ウィンドコントローラーを想定していない音源を使うときに必要なMIDI信号などを調べてみた。
目次
傾向と対策
ピアノなどの減衰音を制御する場合、MIDIのノートオン・ノートオフ信号さえあれば、以下のように最低限の制御が出来る:
- 発音開始・終了をノートオン・ノートオフで指示する。
- 発音開始時の音量・音色をノートオンのベロシティ値で指示する。
しかし、ウィンドコントローラーでは発音中に音量や音色を制御するため、上記の信号だけでは不十分である。
ウィンドウコントローラーを想定している音源は、ボリューム(CC#7)、ブレス(CC#2)、エクスプレッション(CC#11)、アフタータッチ、のいずれかで、音源の音量と音色の双方を変化させることが出来る。
ウィンドウコントローラーを想定している音源は、ボリューム(CC#7)、ブレス(CC#2)、エクスプレッション(CC#11)、アフタータッチ、のいずれかで、音源の音量と音色の双方を変化させることが出来る。
ウィンドコントローラーに非対応な音源の制御
方法1. 以下の2つ設定を行うと、ブレスで音量を変化させることが出来る:
- コントローラーでボリューム(CC#7)を出力するよう設定する。
- 注意: WX11はボリューム(CC#7)を出力できないので、この方法は使えない
- コントローラーでベロシティ(ノートオンに含まれている)を固定するよう設定する。あるいは、音源側でベロシティを無視するよう設定する。
- 理由:ベロシティ値はノートオン信号に含まれているため、音量が発音時に決定される。そのため徐々に大きくなる音を表現できない。
注意:ボリュームでは音色が変化しない。(ただし、Roland ARX-03 BRASSはボリュームで音量・音色とも変化するらしい(取扱説明書によると)
注意:一般的なMIDI音源はベロシティ値で音色も変化する。このため、ベロシティ値を固定にすると音色が変化しなくなる。
注意:一般的なMIDI音源はベロシティ値で音色も変化する。このため、ベロシティ値を固定にすると音色が変化しなくなる。
方法2. 音量と音色の両方を変化させるには、代わりに以下の設定を行う:
- ウィンドウコントローラーで、ブレス、エクスプレッション、アフタータッチなどを出力するよう設定する。
- 音源で、これらのMIDI信号で、音色と音量の両方を変化させるように設定する。
- 音量は Amplitude を操作すれば変化する。
- Amplitude だけで変化が少ないのであれば、方法1も併用する。
- 音色は、 一般的には「フィルタのカットオフ周波数」(ブライトネス)や「フィルタのレゾナンス」を操作すれば変化する。
- 音量は Amplitude を操作すれば変化する。
主なMIDI信号の一覧と用途
種別 | 主な用途 | パラメータ |
バンクセレクト (CC#0) | 音色を切り替えるためにバンクを切り替える | MIDIチャンネル番号 (0~15)、バンクナンバー (0~127/0~16383) |
プログラムチェンジ | 音色を切り替える | MIDIチャンネル番号 (0~15)、プログラムナンバー (0~127) |
ノートオン | 音を出す、発音開始時の音量・音色を決める | MIDIチャンネル番号 (0~15)、音程 (0~127)、ベロシティ値 (0:ノートオフ, 1~127) |
ノートオフ | 音を止める、発音停止時の音量・音色を決める | MIDIチャンネル番号 (0~15)、音程 (0~127)、ノートオフベロシティ値 (0~127、普通は0) |
ポリフォニック・キー・プレッシャー | MIDIチャンネル番号 (0~15)、音程 (0~127)、値 (0~127) | |
チャンネル・プレッシャー (アフタータッチ) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127) | |
ピッチベンド (ピッチ・ホィール・チェンジ) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~16383) | |
モジュレーション (CC#1) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) | |
ブレス (CC#2) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) | |
ボリューム (CC#7) | チャンネルの音量 (ミキサーのように各チャンネル間のバランスを取るためのもの) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) |
