安価『妹のおさがり』

「やっぱりか…」
17才の誕生日の朝、誰よりも早く目を覚ました僕は、家人が起きないように忍び足で洗面所に向かい、その鏡に映った自分の姿を見て独りごちた。
鏡の中には、昨日までの自分の姿とは似ても似つかないほどの美少女がいた。
「さて…どうしたものかな…母さんには言わなきゃだし…でもなぁ…」
16才が終わるまでに女性経験を済ますことが出来なかった男子は、ある一定の確率で女体化してしまう現象が自分の身に降りかかってしまったのだ。
とりあえず、自分の部屋に戻って本当に女体化してしまったのかを確かめるべく、着ていたパジャマとパンツを脱いで、一糸纏わぬ姿になってみた。
「おぉ…」
見下ろすと胸は手のひらに余る程度の大きさに膨らんで、その先端は今までよりも二回りは大きく、しかし控え目なピンクでしっかりと存在を主張している。
「おっぱいだ…」
おそるおそる先端に指先を触れると、ぞっとするような感覚のような、でも不快感とは正反対の感覚が走る。
「ひゃっぅ…女のおっぱいってこんなに敏感なんだ…んぅっ…きもちいい…」
しばらく夢中で胸を揉みしだいていたら、股間にだいぶぬるっとする湿り気が起きていることに気がついた。
「こっちも…もしかして…」
おそるおそる右手で股間を探ってみると、そこには昨日まであった男性のシンボルはなく、割れ目になった股間の奥がしとどに濡れているばかりだった。
──くちゅっ
指が股間に到達したとき、小さく、しかしはっきりと水音が聞こえた。
「!!!!っっっ」
濡れた股間を指が動くたびにくちゅくちゅと小さな音を響く。その音も相まっていっそう快感が高まってくる…。
「はぁっ…んんっ…あぁぁ…!」
初めての感覚に、いつしか我を忘れて快感をむさぼっていると、ついに絶頂に達してしまっていた。
「はぁっ…はぁ…んん…」
──これが…女の子の、逝くっていう感覚なんだ…
しばらくは力が抜けたようにベッドに横になっていたが、窓から朝日が差し込んでくるにつれて意識がはっきりしてきた。
耳を澄まして家族がまだ目を覚ましていないであろうことを確認してのろのろと体を起こすと、バスルームに向かった。
「翔?起きたの?珍しいわね翔が朝からシャワーだなんて」
熱いシャワーを浴びていると、脱衣所から母親の声がした。
「う、うんっ。ゆうべ寝付けなくて寝汗かいちゃって…」
「着替えここに置いておくからね…、ってその声…まさか!」
「うん…僕、女の子になっちゃった…みたい…」
あきらめて告白すると、母親がドアを開けて入ってきた。
「あらまぁ…ほんとに翔? 彩矢とそっくりね。まあ兄妹だし似てておかしくないけど。それよか着るものをどうにかしないといけないわね」
そういうと母親はバスルームを出て行くと、2階の妹の部屋に行き、しばらくして戻って来た。
「はいこれ。今日は彩矢のおさがりで我慢なさい。見た感じ身長はほとんど同じっぽいし大丈夫でしょ。あとでちゃんと服買ってあげるから」
そう言って渡された妹の彩矢の服は、ウェストがややあまり気味で、胸はかなりきつかった。


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最終更新:2012年01月12日 23:05
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