TOAのティアタンはメロンカワイイ
http://w.atwiki.jp/tear_toa/
TOAのティアタンはメロンカワイイ
ja
2015-04-15T13:25:29+09:00
1429071929
-
編集テスト
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/4.html
*編集テストは此方で
test
#vote(アイテム1[77],アイテム2[10],という風に[6],カンマで区切って[4],ね[5],投票できるらしい[5])
ティアのコスチュームは……
#vote(標準[121],メイド[202],女性響士[18],クールレディ[187],水着[83],アビスブラック[33],モンコレ[82])
----
#comment_num2(size=30,vsize=3,num=20,logpage=test)
2015-04-15T13:25:29+09:00
1429071929
-
SS/ラブラブ
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/156.html
*スキット形式
**スレ8
-[[SS/スレ8/120-121]]
**スレ9
-[[SS/スレ9/583-587]]
-[[SS/スレ9/819-820]]
-[[SS/スレ9/881-885]]
**スレ10
-[[SS/スレ10/615-616]]
-[[SS/スレ10/671-672]]
-[[SS/スレ10/904,906]] 学園ネタ
**スレ11
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
*小説形式
**スレ8
-[[SS/スレ8/428-432]]
-[[SS/スレ8/586-592]]
**スレ9
-[[SS/スレ9/61-69]]
-[[SS/スレ9/231-233]]
**スレ
-[[]]
-[[]]
-[[]]
-[[]]
2014-07-23T17:47:20+09:00
1406105240
-
質問・要望/2006年02月16日/質問要望
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/239.html
#blognavi
質問や要望等あればこちらに
#right{
カテゴリ: [[[質問要望>質問・要望/カテゴリ/質問要望]]] - &trackback() - 2006年02月16日 23:19:01
}
- ご自由にどうぞ&br() -- 26(管理人) (2006-02-03 02:00:32)
- 画像&br()iup144406.jpg&br()iup145293.jpg&br()iup147348.jpg&br()uporg281892.png&br()をアップしました。すべてタイタン氏の作品です&br()ただしアップしかできていません&br()&br()タイタン氏の(122氏のもですが)画像を表示するリンク先、数が多すぎて結構重くなっています&br()なので、そろそろ3つずつぐらいに分割した方がいいと思います&br()技術がないので私には無理なのですが、管理人さんよろしくお願いします -- 名無しさん (2006-02-03 21:49:53)
- 了解しました。&br()1ページ3~4枚ぐらいが妥当でしょうか?&br()&br()ただし、CGの掲載順までは把握してないのでちょっと&br()順番はバラバラになるかも知れません&br() -- 26 (2006-02-03 22:20:43)
- 見る人の環境にもよるでしょうけど、今は8枚くらいでしょう?&br()私の場合は3〜4枚でちょうどいい感じです&br()どこで投下された絵なのか調べようとしましたが、難しすぎますね&br()&br()だれかいい知恵あるひといませんか〜? -- 名無しさん (2006-02-03 22:39:44)
- とりあえずはタイタン氏と122氏のページを3枚ずつに分けました。&br()こんな感じでいかがでしょうか?&br()&br()#それにしても、やっと家に帰ってきてまとめるかと思ってスレ見てあの状況は&br()#何というかモチベーションが下がる…… orz -- 26 (2006-02-04 03:52:08)
- いま確認させていただきました、ばっちりじゃないですか、軽くなってます&br()管理人さん、お疲れ様です&br()あとは、タイタン氏122氏以外の絵師さんの画像をどう扱うか、ですね&br()&br()&br()まあ、かくいう私もあの状況に参加してて、正直見てるだけでも辛かった&br()私は10スレ目で張り切った口なんですが、これほど早く淀みがくるとは想像できなかったな… -- 名無しさん (2006-02-04 04:40:29)
- スレもああですし&br()「SS/直接投下」&br()の項目を一応作ってみました。&br()需要ありますかね? -- 26 (2006-02-04 14:38:32)
- 一万ヒット超えてるね -- 名無しさん (2006-02-05 22:28:47)
- この不安定な状況は如何した物でしょうね…… -- 26 (2006-02-07 02:21:59)
- 一応外部に絵板借りてきました。&br()負荷分散・不安定時用など使ってください。&br()管理人様にご判断を仰ぎます。&br()不要なら削除します。&br()&br()ttp://oekaki1.basso.to/user34/tearlove/ -- 名無しさん (2006-02-08 01:32:13)
- >絵板&br()こればっかりは、絵を描く人がやりやすい方を&br()選んだ方が良いでしょうね。&br()とりあえずリンク張っておきます。 -- 26(デスマーチ終わらない……) (2006-02-08 03:47:08)
- 最近予定が立て込んでいるため&br()しばらく更新ペースがかなり落ちます。&br()申し訳ありませんがご了承ください。 -- 26 (2006-02-08 04:07:54)
- 管理人さん、いつもお仕事ご苦労様です&br()&br()今夜はスレ6のSSを抜き出してみました&br()現行スレと違って性描写があるものが多く、意外と扱いが難しい・・・&br()そこで短編のカテゴリーを二分してみましたが、&br()私の価値観によるものですので異論のあるかたもいらっしゃるかと思います&br()&br()これはまずいな、というような点に気付かれましたら、修正をお願いします -- 名無しさん (2006-02-14 03:48:20)
- ご協力ありがとうございます。&br()ざっと見た感じだと問題はないと思います。&br()&br()えっちいのに関しては今後を含めてどうしましょうか……?&br()@wiki自体にはアダルトコンテンツに対する取り締まりの規約が無いので&br()18禁SSや絵の公開はセーフなんですよね。&br()&br()要望声があれば18禁コーナー作ると言った感じでしょうか?&br()#一応アカウントによるアクセス制限も出来ます -- 26 (2006-02-14 07:54:17)
- う〜ん・・・&br()今はまだ何とも言えませんけど、掘り起こしていくと結構出てきそうですね&br()ただ、問題になりそうな量になってから具体策を考えてもいいとは思います -- 名無しさん (2006-02-15 00:52:57)
- 創作版のログをこちらに保存するのはダメでしょうか? -- 名無しさん (2006-02-15 01:17:56)
