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FTTJ総括検証」(2008/07/15 (火) 20:37:53) の最新版変更点

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*FTTJ総括検証 サミットでのダライラマと中国側との対話を求めたFTTJ各セクションから 総括のレポート文章が発表されました http://fttj.org/pdf/FTTJ_report_final.pdf (PDF 1.2MB) まずは、お読みください。対外的な結果としてはほぼ網羅されています **このwikiで行いたいこと このレポートに出てこない、内部の動き、沢山の試行錯誤、ああすればよかった、 ここが問題だった、という問題の洗い出しです。 ただ、過去の責任追及や個人攻撃が目的ではありません。他のアクションや 次に続く人達が同じところで混乱しなくていいように後に引き継ぎたいわけです wikiという形式を生かして勝手に追記していただいたりコメントを載せてもらえれば ありがたいと思います。ただ、編集合戦にならないために、例えばAという意見に 反論がある場合には、それを消さずに下にBという見方もある、と追記してください 多少見難くなるかも知れませんが、両論併記が基本です また悪口や非難ももちろんあるでしょう。それも書いてもらってかまいませんが、 その際に「こうするべきだった」と将来につながる書き方にしてくれると助かります 個人名の本名や個人情報の記載は禁止です。またハンドルネームについても 必要な場合を除いては使用を避けてください **アクションが始まった当初 最初にG8にダライラマを、という話に共感した人達が動き出したのですが 個人が勝手に動いてもまとまらないので準備段階で別のコミュを作りました 興味がありそうな人、動いてくれそうな人、その知り合いの人、と参加していただき そして、あーでもないこーでもないと議論して今の活動の原型ができました HP作成、動画作成、各国への連絡、署名雛形、国内団体連絡、国内広報、シェルパ連絡先、翻訳、Facebook、マイスペース、wiki、2ch、等々、それぞれに別れて動いています 広報とHP運営コミュがクローズドで動いているのは、個人情報を扱ったり メールやHPのパスワードなどの問題があるためだと思ってください 他の活動はフリーチベットコミュの中での個別トピックや、その他の場所で活動中です では最初の準備用のコミュはどうしたのかというと、その後ほとんど使われていませんでした。そして裏でコソコソやっているという悪評がたったのでコミュごと削除、という経過になりました。要するに各セクションの人達がメッセやメールで状況を報告したり他セクションと連携をとったり伝言リレーのように微調整しながら現在に至っています FTTJの説明文は以下ですが インターネット上のチベット関連コミュニティ、またサポート活動を通じて知り合った者たちが、 チベット問題の早期全面的解決を求めるために連動している、 人数不定、メンバー不定のムーブメントの総称です。 これは控えめに書いたり、ごまかしているわけでもなく、まったくその通りなのです なんとなく「運営メンバー」という固定の人々がいたり、影の代表者がいたり、 と想像するかもしれませんが、本当に裏もなければ影もない、というのが実情です 主要メンバーという定義も怪しいもので最初の準備コミュにいた事があれば主要か、と聞かれるとそれも違うニュアンスだろうし、人の出入りも激しいものがあるので 現在各セクションで相互連絡役をしている人が主要といえば主要ですね (これも激しく入れ替わっていますが) まずはG8にダライラマを、という話に共感した人達で集まりました (だから対チベットの話題全般を扱うつもりではなかった、ということ) そこで以前書いたように知り合いや、その知り合いなどまで集めて 議論をしていくうちに、一つのチーム名があった方がいいということで FTTJという名称が決まりました 最初はネット住民で「主にネットを使った」活動を行おうとした訳です みんなで手分けして各国の首脳や外務関連へのメールなどの送付、 国内の首相、外務省、親チベット議員への働きかけ、 そしてそれをG8各国へ波及させてそれぞれの国でのムーブメントに育てる これが最初の最初に考えていた方向性です 日本における立ち位置ですが、最初に集まった方も、その後に参加した方も 国内、国外の既存のチベット団体に所属していたりする人や (ノウハウを沢山持っているかわりに、逆に名前を出せなかったり) 独自でチベット活動で動いていた人間(私もここに入るでしょう) 各動画やHP作成などの技術を持った人達といろいろです。 なので既存の団体と重複している部分があるのですが、 最初の目的どおりネット内での受け皿、活動、という方向だったので 重複は基本的に問題ないという認識でした なので立ち位置的には団体を新たに立ち上げる意図は全く無く あくまで各団体、個人のネット上の受け皿として生まれたものです **各セクション 各人が担当していたタスクについて facebook管理人、UK署名、欧米の支援団体/翻訳 サーマン教授やチベットハウスNYなどアメリカ方面/翻訳 法王事務所窓口、HP、街頭署名サポート 著名人からの賛同取り付け mixi、Myspace 2ch、wiki HP、街頭署名サポート 動画 Myspace 各種メールの管理、広報コミュとの連絡 他にも、facebook担当の方や、Myspaceで在米チベタンとの連絡をしていた方、などなど数名いらっしゃいます。 