TOAのティアタンはメロンカワイイ SS > スレ6 > 310-312

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

ルーク「……っ!」
ティア「…ん…ルーク?…どうしたの?」
ルーク「…ティア?ごめん。起こしちまったか?」
ティア「それはいいけど…ルーク、すごい汗よ」
ルーク「あ、ああ。ちょっと寝苦しくて。シャワー浴びてくる。起こしちまってごめんな」
ティア「ええ…」
(…嫌な夢でも見たのかしら…)

+++

アニス「ルーークーー!早く起きなよー!もう出発するんだからぁー!」
ルーク「…う…もうちょっと…」
アニス「ぶー。ガイ、ルークって昔から朝弱いの?」
ガイ「いや、そんなことはなかったと思うが…。朝から喧しい奴だったよ」
アニス「ほえ?そうなんだ。いつからこうなのかな」
ガイ「んー…屋敷を出た後は少し。ストレスもあっただろうし。でもここまでじゃなかったなぁ」

ジェイド「………」
ティア「大佐、何か?」
ジェイド「いえ、何も」
ティア「…そうですか」
(…ルーク、昨日あまり寝てないのはわかるけど…いつもああなのかしら)

+++

ジェイド「今日はここで宿を取りましょうか。…おや、一部屋しか空いていないようですね」
アニス「ええーっ!?また一部屋ですかぁ?
アニスちゃん、いつルークに襲われちゃうかと考えると夜も眠れないのにぃ」
ルーク「ばーか。お前みたいな色気なしを襲う奴いねーよ」
アニス「ひっどーい! …ははーん、じゃあティアは危ないってことだね☆」
ティア「なっ!?」
ルーク「ばっ、ちげーよ!そんなことするわけねーだろ!」
アニス「…もしかして図星ぃ?」
ガイ「ははは、まぁ仕方ないさ。そろそろ日も暮れる。他に宿はないし、悪いが我慢してくれよ、アニス」
ナタリア「そうですわ。ルークも王家に連なる血筋。その責任はきちんと受け止めているはずですし」
アニス「ぶーぶー」

ルーク「…………」
ティア(ルーク…寝てる。やっぱり昨日はたまたま、か…。私も寝よう…)
ルーク「…う……うう……っ!」
ティア「! ルーク?大丈夫?」
ルーク「……あ、ティア…」
ティア「どうしたの?うなされていたけど…」
ルーク「ああ、いや。何でもないよ。心配かけてごめん」
ティア「あなた、いつもこうなの?」
ルーク「…………そんなんじゃないけどさ」
ティア「あ、あの…私達が一緒に寝てると…こうなの?」
ルーク「……はぁ?いや違っ…!」
ティア「ちょ、ちょっと。みんな寝てるから。…外に出ましょう?」
ルーク「…え、うん」

ジェイド(…………ふむ)

ティア「それで、どうしたの?」
ルーク「……う」
ティア「私には話しにくいこと?」
ルーク「いや、ティアがどう…ってわけじゃないんだけど…」
ティア「聞いても、いい?」
ルーク「…………」
ティア「…ルーク?」
ルーク「…アクゼリュスの、さ」
ティア「!」
ルーク「俺が…何千って人を殺して」
ティア「…………ルーク」
ルーク「ヴァン師匠に言われるままにパッセージリングを壊して…それでたくさんの人が死んで。
誰も何も知らないまま死んじゃって。その原因は俺で…」
ティア「あなただけのせいじゃないわ。兄さんが…」
ルーク「ジェイドだって言ってたじゃないか!…俺が、誰かに相談しておけば…あんなことには…」
ティア「ダアに亡命するから口止めされてたって、ナタリアから聞たわ」
ルーク「だとしても!俺が少しでも勘付いて、疑えば…!
知らなかったからなんて、そんなことで何千人が死んでいいわけないだろ!」
ティア「…そうね」
ルーク「…っ! …神託の盾や盗賊だって、俺たちの邪魔だったからって、それだけの理由で殺されて…!
みんなの未来を奪って…それで、どうして俺が生きてる?
こんな、生まれるはずがなかった俺が…?俺が生きてるから、みんな死んだのか…?」
ティア「ルーク!」
ルーク「わかってるよ!仕方のないことだって!殺らなきゃ殺られるって!
俺がレプリカでも!
俺たちがやらなきゃいけないことのために、殺られるわけには…だけど…」
ティア「…あなたは優しいんだわ」
ルーク「甘いんだ。甘いし、情けない」
ティア「優しいのよ。…ごめんなさい、私が追い詰めたのね」
ルーク「違う!」
ティア「責任を背負って生きていけるか、なんて。…私は、ルークほど考えてなかったもの」
ルーク「…違うよ」
ティア「…ごめんなさい」
ルーク「………う…ううぅ…っ!」
ティア「…………」

ぎゅっ…
ルーク「!」
ティア「……ごめんなさい……」
ルーク「う…うあぁぁ……ううう……」
ティア「………ごめん…なさい…」

ルーク「…ありがとう」
ティア「今度うなされて目が覚めるようなことがあったら、私を起こして」
ルーク「そんな…迷惑はかけられない」
ティア「いいの。訓練で起こされるのには慣れてるから。
…それに…あなたの責任は、私の責任でもあるわ。
あなたが感じてる責任を、私も背負うから…だから」
ルーク「駄目だ」
ティア「…背負いたいのよ」
ルーク「………わかった。ごめん」
ティア「もう眠れる?」
ルーク「……うん」

+++

アニス「ルーーークーーー!! まぁた寝坊!? 脳みそ溶けてるんじゃないの!?」
ナタリア「こうも毎日のように寝坊されると、さすがに…」
ティア「…アニス。もう少しだけ、いいでしょ?」
アニス「へ? …ええええええええ?」
ナタリア「ま、まさか…」
ガイ「まさか!?」
ティア「な、…何?」
アニス「もしかして…昨晩襲われ…?」
ティア「ち、違うわ!ただあの、昨日ちょっと寝付けなかったみたいだから…」
アニス「…何でそんなこと知ってるの? あーーーやしーーーい! 大佐ー! ルークとティアが!」
ジェイド「昨晩なら、二人でどこかに出掛けてましたねぇ」
一同「!!!」
ティア「た、大佐!違います!私とルークはそんなんじゃ…!」
ルーク「…んあ……あーよく寝た。ん?どうしたんだ、何か盛り上がってるけど」
ガイ「ルーク…大人になったな」
ルーク「はぁ?突然なんだよ。意味わかんねー」
アニス「オクテだとばっかり思ってたら…やりよった…」
ナタリア「ルーク…いえ、もしそうであっても、私とキムラスカを支えてくださいましね」
ルーク「???」
ティア「……ばか……」

ジェイド(やれやれ…)




  • ティア、本当に良い娘だなぁ -- アルゼン (2011-02-07 07:53:55)
  • ですね〜
    -- 名無しさん (2013-01-28 23:39:18)
名前:
コメント: