東京支部第1回公演

「笛男~フエオトコ~」「我らバレンタイン撲滅運動隊」 

 

 

・場所

スタジオ・タカタカブーン

 

・日時

2月14日(土)開場18:00 開演18:30

各50分程度で、演目間に15分の休憩を挟みました

 

・料金

無料

全席自由、事前予約なし

 

・演目

「笛男~フエオトコ~」

 

<cast>

アキオ:にくきゅう

ダイスケ:ちんちんしゅっしゅ

コウイチ:ドンペリニョン

ユミ:黒猫

笛男・明夫:フォード

 

<staff>

演出:ちんちんしゅっしゅ

照明:みかん

音響:ヨコヅナ

制作:ヒゲ、みかん

脚本:亀尾 佳宏(晩成書房「高校演劇Selection2005下」より)

潤色:劇団先駆けタンバリン

 

我らバレンタイン撲滅運動隊

 

<cast>

山昇:黒ネクタイ

森通:のっぽ

香川研:通り縋り

未知歩:ダンボ

王麗:しらたき

 

<staff>

演出:ヨコヅナ

照明:みかん

音響:ヨコヅナ

制作:ヒゲ、みかん

脚本:重松舞(「はりこのトラの穴」(ttp://haritora.net/index.html)より)

潤色:劇団先駆けタンバリン

 

公演に使用したポスターはこちら

 


公演レポート

 

 

2/12

 

8:00
巣鴨で車をレンタルし、黒ネクタイの運転でヨコヅナ、みかんは一路タイヤを引き取りに。


10:00
小屋入り予定時刻。
・・・のはずが、車組が渋滞に巻き込まれてしまい10時を過ぎることが確定。
先に到着していた人達には舞台や稽古場の見学などをしていました。
路線変更で事故りそうになったりしつつも、なんとか11時には駒込着…。

11:00
黒ネクとヨコヅナは車を返しに。残ったメンツ(通り縋り、ドンペリ、ちんちんしゅっしゅ、にくきゅう、フォード、みかん)は道具を搬入して公演で使えるよう準備。特にタイヤは舞台を汚さないよう念入りに拭きました。
面子が男ばかりで「チョコの包装なんかわかんねーよ!」という声が飛び交っていました。
昼飯を買って帰還した黒ネクとヨコヅナに感謝しつつ一旦昼休憩。

13:30
食べ終わり、さぁ軽く通し練習でもやろうかという段になって音響照明の使い方が判らずgdgd。
結局、外出していたスタジオ所有者の方が戻られるまで細々した作業をする事に。

14:30
12・13は平日なので学校や仕事がある人もいました。
遅れて黒猫が到着し、笛男組が揃う。
バレンタイン組もしらたき・ダンボ・のっぽと続々到着してモチベーションが上がり始める。

18:00
全員揃って練習もしたところで、実際に舞台に立っての通し稽古!
まずは笛男組から。
(;^ω^)・・・
テンポ悪い、台詞飛びまくる、戦意喪失する者が出る……と散々な結果。演出のちんちんしゅっしゅも頭を抱えていました。
バレンタイン組も初の舞台稽古で感じが違ったらしく、普段の実力が発揮できなかったようです。
メンバーに焦りが出始める。

21:30
翌日にすぐ練習できるよう、軽く片付けをして解散。
帰宅後はvipで頑張って宣伝。団員でもないのに保守してくれたり叩きから用語してくれたり、多くの名無しさんの優しさに心打たれる。

ここまで長時間の練習は初めてで全員疲労困憊。
人手不足で役者が裏方仕事を相当こなさなければいけないことも地味に響きます。
本番まであと2日。どうなるタンバリン!?