- 創作スレの制作者の意向次第ではありますが&br()どちらにしろ&br()・ティアスレの外部スレである。&br()・向こうの確認は取っていない。&br()と言う現状の点から見ると私個人としては賛成しかねます。 -- 26 (2006-02-15 10:47:11)
- SS追いつきました -- 26 (2006-02-18 17:37:16)
- スレ10の最初の方にもう1つぐらいssありませんでしたっけ?読みたくて探したんですが見つからなくて・・・&br() -- 名無しさん (2006-02-24 23:05:35)
- 遅くなりました。&br()調べたところ、182,183のSSが抜けていました。&br()報告ありがとうございます。 -- 26 (2006-02-26 16:53:54)
- 遅れましたが、SS更新しました。&br()三月上旬からネットワークにつながらない環境にいたので&br()CGのチェックは出来ていません。&br()お持ちの方で対応をお願いします。 -- 26 (2006-03-23 09:59:31)
- 管理人さんへ&br()スレが17に突入しましたので、勝手ながらトップページのリンクを編集させていただきました。&br()それからスレ13と14の投下絵の残りをアップしました。&br()スレ15には122氏の絵が一枚のみだったと思います。 -- 久しぶりに編集 (2006-04-02 13:07:50)
- ルークが実年齢(7歳)になってイチャつくのはありますか? -- 名無しさん (2008-11-11 14:13:52)
- このサイトやスレってもう更新ないのかな? -- 名無しさん (2011-02-05 23:54:13)
- どうでしょう? -- 名無しさん (2011-02-07 00:32:21)
- 誰か来い。 -- 名無しさん (2012-05-20 01:35:27)
- 結局スレってどこまで進んだのか知ってる人いる? &br()3DSで帰ってきた…ティアかわいい -- 名無しさん (2012-06-24 21:27:55)
- 急に画像が見れなくなってしまったのですが、どうしてでしょう? &br()ものすごく見たいです。 -- 名無しさん (2012-12-26 19:18:03)
- めろんめろん -- 名無しさん (2014-07-23 17:45:57)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
#blognavi
2014-07-23T17:45:57+09:00
1406105157
-
SS/スレ10/544-546
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/56.html
弟「料理?」
ティア「ええ、やってみたくない?」
姉「今時料理のひとつもできない男は嫁の貰い手がないぞ」
弟「え~・・・でもめんどくさいなぁ~」
ティア「・・・(弟の名前)が作った料理食べてみたいな~」
弟「よし!作るよ!」
ティア「本当に?頑張ってね(素直でかわいいなぁ・・・)
姉「まったく・・・母上が絡むとすぐ・・・」
弟「う、うるさい!」
ティア「じゃあお姉ちゃん、教えてあげてね」
姉「・・・え?私が!?」
ティア「ごめんね・・・この後ちょっとルークと用事があるの」
姉「しかし・・・」
弟「何だよ・・・こっちこそ願い下げだ!」
ティア「そんなこといわないで教えてあげて」
姉「・・・はい」
ルーク「お~いティア。早く」
ティア「あ、わかったわ。じゃあ頑張ってね。1時間くらいで戻るから・・・あ、火には気をつけるのよ」
姉「はぁ・・・いってらっしゃい」
弟「・・・・・・・いってらっしゃ~い」
ティア「少しはこれで仲良くなるかしら?」
ルーク「まぁ・・・前よりは仲良くなるんじゃないのか?」
ティア「・・・そうね。そうならいいんだけど・・・」
ルーク「で、どこ行くんだ?」
ティア「えっと・・・どこか買い物でも」
ルーク「二人で買い物なんて久しぶりだな」
ティア「・・・そうね。いきましょう」
姉「・・・じゃあまず、基本中の基本。豆腐の味噌汁な・・・」
弟「味噌汁!?そんな簡単なのかよ?」
姉「・・・あのな・・・味噌汁一つもピンからキリまであるんだぞ!」
弟「んなもんお湯に味噌と具つっこみゃいいんだろ?」
姉「・・・だーもう!実習あるのみ!まずは鍋に水を入れろ」
弟「へいへい・・・ったく・・・」
ざーーーーー・・・・・・
弟「こんくらいか?」
姉「・・そうだな。そのくらい・・・で、火にかける」
弟「・・・で?」
姉「沸騰するまで具を切りそろえる」
弟「豆腐だけだろ?ちょろいちょろい」
姉「先にねぎから切れ。初めて包丁を使うんだからな」
弟「じゃあさっそく・・・」
ざくっ
弟「・・・」
ざくっ
弟「・・・」
ざ・・・
姉「おい!大きすぎる!もう少し小さく切るんだ!」
弟「ち・・・やかましい・・・」
ざくっ
姉「そうそう・・・結構うまいじゃないか」
弟「・・・・・・」
ざくっ!
姉「!」
弟「いてぇ!」
姉「馬鹿!指を切るな!ほら!かせ!」
ぱくっ
弟「え?お、おぃ!」
姉「・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・お、おい・・・」
姉「・・・よし、止まったな。今のうちに絆創膏でも貼っとこう」
弟「・・・な、なんで口でくわえるんだよ・・・」
姉「・・・?前に父上は母上が指切った時そうしてたが?」
弟「・・・あ・・・そう・・・」
姉「へぇ・・・やればできるじゃないか」
弟「・・・べ、別に普通だよ!」
姉「そろそろ母上たちも帰ってくるだろ・・・」
弟「・・・・・・・・・なぁ・・・」
姉「なんだ?」
弟「・・・べ、別に・・・」
姉「・・・・・・?」
ティア「ただいま~どうだった?」
姉「あ、はい。とりあえず味噌汁ぐらいは作れるようになりました」
ティア「あら、すごいじゃない。偉いわね~」
弟「う、うん。後で食べてよ」
ティア「ええ、じゃあ先に二人ともお風呂入りなさい」
姉「はい」
弟「・・・は~い」
ルーク「・・・・・・・・・あれ?いつもなら嫌がるのに・・・・・・」
姉「怪我はあまり湯につけるなよ」
弟「う、うん」
姉「背中洗ってやるからほら、こい」
弟「・・・べ、別にいいよ」
姉「いいから、ほら」
弟「・・・うん」
姉「じゃあ前もな」
弟「お、おい!前はいいよ!自分で洗うから!」
姉「別に恥ずかしがらなくていいだろ」
弟「・・・・・・・・・」
姉「ほら、こっち向け」
弟「・・・うん」
ごしごし
姉「・・・どうかしたのか?」
弟「べ、別に」
姉「じゃあなんで私から顔を背けるんだ?」
弟「・・・いいじゃん、別に」
姉「・・・・・・ふ~ん」
ごしごし
姉「・・・お前顔まっ赤だぞ?熱でもあるんじゃないか?」
弟「ないよ・・・風呂入ってるからだよ」
姉「・・・そうか」
ティア「美味しいわね~よくできたわね」
ルーク「ほんとだ。おれよりうまいんじゃね?」
ティア「確かにね・・・」
ルーク「・・・う・・・」
姉「確かに・・・上手くできてますね。驚きです」
弟「・・・あのさ姉上」
姉「ん?」
弟「・・・ま、また教えてよ」
姉「・・・?・・・ああ、いいけど」
ティア「・・・なんか思ったよりいい具合ね」
ルーク「・・・そうだな」
----
- 仲良く!&br() -- 瑠紅 (2006-10-21 20:54:35)
- お姉ちゃん優しい♪ -- YOSHI (2008-01-01 01:37:34)
- どっちもルークとティアの特徴が出ってて面白いですね -- 茶味 (2008-10-26 23:19:13)
