ないた赤おに
ないたあかおに
(名)童話。人間と交流したい鬼の、鬼ゆえに人間に逃げられる悲哀を描いた話。人恋しくて、楽しいものをいろいろ用意したにもかかわらず、誰も遊びに来てくれない時の比喩に用いられる。
[説]あらすじ:人間と遊びたい赤鬼。茶菓を用意して待つが警戒して誰も近づかない。青鬼に相談したところ「僕が村を襲うから君が助けなさい」と言われ実行、作戦は成功し赤鬼は村人と毎日仲良く過ごした。しばらくしてお礼を言いに行くと、青鬼の家は空っぽで「僕は村人に憎まれているので姿を隠します。赤鬼くん幸せにね」との書き置きが。赤鬼は泣きましたとさ。
最終更新:2006年01月19日 19:36