 


2/13


10:00
劇場入り。
軽い準備運動や声出しの後、役者陣が揃うまで照明の当たりや道具の位置を調整。
色を入れたり、本格的に照明を使ってみました。ライト熱すぎワロタwwwwwww

13:30
早々にメンバーが揃った笛男組は奮起。ぶっ通しでとにかくハイテンションな練習を続ける。
演出が全体の動きを見るためにダイスケも演じたフォードは衣装のスーツ+暖房のコンボで瀕死だったとか何とか。
メンバーの揃ったバレンタイン組も、舞台の雰囲気を掴むために練習を続けます。

18:00
疲労と異様なテンションで、いよいよドンペリもキャラが崩壊してきたかと思われる頃にリハーサルを行う。
( ^ω^)・・・
笛男組は、前日の惨状が嘘のような出来。
練習期間も短いため荒は目立ちますが、大声と勢いを終幕まで継続させて観られるレベルに持ち上げていました。
リハを観ていたバレンタイン組からは驚きと共に「これはまずい」という声が。舞台を借り切って負けじと稽古を続けました。

20:00
そして迎えたバレンタイン組のリハーサル。笛組より長く練習を重ねてきただけあって流石の出来。
ヨコヅナさんのお客さんを大事にする丁寧な演出がちゃんと活かされていました。
本番まで24時間を切りながら、両組のモチベーションが上がります。

21:30
ラーメン食べたりして解散。
宣伝の遅れを取り戻すべく、引き続きvipにスレ立てしました。助言を受けてmixiのvipコミュニティに書き込んだりも。



猛練習の末、モチベーション・クオリティ共になんとか公演に臨めるようになりました。
「本番には魔物が潜む」という言葉もありますが・・・?
劇団立ち上げから1年と9ヶ月、いよいよ迎える本番当日!

 


2/14(バレンタインデー)

10:00
劇場入り。
さすがに前日の夜は皆なかなか寝付けなかったようです。
緊張だけでなく、前日は長く舞台で練習したために目に照明が焼き付いて眠れなかった人もいたとか。
あげく腹壊したり吐いたり、コンディションは最悪・・・?
まずはお客さんを迎えられる体制を作るために劇場掃除。カーペットにコロコロかけたり椅子を綺麗にしたり。
役者の一部はメイクの練習もしました。女の子って化けるんだな……(某団員談)

11:00
音響照明が合わさるシーンを再チェック。
照明のみかんさん、音響のヨコヅナさんは共に舞台経験者ではあっても本格的な音響照明の経験はないそうで、入念に調整しました。
メンバーの大半を占める未経験者は言うまでもなく、経験者も気を引き締めて公演に臨みます。

12:00
ヨコヅナさんが「響声破笛丸」という漢方薬を持ってきてくれました。
効果は読んで字の如く、声がよく出るようになるとか。役者全員で飲んでみることに。
あまりの不味さに倒れこむ者が出たりもしましたが、その後の練習は普段より楽に声を出せてる!と思う!
そして携帯からvipにスレ立てて最後の宣伝活動。様々な所から応援メッセージが届き、弥が上にもテンションが上がります!

15:30
少々時間が押しつつ、ゲネプロ(本番と同じ流れでやるリハーサル)開始。どれだけハプニングが起きようと進行は止まりません。
セリフが飛んでも舞台装置が崩れても、ちゃんとそれに対応した演技ができる役者陣。
いつ練習したんだってくらいアドリブが強くなっていました。1年9ヶ月やってきたエチュードは伊達じゃなかった?

17:30
仕事を終えたヒゲさんが手伝いに来てくれました。裏方組は受付の手筈などの確認。
役者組はメイクや衣装の調整をしたりストレッチしたり、あるいは冗談言い合ったり。本番に向けて各人好きなように集中力を高めます。

18:00
客入れ予定時刻。
若干ドタバタしつつも予定通りお客さんに入ってもらうことができました。
幕裏では笛男組が待機。バレンタイン組は稽古場で音を立てずに最後の調整。
もう全員が気が気じゃないです。開演まで長くて短い30分!

18:30
開演!




20:30
終演!
劇の内容はもう改めて語りません
本当に温かいお客さんに恵まれた公演だと思います。全員が劇場に残ってアンケートを書いてくれました。
感謝の気持ちを込めて、来て下さった方々にバレンタインデーのチョコレートを配りました。
劇場外の階段で最後のお客さんを見送り、やっと本当の公演終了・・・!

 


劇団立ち上げから1年9ヶ月、他に先駆けて東京支部が遂に終えた初公演。
観て下さった皆様も応援してくれた皆様も叩いてくれた皆様も、本当にありがとうございました!
初公演は終えたものの、劇団タンバリンの活動はまだまだ続きます!乞うご期待!

最終更新:2009年04月19日 03:15