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TVでは連日ニュースを報道している。まぁ、NEWSの由来は、東西南北全てを表すとか、 NEW(新しいこと)がS(複数)だとか。あってるのか?俺の知識… まぁ、TVをみていたらそう思うのは仕方が無いのかもしれない。大きなニュースだと何度も似たような話ばかりで退屈だし 全国向けのニュースが終わると、地方向けのニュースが放送される 画面に映ったのは、30行くか行かないか程度の、まぁ綺麗な。と表現できる女性だった 「化粧が少し濃いが合格!!」 「石坂…そんなことより…もっとゴーヤを食べろぉ!!」 相変わらずこの二人が組むと騒がしい。まぁ、いつものことだと気にも留めないが 「ニュースはいつも代わり映えがあって。なかなか『事実は小説より奇なり』を表現しますよね」 まぁ、二人がじゃれあって(?)いる場合、今の言葉は俺に言ってるんだろうな。とすぐに判断できる 「まぁ、最近は世相が世相だから。久季さんも気をつけたほうがいいですよ。なんなら  ボディーガードを引き受けますよ。無償で」 カッ!!と右腕を曲げ、力を入れてみせる あ。笑った。よかった、うけてくれたのか… 「…どうして刺殺する時に、包丁が多いんでしょうね」 すいません。ニュース画面に確かに『15歳少年、父親を包丁で刺す』とかテロップ流れてますけど… 食事中ですよ!! という突っ込みを心の中で済ませ、あえて咳払いもして答えようか 「まぁ、生活雑貨店とかで簡単に入手できますしね。一応この国には銃刀法。なるものもありますし」 「刃物で刺すから刺殺…じゃあ、魔法で消したら…魔殺?」 …摩擦?ああ…違った。魔法で消したら…でも刺すから刺殺であって…消す場合、消殺?…じゃなくて!! 「はい?魔法?」 「ええ。魔法です」 あ。そういえばこの間、阿美姫が『ポリーとハッターと賢者の水』とかいう海外小説貸してたっけ 有名らしいが…読んでないなぁ。映画もあるらしいけど見てないし 「魔法が使えたら。と思ったことは…?」 「…子供の頃は使えると信じてましたが。流石に大地に足が着いていないと、人間落ち着きませんよ」 はたしてくじ運のいい(らしい)俺が『大地に足が~』と言って説得力があるのだろうか… まぁ、なんにせよ。突然『魔法』とかいうワードを出されると…困惑するな …俺って意外と現実主義者? 「あ。そろそろ時間じゃね?」 石坂がポケットから携帯を取り出す。こう見えて時間には几帳面な奴で、意外と助かったりしている 「…そんな感じね。じゃあ、ちゃっちゃ。と食べてバスツアーに戻りますか」 阿美姫も冷静だ。ただ…バスに戻る前にジュースは買っていこう。このゴーヤは予想以上のインパクトだ 外は意外と快晴だ。とはいえ、シーズン本番ではなく、北海道ではまだ雪の残る3月中旬 暖かいことは良いことだが、流石に海に人はほとんどない。まぁ、観光ツアーだから問題ないが… 「海を呆然と見ている…つまりお前は今…女の子達の水着姿を想像している!!」 石坂ぁ。何だその指は…変な刑事ドラマに影響されるなよ~殉職しても笑って弔辞を読んでやるぞ~ 「君と違ってクリエイティヴなことを考えるのさ」 「女の子の水着姿を想像するのもある意味クリエイティヴだろ」 「………そうか?」 「そうとも」 「どうでもいいか」 「どうでもよくないとも」 「じゃあ、俺コーラな」 「おうとも…じゃなくて。金は出せよ」 「ちっ。ノリで流せると踏んだんだが…」 「頭脳明晰、沈着冷静…名探偵と人は呼ぶ」 そこに割ってはいる一人の女の声 「石坂。どうでもいいけど時間やばいから。私ウーロン茶。クーちゃんは緑茶ね」 阿美姫の後ろに笑顔のお嬢様。ええ、ええ。反論はしませんとも。まぁ、時間も無いことだしね バスで買ってきたジュースを渡すときにお金も渡してくれるしね まぁ、一つだけ文句があるとすれば… 渡されたのが二人分で三百円 ここのペットボトル飲料が一本、百六十円… 小さいことにこだわるのはいかにも器が狭量そうだからしないけど さて、あとはバスに従って次の目的地へ出発侵攻…もとい、出発進行 到着するまでゆっくりしよう…夢見も悪かったし……ね
