やる大矢ナイスゲーム2010

やる大矢スレ的なナイスゲームのデータを保管しておきましょう
継投内容も詳しく書くとより楽しめます
あくまでもゲームの流れを簡潔にまとめる事を推奨します
一部にしか分からないネタを書く事はオススメしません


7月18日】vs読売ジャイアンツ(横浜)
巨人 0 0 0 0 0 7 0 0 0 | 7
横浜 0 0 0 2 1 0 0 1 4X | 8

大家(5 1/3)
篠原(1/3)
藤江(1/3)
弥太郎(2)
○秦(1)

連日の乱打戦、昨日は山口が自ら決勝点を上げて1勝1敗とした巨人との3連戦。
先発は大家vsオビスポ。

大家は巨人打線を3回までパーフェクトに抑える快投。
すると打線は4回、スレッジ・カスティーヨの連続タイムリーで2点を先制。
さらに5回にも村田のタイムリーで3点目を挙げる。

「最近打線好調だし、大家もここまでパーフェクトだし、今日は勝った!」と希望を抱いた横浜ファンも多いであろう。
しかし6回、ファンのその希望は打ち砕かれることとなる。
大家が突然崩れ犠牲フライを挟んで4連打を浴び、2点を取られて1点差とされる。ここで尾花はワンポイントとして篠原を投入。
篠原は昨日、満塁の場面でワンポイントとして登板したが、押し出しであっさり同点にされた経緯を持つ。
今日もまた…とファンは不安になったが、小笠原をファーストゴロに打ち取り仕事完了。ファンの期待をいい意味で裏切った。
そしてピッチャーは藤江に交代。
藤江はこの巨人3連戦に今日を含めてすべて登板し、一昨日は5回から7回までの3回を投げて1失点、昨日は巨人打線を無死満塁から
無得点に抑えるなど、好投を見せており、横浜ベンチやファンからも大きな信頼を得ていた。
ただ、その登板過多からそろそろ疲労が…と、藤江を心配するファンもいたであろう。
その不安が的中したかのように、ラミレスに逆転打、さらに阿部・長野の連続ホームランで藤江の好投はここで終わった。
結果、1イニング7失点という大失態を犯してしまった。

横浜は8回にスレッジのソロホームランで1点を返す。この時点で横浜ファンの9割方は「追いつかない程度の反撃」と思っていた事であろう。
9回はやる大矢スレのネタキャラ・秦裕二が今季初登板。先頭脇谷をレフトフライに打ち取るが、エドガーに四球と小田嶋のヒットで
1死1・2塁のピンチを迎える。ここで坂本をダブルプレーに打ち取り、どうにか無失点で切り抜ける。

その裏、横浜は巨人の抑えクルーンから先頭橋本がヒット。代打佐伯がセンターフライに倒れるも、内川・石川の連続四球で満塁とする。
ここで打席には今日3安打の大活躍、一発もある新外国人・ハーパー。
「どうせ追いつかない(ry)止まりだろう…」と大方の横浜ファンは予想していたであろうが、
ハーパーはクルーンの初球を振り抜き、横浜ファンで埋め尽くされたライトスタンドへ叩き込む。

こうして逆転サヨナラ満塁ホームランという驚愕の結末を迎え、横浜は2年ぶりとなる巨人戦勝ち越し、2ヶ月ぶりとなる連勝、
更には秦の3年ぶりの勝利が記録された。


7月11日】vs阪神タイガース(甲子園)
横浜 0 0 0 1 0 1 0 0 1 | 3
阪神 0 2 4 0 0 0 1 0 X | 7

●大家(4)
 ブーチェック(2)
 江尻(1/3)
 加藤(1/3)
 高崎(1 1/3)


7月11日、この日はいろいろなイベントで日本中が沸いていた。
野球賭博に揺れた大相撲の名古屋場所が始まり、参議院選挙が実施され、さらに深夜にはサッカーW杯の決勝も控えていた。
セ・リーグでもデーゲームで首位巨人が球団新記録の11試合連続2桁被安打を記録し、3年ぶりの4連敗を喫するという異常事態が発生。
そんな中雨の予報を裏切る形で唯一のナイターとしてこの試合は行われた。
先発投手は大方の予想のブーチェックではなく中4日で大家、対する阪神は今シーズン初先発のメッセンジャー。

初回は両投手無難に立ち上がったが二回、ブラゼルに今シーズン早くも30本目となるHRを浜風の中右中間最奥に運ばれ先制を許す。
さらに続く城島にもレフトスタンドに運ばれて2-0。
しかし後続はきちんと討ち取り、スレ住民は最近の大家の安定感を考えれば大量失点はないだろうと安心していた。

しかし三回、事件は起こる。
この回の先頭打者はメッセンジャー。これは問題ない平凡なレフトフライ・・・かと思いきや浜風のせいかなんとスレッジが落球
続く鳥谷がヒットでピンチ拡大、しかし平野は投手ゴロでゲッツー・・・かと思いきやなんと大家が悪送球して無死満塁
こうなると前日無安打だったマートンが2日続けて優しさを見せてくれるはずもなくタイムリーであっさり3点目を献上した。
しかし続く新井さんは平凡なセカンドゴロでゲッツー・・・かと思いきや今度は石川が悪送球をしてさらに2点を献上。
ブラゼルはタイムリー、城島は併殺打に倒れてようやく攻撃終了となった。
整理すると、この回は被安打3、四死球0、ゲッツー性の当たり3つでなぜか4失点した事になる。
前日の試合で「横浜はプロレベルじゃない」と言うなどフラグを立てまくった解説者がいたが、
この回の守備に関しては彼の言った事を否定できないだろう。まさにベイス★ボール。
その後内川が二打席連続HRを放つなど追いつかない程度の反撃を試みるもあえなく試合終了。


ちなみにこの日は関東地区ではラジオ中継さえも参院戦の開票速報が行われる8時までで打ち切られてしまった。
そんな中サンテレビはいつも通り試合終了まで放送を行った模様である。
この早い展開は中継のない地元のファンに対して横浜ナインが見せた優しさだったのかもしれない。そんな訳はないか。
なお、この試合でベイスは両リーグ最速の50敗に到達した。


7月9日】vs阪神タイガース(甲子園)
横浜 0 2 3 0 0 0 0 0 0 | 5
阪神 2 0 2 0 0 0 0 2 X | 6

 三浦(3)
H 加賀(4)
 加藤(0/3)
●真田(1)

前日に連敗を5でストップして主砲村田にも当たりが戻ってきた横浜
しかしここで勢いに乗っている2位阪神との3連戦の初戦を迎える。先発は阪神キラーの三浦、対する阪神の先発はエースの久保。

1回表、立ち上がりの三浦はマートン新井の連続タイムリーツーベースで早速2点を失う。
しかし、対するベイスは二回の表、入団したばかりのハーパーが崩されながらも来日2号となるツーランを甲子園の右中間に叩き込む
続く3回にはスレッジが3ランを放って逆転に成功。
しかし今日の三浦はピリっとせず、新井に二点タイムリーを浴びてしまう。
この回で尾花監督は三浦をあきらめて雨のため登板が空く事が予想された加賀を投入。
この起用に応えた加賀が好投したが、阪神の久保も立ち直ったため試合はこう着状態に入った。

試合が動いたのは8回表。尾花監督は打順が巡ってきた加賀に代えて代打佐伯を投入。
しかし佐伯はあえなく凡退。実況でも8回を誰に投げさせるのか話題になる。
そして8回裏、尾花監督はブラゼルに対するワンポイントとして加藤を起用。
しかしフェンス直撃のツーベースを打たれてしまい、同点のランナーには代走の大和が送られた。ここで投手は真田に交代。
その後城島の強烈な当たりはハーパーのファインプレーでしのいだものの、代打金本のボテボテのファーストゴロが野選となり同点に追いつかれてしまう。
ここで真弓監督は金本に代走として上本を投入。前日にプロ初出場を果たしたばかりの二年目の選手である。
一死一塁で打者は浅井。3球目に上本がスタートするも打者がファール。しかし4球目でもスタートを切り、浅井は空振り。
これに対しての橋本の送球がなんと上本に当たり、ボールはショート石川とレフトスレッジの間に転々する間に、上本は三塁どころか本塁にまで到達した。
BS実況の鈴木啓示氏曰く「二人とも相手が取ると思ったのか動きが遅かった」との事で、まさにベイスらしい守備だったといえよう。

…なお、西村に勝ち星、藤原に3者凡退、お立ち台は代走で出た大和と上本、と敵軍の若手に対するやさしさが見えた試合でもあった。
一方でまたしても加賀の勝利を消すなど自軍の若手に対してはプロの厳しさを教えているようである。


7月2日】vs広島東洋カープ(マツダスタジアム)
横浜 0 1 0 0 0 0 0 0 0 | 1
広島 0 0 1 0 0 0 1 0 X | 2

●ランドルフ(7)
 真田(1)

記念すべき35年ぶりとなる沖縄での公式戦は2連敗に終わった横浜。いつの間にやら定位置へと舞い戻り、借金は20に届いた。
今日から5位広島との3連戦の初戦を迎える。先発はランドルフ。対する広島の先発はジオ。

2回表、1アウトからスレッジの四球と金城のヒットで1塁3塁とすると武山がスクイズを成功させ、1点先制。
…のだが、3回裏に四球で出塁した梵を盗塁と暴投で3塁まで進められると、今度は赤松がスクイズを成功させて同点に追い付かれる。
スクイズを見事に仕返しされた形となった。

試合は膠着状態のまま7回を迎える。なんとここまでランドルフは先程の1点を許しながらもノーヒットピッチングを続けていた。
その7回裏、1アウトから小窪が四球を選ぶと(代走木村昇吾)、石原に勝ち越しのタイムリー2ベースを打たれる。
その後両チームとも低調な展開の中、9回表、後がなくなった横浜は先頭内川の2ベースで同点のチャンスを作る。
村田が進塁打で1アウト3塁、四球で塁に出たスレッジの代走野中が盗塁に成功し、1アウト2塁3塁と一打勝ち越しの大チャンスを迎える。
ここで代打藤田が本日の試合3度目のスクイズで同点…のはずが、ファールで失敗。
今度は打ってみるものの、ボテボテのピッチャーゴロに終わり、本塁へ突進した内川が三本間で挟まれアウト。(その間に野中が3塁へ、藤田が2塁へ)
続く代打橋本がセンターフライでゲームセット。最後の一打逆転のチャンスをものにできなかった。

…なお、本日横浜投手陣が浴びた安打は、さきほどの7回裏の石原の勝ち越し打のみである。
被安打1で敗北、またしてもスレ住民の予想の斜め上を行く試合を繰り広げた横浜ベイスであった。


5月18日】vs東北楽天ゴールデンイーグルス(Kスタ宮城)
横 浜 0 0 0 0 0 5 1 0 1 | 7
楽 天 0 0 0 0 5 0 0 0 0 | 5

 清水(5)
○真田(1 1/3)
H牛田(0 2/3)
S山口(2)

交流戦に入って勝ちの無かったベイス、まずカスティーヨが2回の走塁中に負傷し交代するというアクシデントが発生し暗雲が立ち込める。そして5回に清水が乱調、2連続四球のあとタイムリー2連打をあびると、山崎のライトへの3ランで0-5に。当然実況スレは葬式モードになり、例によって現実逃避するものが続出した。しかし今年はすでに何度かの奇跡を目の当たりにしているいくばくかのファン、そしてベイス選手も試合を諦めていなかった。
6回表、先頭金城が四球で出塁すると前回のお返しとばかりに石川、藤田が連打で続き、内川が2点タイムリーを放ち反撃の狼煙を上げる。楽天の暴投と捕逸で1点差に迫ると、下園が同点打を打ちあっという間に試合を振り出しに戻す。
こうなると勢いはベイスにあり、7回表に藤田、内川ヒットの後村田が勝ち越しのタイムリー。9回表にもソロムランを放ち投手陣を援護。投手も中盤を真田と牛田が無失点に踏ん張り、残り2回を守護神・山口に託す。しかし9回裏に一打サヨナラの危機を迎える。打者は5回に3ランを打った山崎。放った一撃は楽天ファンの歓喜とベイスファンの絶望の叫喚の中、レフトスタンドに吸い込まれていく――かのように思えた。しかし打球の落下点は下園のグラブの中。最大のピンチを乗り切った山口は最後の一人も抑え、交流戦5試合目にて初勝利をもぎ取ったのである。


5月13日】vs千葉ロッテマリーンズ(横浜スタジアム)
千葉 1 0 0 1 1 4 2 4 1 | 14
横浜 0 1 2 0 1 0 1 0 1 | 6

 大家(5)
●真田(0 1/3)
 小林(0 2/3)
 江尻(1)
 ブーチェック(1)
 桑原謙(1)

巨人に2連敗し、借金4の状態で迎えた交流戦。序盤からロッテ・西武と、強豪チームと戦わされる日程が組まれている。
初戦は清水が古巣相手に8回2失点と好投するも無援護で敗戦した。今日の先発は日本復帰後2試合目の大家、対するロッテは唐川。

試合は1回表、大家がいきなりヒット2本でピンチを背負うとロッテの4番・金にタイムリーを浴びる。
しかし2回裏にカスティーヨがタイムリーを打って同点に追いつく。
そして3回、突き指でマウンドを降りた唐川に代わって登板した大谷から村田・スレッジの連続タイムリーで3-1と勝ち越す。
その後4回に今江の犠牲フライ、5回には井口のタイムリーで同点に追いつかれるが、6回に村田の犠牲フライで4-3と再び勝ち越した。

横浜ベイスは6回から継投に入り、2番手として真田がマウンドに。
先頭打者の大松にいきなりツーベースを打たれ、1アウトを挟んでヒット・敬遠で満塁に。
ここでロッテは代打・福浦。カウント1-2から打った打球はスタンドインするも切れてファールに、真田命拾い…

…と思いきや、ビデオによる審議でホームランに覆る。
福浦の代打逆転満塁ホームランで7-4とひっくり返される。
こうなると試合は完全にロッテペースに。7回は江尻がショートゴロとタイムリーツーベースで2点を失い、
8回にはブーチェックが登板早々根元にソロムランを打たれ、更に2本のヒットを打たれて金に3ランを浴びて4失点という、
ヒューズもびっくりの大飛翔で試合を決定付け、9回は桑原が西岡にソロムランを打たれる。
ロッテの強力打線をこれでもかという位に目に焼き付けられた横浜であった…。

その裏は石川・金城の連続ヒットで内川の一塁ゴロで1点をあげるという、貫禄の追いつかない程度の反撃で1点を返して
村田・スレッジの連続三振で試合終了。

満塁ホームランで逆転負け、というまるで野球漫画のようなベイス★ボールで、
交流戦の初っ端からベイスファンは絶望のどん底に叩きつけられたのであった。


4月18日】vs阪神タイガース(横浜スタジアム)
阪 神 0 0 0 2 0 1 0 3 2 |8
横 浜 0 0 2 0 2 0 0 0 0 |4

 三浦(6)
 江尻(1)
●桑原謙(0 1/3)
 真田(0 1/3)
 高宮(0 1/3)
 小林太(1)

前日の試合でレフト金本への集中砲火により阪神に圧勝したベイス。今日も同じパターンで楽勝と思われたが、何と阪神はスタメンから金本を外してきた。これによりベイスは事実上1492まで伸びた連続フルイニング出場試合数にとどめを刺した結果となった。
先発三浦は3回まで毎回安打を許しながらも無失点に抑える好投を見せる。その裏に橋本が安打、三浦の犠打を挟み石川も安打を放つと、早川が先制のタイムリーを放つ。4回に一旦同点にされるも5回裏、早川の2ランにより再び引き離す。三浦は6回3失点で勝利投手の権利を手にして今日の役目を果たし、江尻も7回表を無失点に抑えて金本の記録が途絶えて意気消沈していると思われた阪神の今シーズンにもとどめを刺そうとしていた。
その流れに水を差したのが桑原謙。先頭打者に四球を与えると楽勝ムードの実況スレの雰囲気は一変、この時点で覚悟完了する者が出始める。城島に安打を許し迎えたのは本日ここまで2二塁打のブラゼル。クワケン完全崩壊のAAが貼られた頃、打球はライトスタンドを越えて場外へ。スタメン発表時に3塁側ベンチで連続記録の途絶えた金本が悔しがっていたが、この瞬間は1塁側ベンチで勝ち星を消された三浦が怒りをあらわにしていた。
この後真田がマウンドに上がり一球でアウトに仕留めるが、その次の高宮が火に油、いや火にダイナマイトを投げ入れるような炎上ぶりで試合にとどめを刺してジ・エンド。
さらにゲーム差0.5だった広島がこの日勝利したため、ベイスはわずか18日で再び最下位に舞い戻ったのである。


4月13日】vs中日ドラゴンズ(ナゴヤドーム)
横 浜 3 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 |7
中 日 5 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1x |8

 ランドルフ(3)
 桑原謙(4)
 牛田(2)
 江尻(1)
●山口(0 2/3)

先週末の広島戦に勝ち越し、このまま勢いに乗りたい横浜。先発は去年中日をカモにしたランドルフ。
1回早川の四球と内川の安打でランナーが二人出て、5番のスレッジが3ランホームラン。幸先よく横浜が先制。
だがその直後ランドルフが乱調、和田井端の連続タイムリーであっさり同点に追いつかれると野本の2ランで早々に逆転される。

ところがここで引き下がらないのが今年の進歩した横浜。
3回、内川を皮切りにマシンガン打線復活の猛攻5連打で4点を追加して逆転、中日の先発・山井をKO。
やはり去年から確実に進歩していることをまざまざと見せつけた横浜であった。

8回裏、マウンドには好投が光る牛田が登板。
ショート石川の不手際もあって一人を塁に置くが、難なく2アウトとしてバッターは3番・森野。
牛田の初球を振り抜き、同点の2ランホームランでゲームは振り出しに。
敗色濃厚な空気になった横浜はなんとか2イニングを無失点で乗り切るものの、打線は湿ったきり。
そして11回裏、ピッチャーは山口。
和田を四球で塁に出すも犠打を含む2アウトを取り、野本を敬遠したところで打席には谷繋。
谷繋の打ったライト方向へ高々と上がった打球は前進守備だった吉村の背走も及ばずグラブに収まる事はなかった。(記録は2塁打)
7-8x。粘るところは変わっても接戦に弱いのは相変わらずなベイスであった。

…なお、今季に入って中日戦は4試合目になるが、谷繋に試合を決められるのはこれで3度目である。
08年の関本・09年の坂本に続く新たな天敵、そして何よりやる大矢の元教え子ということで、スレ住人の心に深くトラウマが刻みつけられたのであった。


4月3日】vs東京ヤクルトスワローズ(明治神宮球場)
横  浜 3 2 3 0 0 0 3 1 0 |12
ヤクルト 7 1 0 0 2 0 0 1 2x |13

 藤江(1)
 真田(3)
 高宮(0 2/3)
 木塚(1 1/3)
 牛田(1)
●山口(2)

