「SS/スレ9/583-587」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SS/スレ9/583-587」(2011/07/22 (金) 17:25:14) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

EDでティアが駆け寄る後から エルドラントの決戦から約2年、ヴァン師匠との戦い、ローレライの解放に大量の第7音素を使って それから俺は俺の体を構成する第7音素の乖離によって消滅した。 ・・・するはずだった。今、俺はタタル渓谷にいる、目がさめたらここにいた。それが何故かはわからない でも、ここは間違いなくティアと俺が出会った場所だ、はじまりの場所、そして・・・ここからもう一度 俺の物語がはじまる・・・ ティア「・・・ルーク・・・なのね?」 ルーク「ああ・・・俺だよ、ティア・・・」 ルークに駆け寄り抱きつくティア、その目には涙が溢れていた。 ルーク「ティア・・・」 ティア「・・・ずっと・・・待ってたんだから。ルークのこと・・・」 ルーク「ごめんな・・・待たせちゃって」 ティア「ありがとう、でしょ?・・・ばかぁ・・・ぐすっ」 ルーク「お前・・・泣いてるのか?・・・」 ティア「・・・ごめんなさい、せっかくあなたが帰ってきれくれたのに、泣き顔なんて・・・見せるつもり・・・ないのに」 ルーク「いいんだ、・・・泣いてもいいんだよ」 ティア「ふふ・・・ねぇ・・・ルーク、ずっと・・・離れないでいてくれる?」 ルーク「ああ・・・約束する」 やっぱり、ティアは泣き顔よりも笑顔のほうが似合うよ・・・ その後、みんなとも再会を喜び会い俺はティアを抱いたまま アルビオールに乗り込むことになった。行き先はバチカル、 そこで俺の墓の前で成人の義が行われているらしい、それを取り止め、俺の帰還を祝おうとナタリアが言ってくれた。。 ルーク「ティア・・・そろそろ離れてくれないか?」 ティア「いや!もう・・・ルークと離れたくないもの・・・」 ガイ「ルーク、いいじゃないか、彼女は誰よりもお前のことを待っててくれたんだぜ?」 アニス「そうだよぉ!もう、相変わらずなんだからぁ!もうちょっとティアの気持ち考えてあげたらぁ?」 ジェイド「ふっ・・・別に今回ばかりは邪魔なんてしませんよ」 ティア「・・・・・・・・・・・・」 ルーク「わ、悪かったよ・・・ごめんな、ティア」 ティア「ううん、いいのよ・・・」 ルーク「それより今、何処に向かってるんだ?」 ナタリア「当然!バチカルですわ、そこで今、あなたのお墓の前で成人の義が行われていますの、それを取り止め あなたの帰還を祝う準備をしなくてはいけませんわ、あなたは死んだこととされてますからからさぞ、驚かれますわよ」 ルーク「そ、そうか・・・俺死んだことになってるのか・・・仕方ないよな」 ナタリア「ルーク・・・」 死んだこととされてると聞いて、ちょっとショックだった まぁ・・・俺自身も死んだと思ってたから、そう思われても仕方ないよな・・・ うん、それよりも父上や母上、伯父上に俺が生きてるってことを教えてあげなくちゃ きっと・・・悲しんでおられるだろうから、母上、父上・・・ただいま戻ります 相変わらずティアは俺に抱きついたままだ、そんなに俺のことを・・・ん?まさか・・・ ルーク「ティア、ついたぞ、ティア!」 ティア「・・・スー・・・スー・・・」 ルーク「・・・ね、寝てるのか?・・・俺に抱きついたまま・・・」 ガイ「ははは、お前が帰ってきたことでティアも心の底から安心したんだろう、仕方ない、運んでやれよ」 ルーク「(ティアって結構・・・重いんだよなぁ・・・)まぁいいか」 ナタリア「・・・もう成人の義は終わってるようですわね・・・仕方ないですわ とりあえず公爵に会ってみますこと?」 