2012年後半頃にアマゾンで販売されていたIdeaPad Z380(2129-94J)の感想です。
価格(購入時) |
36800円 |
型番 |
2129-94J |
画面サイズ |
13.3インチ |
CPU |
Core i5-3210M |
メモリ |
4GB(最大8GB・空スロット1) |
HDD |
500GB |
光学ドライブ |
DVDスーパーマルチドライブ |
接続端子 |
HDMI、USB2.0×1、USB3.0×2 |
カラーはエナメルホワイト。本当はブラックもしくはブルーが良かったのだが、残念ながら選択肢がなかった。
コーティングはツルツルだが、波のような模様が入っており、なかなか凝っている。
持ってみたところ思いのほか重量感がある。
家のなかで持ち歩くには大きさ、重さとも少々負担を感じるが、光学ドライブがついた13型ノートとしては格段に安いので、これも妥協することにする。
裏のネジを外してみると、簡単にHDDやメモリなどが交換できるようになっている。
どうやら無線LANモジュールやファンの取り外しもできるようだ。
この辺のメンテナンス性の高さは非常に良い。ぜひ日本のメーカーにも見習ってほしいところ。
早速メモリ4GBを増設。
光学ドライブ
光学ドライブは小さいポッチを押すとピョコン!とちょっと飛び出すようになっていて、あとは手動で開け閉めをする。ポチッ、ピョコン、カチッ(閉める音)という一連の動作がなかなか面白い。手探りでポッチを探すのはちょっと迷うものの、電源オフ時にはドライブが勝手に飛び出さないようになっている。
ディスクは乗せるのではなく中央にハメ込むタイプになっている。
なにか昔のプレイステーションを彷彿とさせる。
タッチパッド
不満を感じたのはタッチパッド。
無駄にでかくて質感もザラザラで指が引っかかる。クリックすると、ペコペコ音がする。
領域が大きい分スマホみたいに画像などをグリグリ拡大したり縮小したりできるのだが、それも今のところあまり必要性は感じない。
しょうがないので液晶画面用フィルタを貼っつけて指を滑りやすくすることにした。
まあタッチパッドはそんなに使う機会はないと思う。
音質&モード変更パネル
- 音に関しては、最初mp3を再生してみて少し感動してしまった。いままで使っていたLet'snote R6は小さいモノラルスピーカーがついてただけなので、それはもう笑っちゃうくらいの差がある。
もちろん普通のスピーカーより低音はそれほどではないが、ノートでこれだけクリアで広がりのある音が出れば満足。個人的には動画再生にも十分耐えられるという印象。
- 驚いたのは、スピーカー上部にタッチでボリュームや音響効果、ファンの熱管理ができるパネルがついていたこと。
この価格帯のノートPCでこんな機能がついてるとは驚き。
キーボード
キーボードの配列は基本的にあまり気にしないのだが、BackSpaceとEnterが右から2番目についているため、今のところちょっと打ち間違えやすい。Enterは広めなのでそれほどでもないが、BackSpaceは小さくてしょっちゅう間違えてしまう。まあこれから慣れていくしかないだろう。
液晶
液晶にはそれほどこだわりはなく、比較対象もないのでコメントしにくいが、やはり言われるようにたしかに視野は狭く感じる。
まあこれは角度を微調整すればいいだけなのでさして問題はないだろう。光沢液晶なのも、映り込みはあるがたまにはこういうクッキリした画面もいいかなという感じ。発色もいいとは言えないかもしれないが、用途はネットと細かい作業が主なので、今のところ不満は感じない。
付属ツール
基本電源につなぎっぱなしで使うため、それに伴うバッテリ過充電は避けおきたいところ。これは購入する際の重要な課題でもあった。
そこで調べてみると、デフォルトで充電を60%に抑えるEnergy Management機能がついていることが判明し、とりあえずひと安心。
今まで再セットアップにはいろいろと手間がかかっていたが、付属しているOne Key Recoveryというソフトは数回のクリックで購入時の状態にできる。
このあたりもメンテナンスがラクで便利。
総評
この値段でこのスペックのノートが買えたというのはとにかく大満足。
処理能力も今まで使っていたノートと比べて格段にあがり、快適です。
音も静かで熱もこもりにくくて、今のノートは本当に使いやすくなりました。
最終更新:2013年01月24日 12:11