TVでは連日ニュースを報道している。まぁ、NEWSの由来は、東西南北全てを表すとか、 NEW(新しいこと)がS(複数)だとか。あってるのか?俺の知識… まぁ、TVをみていたらそう思うのは仕方が無いのかもしれない。大きなニュースだと何度も似たような話ばかりで退屈だし 全国向けのニュースが終わると、地方向けのニュースが放送される 画面に映ったのは、30行くか行かないか程度の、まぁ綺麗な。と表現できる女性だった 「化粧が少し濃いが合格!!」 「石坂…そんなことより…もっとゴーヤを食べろぉ!!」 相変わらずこの二人が組むと騒がしい。まぁ、いつものことだと気にも留めないが 「ニュースはいつも代わり映えがあって。なかなか『事実は小説より奇なり』を表現しますよね」 まぁ、二人がじゃれあって(?)いる場合、今の言葉は俺に言ってるんだろうな。とすぐに判断できる 「まぁ、最近は世相が世相だから。久季さんも気をつけたほうがいいですよ。なんなら  ボディーガードを引き受けますよ。無償で」 カッ!!と右腕を曲げ、力を入れてみせる あ。笑った。よかった、うけてくれたのか… 「…どうして刺殺する時に、包丁が多いんでしょうね」 すいません。ニュース画面に確かに『15歳少年、父親を包丁で刺す』とかテロップ流れてますけど… 食事中ですよ!! という突っ込みを心の中で済ませ、あえて咳払いもして答えようか 「まぁ、生活雑貨店とかで簡単に入手できますしね。一応この国には銃刀法。なるものもありますし」 「刃物で刺すから刺殺…じゃあ、魔法で消したら…魔殺?」 …摩擦?ああ…違った。魔法で消したら…でも刺すから刺殺であって…消す場合、消殺?…じゃなくて!! 「はい?魔法?」 「ええ。魔法です」 あ。そういえばこの間、阿美姫が『ポリーとハッターと賢者の水』とかいう海外小説貸してたっけ 有名らしいが…読んでないなぁ。映画もあるらしいけど見てないし 「魔法が使えたら。と思ったことは…?」 「…子供の頃は使えると信じてましたが。流石に大地に足が着いていないと、人間落ち着きませんよ」 はたしてくじ運のいい(らしい)俺が『大地に足が~』と言って説得力があるのだろうか… まぁ、なんにせよ。突然『魔法』とかいうワードを出されると…困惑するな …俺って意外と現実主義者? 「あ。そろそろ時間じゃね?」 石坂がポケットから携帯を取り出す。こう見えて時間には几帳面な奴で、意外と助かったりしている 「…そんな感じね。じゃあ、ちゃっちゃ。と食べてバスツアーに戻りますか」 阿美姫も冷静だ。ただ…バスに戻る前にジュースは買っていこう。このゴーヤは予想以上のインパクトだ 外は意外と快晴だ。とはいえ、シーズン本番ではなく、北海道ではまだ雪の残る3月中旬 暖かいことは良いことだが、流石に海に人はほとんどない。まぁ、観光ツアーだから問題ないが… 「海を呆然と見ている…つまりお前は今…女の子達の水着姿を想像している!!」 石坂ぁ。何だその指は…変な刑事ドラマに影響されるなよ~殉職しても笑って弔辞を読んでやるぞ~ 「君と違ってクリエイティヴなことを考えるのさ」 「女の子の水着姿を想像するのもある意味クリエイティヴだろ」 「………そうか?」 「そうとも」 「どうでもいいか」 「どうでもよくないとも」 「じゃあ、俺コーラな」 「おうとも…じゃなくて。金は出せよ」 「ちっ。ノリで流せると踏んだんだが…」 「頭脳明晰、沈着冷静…名探偵と人は呼ぶ」 そこに割ってはいる一人の女の声 「石坂。どうでもいいけど時間やばいから。私ウーロン茶。クーちゃんは緑茶ね」 阿美姫の後ろに笑顔のお嬢様。ええ、ええ。反論はしませんとも。まぁ、時間も無いことだしね バスで買ってきたジュースを渡すときにお金も渡してくれるしね まぁ、一つだけ文句があるとすれば… 渡されたのが二人分で三百円 ここのペットボトル飲料が一本、百六十円… 小さいことにこだわるのはいかにも器が狭量そうだからしないけど さて、あとはバスに従って次の目的地へ出発侵攻…もとい、出発進行 到着するまでゆっくりしよう…夢見も悪かったし……ね [[続く>もしかしてその五]]

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