1回表、早川・内川の連続ヒットでチャンスを作るとヤクルトの先発由規から
村田・スレッジ・カスティーヨが3者連続タイムリーで3点を先制。
ベイス怒涛の先制攻撃にスレ内は歓喜する。

今思えばこれが馬鹿試合の幕開けだったのだろうか。
その裏福地・鬼崎の連続出塁で3番青木が同点の3ラン、田中の勝ち越しタイムリー、挙句の果てに相川にダメ押し3ランを浴びる。
藤江はこの回で降板、いきなり打者一巡の猛攻を喰らい7点を失う。
その後内川・村田が一点ずつ返すも青木が二打席連続のホームランで8-5と逃げられたが
3回に橋本が同点3ランを打ち8-8、ゲームは振り出しに戻る。
5回裏、ここ最近の好投で水神様に格上げされたばかりの高宮が福地・飯原に連続タイムリーを打たれ、ここまでの評価を覆すかのように
水差しぶりを発揮した。

ゲームの大勢が決まろうとしていた7回表、ここまで3打数3安打のカスティーヨがソロムランを打って反撃の狼煙を上げる。
すると吉村橋本の連続ヒット、下園・藤田の連続タイムリーで11-10と一挙逆転。
更に8回、またしてもカスティーヨがタイムリーを打ってリードを2点に広げる。本人は5打数5安打と白薔薇を彷彿とさせる大活躍。

リードを守りたいその裏、尾花は守護神山口をマウンドへ。
山口を2回引っ張る采配にスレ住民は不安を感じつつ、その不安が的中したかのように魔将ことガイエルがソロムランを打ち
12-11と追い詰められる。
そして9回裏、出塁を許しつつもなんとか2アウトを取り、打者は代打・川本。
2ストライクと追い込んでから山口の投じた球は高めに浮き、川本は逃さずレフトスタンドへ叩き込んだ。

9回、2アウト2ストライクで勝利目前という状況からの逆転劇…ベイスファンなら何かを思い出さずにはいられないであろう。
宮本や福地、はたまた青木やガイエルでもなく川本からのサヨナラ打というのも予想の斜め上を行くベイスたる所以である。
試合後、スレに投下された敗戦直後の尾花の追い詰められたような表情に心配するスレ住民も見受けられた。
敗戦直後の尾花

3月31日】vs読売ジャイアンツ(横浜スタジアム)
巨 人 4 0 0 0 1 0 0 0 0 |5
横 浜 0 1 2 0 0 1 0 1 3x |8

 吉見(1 1/3)
 加賀(3 2/3)
 木塚(0 1/3)
 高宮(0 2/3)
 真田(1 1/3)
○牛田(1 1/3)

先発吉見は先日の勝利打点を決めた坂本のヒットを皮切りに犠打四球を挟み四連打で4失点の大炎上。3月20日の悪夢が脳裏に甦ったのか、はたまたこれまでの4試合全てが3得点であったことを思ったのか、試合開始わずか15分で実況スレは葬式状態になり現実逃避するものが続出した。

(やる大矢専★★★★145より)
943 :今、天王星のwiki見てきたら軌道傾斜角(i) が0.774°だった:2010/03/31(水) 18:23:28 ID:qzxzXrOc

      ____
    /      \
   /  ─   ─ \ スー
 /.   =⊂⊃=⊂⊃=\    マジで風呂行ってくるお・・・
 |       (__人__)    |    あがってきたら、8ー4でべいすがぎゃくてんしてるはずだお・・・
 \    _||     /
 ( \ / _)     \
  \    /||       |
   \_/  ||
.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ..::.;:;;.;:..

