俗語集

カードゲーム用語・スラングなど、VISIONで使われることにあるルール以外の言葉についてのまとめです。
VISIONのルール用語一覧は用語集(五十音順)からどうぞ。

基本的に非公式・非公認な単語をまとめたページですので
節度を弁えた編集を心掛けましょう。



あ行

アグレッシブサイドボーディング 《TCG》
サイドボードとのカードの入れ替えにより、サイドボード投入前とは全く性質が異なるデッキにする手法。
VISIONの場合サイドボードは10枚なので、完全に性質が異なるように組むのは難しい。

アグロ 《TCG》
TCGのデッキタイプ分類の1つで、積極的に攻め立てるデッキのこと。コントロールデッキの対義語として使われる事が多いが、特にビートダウンとの大きな違いがあるわけではない。

アタッカー 《TCG》
1)攻撃を行っているキャラクターのこと。
2)プレイヤーへの直接攻撃を主とするキャラクターのこと。

アタック 《TCG》
攻撃の宣言のこと。

アドバンテージ 《TCG》
Advantage(優位、有利、利益)、様々な要素において相手よりも良い状態、状況のことを指す。元はMTG用語。
早い話が損得勘定であり、様々なアドバンテージを得ることで勝利に結びつくとされる。
対義語はディスアドバンテージ。こちらは相手よりも悪い状態、状況のことである。
・詳しくは個別ページを参照。

アンタッチャブル 《TCG》
MTG用語の一つで、触れられないものの意。転じて、「対象(目標)にならない」効果を持っているカードを指す。
「○○に強い」というニュアンスで使われる耐性の「目標・対象限定版」と考えておけば良い。

アンチカード 《TCG》
特定のカードに対し、非常に効果的なカードを指してアンチカードという。「メタカード」とも呼ばれる。
ex.八坂 神奈子/3弾伊吹 萃香/1弾に対するアンチカードである。

イドフレア  《VISION》
爆符「メガフレア」本能「イドの解放」のコンボの通称。
現在は二度に渡るエラッタにより事実上消滅している。

犬災厄  《VISION》
槌の子れみにゃいぬさくやの3枚で発生するループを利用し、素早く大災厄を決めるコンボ。主な手順は以下の通り。
黄泉の舟で上記の3枚を冥界に送り、「黒猫」から猫符「怨霊猫乱歩」をプレイし、上記の3枚を場に出す。次の自分のメンテナンスフェイズに、槌の子の効果によってマナチャージを得たいぬさくやマナチャージをする。槌の子の効果によりいぬさくやは3ダメージを受け決死状態に。れみにゃは「レミリア・スカーレット」として扱われているので、いぬさくや起動効果によりいぬさくやアクティブで場に呼び戻し、再びマナチャージを行う。いぬさくやは起動効果を発動毎に1コスト発生するので、それとマナチャージを利用して冥界を一気に肥やし、条件が揃ったら大災厄をプレイ。

犬爆弾  《VISION》
犬走 椛/3弾(自動γ)を利用したコンボ。
執念の炎を付けた椛を神符「杉で結ぶ古き縁」で送りつけ、回復効果は自分が受ける。そしてターン終了時椛が手札に戻り執念の炎破棄され、ダメージを相手に押し付ける。
執念の炎神符「杉で結ぶ古き縁」のコンボ自体はほかのキャラクターでも使用可能だが、除去カードや解呪といったカードを使わないため、効率が良い。なぜか狼爆弾や天狗爆弾とは呼ばれない。
度重なるルール改正により適正・不適正が変更されたことのあるコンボだが、2011/03/30現在は適正(IR-11.3.3.e)。

今引き 《TCG》
場の現在の状態から、この状況に一番必要なカードを直前に引き当てること。特定のカードを引かないと負けるような状況で使われる事が多い。神引き・遊戯王引き・ディスティニードローなどの呼び方が存在する

ウィザード  《VISION》
VISIONプレイヤーの俗称。遊戯王でいうところのデュエリスト、ヴァンガードでいうところのファイター。
元ネタはAll Japan Championship2011の上位卓プレイマットであるVision Official Playing Mat of Wizard Rankerの「Wizard」とされている。