- なごなごしますね~ &br() -- 名無しさん (2013-05-12 03:30:43)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2013-05-12T03:30:43+09:00
1368297043
-
SS/スレ10/592,617
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/58.html
ガイ「旦那、これからどうする?」
ジェイド「そうですねぇ、今日はここで休んでいきましょうか」
アニス「あ"ぁ"~つかれたぁ~早く宿にいこ~!」」
ルークたちはロニール雪山のパッセージリングを制御し
ここケテルブルクに戻ってきたところであった。昼に山を登り戻ってきたころには日が暮れていた。
ジェイド「では宿にいきましょう、皆さんお疲れのようですから、明日に備えて英気を養ってください、私も年のせいか節々が痛んで・・・先に休ませていただきますよ、皆さんはご自由に♪」
まったく疲れていないような余裕を持った表情で言ってからジェイドは宿に向かう
ガイ「あの人は化け物か・・・それよりルーク、お前はこれからどうするんだ?」
ルーク「ん?・・・ああ、俺も疲れたから宿に入ろうかな、ティアも早く宿に入ろうぜ
お前、ただでさえ体が瘴気でやられてるんだから」
ティア「・・・・・」
さすがのルークも疲れたようで、宿に入ることにした。
いつもの覇気がなく俯いたままのティアを気遣い声をかけるも返事は返ってこない
ルーク「ティア~どうしたんだよ?風邪引くぞ、早く中に入ろうぜ」
ティア「・・・ご、ごめんな、さい・・・」
途切れ途切れに言葉を発するとティアは足元をフラつかせ冷たい雪のなかに倒れこんだ
ルーク「お、おい、ティア・・・!お前、凄い熱じゃないか、ガイ!・・・ってあいつは駄目か、えぇいくそっ!ナタリア!手伝ってくれ」
ナタリア「あら?ルークどうしましたの?・・・って、ルーク!あなた!何、ティアに抱きつこうとしてますの!?」
ルーク「な、ばっか!違う!ティアが倒れたんだよ!ほら、お前も早く手伝え!」
ナタリア「あ、あら、ごめんなさい、・・・倒れた?た、大変ですわ!私、お医者さまを呼んできますわ!!」
ルークはティアを宿に運び終えると、ベッドに寝かせ、医者の到着をまだか、まだかと
落ち着かぬ様子で待った。
ナタリア「お医者様をお連れしましたわ!、・・・先生!、こちらです」
医者「では少々お待ちください」
ルーク「ティア・・・」
ガイ「彼女・・・ロニール雪山に入ったときから様子がおかしかったからな・・・」
ジェイド「ええ、そうですね、おそらくその時から今まで相当無茶をしていたのでしょう」
ルーク「あんの馬鹿!、あんだけ無茶するなって言ったのに・・・少しは自分の身の
ことを考えろよ」
その時、医者が「診察が終わりました。」とティアの部屋から出てきた。
ルーク「先生!どうなんですか?ティアは・・・」
医者「それほど深刻なものでもありません、一時的に熱を出しているだけなので
この薬を処方し、2,3日もすれば完治すると思います。」
ジェイド「そうですか、それは良かった。では我々は失礼いたしましょうか、後は頼みましたよルーク♪」
ルーク「え?あ、おい!・・・ったく、あいつら・・・」
ジェイド達はニンマリと不気味な笑顔を浮かべ、部屋に戻って行く
愚痴をこぼしながらも、さすがに心配であろうか
とりあえずティアに声をかけることにする
ルーク「ティア・・・大丈夫か?」
ティア「そんな顔しないで、ルー、ク、ごほっ!
私なら大丈夫だから、それよりも時間がないんだから・・・アブソーブ、ゲー・・・トに」
ルーク「・・・!、ティア・・・ちょっといいか?」
ティア「・・・え?」
ルークは「はぁ・・・」と大きな溜息を吐いてから、軽くティアの頬を叩く
いきなり叩かれ混乱するティアを前に呆れたような顔でルークは続けた
ルーク「あのなぁ・・・俺たちは仲間だろ?苦しいときは無茶せずに俺たちを頼ってくれよ、そんなに俺が、俺たちが頼りないか?」
ティア「そ、そういうわけじゃ・・・」
ルーク「それに・・・ティアには俺と今も、これからもずっと一緒にいてくれなくちゃ困るんだよ」
ルークのいきなりの告白じみた発言にティアの頬に熱が宿り顔が真っ赤に燃える
こういう事には相変わらず鈍いルーク、自分の言ったことを理解していない様子で
顔の赤くし俯くティアをみて、焦る、ティアは熱をだしていて
自分のせいで病状を悪化させてしまった・・・と。。
ルーク「ん?おまえ・・・赤くなってるぞ?そ、そうか・・・ご、ごめん!お前、熱だしてたっけ、じゃ、じゃあ俺はもう行くから、わりぃな逆に迷惑かけちまって」
ティア「え"・・・ち、違うの!ルーク、待って!・・・1つ、聞いてもいいかしら?」
ルーク「な、なんだよ?」
ティア「そ、その・・・えっとぉ・・・こ、これからもずっと一緒にいてくれなくちゃ困るって・・・?」
ルーク「あ・・・」
ルークもようやく自分の言った意味に気づいたか「は・・・ははは」と薄ら笑いをしながら相変わらずの鼻をこする仕草をし言い訳を探す。
ルーク「いや、その、えっと、そういうのじゃなくて・・・そ、そうだ!
お前俺のずっと見てるって言ってくれただろ?だ、だからさ、お前に倒れられちゃ困るつーか・・・」
ティア「・・・そ、そうね・・・(もしかして、私・・・き、期待してた?そ、そんなはずないわね、うん)」
首を横に振ったと思えば顔を赤くしてぶつぶつ呟いたりとおかしな行動を見せる
ルーク「どうしたんだ?ティア」
ティア「な、なんでもないわ!」
ルーク「じゃ、じゃあ俺はもう行くよ、ちゃんと治せよ?、俺にはお前が必要なんだから」
と気づいてないようでまたも告白じみたことを言って部屋を出て行くルーク
ティア「・・・ほんとうに、ばかなんだから・・・でも、ありがとう・・・ルーク」
終わり
----
- ああ!もう、ルークは!!&br() -- 瑠紅 (2006-09-30 18:40:56)
- 実にルークらしい! 素敵なお話しでした。 -- ダイスケ (2008-03-03 23:22:02)
- バカップルめ! -- ナイト (2011-04-09 23:06:50)
- ルークって、告白じみたことを、言ってるよ。 -- 無季 (2011-07-26 15:06:10)
- ルークの特徴、見切ってる…。 -- アカツキ (2011-11-19 18:03:48)
- べっ、べつにあんたなんかに興味は無いんだからね!(人・ω・)$ http://gffz.biz/ -- ぷぅにゃん (2011-12-09 01:46:03)
- サブイベントぐらいでありそう &br() -- 名無しさん (2013-01-29 21:47:11)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2013-01-29T21:47:11+09:00
1359463631
-
SS/スレ8/296
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/45.html
「罪人の夜」LukexTear
崩れる。
頭がそう認識した瞬間、崩壊は既に始まっていた。
軋む。揺れる。砕ける。沈む。
短く高い断末魔が、あちらこちらで上がっては消えた。
せめて動けない人間に手を貸そうと試みるが、幾ら手を伸ばしても全てがすり抜けてしまう。
地獄絵図と言うべきそれが、かつて目にした瞬間と寸分の狂いもなく目前に迫る。
それでも青年には、再び崩れ行く大地をただ茫然と眺める事しか出来なかった。
それは過去に青年が侵した最大の過ちであり、決して色褪せる事のない罪だ。
──あの地の何もかもが、他でもない自分のこの手で──
「はっ…はぁっ…は…」
冬場にも関わらず汗だくになった青年は、ベッドの上であらん限りに目を見開いた。
