 ID:d0HpjYjC
ルベド―――
それが本来のお前達の姿だ
俺は お前達を監視する為に作られた

お前を殺すことが
俺という存在の全てだった
俺はその任務を放棄しようとした――――

それは俺の存在そのものを否定する行為だった

俺は―――お前たちと別れる事が何よりも怖かったんだ

アルベドはずっと知っていたんだ
俺が お前にとって危険な存在だってな
俺は 最初からこの世界に在ってはいけなかったんだよ

お前を監視する役目は終わった
いや

もう終わりにしたいんだ―――



さよならは言わないよ
また 三人で遊ぼう

それまで 元気でね
ルベド アルベド―――

418 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 17:39:25 ID:h/+bXSZP
>>413>>416
おおむねそのままだった
ただアニメでは死んでたプレセア(武器作ってくれる人)が生きてたり
アニメでは敵は元聖獣だか魔獣だかの額に宝石のある人以外はみんな生きてるんだけどゲームでは皆殺し

あと三人目は空じゃなくて風(ゲーム性からか武器が大剣から弓になってた

419 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/13(木) 19:15:29 ID:4i1hqs/5
ラスボス戦がSHTだというのだけは許しがたい

420 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 00:14:17 ID:04baarUn
>418
原作ではプレセア生きてる。
アニメはシリーズ構成がバカやって勝手に殺して、原作者激怒。
他にも漫画読めば誰でも想像つくようなあからさまな伏線が読めなかったらしく、
原作とは設定が変わってしまう話を書いてしまったりしていた。
そのせいで途中からアニメの脚本は原作者が書くことになったくらいだ。

だからにプレセア関してゲームは原作に沿ってるんだと思う。

421 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 01:26:00 ID:QVTB554K
ゼノはどうしても固有名詞多いからわかりずらいなー。
2で完璧に切っちゃったから、いまさら3だけはやれないし・・・
DS版やればいいのか。あれって同じ話なのかな

422 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 01:28:18 ID:kto6mhaW
フリーゲームの「シルフェイド幻想譚」「シルフェイド見聞録」、
シェアウェアの「シルエットノート」を教えてください

423 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 12:00:23 ID:Fl3ps5s2
>>421
大筋は同じだけど中身がまったく違うのがDS版
やるならDS版のがいいよ

424 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 13:19:24 ID:vidHIPWp
最近平気で三つも四つもリクする人が多いね…

425 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 15:04:02 ID:xdzikgZ0
すみません、どなたかエターニアオンラインお願いできますか。

426 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 16:29:40 ID:+i4S/GHh
ゼノサーガep3お願いします!!

427 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/14(金) 16:54:49 ID:DzanIxGz
>>426
>>393-404

428 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 17:13:37 ID:Fl3ps5s2
ペルソナ3お願いします!!

429 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 17:21:40 ID:qlyOm3HQ
流石に昨日発売したやつは無理だろ

430 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/14(金) 17:39:30 ID:wag3oRdh
ONI IV 鬼神の血族

――メインキャラ――

音鬼丸(おとぎまる):
主人公の少年。15歳。茨鬼童子と琴音の息子。御琴という双子の妹がいたらしい。
毘刹童子(びさつどうじ)へと転身する。

高野丸(たかやまる):
IIの主人公だった。32歳。狐との混血児。秘女乃の恋人。有数の退魔師。
黄牙太子(おうがたいし)へと転身する。

秘女乃(ひめの):
IIのメインキャラだった。猫又との混血児。占いの得意な巫女。28歳。
白麗娘子(びゃくれいじょうし)へと転身する。

天地丸(てんちまる):
ONIシリーズ御馴染みの男。35歳。
最強の鬼神"魔封童子(まふうどうじ)"に転身する。

砦角(さいかく):
IIのメインキャラだった。35歳。怪力無双の修験者。
翡峰龍子(すいほうりゅうじ)へと転身する。

――サブキャラ――

茨鬼童子(いばらぎどうじ):
音鬼丸の父。かつては天地丸のライバルだった。

琴音(ことね):
音鬼丸の母。天地丸の実の妹。

雁木丸(がんきまる):
望忘仙人の孫。好奇心旺盛な少年。10歳。

心衛門(しんえもん):
えと城の怪異目付け役。34歳。

妖奇老(ようきろう):
天地丸と高野丸の祖父。つまり音鬼丸の曽祖父。97歳。

真之介(しんのすけ):
九州の粂元城の城主の弟。21歳。

佳夜(かよ):
音鬼丸の妹のようだが…。

天津甕星(あまつみかぼし):
敵の総大将。

431 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/14(金) 17:41:00 ID:wag3oRdh
 琴音と茨鬼童子の間には男女の双子が生まれていた。
とある嵐の夜、灯りが消えたので再び灯すと、双子の片割れである御琴が消えていた。
二人は懸命に御琴を探すも見つからなかった。
そして15年の歳月が過ぎる。
 双子の片割れである音鬼丸は立派な少年に成長していた。
最近、彼には自分を呼ぶ誰かの声が聞こえていた。
とある日も聞こえ、母に相談するも気のせいだろうと片付けられてしまう。
が、隣家に母が作りすぎた煮物を届けに行く帰りにも聞こえてくる。
気のせいではない、しかも声は段々はっきりとしてきていた。
改めて母に相談すると父に相談するように言われる。
隣町に会いに行くと帰ってから話を聞くということで出戻りに。
親子三人で相談をという段階で音鬼丸が最初に口を開いた。
あの声は自分の半身である、自分は半身を探しに行くと。
御琴が呼んでいるのかもしれないと茨鬼は許しをくれた。
 人間界へ出て秘女乃という人探しの占いを得意とする巫女を訪ねろとのこと。
まずはこの異次元から人間界への道を開けるという望忘仙人に会いに行くと
迷い込まれては困るし孫がいなくなってそれどころではないと断られてしまう。
近くの忘却の町で情報を集めるとそれらしい子供が南の山に向かったらしい。
行ってみると山の小屋で記憶喪失の少年とそれを可愛がる女性がいた。
それらしい少年がいたが記憶喪失で帰ろうとしないことを報告すると
仙人と記憶を取り戻す薬を作る材料を採りに洞窟に向かうことに。
作った薬を少年"雁木丸"に飲ませると彼は記憶を取り戻した。
仙人はもし人間界に行くのなら近くの樹海に来いと言って少年を連れていく。
樹海の奥に行くと待っていた二人がおり、仙人は岩をどけて入口を作る。
ただしこの入口がどこに通じているのかもわからず戻ってくる手段も自分で見つけろとのこと。
音鬼丸が飛び込むとそれに続いて雁木丸も飛び込んだ。仙人は怒るが時遅かりし。
退屈が嫌だから同行するつもりになったそうだ。こうして二人で旅を始めることになる。
 最初に着いた町では西の森に狩に行った男たちが帰ってこなくなったと嘆く人達が。
森に行ってみると生まれ変わって兵隊となるのだといって森の神が襲ってくる。
返り討ちにするとおみつという女が父の仇といって因縁をつけてきた。
今の戦い方は父が殺された時のものと同じだという。
知らないものは知らないのだがおみつは証拠を掴んでやるといってその場を去った。
村に戻るとはんすけという男をおみつが連れてくるが
音鬼丸達を見て強そうなので様子を見ることにしようと言ってはんすけ達は下がっていく。
しかし村人の話でははんすけはおみつの家の家宝を狙っているらしい。
おみつの家に行くと家宝のことでおみつに詰め寄るはんすけが。
はんすけを叩きのめすとおみつは音鬼丸に侘びお礼にと通行手形をくれる。
 関所の先の小室町の南では山神が怒りえとへの道を岩でふさいでしまっていた。
町人からどうにかしてほしいと言われ、このままでは自分達も困るので山に向かう。
山神を叩きのめすと許しを請われた。
神の落ちこぼれだったのに嫌気がさし悪い妖怪軍団の手先になったそうな。

432 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/14(金) 17:42:22 ID:wag3oRdh
 岩のなくなった道を抜けてえとに行くと心衛門という役人から頼みごとをされる。
西の尼寺に行って帰ってきた女が別人のようになっているので調べるように言付かっており
それに協力して欲しいとのこと。
 3人は尼寺に行くが当然男子禁制なので入れてはくれない。
岩国村の秘女乃に協力を頼んではどうかという結論になり一緒に岩国村に向かうことに。
 関所を抜けて岩国村に着くが秘女乃は知人を訪ねて京の城に向かったらしい。
 京に行くと箪笥の上に高野丸宛の手紙があり秘女乃は入れ違いで岩国村に戻ったようだ。
 今度こそ岩国村にて秘女乃と出会う。
心衛門が自分の用件を話すと尼寺の件に力を貸してくれることを了承してくれた。
音鬼丸が自己紹介をし半身探しのことを話すと尼寺の前にと占ってくれた。
しかし闇のようなものに覆われていてよく見えないという。
こういうことに詳しい人間に心当たりがあるので尼寺の件が終わったら案内してくれるということに。
 尼寺に行くが当然入れるのは秘女乃だけ。これではたいして意味がない。
えとで弥衛門というからくり職人に相談することに。
表戸は閉まっていて留守のようだが裏口から入ると会えた。
尼寺のことを話すとからくり人形の"お松さん""お梅さん""お竹さん"を紹介される。
これはロボットであり中に入って乗ることができる代物だ。
しかし子供用であり心衛門には小さすぎた。変わりに息子の九兵衛が乗ることに。
 三度尼寺に。今度は秘女乃を先頭にして4人とも通過。
奥に行くと黒幕の巫女が妖怪となり襲い掛かってきた。
叩きのめすと「小僧ごときに…」と毒づいた後「お前は!?裏切ったのか!?」と
何かに気付いたようにして息絶える。半身に関わることのようだが。
 心衛門に報告の後九兵衛と別れる。秘女乃も連れて高野丸に会いに京へ出発した。
 高野丸はいないが手紙はなくなっていた。
仕方が無いので桶山城下町にいるというもう一人の知人に会いに行く。
 が、またも目当ての砦角はいなかった。たがけ村に出かけたらしい。
 村に行くと砦角はいなかった。
長老の話では一月ほど前におきた大津波を法力で防いだのだが反動で遠くへ飛ばされてしまったそうな。
秘女乃が占ってみると生きていることは確かだが詳しい場所はわからない。
直後に秘女乃が不調を訴えて倒れてしまう。そこに突然謎の3人組みが現れる。
音鬼丸に似た少女は
秘女乃が15年前に天輪乗王(てんりんじょうよう)を倒した(IIの話)四人組の一人であることを知っていた。
少女は"天津甕星"に仕える"佳夜"といい一行の命を奪いにきたらしい。
攻撃を受けて吹き飛ばされる音鬼丸と雁木丸。連中は秘女乃をどこかへ連れ去り津波を起こして消えた。
どうすることも出来ずに津波に飲み込まれた一行。
 音鬼丸はどこかの洞窟に一人でいた。そこで龍と出会う。
龍は音鬼丸が鬼の力を持つ者であることを見抜き自らも同じ力を持っているといって人の姿になった。
この龍こそが砦角だった。彼の力で桶山まで戻る。
彼は佳夜の津波を防いだのはいいが体がぼろぼろになり洞窟で体力を蓄えていたらしい。
砦角は同行を申し出て四国にいる天地丸に会うことを提案する。

433 ONI III 黒の破壊神 sage 2006/07/14(金) 17:44:01 ID:wag3oRdh
 津波の原因を探るためだと言って四国までの船を出す許可を殿から得て四国まで。
 四国にて才蔵に会うと天地丸は石塔山で修行をしているだろうとのこと。
 会いに行くとそこへ佳夜が現れ音鬼丸ばかりか砦角までも生きていたことに驚く。
天地丸と音鬼丸が佳夜に詰め寄ると割れるような頭の痛みを訴える佳夜。
そこにあの時の3人組みの残りの悪路王(あくろおう)と両面宿儺(りょうめんすくな)が現れる。
天地丸のことも知っているらしく本来はここで叩くつもりだったのだろうが佳夜を回収して消えていく。
去り際に楽しい祭りが始まると言い残して。天地丸は身内のためにと協力を申し出てくれた。
 地張りの里に戻ると才蔵が各地の草から緊急の報告があったことを伝える。
各地で鬼が復活し九州では謎の石造が出没しているらしい。自体解決のために九州へ行くことに。
 中国地方端の船着場では船がないので九州に行けなかった。
そこへ妖奇老が現れ大天狗に相談するように言われる。さらに妖奇老も同行することに。
 大天狗が言うには禍神の復活が原因だという。太古の神々さえも恐れる"天津甕星"が。
それは鬼族の頂点に立つ鬼神らしく倒す方法があるかもわからない。
そこまで話して大天狗は音鬼丸が胸にかけていた石を見て
毘沙門の力をもつ"毘仰石(びこうせき)"であると言う。
七福神の力を宿した宝をもってすれば封印できるかもしれない。残りの一つが九州にあるらしい。
しかし船がない。そこで大天狗は一行を団扇で吹き飛ばした。
くめもとの城下町で突然男に声をかけられる。
彼はくめもと城の城主の弟で真之介といい特別な力を感じる一行に力を貸して欲しいとのこと。
最近兄の様子がおかしくうめき声が聞こえ今では影の形が人間のそれではなくなっており
妖怪にとり憑かれているのではないかと思っているそうだ。
実際に会ってみることに。
 城主の前には佳夜がいた。
音鬼丸を見て敵愾心を見せる佳夜を目にし城主も九州を預かる妖怪"八束脛(やつかはぎ)"の本性を見せる。
城主にとり憑いて人間を支配しようとしていたらしい。
倒すと佳夜は音鬼丸達の成長を見て今度は自分で相手をする番だと向かってこようとする。
音鬼丸が彼女に向かって何かに操られているのだと説得をすると
不安定さを見せるが自分は天津甕星の妻である佳夜だと聞き入れない。
それでも自分の妹の御琴であると説得し続ける音鬼丸。
揺らぎが高まった佳夜は激昂して向かってこようとするが
真之介がきょうだいで争うようなことはしないでくれと割って入る。
妖怪にとり憑かれたとはいえ兄を手にかけ今また兄と妹が戦うのは見るに忍びなかったのだ。
彼女は自分が誰なのか自問した後に消えてしまう。
 兄を失い傷心中の真之介をそっとしておいてそのまま地下に入る。
奥には毘仰石と同じ感じのする布翁玉(ほうおうぎょく)があった。

434 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 17:45:26 ID:+i4S/GHh
ゼノサーガep3の続きお願いします! 


435 ONI IV 鬼神の血族 sage 2006/07/14(金) 17:45:49 ID:wag3oRdh
今気づきましたが名前の欄に書いたタイトルが以前のままでしたね。
IIIではなくIVでした。あららららら…。

436 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 17:47:24 ID:+i4S/GHh
ゼノep3簡単に説明できる人いたら是非お願いします。


437 ONI IV 鬼神の血族 sage 2006/07/14(金) 17:47:49 ID:wag3oRdh
 南のかこしまに向かうと南の森に石像があった。
すごい妖気を発しており天津甕星の力が過去の産物を呼び出したのだろうとのこと。
これは法力を増幅させる効果をもつらしい。
そこへ夜叉が襲ってくる。返り討ちにするも石像ある限り何度でも復活すると広言し本当に復活する夜叉。
そこへ佳夜が割ってはいる。
夜叉がどくように言うが佳夜はくめもとで人の心に触れたことで
閉ざされた過去の記憶を思い出したといって退かない。
夜叉は佳夜を裏切り者扱いするが
彼女は御琴であり兄である音鬼丸を傷つけさせない、
兄と一緒に日本を滅ぼそうとする悪鬼と戦うと宣言する。
記憶を取り戻した御琴を倒そうとする夜叉、退かない御琴。
両者は相打ちに倒れ夜叉は消え御琴も重症を負ってしまう。
一度京に戻って御琴を治療することに。
同じ頃の敵地では両面宿儺と悪路王が御琴が記憶を取り戻して離反したことを不快に思っていたが、
天津甕星は石像を復活させる役目は終わったのだからどうでもよい、
それよりも鬼族復活という祭りを始めようと言う。
〜〜ところで御琴が攫われたのは赤ん坊の時なので人の心や記憶云々というからには
前身があったということなのでしょうか〜〜
 京で御琴を診ている妖奇老。相当弱っておりしばらく安静とのこと。
御琴は妖気老に任せて七福神の力の宿ったアイテム集めを続行することに。
宿を出ると大天狗の使いが一行を呼びに来た。
例のアイテムの一つが北海道にあることがわかったらしい。
 船で北海道に渡り程なく高野丸と再会。彼が持っていた"福寿杯(ふくじゅはい)"を受け取る。
残りははくだて町の北の大黒洞と遠野村の西の毘沙門洞、京の城の神社、いつもたいしにあるとのこと。
 西の洞窟には結界があったが七福神の宝には結界を解く力もあった。
ここでは黒天符を入手。同じように他の宝も手に入れていく。
大黒洞と毘沙門洞、京では神社の神像の足元の地下空間。
いつもたいしでは神主が素性の知れない者には渡せないと拒むが
夜叉を倒した者を探して現れたという羅刹を撃退すると
妖怪を倒せるものは一行しかいないだろうと希望を託して譲ってくれる。
 大天狗のところへ行くと秘女乃が黄泉の国に囚われていることが判明したらしい。
黄泉の国への入口は望忘仙人が知っており、仙人に会うために再び異次元へ。
異次元へは北海道の北端からいけるそうだ。
 仙人に話を聞くと不死山からいけると聞ける。ただし空を飛ぶ必要があるとのこと。
〜〜雁木丸の心配は?〜〜

438 ONI IV 鬼神の血族 sage 2006/07/14(金) 17:50:05 ID:wag3oRdh
 えとに行くと誰も人がおらず弥衛門もいない。屋敷の地下に行ってみると弥衛門製作の飛行船があった。
仕方が無いので勝手に拝借することにした。
誰もいないのが気になったので京の妖奇老に会いに行ってみると暗雲が現れ人々をさらっていったとのこと。
妖奇老と御琴は妖奇老が結界を張って助かったらしい。
 不死山から黄泉に行くと高野丸が西から秘女乃の気を感じる。
西の城で酒天童子を倒して秘女乃を救出し、秘女乃が発見した鍵で近くの城の扉を開けて入る。
待ち受けていた悪路王と両面宿儺を撃破し奥に進み天津甕星と対面。
人々を殺させないという音鬼丸に天津甕星は元々地上は我らの土地だ、
我等が封印されている間に人間がのさばったのだと言う。
お前達にも妖魔の血が流れているのだろうと言う天津甕星に天地丸は道を誤ったりしないと答える。
それに対し天津甕星は過ちを悟らせてやると戦いを切り出した。
 天津甕星を倒すが敵は再生していく。
七福神の宝で封印しようとするも5人では7つの宝の力を発揮できない。
そこへ妖気老と御琴と茨鬼童子が現れ助っ人に入る。
7人が敵の動きを封じている間に音鬼丸が一騎打ちを挑み撃破した。
 最後の敵を倒したことを喜び援護に来てくれたことを感謝する。
 1年後、またもや煮物を隣に届けてきた音鬼丸。
今度は作ったおはぎをかつての仲間に届けてくるように言われる。
同行を申し出る御琴。
 雁木丸が望忘仙人に暇なので外に出させてくれと言うがろくなことにならないと却下される。
そこへ音鬼丸がおはぎをもって行く。特別に仙人に樹海の封印を解いてもらい人間界へ。
 最初はえとの茶屋にいる心衛門の所へ。おはぎを食べはじめた心衛門に主人が働くように催促しにくる。
つけがたまって"あるばいと"させられているらしい。
殿様からも言われているらしいのでまだしばらくはこのままだろう。
 次いで大天狗のところへ。美味さに喜ぶ大天狗。
その際大風を起こして二人を吹き飛ばしてしまうが
大天狗は二人が消えたのを「忙しい奴等だ」と言って自分が原因だとは気付かなかった。
 着いた先は九州のくめもと城。真之介の所へ行く。今は城の復興に頑張っていた。
 船で四国に渡ると砦角に会う。日本にいても暇なので大陸の天竺まで天地丸と旅をするつもりだという。
二人にとって日本は狭すぎたようだ。
 高野丸に会いに行くと当人はいなかった。仕方が無いので秘女乃の所へ。
 秘女乃の所に高野丸がいた。何故ここにいるのかと問うと神社にいた巫女が代わりに答えた。
今度二人は結婚するのだという。
式の直前まで黙っていて驚かすつもりだったので他の者には黙っていてほしいと言われる。
特に妖気老にはと念を押された。質素にしたいが祖父にばれると派手にされそうだからと。
が、突然妖気老が現れる。もう既にばれていたようだ。
ど派手にするためにと下準備に出かけていく妖奇老を見て高野丸はため息を吐く。
皆が祝福してくれるのだからいいではないかという音鬼丸。
 村に帰った二人をねぎらう茨鬼と琴音。今回の旅行であったことを報告しようとする二人。
 一つの戦いが終わり後世で音鬼丸達は魔を滅ぼした英雄として名を残したというテロップが入り
スタッフロールが流れて終了。


〜〜人々が消えて黄泉の世界に乗り込んでからの盛り上がりが微妙に欠けていました。
雑魚敵が強い上にエンカウント率が高くてウザいので長くは感じるんですけどね。
また、ラストの締めくくりがこうですが
5作目の"隠忍を継ぐ者"がこの連作ものの最終作で
この5作目にて今までの4作のメインキャラのほとんどが登場します。

439 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 18:10:37 ID:Fl3ps5s2
>>436
ヴィルヘルムの目的はケイオスの手から宇宙を崩壊から守るために
『時』を何度も繰り返させる『永劫回帰』させることだった
シオン達が生きる宇宙(世界)は滅びる運命にあったため、
それを防ぐために、これまでも何度も何度も同じ『時』を繰り返させてきた

が、何度も何度も繰り返されるうちに、人の意識の変革が起きたためついに失敗
シオン達に永劫回帰装置を壊され消えるヴィルヘルム
宇宙を崩壊から遅らせるためネピリム、ケイオス、アベル、コスモスはロストエルサレムに次元転移をする

宇宙を崩壊から守るためには人が自分達の力でロストエルサレムに辿り着かなければならない
シオン達はロストエルサレムに向けて出発する END

超簡易的説明だから色々穴があるのは許せよ

キャラクターのその後

バージルはフェブロニアと再会できて御臨終
ニグレドはウドゥに感染したユーリエフを別次元に連れて行って死亡
ヴォイジャーはカナンに道連れにされて死亡
ケビンはシオンを守るためにヴィルヘルム殺して御臨終
ジンはケイオス、ネピリム、アベルを守るため戦死
コスモスも同上

440 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/14(金) 18:51:05 ID:65cJS+RN
>バージルはフェブロニアと再会できて御臨終
>ニグレドはウドゥに感染したユーリエフを別次元に連れて行って死亡
>ヴォイジャーはカナンに道連れにされて死亡
>ケビンはシオンを守るためにヴィルヘルム殺して御臨終
>ジンはケイオス、ネピリム、アベルを守るため戦死
>コスモスも同上

何この全員死亡エンド。
劇場版Xを思い出したわ。

441 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 18:52:47 ID:+i4S/GHh
ありがとうございます。

442 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/14(金) 19:00:01 ID:+i4S/GHh
シオン、ケイオス、コスモス、ヴィルヘルム、ネピリムの正体と目的
を誰か教えてくれませんか??


443 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 20:16:08 ID:JpvdyPi8
>>425
もう未解決リストにある奴とは違うのか?

444 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 20:22:15 ID:Kwpjty3W
>宇宙を崩壊から守るためには人が自分達の力でロストエルサレムに辿り着かなければならない
>シオン達はロストエルサレムに向けて出発する END

マジ?
もしかしてゲーム史上初の「俺達の戦いはこれからだ!」式の打ち切りエンド?
 

確かep2は
「全ての謎を解く鍵はミルチアに有る!!」

(中略)

「ミ   ル   チ   ア    爆   散」
だったっけ。

445 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 20:48:11 ID:HSHnYILQ
その、「俺達の戦いはこれからだ!」式の打ち切りエンドは、
どこかでとうに存在してると思う。

自分はルドラの秘宝しかぱっと思いつかなかったけど。

446 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 21:00:04 ID:aW9Xw/pn
「こんどはオラがやる!」が思い浮かんだ。
まああれは原作の進み具合との兼ね合いもあろうが。

447 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 21:52:25 ID:USYlHIC+
聖地(=エルサレム)に辿り着かないと世界が滅ぶから数人の主人公たちが自力で向かうってのは、
以前からゼノサーガの元ネタ呼ばわりされてたSF小説「ハイペリオン」の導入と全く同じだな。
クリアしたあとはハイペリオン読めばいいんじゃないかな。

448 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 21:53:37 ID:sjOI53ll
>>444
それはもう、全6章・15000年に渡る壮大な物語の一部分に過ぎませんから。

('A`)

449 ◆l1l6Ur354A 2006/07/14(金) 23:13:05 ID:Bt0AWltL
ヴィルヘルムの目的(クリア後のプロフィールより抜粋)
数千年前、人々の意識がケイオスのアニマの力(宇宙のフェルセイフ)と呼応したことにより
宇宙はその崩壊を決定付けられた。(よくわからん)
ヴィルヘルムはツァラツトゥストラによる永劫回帰…過去へと時間を巻き戻すことで
時間の連環の中を繰り返して生き続けることを選択したのだった。
今回の回帰が何十回、何百回目の回帰なのかは定かではないが、その繰り返しによる歪が
人々意識を変えていった。そして人はついに彼の力を否定し、自らの意思で未来に進む事を
選択したのだった。もしかしたら彼が本当に望んだのはこの繰り返しによって生まれる
人の意識の変革だったのかも知れない。
正体に関しては一言も触れられていない。救世主?キリストらしきおっさんは別にいたが

ケイオス…集合無意識場から発生する力が人の形を取った姿。その能力は次元宇宙の消滅を
意味するため対立存在であるマリア(アニムス)によって力を分断(アニマの器)され
傍観者としてい生き続けていた。別に悪気はない。

450 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/14(金) 23:55:09 ID:SWZM65Ss
>>449
ネタバレスレでやれよ

451 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/15(土) 00:04:20 ID:a2JfTzyT
ありがとうございました。

452 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 00:18:26 ID:7sZahkPa
玉繭物語お願いします

453 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 01:24:21 ID:VOmkMCIp
とりあえずONI4乙。
5も書くの?

454 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 02:46:43 ID:gXjfDrNL
携帯アプリRPGの「ナノデビル」をお願いします。

455 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 05:31:42 ID:Ze6qTzOY
DSRPGソフトのゼノサーガ1・2
アレン君のストーリーに関してお願いします

456 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 14:12:36 ID:jsOVgplO
>>450
ここがネタバレスレの最たる場所じゃないのか

457 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 18:17:13 ID:7Y6IS5jr
>>425
お前の様な阿呆に教えてやれるオンラインゲームなどないわ。

458 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 19:15:38 ID:M+/YsKRL
>>457
お前に書けって言ってねーよ。

459 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 20:13:05 ID:1CEtVAXD
FF11とかメジャーなものならともかく、エターニアオンラインだと!?

460 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/15(土) 20:15:58 ID:VJmrhO7h
>>453
そのうちONI5と幕末降臨伝も書かせていただきます。
ただ、ONI1とONI2は未購入でこれからも予定はないので書くことはありません。
こちらは他の方におまかせします。

461 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 04:35:30 ID:ivy5Nm9M
エターニアオンラインって、「テイルズオブエターニアオンライン」の事?
てか、そもそもオンラインゲームに明確な物語性なんて存在するの?

462 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 09:01:00 ID:MSOVZ4hn
>>461
FF11は明確にストーリーがある。オフラインRPG並に凝ってる。
他はあんまないんじゃね?

