《大災厄》

No.224 Command <第三弾
NODE(2)/COST(0)
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

 〔このカード〕はあなたの冥界にカードが35枚以上ある場合のみプレイ出来る。〔あなたの手札全て〕を破棄する。その後、〔全てのプレイヤー〕のライフポイントは5になる。

「これほどの厄が流れ出したらどうなるか…」

Illustration:lain

コメント

なかなか厳しい条件の下で、全プレイヤーのライフを5にしてしまうコマンド。

デッキ枚数が50枚固定である以上、プレイ条件を達成しているときは必然的にデッキの残り枚数は12枚以下。
ノードや、プレイした上で相手のライフポイントを削り切るカードが必要である事を考えると、実際の残り枚数はそんなものではない。
しかし、たとえ残りのデッキ枚数が0枚になろうと、使うことで勝てるのならば何の問題も無い。そういうカードである。

こっそり大きなリスクとして自分の手札が空っぽになる。
手札の増えるカードのプレイ・効果の使用に干渉してプレイすることで手札の枯渇は回避することもできるが、ドローする余裕があるかは疑問である。
資源は相手のライフを削り切る工夫に回すべきだろう。なんたって自分のライフも5。ゲームオーバー目前なのは相手だけではない。

相手に5以上のダメージを与える何らかの行動を行い、それと同一の干渉内に大災厄をプレイするのが一般的。
第六弾で収録された5点火力要石『天地開闢プレス』、大型キャラクターの攻撃が通ったと確信出来る状況下や、魔符『アーティフルサクリファイス』のようなまとまったダメージを与えられる火力カード、単純に射命丸 文/1弾のような攻撃を通しやすい攻撃力5以上のアタッカーなどと組み合わせるのが基本。

またエニグマティクドールの「受けたダメージを相手プレイヤーへも与える」という性質を利用し、相手の攻撃力5以上のアタッカーの攻撃を防御してから干渉で用いたり、紅符『スカーレットシュート』咒詛『魔彩光の上海人形』などで能動的にダメージを与えるなどで5以上のダメージを出させると言う手段もある。

森羅結界の存在は天敵。このカード自体は「ライフを5にする」なのでダメージではなく、森羅結界では違い無効化されない。したがって相手からしてみれば、5点以上のダメージの手段→大災厄のプレイを確認してから干渉森羅結界をプレイする事でも十分間に合う。こちらはこのカードの効果で手札・ライフ・デッキ全てにおいて瀕死も同然となり、相手は回復までするため、凌がれるだけで絶望的な状況となってしまう。


公式Q&Aより

  • Q271.「全て」が対象の効果で対象が0の場合、その効果は対象不適切として扱いますか?
  • A271.いいえ、「全て」という対象は特に最低枚数が指定されていない場合、0でも適切な対象として扱います。例えば「No.064 マスタースパーク」は場にキャラクターが1枚も居ない場合でも対象として適切のため、効果を解決します。
    • コメント
      • 手札が0枚でも良い

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最終更新:2015年07月14日 02:35