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ルーク「じゃあおやすみティア」 ティア「ええ、おやすみ」 姉「・・・え・・・・・・・・うえ・・・・」 ティア「・・・・・・ん・・・・・・?」 姉「母上!起きてください!」 ティア「・・・あら・・・どうしたの?」 姉「どうしたもこうしたも・・・もう9時ですよ・・・?」 ティア「え、やだ!ルークはもう仕事に行った?」 姉「・・・?」 ティア「・・・どうしたの?」 姉「・・・あの、父上がどうかしたんですか?」 ティア「え?だからルークは仕事行ったの?」 姉「・・・母上。あの、父上はいませんよ・・・?」 ティア「じゃあ仕事に行ったのね?」 姉「あの・・・だから・・・最初からいませんよ・・・?」 ティア「・・・・・・え?」 姉「最近・・・お疲れですか?父上はずっと帰ってきてないって・・・母上が言ったんですよ・・・?」 ティア「え?・・・どういうこと?」 姉「・・・?」 ティア「・・・・・・え?」 姉「私生まれてから父上を見たことありませんし・・・」 ティア「あの子は!?(弟の名前)は!?あなたの姉弟は!?」 姉「・・・母上・・・最近お疲れなんですよ。・・・私は姉弟はいませんし・・・」 ティア「・・・!・・・?・・・!?」 姉「母上が旅の末期で私を身ごもったって・・・言ったじゃないですか」 ティア「・・・じゃあ・・・ルークは?」 姉「ですから、その・・・父上はローレライ復活からまだ一度も姿を見せてないと 前に母上自身から聞きましたよ・・・」 ティア「・・・嘘・・・嘘でしょ・・・?」 姉「母上・・・?」 ティア「私・・・え?今までの・・・夢?何・・・?何なの・・・?嘘・・・嘘!!!嘘よ!」 姉「母上!しっかりしてください!」 ティア「嘘・・・うそ・・・やだ・・・やだぁ・・・」 ナタリア「ティアは急にどうしましたの・・・?」 ガイ「今までしっかりルークを待ち続けていたんだろ・・・?今更になっていきなり どうしたんだ・・・?」 アニス「突然・・・会いたくなったとか?」 姉「いつもと・・・同じように起きたら母上が起きてこないので起こしに行って 呼びかけるといきなり「ルークはもう仕事に行った?」って・・・」 ナタリア「ティア・・・もう耐えられないのかしら・・・」 ガイ「10年も耐えてきたんだ・・・・・・しかし彼女が途中で耐えられなくなるような人じゃないだろ?」 アニス「でもさ~・・・そろそろ限界なんじゃない?」 隣の部屋から話し声がする みんなが私が取り乱したからかけつけたんだ ・・・・・・どうして? あれが夢なの・・・? 私は・・・子供がもう一人いて・・・ ルークがいて・・・そういう生活を・・・ あんなに記憶に焼き付けられるようなの・・・夢のはずがない・・・! そんなはずない・・・ ジェイド「遅くなりました」 ガイ「旦那もついたか・・・一晩でティアがいきなり・・・その、ルークのことに・・・」 アニス「大佐!ルークは帰って来ますよね!?ねえ!」 ジェイド「・・・私にはわかりませんね」 アニス「大佐!」 ジェイド「仮に・・・私が帰ってきますよといっても・・・何も変わりません」 アニス「でもそれでティアも落ち着いて・・・!」 ナタリア「アニス・・・ジェイドをせめても仕方ありませんわ」 アニス「・・・だって・・・ティアが・・・」 ガイ「・・・くそ!なんで帰ってこないんだあの馬鹿は!」 今何時かなぁ・・・ なんだか・・・だんだん・・・そういえばルークはまだ 帰ってきてない・・・ような気がしてきた・・・ ・・・私はただ夢を見てただけなの・・・? あんな長い夢・・・?あんなにはっきりとした夢・・・? ・・・・・・残酷すぎる・・・・・・ ・・・・・・やだ・・・・・・ どうせなら・・・ずっと夢の中がよかった・・・ 姉「あの・・・私母上を見てきますね・・・」 アニス「うん・・・」 ガイ「・・・・・・」 ジェイド「・・・・・・・・・やはり・・・フォミクリーなど考えるべきでは・・・なかったですね」 ナタリア「そんなことおっしゃらないで!でなければルークは・・・」 ジェイド「そのルークのためにティアが傷ついています・・・」 ナタリア「・・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 姉「・・・母上・・・?落ち着きましたか・・・?」 ・・・落ちつくわけがない ティア「・・・ええ、落ち着いたわ」 ・・・やだ、私何言ってるんだろ 姉「そうですか・・・失礼します」 ・・・夢。 眠ったらもう一度あの夢を見れるのかな・・・? ・・・寝よう・・・ ・・・寝よう・・・ ・・・ルーク・・・ 「・・・い・・・ア・・・・どう・・・」 あれ・・・?私もう目が覚めたの? まだ夢・・・見てないのに・・・ ルーク「おい!ティア!どうした!?」 ティア「・・・え?」 ルーク「起きたか・・・」 ティア「・・・ルーク?」 ルーク「うなされてたし・・・泣いてるし・・・汗すげーし・・・」 ティア「・・・ルーク?」 ルーク「お前どっか痛いのか!?病気か!?」 ティア「ルーク・・・」 ルーク「どうしたんだよ・・・?」 ティア「ルーク!」 ぎゅっ・・・・・・ ルーク「お、おい?どうしたんだよ!?」 あっちが・・・夢だった・・・ ティア「ルーク・・・るーくぅ・・・」 ルーク「お、おい!なんで泣くんだよ?」 暖かい、触れる、感じる・・・現実だ ティア「・・・ルーク・・・」 ルーク「・・・?」 夢の中で・・・現実を夢と勘違いするなんてばかよね・・・私 ティア「離れないで・・・このまま寝て・・・」 ルーク「・・・?・・・うん」 しばらく寝ないで私は泣いていた その間ルークもおきていた 私の髪をなでていた ルーク「・・・お前さ、俺が戻ってきてから涙もろくなったよな?」 ティア「・・・・・・・・・あなたのせいでね」 ルーク「・・・そっか、ごめんな」 ティア「・・・・・・・・・」 ルーク「まだ眠れないのか?」 ティア「寝たら・・・あなたがいないかもしれない・・・」 ルーク「・・・なんで?」 ティア「そんな夢を見たから・・・」 ルーク「はは・・・平気だよ・・・ずっとこうしててやるから」 私を抱くルークの腕の力が強くなった ティア「・・・ねぇ・・・ルーク」 ルーク「ん?」 ティア「もう・・どこにもいかないで・・・」 ルーク「・・・死ぬまで一緒だから」 ティア「・・・うん」 ルーク「・・・・・・・・」 ティア「・・・・・?・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・・」 ルークが私に軽くキスをした ルーク「・・・寝ようか」 ティア「・・・・・・まだ・・・その・・・」 ルーク「・・・・・・うん」 ルークは私に笑顔を向けるとまた互いの口を合わせる また・・・また・・・何回も・・・・ ティア「・・・ありがとう」 ルーク「べ、別にお礼はいいよ・・・もう落ち着いたか?」 ティア「・・・ええ」 ルーク「じゃあ・・・寝ようぜ」 ティア「・・・・・・ええ」 悪夢なんて今まででも何回も見た 兄さん の命を絶ってしまった日や・・・ 教官をこの手で殺してしまった日・・・ ルークを待つ3年間も・・・ だけど・・・今まで一番・・・つらかった夢かもしれない・・・ 姉「母上!卵は固いほうがいいです!」 弟「ばーか!半熟が一番だ!」 ティア「両方作ってあげるからそんな喧嘩しないの」 弟「は~い」 ルーク「じゃあティア。俺行ってくるな」 ティア「あ・・・ルーク・・・その、早く・・・帰ってきてね・・・」 ルーク「・・・ああ」 姉「父上!いってらっしゃい!」 弟「いってらっしゃ~い」 ルーク「・・・いってきます!」 ティア「・・・いってらっしゃい」 現実が現実であって・・・よかった END ---- - あんな夢・・・現実でなくてよかった・・・ -- 瑠紅 (2006-10-21 20:50:49) - 上に同じ -- 条威 (2007-12-10 14:07:21) - 一瞬、今までの話が壮大な孔明罠かと恐怖した &br() -- 名無しさん (2008-04-08 05:28:08) - 一番上に同じ &br() -- ツバサ (2008-05-25 11:33:59) - 私もそう思う・・・ -- 茶味 (2008-10-26 23:00:21) - ちょっと泣きかけました;; &br()ほんとに夢でよかった~ -- 名無しさん (2009-01-23 18:57:52) - 流石にあれはびっくりです~ &br() -- 名無しさん (2009-08-12 19:42:19) - ほんと夢でよかったですし、これは、驚いた。 &br() -- 無季 (2011-07-22 18:04:04) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