ウィニー 《TCG》
低コストのキャラクターを高速・大量展開する高速ビートダウン、及びそのデッキで採用される小型キャラクターのこと。
里香/9弾を初めとする「戦車」や種族:妖精怪奇「釣瓶落としの怪」などが代表か。
事故と呼べる現象が少なく、高コストキャラを中心としたデッキ相手だと数で完封しやすい反面、全体火力で全滅したり、高コストキャラ一体に蹂躙されたりといったケースも多い。

永琳砲  《VISION》
紅い飼い主の2.の効果により、蓬莱山 輝夜/1弾により呼び出した八意 永琳/1弾を射出、相手プレイヤーに8点ダメージを与えるコンボ。ノードさえあれば連射することも可能になる。
また、八意 永琳/5弾蓬莱山 輝夜/1弾により呼び出し攻撃、その後風神「風神木の葉隠れ」等で戻し使いまわすコンボを指す場合もある。

エラッタ 《TCG》
エラーを修正すること。不自然な挙動を起こすカードの訂正やバランスを崩すカードの調整を目的とする。
最新エラッタは公式サイトなどで確認ができる。対戦で相手が使用する場合も考え、エラッタが出た際は確認しておくのが望ましいだろう。
エラッタ前のカードもエラッタを適用すればそのまま使用できるが、うっかり大会でエラッタ前の効果でプレイしないように注意すること。

エンドカード 《TCG》
勝利に繋がるカードの事、またはゲームを終わらせるためのカードの事。フィニッシャーも参照。

おじいちゃん   《VISION》
魂魄 妖忌のこと。

落とす 《TCG》
1)情報戦などのハンデスを使用し、相手の手札を捨てさせる(VISIONの用語で言えば破棄させる)こと。
2)単に、カードを能動的に冥界破棄すること。

俺の嫁  《俗語》
プレイヤーの熱く滾る魂の炎を言葉に現したもの。その人物が最も愛するキャラクターに対して、愛と尊敬と独占欲を込めて呼ぶときに用いられる。しかし迂闊に人気絶頂のキャラクターに対して使うとその場で争奪戦が起きかねないので素人にはお勧め出来ない。
08年7月12日の第21回秋葉原YS公式大会において
「俺の嫁」をサイドボードのトップに表向きに置く行為は違反でない
と言う裁定が下され、スペック的に不遇なキャラも日の目を見るようになった。
しかし、これを悪用したプレイヤーが存在していた為、現在では出来なくなってしまった。(詳細は俺の嫁参照)

か行

カウンター 《TCG》
1)カードのプレイやキャラクター、世界呪符等の能力を無効にすること。またはそのカードのこと。
作戦阻止是非曲直庁の威令

2)カウントするもの。
ライフをカウントするライフカウンターや、式弾「ユーニラタルコンタクト」などの効果を使用するたびにセットされるカードのこと。後者はマーカーと言われることも。

壁さん  《VISION》
大会で一方的なソリティアデッキ等こちらのプレイングとは無関係に勝負のついてしまうような相手の事。または、一人で調整している時の貴重な対戦相手のこと。

火力 《TCG》
1)人界剣「悟入幻想」に代表される「プレイヤーやキャラクターに効果ダメージを与えるカード」のこと。類義語→バーンデッキ
2)ダメージを与える力のこと。攻撃力が高いなど、ダメージを与えることに優れるものを「火力が高い」と表現したりする。

看破系 《TCG》
カウンター系のカードのこと。ガンダムウォーというTCGにおけるカウンターカードのアーキタイプの名前が「作戦の看破」であることに由来する。転じて、プレイを無効にすることを「看破する」などと言うことも。
近年ではカウンターと一括りにされる事が多く、VISIONには思念の看破もあり、リニューアル後のガンダムウォーには「作戦の看破」が存在していないのもあってか、今では耳にする機会はほとんど無くなっている。

キャントリップ 《TCG》
古の記憶紅葉狩りのように、メインの効果の他に付いてくるドロー効果、またはそのような効果を持つカードの通称。前述のカードのようなすぐカードを引ける効果は「ファストトリップ」、キスメ/5弾変装のようにすぐは引けないが後々ドローできる効果を「スロートリップ」と細分化することもある。これをいわゆるドローカードと同一視する事は初心者にありがちな間違いで、その本質はカード消費の相殺にある。直訳で「些細なまじない」。

狂犬病   《VISION》
狗符「レイビーズバイト」の通称。
そもそも「レイビーズ」が英語の「狂犬病」。

腐る 《TCG》
ゲームの展開上、そのカードを使う機会がまったく無い状態になった時、そのカードが「腐った」という。また、そうした状態になることを「腐る」という。
例えば相手プレイヤーが一切キャラクターを出さないデッキだった場合、こちらはキャラクターの除去カードを使う機会が存在しないため、腐る。

グッドスタッフ 《TCG》
「単体で強い」カードで構築されたデッキ、またはその強いカードのこと。シナジーやコンボを考慮しない傾向がある。
・もちろん、その強さを完全に活かすのは難しい。
他のカードとの関係性をあまり考慮しないため、事故が少なく、安定した強さを発揮でき、複雑なコンボなどもあまり無いので初心者向けといえる。
が、反面うまく回ったときの強さ。といったものは無い。
・格ゲーなどにおける「強キャラ」が1枚のカードになっている感じをイメージしてもらえれば大体正しい。
・元々はMTG用語。強いカードを寄せ集めたようなデッキに対して用いる。

ぐるコン  《VISION》
効果範囲が「目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果」を持つカード(通称ぐるぐるカード。由来はアイコンの形から)を中心に構築されたコントロールデッキのこと。ぐるぐるコントロールの略称。
電符「雷鼓弾」の効果を最大限に活かすことと、永江 衣玖/9弾(自動β)を使いやすくするメリットがある。「目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果」を持つカードには除去カードが多いため、必然的に除去コントロールに近い動きをする。永江 衣玖/5弾無縁塚に弱い。
「ぐるコン」では分かりにくいためか、公式では「衣玖&雷鼓弾コントロール」という名前で紹介されている。

クロック 《TCG》
現在の場の状態から、相手に毎ターン何点のダメージを与えられるかを表す数字。または、そのキャラクターが持っているダメージ期待値。
主に古明地 こいし/5弾のように攻撃が通りやすく、ダメージ計算がしやすいキャラクターに用いられる。この例では、古明地 こいしは6点クロックを持つ。

「これだけ魔力があれば~」  《VISION》
ご存知マナの生成のフレーバーテキスト。転じて「このドローで、何かを引かなければ負ける」という時にマナの生成等序盤に必要なカードを引いてしまうお約束のこと。「何だって出来そうな気がする」だけで、実際は何もできない。皮肉である。「切り返さなければ辛い」「何かしないと負ける」という2ターンで続けてこれが起こると一種のトラウマになるとか。
亜種に「悪戯は成功ね!」「えっ、私も戦うんですか?」「マジでー?」などがある。

コントローラー 《TCG》
そのカードをコントロールしているプレイヤーの意。おおざっぱにいうと、そのカードの使用者のこと。VISIONで言えば「そのカードの(現在の)プレイヤー」であり、テキスト上の「あなた」にあたる人物のことである。離反工作などで場を移動することで、コントローラーと「そのカードの本来のプレイヤー」とが別となる場合がある。

コントロール 《TCG》
1)TCGのデッキタイプ分類の1つで、相手の行動を妨害していくことで勝利に向かう戦法のこと。種別としては、大きく分けて除去・ハンデス・ロックなど能動的に相手を妨害するものと、パーミッションのように相手の行動に対して受動的に妨害するものの二つに分類される。
また、そのコントロールする手段や主軸とするカードによって「~コントロール」「~コン」と呼ばれる事が多い。(→マナチャコン)。そのまんま、「(ゲームを)操作(Control)する」が語源。対義語はビートダウン
2)主に場のカードについて、そのカードのプレイヤーである権利をコントロールと呼ぶ。離反工作や因幡てゐなどの能力をさして、コントロールを変更する効果などと表現される場合がある。

