売れるアニメの考察


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1、一話の時点で最終話の方向性を暗喩する

一見不可解かもしれないが、1話の時点で最期のオチを示唆した方が視聴者の食いつきは良くなる。
ワンピースの「海賊王になる」などは典型で、ボスが出てきた→倒す、大会に出場した→勝つか負ける、
廃校になる→廃校にならない、と言う風にオチが予想出来た方が視聴者は安心して作品について来やすい。
これを「この作品の方向性はまだ決まってません」とスタートすると視聴者が徐々に離れて行ってしまう。

2、主人公ないしサブキャラクターに無知なキャラクターを一人くらい入れる。

視聴者視点のキャラクターを用意する。よく陥りやすいのは登場人物が全てその世界観を理解済みというパターン。
無知キャラクターを一人も入れていないと視聴者が置いてけぼりを食らいやすい。

3、男キャラクターに一番力を入れる

男性キャラクターが出てくる場合の話。男性向けアニメでも女性向きアニメでも、男キャラクターを適当に作ってしまうと、
確実にゴミ作品が生まれてしまう。男性視聴者は想像以上に男性キャラクターを見ていて、そこが不快だと作品のケチに繋がりやすくなる。
では「イケメンなら良いんでしょ」というのも陥りやすいミス。だいたい素人が考えるイケメンは「格好良くない」。
男が格好良ければヒロインは可愛く見える。

4、不快なキャラクター・展開・敵は避ける。悪人を避ける。

非常に難しい所。ブルーレイという販売形態である以上、不快なキャラクターが出てくるBDは売れない。
一番難しいのが悪人キャラクターの扱い。物語を盛り上げるために悪人を出すのは必要ではあるだろうが、
扱いをミスると不快なキャラクター・展開・不快なアニメーションができあがる。
よくあるやらかしが「誘拐犯などの犯罪者を出す」「狂ったキャラを出す」「嫌な上司を出す」など。

-1、敵を魅力的に描く、言い分が判るようにする。

4を回避する1つの手法。敵が主張する意見が必ずしも理解出来ないものでないようにする。いわゆる正論と正論のぶつかり合いにする。
主人公より人気が出てしまっても問題無い。笑える敵にする。
少年漫画の名作ほど悪人が魅力的である。

-2、「善」のストーリーを作る。

「善」だけでストーリーを作ってみる。
Aが善意で、Bが善意であってもそこにトラブルは起こすことは出来る。「トラブルは悪でしか起こせない」というのは陥りやすいミス。
この「善」のストーリーは最期に泣けるシーンに持って行きやすいので一つの手、この場合トラブルは人ではない「環境」にまかせることが出来る。
ちなみにまどマギは「悪」のストーリーなのかという話がある。きゅうべえが悪人であるという意見もある一方、きゅうべいは悪ではなく環境のようなものという考え方もある。
ラブライブなども典型的な「善」のストーリーである。

5、主要キャラクターは4人以上にする

単純に3人以下のアニメは売れないため。売れない理由は謎。
そもそも主要キャラ4人動かせる作家は腕が良いから、とも言えるし、
主要キャラクターが少ないと画面がしょぼくなるからとも、主要キャラが多い方が好きなキャラが一人は出来やすいからとも言える。
ちなみに上限は少ない方が良いという説もあるが9人のラブライブや、もはや10人軽く超えてるDOG DAYSが売れているあたり、上限はないのかも知れない。
増やしすぎて1キャラクターが薄まらないように注意したい。

-1、ポット出のキャラクターは注意する

物語の中盤、いきなり追加キャラクターが出てきて、そのキャラが出しゃばったり、作者が贔屓し出すとどうなるだろうか。
視聴者の中には「自分たちが築き上げてきた世界によそ者が入ってきた」と感じるだろう。
おおむね二期物の追加キャラクターが酷評されやすいのはそのせい。しかし許容されれば世界観を広げられるだけに難しい所ではある。
ソーシャルゲームはキャラクターが多いせいで、こう言うポット出が非常に多くなりやすい。

6、謎は引っ張らない

1話くらい引っ張るのは良いが、毎回毎回「謎は謎だ」という展開にされると、
次第に視聴者が付いてきてくれなくなる。1話に振った謎を13話くらい引っ張るアニメがあるが、勇気があると感じる。

7、声優が悪いアニメは売れない

世知辛い。この場合、玄人素人という意味ではなくて、新人なりに演技力がある・キャラクターに非常にマッチしている。と言うことも含む。
声優のミスマッチは感動するシーンも感動しなくなるし、熱くなるシーンも熱くならない。
というか演技が気になって集中出来なくなるケースもある。
ベテラン声優であってもミスマッチは起こる。アニメ視聴者の大半は声優の名前なんぞ知らないのだからこそ、才能で選びたい。

8、地に足の付いた展開を基本とする。

ようは視聴者の属性である「現代人、現実世界、おおむね若者」を逸脱しないということ。
視聴者の共感を得るための話。異世界転生物が増えているのはファンタジーという地に足の付かない世界に、現代人が転移するからこそ
読者に共感を得ているとも考えられる。
ちなみに回想を必要以上に入れたり、劇中劇を数十分やる、サブキャラクターの話が執拗に入るなども「これ主人公と関係ない話だよね」と嫌われる。

9、アニメの販売形態を考える。(1巻の法則)

おおむねアニメは1巻に2話・3話が収録されるので、4話が面白くても1巻は売れない。
1巻が売れないと続刊も売れなくなる。言い換えれば「2話ないし3話までに見所を作れない作品は終戦である」という考え方にも繋がる。
ちなみに2話収録ということならば、2話ごとに見所のシーン(例えばライブシーン)を入れるという考え方もある。
2話どちらも面白くない捨て巻を作らない、2話ごとにキャラクターで纏める、など考え方はいろいろある。
BDの売り上げは全巻平均で考えられやすいが実際の販売形態は1巻毎であるので、そこまで想定してストーリーを組めるライターは上出来である。