ルーク「じゃあおやすみティア」 ティア「ええ、おやすみ」 姉「・・・え・・・・・・・・うえ・・・・」 ティア「・・・・・・ん・・・・・・?」 姉「母上!起きてください!」 ティア「・・・あら・・・どうしたの?」 姉「どうしたもこうしたも・・・もう9時ですよ・・・?」 ティア「え、やだ!ルークはもう仕事に行った?」 姉「・・・?」 ティア「・・・どうしたの?」 姉「・・・あの、父上がどうかしたんですか?」 ティア「え?だからルークは仕事行ったの?」 姉「・・・母上。あの、父上はいませんよ・・・?」 ティア「じゃあ仕事に行ったのね?」 姉「あの・・・だから・・・最初からいませんよ・・・?」 ティア「・・・・・・え?」 姉「最近・・・お疲れですか?父上はずっと帰ってきてないって・・・母上が言ったんですよ・・・?」 ティア「え?・・・どういうこと?」 姉「・・・?」 ティア「・・・・・・え?」 姉「私生まれてから父上を見たことありませんし・・・」 ティア「あの子は!?(弟の名前)は!?あなたの姉弟は!?」 姉「・・・母上・・・最近お疲れなんですよ。・・・私は姉弟はいませんし・・・」 ティア「・・・!・・・?・・・!?」 姉「母上が旅の末期で私を身ごもったって・・・言ったじゃないですか」 ティア「・・・じゃあ・・・ルークは?」 姉「ですから、その・・・父上はローレライ復活からまだ一度も姿を見せてないと 前に母上自身から聞きましたよ・・・」 ティア「・・・嘘・・・嘘でしょ・・・?」 姉「母上・・・?」 ティア「私・・・え?今までの・・・夢?何・・・?何なの・・・?嘘・・・嘘!!!嘘よ!」 姉「母上!しっかりしてください!」 ティア「嘘・・・うそ・・・やだ・・・やだぁ・・・」 ナタリア「ティアは急にどうしましたの・・・?」 ガイ「今までしっかりルークを待ち続けていたんだろ・・・?今更になっていきなり どうしたんだ・・・?」 アニス「突然・・・会いたくなったとか?」 姉「いつもと・・・同じように起きたら母上が起きてこないので起こしに行って 呼びかけるといきなり「ルークはもう仕事に行った?」って・・・」 ナタリア「ティア・・・もう耐えられないのかしら・・・」 ガイ「10年も耐えてきたんだ・・・・・・しかし彼女が途中で耐えられなくなるような人じゃないだろ?」 アニス「でもさ~・・・そろそろ限界なんじゃない?」 隣の部屋から話し声がする みんなが私が取り乱したからかけつけたんだ ・・・・・・どうして? あれが夢なの・・・? 私は・・・子供がもう一人いて・・・ ルークがいて・・・そういう生活を・・・ あんなに記憶に焼き付けられるようなの・・・夢のはずがない・・・! そんなはずない・・・ ジェイド「遅くなりました」 ガイ「旦那もついたか・・・一晩でティアがいきなり・・・その、ルークのことに・・・」 アニス「大佐!ルークは帰って来ますよね!?ねえ!」 ジェイド「・・・私にはわかりませんね」 アニス「大佐!」 ジェイド「仮に・・・私が帰ってきますよといっても・・・何も変わりません」 アニス「でもそれでティアも落ち着いて・・・!」 ナタリア「アニス・・・ジェイドをせめても仕方ありませんわ」 アニス「・・・だって・・・ティアが・・・」 ガイ「・・・くそ!なんで帰ってこないんだあの馬鹿は!」 今何時かなぁ・・・ なんだか・・・だんだん・・・そういえばルークはまだ 帰ってきてない・・・ような気がしてきた・・・ ・・・私はただ夢を見てただけなの・・・? あんな長い夢・・・?あんなにはっきりとした夢・・・? ・・・・・・残酷すぎる・・・・・・ ・・・・・・やだ・・・・・・ どうせなら・・・ずっと夢の中がよかった・・・ 姉「あの・・・私母上を見てきますね・・・」 アニス「うん・・・」 ガイ「・・・・・・」 ジェイド「・・・・・・・・・やはり・・・フォミクリーなど考えるべきでは・・・なかったですね」 ナタリア「そんなことおっしゃらないで!でなければルークは・・・」 ジェイド「そのルークのためにティアが傷ついています・・・」 ナタリア「・・・・・・」 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 姉「・・・母上・・・?落ち着きましたか・・・?」 ・・・落ちつくわけがない ティア「・・・ええ、落ち着いたわ」 ・・・やだ、私何言ってるんだろ 姉「そうですか・・・失礼します」 ・・・夢。 