その体勢のまま辺りを見回し、眼前に広がる光景が現実である事を確かめてから安堵の溜め息を吐く。
「夢、か…」
だがそれを理解しても、手足の震えは一向に治まらなかった。
夢を見る事自体は然程珍しくもないが、鮮明に浮かぶ崩壊の瞬間には今だに慣れる事が出来ない。
あの悪夢を体現した日から、既に数年が経過していると言うのに。
「……はぁ」
「眠れないの?」
暗がりで響いた声に振り向くと、闇の中に白い肌とネグリジェが浮かび上がっている。
悪夢と同様に幾年かを経た後でも、その姿は変わらず美しい。
寧ろより女性的な魅力を増し分、益々美しくなったと言えるだろう。
「悪いティア、起こしちまったな」
「いいの。それよりルーク…またあの夢を?」
ティアには申し訳ないと思いつつも、それ以上言葉を発する気になれず首だけで肯定した。
そんな姿を見たティアの顔が、一瞬の内に曇る。
この瞬間が何より嫌いだった。
悪夢に苛まれた夜は決まって、何故かそれを見た自分よりティアの方が辛そうな顔をする。
「…ルーク」
「ごめん、ちょっと…止まりそうにない」
ついには手足に止まらず、顔にまで震えが及んだ。
上下の歯がぶつかり合ってかちかちと音を立てる。
「はは…情けねえや」
「ルーク、気をしっかり持って」
ティアがベッドから身を起こすのが分かる。
礼拝堂を歩く時のそれと同じく、歩み寄る音はひどく静かだ。
今の姿を見られるのは気が引けたが、しかしルークにそれを押し止めるだけの気丈さはない。
──心の奥で、縋るものを求めていたのも有るのだろうが。
「もう大丈夫だから」
そして小刻みに震える指に、細い指が重ねられる。
もう一方の手で丸めた背中を撫でさすられると、柔らかな温度に全身が緊張を解くのが分かった。
「空気を深く吸い込んで、ゆっくり吐いて…」
ティアの指示に従って息を吸い、吐く。
優しげな声には催眠効果でも有るのだろうか、気がつけば自分から深呼吸を行っていた。
「…っ…はー……はぁー…」
ようやく取り込めた酸素が、強張る筋肉を少しずつ解していく。
冷たい夜気に混じったティアの甘い香りが、より安心感を誘った。
「落ち着いた?」
「……大体、な。ありがとう、ティ」
礼を言おうと顔を上げて、思わずどきりとする。
至近距離で動く艶やかな薄桃色の唇は、白い肌に相まって夜の闇によく映える。
純白のネグリジェは肩まで大きく開き、高い位置から見下ろすと形の良い鎖骨が丸見えだった。
ふと不埒な考えが脳裏を過ぎったが、首を振って必死に否定する。
「ルーク、まだどこか苦しいの?」
「い、いや!そ…そんなんじゃ、なくて」
美貌と共に、鈍感さの方にまで磨きが掛かったティアはきょとんとしていた。
少しだけ残念に思うが、ある意味助かったのかも知れない。
ティアがこの手の事に敏い人間であったなら、こんな時に不謹慎だとさぞや絞られた事だろう。
苦笑が零れると同時に、どうしようもない罪悪感が圧し掛かった。
「…情けねーの」
「え?」
「俺、お前に格好悪いとこしか見せてねえじゃん」
思えば、かつての世界を股に掛けた旅でも終始ティアに甘えっ放しだった気がする。
ティアに言えば「そんな事はない」と返されるのが関の山だろうが、これは事実だ。
「あなたのどこが格好悪いというの?」
しかし返ってきたのは、予想外の言葉だった。
「いやどこがって…昔も今もお前に甘えっ放しだし、いつまでも昔の事引きずってるしさ」
「だから、それのどこが格好悪いの」
真顔で言い切られると、こちらの方が切り返しに困る。
急に黙って俯いたルークに気を遣ったのか、二の句は遠慮がちに継げられた。
「…わたしだって、今までに傷つけた人の顔は忘れられない」
「ティア?」
「呻き声を上げて身悶える人、憎悪の目で睨み据える人。夢に見ることだってある」
「苦しく…ないのか?」
「苦しいわ。でも蓋をするの。そうしないと、自分が生きていけないから」
ティアの過去が並々ならぬものだと言う事は言葉の端々から垣間見えた。
いつもより小さく見える背に手を伸ばすが、触れる事は憚られる。
「ティアは強いんだな」
「いいえ。記憶に蓋をして、何も見ない振りをして生きるのは簡単だもの」
そうして手を宙に彷徨わせていると、透き通った青の瞳と視線がかち合った。
どこまでも真っ直ぐなそれを、外す事は出来ない。
「でもあなたは違う。あなたはずっと、その罪と正面から向き合い続けてる」
微笑みは慈悲深い女神のように、優しい。
「…ティア」
「それは格好悪い事なんかじゃない。あなたの頑張りを、あなた自身が否定しては駄目よ」
窓の外は既に白みを帯び始めていた。
ルークは何をするでもなくtティアを腕の中に収め、ティアも大人しく背中に両の腕を回している。
互いに、今はそうするだけで胸が一杯だった。
「なあティア」
「何?」
「譜歌を、詠って貰えないかな」
「譜歌を…?」
突然の申し出に顔を上げたティアに、ルークはぎこちない笑顔で応える。
「聞きたいんだ、今。どうしても」
体を抱き締める腕に力を込める。
すると何かを悟ったらしいティアは、ルークの胸板に顔を寄せてそっと頷いた。
「分かったわ」
「――――♪」
朝焼けを背に、女神の旋律が静寂を破って響く。
体中に染み入るかのような声は温かく、綺麗すぎて、自然と目頭が熱くなった。
思い余ってティアの首筋に顔を埋めると、白い手が頭を撫でる感触が心地良い。
今なら、今この瞬間だけは全てが許されるような気がした。
幸せな錯覚に浸りながら、ルークは知らず知らずの内に重くなった目蓋を閉じる。
「お休みなさい。ルーク」
長い夜を越え、罪人はようやく安らかな眠りについた。
----
- つづきが欲しい!! -- 瑠紅 (2006-09-17 15:22:55)
- ティア好きにはたまらないですね~♪ &br() -- 茶味 (2008-10-26 20:19:18)
- 二人の特徴を良く表せていて、アビス味のある話でした。(感動) -- アカツキ (2011-11-19 17:28:23)
- リッチドールの奈々子です。宜しくお願いします。(*´ω`)☆ http://love.l7i7.com -- 玲子 (2012-10-10 04:09:52)
- 心が安らぎますな〜 -- 名無しさん (2013-01-28 23:43:07)
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2013-01-28T23:43:07+09:00
1359384187
-
SS/スレ6/310-312
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/227.html
ルーク「……っ!」
ティア「…ん…ルーク?…どうしたの?」
ルーク「…ティア?ごめん。起こしちまったか?」
ティア「それはいいけど…ルーク、すごい汗よ」
ルーク「あ、ああ。ちょっと寝苦しくて。シャワー浴びてくる。起こしちまってごめんな」
ティア「ええ…」
(…嫌な夢でも見たのかしら…)
+++
アニス「ルーークーー!早く起きなよー!もう出発するんだからぁー!」
ルーク「…う…もうちょっと…」
アニス「ぶー。ガイ、ルークって昔から朝弱いの?」
ガイ「いや、そんなことはなかったと思うが…。朝から喧しい奴だったよ」
アニス「ほえ?そうなんだ。いつからこうなのかな」
ガイ「んー…屋敷を出た後は少し。ストレスもあっただろうし。でもここまでじゃなかったなぁ」
ジェイド「………」
ティア「大佐、何か?」
ジェイド「いえ、何も」
ティア「…そうですか」
(…ルーク、昨日あまり寝てないのはわかるけど…いつもああなのかしら)
+++
ジェイド「今日はここで宿を取りましょうか。…おや、一部屋しか空いていないようですね」
アニス「ええーっ!?また一部屋ですかぁ?
アニスちゃん、いつルークに襲われちゃうかと考えると夜も眠れないのにぃ」
ルーク「ばーか。お前みたいな色気なしを襲う奴いねーよ」
アニス「ひっどーい! …ははーん、じゃあティアは危ないってことだね☆」
ティア「なっ!?」
ルーク「ばっ、ちげーよ!そんなことするわけねーだろ!」
アニス「…もしかして図星ぃ?」
ガイ「ははは、まぁ仕方ないさ。そろそろ日も暮れる。他に宿はないし、悪いが我慢してくれよ、アニス」
ナタリア「そうですわ。ルークも王家に連なる血筋。その責任はきちんと受け止めているはずですし」
アニス「ぶーぶー」
ルーク「…………」
ティア(ルーク…寝てる。やっぱり昨日はたまたま、か…。私も寝よう…)
ルーク「…う……うう……っ!」
ティア「! ルーク?大丈夫?」
ルーク「……あ、ティア…」
ティア「どうしたの?うなされていたけど…」
ルーク「ああ、いや。何でもないよ。心配かけてごめん」
ティア「あなた、いつもこうなの?」
ルーク「…………そんなんじゃないけどさ」
ティア「あ、あの…私達が一緒に寝てると…こうなの?」
ルーク「……はぁ?いや違っ…!」
ティア「ちょ、ちょっと。みんな寝てるから。…外に出ましょう?」
ルーク「…え、うん」
ジェイド(…………ふむ)
ティア「それで、どうしたの?」
ルーク「……う」
ティア「私には話しにくいこと?」
ルーク「いや、ティアがどう…ってわけじゃないんだけど…」
ティア「聞いても、いい?」
ルーク「…………」
ティア「…ルーク?」
ルーク「…アクゼリュスの、さ」
ティア「!」
ルーク「俺が…何千って人を殺して」
ティア「…………ルーク」
ルーク「ヴァン師匠に言われるままにパッセージリングを壊して…それでたくさんの人が死んで。
誰も何も知らないまま死んじゃって。その原因は俺で…」
ティア「あなただけのせいじゃないわ。兄さんが…」
ルーク「ジェイドだって言ってたじゃないか!…俺が、誰かに相談しておけば…あんなことには…」
ティア「ダアに亡命するから口止めされてたって、ナタリアから聞たわ」
ルーク「だとしても!俺が少しでも勘付いて、疑えば…!
知らなかったからなんて、そんなことで何千人が死んでいいわけないだろ!」
ティア「…そうね」
ルーク「…っ! …神託の盾や盗賊だって、俺たちの邪魔だったからって、それだけの理由で殺されて…!
みんなの未来を奪って…それで、どうして俺が生きてる?
こんな、生まれるはずがなかった俺が…?俺が生きてるから、みんな死んだのか…?」
ティア「ルーク!」
ルーク「わかってるよ!仕方のないことだって!殺らなきゃ殺られるって!
俺がレプリカでも!
俺たちがやらなきゃいけないことのために、殺られるわけには…だけど…」
ティア「…あなたは優しいんだわ」
ルーク「甘いんだ。甘いし、情けない」
ティア「優しいのよ。…ごめんなさい、私が追い詰めたのね」
ルーク「違う!」
ティア「責任を背負って生きていけるか、なんて。…私は、ルークほど考えてなかったもの」
ルーク「…違うよ」
ティア「…ごめんなさい」
ルーク「………う…ううぅ…っ!」
ティア「…………」
ぎゅっ…
ルーク「!」
ティア「……ごめんなさい……」
ルーク「う…うあぁぁ……ううう……」
ティア「………ごめん…なさい…」
ルーク「…ありがとう」
ティア「今度うなされて目が覚めるようなことがあったら、私を起こして」
ルーク「そんな…迷惑はかけられない」
ティア「いいの。訓練で起こされるのには慣れてるから。
…それに…あなたの責任は、私の責任でもあるわ。
あなたが感じてる責任を、私も背負うから…だから」
ルーク「駄目だ」
ティア「…背負いたいのよ」
ルーク「………わかった。ごめん」
ティア「もう眠れる?」
ルーク「……うん」
+++
アニス「ルーーークーーー!! まぁた寝坊!? 脳みそ溶けてるんじゃないの!?」
ナタリア「こうも毎日のように寝坊されると、さすがに…」
ティア「…アニス。もう少しだけ、いいでしょ?」
アニス「へ? …ええええええええ?」
ナタリア「ま、まさか…」
ガイ「まさか!?」
ティア「な、…何?」
アニス「もしかして…昨晩襲われ…?」
ティア「ち、違うわ!ただあの、昨日ちょっと寝付けなかったみたいだから…」
アニス「…何でそんなこと知ってるの? あーーーやしーーーい! 大佐ー! ルークとティアが!」
ジェイド「昨晩なら、二人でどこかに出掛けてましたねぇ」
一同「!!!」
ティア「た、大佐!違います!私とルークはそんなんじゃ…!」
ルーク「…んあ……あーよく寝た。ん?どうしたんだ、何か盛り上がってるけど」
ガイ「ルーク…大人になったな」
ルーク「はぁ?突然なんだよ。意味わかんねー」
アニス「オクテだとばっかり思ってたら…やりよった…」
ナタリア「ルーク…いえ、もしそうであっても、私とキムラスカを支えてくださいましね」
ルーク「???」
ティア「……ばか……」
ジェイド(やれやれ…)
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- ティア、本当に良い娘だなぁ -- アルゼン (2011-02-07 07:53:55)
- ですね〜 &br() -- 名無しさん (2013-01-28 23:39:18)
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2013-01-28T23:39:18+09:00
1359383958
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SS/スレ11/755-760
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/243.html
*光
体が動かない。冷たい。全身から熱が奪われていく。
肺が締め付けられているようで、息をするのも辛い。
(いったい、なんだ……?)
強い抵抗を感じながら、しかし無理矢理目を開けて、
ルークは辺りの様子を観察した。
ルークの周りには、不気味な濃い紫の空気、いや、
泥のようなものがねっとりとからみついていた。
ひどく冷たく感じるそれが、じりじりと肌を焦がす。
(瘴気の海……?魔界で見た?)
ルークは息苦しさから逃れようと、なんとかそこから
脱出しようと、もがいた。
そうしているうちに、鬼火のようなものがルークの眼前に現れた。
それは、小さな少年の姿をとった。
見覚えのある顔をしていた。
あの崩壊の日に、目の前で魔界の海へと沈んでいった子どもだ。
父と母を呼びながら……。
(ねぇ、どうしてボクらを殺したの?)
少年は、生気のない目でルークを見た。
ルークは、思わずこぼれそうになった悲鳴を、必死で飲み込んだ。
(殺すつもりなんてなかった!俺は、みんなを助けたかったんだ!)
代わりに口をついて出た言葉は、弁解の言葉だった。
(でも……お兄さんはボクらを殺したよ。ボクと、ボクの大好きな
父さんと、鉱山の仲間たちを)
(違う!違う!……殺したかったわけじゃない!俺は、俺は……)
(痛かった。苦しかった。死にたくなんてなかった。それなのに)
(俺は……)
(なんにも悪いことをしてないのに、ボクらは死んでしまった。
お兄さんに殺された。
ねぇ、どうして、お兄さんはまだ生きてるの?)
(俺は……、生きて償いたいんだ……)
とたんに、少年がにた、と嗤った。
(そんなこと、しなくていいよ……償えるはずなんて、
ないんだから……。
それより、お兄さんもこっちへおいでよ。ボクらは今でも
冷たくて、こんなに苦しいところにいる……。お兄さんも、いっしょに)
無数の手が、暗闇から伸びてきた。引きずり込まれる。
そう思った一瞬、視界の端に光がきらめいた。
(…ーク……ルーク!)