コンバットトリック 《TCG》
戦闘で自分が有利になるようなギミックのこと。基本的に戦闘の際の干渉で使用可能な効果のみを指す。
コマンド装備や大妖精/1弾の(常時)効果、逆さ虹などで戦闘力を変動させるもの、漆黒の風などで戦術を付与するものなどその種類は様々。
VISIONは基本的に除去手段が豊富なゲームのため、厄介なキャラクターは除去した方が早い。そのため防御的に用いられる場合が多い。

さ行

サーチ 《TCG》
倫敦人形エンパシーなどの「デッキから特定のカードを探し出し、手札に加える、冥界に破棄する、場に出す」効果をサーチと呼ぶ。
どのカードを引くかが運で決まるTCGにおいて、任意のカードをデッキから探し出せるサーチは非常に有用。

サクる 《TCG》
効果を使用するために自分の場のカードを破棄すること。語源は生贄に捧げるの英訳Sacrificeの省略形。釣瓶「ウェルディストラクター」秘術「天文密葬法」のような、効果が強力である代わりに使い捨てのカードが例に上がりやすいが、黎明期の時点でもルーミア/1弾ミスティア・ローレライ/1弾のような「サクって」起動するカードは存在する。
なお、Visionには効果を起動するためのコストとしてカードを破棄することはない(すべて効果の解決時に破棄するゲームデザインである)ため、厳密に言うと他のゲームにおける「サクる」とは挙動が異なる。

ささる 《TCG》
1)カードが非常に効果的に機能し、状況を変えること。主にカードパワーの高いカードが大ダメージを与えた時などに用いられる。
2)デッキに入れられること。

さす 《TCG》
カードをデッキに組み込むこと。「1枚ざし」ならば1枚組み込むの意。「積む」という同義語もある。

サニーのミルク  《VISION》
サニーミルクが行うマナチャージのこと。「サニーがミルクします」のように用いる。元ネタは(検閲削除

ジェイス  《VISION》
永江 衣玖/9弾の持つ起動効果を使用すること。MTGの壊れカード「精神を刻む者、ジェイス」の持つ効果の一つにほぼ同じものがあることが由来。
余談だが永江 衣玖/9弾第九弾環境でエンパシーと並んで非常に流行したカードであり、それ以降の環境でもまだその強さは健在である。

事故 《TCG》
長いため個別ページにて解説。事故を参照されたし。要約すると手札などの状態で、カードの運用に困ること。

シナジー 《TCG》
「相乗効果」を意味する言葉。転じて、「何らかの相乗効果を持つカードの組み合わせ、またその特性」のことを言う。「シナジーがある=相性が良い」程度の認識で特に問題はない。
「コンボ」と似ているが、あちらは「組み合わせることで生まれる通常よりも大きな効果、またはその組み合わせ」のことを言う。すごく強くなるシナジー=コンボ、というイメージ。
また二枚のカードが互いに利益を与え合ったり弱点を補い合ったりする場合をシナジー、二枚以上のカードの効果で一連の処理の流れを作り出すものをコンボとする分け方もある。

出荷  《VISION》
主に符ノ壱“八雲 紫”の(自動β)効果で、キャラクターを除外する・される事を指す。最近は廃れ気味なのか普通に除去と言われる事が多い。

除去 《TCG》
破棄したり決死状態にしたり、あるいは除外したり手札に戻すなどして、場から離れさせること。

地雷 《TCG》
大会などにおいて、周囲の想定(メタ)の完全に外側を行くデッキを指す。流行していないような特殊コンボなど、事前対策が困難な奇抜なデッキが分類される。
対策が難しい分調整も難しく、初心者には敷居が高い。が、その分勝利した際の快感もひとしおだとか。

シルバーバレット 《TCG》
効果的な方法や解決策のこと。銀の弾丸が悪魔に有効であることが由来。
TCGにおいてこの用語が使われる場合は、特にサイドボードやデッキに1枚だけ差したカードをサーチしてくることを指す。VISIONにおいても想起「うろおぼえの金閣寺」教唆扇動の登場で実用的な選択肢となった。