眠ったらもう一度あの夢を見れるのかな・・・? ・・・寝よう・・・ ・・・寝よう・・・ ・・・ルーク・・・ 「・・・い・・・ア・・・・どう・・・」 あれ・・・?私もう目が覚めたの? まだ夢・・・見てないのに・・・ ルーク「おい!ティア!どうした!?」 ティア「・・・え?」 ルーク「起きたか・・・」 ティア「・・・ルーク?」 ルーク「うなされてたし・・・泣いてるし・・・汗すげーし・・・」 ティア「・・・ルーク?」 ルーク「お前どっか痛いのか!?病気か!?」 ティア「ルーク・・・」 ルーク「どうしたんだよ・・・?」 ティア「ルーク!」 ぎゅっ・・・・・・ ルーク「お、おい?どうしたんだよ!?」 あっちが・・・夢だった・・・ ティア「ルーク・・・るーくぅ・・・」 ルーク「お、おい!なんで泣くんだよ?」 暖かい、触れる、感じる・・・現実だ ティア「・・・ルーク・・・」 ルーク「・・・?」 夢の中で・・・現実を夢と勘違いするなんてばかよね・・・私 ティア「離れないで・・・このまま寝て・・・」 ルーク「・・・?・・・うん」 しばらく寝ないで私は泣いていた その間ルークもおきていた 私の髪をなでていた ルーク「・・・お前さ、俺が戻ってきてから涙もろくなったよな?」 ティア「・・・・・・・・・あなたのせいでね」 ルーク「・・・そっか、ごめんな」 ティア「・・・・・・・・・」 ルーク「まだ眠れないのか?」 ティア「寝たら・・・あなたがいないかもしれない・・・」 ルーク「・・・なんで?」 ティア「そんな夢を見たから・・・」 ルーク「はは・・・平気だよ・・・ずっとこうしててやるから」 私を抱くルークの腕の力が強くなった ティア「・・・ねぇ・・・ルーク」 ルーク「ん?」 ティア「もう・・どこにもいかないで・・・」 ルーク「・・・死ぬまで一緒だから」 ティア「・・・うん」 ルーク「・・・・・・・・」 ティア「・・・・・?・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・・」 ルークが私に軽くキスをした ルーク「・・・寝ようか」 ティア「・・・・・・まだ・・・その・・・」 ルーク「・・・・・・うん」 ルークは私に笑顔を向けるとまた互いの口を合わせる また・・・また・・・何回も・・・・ ティア「・・・ありがとう」 ルーク「べ、別にお礼はいいよ・・・もう落ち着いたか?」 ティア「・・・ええ」 ルーク「じゃあ・・・寝ようぜ」 ティア「・・・・・・ええ」 悪夢なんて今まででも何回も見た 兄さん の命を絶ってしまった日や・・・ 教官をこの手で殺してしまった日・・・ ルークを待つ3年間も・・・ だけど・・・今まで一番・・・つらかった夢かもしれない・・・ 姉「母上!卵は固いほうがいいです!」 弟「ばーか!半熟が一番だ!」 ティア「両方作ってあげるからそんな喧嘩しないの」 弟「は~い」 ルーク「じゃあティア。俺行ってくるな」 ティア「あ・・・ルーク・・・その、早く・・・帰ってきてね・・・」 ルーク「・・・ああ」 姉「父上!いってらっしゃい!」 弟「いってらっしゃ~い」 ルーク「・・・いってきます!」 ティア「・・・いってらっしゃい」 現実が現実であって・・・よかった END ---- - あんな夢・・・現実でなくてよかった・・・ -- 瑠紅 (2006-10-21 20:50:49) - 上に同じ -- 条威 (2007-12-10 14:07:21) - 一瞬、今までの話が壮大な孔明罠かと恐怖した &br() -- 名無しさん (2008-04-08 05:28:08) - 一番上に同じ &br() -- ツバサ (2008-05-25 11:33:59) - 私もそう思う・・・ -- 茶味 (2008-10-26 23:00:21) - ちょっと泣きかけました;; &br()ほんとに夢でよかった~ -- 名無しさん (2009-01-23 18:57:52) - 流石にあれはびっくりです~ &br() -- 名無しさん (2009-08-12 19:42:19) - ほんと夢でよかったですし、これは、驚いた。 &br() -- 無季 (2011-07-22 18:04:04) - これ一番良い!! -- シデス (2013-01-26 22:36:51) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40)

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