2011年05月31日更新
ここでは工人舎SAシリーズのOEMシンクライアントであるTN07Tについてのメモです。
おもにHDD換装やWindows XP設定に関することをまとめています。
基本的にHDDやOSが無いこと以外は工人舎のSAシリーズと同じなので、それらを紹介するネット情報が役立ちます。
購入時の状態
裏面の型番は『SA5SN12A』となっている。中身はSA5SX04Aと同じ
バッテリーはフル充電で約3時間そこそこ。
目立った不具合等はないが、うちのは右画面が1ミリ程度下にズレている状態だった。まあまあ許容範囲。
HDDは古い20GB(IDE,Ultra ATA)を装着。
ファンレスなのでノートPC用クーラーなしだとすぐに50度超えます。本体も結構ホカホカ。
だが無理な作業をしなければ熱暴走もなくちゃんと動いてくれます。
分解・HDD換装についての備考
細かい手順については他のサイトで詳細に紹介されているのでそちらを参考に。
分解はやってみるとそれほど難しいという感じでもないが、手がすべってうっかり傷をつけてしまうことはあるかも。慣れてしまうと結構簡単。
精密ドライバーはマイナスのドライバーはあったほうがかなり重宝する。なるべく小さめのがそろっているほうがなお吉。自分は100円ショップで買ったのを使っている。
小さいフタは隅の方にドライバーをさし込むと外しやすい。
外れたミニフタ
大きいフタは後ろからひっぱりながら
ドライバーをさし込むと外しやすい。
バッテリー付近両サイドのゴム足。
結構長めで裏面に粘着テープが付着している。
自分は精密マイナスドライバーをグリグリ押し込んで外した。
これを取って底のネジを外す。前面のゴム足は外す必要なし。
ペラペラのコードを分離するとき。
手前のでかい方は白いのを下から上にパカっと上げると簡単に外せるようになっている。
上の小さい方の外し方は最初よくわからなかったのだが、
自分は黒いカバーを精密マイナスドライバーで慎重に取り外すとようやく分離できた。
取り外したSSD。
※これを見ながら分解して
壊してしまっても責任持てませんのであしからず。
操作法・設定
- 日本語、ローマ字入力切替 Fn+1キー
- 無線LANオンオフ Fn+F4キー
- Bluetoothオンオフ Fn+F1キー
- プレビューモード(解像度切替)Fn+Esc
- 起動時に無線LANをオンにする
BIOS画面からD. Drive Configuration→WireLess Lan Radio status→Always ONに設定
ドライバ関連(XPで動作確認)
音が鳴らない、無線LANに接続できない、キーボードが使えない、タッチパッドがおかしい等の問題は
とりあえず
工人舎シンガポール法人のSA5用ドライバを試してみることで解決することができた。
- サウンドドライバについては、AvRackというカニのアイコンがキモい音楽Playerを強制的にインストールさせられる(しかも単独でアンインストールできないという困りモノ)。このソフトをインストールせずにデバイスマネージャから(WinNT4フォルダの中のinfファイルを指定すれば)入れられるようなのだが、自分はどうもうまくいかなかったので、現在のところそのまま使用している。
- ビデオドライバについてはインストーラが無いので、デバイスマネージャからドライバの更新などを使って入れる必要がある。
使っているソフト
比較的軽いフリーアンチウイルスソフト。※MSEを入れてみたところ動作が重くなった(OSはXP)。avastは未確認。
比較的軽い動画再生ソフト。youtubeの普通のDL動画程度なら再生可。HD動画は固まってしまいほとんど再生不可。※VLC Playerだと普通の動画もHD動画もカクカクでほとんど再生できなかった。
HDD・CPUの温度やクロック、バッテリーの充電、消費電力などを簡易表示できる。
キーボードやマウスホイールで音量調節ができる。
最終更新:2011年05月31日 13:41