これらの担当の多くは、準備段階でなんとなく決まっていきました。 人手が足りない部分は、関連コミュに呼びかけたり、知り合いをひっぱってきたりもしました。 そして、全体の統括を、当初はある人が担当されていました。 必要なタスクを整理し、担当を決め、足りない人や情報を整え・・といったことです。 その人が退会されてしまったあとは、その人が作成したフローを元に、各担当者がそれぞれ手探りで進めていった感じです。 **代表者問題 ごくごく初期に代表者というものを決める段階になって、ネット発の有志による団体(というより集まり)で 実名を表明するのか、どのような形による代表者の形が望ましいのか議論がされました (この段階で署名集めなどの現実的な責任問題が発生するケースは想定していませんでした) その中で仮名、というより架空の人物を一人想定して、 その人物の外部連絡関係の責任問題は(その場にいた)皆で共有しよう、という案が通りました その後、様々な方の意見を取り入れるうちに署名を行うかどうか、という問題が持ち上がり その段階で署名をするのであれば、もう少しきちんと具体的な責任の所在が必要になりました (この時点で不満、疑念を持たれた方が多かったと思い返します、無理もない話です) その結果、最終的に「署名の」担当責任者として数名の実名を公表する路線に切り替わったわけです FTTJの活動を通して常に問題になっていたのが責任は誰が取るのか?という問題です 上のほうでも書かれた方がいましたが、これは内部的な指示責任と、 外部、世間へ向けた責任の所在に大きく分かれます 内部的には皆で緊密に連絡を取り合い、相互理解を深めることで解決できると信じていますが 外部的には(特に署名などの実働活動を伴う場合には)正確で大きな責任が求められます FTTJは私が知る限り純粋ネット発の最大規模の団体運動です 既存のしっかりした組織構成や決定的な代表者を持つ団体と違い 流動的で、固定メンバーではなく、ほんの少し力を注ぎたい人、ぼんやり危機意識を持った人 少しだけ興味がある人、等を幅広く受け入れ、それを行動のエネルギーに変えていく試みでした これはある意味、これからの時代の他の市民運動、団体行動の雛形になるような部分もあります これが理想論ですが、最後までネックになったのは、やはり責任の所在でした FTTJがとった措置が最良だとは思いません、苦し紛れの部分もあります ここを今からでもいいので「こうすればよかったんじゃないか?」 「こういう解決法があったんじゃないか?」という意見をもらえれば 今後あらわれる他のネット発の大きなアクションの貴重な参考意見になるでしょう 「ネット住民だけの運動なんてやっぱり無理だよ」という結果にならないように 何かうまい解決法を考え付いた方は、今からでも声を上げていただければ幸いです 「誰も本名を出せなかったから偽名や架空の人物にしたわけではない」 これが考えられた時点では動画配信や現在のシェルパアクションの雛形のように ネット上の人海戦術で状況を打破しようという流れがあったためだと個人的に思います。 これについては、むしろ特定の個人の実名を出すより、 むしろ架空の人物が代表という方が相応しいという流れになっていきましたね そこに署名という実働的なアクションが加わってきて、これでは逆にマズイということになりました (ノリの変化というんですかね、架空の人物がカッコイイよ→実働するのに架空じゃマズイよ) そして代表者名は「架空の人物です」という説明と共にしばらくは使用するはずだった、のですが 今検索しても架空の人物という説明は出てきませんね、 というか人物名自体2chでの説明と公式HPの初期キャッシュに見つかるだけです 結局HP作成の過程で署名が入ってきて方針転換があったためだと思います 署名文のpdfでも採用されなかったようですね この辺の署名をやるのか?やらないのか?日程は?宛先は?という変化が ほぼ2~3日の間に起こったのでセクションごとの整合性がとれなかったのだと思います 代表者について、本当に代表者を立てる以外の選択肢として、数人の有志の連判状のようにする ハンドルネームのまま代表者になる、実名を出せる人だけで出す、ハンドルネームの連判状、 架空の人物を想定する、と流れてきて架空の人物+ハンドルネームの連判状に一旦落ち着きました (署名などが入ってくる前の段階での話です) 個人の名前を出す出さないの件は上の理由以外にも 例えば私(zali)は本名を公開してるので名前を出すのに問題は無かったんですが 私は別の五輪スポンサー不買にもかかわって先導している立場です チベット事件まとめガイドラインwikiというものをやっており 当初はFTTJのHPができる前は情報共有の拠点ともしていたんですが 「そんな活動をしている人間が関わっているFTTJには協力できない」と 外部からの声が上がり(協力関係の部分ですね)慌ててリンクを切り 「あくまで不買は別の活動で、個人的に行っている活動です」としました