イマジナリーナンバーとクローンの技術を用いて
SELが作り出した人造人間
クローンのDNAに細工を施して製造する
クローンを使用することにより人工受精のコストを削減し
より簡単に強力な兵士を生み出すことを目的とされた
大半は死亡、または廃棄され、ごく少数が生き残っているようだが
詳細はよく分かっていない
名前の由来は素数（Prime Number）から
落ち着いて素数を数えるんだ！
| フルブレイヴ |
その昔存在したという宇宙飛行士の細胞を
元に造られたプライムナンバー
優秀なクローンを用い、遺伝子操作を最小限に抑えることでガンや遺伝子病の危険を避けつつ高性能な個体を生み出すことを目的とし製造された。しかし結果的に成功した個体は一体もおらず、多くは死亡（自殺含む）してしまった。唯一実用に堪えうると思われたNo.28（= ユースケ）も生まれもって強い自我と正義感を持ち、兵器としての使用には不適切とされ廃棄された。廃棄される個体は劇薬により毒殺されるのだが、No.28は偶然にもその毒に適応してしまい生き延びたと考えられる。 No.28の失敗により、SELはこのコンセプトでの実用個体の製造は困難と判断。研究は打ち切られ、以後再開することは無く、資料も廃棄された。 以下は廃棄されたSELの研究資料に残っていた情報である。 コードネーム・フルブレイヴの元となった人物は日系の大学院生であった。孤児だったが育ての親の愛を目一杯受けて育ち、真っ直ぐな性格で育つ。幼い頃から頭脳明晰、運動神経も抜群であり、宇宙人ではないかと噂されることもあった。留学したアメリカ（当時）の大学にて飛び級により大学院へ進学。自然科学に関するレポートが政府機関の目に止まり、弱冠18歳で宇宙飛行士にスカウトされることとなった。彼が単身で乗りこんだシャトルは宇宙へと旅立つが、その28日後に音信が途絶えてしまう。そして後に回収されたシャトルからは彼の遺体が発見された。死因は不明で更なる調査が期待されたが、相次ぐ各国・地域の統合の波に焦りを覚えていたアメリカ政府はUSNの成立を優先、またWAWなど工業面での開発が進んでいったため、その後二度と調査が行われることは無かった
|
more |
| リルノシホ |
とある王国の跡取を人工授精によって作り出す計画で
生み出された実験体のひとり |
more |
