《花咲爺「華やかなる仁者への嫉妬」》

No.1523 Spell <第十六弾
NODE(5)/COST(2) 術者:水橋 パルスィ
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

 〔このカード〕は相手プレイヤーの場のキャラクターの枚数が、あなたの場のキャラクターの枚数より多い場合のみプレイできる。目標の〔相手プレイヤー1人〕に6ダメージを与える。

シロが示した場所を掘ると、小判が沢山出てきた。隣のじい様もシロを借り、同じ様に穴を掘ったが、石ころしか出て来なかった。~花咲か爺

Illustration:青芝クレハ

コメント


パルスィのスペルカード。
キャラクターの枚数を妬み、相手プレイヤーに直接火力を撒く。

キャラクターを展開しにくい発動条件だが、キャラクターで攻撃しなくてもゲームを終わらせられる直接火力と噛み合っており、そこまで問題に感じることはないだろう。
だが、ダメージが6点と非常に中途半端なのが困りもの。
ノード・コスト共に同じで条件のない要石「天地開闢プレス」と比べても1点しか伸びておらず、5発打たないと25点を削りきれない点も共通している。
「要石」サポートを受けられないことを加味すると、単純な火力カードとしての性能には疑問符が浮かんでしまう。

このカードを上手く使うなら、やはり術者のサポートは必須だろう。
パルスィのスペル・効果は相手と自分を比較し、相手が優っている場合に真価を発揮するものが多いが、その中でライフポイントを参照するものは水橋 パルスィ/12弾嫉妬「ジェラシーボンバー」の二枚のみ。
水橋 パルスィ/12弾は発動すると「水橋 パルスィ」ではなくなってしまうためパルスィデッキとの噛み合いが悪く、嫉妬「ジェラシーボンバー」はこのカードを使おうと使うまいと最大ダメージを与えることは至難の業なので、そうそうこのカードのダメージが負担になることはない。
反対に手札の枚数を参照するものは枚挙に厭わないので、積極的に手札を消費しつつ相手のライフを削れるこのカードとの相性は抜群であると言える。


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最終更新:2015年07月15日 16:33