シルミル 《TCG》
キャラクターのみを投入したデッキタイプのこと。由来はTCG「モンスターコレクション」にある、ユニット(いわゆるキャラクター)カード以外をデッキに投入することを制限する「シルク&ミルク」というカードの略称である。
カウンターカードの強いVISIONにおいて純粋なシルミルと言われるデッキは活躍しづらいが、兎符「因幡の素兎」以外のカードをほぼすべてキャラクターカードで統一したデッキを「ワニシルミル」と呼ぶことがある。明羅/9弾の存在もあり、手札増強力は中々の物である。
また黎明期にはマナの生成以外のカードを全てキャラクターで統一したデッキを愛用したプレイヤーもいたとか。


スーサイド 《TCG》
自分のライフを減らしつつ、相手に損害を及ぼすカード、またはそれらのカードを多く使っているデッキのこと。

ソードマスターマリサ  《VISION》
霧雨 魔理沙/1弾楼観剣のコンボの通称。第三弾と同時に出たエラッタにより弱体化し、事実上消滅している。

ソリティア  《TCG》
1人用のトランプゲーム全般の名称である「ソリティア」になぞらえて、相手プレイヤーが何をしようと無関係に勝負が決まってしまうようなデッキ、あるいは状況を指す。転じて、相手に中々ターンを回さないような強力かつ長いコンボの事を指す事もある。
蔑称として扱われる事が多いため、ロックをかけられても無闇に使うべきではない。

た行

耐性 《TCG》
特定のカードの効果を受けないことを「○○に耐性がある」という。戦術耐性とは別。
ex.符ノ壱“伊吹 萃香”コマンドカードに耐性がある。

チャンプブロック 《TCG》
主に時間稼ぎなどの目的で、大型キャラクターの攻撃を相打ちにできない小型キャラクターで防御すること。貫通持ちにはあまり効かないどころか、グレイズが貰えないので余程でない限りは行われない。なお、サニーミルク/9弾のようにブロックしても場に残る場合、それをチャンプブロックとは呼ばない。

デッキ圧縮 《TCG》
ドローカードやサーチカード、何らかのデッキからカードを破棄する効果を使用して、デッキの残り枚数を減らすことで有効なカードを引きやすい状況を作ること。その段階で不要なカードをデッキから破棄するなどして、ドローの質を上げること。

トリガー 《TCG》
引金、きっかけ。何らかの効果が適用される条件のこと。

な行

ナイフパッケージ  《VISION》
銀ナイフを中心に、「手札を破棄するリスクを持つ代わりに強力な効果を持つ」カード群をデッキに投入するアーキタイプのこと。第十弾において姫海棠 はたて/10弾蝶符「鳳蝶紋の死槍」裏取引といったカードが登場したことにより注目を集めた。

ニラ  《VISION》
式弾「ユーニラタルコンタクト」のこと。
当時は維持コスト無しで3回まで攻撃を無力化出来るそこそこ頼りになる防御的な世界呪符であった。
現在では話題になる事がほとんど無いせいか若干廃れ気味である。

猫ぱんち  《VISION》
鬼神「鳴動持国天」の(自動α)を使い、ライフが0の状態で拳骨「天空鉄槌落とし」の効果1を解決すること。新史「新幻想史 -ネクストヒストリー-」で自らのライフを削り、増えた手札は運命操作で処理しつつ拳骨「天空鉄槌落とし」をサーチする形が主流。

は行

パーミッション 《TCG》
対戦相手のカードをカウンターすることに主眼を置き、相手にやりたいことをさせないコントロールデッキ全般を指す。詳細は個別ページの解説を参照→パーミッション

バーンデッキ 《TCG》
火力カードを叩き込み、相手プレイヤーのライフをゼロにするタイプのデッキのこと。基本的にキャラクターはあまり使わず、相手キャラクターには、火力で除去することで対処していくことになる。
バーンデッキからキャラクターを一切排除し、火力だけでライフをゼロにするタイプをフルバーンという。また、小型のキャラクターを投入し、火力で相手キャラクターを除去しつつ殴り倒すタイプをスライという。

ハイランダー 《TCG》
カード1種類につき1枚のみで組まれたデッキのこと。また、そのようなデッキにしなければならない特殊ルールのこと。
必然的にコンボが組み込みづらいので、突き詰めるとグッドスタッフ的な構成になる。

バウンス 《TCG》
相手のカードを相手の手札・デッキに戻すカード、またはそれを主軸に置いたデッキのこと。
古くは白玉楼の幻闘脱兎「フラスターエスケープ」が代表格で、現在は射命丸 文/10弾深山の大天狗/10弾霊峰の魔獣を擁する天狗が得意としている。