喚ぶ声の方向に、ルークは夢中で手を伸ばした。
「ルーク、起きて!」
眩しさが、ルークの目を灼いた。
反射的に、新鮮な空気を胸一杯吸い込む。
長く息を吐いてから、ようやく傍らに立つティアに気づいた。
「大丈夫?なんだかうなされていたようだけど……」
ティアは驚いた顔で、かがみ込んでベッドの上のルークを見上げた。
「ティア……」
声がかすれる。
「どうして」
呆然としたまま、ルークは問いを発した。
「なんだかよくわからないけど、『今度は私の番』なんですって。
あなたを起こしに行ってこいって、みんなに言われたの」
ふふっと笑って、ティアが答えた。
その答えは、聞きたかったこととは微妙にずれている気がするけれど、
なんとなくルークは安心した。
「ねぇ、それより。ほんとうに大丈夫?ひどく汗をかいているけど、
熱でもあるの?」
そう言いながら、ティアは心配げにそっとルークの額に手を当てた。
その優しい手が自分を闇から救ってくれた気がして、
ルークは思わずティアに抱きついた。
「ちょ…ルーク!?」
ティアが慌てた声を出して暴れる。
体を通して伝わってくる声が心地良い。
「ごめん、ティア……ちょっとだけ、このまま……」
どうにかルークを引きはがそうとするティアを無視して、
ルークは腕に力を込めた。
恐怖がすっと抜け落ちていく感覚に集中する。
そうこうするうちに、いつの間にかティアも大人しくなった。
それどころか、ルークの背中に手を回して、優しく背中を叩いてくれる。
ルークはティアに思いっきり甘えたい気分になった。
「怖い夢を見たんだ……冷たくて、暗くてさ……とても怖くて。
ティアが起こしてくれなかったら、俺、そのまま死んでたかも」
「ばかね……夢で死んだりしないわよ。もし死にそうになっても、
その前に私が起こしてあげるわ」
「うん……」
「さあ、それじゃ早く支度をして。今日もすることはたくさんあるんだから」
ぽんぽんっと勢いよくルークの背を叩いて、ティアはすっと立ち上がった。
先に部屋の外へ出ようとするティアに、ルークは慌てて声をかけた。
「ティア!その……ありがとう」
「どういたしまして」
ティアはにっこり笑って答えた。
その笑顔を見て、やっぱり自分を救ってくれたのはティアだ、とルークは思った。
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- こういうの良いですね〜(^^)/\(^^) &br() -- 名無しさん (2013-01-28 23:37:34)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2013-01-28T23:37:34+09:00
1359383854
-
SS/スレ10/254-259
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/34.html
ルーク「じゃあおやすみティア」
ティア「ええ、おやすみ」
姉「・・・え・・・・・・・・うえ・・・・」
ティア「・・・・・・ん・・・・・・?」
姉「母上!起きてください!」
ティア「・・・あら・・・どうしたの?」
姉「どうしたもこうしたも・・・もう9時ですよ・・・?」
ティア「え、やだ!ルークはもう仕事に行った?」
姉「・・・?」
ティア「・・・どうしたの?」
姉「・・・あの、父上がどうかしたんですか?」
ティア「え?だからルークは仕事行ったの?」
姉「・・・母上。あの、父上はいませんよ・・・?」
ティア「じゃあ仕事に行ったのね?」
姉「あの・・・だから・・・最初からいませんよ・・・?」
ティア「・・・・・・え?」
姉「最近・・・お疲れですか?父上はずっと帰ってきてないって・・・母上が言ったんですよ・・・?」
ティア「え?・・・どういうこと?」
姉「・・・?」
ティア「・・・・・・え?」
姉「私生まれてから父上を見たことありませんし・・・」
ティア「あの子は!?(弟の名前)は!?あなたの姉弟は!?」
姉「・・・母上・・・最近お疲れなんですよ。・・・私は姉弟はいませんし・・・」
ティア「・・・!・・・?・・・!?」
姉「母上が旅の末期で私を身ごもったって・・・言ったじゃないですか」
ティア「・・・じゃあ・・・ルークは?」
姉「ですから、その・・・父上はローレライ復活からまだ一度も姿を見せてないと
前に母上自身から聞きましたよ・・・」
ティア「・・・嘘・・・嘘でしょ・・・?」
姉「母上・・・?」
ティア「私・・・え?今までの・・・夢?何・・・?何なの・・・?嘘・・・嘘!!!嘘よ!」
姉「母上!しっかりしてください!」
ティア「嘘・・・うそ・・・やだ・・・やだぁ・・・」
ナタリア「ティアは急にどうしましたの・・・?」
ガイ「今までしっかりルークを待ち続けていたんだろ・・・?今更になっていきなり
どうしたんだ・・・?」
アニス「突然・・・会いたくなったとか?」
姉「いつもと・・・同じように起きたら母上が起きてこないので起こしに行って
呼びかけるといきなり「ルークはもう仕事に行った?」って・・・」
ナタリア「ティア・・・もう耐えられないのかしら・・・」
ガイ「10年も耐えてきたんだ・・・・・・しかし彼女が途中で耐えられなくなるような人じゃないだろ?」
アニス「でもさ~・・・そろそろ限界なんじゃない?」
隣の部屋から話し声がする
みんなが私が取り乱したからかけつけたんだ
・・・・・・どうして?
あれが夢なの・・・?
私は・・・子供がもう一人いて・・・
ルークがいて・・・そういう生活を・・・
あんなに記憶に焼き付けられるようなの・・・夢のはずがない・・・!
そんなはずない・・・
ジェイド「遅くなりました」
ガイ「旦那もついたか・・・一晩でティアがいきなり・・・その、ルークのことに・・・」
アニス「大佐!ルークは帰って来ますよね!?ねえ!」
ジェイド「・・・私にはわかりませんね」
アニス「大佐!」
ジェイド「仮に・・・私が帰ってきますよといっても・・・何も変わりません」
アニス「でもそれでティアも落ち着いて・・・!」
ナタリア「アニス・・・ジェイドをせめても仕方ありませんわ」
アニス「・・・だって・・・ティアが・・・」
ガイ「・・・くそ!なんで帰ってこないんだあの馬鹿は!」
今何時かなぁ・・・
なんだか・・・だんだん・・・そういえばルークはまだ
帰ってきてない・・・ような気がしてきた・・・
・・・私はただ夢を見てただけなの・・・?
あんな長い夢・・・?あんなにはっきりとした夢・・・?
・・・・・・残酷すぎる・・・・・・
・・・・・・やだ・・・・・・
どうせなら・・・ずっと夢の中がよかった・・・
姉「あの・・・私母上を見てきますね・・・」
アニス「うん・・・」
ガイ「・・・・・・」
ジェイド「・・・・・・・・・やはり・・・フォミクリーなど考えるべきでは・・・なかったですね」
ナタリア「そんなことおっしゃらないで!でなければルークは・・・」
ジェイド「そのルークのためにティアが傷ついています・・・」
ナタリア「・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
姉「・・・母上・・・?落ち着きましたか・・・?」
・・・落ちつくわけがない
ティア「・・・ええ、落ち着いたわ」
・・・やだ、私何言ってるんだろ
姉「そうですか・・・失礼します」
・・・夢。
眠ったらもう一度あの夢を見れるのかな・・・?