エクスプレッション (CC#11) | チャンネルの音量(抑揚を付けるためのもの) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) |
ポルタメント・タイム (CC#5) | (GM2規格) | |
ポルタメント・オン/オフ (CC#65) | (GM2規格) | |
パン (CC#10) | (GM2規格) | |
ホールド1(ダンパー) (CC#64) | (GM2規格) | |
ソステヌート (CC#66) | (GM2規格) | |
ソフト (CC#67) | (GM2規格) | |
フィルタ・レゾナンス(CC#71) | (GM2規格) フィルタのレゾナンスを制御 | |
ブライトネス(CC#74) | (GM2規格) フィルタのカットオフ周波数を制御 | |
アタック・タイム (CC#73) | (GM2規格) | |
ディケイ・タイム(CC#75) | (GM2規格) | |
リリース・タイム (CC#72) | (GM2規格) | |
ビブラート・レイト(CC#76) | (GM2規格) | |
ビブラート・デプス(CC#77) | (GM2規格) | |
ビブラート・ディレイ(CC#78) | (GM2規格) | |
リバーブ・センド・レベル (CC#91) | (GM2規格) | |
コーラス・センド・レベル (CC#93) | (GM2規格) | |
汎用操作子1~4 (CC#16~19) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) | |
汎用操作子5~8 (CC#80~83) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127) | |
NRPN (CC#98,99) + データエントリー(CC#6,38) | MIDIチャンネル番号 (0~15)、パラメータ番号 (0~127/0~16383)、値 (0~127/0~16383) | |
その他のCC | コントローラと音源の双方で、CCに適当な機能を割り当てて使うことがある | MIDIチャンネル番号 (0~15)、値 (0~127 / 0~16383) |
- CC#n : コントロールチェンジ No.n (n=0~119)
- NRPN : Non Registered Parameter Number
- RPN : Registered Parameter Number
コントローラが出力できるMIDI信号
各社のMIDIウィンドコントローラーが出力できるMIDI信号の一覧
EWIシリーズ
ブレスセンサー, ビブラートセンサー (バイトセンサー), ベンドプレート, グライドプレート, EXT. IN:
機種 | ブレスセンサー | ビブラートセンサー (バイトセンサー) |
ベンドプレート | グライドプレート | EXT. IN |
EWI3000m | CC#1(モジュレーション), CC#2(ブレス), CC#7(ボリューム), アフタータッチ |
||||
EWI3020m | |||||
EWI3030m | CC#5,CC#2,CC#1 ? | ||||
EWI4000s | CC#2(ブレス), CC#7(ボリューム), CC#11(エクスプレッション), アフタータッチ |
ピッチベンド, ブレスセンサーにミックス |
ピッチベンド, CC#0~99 |
CC#65(ポルタメント) + CC#5(ポルタメント・タイム) |
(なし) |
EWI USB | CC#1~119, アフタータッチ |
ピッチベンド, CC#1~119, アフタータッチ |
ピッチベンド, CC#1~119 |
(なし) | (なし) |
HOLDボタン, OCTボタン:
機種 | HOLDボタン | OCTボタン |
EWI4000s | CC#66(ソステヌート), CC#64(ダンパー), CC#0-99+固定値, プログラムチェンジ |
CC#0-99+固定値, プログラムチェンジ |
他:
- EWI4000s SETUPボタンで、オールノートオフを送信 (OS v2.0以後)
- EWI4000s FX+LEVELボタンの同時押しで、リセット・オール・コントローラーとオール・ノートオフを送信 (OS v2.0以後)
- EWI USB リセットボタンで、リセット・オール・コントローラーとオール・ノートオフを送信
アナログEWI