ルーク「そうだな・・・そうするよ」 俺たちは屋敷につくと一時混乱もしたしみんな驚いた様子だったけど・・・ 父上、母上、遅くなりましたが帰ってまいりました。と言うと父上も母上も、みんな暖かく俺を迎えてくれた ・・そういえばティアを抱いたままだった。少し恥ずかしいかな・・・ シュザンヌ「おお・・・ルーク、良く帰ってきれくれました。・・・母にはそれだけで十分です。」 公爵「ルーク・・・、お前は私を恨んでいるだろう、お前を死んだものと思った私を許してくれ・・・」 ルーク「父上、俺は父上を恨んだことなどありません、こうして再びお会いでき、嬉しいです。」 公爵「ルーク・・・すまん、・・・お仲間もご一緒か、今日は夜も遅い、こちらで休んでいかれるといい 陛下には明日、私とナタリア殿下から説明しておこう」 ナタリア「ええ、そうしますわ。ではルーク、私は失礼しますわ」 ルーク「ああ、また明日な」 ルーク「とりあえず俺も眠るか、それじゃあみんなまた明日」 ジェイド「ところでルーク」 ルーク「ん?なんだ?ジェイド」 ジェイド「女性を自分の寝室に連れ込むのは感心できませんねぇ」 ルーク「なっ!ばっ、ち、ちげーよ!そ、そんなんじゃ」 ジェイド「はははは、こちらで彼女を部屋に運んでおきます。ではまた明日」 ルーク「あ、ああ、悪いなジェイド」 ・・・ったく、ジェイドも相変わらずだなぁ、それにしても・・・ ティアはどれだけ辛い思いをしたんだろう・・・俺が消えることであいつは・・・ あいつは俺を想ってくれた。俺は・・・ティアのことが・・・ 次の日、ファブレ家ティアの部屋 ティア「ん・・・うぅん・・・ここは?・・・私の部屋・・・じゃないわね」 ティア「そうだわ、確か昨日タタル渓谷で・・・ルーク!?そうだわ!ルーク!」  昨日の出来事を思い出し彼女はとっさに起き上がり、ルークにもう一度会って確認しようと ジェイド「やぁ♪おはようございます」 意気込み部屋を出た瞬間にそこにはにこやかな笑顔で挨拶をするジェイドがいた ティア「お、おはようございます・・・大佐、あの・・・ここは?」 ジェイド「ルークの屋敷ですよ、あなたは昨日ほとんど寝ていましたからねぇ・・・覚えてないのも無理はないか・・・ ところでルークをお探しですか?彼なら部屋にいると思いますよ」 ティア「あ、ありがとうございます。で、では・・・」 ジェイド「・・・もう行ってしまいましたか、(あのことは言わないほうがいいですね)」 ルークの部屋前 ティア「ル、ルーク?入るわよ?」 ルーク「ん?ティアか?いいぜ、入れよ」 ティア「・・・ルークなのね・・・」 ルーク「・・・?そ、そうだけど?」 ティア「よかったぁ・・・」 ルーク「は?」 ティア「う、ううん、何でもないわ」 ルーク「変なやつ・・・」 ルーク「それよりティア、ちょうど良かった、ちょうどお前に用があったんだ これから登城するんだけど、お前も来てくれよ」 ティア「わたしも?」 ルーク「ああ、お前だけじゃなくて、他のみんなも今ごろ城にいるはずだ そこで話があるらしい」 ティア「ああ、そう・・・」 ルーク「じゃあ、行こうぜ」 昨日久々に会ったというのにいつも通りの反応 やっぱりルークだ、と改めて確認しながらも二人は城に向かう インゴベルト「おお!ルーク!戻ってきてくれたのだな・・・」 ルーク「はい、ご迷惑をおかけいたしました。」 インゴベルト「いや、そちが謝ることではない・・・そちは英雄なのだ、胸を張ってくれ それよりもナタリアから話を大体聞いた。早速お主を祝う席を設けよう、各国の要人を呼び明日には準備が完成するだろう それまで自由に過ごしてくれ」 英雄・・・前もそれに憧れて、アクゼリュスの悲劇を起こしてしまった。確かに俺は世界を救ったのかもしれない でもその為に俺はたくさんの人を・・・レプリカを殺してしまった。英雄と呼ばれる資格なんてないよ・・・ ・・・明日には俺の帰還を祝う祝賀際を開催されるらしい。