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「キミは何になりたい?」
彼女は聞いてきた、まるで小学校の教師の様に。
勿論真面目に答える気は毛頭ない,ワザと数十秒考慮して答えてみる
「サラリーマンかな?」
馬鹿みたいな答えだ
「へぇ・・・、サラリーマンかぁ・・・以外と現実的なんだね」
彼女はそう言った、まるで小学校の教師の様に。
本当に自分が馬鹿みたいだった
「・・・すみません、嘘です」
とりあえず謝る
本来この''謝る,,行為も自分の夢の答え''サラリーマン,,もありえない
この状況を自覚しているからこその悪ふざけである
ごめんね先生
心の中でもう一度謝る
「二回も謝らなくたっていいって」
笑って彼女はそう言った,流石先生、何もかもお見通しだ
あぁ、実に清々しい会話の応酬だ
心の底からそう思う、偽りはない
「ホントウにそうなのかな?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「所詮これはキミの夢なんだよ」
「うん、それで過去が反映されて嬉しいんだよね」
「本来このシュチュエーションはありえないワケだからそりゃ楽しいよね」
「それで自慰に耽り目を覚ますんだよね」
「そして夢から覚めた瞬間の絶望的なまでの脱力感、もう性的なソレを完全に通り越して精神にまで届いてしまう」
・・・・・・・・・・・・・卑猥な。
「うぅん、夢をみることは悪いことじゃないよ、もちろんアッチもね」
・・・・・・・・・・・・・・・全く。
「つまり夢の中でしか何かを得られない程に現実世界では悲惨なワケだ」
・・・・・・・・・・・・・・五月蠅いです。
「そしてまるで暗示をかけた様に幸せな夢をみる」
「キミは既に立派な人格障害者、いや人格破綻者かな・・・自覚はあるんでしょう?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・不愉快だ。
「そして暗示の紛いの夢の中にウイルスがいるね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ああ。
「私よ」「あなただ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・わからない。
「私は貴方の内の何かよ、このままだと取り返しのつかない何かが起こると危険信号を発しているの」
・・・・・・・・・・・・・・・・・さいですか。
「関係ない・・・そうキミに関係のない犠牲が出ることにもなりかねないよ」
・・・・・・・・・犠牲って・・・・・・・・!?。
「立ち止まって考えるな、行動し考えろ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・十八番ですね。
「これで3ヶ月連続かぁ・・・」
「何にも起こらないし・・・」
「夢は3ヶ月連続でイイモノじゃないし・・・」
「早く帰って下さいよ先生・・・」
朝がきた、2月の朝は格段に寒い
夢見も悪いし・・・
因みに・・・先生は御存命しております
確認の為
さぁ、無意味な一日の始まりだ
心の奥底では意味のある一日を期待はしているが
実際は下らない程憂鬱で絶望的なまで陰鬱な一日が総締めだ
・・・・まだ寝ぼけてるのか目が霞んで時計が良く見えない
まぁいいさ、もう一度寝よう
起きてから何が起ころうがしったこっちゃないってね
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