・・・寝よう・・・
・・・寝よう・・・
・・・ルーク・・・
「・・・い・・・ア・・・・どう・・・」
あれ・・・?私もう目が覚めたの?
まだ夢・・・見てないのに・・・
ルーク「おい!ティア!どうした!?」
ティア「・・・え?」
ルーク「起きたか・・・」
ティア「・・・ルーク?」
ルーク「うなされてたし・・・泣いてるし・・・汗すげーし・・・」
ティア「・・・ルーク?」
ルーク「お前どっか痛いのか!?病気か!?」
ティア「ルーク・・・」
ルーク「どうしたんだよ・・・?」
ティア「ルーク!」
ぎゅっ・・・・・・
ルーク「お、おい?どうしたんだよ!?」
あっちが・・・夢だった・・・
ティア「ルーク・・・るーくぅ・・・」
ルーク「お、おい!なんで泣くんだよ?」
暖かい、触れる、感じる・・・現実だ
ティア「・・・ルーク・・・」
ルーク「・・・?」
夢の中で・・・現実を夢と勘違いするなんてばかよね・・・私
ティア「離れないで・・・このまま寝て・・・」
ルーク「・・・?・・・うん」
しばらく寝ないで私は泣いていた
その間ルークもおきていた 私の髪をなでていた
ルーク「・・・お前さ、俺が戻ってきてから涙もろくなったよな?」
ティア「・・・・・・・・・あなたのせいでね」
ルーク「・・・そっか、ごめんな」
ティア「・・・・・・・・・」
ルーク「まだ眠れないのか?」
ティア「寝たら・・・あなたがいないかもしれない・・・」
ルーク「・・・なんで?」
ティア「そんな夢を見たから・・・」
ルーク「はは・・・平気だよ・・・ずっとこうしててやるから」
私を抱くルークの腕の力が強くなった
ティア「・・・ねぇ・・・ルーク」
ルーク「ん?」
ティア「もう・・どこにもいかないで・・・」
ルーク「・・・死ぬまで一緒だから」
ティア「・・・うん」
ルーク「・・・・・・・・」
ティア「・・・・・?・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・・・」
ルークが私に軽くキスをした
ルーク「・・・寝ようか」
ティア「・・・・・・まだ・・・その・・・」
ルーク「・・・・・・うん」
ルークは私に笑顔を向けるとまた互いの口を合わせる
また・・・また・・・何回も・・・・
ティア「・・・ありがとう」
ルーク「べ、別にお礼はいいよ・・・もう落ち着いたか?」
ティア「・・・ええ」
ルーク「じゃあ・・・寝ようぜ」
ティア「・・・・・・ええ」
悪夢なんて今まででも何回も見た
兄さん の命を絶ってしまった日や・・・
教官をこの手で殺してしまった日・・・
ルークを待つ3年間も・・・
だけど・・・今まで一番・・・つらかった夢かもしれない・・・
姉「母上!卵は固いほうがいいです!」
弟「ばーか!半熟が一番だ!」
ティア「両方作ってあげるからそんな喧嘩しないの」
弟「は~い」
ルーク「じゃあティア。俺行ってくるな」
ティア「あ・・・ルーク・・・その、早く・・・帰ってきてね・・・」
ルーク「・・・ああ」
姉「父上!いってらっしゃい!」
弟「いってらっしゃ~い」
ルーク「・・・いってきます!」
ティア「・・・いってらっしゃい」
現実が現実であって・・・よかった
END
----
- あんな夢・・・現実でなくてよかった・・・ -- 瑠紅 (2006-10-21 20:50:49)
- 上に同じ -- 条威 (2007-12-10 14:07:21)
- 一瞬、今までの話が壮大な孔明罠かと恐怖した &br() -- 名無しさん (2008-04-08 05:28:08)
- 一番上に同じ &br() -- ツバサ (2008-05-25 11:33:59)
- 私もそう思う・・・ -- 茶味 (2008-10-26 23:00:21)
- ちょっと泣きかけました;; &br()ほんとに夢でよかった~ -- 名無しさん (2009-01-23 18:57:52)
- 流石にあれはびっくりです~ &br() -- 名無しさん (2009-08-12 19:42:19)
- ほんと夢でよかったですし、これは、驚いた。 &br() -- 無季 (2011-07-22 18:04:04)
- これ一番良い!! -- シデス (2013-01-26 22:36:51)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
2013-01-26T22:36:51+09:00
1359207411
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SS/スレ8/726-729
https://w.atwiki.jp/tear_toa/pages/50.html
ルーク「お~い今戻った・・・ん?」
弟「あのなー俺は、それが食べたかったんだよ!」注8歳
姉「そんな事言っても・・・食べちゃったんだから仕方ないじゃない」注10歳
弟「なんだよぉ~・・・それを楽しみにしていたのに!」
姉「・・・ごめん」
弟「・・・はぁ~もういいや・・・母上俺のためにもう一個プリン作って」
ティア「悪いんだけど・・・もう材料がないのよ」
弟「えぇー!なんだよー・・・はぁ~・・・ったく」
ルーク「・・・ただいま(一言目が気づいてもらえなかった)」
ティア「あら、お帰りなさい」
姉「父上!お帰りなさい!」
弟「父上!聞いてくれよー!姉上が俺のプリンを!」
ティア「明日作ってあげるから我慢しなさい・・・もぅ誰に似たのかしら・・・」
ルーク「・・・・・・まさかティア昔わがままだったのか?」
ティア「・・・あなた自分のことを棚にあげてぬけぬけと・・・」
姉「父上!今日はガイラルディア様が私に剣を教えてくださいました。私は将来
有望だと言われ剣士の道もいいかと・・・」
弟「あぁ~やだやだ・・・物騒な事ばかり習う奴はこれだから・・・」
姉「(かちん)・・・家で何もしないでごろごろしている輩が文句を言える立場か!」
弟「へぇ~んだ!俺は母上に勉学を教えてもらっているんだから俺の方が将来有望だっつーの!」
ティア「・・・ルーク。やっぱり二人ともあなたの子供だわ・・・」
ルーク「な、なんでそこで頭抱えてうなだれるんだよ」
ティア「・・・・・・・・・それよりご飯できてるわよ。食べましょう」
姉「そうでした。つい馬鹿な弟が調子に乗るものですから」
弟「人のプリン食ってたくせによくいうぜ・・・」
姉「あれは母上が食べていいとおっしゃるから・・・」
弟「母上!姉上にプリンをあげたのに俺にはなんでないんですか!?」
ティア「・・・あなたはさっき3個も食べたからよ」
姉「な、3個も食べておきながら欲求するとはなんたる傲慢さ!」
弟「へ!食べても太らねえからいいんだよ!」
姉「そういうもんだいじゃない!少しは私を見習え!」
弟「はぁ?姉上から見習うところ?ないない」
姉「私は早寝早起き1日3食、昼から稽古で夜には勉学!貴様とは違う!」
弟「へ・・・せっかく母上似の美人なんだからもうちょっと女の子らしいことしたらど~うで~すか~」
姉「ふん!弟に美人といわれても嬉しくもなんともない!」
ルーク「・・・もぐもぐ・・・おかわり」
ティア「・・・はいはい・・・」
姉「父上のような気品に満ちた紳士に言われるのが一番嬉しいのだ!」
ルーク「え?そう?いやー照れるな・・・」
