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**《空虚「インフレーションスクウェア」》
>No.201 Spell <[[第三弾]]>
>NODE(5)/COST(1) 術者:十六夜 咲夜
>効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
>発動期間:持続
>
> ターン終了時まで、〔全てのプレイヤー〕の手札のコマンドカード、及びプレイされているコマンドカードのテキストは以下に変更される。但し、この効果では「装備」、「呪符」、「装備/場」のいずれかを持つカードのテキストを変更することは出来ない。
>
>「〔このカード〕をスリープ状態でノードに加える。」
>
>&italic(){圧倒的な物量の前に、もはや細工は意味を成さない。}
>
>Illustration:[[雨宮結鬼]]
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***コメント
十六夜 咲夜の[[スペルカード]]。
コマンドカードのテキストを別のものに置き換える。
テキストしか変わっていないため、変更されたその効果を使うにはカード本来のノードとコストを支払わなければならない。
つまり実質的に「このターン、コマンドカードは使用できない」と言っているに等しい。
言わば[[流出]]のコマンド限定版である。
[[流出]]ほどの制限は無いが、使用後もスペルカードは使用できるため、それを使用できるターンプレイヤーにかなり有利に働く。
特に[[ディゾルブスペル]]や[[瞋怒]]、[[白玉楼の幻闘]]と言ったカードを確実に封じる事が出来る為、[[神器]]を持った大型キャラクターによる致死ダメージの攻撃、[[幽雅『死出の誘蛾灯』]]と[[死符『ギャストリドリーム』]]のコンボ、とどめの[[審判『ラストジャッジメント』]]など、絶対に通さなければならない行動のサポートとして非常に使いやすい。
またスペルカードであるため、[[魔法研究]]のサーチ対象であるという利点もある。
基本的に他のカードの存在があって初めて意味を成すタイプのカードである為、確実に手札に加えられる手段があるのは美味しいと言えるだろう。
[[流出]]ほどではないが、やはり自分の行動も抑制されるので、[[十六夜 咲夜/1弾]]などのプレイに対しコマンドで[[干渉]]する事が出来ないというネックがある。また[[離反工作]]のような[[作戦阻止]]を封じたいカードのサポートとしても使えない。
そのような場合はデッキに合わせて[[幻想『花鳥風月、嘯風弄月』]]を使うと良いだろう。
また、スペルカードであるせいでメインフェイズまで使えず、アクティブフェイズ・メンテナンスフェイズなどに使用されたコマンドカードには手も足も出ない。逆に[[逆転『リバースヒエラルキー』]]をメインに据えたデッキでは貴重なカウンタースペルとなる。[[作戦阻止]]より2ノードも多いが該当デッキではコマンドカウンターは採用しづらいのでこのカードに頼らざるを得なくなる。リバースヒエラルキーが見えてる限り相手もカウンターに対する警戒は薄れるので意外なところで刺さるかもしれない。
特にこのカードの存在がバレてしまうと何でもないようなコマンドカードでもそれ以前に使われてしまうので注意が必要。
-低コストの不要なコマンドによって相手側にノードを増やされる可能性があることにも一応注意。
-[[奇術『エターナルミーク』]]と共に咲夜を術者に持つ事が、一時期は非常に大きな意味を持っていた([[いぬさくや]]の項)。
-テキストでは「装備」、「呪符」、「装備/場」となっており、【】が使われていないので[[想起『うろおぼえの金閣寺』]]によるサイドボードからのプレイが可能。
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***関連
-[[第三弾]]
-[[Tactical Starter]]
-[[十六夜 咲夜/1弾]]
-[[十六夜 咲夜/5弾]]
-[[十六夜 咲夜/10弾]]
-[[十六夜 咲夜/14弾]]
-[[符ノ壱“十六夜 咲夜”]]
-[[符ノ弐“十六夜 咲夜”]]
-[[いぬさくや]]
-[[夢幻の紅魔チーム]]
-[[幻術『マイナイフリカージョン』]]
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