その後2回に村田のソロ、3回満塁から村田、吉村が最低限の活躍をし1点差に迫ったが、5回に失策がらみでまたも離され「ベイス得意の追いつかない程度の反撃」と未だに敗戦色が濃厚であった。
しかし6回表、夢の実況椎野アナVS高宮が実現、2人のランナーを背負う中高宮が2/3回をピシャリと抑え水神様襲名のお祭り騒ぎになったり、8回裏にカスティーヨの一撃で同点に追いつき「これまでとは何かが違う」と思わせ始める。そして9回表、投手牛田は簡単にツーアウトをとったものの、巨人期待の新人・長野を四球で出すと盗塁を許し、阿部を敬遠。やる大矢時代のベイスならここでトドメを刺されていたであろう。しかしそこは昨年とは一味違う尾花ベイス、最後の力を振り絞った牛田は続くイ・スンヨプを内野ゴロに仕留めて望みを繋いだ。
9回裏、原監督が送り込んだのは一軍初登板となる土本。先頭打者の石川は一球でアウトになったものの、早川が四球で出塁、内川の三振中に盗塁を決めて二死二塁となった。9回表と同じような局面であったが、原も村田を敬遠してこの日4打席3三振のスレッジとの勝負を選択し、極端な前進守備を敷く。これに触発されたのか、スレッジは土本の3球目をジャストミートすると長野の頭上を遥かに超えるライトスタンドへのサヨナラ3ランを撃ち込む。昨年いやというほど見せつけられたサヨナラ劇をベイスがやってのけたのだ。
943にとっては長い風呂であったであろうが、この勝利は

「ところがどっこい・・・!夢ではありません・・・!これが現実・・・!」

そしてこの「3.31の奇跡」により、ベイスは2008年4月6日以来724日ぶりに最下位を脱出したのであった。


3月27日】VS阪神タイガース(京セラドーム)

横浜 0 0 0 0 0 2 0 1 0 0 0 |3
阪神 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 1X |4

 寺原 (6)
 牛田 (2)
 山口 (2)
●木塚(0 2/3)

勝てば再び5割に戻るという大事な一戦、先発寺原は5回まで2被安打1与四球という好投を見せ、
6回、先頭打者石川の2塁打から内川の先制犠打、村田の適時二塁打と連日のクリーンナップの活躍を見せる。
しかし本日も直後に長打、犠打を絡む攻撃でたちまち逆転され、もはや今シーズンを諦める住人も出始めた。
その雰囲気を吹き飛ばしたのはやはり石川、またも先頭打者二塁打を放ち、早川、内川の連続犠打で同点に追いつき延長戦に持ち込む。
10回裏、投手山口は先頭打者桧山に安打を許し、さらに葛城の二塁打を浴びる。そこで尾花が選んだ戦略は1番マートンとの勝負を避け
塁を埋める策であった。この瞬間、スレ住人にトラウマがよみがえった。サヨナラの場面で代打関本である。
関本に関しては過去のナイスゲームを見てもらうとして、実況スレでは恐怖におびえるAAが乱発、中にはフライングして敗北AAを張り付けるものまで現れた。
しかし今年の山口は違った。関本をセンターフライに抑えると続く鳥谷も抑えベイスお家芸である三者残塁を阪神にくらわせる。
このまま引き分けかと思った11回裏、木塚が投じた変化球を城島がとらえ、打球はレフトスタンドに吸い込まれていった。
熱狂の歓声の中本塁に頭から飛び込むする城島を見て、PCモニタの向こうの住人は今年も貯金を諦め頭を抱えていた。

なおこの日のナイターでヤクルトが勝利したことにより、ベイスは開幕からわずか20数時間で単独最下位となってしまった。


3月26日】VS阪神タイガース(京セラドーム)

横浜 0 1 0 2 0 0 0 0 0 |3
阪神 0 0 0 5 0 0 2 0 X |7

●ランドルフ(4)
 加賀 (1 1/3)
 高宮 (0 1/3)
 木塚 (0 1/3)
 加藤 (0 1/3)
 真田 (1 1/3)