- 音量・音色の制御には、基本はブレス(CC#2)を使う。また、専用音源側でボリューム(CC#7)やアフタータッチなどに変換可。
- 専用音源にはEXT.INという「MIDIで繋いだ音源の音をシールドケーブルで取り込み、VCFとVCAで加工できる」機能があるためそちらを使った方が滑らかな制御が可能なうえ、どんな音源でも使えるので便利。
- コントローラと専用音源との接続は独自規格のCV接続のため、他の音源に繋ぐには、専用音源を経由させる(専用音源がないと、他の音源を制御できない)。
EWI4000s #
- マウスピースに息を吹き込むとブレスセンサーが働き、ノートオンが送信される。ノートオンに含まれるベロシティは可変、あるいは設定値(1~127から選択)に固定の2つから選択できる。
- ブレスセンサーに掛かる圧力で、ボリューム(CC#7)(デフォルト設定)が送信される。また、ブレス(CC#2)、エクスプレッション(CC#11)、チャンネル・アフタータッチを出力することが出来る。複数の同時出力も可能。また、ビブラートセンサーの出力をこれらの信号にミックスすることも可能。
- ビブラートセンサー(バイトセンサーとも呼ばれる、bite=噛む)の操作にてピッチベンド信号が送信される。
- ベンドプレートの操作にてピッチベンド信号が送信される。
- グライドプレートにて、ポルタメント(CC#65)とポルタメント・タイム(CC#5)が送信される。
- HOLDボタンとOCTボタンを操作して、プログラムチェンジを送信することが出来る。
- HOLDボタンでソステヌート(CC#66)、あるいはサスティーン(CC#64)を送信するよう設定できる。
- SETUPボタンを押すと、オール・ノートオフを送信する。
- FXボタンとLEVELボタンの同時に押すと、リセット・オール・コントローラーとオール・ノートオフを送信する。
- MIDI-OUT端子を持つため、他のMIDI音源と直接接続することが出来る。
EWI USB #
- マウスピースに息を吹き込むとブレスセンサーが働き、ノートオンが送信される。ノートオンに含まれるベロシティは可変、あるいは設定値(1~127から選択)に固定の2つから選択できる。
- ブレスセンサーに掛かる圧力で、ブレス(CC#2)(デフォルト設定)が送信される。設定はCC#1~119、アフタータッチに変更できる。同時に2つの信号を送信可能。
- ビブラートセンサー(バイトセンサーとも呼ばれる、bite=噛む)の操作にてピッチベンド信号(デフォルト)が送信される。同時に2つの信号を送信可能 (Bite CC1, Bite CC2)。Bite CC1の設定範囲はCC#1~119とピッチベンド(出力方法は4種類)、Bite CC2の範囲はCC#1~199、アフタータッチ。
- ベンドプレートの操作にてピッチベンド信号(デフォルト)が送信される。他に、CC#1~119のうち1つを割り当てることが可能。同時に2つの信号を送信可能。
- リセット・ボタンを押すと、オール・ノートオフとリセット・コントローラーが送信される。
- 設定の変更には付属ソフトウェア(ARIA)のTools→EWI Configurationを用いる。設定はEWI USB本体に記録される。
- EWI USBでMIDI音源を用いるには、MIDI THRU機能を持つソフトウェアが別途必要になる。(EWI USBでMIDI音源を鳴らす(Windows)やEWI USBでMIDI音源を鳴らす(Mac)を参照)
EWI5000 #
(The NAMM Show 2014で発表。未発売のため不明)
WXシリーズ
機種間での相違点が大きい。
機種 | ウィンドセンサー | リップセンサー | ピッチベンドホィール | プログラムチェンジスイッチ | high Dキー / D#キー |
WX7 | (CC#2(ブレス) / アフタータッチ) + CC#7(ボリューム)あり/なし | ピッチベンド | ピッチベンド | プログラムチェンジ 0~4 | (なし) |
WX11 | CC#2(ブレス) | ピッチベンド | (なし) | プログラムチェンジ 0~4 | (なし) |
WX5 | CC#2(ブレス) / CC#7(ボリューム) / CC#11(エクスプレッション) | (ピッチベンド / モジュレーションホィール) + CC#18(汎用操作子3) | ピッチベンドアップ+ダウン / モジュレーションホィール+ピッチベンドダウン / CC#16(汎用操作子1)+CC#17(汎用操作子2) / CC#74(ブライトネス) | プログラムチェンジ 0~127 | 演奏用キー / CC#80(汎用操作子5) + CC#81(汎用操作子6) |