ティア「・・・昔のあなたを知らないしね・・・それにこの子はあなたになついてるし」
弟「はっ!よく言うよ!がつがつ飯食って!」
姉「おなかが減るのは運動をすれば当たり前だ!規則正しいから太らずやせすぎずの体型を保っているんだ!」
弟「け・・・母上おかわり!」
ティア「・・・はいはい・・・」
姉「だいたい貴様は雑学ばかり身につけおって・・・」
弟「へ、そんな口調でしゃべるくせにかわいいもの見ると性格変わるくせに」
ティア「・・・・・・・・・」
姉「あ、あれはしかたない!かわいいものは見ていてなごむし!なによりかわいい!」
弟「・・・はいはいそうですか」
姉「それよりも父上。食事の後に剣術の手ほどきをお願いします」
ルーク「ん~まぁいいよ。先行ってな」
姉上「ありがとうございます!」
ティア「・・・本当にあなたになついてるわねあの子は」
ルーク「なんだ・・・妬いてるのか?」
ティア「な、何言ってるの!自分の子供に妬くわけないでしょ!」
ルーク「はいはい・・・」
弟「母上!肩でももみましょうか!」
ティア「そぅ?じゃあお願い」
弟「はい!」
ルーク「・・・お前もなつかれてるな・・・」
ティア「妬いてるの?」
ルーク「だ、誰が!行ってくる!」
姉「ありがとうございました父上!」
ルーク「あぁ・・・風邪引かないうちに風呂はいってこいよ」
姉「はい!」
姉「父上。母上が一緒に入れと」
ルーク「ん~そうか・・・じゃあ入るか」
ざーーーー
姉「父上。いつも思うのですがなぜ我が家のお風呂はこんなに無駄に広いのでしょうか」
ルーク「んあ~・・・広い方が気持ちいいだろ?」
姉「そうですか。なるほど・・・ところで父上。背中を流しましょうか」
ルーク「あぁ頼む」
ルーク「じゃあ今度は俺が・・・ん?」
姉「どうかなさいましたか?」
ルーク「お前今年で10歳だよな・・・?」
姉「そうですが何か・・・?」
ルーク(10歳の割にもう胸結構あるし・・・体型なんかティアに似てきたんじゃないか?・・・
・・・アニスが見たらひがむな。絶対)
姉「どうかなさいましたか?」
ルーク「いや、なんでもないよ」
ティア「ありがとう。これはお小遣いね」
弟「・・・・・・いつも思うのですが母上」
ティア「なにかしら?」
弟「我が家は貴族の身分でありながらなんで100ガルドだけ・・・」
ティア「・・・子供の頃から金銭感覚にうといとね、誰かさんみたいになってしまうの」
弟「誰かさん?」
ティア「その人はね、その結果泥棒と間違われてつきだされてしまったのよ」
弟「そ、そうなんですか。よくわかりました」
ティア(・・・自分の父親だとは夢にも思わないか・・・)
ルーク「・・・寝たか?」
ティア「そのようね・・・」
姉「すー・・・すー・・・」
弟「ぐぅー・・・ぐー・・・」
ルーク「はぁ・・・なんていうか昔の自分を見てるみたいだったぜ・・・」
ティア「何言ってるのよ今更。いつもこうよ?」
ルーク「なんだかな・・・・・・」
ティア「あなたみたいにならないようにしつけしなきゃね」
ルーク「・・・・・・・・・・・・そういえば(姉の名前)はお前に似てきたな」
ティア「そう?」
ルーク「性格もなんつうか・・・真面目だしな・・・」
ティア「確かにね・・・」
ルーク「かわいいもの好きだしな・・・」
ティア「そ、そうね・・・」
ルーク「胸とかも似てきたしな・・・」
ティア「そうね・・・ってあなた自分の娘のどこを見てるのよ!」
ルーク「風呂はいったとき目にはいったんだよ!」
ティア「・・・あの子胸が大きくなって動きづらいとか言ってたのよ」
ルーク「・・・アニスが聞いたらどうなるやら・・・」
ティア「そんなところ見てるのね・・・あなたは」
ルーク「し、仕方ないだろ。最近欲求不満でだな・・・」
ティア「そ・・・それで自分の娘に手を出す気・・・?」
ルーク「馬鹿か!お前が相手しろよ!」
ティア「・・・そうね。最近・・・し、してないわね」
ルーク「え?じゃあ今夜あたりOK?」
ティア「・・・・・・・・・そ、そうね」
ルーク「そうだなー・・・そろそろ3人目欲しいだろ?」
ティア「・・・・・・(・・・これ以上手のかかるのが増えるのかしら)
姉「父上、母上、おはようございます・・・」
ルーク「おはよう・・・どうしたんだそんな顔して」
ティア「具合でも悪いの?」
姉「・・・実は深夜に目が覚めてしまい水を飲みに行ったら恐ろしいことが・・・」
ルーク「ど、どうした?」
姉「父上と母上の寝室の前の廊下あたりで・・・その・・・男性と女性のうめき声のようなものが・・・」
ルーク「うめき声!?・・・・・・・・・(まさか
ティア「ゆ・・・幽霊かしら・・・」
ルーク「おぃ・・・」
ティア「え?」
ルーク(昨日の・・・やってる時のじゃないのか?)
ティア(え!・・・そんな、やだ・・・)
姉「い・・・いったいなんでしょうか・・・」
ティア「ゆ、幽霊よ。ええ幽霊よ。絶対」
姉「そ、そうですか・・・うぅ・・・こわい・・・父上!明日から一緒に寝てください!」
ルーク「え!(そしたらティアとできなくなる・・・
ティア「そうね・・・一緒に寝てあげたら?」
ルーク「・・・・・・わかったよ」
姉「ありがとうございます父上!」
弟「おはようございます・・・んどうかしたんですか?」
ティア「き、昨日の晩幽霊が出たからね・・・怖がってこの子今日からお父さんと寝るから」
弟「はぁ!?そんなのずるいよ!じゃあ俺は母上と寝る!」
ルーク「・・・・・・・・・」
ティア「そうね・・・お姉ちゃんだけじゃ不公平かしら」
弟「はい!やったー母上と寝れるぞー!」
姉「まったく親離れのしない弟だ・・・」
弟「人のこと言えるのかよ!」
姉「貴様のような不確かな理由ではないから私はいい!」
弟「はぁ~・・・自己中な姉上だ・・・」
姉「な!貴様こそ・・・」
ティア「うるさいわよ!もうあなた達は朝から喧嘩して!」
姉「すみません・・・」
弟「ごめんなさい・・・」
ティア「・・・ふぅ・・・怖いなら今日から二人で寝なさい!」
姉「そ、そんな・・・」
弟「お、俺は怖くな・・・」
ティア「いいわね!」
姉「はい・・・」
弟「・・・はい」
ルーク(あ~・・・ティアマジでキレると怖い・・・でもこれで夜邪魔されずに・・・)
ティア「ルーク!あなたももう時間よ!」
ルーク「あ、はいそうでした。いってまいります(・・・あれ?なんで俺敬語なんだ・・・)
姉「うう・・・貴様のせいで父上と寝ることができなくなったではないか・・・」
弟「しゃあしゃあと・・・全部俺が悪いみたいに・・・」
姉「な、だいたい・・・
ティア(ぎろり)
姉&弟「・・・・・・・・・・・」
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- ティア怖い。年上のルークでさえ、敬語になるとは。 -- 無季 (2011-07-25 22:28:35)
- てかルークとティアこの話で何歳? -- きぐま (2012-11-03 22:04:47)
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2012-11-03T22:04:47+09:00
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