《内偵》

No.543 Command <第七弾
NODE(1)/COST(0)
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

 〔相手プレイヤーの手札全て〕を見て、キャラクターカード1枚を選んで相手プレイヤーの場にスリープ状態で出す。その後、〔このカード〕を〔この効果で場に出したキャラクター〕にセットする。以後、このカードは以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。

「(自動α):
  〔あなた〕は手札を常に公開しなければならない。」

「封印を解く為には、命蓮の力が必要…か」
「…」

Illustration:茶葉

コメント

先攻1ターン目からプレイできる脅威の妨害系コマンドカード。
手札を常に公開するということは、カードゲームにおいて死を意味すると言ってもいい。

ただ、相手のキャラクターを自分で自由に選べるとはいえ、ゲーム序盤に無条件で場に出させることには多少の危険が孕む。
玉兎は自身の能力で呪符を外せるため効果が薄く、サニーミルクなどの小型ノード要員を選べばノード加速による反撃を生む火種になる。下手に敵のアタッカーを選んでも序盤に自分がボコボコにされてしまう。

グレイズ2以上の序盤には攻撃しにくい中型キャラクターを選ぶとリスクが低く妥当だろうか。なんにせよ、使われた相手は真っ先に呪符の付いたキャラクターを場から破棄しようとするはずなので2、3ターンしかもたないものと考えた方がいい。

従来の情報戦射命丸 文よりも早くに序盤の相手の行動を読めるが、相手が動きを見せる前に手札を覗きたいのであれば、それらだけで事足りる場面も多い。よく考えて使おう。


  • キャラクターカードがない場合はその時点で効果の解決に失敗する。一応手札自体は見られるのでそれだけでも十分な部分も。
  • 〔この効果で場に出したキャラクター〕が対象であるため、出たキャラクターがコマンドカード「対象にならない」効果を持っている場合セットできない。
  • 相手の手札にキャラクターカードが1枚しかなく、それが大型フィニッシャーだったら泣くしかない。中盤以降はこの現象が発生しやすいので使用は控えた方がいい。


公式Q&Aより

  • Q292.「No.543 内偵」がセットされている状態で、他のカードの効果により手札を公開する効果が適用される場合、既に公開されていますが適切に解決されますか?
  • A292.はい、解決されます。
    • コメント
      • 既に公開されている情報を、改めて公開することはルール上適正である。

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最終更新:2015年07月17日 14:11