WX7 #
- マウスピースに息を吹き込むとウィンドセンサーが働き、ノートオンが送信される。ノートオンに含まれるベロシティは可変。
- ウィンドセンサー値を、2系統のMIDI信号として送信できる。SW1でブレスとアフタータッチのいずれかを選択、SW2でボリューム出力あり/なしを選択。(取扱説明書 p.22, 2: ディップスイッチの設定 - 1:ウィンドセンサーのMIDI出力設定)
- ウィンドカーブの調整が可能 (ノーマル/吹き始めの感度大)
- MIDI-OUT端子がないため、バッテリーボックスBT7(WX7に付属、WX11は別売)もしくは WW-BAT(バッテリーボックス)、VL70-m(音源)、WT11(音源)、MFC-10?(フットコントローラ)、のような「WX IN→MIDI」変換ができる機材が必要になる。
WX11 #
- マウスピースに息を吹き込むとウィンドセンサーが働き、ノートオンが送信される。ノートオンに含まれるベロシティは可変。
- ウィンドセンサー値は、ブレス(CC#2)として送信する。音源でブレス(CC#2)に反応するような設定が必要になる。
- MIDI-OUT端子がないため、バッテリーボックスBT7(WX7に付属、WX11は別売)もしくは WW-BAT(バッテリーボックス)、VL70-m(音源)、WT11(音源)、MFC-10?(フットコントローラ)、のような「WX IN→MIDI」変換ができる機材が必要になる。
WX5 #
- マウスピースに息を吹き込むとブレスセンサーが働き、ノートオンが送信される。ノートオンに含まれるベロシティは可変、あるいは「100に固定」の2つから選択できる。
- ウィンドセンサー値を最大2系統のMIDI信号として送信できる。SW1-2, SW1-3で選択する。
- ブレスカーブ(SW1-4=OFF:ノーマル, ON=ハード)とベロシティ値(SW1-1=OFF:可変, ON=100に固定)が可能。(取扱説明書 p.22,ディップスイッチの設定)。
- MIDI-OUT端子を持つため、他のMIDI音源と直接接続することが出来る。
音源別 #
GS規格音源 #
GS規格音源は、MOD(モジュレーション)、 BEND(ピッチベンド)、 CAf(チャンネル・アフタータッチ)、 PAf(ポリフォニック・アフタータッチ)、コントロールチェンジ(0~95のうち2つを選択:デフォルトはCC1=CC#10-パンポットとCC2=CC#11-エスクプレッションに割り当て)の変化に対して、以下の値を制御できる:
- PITCH CONTROL
- TVF CUTOFF CONTROL
- AMPLITUDE CONTROL
- LFO1 RATE CONTROL
- LFO1 PITCH CONTROL
- LFO1 TVF DEPTH
- LFO1 TVA DEPTH
- LFO2 RATE CONTRTOL
- LFO2 PITCH CONTROL
- LFO2 TVF DEPTH
- LFO2 TVA DEPTH
詳細はマニュアルの「MIDIインプリメンテーション」の「パラメーター・アドレス・マップ」に記載されている。
参考:
- 音源付属マニュアル (SC55, SC88Pro など)
- 打ち込み講座(システム・エクスクルーシブ編)
- システム・エクスクルーシブ リファレンス
XG規格音源 #
XG規格音源 は、CAT(チャンネル・アフタータッチ), PAT(ポリフォニック・アフタータッチ), コントロールチェンジ(0~95のうち2つを選択:デフォルトはAC1=CC#10-パンポットとAC2=CC#11-エスクプレッションに割り当て)の変化に対して、以下の値を制御できる:
- PITCH CONTROL
- FILTER CONTROL
- AMPLITUDE CONTROL
- LFO PMOD DEPTH
- LFO FMOD DEPTH
- LFO AMOD DEPTH
- VARIATION CONTROL DEPTH
詳細はマニュアルの「MIDIデータフォーマット」の「アサイナブルコントローラー」や「付表」に記載されている。
参考:
- 音源付属マニュアル (MU50, CBXK1XG など)
- 打ち込み講座(システム・エクスクルーシブ編)
- システム・エクスクルーシブ リファレンス
- XGデータ制作講座-14-
- Muse with XG - Tips [音源固有の機能など]>http://ydot.ifdef.jp/muse/tips_flame.html?