発動 《TCG》
カード・効果を使うこと、また、その効果が現れること。単に◯◯を発動した、と書かれると、「カードのプレイ・解決」「起動効果の使用・解決」「自動効果の使用・発生・解決」などの区別ができない。実際のゲーム中には「◯◯発動しますが何かありますか?」などと、プレイの意図であることが通じることもあるが、基本的には使用を避けたい。実際、2011/09/16の公式ブログでの回答では、質問者が発動を「解決」の意味で用いたが公式は「発生」と解釈して回答したため混乱が生じていた。

バニラ 《TCG》
紅 美鈴/1弾のように、カードテキストを持たないカードのこと。由来はアイスクリームのバニラで、非常にシンプルなその味から。

ハンデス 《TCG》
ハンド・デストラクションの略。「手札破壊」=「手札からカードを捨てさせる」こと。情報戦などがこれに該当する。
関連→落とす

パンプアップ 《TCG》
キャラクターの攻撃力や耐久力、もしくはその両方を上昇させる効果・能力の事。代表格は鬼符「ミッシングパワー」

ビートダウン 《TCG》
TCGのデッキタイプ分類の1つで、キャラクターの攻撃を中心にする戦法のこと。詳細は個別ページの解説を参照→ビートダウン

ピーピング 《TCG》
カードの効果で相手の手札を確認すること。

ファイナルターン 《TCG》
このターンでゲームを終わらせるという宣言。「ヴァンガード」というTCGが元ネタ。

フィニッシャー 《TCG》
主に攻撃の面で、それが除去できなければゲームが終わるほどの性能を持つキャラクターのこと。
概して6/6以上のサイズを持ち、除去耐性や隠密で安定したダメージを計算できたり、奇襲速攻で相手の計算を狂わせる事ができたり、先制貫通即死のような戦闘向きの戦術を持っていたりするキャラクターが該当する。
また単に、そのゲームを終わらせた攻撃を行ったキャラクターを指すこともある。

不戦勝さん 《TCG》
「ふせん まさる」さん。大会の参加人数が奇数になってしまった時にふらりと現れ参加登録してくれるイケメンプレイヤー。メケーモ☆による1ターンキルデッキを使いその成功率は100%だという。
その正体は言うまでもなく「不戦勝」。レコードシートに書かれたこの三文字を擬人化した姿である。まれに「BYE」さんと名乗ることもあるとか(こちらも不戦勝の意)。

プライベートこあ  《VISION》
小悪魔/1弾時符「プライベートスクウェア」のシナジー。速攻系のデッキに積まれることが多い。式符「飛翔晴明」でも同様の事が可能。

フルバーン 《TCG》
バーンデッキのキャラクターを一切排除し、火力だけでライフをゼロにすることを目的としたタイプのデッキ。
プレイしたターンは基本的に攻撃できないキャラクターと違い、スペルカードやコマンドカードは使えばすぐに効果を発揮するため相手が対応しづらく、またキャラクターを積まないので相手の除去カードが腐るという利点がある。
かつてはカードプールの狭さもあり非常に構築が難しかったが、要石「天地開闢プレス」の登場を皮切りに、地霊殿パペットリッターのコンボをはじめ、憂いの雨赤眼「望見円月(ルナティックブラスト)」といったカードが登場し、大会での活躍も増えてきた。

プロキシカード 《TCG》
1箱買いしかしていない等の理由で実際のカードが足りないとき、スリーブに「他のカード」と「メモやカードをコピーした紙」を入れたりして代用したもの。公式大会、公認大会では当然使用できないが、準公認大会、交流会では使用可能となっている場合もある。

ブロッカー 《TCG》
1)防御を行っているキャラクターのこと
2)防御を主とするキャラクターのこと。得てして耐久力が高かったり、戦闘ダメージを無効化する能力を持っていたりする