今日1日何をしようかと考えてるときに ジェイドはピオニー陛下を迎えにアルビオールでグランコクマに行った、ナタリアは公務で忙しいらしい ガイとアニスは祝賀際の準備を手伝っているらしい、・・・そういえばティアは? ルーク「・・・こんなところで何してるんだ?」 ティア「ルーク・・・」 ここはバチカルで最も見晴らしが良い場所、ここは若いカップルたちが愛を語り合う場所で有名だ ティア「ちょっと考え事を・・・ね」 ルーク「ふ~ん・・・そうか俺も今考えてることがあるんだ」 ティア「何を考えているの?」 ルーク「内緒だよ、ティアのほうこそ何考えてたんだよ?」 ティア「わ、私も内緒よ・・・」 ルーク「・・・・・・・・」 ティア「・・・・・・・・」 ルーク「・・・ありがとう」 ティア「な、なによ、どうしたの突然?」 ルーク「俺をずっと待っててくれたからさ。お礼がいいたくて・・・」 ティア「ばかね、約束したじゃない、ずっと待ってるって・・・私は約束を守っただけよ」 ルーク「・・・前にもこんなことあったな」 ティア「そうね・・・あの時とは違うけど」 ルーク「いま、あの時以上に幸せだよ・・・みんなもいて、ティアもいて、俺がここに生きていて」 ルーク「今が一番幸せなんじゃない、って多分思えてるよ」 ティア「ルーク・・・約束して・・・もう二度と離れないって」 ルーク「ああ、約束するもう二度と離れない・・・だからティア・・・俺と・・・」 ガイ「おーいー!ルーク!ティア!」 アニス「ああ、!もう・・・ガイぃ~!良いとこだったのにぃ~」 ガイ「なにがだ?それよりもこっちを手伝ってくれよ、人手が足りないんだ」 ルーク「わ、わるぃわるぃ、行こうぜティア!(明日だ・・・明日こそ!)」 ティア「る、ルーク?いま・・・何か言おうとしなかった?」 ルーク「な、なんでもないよ!ほら!早く行くぞ!」 次の日 バチカル城祝賀際会場 色んな人が俺の生還を祝うため集まってくれた ピオニー陛下、トリトハイム大詠史、アスターさん、ネフリーさん、テオドーロさん 俺たちに縁のある人たちが集まってくれて盛大な物となった。 みんな集まってくれてありがとう ルーク「よくみんなこれだけ集まってくれたなぁ、」 ガイ「あぁ、みんなお前のおかげでここまで来れたんだ!もっと胸を晴れ!」 ルーク「・・・でも俺は・・・」 ガイ「また卑屈か?やめとけやめとけ!お前は世界を救ったんだ、・・・確かにそのためにも犠牲がでたこともある しかしな、お前がそうやって自分を責めても死んだ人は戻ってこないし、お前のために死んでった人たちも浮かばれないぞ 明るく行け!明るく!」 アニス「うん・・・イオン様もルークがそうすることを望んでないと想う、だから!ルークにはこれからも頑張ってもらわなくちゃ!」 ルーク「うん、ありがとうアニス、ガイ!」 ガイ「それよりもティアを探してやれ・・・」 ルーク「あ、ああ、」 ジェイドはピオニー陛下に絡まれてたからいいとして・・・ナタリアにも声をかけておくか ナタリア「あら、ルークよろしいんですの?ティアと一緒にいなくて」 ルーク「うん・・・それよりも・・・ごめん」 ナタリア「ルーク・・・?」 ルーク「俺だけ生き残っちまって・・・本当ならアッシュが・・・」 ナタリア「・・・ふんっ!(バシッ!)」 ルーク「いってぇ~!何するんだよ!」 ナタリア「まったく・・・あなたって人は、あの時にも言ったでしょう? アッシュはあなたの中にもいますのよ?あなたはアッシュでもありルークでもありますのよ? あなたはをそれを否定なさいますの?」 ルーク「いや、そんなつもりじゃ・・・」 ナタリア「ならいいのです。そんな馬鹿なことおっしゃらないで、さぁそれよりもティアのとこへ」 ルーク「ああ、ありがとうナタリア」 そういえばティアを見かけなかったけどあいつ何処にいるんだ? あいつは城の外にいた、俺はティアに声をかけることにした。 ルーク「ここで何やってるんだ?中に入れよ」 ティア「あ、ルーク・・・ごめんなさい、私、どうもあの空気に馴染めなくて・・・」 ルーク「そうか・・・隣いいか?」 