- ヤマハマニュアルライブラリー(テキスト版) - AC1
- ヤマハマニュアルライブラリー(テキスト版) - AC2
GM2音源 #
GM2規格音源は、「コントローラー・デスティネーション・セッティング」機能で、チャンネル・プレッシャー(チャンネル・アフタータッチ)やコントロールチェンジ(CC#0~31, 64~95のうち1つを選択)の変化に対して、以下の値を制御できる:
- Pitch Control
- Filter Cutoff Control
- Amplitude Control
- LFO Pitch Depth
- LFO Filter Depth
- LFO Amplitude Depth
詳細は、GMガイドブックとRP-024 GM2仕様書の以下の個所に記載されている:
- 「GM2ガイドブック」(GM2Guidebook.pdf), p.18~19, 「コントローラー・デスティネーション・セッティング」
- 「RP-024 GM2仕様書」(GM2_japanese.pdf), p.19~20, 「4 ユニバーサル・システム・エクスクルーシブ・メッセージ - 4.6 コントローラー・ディスティネーション・セッティング」
これらの仕様書は、社団法人 音楽電子事業協会 (AMEI) - 仕様書ダウンロード から入手できる:
- GM2ガイドブック http://www.amei.or.jp/specifications/GM2Guidebook.pdf
- RP-024 GM2仕様書 http://www.amei.or.jp/specifications/GM2_japanese.pdf
(以下は、動作未確認)
ブレスコントローラ(CC#2)で、MIDI CH1の音源の音量(Amplitude)と音色(Filter cut-off control)を制御するなら、音源をGM2モードに切り替えた後、次のシステムエクスクルーシブでできる、と思われる:
ブレスコントローラ(CC#2)で、MIDI CH1の音源の音量(Amplitude)と音色(Filter cut-off control)を制御するなら、音源をGM2モードに切り替えた後、次のシステムエクスクルーシブでできる、と思われる:
F0 ;システムエクスクルーシブ開始 7F ;ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ 7F ;device id = all 09 ;controller destination setting 03 ;controller type = CC 00 ;midi ch = 1 (チャンネル番号-1) 02 ;CC = ブレスコントローラ(#2) 02 ;Amplitude control 7f ;音量制御 7fH(=127) = 127/64 * 100% = 198% 01 ;Filter cut-off control 7f ;音色制御(ローパスフィルタのカットオフ周波数制御) +9450 cent = +94.5半音 = 7.8オクターブ f7 ;シテムエクスクルーシブ終了
なお、音色のFilter cut-off周波数が大きい場合は音色変化が判らないと思う。
あらかじめ音色をエディトしてFilter cut-off周波数を低くして、音を籠もらせておくこと。
あらかじめ音色をエディトしてFilter cut-off周波数を低くして、音を籠もらせておくこと。
Cakewalk TTS-1 #
TTS-1付属のヘルプ によると、「●ユニバーサル・リアルタイム・システム・エクスクルーシブ・メッセージ」→「〇コントローラ」に「Controler Distination Setting」が記載されている。
TTS-1のヘルプファイルは、以下の場所にある:
- 32bit Windows では「C:\Program Files\Cakewalk\Shared DXi\TTS-1\Help\index_e.htm」
- 64bit Windows では「C:\Program Files (x86)\Cakewalk\Shared DXi\TTS-1\Help\index_e.htm」
YAMAHA MOTIF ES
(関連ページ: BC3)
- Q5:内蔵音源をBC3にて演奏したいのですが? - MOTIF ES|よくある質問と答え(FAQ)
- Q3:VL Visual Editorで作成したボードカスタムボイスに対して、MOTIF ESに接続したBC3で様々な演奏効果を与えることはできますか? - PLG150-VL|よくある質問と答え(FAQ)
Roland FANTOM-X
(注意: 動作未確認)
Fantom XR 取扱説明書 (Fantom-Xのラック版)によると、以下の部分を読めば、ブレスコントローラー用に設定できそうな感じ。
- p.66~68の「マトリックス・コントロールに関する設定をする (Matrix Ctrl 1~4)」
- p.46~66の「パッチを作る」、
- p.177~181の「パラメーター一覧」
Fantom X6/7/8 の取扱説明書の場合は、以下の項目を読んで設定すれば使えそう。
- p.80「マトリックス・コントロールに関する設定をする (Ctrl 1~4)」
- p.56「パッチを作る」
- p.251「パラメーター一覧」
Roland SD-20
(動作未確認)
【EWI,WX】ウィンドシンセ★ブレスコントローラ 15
727 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2009/05/27(水) 08:19:09 ID:dd0whsHX >>721 次の2つを付き合わせて比較すればわかると思うよ。 SD-20 MIDIインプリメンテーション・ドキュメント ttp://lib.roland.co.jp/support/jp/manuals/res/1809687/SD-20_MIDI_Imp.pdf 他の音源の制御 - EWIシリーズ http://www8.atwiki.jp/windsynth/pages/38.html#id_7f08dff3 734 : よしめめ ◆nyYSMM8xt2 [sage] 2009/05/27(水) 20:03:34 ID:vJCoplAj >>727,728 このインプリ結構分かりずらいな・・・。 CC#で制御しようとするとカットオフの制御でCC#74使うのかな。 ちょっと汎用的じゃないし、チャンネル・プレッシャー(=アフタータッチ)使えるみたいだからそっちでフィルターとアンプを制御して・・・って感じか。 エクスクルーシブ・メッセージって事はDAW上でパッチしてやるかしない? とりあえずチャンネル・プレッシャーの受信は可能みたいだし、音色エディットの際にチャンネル・プレッシャーのコントロールをフィルターとかアンプに当てることができれば問題ないんだけどなぁ。 ちなみにOS X用のエディターないから確認できんけど、基本アフタータッチ受信できるハード音源の場合アンプとフィルターのカットオフいじれる事多い。 この場合4000sのブレス出力をアフタータッチ(=チャンネル・プレッシャー)にして、音色をエディットしてやれば駆動できるはず。 音色エディットの第一歩は、元のアンプ、カットオフの数値をメモして各々数値をゼロにする。で、アフタータッチで制御するアンプ、カットオフのパラメータにメモった数値を入れてあげれば、ウィンド制御用音色のできあがり。 元々アフタータッチが設定されてる場合とかEGのリリース切っちゃうとか細かい部分は制御できてからってことでw 736 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2009/05/27(水) 21:25:51 ID:dd0whsHX >>728 少なくとも、Roland SCやYAMAHA XGと同様のことは出来そう(これらの音源の仕様にとてもよく似てる) なので、SCやXGと同様に、こんな感じで出来るんではないかな。 1. ベロシティ * EWI4000sの設定で「固定」 * あるいは、SD-20側で p.12 VELOCITY SENSE DEPTH / VELOCITY SENSE OFFSET で設定 2. 音量 -> CC#07 Volumeで 3. 音色 * p.12 CC1 CONTROLLER NUMBER / CC2 CONTROLLER NUMBER で、制御に使うCC#を設定し、 p.14 CC1, CC2 でTVF CUTOFF CONTROLなどを制御 (ちなみにYAMAHA XGならそれぞれ、AC1, AC2という名前になってる) * あるいは、p.13 CAf (チャンネル・アフタータッチ) か p.14 PAf (ポリフォニック・アフタータッチ) で同様に 4. その他 * 制御はせいぜいOFFSET / DEPTH くらいしかできないけど、 SD-20はマルチティンバー音源だから、同一の音色で上記の設定が異なるものを組み合わせれば (自分でレイヤーすれば)、凝った変化を付けられると思うよ。 例えば、「息の量を増やすと音が大きくなる用に設定した音」と「息の量を増やすと音が小さくなる用に設定した音」を組み合わせたり。 741 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2009/05/28(木) 00:41:27 ID:rT8oxr0t >>734 カットオフを74で動かすなんて、教科書的定番なのだが 742 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2009/05/28(木) 00:53:27 ID:FQwDC/SO >>736 RolandとYAMAHAの対比がおかしいぞ。製品と音源がごっちゃになってる。 >>728 SD-20持ってるって事はMIDIシーケンサなりDAWなり使って曲作ってるように 思うんだけど、もしそうであれば、そんなに複雑な話じゃないよ。 乱暴な話、MIDIキーボードがウィンドシンセになった位に考えてればおk。 もし聴き専だったのなら、音作りにMIDIの知識が必要になるので要勉強。 744 : よしめめ ◆nyYSMM8xt2 [sage] 2009/05/28(木) 01:04:29 ID:vHo4wtq8 >>741 あぁ、ごめん説明不足だったか。ウィンドシンセ的な意味でね>汎用的 CC#74吐き出せるウィンドなんてUSB以外にない(よね?w)から。 746 : 名無しサンプリング@48kHz [sage] 2009/05/28(木) 01:22:00 ID:+QU06kBN >>744 WX5は設定によってはホイールで#74吐けるね。あと運指モードをサックスCにすると換え指でも#74吐いた記憶が
関連: ソフトウェア音源