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*24 もうアレからどのぐらいの月日が経ったであろうか 「約束する。必ず帰るよ」 ・・・そう言い残し、彼は崩壊するエルドラントと共に消えていった。 しかし、彼は約束してくれた「必ず帰る」と、 彼女は、彼女たちは彼との約束を信じ待ち続けた。もうアレからどのぐらいの月日が経ったであろうか、彼女は不安と恐怖の日々を送りながらも、待ちつづけた ティア「信じて、いるから・・・」 そしてここタタル渓谷で約束は果たされる・・・これは夢か幻か、それとも・・・ 「ルーク・・・?」 「・・・ごめんな」 「え・・・?」 「待たせちゃってごめん、・・・でも約束・・・守ったよ」 「ルー・・・ク・・・!」 彼女の瞳から頬を辿り1つの輝きが落ちる、それは誰にも見せたことのない 彼女自身の初めて見せてくれた本当の気持ち、彼、ルーク・フォン・ファブレは 初めて見せてくれたその気持ちを受け止めるべく、彼女、ティア・グランツを強く優しく抱きしめる ティア「待ってたんだから・・・ずっと、ずっと・・・!」 ルーク「ありがとう、ティア」 ティア「・・・もう、ずっと離さない・・・!」 ルーク「大丈夫だよティア・・・ずっと離れないから・・・」 ・・・彼が戻ってきたのは、星の記憶がそうさせたからではない 彼の生きたい、と強く願うその想いが、2つの愛という絆がこうして再び二人を結びつけた 二人はこれから一時も離れることなく、希望に包まれながら幸せに暮らしていく ルーク「・・・あの時、好きって言ってくれたよな、・・・俺も好きだティアのこと」 ティア「・・・ば、ばか・・・」
*24 もうアレからどのぐらいの月日が経ったであろうか 「約束する。必ず帰るよ」 ・・・そう言い残し、彼は崩壊するエルドラントと共に消えていった。 しかし、彼は約束してくれた「必ず帰る」と、 彼女は、彼女たちは彼との約束を信じ待ち続けた。もうアレからどのぐらいの月日が経ったであろうか、彼女は不安と恐怖の日々を送りながらも、待ちつづけた ティア「信じて、いるから・・・」 そしてここタタル渓谷で約束は果たされる・・・これは夢か幻か、それとも・・・ 「ルーク・・・?」 「・・・ごめんな」 「え・・・?」 「待たせちゃってごめん、・・・でも約束・・・守ったよ」 「ルー・・・ク・・・!」 彼女の瞳から頬を辿り1つの輝きが落ちる、それは誰にも見せたことのない 彼女自身の初めて見せてくれた本当の気持ち、彼、ルーク・フォン・ファブレは 初めて見せてくれたその気持ちを受け止めるべく、彼女、ティア・グランツを強く優しく抱きしめる ティア「待ってたんだから・・・ずっと、ずっと・・・!」 ルーク「ありがとう、ティア」 ティア「・・・もう、ずっと離さない・・・!」 ルーク「大丈夫だよティア・・・ずっと離れないから・・・」 ・・・彼が戻ってきたのは、星の記憶がそうさせたからではない 彼の生きたい、と強く願うその想いが、2つの愛という絆がこうして再び二人を結びつけた 二人はこれから一時も離れることなく、希望に包まれながら幸せに暮らしていく ルーク「・・・あの時、好きって言ってくれたよな、・・・俺も好きだティアのこと」 ティア「・・・ば、ばか・・・」 *238 エルドラントの最終決戦。 猫耳姿のティアを見て驚愕するリグレット。 萌えながらも教え子の色々なものが危ない!と危惧する。 しかしリグレットに絡まれてまんざらでもないティアを見て面白くないルーク。 ジェイドをはじめとして仲間達はニヤニヤしながら、メイドだの水着だの赤裸々に暴露。 ティアを引きずって隅っこでお説教はじめるリグレット。 でも猫耳かわいいハァハァモードなので今にも押し倒さん風体だ。 顔を間近に寄せられてどきどきするティア。真面目に説教も聞いてる。 キレるルーク。つかつかと歩み寄り 「ティアはもう、お前の生徒じゃないッ!  昔の教え子をいやらしい目で見てるような奴に…ティアは渡さないッ!」 「お前がティアに悪影響を与えていたのか…私のティア(←)によくもふしだらな格好を!  まっとうな道へ更正させるため…ティアを返してもらうッ!」 「いやいや、人気者は大変ですねえ、ティア?」 「ああもう、どうしたらいいのよッ…!ルークも教官も、ばか…!」

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