ティア「え、ええ」 ルーク「俺、おまえに迷惑かけっぱなしだな、今も、昔も・・・」 ティア「そ、そんなことないわ、あなたはいつも私を助けてくれたじゃない、少なくとも私は迷惑だなんて想ったことないわよ?」 ルーク「そうか?・・・うん、そうだな、お前いつもそうやって俺を慰めてくれたよな ティア「・・・・・・あなたも私のことをいつも励ましてくれてたわ」 ルーク「はは、お互い様かな、でもそれだけじゃ駄目なんだ」 ティア「え?」 ルーク「言ったよな?もう二度と離れないって・・・」 ティア「ええ・・・」 ルーク「お前いつも強がって無茶してるからさ、俺が見てなきゃ安心できないんだよ」 ティア「そ、それはこちらの台詞よ!それに・・・ずっと見てるって約束したでしょ?」 ルーク「だからさ・・・その・・・俺がずっと見ているためにも・・・」 ティア「る・・・ルーク?」 ルーク「これから・・・ずっと・・・俺と一緒にいてくれないか?」 ティア「・・・ルーク!?そ、それは・・・あ、あの・・・け、け、結婚ってことでいいいのかしら・・・?」 ルーク「あ、ああ・・・駄目か?いきなりだもんな・・・ごめん」 ティア「だ、駄目だなんていってないじゃない!その・・・私でよ、よ、よければ・・・」 ルーク「本当か!?あ、ありがとう・・・ティア」 ティア「ただし・・・約束は守って、ね?」 ルーク「ああ、!絶対だ!それよりさ・・・」 ティア「何?」 ルーク「こ、こういうときって・・・そ、その・・・キ、キスとか・・・したほうがいいのかな」 ティア「・・・・・ばか」 ---- - ティアかわえぇ -- 258 (2006-07-10 03:26:59) - ティア、ルーク・・・・&br()好きだ~!! -- 瑠紅 (2006-09-21 21:41:46) - なかなか良いSSですね&br() -- 2991 (2006-12-28 12:41:37) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
EDでティアが駆け寄る後から エルドラントの決戦から約2年、ヴァン師匠との戦い、ローレライの解放に大量の第7音素を使って それから俺は俺の体を構成する第7音素の乖離によって消滅した。 ・・・するはずだった。今、俺はタタル渓谷にいる、目がさめたらここにいた。それが何故かはわからない でも、ここは間違いなくティアと俺が出会った場所だ、はじまりの場所、そして・・・ここからもう一度 俺の物語がはじまる・・・ ティア「・・・ルーク・・・なのね?」 ルーク「ああ・・・俺だよ、ティア・・・」 ルークに駆け寄り抱きつくティア、その目には涙が溢れていた。 ルーク「ティア・・・」 ティア「・・・ずっと・・・待ってたんだから。ルークのこと・・・」 ルーク「ごめんな・・・待たせちゃって」 ティア「ありがとう、でしょ?・・・ばかぁ・・・ぐすっ」 ルーク「お前・・・泣いてるのか?・・・」 ティア「・・・ごめんなさい、せっかくあなたが帰ってきれくれたのに、泣き顔なんて・・・見せるつもり・・・ないのに」 ルーク「いいんだ、・・・泣いてもいいんだよ」 ティア「ふふ・・・ねぇ・・・ルーク、ずっと・・・離れないでいてくれる?」 ルーク「ああ・・・約束する」 やっぱり、ティアは泣き顔よりも笑顔のほうが似合うよ・・・ その後、みんなとも再会を喜び会い俺はティアを抱いたまま アルビオールに乗り込むことになった。行き先はバチカル、 そこで俺の墓の前で成人の義が行われているらしい、それを取り止め、俺の帰還を祝おうとナタリアが言ってくれた。。 ルーク「ティア・・・そろそろ離れてくれないか?」 ティア「いや!もう・・・ルークと離れたくないもの・・・」 ガイ「ルーク、いいじゃないか、彼女は誰よりもお前のことを待っててくれたんだぜ?」 アニス「そうだよぉ!