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フォーンプラグ(標準プラグ、ミニプラグ、超ミニプラグ)

音声信号を伝送するコネクタの一つ。機材の小型化に伴い近年ではアンテナ信号をこれを使って伝送することもある。

分類とその呼称

フォーンプラグ(フォンプラグとも)は3種類に太さで分類することが出来る。以下にその一覧を記す。(近年見られる映像もまとめて伝送するようなケーブルは割愛した)

フォーンプラグの分類

フォーンプラグ 標準プラグ{φ6.3} ステレオ(3極)標準プラグ
モノラル(2極)標準プラグ
ミニプラグ{φ3.5} ステレオ(3極)ミニプラグ
モノラル(2極)ミニプラグ
超ミニプラグ{φ2.5} ステレオ(3極)超ミニプラグ
モノラル(2極)超ミニプラグ

もっとも太いプラグを標準プラグ、比較的細いものをミニプラグ、さらに細い物を超ミニプラグ(スーパーミニプラグとも)と呼ぶ。
ギター関係を中心に、ケーブル内部の構造から由来して標準プラグ(主にモノラル)を「シールド」と呼ぶ。また、これらは、構造上同じである(構造については、後に詳しく記述)。
また、極の数からステレオフォーンプラグを3極プラグ、モノラルフォーンプラグを2極プラグと呼ぶことがある。TRSフォーンとも。
そもそもフォーンとは電話(TelePhone)のPhoneからきている。電話交換士が電話をつなぐ際にこの標準プラグを目的の電話の相手に一回ずつ接続することにより利用者は通話を行っていた(現在は自動)。このことからこの名前がついた。現在刺しやすいという利点からかなり普及している。

形状

■フォーンプラグ■

左から順に
標準プラグ(ステレオ)
標準プラグ(モノラル)
ミニプラグ(ステレオ)
ミニプラグ(ステレオ)
ミニプラグ(モノラル)
超ミニプラグ(ステレオ)。
境界線が2本線が入っているものがステレオであることが分かる。

フォーンプラグの太さ(直径)は標準プラグ、ミニプラグ、超ミニプラグの順に6.3[mm] 3.5[mm] 2.5[mm]であるため(ステレオ、モノラルは直径に影響しない)、直径の大きさで6.3や3.5と呼ばれることもある。ただしここでは、この直径による呼び名を使わず標準プラグ、ミニプラグ、超ミニプラグという呼び方で記述する。
2極プラグ(モノラルプラグ)の先端をチップ、根元(接地部)をスリーブと呼ぶ。また、3極プラグ(ステレオプラグ)のスリーブとチップにはさまれた部分をリングと呼び、境界線部分を絶縁リングと呼ぶ。
また、写真右の超ミニプラグのように狭い接続部分に接続する際にケーブルの方向を変更する為にL字型になったものがある。

構造

ピンプラグと違って2つの信号を取り扱うことが出来る。もちろん、一つの信号も取り扱える。
一番先端(チップ)が左側音声信号、真ん中(リング)が右側音声、根元(スリーブ)がグラウンド(接地)である。
モノラルの場合は真ん中(リング)の右側音声が伝わらなくなる。よって、モノラル信号をステレオのフォーンジャックに接続すると、左側音声のみが鳴る。
マイクロフォンなどの平衡(バランスケーブル)を送る際、フォーンプラグの標準プラグを使うことがあるが、XLRキャノンプラグを使うのが一般的なのでここでは割愛させていただく。
根元(スリーブ)がグラウンド(接地)であるという構造上、信号を送っている際に抜き差しすると機材に負担が掛かってしまう(ただし最近の機材は安全を考慮して付加が掛かっても壊れにくいように安全回路が内蔵しているものも多い)。ただし、XLRキャノンプラグなどはグラウンド部分が長く出ていて接続時に電位差を解消する構造となっているため、通電中でも何の問題が無いが、あまり好ましい行為ではない。詳しくはXLRキャノンプラグの項目を参照のこと。

用途

安価なマイクロフォンでは音声出力はフォーンプラグがよく利用される。
フォーンプラグは構造の関係上、引っ張った際に抜けやすいため、ギター演奏など動きのあるような場所で多用される。ギターアンプ間など。ミニプラグはプラグが小さいことからiPodなどのヘッドフォン出力など、携帯音楽プレーヤーに使われる。PCの音声出力は、ミニプラグが多い。
超ミニプラグは、あまり使われておらず無線機や古い携帯電話などに利用される程度。超ミニプラグをミニプラグに変換する変換ピンを用いてしまうことが多い。最近は超ミニプラグ自体あまり見られなくなった。

放送研究部での使われ方

フォーンプラグは様々な場面で使われる。ミキサーの入出力端子では標準プラグが使われる。ミニプラグ、超ミニプラグはあまり使われることはない。
  
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