463 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 13:27:52 ID:QF2KzQGe
エターニアオンラインは俺からもお願いする

464 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 14:06:01 ID:FGVvQdAv
ファンタシースターオンラインには
通常ストーリーとクエストストーリーがある。

ラグナロクオンラインは
普通にやってる分にはストーリー性は感じられないけど
クエストをこなしていくと非常にこんがらがってわけわからん
ストーリーが結構ある。

465 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/16(日) 15:20:17 ID:WcXIG2b5
>>404
どうか続きお願いします。

466 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 15:22:03 ID:CK/XGfML
ちゃんとまとめサイト見てからリクしろよ。
テイルズオブエターニアオンラインは前スレかその前ぐらいにリクされて
既に未解決リストに入ってるっつーの

467 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 17:34:55 ID:DM1F+ZuC
ペルソナ3プレイ終了
2週目進めながらだけどやってみようか?

468 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 17:56:52 ID:aQVwXBbh
>>467
お願いします

469 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 19:40:37 ID:GukKXNYG
>>465
乞食死ね

470 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 20:48:11 ID:kOSmPxGS
まとめサイトが見れないorz

471 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 21:21:18 ID:W8n7N69x
未解決一覧から見える。
俺の環境じゃ時間がものすごいかかるけどな。

472 ペルソナ3 sage 2006/07/16(日) 21:45:41 ID:DM1F+ZuC
んじゃやってみる
気になるところや変なところがあったらツッコんでくれ

2009年4月7日
喧騒に包まれる街を一人ウォークマンを聞きつつ転校先の寮に向かう主人公。時たま少女が拳銃自殺しそうな場面も挿入される
電車が遅れ真夜中に寮近くの駅に着くが、そこで主人公はいきなり人が消え、棺桶が立ち並び、血がそこかしこ飛び散る異空間に入ってしまう。ウォークマンの音も消える
なのに動揺一つせず溜息ついてスタスタ歩き始める主人公
棺桶が立ち並ぶ道をまったく動じず地図を見ながら寮に向かう。肝が据わりすぎです
寮に着くとそこは普通の状態でした。
見渡しているといきなり受付から少年が声をかけてくる
いつの間にか受付から主人公の前に立った少年は契約だからとノートを渡しサインを求めてくる
名前入力
サインすると何か不吉な事を言いながらノートを消すと「さ、始まるよ」そう言って消えていく少年、途端にまた雰囲気が異界のものに変わっていく
その時いきなり物影からさっき拳銃自殺しようとしてた少女が「誰!」と叫んだかと思うと銃を構えられます
しかし別の少女が物影から声をかけ、拳銃少女は安堵したのか銃を降ろし、同時に雰囲気が元に戻りウォークマンも起動し始めました
二人から自己紹介される主人公、後から来た少女は桐条美鶴、拳銃少女は岳羽ゆかり
どうやらゆかりは転入生が来るとは知らなかった様子
急な事で男子寮が開かなかったので一時この寮に置く事になったと語る美鶴
部屋に案内される主人公、その日はとっとと寝ます
次の日、ゆかりに学校まで案内される主人公
玄関にて別れ、職員室に行きF組へ
放課後にクラスメイトの伊織順平と知り合ったりしながら寮に戻ります

473 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/16(日) 21:56:18 ID:lSjJFMPM
>1の新作トリップ付けて

474 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 02:12:58 ID:uHqyZD7f
>>452
まとめサイト見てからモノを頼もうな。

475 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 11:46:50 ID:/rtNpHkY
静かだ
我が人生
思えばこれほど静かな時はなかったな

私はこれを求めていたのに
いざその時を迎えてみると
かつての喧噪が
あの 目まぐるしく変化する日々が
むしろ懐かしい

だが
こうしているのもまた
心地いい

一足先に行ってますよ

476 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 14:29:54 ID:VmVacLAf
Age of Mythologyと拡張版のストーリーの依頼があるけど、
1話ごとのダイジェストみたいな感じでいいなら書いてみるよ

477 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 14:49:07 ID:W5qjnz0d
>>476
よろしく

478 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 16:55:05 ID:VmVacLAf
Age of Mythology

アトランティスの英雄アーカントスは故郷へと向かう船の上で夢を見る。
その夢の中に戦いの神アテナが現れ、アーカントスにお告げを授ける。
そのお告げとは、新たな敵がアトランティスに迫っている、
きたるべき暗黒の時代を救えるのはアーカントスだけ、というものだった。

アトランティスの預言者テオクラートは守護神ポセイドンがお怒りであることを気に病んでいた。
予兆を無視するわけにもいかず、トロイアのアガメムノンの下へ
援軍を送るか送らないかでアーカントスと揉めていた。
そんな中、アトランティスの港町へ海賊ブラックセールズが襲撃をかける。
襲撃を退けるアーカントスだったが、海賊の首領、ミノタウロスのケイモスは
襲撃のどさくさに紛れて港にあったポセイドン像の鉾を盗んでいた。

ポセイドンの怒りを静めるためにトロイアへと向かうアーカントス。
その途中、地中海のとある小島に陣を構えたケイモスを攻撃する。
ケイモスを追い詰めたアーカントスだが、ケイモスは崖から飛び降りる。
だがケイモスは化け物の背中に飛び乗り逃げ延びた。
取り戻したポセイドンの鉾をアトランティスに送り返したアーカントスは、再びトロイアへ向かう。

トロイア近くの海岸に着いたアーカントスはアガメムノン王の軍と合流しアイアスと再会する。
トロイアの堅牢な防壁を突破するために最終決戦の準備をするアーカントス。

アトランティスの勇者オデュッセウスとも合流したギリシャ、アトランティス連合軍は
指揮官アガメムノンのもと正面突破の作戦に出る。
防壁門を突破したアーカントスだったが、アイアスが残る基地がトロイア軍の攻撃を受けていた。
トロイア突入を諦めアイアスを救出するアーカントスとオデュッセウス。
だが後方のアガメムノンが待機する野営地でもアーカントス達が
いない隙を狙ってトロイア軍が攻撃を仕掛けていた。
一旦退却し被害を確認するアーカントス達。

479 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 16:55:46 ID:VmVacLAf
壊滅的な被害を受け退却すらままならない野営地。
だが折角防壁門を打ち破ったのだから攻撃を続けるべきだと進言するアーカントス。
そこでアトランティスでは降伏するとき大将が馬を差し出すという風習に乗っ取り、
オデュッセウスの妙案でトロイアの木馬作戦を実行するアーカントス達。
木馬に潜んでトロイアの街に侵入したアーカントス、アイアス、オデュッセウスは、
防壁門を内側から破壊し、トロイアの攻略に成功する。
トロイアが陥落しそろそろアトランティスへ戻ると言うアーカントス。
だが船は先の戦いでボロボロだった。
そこで近くのアイオクロス島に立ち寄り船を修理してから帰ることにしたアーカントス。
その頃、キュクロプスのガルガレンシスとその部下ケンジット、
そして彼らの一味だったケイモスは不穏な動きを見せていた。

アイオクロス島に着いたアーカントスとアイアスだったが、村は山賊に襲われ焼き払われていた。
生き残った村人からアーカントス達が来ることを予言していたという男、ケイロンの話を聞く。
そこでアーカントス達は山賊にとらわれた人質を救出しながらケイロンを探し出すことにした。
ケンタウロスのケイロンを救出したアーカントスとアイアス。
ケイロンが言うには、村を襲撃した山賊はケンジットという男が率いており、
人質を連れて北の道へ向かい何かを建造しているとのことだった。

北への道を進むアーカントス一行。だがその山道にはまだ新しい防壁が築かれていた。
ただの山賊の仕業では無いと感じたアーカントスは防壁を突破し奥に向かう。
そこにある要塞ではガルガレンシスが裏で糸を引いており、
人質達を使って黄泉の世界への門を掘り返させていた。
不吉な言葉を残し、黄泉の世界へと消えるガルガレンシス。

黄泉の世界、冥界へと足を踏み入れたアーカントス達は
そこでガルガレンシスの一味が巨大な門を破壊しようとしているのを目撃する。
ガルガレンシスの企てを阻止するため門を打ち付けていた
巨大な破城槌を破壊するアーカントス一行。
だがタルタロスへの道は他にもあると言い残した
ガルガレンシスによって地上への道を落石で塞がれてしまう。

他の地上への道を探すアーカントス一行は、冥界の亡霊たちの
力を借りてゼウス、ハデス、ポセイドンの神殿に辿り着く。
だがアーカントスがアトランティスの守護神であるポセイドンの
神殿に祈りをささげても何も起こらない。
そこでゼウスの神殿に祈りをささげると地上への階段が現れる。
急いで冥界から脱出するアーカントス一行。
その頃、「ポセイドンの息子達の復活」を目論むガルガレンシスとケイモスは
別のタルタロスへの門を探すためエジプトへと向かっていた。

480 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 16:57:34 ID:VmVacLAf
とりあえずギリシャ編まで
読みにくい所があったらごめんなさい
エジプト編に続きます

481 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 17:55:13 ID:kktNDDaE
リクが全くないけど、「影牢2」書いても良い?
最近プレイして、なんかもったいなくて。

482 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 18:38:43 ID:ysEVYFMB
ペルソナ3、書いてくれてる日といるみたいだけど
手っ取り早く主人公の正体? とラストだけでいいので教えてほすぃ。

483 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 18:42:51 ID:OKw29Qoe
>>482
【読むのも】ストーリーを要約してもらうスレ 2【面倒】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/

484 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 18:53:37 ID:ysEVYFMB
>>483
簡潔バージョンなのもあったんだ
すまん。いってくる。

485 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 19:19:48 ID:bRVZ6vG8
>>481
かもーん

486 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:23:40 ID:Sct909hZ
じゃあ、影牢2いきます。
ID変ったけど上と同じヤツです。

セリフとかいろいろとうろ覚え。
しかも流れ早足だからわかりにくかったらスマソ。

487 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:25:01 ID:Sct909hZ
今は亡き母の墓前で祈りを捧げている王女アリシア。
その後ろには、父王オラフと侍女レイチェル、そして将軍グレインズが佇んでいた。

王妃が亡くなってから、オラフは抜け殻のようになってしまい、王としての仕事も滞ったまま。
おかげで、王国の行く末を不安に思う国民が多くて苦情が殺到。
このままでは王国は滅びてしまう、ということを訴えるグレインズ。
しかし、オラフは黙ったまま。
後妻カタリーナが来てからは彼女が好き勝手に仕切っている、
とグレインズが愚痴をこぼすと、すぐ後ろにカタリーナが現れた。
王に訴えることを止め、グレインズは一礼してその場を後にした。

ふん、と鼻を鳴らし、王の下に歩み寄るカタリーナに、後ろに下がるレイチェル。
アリシアはカタリーナを無視し、その態度にカタリーナは怒る、オラフは無言。

そんな険悪な雰囲気の最中、ドアの方からナイフが飛んできてオラフに突き刺さった。
倒れるオラフに悲鳴を上げながら走り寄るアリシア。
カタリーナは、外で待機している兵士を呼び、こう叫んだ。
「アリシアの手が異形のものに変り、王を殺したのじゃ!!」(※セリフは全てうろ覚え、以下同じです)
突然の出来事に驚愕するアリシアとレイチェル。
「アリシアを捕らえろ!!」カタリーナの命令に、兵士が近づいてくる。
レイチェルは素早くアリシアの手を取り、その場から逃げ出した。

城内を逃げ回っていると、先ほどのグレインズとその部下ジョイスに会う。
何事かと問う二人に事情を話すと、二人はアリシアが無実だということを信じてくれた。

城内は元々、オラフ&アリシア派とカタリーナ派に分かれていて、一触即発状態だった。
それが、今回の出来事で二つの派閥がついに対立したというわけだ。
グレインズとジョイスは、早速同じオラフ&アリシア派の兵士を集めに古城へ行った。
アリシアとレイチェルは城内を出て、『黒き森』へと向かった。

魔神が封じられていると言われている『黒き森』を彷徨っていると、
二人の後を追ってきたカタリーナ派兵士が追いついてきた。
レイチェルは、この先に王家縁の館がある、囮になるから先に逃げて下さいとアリシアに告げる。
レイチェルの身を案じながらも、アリシアはその館に向かった。

488 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:26:03 ID:Sct909hZ
得体の知れない雰囲気の漂う館。
アリシアは中に入ることを躊躇していたが、すぐ後ろから兵士たちの声がしたので、
意を決して扉に手をかけた。
その瞬間、赤い稲妻のようなものがアリシアの右手を走り、扉が勝手に開いた。
ゆっくりと中に入ると、どこからか声がする。
アリシアは辺りを見回すが、誰もいない。
再び右手に赤い稲妻のようなものが走り、その右手は異形の形になった。
ちょうどその瞬間を見てしまった、兵士たち。
「カタリーナ様の言ったことは本当だ!アリシア姫は魔神になった!」みたいなことを言い、襲い掛かってきた。

大きな時計のある部屋で、床には兵士二人の死体、すすり泣くアリシアの頭上から、再び声が響く。
声の主は魔神で、アリシアは契約により生贄となり、魔神のために人を殺し続ける運命となってしまった。
闇の力・トラップを駆使して敵をハメまくる。

その頃、森の中には大魔導士ベルトランとその弟子マイテがいた。
ベルトランは、かつて魔神を封じ込めた者たちの唯一の生き残り。
弟子のマイテと共に、封じ込めた館を監視し続けていたのだ。
魔神の気配を感じ取ったベルトランに告げられ、マイテは館へ向かった。

無事に逃げ延びていたレイチェルも館にやってきて、二人はしばらく館に留まることに。
どこからともなく、謎の女盗賊エイダが現われた。
どうやら、今回の王暗殺事件に絡んでいるもよう。
レイチェルは問い詰めるが、エイダはそれを軽くあしらって何も語らない。

その頃王宮では、カタリーナともう一人の将軍ヘルツォークが城を乗っ取っていた。
二人はアリシアに次々と兵士を送り込んで殺そうとするのだが、失敗。
ついにヘルツォークの部下フィネガンが館へ向かった。

扉の隙間から外の様子を伺っていたエイダは、フィネガンの姿に目を留めた。
ちょうどその時、マイテも館に現われた。
闇の力を宿したアリシアに忠告する。
これ以上人を殺めてはならない。
魔神が復活する前に封印しなければならない。
だから、私と一緒に来てください、と。
エイダは、気になることがあって今から城へ行くと言う。
アリシアも濡れ衣を晴らしたいのであれば一緒に行かないか、と誘う。
二人の言葉に戸惑うアリシア。
しかし、レイチェルは館から出てはならない、外は危険だとアリシアに訴えた。
この館に、きっと魔神を倒す手がかりがあるかもしれないから、ここに一緒に残ろう、と。
幼い頃からレイチェルを母や姉のように慕っていたアリシアは、レイチェルの言うとおり館に残ることにした。

489 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:28:16 ID:Sct909hZ
マイテとエイダが去っていった館に、今度はジョイスが現われた。
カタリーナの軍が古城に攻め入り、応戦したものの仲間の兵士を人質に取られグレインズ将軍は捕まった。
カタリーナとヘルツォークにより、グレインズは処刑されてしまったことを告げた。
その時扉が開き、カタリーナの兵士たちが現われた。
ジョイスの後を付けてきたらしい。
ジョイスは剣を構えるが、傷を負っているのでその場に倒れてしまった。(役立たず)
しかしアッサリとアリシアがトラップでヌッころす。

手当てにより回復したジョイス。
アリシアに、共にカタリーナとヘルツォークの下へ攻め入ろうと手を差し伸べた。
その手を取ろうとした瞬間、後ろからレイチェルの声が。
「騙されてはなりません!ジョイス様はアリシア様を突き出すつもりなんです!」
「レイチェル殿、騎士を愚弄する気ですか!?」
言い合う二人。
しかしアリシアはそれを制し、ジョイスと共に城へ行くことを決意する。
「アリシア様、約束してください、必ずここへ戻ってくることを。」
「わかった、約束します。」

「アリシア様・・・」
二人の背中を見つめるレイチェル。
「・・・アリシア様。」
呪いをかけるかのように、低く冷たく呟いた。

城は見回りの兵士も少なくてすんなりと進入することができた。
ジョイスと二手に別れ(なんでやねん)城内を歩き回るアリシア。
もちろん、兵士たちと鉢合わせするもトラップで撃退。

中庭の柱の影でジョイスと会うことができた。
ジョイスに呼ばれ隠れると、エイダとフィネガンの話し声が聞こえてきた。
聞き耳を立てる二人。
話の内容によると、二人は姉弟で、王暗殺の犯人はエイダだということが分かった。
今回の件に関して、どうも裏があるような気がする、とエイダは言う。
エイダが後ろを向いた瞬間、フィネガンは姉に剣を突き刺した。
倒れるエイダ。
「疑問を持たなければ、こうなることもなかったのに。」
その時、ジョイスが飛び出しフィネガンと対峙する。
フィネガンは冷たく笑うとその場を後にし、ジョイスも後を追ってしまった。(役立たず)
ぽつんと残されたアリシアに、兵士たちが襲い掛かってくる、けどヌッころす。

490 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:29:14 ID:Sct909hZ
城内を彷徨っていると、ついにフィネガンと出会う。(ジョイスどこだよ)
エイダからアリシアが魔神の力を手に入れたと聞き、フィネガンがそれを欲しがる。
実はフィネガンは前々作『影牢』に出てきた刻人について知っていて、自分も刻人になりたがっていた。(この辺うろ覚え)
アリシアを殺すと、魔神の力はフィネガンのものになるため、襲い掛かってきた。
しかしそれもヌッころす。
ヌッころしたところで、ジョイスが登場。(どこ行ってたんだよ)
カタリーナとヘルツォークは古城にいることを告げ、二人は古城へ向かった。

古城に侵入することに成功、またも別行動になる。
カタリーナとヘルツォークは次々と兵士をアリシアの下に送るが、返り討ちにあってるもよう。
城内を彷徨っているうちに、ヘルツォークと再会。
ヘルツォークは今回の件について語り始める。

王妃が亡くなってから仕事もロクにしなくなった王。
そのお陰で国は乱れ、国民の生活も苦しくなっていた。
それでも何もしようとはしない王とアリシア。
そんな二人を見限ったヘルツォークは、同じく、
王の後妻となったが見向きもしてくれない王と懐かないアリシアに憎しみを抱くカタリーナと結託し、
王とアリシアを亡き者にして新王国の国王になろうとしていたのだった。
幼い頃からのアリシアを知っているので、ヘルツォークはアリシアを殺そうとはしない。
さっさとこの国から立ち去れ、とアリシアに言い放った。

※ここで国を去ると、アリシアに新王になってもらいたいジョイスが、怒って襲い掛かってくる。
 ジョイスをヌッころすと、アリシアはどこかへ行ってしまったED。

真実を確かめるまでは、ここを出て行かない。
アリシアは更に城内の奥へと進むのだった。

ついにカタリーナが現われた。が、トラップでヌッころす。

何かを感じ取ったアリシアはレイチェルが気になり、館へ戻ることに。(ジョイスは?)

491 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:30:15 ID:Sct909hZ
館へ戻ると、レイチェルの姿がない。
魔神の復活が目前に迫っているため、ベルトランが襲い掛かってくるもヌッころす。
ヘルツォークも館へ来ていた。
アリシアの姿を見て「まだ出て行ってなかったのか!」と驚く。
アリシアは魔神が封印されている祭壇へ向かう。

中に入ると、なんと死んだと思っていた父王がいた。
呆然としているアリシアの横を、ヘルツォークが通り過ぎ、王に一礼した。
実は今回の件は、すべて父が仕組んだものだった。
アリシアに魔神の力を宿らせ、魔神の力によって妻を生き返らせようとしていたのだ。
しかし、ヘルツォークが王に槍を突き刺す。
ヘルツォークは、魔神の力によって自分が新王となるのだ、という野心から王を殺してしまった。
カタリーナも、彼に利用されるだけされて見捨てられてしまったのだった。

ヘルツォークが、王家最後の生き残りのアリシアに襲い掛かってくる。
が、やっぱりヌッころす。

王とヘルツォークの死体の前に、アリシアは座り込んでしまった。
「お見事です、アリシア様。」
振り向くと、レイチェルがいた。
「あと一人、あと一人の魂で、レイチェルの望みが叶うのです。
 だから、死んでください、アリシア様!」
レイチェルがナイフを振り上げた。

※ここでレイチェルを倒すと、Aエンディング。
 レイチェルは刻人の子孫である母と王の間に生まれた子供。
 母は、王の愛人だったのだ。
 しかし、アリシアが生まれたことにより王は二人を捨てた。
 苦しい生活の中、レイチェルは母から王や王妃、アリシアへの恨みを散々聞かされ自分も恨みを持つように。
 母が亡くなった後、アリシアの世話係として城に上がることになった。
 魔神を復活させて復讐しようとしていたもよう。
 全てを語った後、レイチェルはアリシアに殺された。
 最後の魂(レイチェル)により、魔方陣から魔神が現われる。
 アリシアは魔神に近づき、そして魔方陣に消えてしまった。
 館が大きく揺れ始めたことにより、師ベルトランが失敗し魔神が復活したことを知ったマイテ。
 館から出てきたアリシアを見て「人間は魔神には屈しない!」的なことを言った瞬間、
 ペンデュラムがマイテの後ろから突き刺さる。
 それを見てアリシアは妖しく微笑みながら「魂を捧げよ・・・」と呟いた。

492 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/17(月) 21:32:35 ID:Sct909hZ
※レイチェルと戦わなかった場合

レイチェルに刺される!と思った瞬間、魔方陣が光り地面が揺れ始めた。
「魔神が復活するんだわ!」
狂喜したレイチェルは魔方陣に近づく。
「危ない!」
アリシアが叫んだ瞬間、レイチェルの頭上に岩が落ちてレイチェルあぼん。
そしてついに魔神が復活した。
アリシアを狙う魔神、またのアリシアのピンチに、今度はジョイスが駆けつけた。
しかし、あっさり吹っ飛ばされるジョイス。(ほんと役立たず)

アリシアを魔神の最終決戦が始まった。

※魔神に負けた場合、Bエンディング。

※魔神に勝った場合、Cエンディング。

続く
(エンディングBとCはまた後ほど補完します orz)

493 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 21:35:34 ID:Sct909hZ
しかも影牢2、実はリクされてたのね・・・>>244

494 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 22:01:27 ID:fCtRMKVb
影牢2キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
待ってた!超待ってた!

495 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 22:36:13 ID:dtBR6L1G
エジプト編からラストまでいきます

496 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 22:36:47 ID:dtBR6L1G
無事に冥界から脱出出来たアーカントス、アイアス、ケイロン一行。
だが出た先は灼熱の大地、エジプトだった。
そこでアーカントス一行は砂漠に眠る聖なる剣を発掘していたアマンラと出会う。
遺物を狙う邪悪なセトの崇拝者から剣を守るため、アマンラに力を貸すアーカントス一行。

無事に聖なる剣を発掘したアーカントス一行。
アマンラの話では、この剣はかつてホルスがセトを破った剣であり、
オシリスの神殿に眠るガーディアンを蘇らせるにはこの剣が必要だった。
オシリスの神殿を攻略したセトの信奉者であるケンジットも狙っている剣だった。
剣をケンジットが占領するオシリス神殿のガーディアンの元に戻し、
ケンジットの部隊を打ち破るガーディアン。
そこにはかつてセトにバラバラにされたオシリスの亡骸
が詰められた4つの石棺の内の1つがあった。

アーカントス一行はケンジットの部隊の襲撃を退けながら味方の町へ石棺を運んでいく。
オシリスの王国の中心であるアビドスに着いたアーカントス一行は
セトのしもべに裏切られ、ケンジットにより牢獄に囚われてしまう。
難を逃れたアマンラはアーカントス達と王国の神官セトナの救出に向かう。
アーカントス達が囚われた牢獄に辿り着いたアマンラだったが、そこにはガルガレンシスもいた。
オシリスの神殿がまずいことになっていると言い残し、立ち去るガルガレンシス。

セトナの手配した輸送船で脱出したアーカントス一行は、野営地で朝まで待機することになる。
眠りにつくアーカントス。夢の中に再びアテナが現れ、ゼウスが昔から全能神では無かったこと、
かつてはクロノス達巨神族が地上を支配し人々を虐げていたと教えられる。
そして奇妙な世界へとアーカントスを誘う。
その夢の世界はまるでアーカントスがアトランティスを攻め滅ぼしているかのような夢だった。
そこでアテナからガルガレンシスの計画とは、地の底に眠る巨神クロノスを蘇らせることであると聞かされる。
ゼウスが直接手を下せば、神々の間で争いが起こる。クロノスが解放されれば
アーカントスは愛する者達を、アトランティスを失うことになる。
そして失敗は許されないとアテナに聞かされる。
朝になり夢から覚めたアーカントスはアマンラ達と作戦を練る。
オシリスのピラミッドに黄泉の世界への入り口があるとセトナから聞かされ、
別々に行動してオリシスの亡骸を集めることにするアーカントス一行。

アマンラはケンジットの要塞からオシリスの亡骸を奪取し、
ケンジットと決着をつけようとするが逃げられてしまう。
ケイロンは、ガルガレンシスを追って北方からやってきたニョルシルと出会う。
ニョルシルの話ではガルガレンシスは巨人族を結束させ、ラグナレクを引き起こそうとしていた。
ケイロンはニョルシルと力を合わせ、タマリスクの木の幹の中にあるオシリスの頭を手に入れる。
アーカントスとアイアスはケイモスの要塞へ向かい、最後のオシリスの石棺を奪還する。
そこでアーカントスはついにケイモスを打ち倒す。

497 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 22:39:39 ID:dtBR6L1G
その頃、ガルガレンシスはオシリスのピラミッドにある冥界への道をエジプトの民に発掘させていた。
ケイロン、アマンラの部隊がオシリスの亡骸をピラミッドへと運ぶさなか、アーカントスとアイアスも遅れて合流する。
全ての亡骸が揃い、ついに復活するオシリス。圧倒的な力でガルガレンシスの軍隊を一掃するが、
ガルガレンシスは北にある冥界への道を求めて逃げ去ってしまう。

ガルガレンシスを追って北の地、ミズガルズへ向かう途中、
オデュッセウスの船が漂着している島に上陸するアーカントスとアイアス。
だがその島は魔女キルケが支配する島で、島に流れ着いた者たちを呪いで豚にし島民たちに食べさせていた。
イノシシに姿を変えられたアーカントスとアイアスだったが、ゼウスの力を借りて元の姿に戻り、キルケを倒す。
オデュッセウスを救出したアーカントス達はオデュッセウスと別れ再び北の地へと向かう。

北の地に着いたアーカントス一行は、ガルガレンシスの引き起こした雪崩で散り散りにされてしまう。
再び集結したアーカントス達だが、ミズガルズへと続く道は塞がれていた。
別の道を探すが、アマンラが誰かが自分たちの後をつけていることに気付く。

アーカントス一行をつけていたドワーフ族のブロックとエイトリは、
鍛冶場が巨人族に奪われてしまったため助けてほしいという。
最初は協力を渋るアーカントスだったが、鍛冶場がミズガルズへと続いていることを知り、
ミズガルズへの案内を引き換えに彼らを助けることにする。
巨人族を撃退し鍛冶場を取り戻したアーカントス達をミズガルズへと続く道へと
案内したブロックとエイトリだったが、再びアーカントス一行をこっそりつけていく。
その頃、北の地に着いたガルガレンシスは、ロキが
巨大な力を持つトールのハンマーを破壊したとケンジットから聞かされる。

ミズガルズへと向かう道の途中、小さな村の長スカルトから、北の民同士が争い、
その戦いに巨人達も参戦したことでラグナレクが起こるのは近いだろうと聞かされる。
北の民同士の争いを止めさせたいアーカントス達は、
スカルトからフォルスタッグ族の旗を貰い、この旗を見せることで争いを止めることにする。
巨人達の襲来を退け争いの場に着いたアーカントス達は旗を掲げるが、
フォルスタッグは北の民達から恨みを買っており、
そのせいか今まで互いに争っていた北の民達が団結してアーカントス達に襲い掛かってきた。
逆に旗を利用して部族の長を誘き出し戦いを止めさせるアーカントス達。
その旗を用意したスカルトはロキの手先で、
北の民が憎むフォルスタッグの旗を利用して争いを引き起こさせていたのだ。
ラグナレクを止めようとするワルキューレのレギンレイヴと合流し、
部族の問題を解決して争いを止めるアーカントス一行。