もう、相変わらずなんだからぁ!もうちょっとティアの気持ち考えてあげたらぁ?」 ジェイド「ふっ・・・別に今回ばかりは邪魔なんてしませんよ」 ティア「・・・・・・・・・・・・」 ルーク「わ、悪かったよ・・・ごめんな、ティア」 ティア「ううん、いいのよ・・・」 ルーク「それより今、何処に向かってるんだ?」 ナタリア「当然!バチカルですわ、そこで今、あなたのお墓の前で成人の義が行われていますの、それを取り止め あなたの帰還を祝う準備をしなくてはいけませんわ、あなたは死んだこととされてますからからさぞ、驚かれますわよ」 ルーク「そ、そうか・・・俺死んだことになってるのか・・・仕方ないよな」 ナタリア「ルーク・・・」 死んだこととされてると聞いて、ちょっとショックだった まぁ・・・俺自身も死んだと思ってたから、そう思われても仕方ないよな・・・ うん、それよりも父上や母上、伯父上に俺が生きてるってことを教えてあげなくちゃ きっと・・・悲しんでおられるだろうから、母上、父上・・・ただいま戻ります 相変わらずティアは俺に抱きついたままだ、そんなに俺のことを・・・ん?まさか・・・ ルーク「ティア、ついたぞ、ティア!」 ティア「・・・スー・・・スー・・・」 ルーク「・・・ね、寝てるのか?・・・俺に抱きついたまま・・・」 ガイ「ははは、お前が帰ってきたことでティアも心の底から安心したんだろう、仕方ない、運んでやれよ」 ルーク「(ティアって結構・・・重いんだよなぁ・・・)まぁいいか」 ナタリア「・・・もう成人の義は終わってるようですわね・・・仕方ないですわ とりあえず公爵に会ってみますこと?」 ルーク「そうだな・・・そうするよ」 俺たちは屋敷につくと一時混乱もしたしみんな驚いた様子だったけど・・・ 父上、母上、遅くなりましたが帰ってまいりました。と言うと父上も母上も、みんな暖かく俺を迎えてくれた ・・そういえばティアを抱いたままだった。少し恥ずかしいかな・・・ シュザンヌ「おお・・・ルーク、良く帰ってきれくれました。・・・母にはそれだけで十分です。」 公爵「ルーク・・・、お前は私を恨んでいるだろう、お前を死んだものと思った私を許してくれ・・・」 ルーク「父上、俺は父上を恨んだことなどありません、こうして再びお会いでき、嬉しいです。」 公爵「ルーク・・・すまん、・・・お仲間もご一緒か、今日は夜も遅い、こちらで休んでいかれるといい 陛下には明日、私とナタリア殿下から説明しておこう」 ナタリア「ええ、そうしますわ。ではルーク、私は失礼しますわ」 ルーク「ああ、また明日な」 ルーク「とりあえず俺も眠るか、それじゃあみんなまた明日」 ジェイド「ところでルーク」 ルーク「ん?なんだ?ジェイド」 ジェイド「女性を自分の寝室に連れ込むのは感心できませんねぇ」 ルーク「なっ!ばっ、ち、ちげーよ!そ、そんなんじゃ」 ジェイド「はははは、こちらで彼女を部屋に運んでおきます。ではまた明日」 ルーク「あ、ああ、悪いなジェイド」 ・・・ったく、ジェイドも相変わらずだなぁ、それにしても・・・ ティアはどれだけ辛い思いをしたんだろう・・・俺が消えることであいつは・・・ あいつは俺を想ってくれた。俺は・・・ティアのことが・・・ 次の日、ファブレ家ティアの部屋 ティア「ん・・・うぅん・・・ここは?・・・私の部屋・・・じゃないわね」 ティア「そうだわ、確か昨日タタル渓谷で・・・ルーク!?そうだわ!ルーク!」  昨日の出来事を思い出し彼女はとっさに起き上がり、ルークにもう一度会って確認しようと ジェイド「やぁ♪おはようございます」 意気込み部屋を出た瞬間にそこにはにこやかな笑顔で挨拶をするジェイドがいた ティア「お、おはようございます・・・大佐、あの・・・ここは?」 ジェイド「ルークの屋敷ですよ、あなたは昨日ほとんど寝ていましたからねぇ・・・覚えてないのも無理はないか・・・ ところでルークをお探しですか?