このように、他の人にも様々な事が重なり実名を出せる人間がドンドンと 限られていったわけです **署名運動について 内部からではなく、ちょっとかなり断りづらい筋から 「署名運動をやるべきだ」とアイデアを出してもらったのです ここが大きな転機になりました ネット上以外の実働活動を想定していなかったために、 内部でもかなりの議論になりました 代表者の問題、宛先の問題、諸手続きの問題、回収集計の問題 これらを「他の団体に頼む」という選択肢もあったのですが そんな短時間で無責任に丸投げすることはできません (時間があり、協力関係が構築済みであれば可能だったかもしれません) これを「できない」と結論付けるかどうかが分かれ道でした 結局「やるべきだろう」という方向でできる部分からかなりの短時間で 方向の修正に取り掛かることになりました その修正のゴタゴタで架空の人物名が外に出た時期と出てない時期があり 多方面に誤解と不信感を招く結果になりました 署名について、仮名や架空の人物じゃまずかろう、ではFTTJがやるべきなのか? 他のきちんとした団体に協力を申し出てもらうことはできないか? FTTJをきちんと組織だった実名団体にするべきなのか? いやそれじゃ新しく既存の団体が増えるだけだから、別の署名用の組織を作ることはできないか? FTTJの形式のままでできる署名活動は本当にないのか? そして最終的に署名提出者の実名を出すことになりました この辺の事情はイギリスのように電子署名が実用的に運用されていれば様相も変わったのでしょうが 日本では紙署名でなければ効力がない、それには個人情報を直に扱わなければならず それに伴った責任所在が求められるところがFTTJのような集まりには厳しい部分になりましたね この辺をうまく解決できる方法が見つかれば、ネット発の他の運動やアクションにも 大きな助けになるんでしょうが、FTTJでは完璧な答えは出せなかったように思います それが悔やまれるところでしょうかね **広報部 各セクションの中で広報部だけ代表者(というかまとめ人)間の引継ぎが うまく行かないまま活動がすすんで行き、大きく揺れた期間がありました このFTTJの本部はどこなのか?責任者は誰なのか?不在なのか? どうして情報が降りてこないのか?誰が言ってる事が正しいのか? 外部との連絡をするため常に誠意ある対応をしなければならない広報にとって あいまいなFTTJの組織構成そのものが、我慢のならないものかもしれません (しかもその情報が正確に伝わっていなかった) うまい説明が無いまま集まってくれて、その後リーダー的な人が不在のまま 広報部の皆さんの苦労は大変だったと思います 主要?メンバーも一応確認のために参加してたんでしょうが こまめに見て回ってなかったのが情報疎遠の原因ですね 対応がどうしようもなく遅くなり申し訳ないです (今回の疑問が出てくるまで「あぁ、頑張って着実に成果をあげてくれてるなぁ」と見ていました) **多くの問題点 ・FTTJの中心的メンバーに私信を一日に数十通送りつけて言論封殺をする人がいた ・内部のやり方に同意できなくて、途中でやめたメンバーが大半だった ・賛同者を募った際には、代表者は偽名であった ・署名の届け先は署名開始、賛同人募集のタイミングでは未定であった ・FTTJの下部組織として、存在していたはずの広報部においては、FTTJの中心側を自称する人がメンバーであったにも関わらず、FTTJ側では認知されず、広報部においては、FTTJ側の情報が隠蔽されて伝わらないという事態であった これについては、偽名と架空の人物をどうとらえるか、届け先はいくつか当てがあったうちでの未定だった、という意見もありますが、少なくない数の人間がこのような疑念、不信感をいだいたことは確かなので載せておきます あと、賛同者を募った時点で架空の人物の名前が代表者だったり、代表者の名前無しだったりと、展開が速く一定してないことに関して、「自分が直接協賛、協力を申し出は人達に対して申し訳ない」という批判がありました。この点に関して、広報部の最後のアナウンスで「当初架空の人物を代表として立てたが、紙署名をするにあたり実名の責任者を立てたのでご安心ください」という旨のメッセージを追加することになった。 本部の不在という大問題がありました。 既に各セクションごとに別れて、個別にメールのやり取りをして微調整を図っていたために「本部の見解は?」と聞かれても即答する事ができない状態だった。 そして主要というか立ち上げメンバーの中でも、その感覚の違いからか、「本部メンバー」として発言する人、「本部?本部は無いよ」と答える人などで、この認識をめぐって大きく周りを振り回す結果になってしまった事がありました。 **コメントも随時募集しています wiki自体を書き換えてもらってもかまいませんが、面倒な人はコメントを残してもらうだけでもかまいません。無記名で結構!悪質な個人攻撃で無い限りは悪口や非難でも削除しない方針です(ただ「ならどうすればよかったのか」書いてもらえるとさらにうれしいです) #comment_num2(size=35,vsize=5,num=30)

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