498 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 22:40:13 ID:dtBR6L1G
そしてガルガレンシス達が北の山で要塞や防壁を建造していることを知る。
そこにこそ黄泉の世界への入り口であるウルドの泉があった。
ウルドの泉を制圧するも既にガルガレンシスの一味は冥界へ降りていた。
急いで後を追うアーカントス一行。だが少し離れた場所には後をつけていたブロックとエイトリの姿があった。

黄泉の世界へと降りると既に巨大な破城鎚がタルタロスの門を打ち付けていた。
破城鎚を守っているファイアジャイアント達を倒し、泉へ退却し最後の攻撃を仕掛けようとするアーカントス。
だがファイアジャイアント達の執拗な追撃に対し、ケイロンが犠牲となって巨大な石柱を倒し道を塞ぐ。

イグドラシルの根に辿り着いたアーカントス達は、そこでブロック、エイトリと再会する。
2人はトールのハンマーを直すため、イグドラシルの根からハンマーの柄を切り出していた。
ハンマーが直れば、タルタロスの門を閉じることができる。アーカントス達はブロック達の援護をすることにした。
あわや門が開かれようとしたその時、トールのハンマーが完成し門を閉じることに成功する。
その衝撃で地上に吹き飛ばされたアーカントス達は、廃坑の町の防備を固めガルガレンシスの軍隊を迎え撃つ。
そして増援に駆けつけたオデュッセウスと共についにガルガレンシスを討ち取ることに成功するのだが…。

アトランティスに凱旋するアーカントス達。討ち取ったガルガレンシスの首を船首に掲げようとするが、
討ち取ったのはガルガレンシスではなく囮のケンジットだった。
ガルガレンシスはその隙にアトランティスに上陸し侵攻していた。
アトランティスに上陸して基地を作るアーカントスだったが、
ガルガレンシスは既にポセイドンの神殿に侵入していた。
最後のタルタロスの門はアトランティスの地にあったのだ。
巨大なポセイドンの石像が動き出し、地を割りタルタロスの門を出現させる。
全ての民を船に乗せ避難させ、単身アトランティスに残るアーカントス。
民族の象徴を建造し、クロノスの復活を阻止しようとするゼウスから
半神半人の力を授かったアーカントスはガルガレンシスに最後の戦いを挑む。
アーカントスは襲い掛かるポセイドンの石像を倒し、倒れた石像の鉾に貫かれるガルガレンシス。
戦いは終わった。海に沈むアトランティスの地。だが民は無事だった。
力尽き浜辺で倒れるアーカントス。故郷を失ってしまったがクロノスの
復活を阻止した英雄アーカントスは、アテナの手により神としてオリュンポスに迎えられた。

499 Age of Mythology sage 2006/07/17(月) 22:46:09 ID:dtBR6L1G
終わりです。話の前後のムービーの所を主にまとめてみました。
拡張版はまた後でやります。

500 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/17(月) 23:21:19 ID:1nFXZRzg
>>499
乙。まさしく神話の英雄物語だね・・・・面白かった。

501 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/18(火) 00:57:45 ID:bgsjp1Be
書き込む際、段落が終わるまで改行なしでもよいのでしょうか?
OPNEJANEやIEで見る分には細かに改行しなくても問題なさそうですが。

502 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/18(火) 00:59:47 ID:bgsjp1Be
OPEN

503 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/18(火) 01:13:45 ID:KKLAQZxK
それなりに改行してくれた方が読みやすい

504 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:41:32 ID:P1TBC7do
――メインキャラ

琥金丸(こがねまる):
主人公。静那の道場の門下生。16歳。行動派で微妙に自制心に欠ける。
歴代の主人公とは違って段階を経て最後に本当の鬼神へと転身が可能となる。
飛天君子(ひてんくんし)→武峰天子(ぶほうてんし)→雷皇童子(らいおうどうじ)へと転身する。

常葉丸(ときわまる):
IIIの主人公だった。24歳。
羅紅童子(らこうどうじ)へと転身する。
ちなみに好きなものは静那で苦手なものは静那の料理(笑)

高野丸(たかやまる):
IIの主人公だった。32歳。
黄牙太子(おうがたいし)へと転身する。

音鬼丸(おとぎまる):
IVの主人公だった。15歳。
毘刹童子(びさつどうじ)へと転身する。

天地丸(てんちまる):
Iの主人公だった。シリーズ御馴染みで最強と言われる男。35歳。
魔封童子(まふうどうじ)へと転身する。

伽羅(きゃら):
琥金丸の幼馴染。16歳。

リカルド:
西洋人宣教師。43歳。
いかにもなあやしい日本語で話す。

御琴(みこと):
音鬼丸の双子の妹。15歳。
吉翔媛子(きっしょうえんし)へと転身する。


――サブキャラ
静那(しずな):
IIIのメインキャラだった。今は道場の主で琥金丸の剣の師。
常葉丸の恋人。25歳。

秘女乃(ひめの):
IIとIVのメインキャラだった。28歳。高野丸の妻。

弥生(やよい):
琥金丸の母。37歳。

――他サブキャラ
砦角、妖奇老、心衛門、弥衛門、望忘仙人、茨鬼童子、雁木丸とか彩蔵とかetc.

505 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:42:21 ID:P1TBC7do
 「東の地にて魂が長い眠りから目覚めるので復活の儀式のため生贄を捧げよ」
という何者かの家臣達に向けての呼びかけがテロップとして流れる。
 静那が門下生の子供達に健全な精神の重要さを説いている。そこへ常葉丸がやってきた。
前もって連絡くらいしてほしいという静那に常葉丸は顔が見たくなったから寄ったと言う。
そこで静那は門下生を置き去りにしていることに気付き解散する。
琥金丸も帰ろうとして常葉丸とすれ違った時、互いに何かの呼びかけのような力の共鳴を感じる。
琥金丸はたいして気にせずに去っていくが常葉丸は琥金丸が例の力を持っていることを疑っていた。
 伽羅が琥金丸を迎えに来て一緒に家に向かう。明日は彼の誕生日であり母が好物のおしるこを作っていた。
明日を待ちわびていると外から女の子の悲鳴が。駆けつけると何者かに襲われ気絶している女の子が。
琥金丸が誰何の声を上げると妖怪が襲い掛かってきた。撃退すると騒ぎを聞きつけて母と伽羅もやってくる。
そこへ妖怪の仲間がやってきて魔王の生贄にするといって母を連れ去ってしまう。
母は消えざまに三日月山に行け、そこに琥金丸の人生を変えるものがあると言った。
 母を取り返すために出かけようとすると伽羅も付いてきた。
村人や連れ去られそうだった女の話では妖怪達は"宿毛洞(すくもどう)"に向かおうとしていたみたいだが、
宿毛洞がどこにあるかはわからない。まずは母の言いつけどおり三日月山に向かうことにする。
 三日月山の頂上にある祠にて巻物を発見。中には鬼神の力を持つ一族が子孫へと残した巻物があった。
その巻物を読み終えた時、琥金丸の体が異形の者に変化する。
彼は鬼神の力をもつ一族の子孫だったのだ。この力が母を取り戻すのに役立つかもしれない。
とりあえず村に戻ることに。
 村に戻ると長老に呼ばれる。行ってみると宿毛洞の場所を思い出したとのこと。
 宿毛洞の奥で銘珠玉という宝と弥生も発見。助けに来たのだが弥生は逃げろという。
そこへすいこという妖怪が襲いかかってくる。
撃退して弥生を連れ出そうとするが妖怪が弥生にとり憑いていた。
ここは退くしかない。逃げ出す琥金丸と伽羅。弥生はどこかへ消えてしまう。
 物知りの粂元城の殿様に知恵を借りにいくと先の銘珠玉を盗まれていたらしく琥金丸達は拝謁がかなう。
これは先祖の真之介が残した宝だそうで願い事が一つだけ叶うらしい。
褒美にこれを使わせてくれるということなので早速母の行方を聞くと五名洞にいるそうだ。
 城を出ると常葉丸がやってきた。同じ力をもつ琥金丸の力になってくれるとのこと。
 四国に行きたいが近くの村が天狗の被害を防ぐためにと関所も設けていた。
村長は天狗退治を条件に関所を通す許可を与える。
 森の奥には天狗ではなくリカルドという異国の宣教師がいた。
見慣れない風貌であるために天狗と勘違いされたらしい。
禍々しさを感じる五名洞に行きたいらしく一行に着いてくることに。
 五名洞の入口にバリアが張られていたがリカルドがそれを消し去った。
奥には大穴がありその上に城が浮いていた。
その穴の周りには支配された生贄達と彼らを飛び込ませようとする妖怪がいる。
琥金丸達は今度こそと妖怪を倒した。
正気を取り戻した母に蜘蛛の糸(ダンジョンから脱出できるアイテム)を渡し皆を脱出させる。
そこへ別の妖怪が現れ一行を暗黒に引きずり込んでしまう。

506 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:43:36 ID:P1TBC7do
 琥金丸が目を覚ますとどこかの山の頂にいた。しかも伽羅はおらずリカルドは記憶喪失になっていた。
とりあえず山を下っていくと妖奇老と高野丸に出会う。
妖怪によって飛ばされてきたことを話すと妖奇老は一行を占い始めた。秘女乃に習ったらしい。
その結果、一行は未来からきた人間だと出た。
さすがにそんな結果をほいほいと信じるものは占った当人しかいない。
高野丸の好意で秘女乃というちゃんとした占いの出来る人物に引き合わせてもらえることになった。
 秘女乃のところに行くが今は占えないので岩国村の巫女を紹介してくれるという。
何故か問うと彼女の一族は跡継ぎが出来ると占いが出来なくなるとのこと。高野丸との子供ができたのだ。
ひ孫が出来たのを喜び喧伝してまわるためにと飛び出していく妖奇老。
その巫女は人見知りが激しいので秘女乃が紹介状を書いてくれた。
 巫女に紹介状を見せると3つのことに対する答えをくれた。
伽羅は元の世界に取り残されていること、ここは300年前の世界であること、
リカルドの記憶を取り戻すには望忘仙人が作る解憶丹が必要であることがわかる。
 京に戻って高野丸とこれからのことを相談する。
仙人に会いに異次元に行くにはどうすればいいのかという問題には
秘女乃がえとの殿様がもつ浄瑠璃鏡の力を借りればいいという助言をくれた。
ここで記憶がなくなって白魔法が仕えないリカルドに代わり高野丸が仲間に入る。
 えとの城下町で高野丸の知り合いである心衛門に会う。
彼は殿に仕える大目付役だが彼が言うには殿は機嫌が悪く会ってはくれないだろうとのこと。
どうしても必要だと言うと何と密かに浄瑠璃鏡を持ち出してきてくれた。すぐに返せばわからないだろうと。
浄瑠璃鏡を使うと東北の森が見えた。鏡を返して東北に向かう。
 東北の森に入ると香薔薇という高野丸の知り合いが飛び出してきて一行の歩みを止めた。
弟の蛇薔薇が怪我をしたので近くの岩木山に妙薬草を採りに行ってほしいと言われる。
高野丸からも協力して欲しいと言われ引き受けることにした。
 妙薬草を手に入れた後、ついでに頂上で羅刹を叩きのめして召喚できるようにする。
 妙薬草で蛇薔薇を治すとお礼にと命の杖をもらった。高野丸は秘女乃が心配なので残ることに。
もし薬がもらえないようなら隠れ里の音鬼丸を訪ねろと助言をもらい異次元への入口へ。
 異次元へ入り仙人がいる反桐山へ。頂上の小屋で仙人と会えたがそれどころではないと解憶丹の件は断られる。
 仕方が無いので音鬼丸の力を借りようと隠れ里に向かうと妖怪が子供を襲っている場面に出くわす。
そこに御琴が現れ妖怪と戦おうとするが琥金丸が引き受ける。
妖怪を撃退するも子供はひどい怪我を負っており御琴は琥金丸の持っていた命の杖を借りて子供を癒す。
が、その際に杖は壊れてしまった。御琴は申し訳なさそうにするがそれは仕方が無いことなので別にいい。
それはさておいて音鬼丸という人物のことを尋ねるとその人物は御琴の兄であるので
家に連れて行って紹介してくれることに。
事情を聞いた音鬼丸は自ら説得すれば協力してくれるだろうと一行に同行してくれる。
更に御琴も同行を申し出る。何やら琥金丸に気がある様子。
 音鬼丸が仙人を説得すると薬を作るのに必要なしゃもじがなくなっており作れないとのこと。
どうやら雁木丸が持ち出したらしい。
 雁木丸を探して目撃情報のあった彼廊の洞窟へ。奥へ行くと音鬼丸がかつてはなかったという宝箱を発見。
その下には階段が隠してあった。地下奥へ進むと魔龍にとらわれた雁木丸が。
寝起きで機嫌が悪いという魔龍と戦闘になる。倒すと魔龍は己の負けを認めた。
雁木丸は解憶丹を作ろうとしていたが仙人がうるさいので一人になれる場所を探していたとのこと。
その際に魔龍の鼻先で作っていたために怒りに触れたらしい。
雁木丸は自分が作った薬を礼にとくれ魔龍は己の力を貸してくれることを約束する。
 樹海から日本に戻ろうとすると御琴が琥金丸達に着いていくと言い出した。
自分達には異次元の平和を守る使命があると音鬼丸はいうが
御琴が熱心に頼むので音鬼丸も折れ妹を見送り出した。

507 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:45:00 ID:P1TBC7do
 リカルドは薬を飲むと記憶を取り戻し復帰する。ちなみに記憶がなかった間のことは覚えていなかった。
元の世界に戻る方法を弥衛門に相談することに。彼は西の桶山に引っ越したそうだ。
秘女乃が言うには以前の引越しの時は爆発を起こしたからだそうだが
今度はいったい何をやらかしたのだろうか。
 桶山の屋敷に行くと女に追い返される。どうしたものかと思っていると御琴の知り合いの砦角を発見する。
また妖怪達が暴れだしたのを知り旅から戻ってきていたとのこと。
てっきり追い返しに現れたあの女が弥衛門だと思っていたのだが砦角に否定される。
おかしいと思い再び会って問い詰めると鬼女くれはが正体を現して襲い掛かってきた。
強大な敵だから気をつけろという常葉丸だが琥金丸はいつも通りに突撃する。
結果、今の一行では歯が立たず敗れてしまう。そこに砦角が現れ一行を連れて逃げだした。
 逃げた先で皆が目を覚ますも常葉丸は先の戦いで毒気を喰らった影響で容態が悪い。
地張りの里にいる砦角の知り合いが治療法を知っているかもしれないとのことで会いに行く。
〜〜ちなみにくれはに負けた影響からこの時点で3人ともHPが1になっています。
のでこのまま出かけようとすると雑魚敵に遭遇してもあっさり死ねます〜〜
 地張りの里にて彩蔵と出会いその知り合いとは天地丸だということを聞かされる。
天地丸は石槌山にいるとのこと。
 天地丸が言うには常葉丸に秘伝酒を飲ませるしかない。
材料の神泉草はこの石槌山に生えているのでとって彼に渡すと彼は先に戻れと言ってどこかへ出かけていった。
里に戻ると彩蔵が天地丸は明日知り合いを連れて戻るだろうと言いここへ一泊させてもらうことに。
翌日、天地丸が高野丸と音鬼丸と一緒に常葉丸を運んできた。
早速秘伝酒を飲ませると常葉丸の容態が回復してくる。
くれはを倒す方法を考えようとすると
天地丸が琥金丸はまだ力を発揮できていないので修行をつけさせようということになる。
4人の歴代主人公の中から一人を選んでその相手の課した修行に一人で挑む。
 天地丸…3つの鍵を集めて宝箱を開け中の鬼雷石を天地丸の元へ届ける。火の属性を手に入れる。
 音鬼丸…森にて長さの変わるという3本の道の一本を選んで抜ける運だめし。風の属性。
 常葉丸…分身した常葉丸5人が全員嘘を言うのでその中から本物を見つける。土の属性を入手。
 高野丸…迷路を式神を倒しながら進んでいく。水の属性を手に入れる。
課題をクリアすると琥金丸は新たな鬼神へと転身できるようになった。
そんな彼に誰もが言う。感情に流されるな、それは己の敵だと。
更に修行をクリアした際に最初に装備していた竹光を今でも持っていると
それぞれの属性をもった武器に変えてもらえる。
戻ると皆からたくましくなったと言われ常葉丸を含む3人が仲間に復帰。
それとえと城に続く道が塞がれたという情報が入り
くじゃくの羽(一度行った町村にワープ出来る)でも行けなくなっていた。
〜〜ちなみに常葉丸はHP1の状態です〜〜
 今度こそと弥衛門の屋敷でくれはを倒すと弥衛門はえとに連れて行かれたとのこと。
 えとに行くと人間に化けた妖怪や鬼が守る関所が出来ており中に入るには
彼らを撃破して通り抜けなければならない。
おおたけまる、温羅、いぶきどうじ、夜叉を倒し通り抜けると
入口で茶店の主人が心衛門が城に連れて行かれ帰ってこないことを教えに来る。
 門番に心衛門を返してもらいにきたことを告げると鬼に変身して襲い掛かってきた。
倒して先に進もうとするとサキュバスというリカルドの国の悪魔までもが襲い掛かってきた。
倒した一行は悪い予感を抱きながら城に入る。

508 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:46:21 ID:P1TBC7do
 城の中では心衛門が牢に囚われていた。今の殿が本物と入れ替わった偽者だと気付いてしまったからだ。
奥に行くと弥衛門を発見。そこに偽殿が戻ってきて酒天童子の本性を現し襲い掛かってくる。
酒天童子は倒れ際にえと城の財宝と弥衛門の頭脳を使って時を越えることを画策していたと吐露する。
問い詰めると300年後の世界から魔王の使いがきて魔王が復活し暗黒の世界が来ることを教えてくれたとのこと。自分達の世界が危ないので帰りたいと弥衛門に相談すると、
時を越える機能のあるうつろ船を譲ってくれることになった。
心衛門を救出し本物の殿が閉じ込められているだろう隠し部屋があることを聞く。
掛け軸の裏から声がするので覗いてみると殿様らしき人物を発見。心衛門に引き合わせる。
心衛門は本物かどうか確認するためにと駄洒落を。
布団が吹っ飛んだ、こんにゃくを今夜食うという阿呆な幼児のようなギャグに殿様はくだらんと大激怒。
その怒り方は本物だった。
もしかして先の偽殿に気付いたのも駄洒落がきっかけだったのだろうか。
 うつろ船に乗り込んで帰るという段階で御琴が同行を申し出てきた。
さすがに未来にまで連れて行くわけにはいかないと皆が押しとどめる。
しかしワープした瞬間御琴は飛び込んでしまい一緒に琥金丸の村に来てしまう。
琥金丸が御琴に何故こんなまねをしたのか問うている時、常葉丸が倒れてしまった。
時を越えるには怪我がきつかったらしい。
とりあえず琥金丸の家に運び込む。そこで無事に帰っていた弥生との再会を喜ぶ。
例の巻物のことは死んだ夫に聞かされていたらしい。
それはそれとして常葉丸の治療を頼む。ここで常葉丸がメンバーから抜けた。
伽羅の行方を尋ねるとそれらしい少女が魔王の生贄にされそうだとのこと。
妖怪は本州に移住したらしいので本州までいく方法を長老に聞きに行くと
見地村に本州から変な人間がきたので聞いてみたらどうかと言われる。
 出発しようと村を出る時、西洋妖怪が襲ってきた。何故だろうか。
 見地村に行くと何と自らを機械化し300年生き続けた弥衛門に出会う。
しかし向こうにすれば遥か昔のことらしくこちらのことをよく覚えてはいなかった。
本州から来た手段を訊ねると発明品でワープしてきたとのこと。
かつて同じ機械で知り合いを大陸にワープさせたこともあるとか(IIIで常葉丸一行を大陸に飛ばした件)。
頭巾山に飛ばしてほしいと頼むと機械にダイヤをはめ込んで起動させる。
ダイヤはからくりの動力になるらしい。そこへ飛び込んだ一行。
 着いた先はちょっとずれて桶山の城近く。
頭巾山は南東にあるとの情報を手に入れた一行は南東に向けて進むも関所で止められてしまう。
殿様に許可をもらいに行くが道楽者の殿様は芸がみたいとしか言わない。何か芸を身に着けるしかなさそうだ。
 近くにある芸がうまくなるという神社に行くと
関西弁(というか漫才弁)で話すこの神社の神様を名乗る人物の声が聞こえてきた。
桶山の殿様に芸を見せたいので芸を授けてくれと言うと
本来なら芸は盗むものだがかつて自分も苦労させられたのでまあいいだろうと不思議な壺をくれる。
この壺はかつて芸の神様が使っていたもので3つの芸が入っているとのこと。
芸は呪文を言うと壺から蛇が出てくるというもので、
その呪文とは「イエロースネークカモン」「ブルゥスネークカモン」「レッドスネークカモン」の3つだそうだ。
 殿様に見せると似たような芸を見せた奴がいたがと言うが気に入ってくれ
仏の御玉という通行証ともなるアイテムをくれた。

509 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:47:36 ID:P1TBC7do
 頭巾山に行くとかつて五名洞で見た空に浮く城があった。
 浮遊城に入ると伽羅が妖怪に囲まれ倒れていた。
そっと近づき伽羅を連れ出そうとするも伽羅は琥金丸を突き飛ばし妖怪に一行を包囲するよう指示を出す
気を動転させる琥金丸。そこへ吸血鬼が現れ伽羅を同士と呼び褒め称える。
魔王を復活させる最後の生贄は鬼神の血をひく16歳の少年であり
伽羅は人間のふりをして隙を見ていた連中の仲間で自らを囮として琥金丸をおびき寄せたのだという。
琥金丸は伽羅に自分達は友だろうと呼びかけるも彼女はわずかな動揺を見せただけで琥金丸を否定する。
妖怪が襲ってきた。琥金丸は心が乱れ転身することができない。
それでも次々と妖怪は襲いかかってきた。追い詰められてきた一行。
三度襲い掛かってくる妖怪。奮戦するもかなり苦しめられる。
そこへ止めとばかりに吸血鬼がしかけてきたが伽羅が琥金丸をかばった。
気を悪くした吸血鬼は皆殺しを宣言するがそこへ天地丸の声が響き辺りを煙幕が包む。
一行はその隙に伽羅を連れて脱出する。
 城の外に脱出した一行の前に天地丸が現れる。
御琴がこの世界に来たことを聞き弥衛門に新たにうつろ船を作ってもらったとのこと。
伽羅は致命傷を負っていた。
何故かばったのか問う琥金丸。それに対し伽羅は助けに来てくれたからと答える。
それにやはり友達は裏切れないと。そして最後に琥金丸へ好意を抱いていたことを告げ伽羅はなくなった。
絶叫する琥金丸。それを天地丸が突き飛ばした。
感情的になるなと教えたはずだ、
転身できなくなったのは感情的になったからで伽羅は力のなくなった琥金丸をかばったのだと言う。
言いすぎだという御琴に天地丸は、琥金丸は自分の弱さを知らなくてはならないのだと諭す。
琥金丸は自分が我を忘れなければ伽羅は死なずにすんだのかと自問する。
そこへ一行を探し出した妖怪が襲い掛かってくる。
天地丸は琥金丸に悲しみを乗り越え闘気を燃やせと説く。
琥金丸が雷にうたれた。そこには本当の力に目覚め雷皇童子へと転身した琥金丸の姿があった。
その強大な力で妖怪をはねのけ続けていると浮遊城が天高く飛び上がる。
助けを求める妖怪を吸血鬼は鼻であしらい彼らを捨石としてこの場を離脱していく。
自棄になった妖怪と戦闘になり、勝利すると連中を倒すためにと天地丸が仲間に加わった。
 城を追っていく途中で神南村に向かうと布を巻いた変な妖怪の話が聞ける。
目撃された地底寺院に向かう。ミイラ男は琥金丸が鬼神であることを認めると襲い掛かってきた。
倒すと浮遊城の現在地点を連絡する装置を発見する。
通信が入りこれで東北の戸来村に手がかりがあることがわかった。
また、そこにあったブラックダイヤを入手する。
 戸来村にて怪しげな女にブラックダイヤを見せるとカミラという妖怪の本性を見せて襲ってくる。
倒すとカミラは吸血鬼に助けを求めるが吸血鬼は命と引き換えに一行を倒せと命令する。
カミラはホワイトダイヤを動力に自爆したが一行はぎりぎりのところで難を逃れる。
手に入れたダイヤを使えばうつろ舟を動かして浮遊城に乗り込めるかもしれない。
天地丸の乗ってきた船がある頭巾山に向かう。

510 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:48:14 ID:P1TBC7do
 二つのダイヤをはめ込んだ船に乗って浮遊城に。奥で禍々しい穴の周りに妖怪が集っている場を発見。
魔王を復活させようとしている吸血鬼と再会する。
伽羅や人々の仇をとるためにと意気込む琥金丸を見て吸血鬼は伽羅は愚かだったと罵倒する。
琥金丸は伽羅は仲間だと言って憤った。愚かな人間にこの国は過ぎたものだと言う吸血鬼と戦闘になる。
 魔王を復活させて魔物の王国を作ろうとしていた吸血鬼。
彼は散り際にこの国を滅ぼすためにと自らの命を捧げて魔王を復活させようとした。
それに続いて他の魔物も穴に飛び込んでいく。
 魔物の血を糧に復活した魔王"サナト・クマラ"が穴の底から昇ってきた。
遠い昔に金星からこの星に降り立った魔王だという。
油断がもとで封印された魔王だが今こそその恨みをもってこの国、世界を滅ぼそうとすることを宣言した。
 その時の各地。
先生が風が騒いでいるのを感じる。
常葉丸の家で留守を預かっていたさぶが嫌な予感がしたのでどこぞへと逃げ出そうとする。
清志郎が邪悪な意思を感じ一行を心配する。
常葉丸が琥金丸達の危機を感じ、常葉丸の看病をしていた静那も巨大な悪の存在を感じる。
琥金丸の身を案じる弥生。
 琥金丸達は魔王に挑みかかった。
 そして激闘の末に魔王は敗れた。
いつか復活するだろうと言う魔王に対し何度復活しようがそれを阻止してみせるという一行。
人間に敗れることを悪夢と呼びながら魔王は消えていった。
御琴は魔王が完全に復活していたら勝てたかはわからなかったと不安を覚えるが、
琥金丸はそれでも勝たなければいけなかったのだと強い意志を見せる。
主を失って崩れる浮遊城から逃げ出した。

511 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:50:19 ID:P1TBC7do
 先生が逃げ出すさぶとぶつかりそうになる。
先生は風がやさしくなったのでもう大丈夫だろうと諭しさぶもそれに気付いて慌てるのをやめた。
 清志郎は邪悪な意思が消えたのを感じ平和が戻ることを予感する。
目を覚ました常葉丸が一行が帰ってくることを感じ取る。外に飛び出していく3人。
そこに突然現れた船で一行が帰還した。現れた天地丸を見て弥生は近寄っていきその顔を思い出深そうに眺める。
天地丸は戸惑いながら挨拶をしその訳を問うとかつての夫に似ていたからと答えが返ってきた。
天地丸はやはり自分達は同じ血をもつ一族かもしれないのだなと感心する。
浮遊城の件を訊ねる常葉丸に琥金丸はもう既に終わったことであり自分達の敵ではなかったと大見得を切る。
それを見て琥金丸の大きな態度には慣れたと呆れたリカルドは琥金丸に追い回されることに。
御琴は天地丸に勝手なことをしたと詫びこの世界の人間達に別れのあいさつを始めた。
天地丸と御琴はこの世界の人間ではないから帰らなくてはならないのだ。
あと少し残っているダイヤのエネルギーでうつろ船を起動させて帰るつもりだという。
寂しくなるという琥金丸を常葉丸は明るく見送ってやろうと励ました。
別れの挨拶をすませて帰ろうとするとき、御琴は琥金丸に告白しかけるが踏み切ることはできなかった。
天地丸にそれでいいのかと言われるがこれでいいと肯定する。
いよいよ二人が船に乗り込んだ。
琥金丸は二人の力があったからこそ魔王に勝てたと感謝し、二人のことを忘れないと続けた。
御琴は船から飛び出し自分も一生忘れないと返す。
時間がないので天地丸に急かされてしまい再び船に乗り込む。
最後に御琴の礼の言葉を残して船は消えていった。
弥生はもしかして御琴は琥金丸に好意を抱いていたのではないかと言いかけた。
後を続けない言葉に疑問を抱いた琥金丸が問うと、なんでもない、いつかわかる日がくると答える。
 音鬼丸が音がしたので外に出ると天地丸と御琴が船から出てきた。
何故異次元ではなく日本にいるのか問われる音鬼丸。
彼は秘女乃の子供が生まれそうなので駆けつけてきていたのだ。
それを聞いて天地丸は自分も行こうとする。
音鬼丸は御琴も続くように促そうとして彼女が泣いていたことに気付く。御琴は何でもないと兄に答えた。
そこへ妖奇老が現れる。やっと皆に知らせ終わったらしい。そこで赤ん坊の泣き声が聞こえた。
妖気老はひ孫が生まれたと突撃しようとして家の入口で高野丸とぶつかりそうになる。
男か女か問う妖気老に高野丸は元気な男の子だと答える。
妖気老はそれを聞いて皆に知らせてくるとまた飛び出していった。
 村に帰り着いた音鬼丸と御琴は帰還を告げ、迎えに出てきた二人に秘女乃の赤子のことを知らせた。
おはぎを持って見舞いに行こうかと言う琴音。
茨鬼と音鬼丸が家に入っていった後母娘の話を始める二人。
琴音は御琴に想いを打ち明けられたのかを聞く。
すると御琴は命がけで琥金丸を守った伽羅のことを考えるととてもできなかった、
しかし後悔はしていないと答える。
琴音は御琴が綺麗になったのだからきっと素敵な恋をしたのだろうと微笑んだ。
琴音が家に入っていった後、御琴は琥金丸のことを想い浮かべ、いつまでも忘れない、好きだからと述懐する。

512 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 17:52:39 ID:P1TBC7do
 それから一ヵ月後。秘女乃は高野丸に何をしているのかを問う。
高野丸は子供に鬼の血を引くものとしての心得を書き残しておこうと思い巻物を作っていた。
これを子孫に受け継いでいってもらおうとも考えているようだ。
秘女乃もそれを覗き込む。それは琥金丸が三日月山で読み上げた内容と同じものだった。
秘女乃はいつか世が乱れたときに子孫がこれを読んで使命に目覚めることを祈り、高野丸もそれに同意する。
 弥生はその巻物を手にしていた。これは死んだ夫がその父から受け継いだものだという。
300年前に出会った人の中に自分の先祖がいたのだろうかと考える琥金丸。
その時静那がリカルドが出発の準備を終えたことを告げに来た。外に出る3人。
長い旅になるので母と別れのあいさつを交わす琥金丸。
彼は武者修行も兼ねてリカルドと共に残っている邪悪な妖怪を倒す旅に出るつもりだった。
先ほどから常葉丸がうつろ船を調べていたが船はもう動かないとの結論に達した。要はエネルギー切れだ。
常葉丸は琥金丸に強くなれとエールを送る。
それに対し琥金丸は常葉丸ももっと精進しないと結婚しても静那に頭が上がらないだろうと返す。
常葉丸は自分が弱いからではなく静那が強すぎるのだと弁明。琥金丸はそれに同意して大笑いをする。
聞きつけた静那に何かと言われ常葉丸は何でもないとあわてて誤魔化した。
皆に見送られて琥金丸とリカルドは旅立っていく。
 テロップ――琥金丸は真の鬼たる資格をもったりりしき勇者へと成長を遂げた。
そして今新たなる冒険が始まろうとしている。
琥金丸の行く手に何が待つのか。その物語はまたいずれ別の機会に語られることがあるかもしれない。
今わかっていることは唯一つ。
 いつの日にか熱い正義の血を引く"鬼神"の末裔としての使命を果たすときまで琥金丸の旅が終わることはない
・・・・・・・・――
スタッフロールで終了。


〜〜
もちろん琥金丸の新しい冒険が語られることはありません。

御琴も琥金丸の(二重の意味で)遠い親戚だったんですねぇ。
現行の遠縁で歳が近いのならともかく、
祖先をカップルの相手として考えるのはちょっと、というかかなり…嫌。

>>503の他に意見がなかったので細かに改行して書き込みをしました。

513 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/18(火) 18:39:47 ID:35amgfwM
乙カレー
GB版ONIは1以外完了?

514 ONI V 隠忍を継ぐ者 sage 2006/07/18(火) 19:24:01 ID:P1TBC7do
IIも残っているようですが。

515 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/19(水) 16:49:46 ID:AvET5el9
ペルソナ3終わった人いたら頼む

516 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/19(水) 18:14:30 ID:+fQbiGpv
イリスGF希望した人まだいますか?

517 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/19(水) 20:38:36 ID:gfite/2C
>>515
>>472で書きかけてる人がいるんだから急かすなって。

>>516
いるもいないも希望した人がいるとおまいさんがまだ覚えてるなら書いたらいいかと。

518 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/20(木) 00:32:08 ID:GZknYWCz
ストーリーを書こうとすると、どうしても長くなってしまう〜〜〜。
クライマックスだとセリフとかも丸写しになっちゃうし、さじ加減が難しい…。

519 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/20(木) 01:14:18 ID:iCAR8pDV
誰しも第一稿は物凄く長くなるもんですよ。
指標が無いと特に。
だから、「あまりに長すぎる!」と思うなら、
「100行に収める」とか自分で縛りを入れて
やっていくといいですよ。


520 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/20(木) 01:52:55 ID:P/Z3fXLA
シルフェイド幻想譚落とて来たんで予約しときます。

521 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/20(木) 02:11:03 ID:/bDIEDWS
黙ってさっさと書け
それぐらいしか役に立たない引き篭もりなんだから

522 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/20(木) 09:03:47 ID:Rbnc+TgE
フリーゲームのFF3.5のストーリーを誰か教えてください。

523 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/20(木) 10:59:25 ID:RL6DaElZ
伝説のスタフィー1、2、3をリクエストした者ですがリクエストを取り下げます。

524 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/20(木) 11:55:06 ID:R/wnoSwy
>516
希望した人じゃないけど読みたい

525 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/21(金) 00:35:08 ID:ot1l9HyN
ちょうど今やりなおしてるんで、ワイルドアームズ3書きますね。
(詳しく)とあるのでそれなりに詳しくいきます。

526 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/21(金) 03:03:53 ID:J8Me68ce
まとめにあるはじまりの冒険以外のポポロクロイスをお願いします

527 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/21(金) 08:17:17 ID:31edaDre
>>525
世間で言われてるほどヴァーが電波でないことを証明してくれッ!

528 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/21(金) 09:10:29 ID:ciJtkDFK
ブレスオブファイア3お願いします↓

529 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/21(金) 09:54:05 ID:V6n1CwCR
リュウが旅にでます
ケンと出会い愛を育みます

     END

530 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/21(金) 09:57:23 ID:uVQlWCG0
>>528
まとめサイト
ttp://www8.atwiki.jp/storyteller/

531 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/21(金) 15:48:37 ID:wx1wg1GT
こっちのスレならいくら長くなろうが構わない
伝えたいところを書くのだー

532 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/21(金) 18:54:21 ID:j/+W0Z5L
それじゃイリスGFいきます

ミストルース:異世界への冒険者の総称。ギルドに依頼の出されているクエストをこなすことで生計

を立てている。
ゼー・メルーズ:以前は都として栄えたが旧文明衰退後廃都となり霧と樹海に包まれた土地へ。しか

し一人の猟師が異世界・古の森バルテッサへ続く道を偶然発見したことから異世界への冒険の拠点と

なり現在は5000人ほどの人口を抱える中都市となる。異世界探索は街を再建した冒険者ギルドとミス

トルースによってすすめられ、現在古城世界グリモア、ポスポリア合戦場、ダカスクス水晶谷、イシ

ュタル大庭園の5つの異世界が発見されている。

第一章
イリスとエッジは水上都市ゼー・メルーズで活動するかけだしのミストルース。
ある日クエストで訪れた古城世界グリモアで謎の光の柱を見かけ、イリスが興味本位で手を触れると
光はイリスの持つ先祖代々伝わる封印された魔道書に吸い込まれる。
それは8つの封印を解くかけらを集めると、ひとつだけ、どんな願いもかなえてくれる伝説の魔道書

・エルスクーラリオだった。

第二章
自分の持っていた魔道書が伝説のエルスクーラリオだと知ったイリスは早速どんな願いを叶えて
もらおうか空想にふける。
そんな時遠い町からネルとユラの姉妹ミストルースがやってきた。
クエストの取り合いになったエッジ達と姉妹だったがエッジ達がタッチの差で勝つ。
そしてほどなくポスポリア合戦場で光の柱が出現したという情報を得たエッジ達はそこでも
姉妹と戦うことになるが、勝利し、二つ目のかけらを入手する。
ユラはその結果に対してネルにつらくあたり、二人はけんかわかれしてしまう。


533 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/21(金) 18:59:53 ID:j/+W0Z5L
第三章
エッジ達は酒場の前で店からたたき出されたネルに会う。
イリスの提案でネルはエッジ達と同居し、一緒にミストルースの仕事をこなしていくことになる。
ダカスクス水晶谷で光の柱が出現したと聞きエッジ達は三つ目のかけらを入手する。
そこでユラと再会したネルは、性格が変わりあまりにエルスクーラリオに固執するユラに切れ、
意地でもユラにはエルスクーラリオを渡さないと宣言する。

第四章
エッジ達は住民クロウリーの依頼を受けポスポリア合戦場の奥にある遺跡を調査しに行くが
そこには明らかに人為的に用意された機械モンスターが待ち受けていた
町に戻り、エッジ達はクロウリーに遺跡調査の報告をし、お前の依頼はもう受けないと伝える。
ネルはその時クロウリーと何か話していたユラを気にするがユラの態度は冷たいものだった。

第五章
古の森バルテッサで光の柱の目撃情報がありエッジ達は四つ目のかけらを入手する。
その帰り、最強のミストルースと噂されるアッシュがエルスクーラリオを奪おうと一行を襲う。
エッジ達は全く歯が立たずにやられるが、エッジが殺されそうになった瞬間イリスからすさまじい力が
放出され、その力が光の柱のようになり彼女をつつんだ。

そこにクロウリーがあらわれ、エルスクーラリオは錬金術師にしか利用できないこと、アッシュにとっては
イリスしかエルスクーラリオを利用できないことがわかっていれば今は特に問題ないのでは?
と問いかける。アッシュはまぁその通りかとその場を去る。
アッシュを追おうとするエッジにクロウリーが立ちはだかる。
「君達の相手は私です。…彼女はすさまじい力を体外に放出している。だがそれゆえにあまりにも無防備だ!」
クロウリーはイリスに呪いをかけはじめる。エッジは止めようとするがアッシュにやられた傷が酷く
満足に動くことができない。そして呪いは完成する。
「彼女にはウロボロスの生贄としていずれ命を落とすよう呪いをかけました。彼女の命を救いたければ
エルスクーラリオに願うことですね!」

とりあえず前半終り、全十章なのでこれで半分になります。

534 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/21(金) 20:28:02 ID:bpvfuMMs
乙かれ〜。

このスレは1週間おきにくると、いい感じに暇がつぶれるぐらいの文が出来てるな。
時々、輝くぐらい文が上手な人がいて驚くこともある。

535 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/22(土) 01:28:30 ID:dpeEGhzc
続きです。間違いあったら訂正お願いします。

第六章
エッジ達はエルスクーラリオを集め、イリスの呪いを解くことと同時に呪いの正体の解明とクロウリーの言った
「ウロボロス」とはなにかを町の研究者ユアンとギルド長ノエイラと共に捜し求めていくことになる。
しばらくしてイシュタル大庭園で光の柱の目撃情報が入り、エッジ達が現場に向かうとたまたまクロウリーと出くわす。
クロウリーに詰め寄るエッジの前に、1章からなにかと因縁をつけては戦闘になっていたミストルース、バージゼルが
クロウリーのボディーガードとして立ちはだかる。
バージゼルはクロウリーに案内された土地で禁断の力を身につけていたため、アンデッドになってまで戦い続けるが結局敗れる。
「お前を倒すためにここまで、こんなことまでしたのにっ…やっぱり勝てないのか?…エッジ、お前、強いんだな…」
バージゼルは最期にクロウリーは少し前までは低ランクのミストルースだったこと、
急に強くなったことになにか鍵があるのではと告げて死ぬ。
エッジ達はその先で五つ目のかけらを手に入れる。

第七章
ネルはユラがバージゼルと同様にクロウリーに唆されているのではないかと心配していた。
エッジ達は町でクロウリーの情報を集め、クロウリー宅で彼がダカスクス水晶谷に向かったことを知り
水晶谷の奥まで追いかけるが戦闘になり、彼を殺す。
だがクロウリーは死に際に、自分が死んでウロボロスの生贄になるのも計算通りであること、
またイリスの呪いは誰にも解くことができないもので、やはりエルスクーラリオに祈るしかないだろう、と言い残す。
エッジ達はその先で六つ目のかけらを手に入れる。

第八章
呪いの種類はユアンもわからず、クロウリーも死んだ今エルスクーラリオのかけらを探すしかイリスの命を救う道はなかった。
そんな時光の柱が古城世界グリモアの最上階に出現したという匿名での情報が入る。
罠かもしれないが行くしかないと向かった先にはユラがいた。
ネルはユラの説得を試みるが、ユラは「もう遅い!」とエルスクーラリオを奪う最後の勝負に出る。
戦闘後、ユラはネルと一緒に楽しく暮らしていく為に家の再興を目指したはずなのに、いつの間にか家の再興が
目的になってしまいクロウリー側についてネルを傷つけてしまったことを後悔している、
しばらく一人になって考えてみるとその場を去る。
光の柱は実際に古城の最上階に存在していた。エッジ達は七つ目のかけらを手に入れる。


536 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/22(土) 01:37:02 ID:dpeEGhzc
第九章
ポスポリア合戦場の世界樹上層で最後の光の柱が目撃された。
エッジ達が向かった先にはアッシュが先回りしていた。
アッシュはエッジに問いかける。
「その本の持つ意味はわかったか?」
「…なんでもひとつ、願いが叶うんだろう?」
「…救いがたいな、やはり、女と一緒に本はいただいて行く!」
「お前に本は渡せない、イリスが死んでしまう!」
「その本が何かは全く理解していないのに結果だけはわかっているんだな」
「…?」
戦闘後、エッジはアッシュに持っている情報を話してくれと問い詰め、アッシュは語りだす。
この世界は多層に世界が重なってできている。
アッシュは異世界で世界のなりたちを探るうちに
世界のもっとも深いところにいる次元の調停者、ウロボロスの存在を知る。
ウロボロスとは、昔世界を半分滅ぼした古の魔物だった。

ひとつだけ、どんな願いも叶えられるエルスクーラリオ
しかし、その封印を解除するために必要なかけらはウロボロスの封印が解けると共に現れる。
エルスクーラリオには世界の平和以外の祈りが捧げられた事がなかった。
なぜなら、平和を祈らなければウロボロスによって自分共々世界と消滅するしかなかったから。
結局、エルスクーラリオとはただ一つの目的の為に存在する魔道書だった。

女と一緒にウロボロスが死ぬか、女と一緒に世界が滅ぶか二つにひとつだ。
俺は別の方法がないか調べる。とアッシュはその場を去る。
八つ目のかけらを入手し、エルスクーラリオは完全な形となった。
それは同時にウロボロスの完全な目覚めを意味した。

終章
エルスクーラリオが完全な形になった頃、ゼー・メルーズでは大きな地震が発生し、
町外れに謎の穴が開く。そこは新たな異世界、歪んだ次元への入り口だった。
三人はウロボロスがいる世界の果てを目指して最後の異世界に突入する。

世界の果てでウロボロスに遭遇したエッジ達は話し合いの場を持とうとするが
人間を滅ぼそうとするウロボロスと問答無用で戦闘になる。
戦闘後さらに力を増したウロボロスに一行はなすすべもなく倒れるが、
エッジはさらにウロボロスに向かって行く。
イリスとエッジは異世界に入る前にある約束をしていた。

イリスにはクロウリーによってウロボロス復活の生贄として次第に衰弱し死ぬ呪いの他に
さらに保険としてウロボロスが死ぬときイリスも死ぬことになる呪いがかけられていた。
約束は、もしウロボロスと戦闘になってしまった場合は必ずウロボロスを殺してというものだった。

エッジがウロボロスに弾きかえされた時、イリスが立ち上がる。
エッジ、もうやめて。私一人の犠牲で世界が救われるならその方がいい…

537 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/22(土) 01:40:37 ID:dpeEGhzc
バッドエンド

イリスは夢を見ていた
いつもの街の風景
エッジやネルちゃんがのんびりしていて、ユアンさんは図書室にこもりきり、
ノエイラさんもいつもどおり忙しそう
みんな全く変わらない日常を送ってる、でもそこには自分だけいない
なんで自分だけこんな目にあわなくちゃならないの? 死にたくない―

だけどイリスは戦闘でエッジに守ってもらったときの事を思い出す
自分も、好きな人を、世界を守りたいと思ったんだ
みんなの喜ぶ顔が見たい、それが錬金術、錬金術師の存在する意味なのだから
イリスはエルスクーラリオに祈った 世界が平和でありますように…

町の慰霊碑の前にたたずむエッジ 
そこにネルが姉と一緒に故郷に帰ることを伝えにやってくる
「もう二週間たつんだね」
「そうだな」
「あまり落ち込まないで。イリスもそんなのは望んでいないはずだよ」
「そうだな、それに落ち込んでいるわけじゃない」
二人は町中へと一緒に歩いていく
噴水広場では三人がクエストで異世界に探しに行ったり、一緒に異世界へ冒険へ行ったり、
猫の里親探しをしたりした子供達がいつものように元気に駆け回っていた
「イリスは、この子達の未来を守ったんだね」
「そうだな…
 ―もし、イリスが帰ってきたとしたら… 俺はイリスを褒めてやろうと思う」
「…うん、きっと喜ぶよ」
世界は平和だよ、とエッジは呟いた。

538 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/22(土) 01:44:09 ID:dpeEGhzc
真エンド
闇の中の真実
「クロウリーさんが死んだ時飛んでいった黒いかけらの正体を知りたい!」
というクエストが発生。依頼者はイリスだった。
三人でクロウリー宅の家捜しをすると、イリスがはじめてエルスクーラリオの
かけらを手にした頃の日付が最後となる日記帳を発見する。

―明日は、古の森に探索に行こうと思う。
同期のミストルース仲間たちはみんな他の異世界への探索許可が下りているのに、
自分は古の森すら満足に探索できないとは我ながら情けない話だ。
それでも、異世界への冒険は心躍る。異世界に行くたびに新しい何かが発見できる。
モンスターと戦うのは苦手だからランクアップは難しいかもしれないが、
できるならば、いつか他の異世界も訪れてみたい…

古の森に手がかりがあると踏み異世界へ向かった三人は森の奥で割れた黒いかけらをみつける。
賢者の石を使い修復すると、黒いかけらからクロウリーのホログラムが現れる
「ずいぶん奇特な方もいたものですね、この宝玉をなおそうなどと…どうしてこんなことを?」
「ただ、知りたい。それじゃいけませんか?」
「錬金術師とは知識という欲望にどこまでも忠実。昔から変わらないな…」
クロウリーの体をのっとった男は語りだした。

昔、9人の錬金術師が世界の全てを支配していた頃。
男は神の力を得る気はないか、と彼らを誘惑し、
彼らと共にウロボロスの存在する世界の果てまでも到達した。
驕れる人間にウロボロスは怒り世界を破壊した。
しかしイリスの先祖である一人の錬金術師がエルスクーラリオを探し出し、
本と自分を犠牲にして怒れるウロボロスを封印した。
結果世界の崩壊は半分で抑えられ、彼女の錬金術師の血筋は
家を守った夫と子供によって後世に伝えられたという。
男は、欲望を押さえ込み錬金術でウロボロスを封印するだけの世界なら
その時に錬金術か世界が滅亡すればよかったと考え、
その執念はかけらのかたちで男の意識を次のウロボロスの復活まで長らえさせた。

エッジは宝玉に切りかかりクロウリーのホログラムは姿を消した。
彼のことを知ることができてよかった、とイリスは呟いた。

539 イリスGF ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/22(土) 01:48:38 ID:dpeEGhzc
世界の果てではウロボロスが待ち構えていた。
神々の定めた法に従わず、おごり高ぶる人間は滅びるべきだと語るウロボロスへイリスは語りかける。
「…私は、知恵の行く末と力の極限を求め、あなたの怒りに触れた錬金術師達の末裔です。
 そして今また眠れるあなたを起こしてしまった、錬金術師の責務を果たしに来た者です。
 ―その者は人として純粋すぎました。
 知らないことを知ろうとする心、未知の力に憧れる心、誰かに褒めて欲しい、認めて欲しいという心、
 全ての人間が持つその心に純粋すぎたのです!」
「その心がそもそもの過ちなのだ」
「私達が不完全なものとしてここに存在しているから…人は神になれない、あなたのようにはなれないのです!
 その弱い心を抱えて生きる人間を理解してほしいのです!」
「そなたはその者を… 己に死の烙印をほどこした者を許そうというのか?」
「はい、あの人の気持ちは、今ここに。私と共にあります」
「私には、わからない… 不完全を許容し、受け入れることなど…」

戦闘後、自らを犠牲にしてウロボロスを封印しようとしたイリスはエルスクーラリオのかけらを
集めている時に度々訪れていた何もない空間に飛ばされる。そこは生も死もない境地だった。
そこで何者かの声が響く。

「あなたはなんのために錬金術を成すのですか?」
「…私には過剰の英知は必要ありません、ただ周りの人を笑顔にできる力があれば」
「周りの人の為?」
「そうじゃないと思う、多分自分の為です。周りの人の喜ぶ姿を見ることは自分の喜びにもなるのだから…」
「…私はエルスクーラリオを利用した最初の錬金術師です。
このエルスクーラリオに残した力で、その想いをウロボロスへ届けましょう…」

一年後、慰霊碑の前でたたずむエッジにネルが新しい光の柱が出現した!と報告に来る。
急いで古の森に向かったエッジの目の前で、光の柱から一年前と何も変わらないイリスが現れた。
二人は手をつなぎ、無言で古の森を歩く。
「ねぇ、エッジ、さっき光の柱の前で、なにか言いたいことがあるって言ってなかった?」
「ああ… そうだな… 言うぞ。俺は…」

540 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 02:23:50 ID:vrCvVFHp


541 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 07:40:04 ID:TBQ4MF4i
イリスGFの人乙でした

確かイリスのアトリエシリーズの時間軸って
イリス2→イリスGF→イリス1 のはずだったと思うけど
前作とのつながりって何か描写されてる?

542 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 08:02:21 ID:C0IGl9SQ
それぞれ独立してるから作品ごとの繋がりは無いはず

543 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 08:25:28 ID:TBQ4MF4i
>>542

d。ぜんぶ別々の話なんだ
2の千年後の話が1になるってどこかで読んだから、続き物だと思ってた

544 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 08:47:08 ID:WEzV1IFU
2→1が?がっててGFが独立だと思われ。

545 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/22(土) 08:47:50 ID:WEzV1IFU
何だこりゃ、「繋がってて」ね。

546 影牢U-Dark illusion- sage 2006/07/23(日) 00:38:55 ID:dg+kGMq/
今日やっとBCエンド見れたので、影牢2の残りを投下します。
文章gdgd、分かりにくかったらスマン。

※魔神に負けた場合、Bエンディング。
 ジョイスが目を覚ますと、魔方陣のある祭壇にアリシアが背を向けて立っていた。
 「アリシア様・・・。」
 振り返ると、アリシアは微笑んだ。

 館を見上げるアリシアとジョイス。
 これで、全てが終わったのだ。
 アリシアは歩き出した。
 ジョイスも歩き出した。
 その時、アリシアの右腕に魔神の紋章が浮かび上がっていた。
(たぶん、魔神に乗っ取られたエンディング)

※魔神に勝った場合、Cエンディング。
 魔神は最後、「我は滅びない!」的なことを言って消滅した。
 アリシアが呆然と立っていると、目を覚ましたジョイスが近づいてきた。
 「終わったんですね・・・アリシア様。・・・女王陛下、城へ帰りましょう。」

 王宮は、先の戦いで戦死した者たちの死体が転がっていた。
 その部屋の先にある玉座にアリシアを座らせ、
 「女王陛下はここでお待ちください。私は生存者がいないか見て来ます。」と言い、
 ジョイスは部屋を後にした。

 「おーい、誰かいないのか」
 周りを見渡すジョイス。しかし、返事は一向に返ってこない。
 「生き残ったのは、俺と女王陛下だけなのか・・・。」
 その時、ジョイスの真後ろにレギオン(※魔神によって生きる屍?にされた騎士)が現われた。
(アリシアとジョイスだけが生き残ったものの、最後が描かれていない気になる終わり方)

547 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 01:55:54 ID:XDLugqHq
乙 Cエンド終わってねーw

548 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 02:32:20 ID:wsTt5TrK
影牢の人乙です
ワイルドアームズ3投下しますね
初投稿だもんでえらく緊張します、しかも長い

549 ワイルドアームズ3 用語紹介 sage 2006/07/23(日) 02:36:33 ID:wsTt5TrK
ファルガイア:世界(星)の名前。ほとんどが砂と岩の不毛な荒野。
渡り鳥:いわゆる旅人、冒険者のこと。とにかく羽ばたく。
アーム:機械とか主に銃火器の総称で渡り鳥の武器。もともと魔族の技術遺産らしく精神同調可能。
魔族:機械っぽい生命体。昔、世界を侵略しに来てた。その戦火で大地が不毛に。

主人公チーム
ヴァージニア・マックスウェル(18)
 主人公。理想と信念に燃える少女。父親譲りの二挺拳銃の腕は確か。
ジェット・エンデューロ(年齢不詳)
 トレジャーハンターを生業とする少年。ドライかつシビアな一匹狼。
クライヴ・ウィンスレット(30)
 バウンティハンターの青年。冷静で現実的な、パーティのまとめ役。
ギャロウズ・キャラダイン(24)
 バスカーの民の次期神官だが、その宿命を嫌って渡り鳥に。陽気で楽観的。

敵っぽいの
ジェイナス・カスケード
 名の知れた渡り鳥。報酬のためならどんな卑劣な手段も厭わない。
「預言者」たち
 エキゾチックな美女(ミレディ)とイヤミな優男(マリク)とボスっぽい中年(リヒャルト)。
シュレディンガー一家
 マジなりきりお嬢様(マヤ)と爆弾マニアおぼっちゃま(アルフレッド)とアフロ(トッド)と喋る猫(シェイディ)。

※台詞も適当に編集してあります。

550 ワイルドアームズ3 用語紹介 sage 2006/07/23(日) 02:40:34 ID:wsTt5TrK
オープニング

嵐の夜、大陸を機関車が走っている。一等客室の窓辺で本を読む少女。
やがて彼女が微睡むころ、突然車体に衝撃が走った。何事かと尋ねる少女に、
若い車掌は「心配せず部屋に戻っていてください」と言うが、少女は隙をついて駆け出す。
見ると、機密貨物を乗せた車両の鍵が開いていた。
調べに入る少女と車掌。物々しい警備に少女は興味を抱く。
車掌が宝箱を開けると中から暖かい光が溢れる。
その瞬間、扉から、窓から、物陰から、三人の男が飛び出した。宝箱を中央に武器を突きつけ合う。
(※彼らがメイン四人。この四つ巴から、それぞれのちょっと前の話を体験していき、
全てクリアするとようやく本編に戻ってくる仕様です)

・ヴァージニア編
二週間前の話。村がゴブ(亜人)に突然襲われる。
「強いものが正しい」と主張するゴブたちは村の財産を奪い、更に食糧をよこし続けろと要求する。
ヴァージニアの叔父は村人の安全を優先したが、ヴァージニアはひとりゴブたちを追った。
アジトに乗り込んだ彼女は奪われた物資の中から、白衣姿の若い父(他二名)が写った破れた写真を見つける。
彼女の父は何かの研究者だったらしいが今は行方不明。
そして幼い頃、父の手ほどきを受けてアームを握った日のことを思い出す。
実戦の恐怖を乗り越えてボスを倒したヴァージニアは叔父夫婦に、
「誰かが悲しい思い出を刻むのを防ぐため」渡り鳥として旅立つことを告げる。
亡き母の墓標には、誰が献花したのか、母の好きな花が添えられていた。

・ジェット編
一週間前。「水晶の花」という財宝を求めて遺跡を訪れたジェット。
しかし先客がいて、迷い込んだ少年の救出を依頼される。
だが彼は報酬の額を聞くやいなやどっかの慈善家に頼めと言って拒否。
遺跡に潜っていくと偶然そのパイクという少年に会う。
彼から目当ての財宝は既に別の渡り鳥が手に入れたことを聞く。
パイクはもうすぐ村を離れるため、昔この遺跡に隠したおもちゃを探しに来ていた。
ガラクタのどこに危険を冒す価値があると言うジェットにパイクは思い出だと答える。
しかしジェットには理解できない。成り行きで助けた報酬代わりに、近く輸送される機密物の情報を得た。

551 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 02:43:50 ID:wsTt5TrK
・クライヴ編
九日前。クライヴは魔獣討伐を生業とする渡り鳥で、洞窟の主を退治する依頼を受けた。
瘴気の立ちこめる洞窟を進み、主を倒しかけたが毒のブレスをくらって倒れてしまう。
彼は以前にも肝心なときにミスをしたらしい。
なんとか出口を探し当ててまた気絶。クライヴに何か講釈している学者風の壮年男性の夢を見る。
目が覚めたクライヴは仕事を完全に遂行するため、後悔の連鎖を断ち切るため、
巣を焼かれた報復にやってきた魔獣を今度こそ倒す。
彼の仕事に対する誇りは喝采で迎えられた。
そして次に彼が請け負った仕事は輸送される秘宝の護衛であった。

・ギャロウズ編
五日前。酒場で目にした新聞に目をむくギャロウズ。
そこには「大地の民バスカーの秘宝、搬送される」という記事。
その秘宝はアークセプターという杖で、世界を支える力との交信を可能にするという。
「だったらよ、俺のアークセプターは、いったい何なんだよッ!?」
なんとギャロウズは記事の杖と同じものを持っていた。「たまんねえなぁ……」
ギャロウズはバスカーの民の正統な神官の血筋だが、
神官職を継がなくてはならない宿命から逃れようと、三ヶ月前に自由が信条の渡り鳥になった。
その際バスカーの秘宝であるアークセプターを持ち出していた。
どちらが本物の秘宝か分からないが両方持ってれば問題ないと、彼は輸送列車に乗り込む算段を立てるのだった。
(鍵をこじ開けたのはこいつ)


4人分のオープニングが終わったら本編へ続きます。

552 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 02:48:03 ID:wsTt5TrK
チャプター1

四つ巴の膠着状態は一瞬だった。
天井に大穴が空いたので四人で登ってみると、そこにはジェイナス他二名の列車強盗が。
どうにか秘宝は守りきるもジェイナス達には逃げられてしまう。
バスカーの里に秘宝を届けると、なんと他にも2本も出てきた。
4本のアークセプターは守護獣(精霊みたいなもの)と意思を交わす媒体らしい。
ギャロウズの祖母(現神官)と弟(予知夢を見る)シェーンが語るところによると、
やがてファルガイアを滅ぼす「蒼の脅威」が現れるという。
そして守護獣が解き放たれることでそれは駆逐されるらしい。
神官は守護獣を解き放つことを新たな依頼とし、四人はそれを引き受けた。
地・風・火・水の四大守護獣を解き放って立ち去るヴァージニア達を、ジェイナスが見下ろしていた。
彼は誰かの命令でアークセプターを狙っているようだ。

さて、解散するはずだったチームをヴァージニアが(強引に)留めて次の狙いを「常闇の輝き」に定める。
言い出しっぺなのでリーダーに。ジェイナス達も現れ、手を組まないかと誘う。うさんくさい。
が、人を嫌ったままなのは悲しいことだからと、彼らが情報を提供する代わりに協力することに。
でもやっぱり裏切った。
手にした者に力を与える「常闇の輝き」は全てを貫く槍で、「魔族」の3つの呪紋で封印されているらしい。
彼らはそれを入手する仕事を受けていて、初めからヴァージニア達を利用しようとしていた。
これが荒野のルールと嘲笑うジェイナスにヴァージニアはぶち切れる。
「常闇の輝き」が悪漢の手に渡るのを防ぐため、残りの呪紋を先に手に入れることに。

別の呪紋の情報を得て遺跡へ潜ると、シュレディンガー一家と初顔合わせ。
いきなり「アンタは、何を以て、荒野を貫いているのかしら?」と意味不明なことを言われる。
ヴァージニアの旅を「覚悟のないごっこ遊び」とこき下ろしてくる彼女に邪魔されながら遺跡を攻略すると
ジェイナスたちとまた遭遇。戦っているうちに出し抜かれ、残りの呪紋は2つともマヤの手に。
ジェイナスはマヤに決闘場所を指定して去る。
ヴァージニアは追いかけようとするがマヤにひっぱたかれ、仲間を危険に晒した暴走行為を非難された。
渡り鳥に正義も悪もないと突きつけられたヴァージニアは、目標を見失って落ち込む。

(わたしが、渡り鳥であるために、足りないモノって何なんだろう?)
渡り鳥になって何を為すのか決めていなかったこと、
あやふやな覚悟に仲間を巻き込んだことを理解し反省するヴァージニア。
その「何を為すのか」を見つけるために荒野を羽ばたくことを決意し、マヤから渡された3つめの呪紋を手に
「常闇の輝き」が封印された塔へと向かう。

553 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 02:55:00 ID:wsTt5TrK
屋上に着くとシュレディンガー一家がジェイナス達にボコボコにされていた。
マヤを人質に全ての呪紋を奪ったジェイナスは、それを持ち帰るという依頼を放棄、仲間も見捨てる。
永遠に誰かの「思い出」に刻まれる強さを求め、自ら「常闇の輝き」グラムザンバーを復活させた。
禍々しい力に、アークセプターを介して守護獣の怯えが伝わってくる。
しかしヴァージニアは立ち上がった。

「渡り鳥に正義も悪もない」
「でもここには確かに『悪』が存在している!」
「わたしは、あるはずの『正義』を探して、荒野を飛び交うッ!」

「誰かの心に悲しい思い出が刻まれるのをもう見たくない」と言うヴァージニアの決意に応え、
四人でジェイナスを倒すと遺跡が崩れ、彼は呑み込まれた。
マヤにも(小馬鹿にされつつ)決意を認めてもらって一件落着。

その後、重傷で瓦礫から這い出てきたジェイナスの前に、リヒャルト、マリク、ミレディの3人の預言者達が現れる。
彼らがジェイナスの依頼主で、裏切りは監視され、グラムザンバーも回収されていた。
鼓動を刻むその槍を、リヒャルトがジェイナスに突き立てた。

チャプター1はここまで。
次は多分一番長いチャプター2です。


554 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:00:52 ID:wsTt5TrK
チャプター2

OPのクライヴ編で見た男性の夢を、また見たクライヴ。
彼はファルガイアの「思い出」を探すために渡り鳥をしていると言う(要は考古学者)。
クライヴの夢に頻繁に出てくる男性は、彼の亡くなった先生で、
ファルガイアの荒廃には魔族とは別の何かが関わっているという説を唱えていた。
「常闇の輝き」のような魔族の遺産を探し続けることでファルガイアの歴史に迫れるかも知れない。
だが当面の稼ぎのためにひとまず仕事を探すことに。

場面は「預言者」達に移る。
同じく遺産を狙っているヴァージニア達の動向を気にする三人は、
慣らし運転と称してジェイナスを彼女たちの元に差し向ける。
ジェイナスの姿は爬虫類のようなものに変貌していた。

次の町で誰一人未帰投の遺跡の情報を聞き、それに挑むことに。
途中「思い出」の価値について揉め、ジェットに数年より前の記憶が一切ないことが分かる。
それならばとヴァージニアはジェットの記憶も一緒に探すことを(強引に)決めた。

遺跡に着いてみると女性がいて、この遺跡に眠る遺産は危険だから持って行ってくれと依頼してくる。
ヴァージニアとクライヴは顔を見合わせ、疑いを持ちつつあえて依頼を受ける。
遺跡の奥で女の罠を暴くクライヴ。実は女はミレディに憑依されていた。
どうして看破できたのだと悔しがるミレディ(正直バレバレだったが)にクライヴは、
要約すると「貴方の美しさは上辺だけで中身は醜いので」と言い放つ。
ついでに妻子持ちであることも分かる。女を追いかけるとジェイナスがいた。
彼の体はグラムザンバーに浸食され、魔族と一体化したという。
何とか二人を退け、女を救出。
四人は魔族は実在したこと、それは守護獣すなわちファルガイアの敵であることを確認した。

次に守護獣の示した神殿を訪れると、月の守護獣の生命がマリクに吸収されようとしていた。
それを止め、残された守護獣の力を手に入れる。


555 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:05:30 ID:wsTt5TrK
場面が預言者達に移る。
彼らはどうやら人間じゃないようで、パナケイア流体というものが体を流れていてそれが力の源らしい。
その代償としてファルガイアに拒絶され、定期的に体液を浄化しないと自壊するという。
リヒャルトは自分たちの目的を「理想郷化計画」と呼んだ。
そもそも彼らがアークセプターを狙ったのも、その計画に利用する守護獣の生命エネルギーを得るためのようだ。
ジェイナスは彼らの道具にされたことをたいそう恨んでいる様子。

ヴァージニアたち一行。
守護獣の生命力を奪っていたマリクとミレディは繋がっていたことを確信。
彼らの目的を遂げさせないため、残りの守護獣の神殿に先回りすることに。
だがその途中またしても預言者達に会う。
彼らはファルガイアを一個の生命として見なし、
外部作用によってその進化を(自分たちのように)為そうという。
そうしないと星はいずれ死んでしまう。
だがそのために守護獣の命を奪おうとする行為は間違っているとヴァージニアたちは否定。
互いの正義が対立することになる。

次の神殿に辿り着くも、光の守護獣は既に蹂躙された後。
が、ギャロウズが手を差し出すと、守護獣が消える前に残した最後の力が手に入る。
ギャロウズが言うには、神殿とは守護獣を封じ、その生命をファルガイアに供給する施設である。
この星は守護獣の命を食いつぶすことによって辛うじて生きているのだという。
だからこそ人間には守護獣を守る義務があると感じるヴァージニア。
しかし渡り鳥の身には過大な使命だとギャロウズは嘆いた。

また預言者たち。
ミレディがやっていた仕事とは、魔族の「思い出」情報ライブラリ・ヒアデスの情報から
「神々の砦」アースガルズと呼ばれるロボットを制作することだった。
それが完成し、攻防両用バリアとか出してとにかく強いことを印象づけるのだった。

556 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:09:21 ID:wsTt5TrK
次に向かうのは星の命が流れるというレイラインを観測してた研究所。
中に入るとジェットの記憶がフラッシュバックする。
奥へ進むと机の上に白衣の人間が四人写った写真を見つける。
半分に破けていたそれは、なんとOPでヴァージニアが見つけた父の写真とぴったり合った。
思いがけず行方不明の父の手がかりを得て、目を潤ませるヴァージニア。
すると何故か彼女の父親の顔を知っていたジェットが口ごもりつつも、
「そいつは俺の親父のようなヒトなんだ」と告げた。
あまりの衝撃に(じゃあ彼とわたしはキョーダイ!?)と早とちりしてしまうが、
そうではなく、ジェットを育てて渡り鳥としての技術を教えてくれた人だという。
もちろん父を疑うつもりはないが、生きているのに会いに来てくれないことをヴァージニアは悲しく思うのだった。

そこにミレディとアースガルズが現れる。
圧倒的な力にやられてしまう四人。
ミレディは自分を愚弄したクライヴを殺そうとするが、
シュレディンガー一家が現れ、煙幕を張った隙に連れ出してくれた。

夢の中で父の背中を追う幼いヴァージニア。
目が覚めるとマヤが優しく気遣ってくれるが、これ以上危険なことに首を突っ込むなと忠告して去っていく。
マヤの言葉を真摯に受け止め、自分の勝手で仲間を危険に晒すまいと
チームを解散しようとするヴァージニアを、クライヴとギャロウズが諭した。
ヴァージニアのリーダーの資質を認め、自分たちは着いていくと言う。
今までの旅では決して得られなかった経験をしている、このチームの絆なら運命も危険も乗り越えられる気がすると。

研究所で得た情報から、惑星環境を操作する計画について調査するため、
資料があるというクライヴの住居へ向かうことに。

その夜遅く、ジェットは黙ってチームを去ろうとする。
しかしそこにヴァージニアの父親ウェルナーが現れる。
ウェルナーは意味深な言葉を放つ。贖罪に生きる自分はヴァージニアに今更会うことはできないとも。
ジェットは自分が「思い出」を持っていない理由を彼が知っているのではと問いつめたが、答えはない。
それならと、ジェットはヴァージニアと一緒にウェルナーを追うことにした。

557 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:14:42 ID:wsTt5TrK
資料によると過去にも何度かファルガイア再生計画があり、大規模なのが「世界樹計画」だという。
運営機関の名は七人委員会。
ヴァージニアの父が写った写真の人数も七人。
しかもよく見ると、その中に今と風貌の変わらぬマリクらしき姿があった。
謎が深まるのを感じつつ、守護獣神殿と再生計画の二つを調べていくことに。
ここで妻との会話から、クライヴが頻繁に夢を見る先生は彼の妻の父親であり、
彼のミスによって亡くなったらしいことが分かる。

鉱脈でまたシュレディンガー一家と会う。
マヤは宝石を集めていて、本当の輝きを放つ宝石を探し出したいらしい。
クライヴは先生の説が正しいことを示す根拠を得たようだ。

幸運の守護獣神殿では、ジェイナスがその生命を吸い取っていた。
彼は魔族も守護獣の力も利用して預言者達も裏切るつもりらしい。力こそ「自由」だという。
ジェイナスに敵わなかったヴァージニア達は、辛うじて残されていた守護獣の生命力を得る。
ギャロウズは、自分の求めていた「自由」とジェイナスの「自由」を否定、
「逃避」ではなく本当の「自由」を求めることを決意した。

次に四人は「運命の箱舟(ディスティニーアーク)教団」から「キシュムの炎」と呼ばれるエネルギー体の発掘依頼を受ける。
それがある遺跡は要は宇宙船で、昔人間がこの星に訪れた証拠らしい。
手に入れて帰ろうとするとミレディとアースガルズが。アースガルズには疑似精神が生まれていた。
また負けてしまうが、ウェルナーが現れて撹乱弾を放ち、二人を撤退させる。
ウェルナーは無言で去るがヴァージニアは父を追うことより依頼の遂行を優先する。

追加依頼で「キシュムの炎」を教団本部まで届けることになる。
教団の教主ラミアムは、夢で「聖女」のお告げを聞くことで遺跡を発掘し、
その遺産を人々の暮らしの向上に役立てているらしい。
教団で写真の七人がやはり七人委員会であることを確認。その中にはジェットと同じエンデューロ姓もあった。

父の過去を探るためヴァージニアの故郷へ戻る。
そこで「世界樹(ユグドラシル)」と呼ばれる環境再生システムが現存していることを知るが、
村にジェイナスが現れ、また守護獣の力を吸収しに行くと言う。
罠と知りつつ阻止すべく最後の神殿に向かう。
守護獣をギャロウズに任せ、他の3人がジェイナスとアースガルズを足止めする。

「自由とは……全ての由を自分に求める事ッ!」

ギャロウズは自分に流れる血の宿命を受け入れ、己の「自由」で時空の守護獣を解き放つ。
乗じて反旗を翻し、時空の彼方にアースガルズを葬り去ったジェイナスは、ユグドラシルで全てを終わらせると言う。

558 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:20:08 ID:wsTt5TrK
ユグドラシルへ向かう途中、リヒャルトに遭遇。
一瞬の隙をつかれ、体内にナノマシンを打ち込まれて悶え苦しむヴァージニア。
しかしウェルナーが助けに来た。リヒャルトは撤退。
何も語らない父に、ヴァージニアは高熱に浮かされながら感情をぶつけてしまう。

「どうして、何も言ってくれないの!?」
「あなたなんか、わたしのお父さんじゃないわッ!」

治療をうけた彼女が目を覚ますと父の姿はなく、周囲にはユグドラシルの存在を示す緑と水があった。

ユグドラシル内部で、預言者達はこれを使って守護獣の生命エネルギーから
魔族を再生しようとしていたことが分かる。阻止しようとするウェルナー。
彼が語るところによると、10年前、七人委員会はユグドラシルを起動させたが、システムが暴走し
環境再生どころか逆にファルガイアを荒野と砂の海の世界にしてしまったという。
その時の事故で預言者達は肉体を失い、ヒアデスの叡智で今に保っているのだ。

システム防御壁を打ち破るため、ウェルナーは何故かジェットを端末の元へ。
ジェットだけがそのアームと同調できるらしく、プログラムを書き換えた。
その際ジェットは過去の緑溢れるファルガイアの「思い出」を僅かに蘇らせ、混乱する。

預言者達を追うと、彼らも知らない何者かがユグドラシルの核を抜き取っていったらしい。
召喚失敗してヤケになった三人を倒す。

ファルガイアの荒廃は魔族ではなく父たちが引き起こしたものだった。
たった10年前の出来事をどうして誰も覚えていないのか、なぜウェルナーだけそれを覚えているのか、
問いただすヴァージニア。しかし父は答えることなくまた去っていった。

預言者達は肉体が崩壊する時を間近に迎える。
その時造反したジェイナスが現れたが、辛うじて召喚されたグラムザンバーの主、
魔族ジークフリードに貫かれ、生贄にされた。
ジークフリードはファルガイアに生きる全ての命に宣戦布告するのだった。

559 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:37:26 ID:wsTt5TrK
チャプター3

夢の中で、父の背中を追い続けるヴァージニア。
父が立ち止まって振り返ると、彼女はアームを父親に向けた。
夢見の悪さに戸惑うヴァージニアだが、気を取り直して「運命の箱舟教団」からの依頼を受ける。

場面は預言者達へ。
ジークフリードは別の星で機械化された元人間らしい。
さらなる戦乱の新天地を求めてファルガイアにやってきたが、過去の大戦で傷つき、
「思い出」をヒアデスに残して復活の時を待っていたという。
三人の預言者はグラムザンバーを封じていた三つの呪紋をそれぞれ受け取り、魔族と化した。

その邪悪な波動を守護獣を通して感じるヴァージニア達。
何が起こったのか知るためバスカーの里へ行き、
ギャロウズの弟シェーンとともにファルガイアの歴史を記した遺跡へ。
戻る途中、異形の姿になった預言者たちに会う。
シェーンが予知夢に見た「蒼の脅威」はジークフリードのことだった。

「この星をこの星でなくする」ジークフリードの意図を探るべく、「星を作り替える施設」があったという遺跡へ。
そこはかつてクライヴが先生を失った場所だった。
ナノマシンを作り出す装置の前で、クライヴはジークフリード達の目的を推測する。
ジェイナスや預言者達の体が魔族になったのと同じように、
ナノマシンによって構成組織そのものを改造し、ファルガイアを丸ごと魔族化するつもりではないかと。
そこにウェルナーが現れ、ナノマシンも魔族の知識「ヒアデス」の情報から作られたことを語る。
ユグドラシルが暴走したのは事故ではなく、デュランというメンバーの意図的なものであったことも分かる。
クライヴは、ファルガイアの荒廃はごく近年に引き起こされたという先生の説が正しかったことを報告、
未来を託された約束を守ることを決意して遺跡を後にした。

560 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:44:25 ID:wsTt5TrK
預言者達の目的はやはり「魔族化計画」だった。
ユグドラシルの核であるジェネレーターを奪われたせいでエネルギーが足りないらしい。
事故から生還した者がウェルナーと自分たちの他にもいるかもしれないと怪しむリヒャルト。

ヴァージニア達も、彼らは高エネルギー体を狙うだろうと予測して、かつての空中都市の動力を探しに行く。
それは「涙のかけら」という名の結晶体で、美しい輝きを放っているという。
大方の予想通りシュレディンガー一家と鉢合わせ。
マヤは「正義なんて、状況によって変わるあやふやなモノ」
「あんたなんかの正義じゃ誰の心にも届かない」と言い切るが、
ヴァージニアは「簡単には届かないのは分かってる」「いつかはきっと届くと信じている」と笑いかけた。
ひとまず負けを認めたマヤ。
「涙のかけら」のもとに行くが、なんとそれはヴァージニアの行動を予測して
預言者達がわざと用意したトラップだった。
しかも本物の在処をマヤが知っていると分かり、彼女をさらっていってしまう。
狼狽するシュレディンガー一家にヴァージニアは
「あやふやかもしれないけど、きっと届くってこと、教えに行くんだよ!」
「涙のかけら」の代償としてではなく、自分の信じる正義を以てマヤを助けに行くと宣言。

マヤを人質に「涙のかけら」をぶんどろうとする預言者達をいったんは出し抜くも、
時空の彼方に飛ばしたはずのアースガルズが帰還。
最大出力のバリアを食らって瓦礫に埋もれるヴァージニアたち。
それを救ったのはまたしてもウェルナーだった。
何故かバリアを操る父に驚きつつ、「会えて嬉しかった」と本音を伝えるヴァージニア。
いつか彼が全てを話してくれるのを待つと決める。

ヴァージニアらが死んだと思って余裕の預言者たちは
アースガルズがなぜ戻って来れたのか尋ねる。彼ははるか過去のファルガイアに飛ばされ、
そこで美しい宝石のような世界を目の当たりにしたと語る。反応するマヤ。
そして冬眠状態で悠久の時を過ごしたという。
ジークフリードはファルガイアを生きた宇宙船にし、それを駆ってさらなる戦乱の新天地を求めたいらしい。
彼らのアジトに乗り込むヴァージニアたちとシュレディンガー一家。

そして、死んだマーマの「思い出」をも備えた完璧な蘇生を
ずっと試みていたマザコン・マリクの前に謎の黒髪少女が現れる。
少女がクローン体に手をかざすと、抜け殻だったクローンが母の口調で喋り出した。
しかし母は異形に変貌したマリクを息子と認識できず怯える。
「どうして、ボクを拒絶するんだ…」マリクは逃げた母を殺し、ついでに動力炉も自分の心も壊してしまう。

561 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:47:32 ID:wsTt5TrK
四人の前に立ちふさがるアースガルズ。
そこにまたしても現れたウェルナーはバリアで鍔競り合いつつ、
ナノマシンプロジェクトを止めるのはジェットにしかできないと言う。

「思い出せ、ジェット!」
「お前の力、お前の存在が、ファルガイアを救う鍵となるのだッ!」

アースガルズと父を後に残し、ヴァージニアは前へ進む。
ミレディとマリクを打ち倒したが、ジークフリードとリヒャルトはシステムを起動させ、アジトは空へ浮かび上がる。
ヴァージニアたちは辛うじて脱出。
ユグドラシルのジェネレーターを奪ったのは誰なのか訝しむリヒャルト。
「ヒアデス」を解析できるのは七人委員会と魔族だけなのだ。
ジークフリードは「ヒアデス」の中に自身を電気信号に変えて潜んでいた「夢魔」がいた可能性を想定する。
「夢魔」は人の意識や夢の中など、電気信号の中ならどこにでも存在できるという。

宙に浮いた船の中でマヤ含むシュレディンガー一家と再会する。
リヒャルト撃破の際、この星に最初に降り立った人こそ「魔族」であり、今の人間はみな魔族の子孫だという事実が語られる。
魔族の遺産であるアームに精神を同調させられるのがその証拠だという。衝撃を受けるヴァージニアたち。
爆破したら散布されて危ないナノマシンプロジェクトにジェットが手をかざすとシステムが書き換えられていく。
それを見たリヒャルトはジェットを「人造生体」「世界の雛形」と呼んだ。

かつて七人委員会は環境改造にあたって、ファルガイアが一個の生命として機能するかどうか試した。
そしてファルガイアの構成を元に作られたのがジェットだという。
仮説の検証のためだけに生まれた命だが、メンバーの一人エリオット・エンデューロは、
失ったばかりの息子にジェットを重ねて育て続けていたのだ。

「俺には「思い出」なんてねぇんだよッ!最初ッから、これだけなんだッ!」
「この星のどこを探したって、見つかるわけねえよッ!」
激昂するジェット。

彼らはジークフリードを打ち倒すべく中央部へ。
ヴァージニアたちは魔族の眷属の中でも弱かったためナノマシンを与えられなかった劣等種の子孫だった。
「力あるものが正しいの…?」と訊くヴァージニアに、ジークフリードは「それはお前たちの倫理も同じだ」と答える。

「ファルガイアに抗うことなく共存などという流される道を選んだのは、お前たちが劣等種だからだ」
「我は星の自浄作用に打ち勝ち、全てを力で捻じ伏せる!」

哄笑するジークフリードに、ヴァージニアはアームを向ける。

「手を取り合う事、共に歩む事、一生懸命生きていく事…あなたは、その絆、その強さを知らないだけ…」
「わたしは、一生懸命生きている生命を嘲笑ったあなたを、許せない…!」

562 シルフェイド幻想譚 sage 2006/07/23(日) 03:51:47 ID:0RcqkWmC
【プロローグ】
生命を導く者リクレールにより人々が平和に暮らせるようにと創られた天空大陸。
ですが今、大きな災いが天空大陸に降りかかろうとしていました。
どんな災いかは分かりませんでしたが直感的に15日後に起こると察知した彼女は意識の海から
一つの意識をすくい上げ肉体と名前(ナナシ)と3つの力=強力な加護を与えてくれる動物霊、
15の命、大陸の人間との意思疎通能力を授け大陸へと降ろします。

【1日目】
災いの正体を探りできれば阻止してほしい。降ろしてから頼み事をしてくるリクレールに
釈然としないものを感じていると彼女も何かを察したのか無理強いはしませんと言い換えます。
15日間何もしなくてもいいと。ただ、信じてるとも。それだけ言うと彼女は去っていきます。

とりあえず寝床を求めて最寄りの町に入ったところ、後ろから走ってきた兵士に突き飛ばされます。
兵士はそのまま近くの詰め所に入って外からでも丸聞こえになるほど大声で喋りだしました。
要約すると魔王が復活しそうなので王様が勇者を募って討伐に向かわせましたが全員返り討ちに
あったのでこの町の守備隊長エージスにお鉢が回ってきて、隊長は町のアイドル的存在で
メイドな娘、メアリーを安全なお城に避難させてもらうのを条件に旅立ったというのです。
それはそうと宿屋を発見します。ですがリクレールは武器はくれましたがお金はくれませんでした。
仕方ないので他人の家のタンスでも漁ろうかと(無理でした)街中を散策していると病気の弟のために
怪物の出る森へ薬草を取りに行く儚げなお姉さんに出会います。
心配になって後を付けると案の定怪物の襲われてるところに遭遇し、それを助けます。
名も告げずにその場を去ると素性を明かせないのは高貴な身分の方なのね、と勝手に勘違いされました。
町に戻るとナナシの強さが噂になっていて、薬草取りのお姉さんシズナとも再会します。
シズナの話によると弟の病に効く特効薬が有るのですが高価でとても手が出せず、一時的に
病の進行を止めるという薬草を毎日森へ摘みに行っているらしいのです。

余計なおせっかいを焼くため魔法で有名な隣町に薬を買いに行くと、近くの森にトカゲ人間の砦が
あり最近人がさらわれたりして困っているというので薬代稼ぎも兼ねて砦を落としに行くことに。
砦の中は盗み聞きできるポイントが多くトカゲ達も結構アットホームで、平和が良いな〜
みたいなこと言ってる者も多かったのですが魔王だか神だかが未来の恒久的平和をダシに戦わせてるようです。
並トカゲの50倍のパワーを誇るらしい隊長トカゲは幸い50年前の戦いで魔王を倒した勇者が使っていた
武具を探す旅に出たところで、戦力の落ちた砦を落とすことに無事成功。捕まってた人を救出します。
といっても魔王退治に旅だったはずのエージス一人しか生き残ってませんでしたが・・・

【2日目】
なにやら人質をとられ捕まった挙句、ちょっぴり毒の混ぜられた飯を食べ続けて死にかけの
エージスのため(シズナに特効薬渡した後で)解毒剤持ってそうなトカゲを探しに旅立つことに。
途中立ち寄った救世主が出てくるらしい時の扉がある町で長老から50年前の魔王の話を聞きます。

 50年前、とても強いトカゲと仲間達が現われ村を襲った。人々は強トカゲを魔王と呼び恐れおののいた。
 そして魔王討伐のため島中の勇者が立ち上がり、最後に魔王を打ち果たしたのは剣士ゼイリムと
 賢者サリムだった。おわり。

この勇者というのが全員動物霊憑きで現在は魔王退治の失敗でほぼ全員死んでおり残るはエージスと
賢者サリムとその孫娘イシュティナの3人だけになっています。サリムは旅に出たまま行方不明ですが。

563 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 03:52:02 ID:wsTt5TrK
ジークフリードを倒した4人。
大切なものを守るために戦う人間と、ただ戦乱を求める魔族との間には大きな隔たりがあるとヴァージニアは言った。
しかしジークフリードは、
同じ大きな力を求めることには変わりがない、人の心に脆弱な部分がある限り魔族は蘇ると言って消える。

船を自爆させようとするシュレディンガー一家。
マヤは最後まで操作を引き受け、ひとり残るという。

「今、どうしても欲しい宝石があるの。
それは青く輝いて、『涙のかけら』なんて比べ物にならない、ずっとすごい宝石…。
アタシたちの今度の獲物はそれよ。それを、みんなで手に入れるの」

「宝石の名は『ファルガイア』」

必ず追いつくというマヤを残し、シュレディンガー一家の3人は脱出ポイントへ。
消えたジークフリードはドラゴンと合体し強化復活しようとしていた。
そこへ現れたのはマヤだった。魔族に匹敵する精神力を以て大打撃を打ち込み、
いったん脱出を諦めかけたが死線を越えて帰還、全員で脱出する。

そのときヴァージニアが煙を上げる船を見ると、甲板で黒髪の少女が笑っていた。

まだ生きてたジークフリードを倒したが、
正義が脆い刃であることを主張されたヴァージニアは一抹の不安を覚える。
マヤたちと別れたあと、とりあえず世界は救われた感じなので、
四人は晴れた気持ちでバスカーの里へ向かうのだった。

564 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 04:09:46 ID:wsTt5TrK
チャプター4

世界が救われた安心感か、穏やかな宴会の夜。
喧噪が苦手なジェットの元に、同じくシェーン(ギャロウズの弟)がやってくる。
自分は周りに流されて戦っただけで、この星に守るべき「思い出」を持たないと語ったジェットに、
シェーンは世界に「思い出」がないのは自分も同じだと告げる。
彼はファルガイアを支える「柱」として育てられ、世界を守る使命があるという。
しかし彼自身は里の外に出られず、守るべき世界を知らない。
戦う事ができない、予知夢を見て託宣することしかできない。それをもどかしく思っていた。
前に進むために、逃げられない戦いは誰にもあると言ってジェットは立ち去り、
残されたシェーンが顔を上げると、宙に黒髪の少女が浮かんでいた。
「夢の中の君……」そう呟いたシェーンは、やがて探しに来たヴァージニアに
「この星はボクが守ってみせます!」と嬉しげに意気込むのだった。

一夜明け、シェーンが失踪したことがわかる。
向かった先は「生贄の祭壇」。「柱」がその命を捧げてファルガイアそのものを覚醒させる場所だった。
シェーンは浮かされるように力を求めていた。
「夢の中の君が教えてくれたんです。ボクが兄上のお役に立てないのは、力がないからだって…」
ファルガイアから膨大なエネルギーが引き出されようとしていたが、ギャロウズに説得され
シェーンは生きる事を決意。二人の力で覚醒は止められる。
遺跡の入口に戻ると、船から無事脱出していたらしいウェルナーが現れた。
そして全員の前に黒髪の少女が現れる。

「期待はずれだわ。もっと面白くなると思ったのに」

ウェルナーは彼女を知っているらしく、少女を「ベアトリーチェ」と呼んだ。

565 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 04:17:08 ID:wsTt5TrK
里に戻った一行。
ヴァージニアとクライヴは、ウェルナーが追っているユグドラシルシステム暴走の裏について問うた。
システムの暴走は制御管理官デュランの招いた人為的なもので、
彼の心を支配していたのが「ヒアデス」に潜んでいた「夢魔」ベアトリーチェだという。
シェーンの夢も彼女に与えられていたものだった。
「ヒアデス」の危険性を危惧し封印しようというウェルナーに、
クライヴは「知識そのものに善悪はないのでは」と抵抗を示した。

そのとき地面が揺れ、怪しげな塔が出現。
中には魔族のプラントがたくさん。
自分をマシーン扱いし「俺はこいつらと同じ」「この星に『思い出』を持たない」と言うジェットをギャロウズはたしなめる。
この状況に戦う理由がないということは、生きる理由がないことでもあった。
ヴァージニアは「あなたの『思い出』を探す約束は果たせないけど、一緒に生きる理由を探そう」と語りかける。

制御機関を破壊しようとするヴァージニアだが、ヒアデスを解析したいクライヴが立ちふさがって止め、
その隙をついてベアトリーチェがバリアを展開してしまう。
ベアトリーチェの目的は「創星の儀式」を行いファルガイアを自分の住処にすることらしい。
しかしアースガルズが現れ、バリアを破って機関を破壊。
その後こっちに襲いかかってくるので撃破。

アースガルズは戦闘データを蓄積して推論するシステムのために疑似精神を得ていたが、
その「思い出」こそ戦いの中で生きる喜びだったと語る。
同じ造られた命であるジェットに戦う理由を問い、「思い出」がないからと逃げるのではなく答えを出せと命じた。

「俺は、『思い出』をつくるために戦う…その為に、この星を守りたい」
「この騒々しい奴らと一緒に戦いたいんだ…これが俺の戦う理由だ!」
答えを出したジェットに、アースガルズは満足げに消えていった。

先程から無言のままのクライヴ。塔を出るとまた地震、どこかに同じ塔が出現したらしい。
それはクライヴの故郷がある方角だった。

566 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 04:21:18 ID:wsTt5TrK
故郷に帰ると、クライヴは「自分には皆と一緒に戦う資格がない」といってパーティから外れてしまう。
彼は先生の遺志を継いでファルガイアを再生する術を求めて戦っていたが、
その方法はヒアデスに頼る以外ないとしか思えないのだ。

3人はクライヴを残し、先に塔へ向かう。
でもベアトリーチェの罠にかかって閉じこめられてしまった。

沈んでいるクライヴに娘がリボンを差し出して語りかける。
「わたしと、お母さんと、おねえちゃんたち、村のみんな……みんなを、守ってね」
「これじゃ足りないかな?」

「充分ですよ…なんだ、充分じゃないですか…」
クライヴは皆を守りたい気持ちは充分な戦う理由になると気付いて3人の後を追い、
「思い出」を断ち切って制御装置を破壊した。
その先でベアトリーチェに会い、ユグドラシルシステム暴走は「創星」の失敗だったと分かる。
過負荷に耐えられなかったユグドラシルは、ファルガイアに張り巡らせた根から、
人の「思い出」を吸い取りエネルギーを補おうとしたという。
誰も世界の荒廃の瞬間を憶えていないのはそのせいだった。

彼女はヒアデスを封じようとしたウェルナーが倒れている姿を見せる。
そしてユグドラシルのジェネレータを用い、人の「思い出」を引きずり出してエネルギーに換え、
創星を行うと告げた。ウェルナーを探してヒアデスとファルガイアを繋ぐ施設へ。

そこでようやくウェルナーから真実が語られる。
10年前、本物のウェルナーは事故に巻き込まれ死亡していた。
ヒアデスに書き込まれた生前のウェルナーの「思い出」から構成された幻影、
それが今のウェルナーの正体だという。
この施設を破壊すればヒアデスの情報は引き出せなくなるが、
つまり同時に父もこの世に存在できなくなる。

「お父さんは、どうしてわたしにアームの扱いを教えたの…?」

「お前には、力の意味を知っていて欲しかったのだ…」
「強くなれ、ヴァージニア」

ヴァージニアはアームを父に向け、引鉄を引いた。


567 ワイルドアームズ3 sage 2006/07/23(日) 04:25:14 ID:wsTt5TrK
父の墓前でヴァージニアは、この胸に父の思い出を抱いて強く生きると誓う。

「でも、みんなの胸にある、大切な『思い出』を奪い去ろうとしている悪い奴がいるッ!」
「わたしは、みんなの『思い出』を守るために戦いたいッ!それがわたしの戦う理由!」
「敵は、夢魔ベアトリーチェよッ!」

夢の城に乗り込み、ベアトリーチェと対峙するヴァージニアたち。
彼女がシェーンに夢を見せて預言者たちを倒させようとしたのは、
彼らが滅ぼそうとした人こそが創星のためのデータバンクであるから。
ラミアムの夢に現れたのも、自分のために遺跡を発掘させていたから。
そしてシェーンを使って得ようとしていたエネルギーの代わりに、この城を爆破させて代替するという。

間一髪脱出したヴァージニアたちは、全ての人が「思い出」を失ってしまった世界を目の当たりにする。
創星を止めるため、最後の戦いの場、教主ラミアムのいる「運命の箱舟」へ。
途中、変わらないシュレディンガー一家に背中を預け、ベアトリーチェの本性を理解したラミアムの最期を見届ける。

精神世界に生まれたもうひとつのファルガイアにてベアトリーチェを倒したが、
対存在が消滅すると現実のファルガイアも消えてしまうらしく、ヴァージニアは真っ白な世界に放り出される。
そこで父に会い、ヒアデスとファルガイアを繋いでいた(父の幻影を生んでいた)端末に
世界中の人間の「思い出」を束ね、ファルガイアを再生した。

目を覚ますと仲間たちが覗き込んでいた。
安堵したのも束の間、ラミアムが死んでいるのを見た教団員たちがヴァージニア一行に発砲。
銃撃戦になるかと思われたが、ヴァージニアはそれを制止、アームから弾を抜き取る。

「わたしたち、何も間違った事、してないよね?」

荒野では自分の信じてきた正義が必ずしも通用しない事を知ったヴァージニアだが、
それでも理想と信念を貫いて、人を撃たずにこの窮地を脱するという。
仲間たちはリーダーに従うと答えた。

ヴァージニアたち4人は教主殺害の容疑者(教団員と乱闘、軽傷者多数、死者0名)として賞金首に。
しかしそれほど深刻になっておらず、相変わらず己の正義を荒野に貫いている。
ファルガイアを再生したみんなの「思い出」の中には、
ファルガイアの生体であるジェットのものも含まれていたせいか、
その足下には一輪の花が咲いているのだった。

おしまい。

568 シルフェイド幻想譚 sage 2006/07/23(日) 04:49:48 ID:HnMoXjp8
【3日目】
トカゲ砦を1人で落としたことが王様の耳に入り王城への招待状が届きます。
それはさておきシズナに今日の分の特効薬を渡してから解毒剤探しのため大陸中を探検します。
その過程で森の奥の神殿で試練を受け50年前の英雄の使った剣を手に入れたり、賢者サリムの
日記を発見しました。
その日記には魔王を生み出す存在について書かれていました。
そして新たな魔王が既に誕生していること、旧魔王の呪いによりサリムの意識が邪悪に染まり
魔王として覚醒しかかっていること、覚醒の代償に魔王を生み出した存在についての知識を
得られるかもしれないこと、完全に覚醒する前に魔王の力を封じるという封印の神殿へ
向かったということが綴られていました。
サリムを探していた孫娘イシュティナに会い日記を渡すと、彼女は時が来たらサリムの待つ
封印の神殿へ出向き自ら決着をつけると言います。

【4日目】
トカゲ砦の残党狩りの兵に襲われている幼いトカゲと遭遇。解毒剤入手のきっかけになるかもと
兵を追い払う・・・つもりがうっかり殺してしまいます。
そこへ駆けつけてきた砦の副隊長トカゲは幼トカゲを助けたこととナナシが砦で非戦闘員を
襲わなかったことからナナシを立派な騎士道精神の持ち主と認めてくれ、エージスに毒を
盛ったことを卑劣なことをしたと後悔してたこともあり解毒剤を譲ってもらうことに成功します。
次に会うときは正々堂々戦うことを誓い合いエージスの元へ帰還するナナシ。
数日もすれば意識も回復するだろうという医者の言葉を信じ今日もシズナの元へ薬を届けます。
すると弟はすっかり元気になっててお姉さん大喜び。いくらお礼してもし足りないって言われました。

なんかノッてきたのでエージスの回復を待つ間にもうちょっと探検。
山の中に隠れ里を発見。50年前の英雄の使った鎧があったが譲ってはもらえなかったですが。
一方、救世主の村では時の扉から救世主が現われたのですが言葉が通じなくて難儀しているようです。

【5日目】
再び隠れ里を訪れるとそこは廃墟と化し英雄の鎧も失われていました。
廃墟を調べ回った結果、500年前の英雄のこととかが解ります。

 500年前、とても強いトカゲと仲間達が現われ村を襲った。人々は強トカゲを魔王と呼び恐れおののいた。
 そんな時、時の扉より救世主が現われる。リクレールのことらしいが。
 彼女は不思議な金属を鍛冶師に渡して剣、鎧、盾を造らせ、それを持って魔王を打ち倒した。
 50年前の英雄ゼイリムとサリムもその武具を使っていたと言う。
 そして鍛冶師は余った金属でもう一本だけ剣を打ちあげたとかあげなかったとか。おわり。

気になって救世主の村へ行くと救世主は言葉の通じないままどこかへ旅立ったということです。
エージスもなかなか回復しないのでサリムとイシュティナが血縁同士で戦うことを哀れに
思ってたので一足先に魔王退治に行くことにしました。
神殿の前に立ちふさがる副隊長トカゲ。戦いの末副隊長を破るも止めをさす気にはなれませんでした。
けれど副隊長も解ってくれて先に通してくれます。
そして魔王戦。英雄の剣を持ったナナシに対し魔王も魔王パワーをたっぷり込めた攻撃を
繰り出してきます。ですが魔王パワーの使いすぎで魔王の支配力が弱まった隙にサリムが意識を取り戻します。
意識を取り戻したサリムにより真の敵「神」が人間を消し去る術を発動させようとしていることを
教えられます。防ぐ方法はただ一つ、15日までに神を倒すしかない、と力説するサリムに
神が隠れ潜む離れ小島へ渡る方法を探し出すのじゃと助言されました。

569 シルフェイド幻想譚 sage 2006/07/23(日) 04:50:39 ID:HnMoXjp8
【6日目】
サリムが意識を取り戻せたので殺さずに済んだことをイシュティナに報告に行くと凄い感謝されて
旅の同行を申し出てきたのでパーティーを組むことにしました。
一方、エージスは意識が回復したとたん自分の町に帰ったそうです。
ぶっちゃけ御礼を期待して追いかけます。でも感謝の言葉だけで労働で返すとかはありませんでした。
仕方ないので身の上話聞いてあげると魔王退治の命を受けてから一旦町に帰ろうとしたときに
トカゲに襲われたとか。いい感じで返り討ちにしてたようですが隊長トカゲが現われて
それ以上やると城にいる内通者が貴様の娘を殺すとか言われて仕方なく囚われの身になり
彼が所持していた英雄の盾も奪われたそうです。
そして毒入り飯と気付かず毎日3色食い続けて・・・それはともかくメアリーのことが気になるのだけど
城には招待された者しか入れないし門番に内通者のこと言っても取り合ってくれなくて困ってるとか。
幸いトカゲ砦を落としたときに招待状もらったままなのを忘れていたので様子見てくることに。
城に行くと王様が行方不明で大騒ぎ。たまたま前庭に出ていたメアリーと会えて彼女と一緒に町へ帰ります。
エージスを助けたるために尽力したことが伝わってないのか素っ気無いメアリーはほっといて
新たにトカゲの本拠地が見つかったというエージスをお供に加えてLet'sトカゲ退治。
と思ったらまさかの2人パーティー制のため泣く泣くエージスを諦めることに。

トカゲの本拠地でまたも副隊長トカゲと会います。ぶっちゃけ人とトカゲは思いっきり住み分けできてるし
長年の憎しみよりもお互い恐れあってるというのが現状なので平和のため一緒に神や魔王と戦ってくれると言ってきます。
でも副隊長トカゲの父親である隊長トカゲとも戦うことになるだろうからこのままイシュティナと突入することに。
やっぱり出てきた隊長トカゲを倒し奪われた英雄の武具を取り返しついでに新魔王をぬっ殺します。
隠し持っていた神のいる島へ渡るためのアイテムを入手しいざ神の島へ。
と言いたいところですがこのアイテム、丸一日かけて神の島へ橋をかけるアイテムだったのです。

【7日目】
ちょっと時間空いたので、気になってたところをいくつか周ることにしました。
2度の魔王戦を経て今にも折れそうな英雄の剣の代わりにもう一つの英雄の剣を探しに行ったり(成功)、
前は進めなかった森の奥で穏健派トカゲの隠れ家を見つけ神の島へ行くもう一つのアイテム入手したり。
こちらのアイテムのお蔭で一気に橋がかかったのでいよいよ神との対決。これってドラゴン?
お約束的に神が聞いてもいないことをつらつらしゃべりだします。

 なんか生まれる前からトカゲ人間が出てくる夢を見てたらしい。んで実際に生まれたのは500年前。
 すると隣の島で夢で見たトカゲと人が戦ってた。戦いに傷つき倒れていくトカゲに対する哀しみが
 やがて人に対する恨みへ変わっていく。ははっ、おかしいねトカゲなんておいらの夢が凝り固まって出来た
 かりそめの命なのに・・・とは言いつつ恨みのパワーが魔王を産み出すわ、人類消滅パワーが
 コツコツ溜まるわでどうにも止まらないそうな・・・

ちょっと電波入ってない?と思わなくも無かったですが共存はありえないと拒絶されたのでぬっ殺すことに。
本当は誰かに止めて欲しかった的なことを言いつつ消えゆく神。神が消えたことでその夢の欠片である
トカゲ人間も消えてゆきます。夢の話は本当だったようです。そういえば穏健派トカゲも滅ぶ運命とか
そんなこといってました。副隊長やサリムもまとめて消えてしまいます。

リクレールへの報告がてら途中の町によると、救世主の村では例の救世主が帰ってきててトカゲが消えたのは
やはり彼がなにかやってくれたのでは?と噂されていました。
魔法の町では一足先に帰ってたイシュティナが、終わってみればたいしたことなかったね、とうそぶいてますし。
なんか誰も褒めてくれないので悲しくなってきて一番初めの町で全部俺がやったんだよ〜ん、とぶちまけると
シズナだけ尊敬の眼差しで見つめてくれました。
そしてリクレールに再会すると死ねと言われます。正確には違いますが意訳するとそうとしか取れませんでした。
別れの挨拶しておきたい人がいるなら少し時間くれると言うのでちょっと女々しいかなと思いつつ
シズナに会いに行きます。別れを告げると悲しむシズナ。それはそうと体が消えかかり始めたのでもう帰ることに。
ナナシを追ってシズナも飛び出しきますがナナシの肉体は既に消滅し意識の海へと還っていったのでした。


― また会えますよね? 私ずっと・・・ずっと待ってます ―

570 シルフェイド幻想譚 sage 2006/07/23(日) 04:51:28 ID:HnMoXjp8
以上。
思うとこあって主観大量に放り込んでやったw
フリーシナリオなんで違うストーリー展開もあるだろう。
ちなみに時間と共に勝手にストーリーが進行するんで本当に
何もしないと15日後唐突にトカゲの支配する島になる。
あと割り込みスマン。

571 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 05:38:50 ID:0YqrW4VM
ワイルドアームズ3の人、シルフェイド幻想譚の人両方乙。
シルフェイド幻想譚は両種族共存とか隠れ里滅ばない展開があるんですが補足していいですか?

572 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 06:37:56 ID:sySRhsUm
シルフェイド乙です。

573 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 06:38:56 ID:sySRhsUm
アーケードのガンシューティングゲーム、「ビーストバスターズ・セカンドナイトメア」をお願いします。

574 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 13:11:40 ID:DwqN1nLC
古いゲームですが、
PSのグローランサー(1)をどなたかお願いします。

575 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 13:49:40 ID:DYJ1d6nx
グランディア1詳しい方の続きが許されるんならお願いします。

576 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 16:04:29 ID:1eKwwtmy
世界ではこっそりとゲヴェルって魔物が世界征服を考えて行動始めてました
その一環として時期が来たら国の要人暗殺などをする為に作られ送り込まれていた
主人公でしたが義理の妹のグローシアンの力で操られなくなってました
そんな彼が母上のお使い行ったり国のパシリやってて色々巻き込まれた挙句に
ゲヴェルの計画を主人公が阻止すると
母上の師匠だったベンツェルって爺さんが昔滅んだグローシアンの国の王様だった
本性現して世界征服始めました
それも倒した主人公は栄誉を称えてグローランサーと呼ばれるようになりました

577 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 21:07:12 ID:aKxhcFkX
グローランサーはここで初めて知った
カオスウォーズ
ttp://www.ideaf.co.jp/chaos/wars.html

578 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 21:46:50 ID:JlzbRv/v
世界が滅亡しようとした(グロラン3)ので有翼人と人間が次元の狭間に世界を作り移住した。
その世界で満月とかに生まれた強大な魔力を持つ人間がグローシアン。
一時期、グローシアンが魔力至上主義社会を作り上げており、魔力のない奴は奴隷
実験中の化け物が暴走したんで滅んだ。(ゲヴェルと2の支配の仮面とか)
実験体として使われていた奴隷のおっさん(主人公達のクローン元)は時間転移して
記憶を失い某傭兵団長になっており、その部下とか息子、娘が仲間になる。
おっさんが頑張ったのと義妹の愛の力で主人公は呪縛から解かれた。

上記のカオスウォーズに登場するティピは義母が作ったホムンクルスで
実は主人公の監視役。だが、寡黙な主人公の気持ちを代弁する相棒でもある。
出演が確定しているジュリアンは男装の麗人。騎士となるため性別を偽っていたが
実力を認められ女性初のインペリアルナイツとなる。一時期、その国と戦争になるので
敵対するが仲間になる。自分を認めてくれた主人公をマイロードと呼び剣を捧げる。

579 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 22:22:34 ID:RJ3p5HNr
グローシアンは日食・月食の時に生れた人間じゃなかったか

580 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 22:45:24 ID:JlzbRv/v
そうだったね。間違えた。義妹は皆既日食生まれの強いグローシアンだっけ。

581 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/23(日) 23:33:29 ID:V38O6S1u
確か、日食>月食の為、義妹はグローシアンの中でも特に力の強いグローシアンだったんだよな。

582 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/24(月) 00:55:43 ID:9SUqOUq+
>>576-581
なるほど。
纏めレスで申し訳ないけれどもグローランサーの人乙です。
ありがとうございました。
結構シリーズで話が交錯してるんですね…

583 570 sage 2006/07/24(月) 01:45:01 ID:GZ36vWU4
>>571
お願いします。今2週目やってるんだけど隠れ里守るつもりがあっさりやられたorz

584 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/24(月) 12:30:26 ID:Gs6diKEv
WA3の人、乙。
こうやって見ると、最後の弾捨てる以外はそれほど電波じゃないな。
弾捨てるのも、実はファイネストのためだと思えば…

585 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/24(月) 15:54:00 ID:/DxS/Pe7
>>584
そうですね。実は自分も電波に耐えられず最初のプレイは途中脱落してました。
でもやり直してみると、ヴァージニアがDQNぽく感じるのは
会う敵みんなが「俺だって正しい!俺の正義を否定するな!」としつこく言うからだと思いました
よく考えると、頑迷なのはむしろ相手の方ですね
ヴァージニアは多少言う事が青臭いだけで、人に気遣いできる良い子です、多分
まあ、最後の弾捨ては、相手が素人で全然狙いが当たってなかったことを踏まえれば…
結果オーライですかねw

586 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/24(月) 16:15:01 ID:4dm6uwG/
WA3の人乙
上手く纏めてくれて観やすかったよ

587 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/24(月) 23:06:04 ID:+Bm2eGY3
WA3かなり良作だと思ったんだけど、こうしてストーリーを見てみると
ぜんぜん覚えてないことに気がついたw

とりあえず乙でした

588 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 16:17:10 ID:aoLYGPW2
バイオハザードの1をちゃんと書き直してくれる人いない?
あれ読むの無理。
電波すぎてきめえ。

589 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 16:45:53 ID:Ud9t3pHM
ところで、このスレから入ったからよく分からんのだが、
Wikiの未解決なら分かるが迷宮入りってどういうこと?

590 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 18:36:25 ID:tTQxrfya
前はまとめサイトが無かったのでこのスレに未解決リストが貼られてたんだが、
あまりにも長くなりすぎて貼りにくくなってきたので途中から、
依頼後ずーっと書かれなかったものは「迷宮入り」としてリストから外してたんだ

591 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 19:24:10 ID:VUSBhCzP
>>588
電波どころか尊敬すらした。
特に4とか

592 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 19:40:56 ID:Ud9t3pHM
>>590
dクス。

593 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 19:56:23 ID:cGvsG6cm
バイオ4って言えばエイダ編が未解決だが
まだ需要あるなら書きますがどうでしょか?

594 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 20:51:41 ID:slaZsKW7
>>593
お願いします。

595 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/25(火) 21:28:41 ID:cGvsG6cm
ではまとまり次第投下します。

596 超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆BTssHwqyPE sage 2006/07/26(水) 00:53:55 ID:NA0LjN3u
シルフェイド見聞録予約します。

597 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/26(水) 01:50:29 ID:LEwIXp4X
SIREN2
いきます。↓

598 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/26(水) 02:13:26 ID:jYuAzgUW
PS「公開されなかった手記」を頼む

599 SIREN2 sage 2006/07/26(水) 02:20:33 ID:LEwIXp4X
スマン、ageちまった

シナリオ分岐する要素あるから、後につながる分だけ書きます。

父と、姉と慕う少女の3人で夜見島の蒼之久の集落に住む幼い少年、三上脩はある夜階下からのもの音に気づき、目を覚ました。
「お父さん・・・?」そういいながら階段を降りた先で見たものは、惨殺された父の死体だった。
必死に事切れた父を起こそうとするが、突如玄関に現れた、「犬を連れた男」に驚き、奥の間へと逃げ込むのだった。
窓から家の外へと逃げた脩は、両手を血に染めた、姉と慕う少女「加奈江」と一緒に、
なぜか加奈江を狙い、襲い掛かってくる漁師たちに見つからないように集落から逃走するのだった。

オカルト雑誌「アトランティス」の若手編集者の一樹守は29年前に島民が謎の消失を遂げ、
その後も近海で謎の消失事件の相次ぐ島、夜見島の取材を行おうとした。
夜見島へ行く手段が見当たらず、一時は途方にくれたが、その場に居合わせた盲目の作家「三上脩」
の計らいにより、彼がチャーターした漁船「翔星丸」に同乗することができた。
また、出港直前に駆け込んできたチンピラ風の男と、派手な格好の女を乗せ、
船は夜見島へと出港したのだった。
しばらくして突然船が大きく揺れだし、一樹が外に出てみると、海は赤く染まり、大きくうねり出していた。
船に必死にしがみつく船員の女性を助けようとするが、女性は流されてしまい、
大きな赤い津波によって船は転覆し、一同は海に投げ出されたのだった。



600 SIREN2 sage 2006/07/26(水) 02:49:12 ID:LEwIXp4X
三上の父、三上隆平が殺害される少し前、網元である太田常雄の家に漁師たちが集まっていた。
彼らにとて余所者で、民俗学?者の三上は聖域を荒らす邪魔者であり、また彼が海岸で保護した少女、加奈江は
彼らが守る村の言い伝えにある「海から来た穢れ」でしかなかった。
太田常雄の娘、ともえが加奈江が黒い影のようものを海へ帰しているのを見たとう証言もあり、
加奈江討伐の決起ために集まったのだった。
太田以下、全ての漁師が緊張した面持ちだったが、反対するものは1人もいなかった。

海に投げ出された一樹は廃墟の港へ流れ着いていた。探索を始めようとした瞬間、
彼の視界の端を何かが横切った。一樹はそのまま朽ち果てた港湾施設を探索するが、
そのとき、人の死体を思しきものが動き出すのを見るのだった。
探索の果て、彼は小屋の中で機を失っていた美しい少女「岸田百合」と出会う。
「助けて・・!あいつらが私のこと探してる!」一樹は訳が理解できなかったが、
その場に先ほどの動く死体「屍人」が現れ、百合に襲い掛かろうとした。
屍人を撃退した一樹は、百合を伴って廃墟の港を脱出するのだった。

ちょうどその上空を、一機のヘリが爆音を上げながら、急激に高度を落としていった。
夜見島近海を飛行していた陸上自衛隊の輸送ヘリが自機の場所を見失った上、
操縦不能に陥ったのだった。
夜見島に不時着したヘリは、奇跡的に助かった三沢岳 三等陸佐、永井頼人 陸士長、
瀕死の重傷を負った沖田宏 二等陸曹を残し、全員死亡。
瀕死の沖田を前に泣きじゃくる永井と対照的に淡々と指揮を宣言する三沢。
観覧車らしきものを視認した三沢は永井とともに沖田を担ぎ上げ、移動を開始するのだった。

601 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 04:16:48 ID:kbHlir03
ゼノギアスを誰かおぬがいします。
シェパトに今いるけど話しがよく分からない為進んでません(⊃Д`)

602 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 06:39:21 ID:Rh5/ISzh
>>601
>>1

603 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 08:40:58 ID:vPH4k9Bt
ゼノギアスは一度ワケワカランままクリアして、その後で各種情報サイトを見た方が良い。

604 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 10:29:28 ID:vvSeTa5P
フリゲのTRUE REMEMBRANCEをお願いします

605 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 11:35:44 ID:r3DuWNJf
SFCのパネルでポンお願いします。

606 SIREN2 sage 2006/07/26(水) 11:39:11 ID:bW9UhuMw
廃墟の遊園地にたどり着き、管理小屋の電話から外部への連絡を試みる三沢。
不時着の衝撃で無線機は壊れてしまっていた。だが電話が繋がる様子はない。
受話器を置き、銃を手に小屋の外へ出ると、永井が沖田の死体を前にして泣きじゃくっていた。
「オイ、そいつもう死んでるぞ」冷淡に声をかける三沢。永井を引き起こし、立たせようとしたが、
永井は再び座り込んでしまう。
その時死んでいたはずの沖田が突然動き出し、永井に向けて発砲したのだった。
永井に応戦を命じる三沢。永井は三沢から銃を受け取り、変わり果てた上官を打ち倒すのだった。
遊園地跡から脱出を試みる二人だったが、屍人として蘇ったかつての仲間が行く手を塞ぐ。
その途中、永井は奇妙なものを見つける。精神を効用させる薬。三沢は自分のだと言って永井から取り上げてしまったが、
それはおおよそ三沢には縁遠いはずのもだった。もうひとつは紛失した装備を回収したとき、信管を含む発火装置は回収できたのだが、
C4爆弾がなくなっていたのだった。
遊園正門は厳重に封鎖されていたため、二人は遊園裏門からがけを乗り越え、遊園地を後にするのだった。

山道を行く一樹と百合。座るのに具合のよさそうな岩を見つけ二人は休憩を取った。
百合が嶋へ来た目的を話し出す。それはこの島に閉じ込められた母を助けるためだと言う。
驚きを隠せない一樹だったが、百合は続ける「母さんは鳩を飛ばし続けた、でも戻ってこなかった」
意味が理解出来ない一樹だったが「ずっと待ってた、あなたが来るのを・・・。あなたは私を助けてくれる・・・?」
懇願する百合に一樹は困惑しながらも、同行を決意するのだった。

夜見島出身の駐在警官、藤田茂は夜見島の金鉱跡を巡回していた。地元の漁師たちから無人のはずの島に女がいるのを見た、との通報があったためだった。
藤田は生来、余計な事によく首を突っ込む性質で、その事で、家族からは疎まれていた。
決定的だったのは数年前、情に絆されて窃盗犯を取り逃がし、警部補から現在の地位に降格されたときのこと。
妻は過労で倒れ、大学進学を諦めざるを得なくなった娘、朝子からは事実上の絶縁を手紙で通告される事になったのだった。
無線で連絡を取ろうとした藤田だったが、どうした事か無線が通じない。
その時、彼の視界を黒い塊が横切るのだった。
黒い塊は屍霊と呼ばれる凝り固まった闇に人面が浮かび上がったものだった。
屍霊の襲撃を懐中電灯と警棒で振り払い、高台の小屋から藤田は奇妙なものを見つける。
深い森の中に大きな客船が座礁しているのだった。
「はぁ〜やんなっちまうなぁ。すまんなぁ、朝子。」そうつぶやくと彼は客船へと急行するのだった。

607 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 11:54:06 ID:VjEPSJK/
SIREN2の人乙。
なんか漁師がひどいですね

608 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 12:56:47 ID:Mw0SekAU
シャイニングティアーズいきま

609 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 12:59:50 ID:mlf+yfjq
セラフィックブルーって何か中途半端だけど、
誰か書く予定あるの?

610 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 13:06:40 ID:bCrmB+1P
クロノトリガーのED、カエルvs魔王の勝者でどっちかわからないの?

611 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 13:07:33 ID:2NR7EJg0
日本語でおk

612 SIREN2 sage 2006/07/26(水) 13:29:57 ID:uOb6qP3u
再び移動を開始した一樹たちは、遊園地から脱出してきた三沢たちに出会う。
救助に来たのかと思い、駆け寄る一樹だったが、三沢は警戒を解かない。
ライトの光を怖れる百合を不審に思った三沢だったが、激昂した一樹が間に割ってはいる。
そのとき永井は信じられないものを目撃する。「三佐、あれ・・・」
一同はこちらに押し寄せる巨大な赤い津波を目撃するのだった。

その少し前、チンピラ風の男、阿部倉司とともに漁船に乗り込んだ女、喜代田章子は不思議なものを見ていた。
彼女は生まれつき場所や物に付いた過去の記憶を見ることが出来、その力を生かし占いで生計を立てていた。
(参照 http://www.yumemi-salon.com/j/index.html
彼女は夜見島の漁港の、とても古い記憶の中に殺害された彼女の友人「多川柳子」の顔を見たのだった。
「なぁなぁそれ霊感てヤツ?実はさ、俺も昔みたことがあってよ〜」
くだらない話で章子の思考をジャマする阿部は、その柳子の同居人であり、恋人であり、そして殺害の容疑者である。
柳子が殺害されたことを自宅のテレビで知った章子の下に突然ナイフを持った阿部が押しかけてきたのだ。
「俺は柳子を殺しちゃいねぇ!あの前にあいつにあっているんだ!」そう喚く阿部。
彼は自宅で柳子らしき死体(顔が判別不可能なほどに殴打されていた)の発見する前に、階段で彼女とすれ違い、挨拶までしたという。
だが普段から粗暴で、柳子との諍いが絶えなかった阿部は真っ先に容疑者として指名手配されてしまう。
パニックに陥った彼は、柳子の友人で、彼が胡散臭がっていた章子のもとに駆け込んだのだった。
彼の過去を「視た」らしい章子は阿部を信じ、彼が目撃した「もう1人の柳子」を探し出すのだった。
そんなこんなで夜見島へきた二人だったが、船は転覆、二人は無人の島に置いてけぼりである。
にもかかわらず阿部は足元に落ちていた胡散臭い金のアクセサリーを拾って「これ純金じゃね?」
などとくだらない言動を取り続けるのだった。
軽薄な阿部にウンザリしていた章子は驚くべきものを目にする。
それは二人に向かって押し寄せる巨大な赤い津波だった。

脩を貨物用ロープウェイで先に脱出させた加奈江は夜見島港へと急ぐ、途中ともえが彼女の行く手を阻んだが、
ともえを振り切り脩の元へ急ぐ加奈江。「あんたは逃げられない!」ともえの叫びが背後から彼女に投げつけられるのだった。
網元、太田常雄以下、多数の漁師が港湾施設跡地で二人を探していたが、加奈江は彼らの視界を盗み見する特殊なの力を駆使し、
彼らを欺き、無事脩と再会する。灯台へと向かう二人を漁師たちが取り囲み、窮地に立たされる2人。
そのとき唐突に足場が崩れ、二人は崖下の海へ落ちていく。
「終わった・・・」そうつぶやく太田たち。だがその時、サイレンに似た不気味な音が高らかと鳴り響き、島全体が鳴動し始めたのだった。
ともえは赤く染まった海から、巨大な赤い津波が押し寄せてくるのを目撃する。
逃げることも出来ず、漁師たちは津波に飲み込まれていくのだった・・・。

613 シャイニングティアーズ sage 2006/07/26(水) 13:42:38 ID:Mw0SekAU
よくある剣と魔法とかの世界。
細かい設定とか知りたい人はシャイニングシリーズのHPを見ると良く判る。が、本当に普通のファンタジー世界。
重要な設定としては、二つの指輪物語。二つの指輪を二人で身に着けると三国無双のキャラみたいな力が手に入るって話。
オチは力に魅入られた片方がもう一方を殺して二つの指輪ゲットー!で、力に耐えられなくて死亡。

主人公君は記憶を失い瀕死の重傷を負って倒れてた所をエルフ娘に助けられる。
助けられた際、主人公君は指輪を嵌めていて、同じ形の指輪を持っていた。
傷が癒えた主人公君とエルフ娘は簡単な仕事を請け負う。
道中、モンスターに襲われて危機一髪な状況でエルフ娘が指輪を嵌める。
流れとしては当然のように強くなった二人はモンスターを蹴散らし、仕事終了。
その後、少しして突然戦争を吹っ掛けられるその国。
実は酒場のマスターは傭兵団のリーダーだったんだ!とか言われて主人公君は流されて入団。
で、仲間を一人ずつ紹介するかのように戦闘、戦闘、戦闘。書く程のストーリは無い。
細かく書くと凄く矛盾しているストーリーなので綺麗に書きます。
圧倒的な戦力差を指輪の力で乗り越えていく主人公たち、倒した敵将の一人が実は操られている自分の母だと知る主人公。
母は貴方は王子なのよ、とじゃ結構重要な台詞とかと明らかに死亡フラグな台詞を残しつつ、母は次の朝には峠を越し生存。
重要そうで話の本筋とは関係ないイベントを乗り越え、主人公達は敵国と戦い続ける。
実は敵国のお偉いさんが操られていたり、昔封印された魔王を復活させようとしていたりしているわけだが、唐突にその話をされるので重みが余り無い。
最後、魔王が復活して神竜様の力を借りて封印しにいく主人公達。
EDは仲間一人一人、それぞれ有るが概ねいちゃいちゃEDである。

614 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 13:57:43 ID:PIL7uzCi
サイレン2とシャイニングの人乙。

ところで、wikiのボクと魔王がは行では?になってるけど、なんで?

615 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 14:00:58 ID:AjGua4//
SIREN2の人乙
要点や各シナリオへの繋がりを巧くまとめててとてもいいが
前半は「29年前」「19年前」「現代」と時代がわかるように記したほうがいいんじゃないか?
まあ後々必要はなくなるが

616 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/26(水) 15:09:56 ID:SicY/Mq6
SIREN2面白かったです。
ところでまとめで読んだんですけど
神様になるための旅をする7ってゲームはどの機種で出てるんですか?

617 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 15:13:14 ID:mlf+yfjq
>>616
【幻のゲーム】「7」スレッド 3神
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1132720522/

618 名無しさん@お腹いっぱい。 2006/07/26(水) 15:44:45 ID:SicY/Mq6
>>616
ありがとサンクス

619 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 16:31:29 ID:r1vS+TAA
>>609
俺も詳細版をお願いしたいんだが無理かね?
後半の展開がすごいらしいのでそれが気になる

620 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 16:31:41 ID:Y7d7tLQ7
マジカルバケーションのGBA版お願いします。

621 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 18:57:36 ID:VjEPSJK/
>>613
あのゲームじゃあそんな書き方になってもおかしくないですね
とにかく乙

622 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 19:25:24 ID:ufjAiq0u
だめだ、まとめwikiが長すぎて読む気になれね('A`)

623 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 20:17:27 ID:lUByTkIi
>>622
俺昨日バイオ4を1時間ちょいかけて読んだぞ、達成感と充実感が味わえるからマジオススメ
それと気になった事でバイオ1の続きってまだ書かれてないんですか?

624 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 20:40:59 ID:uYuOsXVY
>622
まとめみてないけど、バイオ4は簡略版が最後にあったとおもうけど

625 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 22:10:06 ID:yKDOkiNV
ここで戦国BASARA2を希望してみる。
RPGじゃないがw

626 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 22:34:39 ID:6LOg85jB
SIREN2乙です!うまいまとめだなあ。
用語とキャラ説明だけまとめたとこで挫折してたんだけど、ストーリー全部終わったら
投下してもいいかな。

627 SIREN2 sage 2006/07/26(水) 22:54:54 ID:z+KFlbYz
なんだか長くなってしまった。無駄遣いスマヌ手元に攻略本しかないんでうろ覚え。

まるで誰かの意識が自分の中に流れ込んでくるような不快感に苛まれながら、
一樹は目を覚ました。傍に立つ百合に着物姿の女がつかみかかる。
「なんで!なんであんたが生きてんのよ!」女を振りほどき、逃げる一樹と百合。
金鉱跡にたどり着いたとき、一樹は再び不快感に襲われる。
「じっとして。意識を集中して・・・。」一樹に声をかける百合。すると一樹の視界に、百合の視界と思しき視界が入り込むのだった。
一樹は信じられなかったが、百合は特に気にした様子はない。
この不可解な力を駆使し、屍人の蠢く金鉱跡を突破する二人であった。

県立亀石野中学2年、矢倉市子は突然目を覚ました。
テニス部の試合、団体戦準優勝、その帰りのフェリーの中・・・のはずだった。
市子はたった一人、薄暗い船倉で倒れていたのだ。
「ノリコー!中島くーん!?みんなどこー!?」だが返事はない。その時唐突に頭に流れ込む誰かの視界。
「なに・・?これ?・・・ヤダ・・わかんない!!」パニックに陥りそうになる市子だったが、
船内を徘徊する屍人をやり過ごし、何とか艦橋へとたどり着く。突然船内電話が鳴り響く。
受話器を取ると中年男性の声が受話器のから聞こえてくる。矢継ぎ早に市子に質問する男。
しかし市子が答えようとしたとたん、ノイズが混じり、電話は切れてしまう。またしてもパニックになりそうな市子だったが、
勇気を振り絞り、船底の電源室へと向かう。「誰かいませんかー!?」そう叫ぶ市子に扉の向こうから男が答える。
「そこにいるのか!?待ってろ!お巡りさんすぐにここを開けるから!」針金を使い、鍵をこじ開ける藤田。
かくして二人は無事合流し、船の外へ脱出するのだった。

藤田の乗ってきた船を目指す藤田と市子。旧軍の砲台跡地に差し掛かったとき、1人の男が二人の前に現れる。
「藤田んとこの、馬鹿息子か・・・・」生きも絶え絶えに語るのは、網元、太田常雄である。
「親父さん!あんた10年間なにしてたんだ!?」10年前に全島民とともに消えたはずの太田を前にして動揺する藤田。
だが二人は再会を喜ぶこともなく、太田は絶命してしまう。絶命した太田を取り囲む屍霊。ほどなくして太田は屍人として復活し、
二人に襲い掛かるのだった。
太田を退け、砲台跡の地下に入る二人、だがそこで太田に追い詰められてしまう。太田が市子に襲い掛かろうとしたまさにその時、
市子は太田に向かって哂ったのだった。その笑みをみて恐れおののき、逃走する太田。
不思議に感じた市子だったが、藤田は気にも留めず、二人はもうひとつの砲台跡を経由し船を目指すのだった。

628 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/26(水) 23:47:08 ID:Du/b2922
乙だがある程度まとめて投下してくれると助かるのだが

629 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 00:00:43 ID:dhnSuKMZ
なんで?
書きあがったらどんどん投下してくれた方が早く読めていいよー

630 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 00:04:51 ID:sCbe4kUr
そういやKH2頓挫してるな…

631 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 00:15:33 ID:gJZOYG38
プレステの、「MediEvil(メディーバル)甦ったガロメアの勇者」をお願いします

632 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 00:51:24 ID:Y3l9edDm
PCのフリーゲーム
「SACRED BLUE」
「STARDUST BLUE」お願いします。

633 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 01:15:28 ID:VVli/OEQ
ペルソナ3途中で止まっているようだけど、投下人さんいますよね?

634 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 01:39:30 ID:+9xxsvYt
forget me not パレット 書こうと思います。
・・・けどこれ、どうストーリーまとめようかな。ゲーム内で思い出した順番で書くか
それとも時系列順に出来事をまとめ直すか・・・

635 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 01:49:06 ID:d1ZMz4dg
>>605
板違いなので簡略に。


主人公は妖精の国の女王の娘リップ。
力が弱く、ステッキの力がないとうまく魔法を使えない。

ある日友だちの妖精たちが悪い奴に操られた。
助けるため、1人正気なリップがみんなを倒して目を覚まさせに行く事に。

友だちみんなの意識を戻し、みんなで敵の本拠地へ。

ドラゴンだの鳥だの魔王だのを倒すとラスボスの女神登場。

で、倒すと正体を現す。

実は女神は主人公のお母さん、女王様その人。
落ちこぼれの娘を鍛えるためにやったことだった。

母「これからはあなたが女王です」
仲間たち「やったねリップ」
リップ「うんがんばる」

ってな感じで終わり。以上真ED。


ちなみに難易度によってラスボスが変わる。(魔王はノーマル以上、女神ハード以上でしか出てこない)

あと一度でもリップがコンティニューしてると(負けていると)EDの時に女王になるのを不安がる。

敵の本拠地に行ってからは仲間も使える。
仲間を使って負けた場合コンティニュー扱いにはならない。(ので真EDが見れる)
ただしその仲間はアボーン


案外長くなってスマソ

636 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 02:23:03 ID:S3LhkMv+
472の人とは違うけどペルソナ3適当でいいなら書くけど?

637 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 02:37:49 ID:/2XY1Tt7
適当なのは要約スレに出てるからいいや。

638 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 08:03:35 ID:3pKAVC74
>>625
今日、買って来るんで他にやる人がいなければ書きます。

639 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 10:08:53 ID:EbTzK/h9
>>634
そこで両方ですよ。

640 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 11:40:46 ID:wkVIAuI5
パワプロクンポケット書こうと思ってるんだけど、
>>6にある執筆予告ってまだ有効?

641 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 11:52:06 ID:R82Tay8U
seraphicblue書きたいんですが、よろしいでしょうか?

642 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 12:39:21 ID:Y3l9edDm
どうぞ

643 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 12:42:21 ID:Wi37LMH3
お願いします

644 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 13:04:19 ID:3fyxiERR
>>640
書いていいよ
予約した人には悪いけど今書いてくれる人がいるんだったらそのほうがスレ的にはいいだろうし

645 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 13:25:17 ID:ki6JsujA
夏パワーで注文したがる厨が暴れだしたな

646 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 13:25:41 ID:R82Tay8U
週末だけこの中で過ごすVIP。その為だけに俺達が居る。
何者なのだろうか?俺達にそれを知る権利は認められてない。
だが一つ確実なのは、VIPにしては余りにも若過ぎるという事。
でも、雰囲気は普通と全然違うよな。

貫禄とか"生きる世界"とかの次元じゃない…。
違和感と言うか不気味と言うか。
まるで俺達とは根本から違う生き物みたいな…。


「Residence Minerva」の入口を守る門番、"お喋り"をしていると
護衛数名に囲まれている女性が二人近づいてきた。
青い髪をした女性と、茶髪の少女。

青髪の女性が「それじゃあ、ドリスを御願いね。」と護衛に頼むと、
護衛は「おまかせください」と返した。

ドリス(茶髪の少女)が「もっとおネエちゃんとオハナシしたいのに。」
「おネエちゃんのオヘヤだってみてみたいのに」と残念そうに話す。

青髪の女性はドリスをなだめて、ドリスと別れ、ドリスは護衛に囲まれながら来た道を戻る。
そして、ドリスを見送り施設の中へと入る。

647 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 13:27:36 ID:VVli/OEQ
>>636
じゃあお願いします

648 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 13:39:37 ID:R82Tay8U
小部屋で追尾リングの解除を行い、自室へと進む青髪の女性。
自室の警備員の話では「ジークベルトが今日直ぐに来る」との事。

自室へと戻っても、何だか落ち着かない…。
少し散歩する事にする。

ホールに立ち寄るとジークベルトと出遭う。
"健康診断"の結果について話をしていると、ジークベルトは明日の準備の為、
コーヒーを1杯飲んでから直ぐに発つとの事。
青髪の女性はジークベルトと一緒に居るのが嫌い、
ジークベルトは独りでコーヒーを飲むポリシーがある為、
女性は「じゃあ、互いが救われる選択を」と言い、自室へと戻った。


一方、外ではドリスと護衛を見送る一人の少年が。
少年は雑木林の方へと走っていった。

少年は雑木林で待っていた仲間に「ターゲット通過確認」と報告。
仲間はリーダーと思われる中年の男性
若い女性、そして特殊メイクでドリスに変装した女性。
作戦名「バード・ケージ・ブレイク」が開始される。

649 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 13:47:18 ID:wuD+OPbP
マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。


キノコ王国を巡る旅に出ていたピーチ姫は、
一癖ある連中の集まる港町「ゴロツキタウン」で奇妙な露天商から宝の地図を手に入れる。
ピーチ姫は未知の冒険に心躍らせながら、マリオに手助けを求めて宝の地図と一緒に手紙を送る。

早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、ピーチ姫の姿が見えない。
あちこち探すうちに、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、
彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。

宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、
7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。
同じく宝を探しているだろうピーチ姫の消息を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。

マリオの仲間となるのは、
助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」
魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」
田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」
卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」
敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」
妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」
平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」

対して、同じくスターストーンを狙う敵、
機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」
今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」


平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、
様々な冒険、幾多の戦いの中、ピーチ姫がバツガルフに囚われていたと聞き、
マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。
遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。

メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフとピーチ姫を逃がしてしまう。
その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。
しかし、それは罠だった。
マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。
間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。

しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチ姫の姿だった。
伝説の秘宝とは、かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「闇の女王」だったのだ。
ピーチ姫の身体を乗っ取った闇の女王に、手も足も出ないマリオ。
しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。
想いの力は影の女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。
こうして闇の女王は倒れ、仲間に別れを告げたマリオはピーチ姫と共にゴロツキタウンを後にするのであった。

650 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 13:47:24 ID:R82Tay8U
施設入口の門番が引き返してくるドリス達を見て不思議に思う。
「ここら辺は郊外で街まで結構な距離がある。
 どうやら我慢できそうにならしいから、トイレを貸して欲しい。」
ドリスを連れた護衛が言った。

門番は「彼女の知り合いだし、何とかなるか・・・」と判断し、
入口のロックを解除する。
「出来るだけ上に見付からない様にな。また色々と煩いから。」と忠告する。

ドリスが「有難う、素敵なプレゼントをあげるわ」と喋ると、
門番は先ほどのドリスとは何か違うと気付く。

しかし、その瞬間、催眠スプレーで眠らされる。

「アッタクチームは突入!」とドリスに変装した、シャルが連絡する。

651 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 13:55:58 ID:R82Tay8U
警報が鳴り響く中、中年の男性は施設内部に進入し、ホールへと出た。
するとジークベルトと遭遇。
「人のコーヒータイムを騒がすのは何処ぞの阿呆かと見に来てみれば…。」

男性「だが落ち付いてるモンだな?
これからあいつが連れてかれようってのに。
俺たちを止める自身でもあるのか?」

ジークベルト「貴様は確かに泥塗れの汚い男だが、それは此処までを生き抜いた強者の証とも言える。
勝利が勝利とは限らん。勝利こそ敗北。敗北こそ勝利。
呉れてやる。持って行け。それで貴様が救われるというのなら。」


個室に閉じ込められた女性は必死に部屋から出ようとしている。
「彼が迎えに来たのに…!」





暫くすると騒がしかった外が静かになった。

ロックを解除した扉から出てきたのは中年の男性だった。
「約束通り、迎えに来たぜ。」

「また…。逢えたわね…。」

652 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 14:04:50 ID:R82Tay8U
         ロイナ暦 2822年
         癒しの街 トゥルク

夢を見た。
大雨の中、金髪の女性が自分の方を向き、
「こんにちは、はじめまして。 
 そしてごめんなさい、さようなら。
 こんなお母さんを、どうか許して。」
と言っている夢を。

レイクは目を覚ました。
目覚めた場所は診療所。

それに気付いた医者は「おい、大丈夫か?」と問う。
レイクは「大丈夫だと思うが、少し悪い夢を見た…」

救い難いツラをしているヤブ医者・ランゲルはいつもと違うレイクに少し心配しているようだ。
「まあ良い。
 それは何時も通りの悪態だからな。
 所見は異常無しだ。」

ランゲルは最近の治療回数の多さに少しは自愛しろ、と言う。
レイクは職業柄よくお世話になるらしい。

―イーヴルスイーパー

それがレイクの職業。

653 seraphicblue EP:0 sage 2006/07/27(木) 14:14:58 ID:R82Tay8U
20年前から姿を見せ始めた
正体不明の黒い翼の怪物イーヴル。
そのイーヴルを依頼を請け負って掃討するのが
イーヴルスイーパー。

プレイヤーに分かりやすく説明するレイク。

「じゃあそろそろ行くぜ、イリエナから依頼が来てるんだ」、去ろうとレイクをランゲルが引き止める。
「おいレイク。まだ彼女をそんな風に呼んでるのか?」「わしから言わせれば"論外"だ」

「俺はイリエナの孤児院で育ったさ。」
「だったら"母さん"とか…。」
「"育ての親"だ。"母さん"じゃない。」
と頑なに母さんと呼ぼうとしないレイクに呆れるランゲル。

「しかし、息子にイーヴル掃討など頼むとは…」「この辺はバウンティハンターばかりだ。俺がやるしかないんだ」
「バウンティハンター…?」疑問を抱くランゲルにまた解説するレイク。
「特にヤバいイーヴルが賞金首<バウンティヘッド>に指定されてるのは知ってるだろ?
 その賞金をメインにするイーヴルスイーパーがバウンティハンター(賞金稼ぎ)だ。
 因みに田舎物が多い。大物を仕留めて名を上げようって田舎者根性だ。」

654 戦国BASARA2 ◆l1l6Ur354A 2006/07/27(木) 14:29:35 ID:3pKAVC74
絢麗豪壮「前田慶次」・・・命短し、人よ恋せよ!
第一章 旅立ちの日・・・前田家の風来坊、前田慶次は束縛を嫌い京の町で気ままに暮らしていた
そんな彼の前に叔父、前田利家とその妻まつが現れる。逃げ出す慶次
「俺は嫌なことは忘れて楽しく生きるのよ!」

第三章 赤口の日・・・熱血 上田城
VS猿飛佐助
「忍は大変だね。自分の為に恋も出来なくてさ」「へへ、そうでもないぜ。そういうあんたは?」
「・・・昔のことは思い出にしまっておくさ」
VS真田雪村
「あんた、恋したことあるかい?」「は、は、破廉恥な!」「あんたは初恋もまだみたいだねぇ」

第四章 友引の日・・・本能寺乱入戦 随分とにぎやかだなぁ。恋の炎が燃えてるねぇ!
「さびしいねぇ・・・あんたら人の心はないのかい?」
「うつけが・・・!」「よくも私の至福の時を邪魔しましたね!」

第五章 仏滅の日・・・稲葉山策略戦
VS竹中半兵衛
「お前はいつも秀吉の側にいた!あいつを止めることだって出来たはずだ!」
「それを否定する気はないよ・・・残念ながらね」
「秀吉は悩み、傷つき大きくなっていく。だが、その間君は何をしていた?過去に縛られ何も変わらない」
「俺は全てを大切にしてぇ!今も過去も!人の気持ちもだ!」
「今わかった・・・俺は秀吉の目を覚まさせる!」

最終章 なつかしき日々 大阪城冬の陣
VS豊臣秀吉
「我が見据えるは未来のみ!慶次、お前もいつまでくだらない過去にこだわるつもりだ」
「くだらないだと!ねねを殺したことをか!お前の愛した女だろ!」
「確かに我はあの女を愛した・・・しかし、愛は弱さだ。覇道を進むに弱さは不要」
「だから殺したのだ。共に滅ぶ前に・・・この手でな!未来を見据えろ!」
「大切なのは未来だけじゃねぇ!生きてきた全てが大切なんだ!思い出せ」
「感傷に浸るか!だがそれはお前が真の愛を知らぬからよ!愛が見せる己の弱さを!」
剣を捨て拳を叩き込んだ慶次は「もう一度昔のお前に会いたかったよ」と言い去っていく。

京の町、慶次は御輿の上から小判を振りまく。
「振って注ぐは豊臣の金!こいつでとびきりの土産を買って、いい人に会いにいけよ!」

655 seraphicblue EP:1 イーヴルスイーパー 黒き翼を刈る者達 sage 2006/07/27(木) 14:31:12 ID:R82Tay8U
外からモンスターの声と村人の叫び声が聴こえる。
「イーヴルだッ!イーヴルが出やがったーッ!!」

しかしレイクは動く気配を見せない。
「依頼がなければ動かないのか」とランゲル。
「当たり前だ。誰がボランティアなんかで。」と返すレイク。

「ならこうしよう。わしから御前に依頼だ。表のイーヴルを片付けて欲しい。」
「報酬は?」「ツケを帳消しにしてやる」「悪くないな。」
レイクはイーヴル狩りを始める。


「これで依頼は完遂だ。約束通りツケは帳消しにして貰うぜ。」
レイクはイーヴル狩りを終えた。
しかし、レイクにはランゲルの意図が掴めなかった。
村八分のランゲルが今更、自分の株を上げる事が何を意味してるのかが。

ランゲルの村八分の理由は「その救い難い風体も然る事ながら、
元ローズバーグホスピタルの医師だって事でな。」だというレイク。
このローズバーグというのが村八分の原因だったのだ。

ローズバーグの会長ゲオルグ、嘗て彼は此処トゥルクの町で薬局を営んでいた。
その時に精神安定剤の新薬「トランキルG」を開発した。

トランキルGというのは副作用を軽減させた発明品。
使ってる人も多く、レイクも使用者の一人だ。

その画期的な発明に、絶大なシェアを獲得し、ゲオルクは一躍名声と巨万の富を手に入れた。
薬品の大量生産体制の確立を行い、需要と供給を成り立たせていったが
手間暇を重視するこの街の伝統製薬を斜陽に追い込んでしまった。

以来この街では、ゲオルク自身は勿論、彼に繋がりを持つ者は全て眼の敵。

656 seraphicblue EP:1 イーヴルスイーパー 黒き翼を刈る者達 sage 2006/07/27(木) 14:49:21 ID:R82Tay8U
「で、その村八分が何だって言うんだ。」レイクは尋ねる。

「実はな…。ホスピタルのツテでデカい仕事が入ったんだ。
 是非ともわしの力を借りたいと、法外な契約金まで積まれた。
 こっちに来てからは貯金を切り崩すばかりの日々だからな。
 "この先"の事も考えると、この話は捨て難い。」
「リアリストは金に弱い、か。」と呆れるレイク。

(*リアリスト…合理的な現実主義者)

「もう少ししたら発つ。暫くは戻って来ないだろう。
 だからその前に、せめて一度位、この街で自分の株を上げておきたくてな。
 歳を取ると何事に付けても郷愁を感じて不便なものだ。」
「俺には共感出来ない話だ。」と一蹴するレイク。

「ところで、レイク。一つ訊いて良いか?
 御前がイーヴルスイーパーをやっている理由。別にボランティアではないと言ったろう?
 ならば何故イーヴルスイーパーに?金目当てとも思えん。
 バウンティハンターでない以上、得る金に対する汗とリスクが多過ぎるからな。」
「金は"結果"に過ぎないさ。マトモに食って行ける分だけ在れば良い。
 それよりも俺は"過程"を求めた。あんたの逆だよ。
 半分趣味みたいなもんだ。イーヴルを狩る事に、意義が在る。」


レイクは診療所を後にして、故郷の街ココモへと向かう。

657 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 15:14:09 ID:d/YhVCj8
セラブルの人 乙。
かなり詳しく書いてくれてて有り難いけど、このペースでいくと相当長くなるな。

658 seraphicblue EP:2 イーヴルの魔窟へ 荒涼と殺戮の戦士 sage 2006/07/27(木) 15:15:53 ID:R82Tay8U
イリエナ孤児院にはお手伝いさんがいたが、イリエナの姿は無かった。
「"イリエナ"から依頼を受けてるんだが、見当たらないな?」
お手伝いさんから、その呼び方はどうにかならないかと叱られる。

どうして自分の回りには…とウンザリするレイクは、その件をスルーした。

「で、イリエナは何処に?」
「もぅ…イリエナさんなら街外れよ。週に一度の御墓参り。」

レイクは街外れへと向かった。


街外れにある質素な墓の前に老人と女性が一人立っていた。
イリエナだ。
「ああレイク。よく来て呉れたね。
レイクも一緒に御祈りするかい?もう暫くなんでしょ?」
「そうさせてもらう。」

祈るレイク。この下にレイクの母親が眠っている。
15歳の時にレイクは全てを聞かされた。


22年前の、或る雨の日。
まだ若く孤児院を開いて日も浅いイリエナの所に、二人の客が訪れた。
一人は若い男。一人は見るからに産まれたばかりの赤ん坊。
男はイリエナに伝えた。赤ん坊の名前はレイク・ランドヴェリー。
そして母さんは、俺を産み落として死んだ。

男は、半ば俺を押し付ける様な形で、急いでその場を去って行った。
何時か必ず迎えに来ると約束して。

22年が経った。

とても長い時間が流れた。

約束は、果たされていない。

レイクが口を開く。「"あの野郎"はツラ見せたのか?見せないだろうな」
「きっと御父さんも、止むに止まれぬ大変な事情が在って…。」と弁解するイリエナ。
「此処には来れないけれど故人を想う気持ちはきっと変わらない、か?」
恐らくレイクは何度もこの言葉を聴いてきたのだろう。

「ガキじゃないんだからよ、態度や結果で示して初めて一人前だろ?
 墓参りにも来やしない。此処の皆の方が余程手厚く弔ってる。
 ナメてるぜ。ナメ過ぎだぜ。」

老人が「良い意味でも悪い意味でも母を想う気持ちが色褪せない」と皮肉の意味を込めて言う。

レイクは「口先だけの野郎が見苦しい。」と返すだけだった。

659 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 15:18:41 ID:R82Tay8U
>>657
ですね。
数回書き込んでから無謀さに気付きました。
今更、書き方を変えるのもアレなんでこのままでいきます
文才も無く、見辛い構成だと想いますがあたたい目で見守っていてください。

まぁ出来るところまでやるつもりです。


8月いっぱいまでには終わらせたいです。

660 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 15:26:52 ID:6A2DtvSX
自分でプレイしなくて良かったって思える出だしだな。>セラブル

661 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 15:28:45 ID:d/YhVCj8
>>659
いや、途中で挫折した身としては詳しく書いてもらって有り難い。
応援してまっす。

662 seraphicblue EP:2 イーヴルの魔窟へ 荒涼と殺戮の戦士 sage 2006/07/27(木) 15:53:24 ID:R82Tay8U
「さてと、早速だが詳細を聞かせて呉れ。」
墓参りから孤児院へと戻て直ぐにレイクが話を切り出した。

「此処から少し北東に行った所に、小さな洞窟が在るのは知ってるよね?」
イリエナが言った洞窟とは、名も無き洞窟。

今までココモがイーヴルに襲われた事は一度も無いけれど、
今回は場所が近いから…、とイリエナが心配する。

レイク曰くここら辺のモンスターは雑魚だから楽らしい。「そういうものかねぇ」「そういうもんだ」


報酬の話になった。
「"育ての親"からふんだくる程困ってはいない」「タダでいい」と言うレイクだが、
「"親"として"子供"を危険な目に逢わせるからちゃんと払う」とイリエナ。

レイクが折れた。
「分かったよ。相場で適当に額を決めて呉れ。」
「5000でどうだい?」
雑魚相手に高額過ぎる、と「1000でいい」とレイクが金額を提示する。
イリエナが反論する。しかし、今度は折れなかった。
「北東の洞窟に巣食うイーヴルの掃討。前金無しの成功報酬で1000。行って来る」

「相っ変わらず不器用だ事。父親似だね。」



名も無き洞窟の敵は確かに雑魚だった。
最奥部に、イーヴルがいた。

そこら辺の雑魚よりは弱かったが、雑魚は雑魚だ。
圧勝したレイク。

「グ……ゲェ……。」瀕死のイーヴル。
「丁度良い具合だな・楽しませてもらうぜ?最近、御無沙汰だったからな。」
剣を振りかざし、瀕死のイーヴルに斬り付ける。
「ギャアァァーーーッ!!!!」
叫び続けるイーヴル。
「おらおらァ!死ねやバケモンが!」
斬り続けるレイク。
「ゲ…! ゲ…!」
「しけた声出してんじゃねー!もっと叫べェ!!」
イーヴルの叫び声とは反比例し、レイクの感情は高くなる一方だ。
「ギャ…! ギギ…!
 ギャァァァァァーーーッ!!」
断末魔の叫びを放つイーヴル。
「そうだ…! その声だァ…!
 堪んねェ…! ゾクゾクするぜ…!」
返り血を浴びながらも斬り続けるレイク。表情は満たされた笑顔だった。

レイクがイーヴルスイーパーで在る理由。
それは一つの稼業であり、一つの正義であるから。
堂々とイーヴルを殺せる仕事。

異常な欲を持つレイクは依頼を完遂し、ココモへと戻って行った。

663 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 15:56:28 ID:R82Tay8U
と、まぁ取り敢えず序盤のビックリシーンまで書いてみました。

また時間が空いた時にでも書いていきます。


因みに作中のプレイ時間は60時間超、まだまだ先は長いです。

664 戦国BASARA2 ◆l1l6Ur354A sage 2006/07/27(木) 16:11:07 ID:3pKAVC74
天覇滅槍 真田雪村
敬愛する武田信玄の上洛開始に付き従う雪村。その前に徳川家康の軍勢が立ちはばかる。
「親方様からお預かりしたこの城!奪われるわけにはいかん!」
第一章 死守!武田!上田城
「やるね、武田の若武者。その腕前、独眼流と同等・・・いや、それ以上かな?」「引き際が肝心、さらばだ!」

第二章 越えろ!己の限界
宿敵、伊達政宗との再戦を望む雪村は、単身長谷堂城に挑む。
激突する2人。だが猿飛佐助が親方様が呼んでいると間に入ったため、決着がつかぬまま引くことになる。

第三章 死闘!長篠騎馬特攻戦
避けられぬ織田軍との戦い、正宗との決着を心残りにしながらも親方様の為、今日も戦い抜く
「銃弾など気合で避ける!当たらなければどうということはない!」

第四章 いざ!上洛の時!
織田の鉄砲隊を破った武田軍は無敵の快進撃を続けついに上洛を迎える。その前に広がるのは京都けんか祭りだった

最終章 宿敵よ、我が魂とともに!
天下統一まであと一歩。その前に徳川と連合を組んだ独眼流が迫る。最後の決着をつける時が来た。
「俺と戦う前に死ぬんじゃねぇぞ」「真田雪村、参る!」
戦国最強本田忠勝の戦線導入に苦戦するが超兵器真田砲が炸裂し、これを撃破に成功する。
「戦国最強の武人はもういない!」「・・・忠勝のことか・・・忠勝のことかぁぁぁあぁぁっ!」
「うおおおぉぉっ!忠勝の力が流れ込んでくる!おめぇは俺がぶったおす!」
雪村の槍に倒れる家康。「見事だぜ家康、あとは俺にまかせな。」突撃する伊達軍。
「盗んだ軍馬で走りだすぜぇ」「頭ぁ・・・奴の命(タマ)・・・取ってくれ」

ぶつかり合う炎と雷。最後に立ったのは雪村だった。
「正宗殿・・・貴殿に出会えたこと誇りに思う」
「へっ・・・次生まれ変わるときには・・・俺が勝つぜ」

「親方様、ついに天下をお取りになられましたな」
「だが雪村よ、貴様の戦いは終わっておらぬのではないか」「は?」ビビる幸村
「バカモノがっ」信玄のパンチに吹っ飛ぶ幸村。「貴様も男ならわしを倒し天下一の男になれ!」
「親方様あああぁあぁ!」ドロップキックを繰り出す幸村にジャイアントスイングをかます信玄
やがて2人は満足げに草原に倒れるのだった。

665 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 17:51:42 ID:gJZOYG38
>>649
ビビアン可愛いよな。
スーパーペーパーマリオにも出るといいなー

666 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 19:49:40 ID:1pRU0sXT
セラブルの人乙です
自分も途中で挫折したのでありがたいです
性質上長くなりそうですががんばってください

667 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 20:00:05 ID:3VIrPxbJ
>>649
分かる人はいないと思うけどボンボンでマリオを描いていた本山先生が描きそうなネタだ

668 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 20:47:08 ID:gKH4V/Fb
>>665
ちなみにビビアン、日本版だと男の子であるが外国版では女装ショタがまずいのか女の子になっている

669 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 20:54:38 ID:Sx9x145a
>>664
BASARA2の人乙。
こいつら馬鹿だwwww(褒め言葉)

670 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 21:23:23 ID:XGNG6vyL
>667
ああ、もう描いてないんだ、本山さん。

671 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 21:43:16 ID:2nKjgP0k
>>667
とりあえず、もとチンのマリオ漫画は分かる

672 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 21:45:36 ID:iYRLQ6r/
Wikiが朝目新聞に載ってる…

673 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 22:37:41 ID:KP5KfZwY
seraphicblueってエピ0と1は別物と考えてよい?
wikiにどう載せたら良いのか・・・。

674 seraphicblue EP:2 イーヴルの魔窟へ 荒涼と殺戮の戦士 sage 2006/07/27(木) 22:42:35 ID:R82Tay8U
セラブル また いきます

675 seraphicblue EP:2 イーヴルの魔窟へ 荒涼と殺戮の戦士 sage 2006/07/27(木) 22:48:00 ID:R82Tay8U
洞窟から帰ったレイクはイリエナの元へ向かい報酬を貰った。
「2000入ってるぞ。契約では1000の筈だ。」
報酬が倍になっていたが、どうやら小遣いらしい。
人の厚意は素直に受け取っておくもの、とイリエナが言う。

さらにイリエナからランゲルからの依頼の話を聞く。
どういう風の吹き回しか、と思うレイク。
「報酬をふんだくるまでだ。」

レイクはトゥルクのランゲル診療所へと赴く。

676 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 22:54:50 ID:MiLn9r41
 

677 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/07/27(木) 23:16:18 ID:R82Tay8U
>>673
どうなんでしょうか

取り敢えず一緒なんでしょうが、まとめるとなるとただ長くなるだけですしね

678 seraphicblue EP:3 運命の氷解 舞い降りた白翼の天使 sage 2006/07/27(木) 23:23:20 ID:R82Tay8U
レイクはトゥルクの森の居た。
ランゲルからの依頼はトゥルク北にあるこの森に巣食うイーヴル掃討だった。
成功報酬は2000。前金で1000。

ポケットマネーから出してまで株を上げるランゲルが言うには「この街への置き土産」。
一番の理由は自分しか無いイーヴルスイーパーとのコネ。

レイクが訂正をする「コネ?腐れ縁だろ」


トゥルクの森は先ほど攻略した洞窟に比べると広く、微妙に迷いやすいつくりになっている。

奥ではイーヴルが佇んでいる。

「よう。殺しに来て遣ったぞ。
 気合充分か。それでこそ殺り甲斐が在る。
 さあ!始めようぜッ!」

イーヴルを嬲り始めるレイク。

679 seraphicblue EP:3 運命の氷解 舞い降りた白翼の天使 sage 2006/07/27(木) 23:45:41 ID:R82Tay8U
勢い余って止めを刺してしまったレイク。
「仕方ない。撤収だ。」
撤収を始めるレイクに、幼い少年の声が話しかける。
「待ちなよ」
どこからともなく現れた少年は灰色の皮膚組織に包まれた、10歳ぐらいの少年だった。
「やあ、レイク。初めまして」
「何故、俺の名前を知っている?」
「僕はエンデ、よろしく」
警戒するレイク。
「そう怖い顔するなよ。ボクとキミは思ったより近いんだから。
 互いを結ぶ手軽な手段。共通の"趣味"。
 楽しいよな? 生命を殺す事って。」
「可愛くないガキだな、いい加減ブッ殺すぞ」
「………格の違いを見極められない辺りも、やっぱ二流かな。」
エンデが何かをすると、レイクは驚き一歩引く。

エンデは何かを呟き始めた。


此処に下るは実行者の召致なり!
汝は死滅の使途
癒者を絶ちて終焉の道を成せ!
されば我はこの名を刻まん!

イルムガルド!


召喚の詠唱を終えると、イカっぽい巨大な生物がレイクの前に現れた。
「ーてめえ…! 一体何者…!」
「言っただろ? ボクはエンデ。
 キミとはもう少し気が合うかと
 期待してたんだけどね。
 ま、元々殺し合う巡り合わせ。」

イルムガルドへの攻撃は全く効かない。
レイクが一人だけ頑張るだが、イルムガルドにはダメージを与える事が出来ない。
そして、イルムガルドの一撃でレイクは倒れてしまう。

「駄目だッ…!話に成らねえ…!」
イルムガルドの前に為す術が無いレイク。
「翼が羽ばたくのを阻むんだったら、羽を毟ったりカゴを作ったりなんて面倒臭い。
 その主をヤっちまうのが一番。サヨウナラ。」

「待ちなさい!エンデ!」

今度聴こえてきたのは女性の声だった。

「なっ…!ヴェーネ…!」
あのエンデも驚いた様子だった。

680 seraphicblue EP:3 運命の氷解 舞い降りた白翼の天使 sage 2006/07/28(金) 00:03:59 ID:DJSSSfQR
青髪の女性、ヴェーネ。
「勝算は在る。」と言い放ち、眼を閉じ集中すると翼が生えてきた。

エンデが「セラフィックトランス…!」と呟くと同時に爆発音が響き渡る。
結果はあのエンデを瀕死にさせ、捨て台詞を吐かせ、撤退させた。
しかし、ヴェーネは目を覚ませず倒れていた。

レイクはヴェーネをおぶって、ランゲルの元へと向かう。
「白い翼…?天使…?」


ランゲル曰く、幼天使ならまだしも、成人女性の天使は大発見。
レイクはランゲルが情報を売らない事を祈り、休憩を取る事にした。


ヴェーネは精神内部で自分と瓜二つの女性と会話していた。
「貴女は独りじゃない…」

ヴェーネが目を覚ますと、ランゲルとレイクが覗き込んでいた。
レイクに感謝しつつ、レイクに尋ねる。
「アナタ…誰?」
ヴェーネは記憶喪失になっていた。

セラフィックトランスは命を危険に晒す大技、命の代わりに記憶を失った。とランゲルは推理した。
しかし切っ掛けさえあれば記憶は戻る。
「幼天使の里ホーイックにいる幼天使と逢わせてみれば何かなるんじゃないか」レイクはそう思い、
ヴェーネと少しばかりの遠出をする事にした。

681 SIREN2 sage 2006/07/28(金) 01:45:29 ID:/Zgf4oI/
もう少し端折って短くしたいけど、下手に端折ると話が分からなくなってしまう・・。

金鉱跡を抜け、再び山道へと入った一樹と百合。一樹は自らの体験した数々の不可解な出来事に困惑していた。
「おかしい。いくらなんでも非科学的すぎる。」そうつぶやく一樹。
百合に意見を求めても、返ってくるのは母を助けるという自分のことばかり。
混乱と疲労が一樹を苛立たせ、きつい言葉を発してしまう。
「その君の母さんとかいう人、本当にいるの?」その言葉に過剰な拒否反応を示す百合。
「私のこと信じてないのね!」そう言い放ち、駆け出す百合。
一樹は取り繕うこともできず、その場に立ち尽くすのだった。

山道を独り歩く百合。足元にまとわり着く屍霊を踏み潰し、一瞥をくれたその時、
森の中に座礁した船から何かを感じ取りのだった。
「-誰?」そうつぶやくと百合は客船へと向かうのだった。

赤い津波に巻き込まれ(もっとも彼は見えていなかったが)、海へと投げ出された盲目の作家、三上脩。
彼は、彼の失われた記憶の断片に残るある少女を追って、夜見島を目指していたのだった。
舗装路の上で彼の愛犬ツカサに起こされる三上。だが彼は彼の視界に驚いた。
失ったはずの彼の視野には、ツカサのものと思しき視界が広がっていたのだ。
「ツカサ・・・これはお前なのか?」そういいながらフラフラと目の前の石段を登り、目の前の家の引き戸を開ける三上。
そこには29年前、あの日あの時の自分が事切れた父を抱き起こそうとしていた。
三上に驚き逃げる脩。背後から太田常雄が現れ、三上を不審に思うが、
突然、死んだはずの三上隆平が跳ねるように飛び起き、驚き逃げる太田を追いかけるのだった。
三上は状況が信じられず、事実を確かめるために彼が埋めた、「お姉ちゃんとの思い出」を掘り出しに行く。
彼の記憶の通り、彼が描いたお姉ちゃんの絵はそこに埋まっていた。今時分は29年前のあの島にいる。
そう確信した三上をツカサが突き飛ばす。その直後、近くのプレハブが倒壊し、ツカサは生き埋めになってしまう。
更に三上の背後から屍人と化した漁師が襲い掛かる。弱い視界を頼りに逃げる三上。
だが彼は足を踏み外し、崖下へと転落するのだった。

金鉱社宅前で意識を取り戻した章子は奇妙な感覚に違和感を抱く。
いつのも過去の視界ではなく、今現在の誰かの視界を見ているのだ。
「何、これ?いつもと違う・・。」そうつぶやく章子。
彼女が見たのはフェンスに生っていたアケビをもぎ取って食べる阿部を見ている誰かの視界だった。
放置されていた軽トラに乗り、社宅跡を突破する章子。
一方阿部は犬の鳴き声に導かれるように、社宅跡を後にしていたのだった。

夜見島、瀬礼洲に打ち上げられた客船ブライトウィン号。
三沢と永井は船内を探索していた。永井が不安な心境を告白する。
-これは夢じゃないのか、自分の頭はおかしくなっているんじゃなのいのか-
三沢は頭に弾丸ぶち込んでみるか?と永井に聞く。
「もし夢なら暖かい布団で目が覚める。もし夢じゃなかったらー、それで、終わり-」
突然永井の頭に銃口を向け、ふざける三沢、その顔には子供のような狂気じみた笑い顔が浮かんでいる。
驚く永井だったが、背後の物音に気づきライトを向ける。
そこのは先ほどの若い女がいた。光を嫌がり、逃げる百合。
追いかけようとする永井だったが、三沢は気にも留めず、そのまま別の船室へと向かう。
「三佐?三沢さん!・・・・・なんなんだよあいつ調子乗ってんじゃねーよ」
永井は1人で百合を追うのだった。無事百合を保護した永井だったが、
百合を執拗に狙う、着物を着た女屍人によってタラップを落とされ、船から脱出できなくなってしまう。
永井は船倉にできた亀裂から百合を逃がし、自らも、救難艇で客船から脱出するのだった。

先に脱出した百合に追いついた永井。百合は長いに抱きつき、問いかけるのだった。
「あなたは私を信じてくれる?助けてくれる?」百合の神秘的な美しさに惹かれる永井。
その時、突然背後から三沢の銃口が百合に向けられる。銃口を跳ね除け、百合を逃す永井。
「何なんだよあんた!あんた前からおかしいと思ってたよ!!なんであんたなんだ・・・。
 なんであんたじゃなくて沖田さんが・・・!ちくしょう!!もうやってられっかよ!!」
募らせた思いを吐き出す永井。吐露された怒りは上官と部下の関係を破綻させるのだった。



682 パワプロクンポケット sage 2006/07/28(金) 09:16:07 ID:NCkvA8q5
パワプロクンポケット

極悪久高校(正式名称、極東亜細亜恒久平和高校)に転校してくることとなった主人公。
プロ野球を目指す主人公は早速野球部に入部するが、そこはロクに練習しない
不良の先輩達の集まる部だった…。

黎明編

入部してきた主人公は自己紹介をするが、野球のポジションよりも
麻雀や花札ができるかどうかを聞いてくる先輩に愕然とする。
一年上の外藤(がいどう)は真面目なのだが、先輩達をどうにかする気は皆無。
試合の日、伝統の作戦として対戦相手の弁当に下剤を入れるという
妨害工作を外藤にやらせるが極悪久高校は大敗。
その腹いせに先輩達は主人公と外藤にヤキを入れようとする。
しかし全員が集まっていたボロビルが崩壊。
主人公と外藤はなんとか無事だったものの、先輩達は全員病院送り。
人数が足りないため教頭に廃部を言い渡されてしまう。
食い下がる主人公によって、部員を集められれば存続することとなったが、
外藤はあっさり部をやめ、とうとう部員は主人公1人になってしまった。
こうして主人公の野球部再建のための部員探しが始まった。
まずクラスメイトのメガネでマニアな亀田を勧誘。
担任のようこ先生から新入部員が期待できないことを告げられた主人公は
他の部からの引き抜きを決意。
サッカー部からボブ、テニス部から三鷹、陸上部から武田、音楽部から水原
空手部から村上をそれぞれ勝負に勝つことで野球部にスカウトする。
さらに亀田の友人平山や佐藤、田中、鈴木
荒井三兄弟こと金男、銀二、晴夫、帰ってきた外藤が野球部に参入。
野球のルールは知らないものの主人公達の熱意に打たれたようこ先生が
顧問となり、ここに新生極悪久野球部が誕生した。