彼なら部屋にいると思いますよ」 ティア「あ、ありがとうございます。で、では・・・」 ジェイド「・・・もう行ってしまいましたか、(あのことは言わないほうがいいですね)」 ルークの部屋前 ティア「ル、ルーク?入るわよ?」 ルーク「ん?ティアか?いいぜ、入れよ」 ティア「・・・ルークなのね・・・」 ルーク「・・・?そ、そうだけど?」 ティア「よかったぁ・・・」 ルーク「は?」 ティア「う、ううん、何でもないわ」 ルーク「変なやつ・・・」 ルーク「それよりティア、ちょうど良かった、ちょうどお前に用があったんだ これから登城するんだけど、お前も来てくれよ」 ティア「わたしも?」 ルーク「ああ、お前だけじゃなくて、他のみんなも今ごろ城にいるはずだ そこで話があるらしい」 ティア「ああ、そう・・・」 ルーク「じゃあ、行こうぜ」 昨日久々に会ったというのにいつも通りの反応 やっぱりルークだ、と改めて確認しながらも二人は城に向かう インゴベルト「おお!ルーク!戻ってきてくれたのだな・・・」 ルーク「はい、ご迷惑をおかけいたしました。」 インゴベルト「いや、そちが謝ることではない・・・そちは英雄なのだ、胸を張ってくれ それよりもナタリアから話を大体聞いた。早速お主を祝う席を設けよう、各国の要人を呼び明日には準備が完成するだろう それまで自由に過ごしてくれ」 英雄・・・前もそれに憧れて、アクゼリュスの悲劇を起こしてしまった。確かに俺は世界を救ったのかもしれない でもその為に俺はたくさんの人を・・・レプリカを殺してしまった。英雄と呼ばれる資格なんてないよ・・・ ・・・明日には俺の帰還を祝う祝賀際を開催されるらしい。今日1日何をしようかと考えてるときに ジェイドはピオニー陛下を迎えにアルビオールでグランコクマに行った、ナタリアは公務で忙しいらしい ガイとアニスは祝賀際の準備を手伝っているらしい、・・・そういえばティアは? ルーク「・・・こんなところで何してるんだ?」 ティア「ルーク・・・」 ここはバチカルで最も見晴らしが良い場所、ここは若いカップルたちが愛を語り合う場所で有名だ ティア「ちょっと考え事を・・・ね」 ルーク「ふ~ん・・・そうか俺も今考えてることがあるんだ」 ティア「何を考えているの?」 ルーク「内緒だよ、ティアのほうこそ何考えてたんだよ?」 ティア「わ、私も内緒よ・・・」 ルーク「・・・・・・・・」 ティア「・・・・・・・・」 ルーク「・・・ありがとう」 ティア「な、なによ、どうしたの突然?」 ルーク「俺をずっと待っててくれたからさ。お礼がいいたくて・・・」 ティア「ばかね、約束したじゃない、ずっと待ってるって・・・私は約束を守っただけよ」 ルーク「・・・前にもこんなことあったな」 ティア「そうね・・・あの時とは違うけど」 ルーク「いま、あの時以上に幸せだよ・・・みんなもいて、ティアもいて、俺がここに生きていて」 ルーク「今が一番幸せなんじゃない、って多分思えてるよ」 ティア「ルーク・・・約束して・・・もう二度と離れないって」 ルーク「ああ、約束するもう二度と離れない・・・だからティア・・・俺と・・・」 ガイ「おーいー!ルーク!ティア!」 アニス「ああ、!もう・・・ガイぃ~!良いとこだったのにぃ~」 ガイ「なにがだ?それよりもこっちを手伝ってくれよ、人手が足りないんだ」 ルーク「わ、わるぃわるぃ、行こうぜティア!(明日だ・・・明日こそ!)」 ティア「る、ルーク?いま・・・何か言おうとしなかった?」 ルーク「な、なんでもないよ!ほら!早く行くぞ!」 次の日 バチカル城祝賀際会場 色んな人が俺の生還を祝うため集まってくれた ピオニー陛下、トリトハイム大詠史、アスターさん、ネフリーさん、テオドーロさん 俺たちに縁のある人たちが集まってくれて盛大な物となった。 みんな集まってくれてありがとう ルーク「よくみんなこれだけ集まってくれたなぁ、」 ガイ「あぁ、みんなお前のおかげでここまで来れたんだ!もっと胸を晴れ!」 ルーク「・・・でも俺は・・・」 ガイ「また卑屈か?やめとけやめとけ!お前は世界を救ったんだ、・・・確かにそのためにも犠牲がでたこともある しかしな、お前がそうやって自分を責めても死んだ人は戻ってこないし、お前のために死んでった人たちも浮かばれないぞ 明るく行け!明るく!」 アニス「うん・・・イオン様もルークがそうすることを望んでないと想う、だから!ルークにはこれからも頑張ってもらわなくちゃ!」 ルーク「うん、ありがとうアニス、ガイ!」 ガイ「それよりもティアを探してやれ・・・」 ルーク「あ、ああ、」 ジェイドはピオニー陛下に絡まれてたからいいとして・・・ナタリアにも声をかけておくか ナタリア「あら、ルークよろしいんですの?ティアと一緒にいなくて」 ルーク「うん・・・それよりも・・・ごめん」 ナタリア「ルーク・・・?」 ルーク「俺だけ生き残っちまって・・・本当ならアッシュが・・・」 ナタリア「・・・ふんっ!(バシッ!)」 ルーク「いってぇ~!何するんだよ!」 ナタリア「まったく・・・あなたって人は、あの時にも言ったでしょう? アッシュはあなたの中にもいますのよ?あなたはアッシュでもありルークでもありますのよ? あなたはをそれを否定なさいますの?」 ルーク「いや、そんなつもりじゃ・・・」 ナタリア「ならいいのです。そんな馬鹿なことおっしゃらないで、さぁそれよりもティアのとこへ」 ルーク「ああ、ありがとうナタリア」 そういえばティアを見かけなかったけどあいつ何処にいるんだ? あいつは城の外にいた、俺はティアに声をかけることにした。 ルーク「ここで何やってるんだ?中に入れよ」 ティア「あ、ルーク・・・ごめんなさい、私、どうもあの空気に馴染めなくて・・・」 ルーク「そうか・・・隣いいか?」 ティア「え、ええ」 ルーク「俺、おまえに迷惑かけっぱなしだな、今も、昔も・・・」 ティア「そ、そんなことないわ、あなたはいつも私を助けてくれたじゃない、少なくとも私は迷惑だなんて想ったことないわよ?」 ルーク「そうか?・・・うん、そうだな、お前いつもそうやって俺を慰めてくれたよな ティア「・・・・・・あなたも私のことをいつも励ましてくれてたわ」 ルーク「はは、お互い様かな、でもそれだけじゃ駄目なんだ」 ティア「え?」 ルーク「言ったよな?もう二度と離れないって・・・」 ティア「ええ・・・」 ルーク「お前いつも強がって無茶してるからさ、俺が見てなきゃ安心できないんだよ」 ティア「そ、それはこちらの台詞よ!それに・・・ずっと見てるって約束したでしょ?」 ルーク「だからさ・・・その・・・俺がずっと見ているためにも・・・」 ティア「る・・・ルーク?」 ルーク「これから・・・ずっと・・・俺と一緒にいてくれないか?」 ティア「・・・ルーク!?そ、それは・・・あ、あの・・・け、け、結婚ってことでいいいのかしら・・・?」 ルーク「あ、ああ・・・駄目か?いきなりだもんな・・・ごめん」 ティア「だ、駄目だなんていってないじゃない!その・・・私でよ、よ、よければ・・・」 ルーク「本当か!?あ、ありがとう・・・ティア」 ティア「ただし・・・約束は守って、ね?」 ルーク「ああ、!絶対だ!それよりさ・・・」 ティア「何?」 ルーク「こ、こういうときって・・・そ、その・・・キ、キスとか・・・したほうがいいのかな」 ティア「・・・・・ばか」 ---- - ティアかわえぇ -- 258 (2006-07-10 03:26:59) - ティア、ルーク・・・・&br()好きだ~!! -- 瑠紅 (2006-09-21 21:41:46) - なかなか良いSSですね&br() -- 2991 (2006-12-28 12:41:37) - ティアとルークいいな。 -- 無季 (2011-07-22 17:25:14) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー