3. Bタイプの説明
議定書のような“取り決め事項”に合意
- 現行の議定書は数値目標を決定したが、それの代替として技術開発を中心にした取り決め事項を決定する
- 温暖化対策の方向性を決めるものなので、ここではそこまで具体的には踏み込まない
- 交渉に関わるアクターは六カ国、ただし全体に関わる取り決めなので、世界中の各立場の代表として(日本、EU、米、途上国、島嶼国、産油国)とする
ゲームのイメージ
- 前もって、各国国民の立場になってデータをもとにオプションに期待順位をつけておく
- 参加者が同じアクターごとに集まり、データの解読や議論を行い、順位をつける←参加者が順位をつけるのがポイント
- 各国政府役の参加者が交渉する
- 交渉結果をもとに、各国政府と国民の点数を計算する
- 交渉結果をもとに、各国に環境改善分の利益が配分される
- ただし、交渉結果が国民の期待を大幅に下回っていれば、クーデターが起こる(政府役に適当に点数をつけさせないため)
論点とオプション
論点 | オプション | |
論点1:効率設定の方法 | 1a | 一律 |
1b | 途上国と先進国で差異 | |
1c | 自由、各国何らかの効率は設定する | |
論点2:途上国支援 | 2a | 高効率製品を作るための技術支援 |
2b | 高効率製品を買うための資金支援 | |
2c | 国家としては支援しないで市場に任せる | |
論点3:??? | 3a | ?? |
3b | ?? | |
3c | ?? |
各国政府は、これらオプションの組み合わせに対して順位をつけておく。
必要なデータ
各国政府役が妥当な順位を付けられるような数値データや、状況を説明した文章が必要。
- 気候:年間降水量・気温、その推移のグラフ
- 面積:数値
- 人口:人口推移
- 財政・政治:予算とその内訳
- 経済状況:GDPの推移
- 産業:産業構造
- エネルギー:エネルギー源の割合、自給率
- 環境問題とそれに対する意識:?
- 温暖化についての外交的姿勢:?