ゲームの難易度について
対象ユーザーをどんな層に設定するかはともかくとして、基本的にダンジョンRPGは解けるように作らなければなりません。
特にシナリオに関係している部分は、プレイヤーが始めから最後までを楽しめるように作ることが前提です(と、少なくとも俺は思っています)。
あまりに難しくて解く事の出来ないRPGに出会ったことがあるかもしれませんが、それはただ、
対象ユーザーを「難しいゲームを好む層」に設定して作られたゲームだったからです。
例外があるとすれば「もともと解けないRPG(作りが悪いRPGを含む)だった場合」ですが、そのような例外には、
絶対にしてはいけません。
ダンジョンの仕掛けなども、この思想に沿って作らなければなりません。
特にダンジョンの難易度については、ゲーム制作では良く言われる言葉があります。
「プレイヤーが自分にしか解けなかったろうと思う難度がいちばんよい」という言葉です。
どういうことかと言えば、あるダンジョンの仕掛けをプレイヤーが解いたとき
「この仕掛けは他の人間には、なかなか解けないだろう。
プレイヤーの中で解けたのは自分ひとりくらいだろう」と思う程度の難度が、ちょうど良いとういことです。
まったく同じ考えで、「こんなに簡単に解けるのは自分くらいだろう」と思わせるために、わざと少しやさしく作ったりもします。
プレイヤーに達成感と優越感を同時に与える、そんな難度がよいということです。
Wizシリーズでは、システムとシナリオとグラフィックが協力し、
そんな絶妙な難度を表現しているダンジョンがいくつもあります。
個人的な意見ですみませんが、
ダンジョンの難易度についてはこのぐらいが丁度良いでしょう。
参考になれば、うれしく思います。
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