ブロック 《TCG》
防御のこと。

ま行

マナチャコン  《VISION》
VISIONのコントロールデッキの中でも、特に、マナチャージすることに重点を置いたデッキの俗称。
大量の(多くの場合、9枚以上の)マナチャージキャラクターにより、比較的ノードやコストの高い断罪裁判などのカウンターや、死符「ギャストリドリーム」離反工作などのコントロールカードを連発して試合展開を有利に進めることを旨としている。
その性質上、試合展開がある程度長引くとデッキ切れを起こして負けてしまうため、勝負所を的確に見極めることが重要であり、比較的上級者向きのデッキといえる。

魔法の力  《VISION》
何か理不尽なことが起きたときに「これが魔法の力か」という形で使われる。元ネタはプリズムリバー伯/3弾のフレーバーテキスト。

無限塚  《VISION》
かつて存在していた無縁塚などの
(自動β)メンテナンスフェイズに〔あなたの冥界にあるこのカード〕をゲームから除外しても良い。除外した場合、〔あなたの冥界にある「○○○」1枚〕を手札に戻す。
というテキストを持つカードを無限に使用するプレイングのこと。無縁塚と無限ループをかけた呼称。2011/06/05の名古屋大会はまさしく悪夢であったという。
2011/07/01に総合ルールが改定され、現在では出来なくなった。
発端は、幻視の夜明け・2011/06/03更新分における、群青の祟り神の挙動に関する個別回答。

「メインから色々なデッキに対応できるようにしました。」  《VISION》
メインデッキに無縁塚を採用しましたという事。メイン塚とも。無縁塚冥界利用メタカードであるため有効打にならないデッキタイプも存在するので基本サイドボードの常連なのだが、冥界利用を行わないデッキは現環境ではほとんど存在しないのが理由。
勿論無縁塚は通用しないデッキにはとことん通用しない為、周りの環境を読み切るのが重要である。

メタ 《TCG》
1)メタゲームの略称で、デッキ構築段階での駆け引きのこと。例えば、ある大会の参加者のほぼ全員がキャラクターを使わないフルバーンデッキを使用する場合、緑眼のジェラシーなどのキャラクター除去を抜き、オレンジ/9弾などのバーン対策カードを入れれば有利になる。このように、その環境の流行を予想し、勝率が高くなるようにデッキ構築を工夫することを「メタる」という。
2)あるカードに対して強いカードのこと。メタカード、アンチカードとも。「禁弾「カタディオプトリック」釣瓶「ウェルディストラクター」などへのメタとして採用する」というように使われる。

や行

焼く 《TCG》
1)火力カードを用いて相手のキャラクターを除去すること。
2)竹林の火事などで相手のデッキを減らすこと。山札を焼くので「山焼き」とも。

ら行

ライブラリーアウト 《TCG》
竹林の火事などを駆使して相手のデッキを0枚にし、敗北条件を満たさせることで勝利するデッキタイプのこと。長期戦が前提のため、自分が敗北しないためにロックギミックを組み込むことが多い。
元ネタは「MTG」。あちらでは山札をライブラリーと呼ぶためこうした名称が与えられた。同義語に「山焼き」「デッキデス」「デッキ破壊」などがある。

ラブプラス  《VISION》
魔眼「ラプラスの魔」のニックネーム。元ネタは同名のニンテンドーDS用ソフト。魔眼「ラプラスの魔」自体が話題になる事が少ないためか元ネタがあまりに有名になったためか、最近では耳にする事が少ない。

リアニメイト 《TCG》
キャラクターを手札からではなく冥界から場に出すカード、またはそれに重きを置いたタイプのデッキのこと。
主にノードやコストが重くプレイしづらいキャラクターを冥符「紅色の冥界」などを用いて安く出すスタイルをとる。詳細は個別ページを参照。

リクルート 《TCG》
ルーミア/7弾のようなデッキから直接カード(特にキャラクターカード)を場に出す効果の俗称。

レミーク  《VISION》
広義としては奇術「エターナルミーク」と符レミリアのコンボの通称だが、こうして用語として使われる場合のほとんどは主に第三弾当初に流行したエラッタ前の上述のコンボを指す。
奇術「エターナルミーク」がエラッタによりほぼ別物のカードになったので、現在は事実上消滅している。

蓮コン  《VISION》
宇佐見 蓮子/7弾のコマンド回収効果とマエリベリー・ハーン/7弾のシナジーを生かした超低速コントロールデッキのこと。秘封コン、蓮メリコンなど異称も多い。コマンドカードはドロー、回復、パーミッション、除去、山焼きと様々な効果を取り揃えるVISIONで最も強力な種類のカードであり、一度場を固められてしまえば逆転することは不可能に近い。
第十一弾環境初期ではエラッタ前の因縁の魔障により弱点の遅さが改善され、環境に多く姿を見せるようになっていた。これにドローロックギミックを加えたタイプは「害悪コン」とも呼ばれていたが、京都害悪勢という集団が作り上げたデッキタイプというのが由来なので蔑称では無い。
ちなみに名前は似ているが蓮根とは関係ない。

ロック 《TCG》
特定の行動を制限する行為、またはデッキタイプのこと。コントロールタイプのデッキに多い。制限する行為の種類により「ノードロック」「ハンドロック」などと呼ばれる。

わ・を・ん

ワニ  《VISION》
兎符「因幡の素兎」のこと。またはその効果で場に出る「」のこと。

割る 《TCG》
キャラクター以外の場のカードを破棄すること。

ワンショット 《TCG》
同一ターン内に大量のダメージを与えること。それにより勝利することを「ワンショットキル」と言う。
個別ページにて様々な事例を紹介しているので、そちらを参照。

ワンターンキル 《TCG》
1ターン目に勝利すること。また、1ターン目に勝利可能なカードを手札に揃える事。要は1ターン目にワンショットコンボを成立させる事。テキスト改正により成立しなくなったものも多くある。
詳しくは個別ページを参照。

英数記号その他

3-3-1-3  《VISION》
デッキによく採用されるマナ加速要員である玉兎/5弾サニーミルク/1弾アリス・マーガトロイド/5弾霧雨 魔理沙/1弾のそれぞれのデッキ投入枚数を表す数字。数字は一例であり、様々に変化する。
第五弾環境ではこのバランスが最も人気であったが、環境が進むにつれて鍵山 雛/7弾秋 穣子/7弾などの出現、またメタの変遷によって様々なバランスのデッキが見られるようになった。
なお、前述の雛や穣子がデッキに投入されていても、上記の数字に追加されたりはせず、「0-3-2-3に穣子2枚」というように後付けされる事が多い。
現在はマナ加速要員の選択肢があまりに多く死語になっているが、バランス枚数としては現在でも受け継がれている。

CIP 《TCG》
MTG用語でComes into playの頭文字を取ったもの。「場に出た時」を意味する。
主として「CIP能力」という形で用いられ、「場に出たときに誘発する誘発型能力」を示す。
VISIONで言えば弐符などの(プレイされて、という指定のない)「場に出た場合」の効果がこれに相当するが、十六夜 咲夜/1弾八雲 藍/5弾などのキャラクターが持つ
「(自動β)
 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、~」
などを含める場合もある。
こうした差異が語弊を生みかねないため、使用はあまり望ましくない用語かもしれない。
M.I.W  《VISION》
Phantom Magic Visionを製作しているサークル。CD版コミケカタログに因れば、読み方は「ミーヴ」。

UWRS  《VISION》
雲山ダブルレイプシステムの頭文字で、雲山/7弾が既にセットされているキャラクターに対して、もう一枚の雲山/7弾をセットすることで手札破棄効果を2度解決するテクニックのこと。孤高の監視者でサーチ可能なカード2枚と2コストだけで相手ターンに手札を4枚落とせるため非常に強力だった。総合ルールの穴を突いた挙動であったため、2011/12/16の総合ルール改訂により修正、消滅。
また、これと同じく総合ルールの穴を突いたカードにふらわ~戦車/9弾があった。十分な引導火力となる6点ダメージを手軽に発生させていたのでこちらも非常に強力だった。

VISIONかーんたーん  《VISION》
コストが安定しないゲームの性質上、あれこれ考えるぐらいなら高い火力で殴った方が強いという事。ユキ/7弾黄泉の舟の組み合わせや、西行妖/1弾死霊の復活で出すプレイングがまさにこれである。勿論あれこれ考えたデッキも強いのは忘れないでおきたい。

最終更新:2015年07月13日 13:51