尾花体制になっての初の公式戦、昨年は一度も成し遂げられなかったベイスの貯金がかかっている大事な一番でもある。
先発は横浜の歴史でも初となる外国人投手のランドルフ、制球難も序盤は要所を抑える好投を見せ、打線も追い風となるように
2回村田のソロホームラン、4回内川の犠打からの村田、スレッジの連続適時打で住人は早くも勝利を確信し、風呂に行くものが現われた。
実況スレではやる大矢時代からこの行為は禁忌とされ、「さて風呂に行くか」という書き込みがあった短時間の間に高確率で逆転負けをされているのだ。
「今年はやる大矢じゃないから大丈夫だろう」と思ったスレ住人の期待を裏切りランドルフはさらに乱調、鳥谷への四球の後金本にもヒットを許し、そして昨年は安全牌であった新井に適時二塁打を打たれると、あとは新規加入の城島にも適時二塁打、トドメは桜井の本塁打とあっという間に大炎上。ベイス打線は逆に5回以降は沈黙し尾花は高宮、木塚、加藤と一人一殺のマシンガン継投。これを見たスレ住人は真っ先に「監督なんか誰がやっても同じ」と落胆し
風呂から帰ってきたものは口をそろえて「今年も変わらぬベイス★ボールか」と絶望した。
かくしてベイスは開幕戦7連敗というチームワースト記録を打ち立て夢の貯金生活から大幅に遠のいたのである。


【3月20日】VS読売ジャイアンツ (東京ドーム)

横浜 0 0 0 0 0 1 0 0 1 | 2
巨人 1 2 4 7 1 0 0 0 X |15 

●三浦(4)
 加賀(2)
 高宮(1)
 ブーチェック(1)

オープン戦開始後、6試合の負けはあったものの、6日前の初勝利からは3勝1敗と前日まで好調に成果を顕していたベイスは、監督が前年まで投手コーチを務め、その優勝に大きく貢献していた因縁の巨人と今期初顔合わせをすることとなった。
前年王者とのシーズンでの戦いを占う試合として、大きく負け越した昨期からの成長を見せる意味でも大事な試合である。

打撃陣は巨人先発ゴンザレスの前に3回までパーフェクトに抑えられる苦しい展開。しかし2番手内海に6安打を浴びせ、1点をもぎとり、マウンドから引き摺り下ろす。また守護神クルーンからも1点を奪う。

一方、我がチームの先発はチームにオープン戦初勝利をもたらしたエース三浦。1週間後の対阪神戦で開幕投手が有力視される中でマウンドにあがる。

1回、先頭打者坂本にソロムランを食らうも、後続の打者を抑え上々の滑り出し。
しかし2回、阿部にヒットを許すと、高橋に2ランホームランを打たれ、3回には小笠原に2ラン、エドガー、阿部に連続ソロムランを浴びてしまう。
4回にも、坂本、小笠原、高橋にホームランを打たれ、4回14安打8本塁打で14失点と飛翔王っぷりと対巨人の相性の悪さを露呈してしまう。

5回から登場したリリーフ陣は計1失点の好投を見せたが、もはや後の祭りであった。

実況スレで飛翔AAがこれでもかというほど繰り返された季節外れの水道橋花火大会やお約束の追いつかない程度の反撃でオープン戦からび(ryな試合を見せつけてくれた。

ちなみに三浦が受けた1投手の8被弾は1949年4月26日金沢兼六園球場で行われた巨人-大映戦で巨人川崎投手が記録したものに並ぶ珍記録である。その球場は両翼90m中堅97mと当時でも狭い球場であるため、今回三浦が記録した8被弾は実質歴代1位の記録ではないかと思われる。
またその試合、川崎投手は3本塁打を含む9打点の活躍で完投勝利を収めている。
ベイス投手陣も自分の失点は自分で取り返せということか…


そして、この大乱調によって三浦は開幕2軍スタートを余儀なくされることになった。
やる大矢スレがお通夜状態になったのは言うまでもない・・・

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最終更新:2010年09月30日 22:37
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