身体測定にて・・・
ガチャ…
雛「!!!!!!!!!!!!」
雛(うゆ…た、体重が…5㌔も増えてるのよ……)
雛(こ、このままじゃ…本当に…肉苺になっちゃうのよ…)
金「雛苺!!」
雛「ヒャ…な、なんなのーカナリア」
金「早く体重計から退くかしら」
雛「ご、ゴメンなさいなのー」
雛(う、うゆー……このままじゃジュンに嫌われちゃうのよ…)
放課後・・・
J「雛苺!帰ろう」
雛「う、うゆ…」
J(???…元気無いな)
帰り道・・・
J「なぁー…ヒナ(←二人きりの時はヒナって呼んでる)」
雛「うい?なぁにジュン?」
J「今日元気ないな」
雛「そ、そんな事ないのよ…」
J「嘘!隠し事は無しだよ」
雛「ジュンは……ジュンはヒナがボヨンボヨンに……な、何でも無い…のよ」
J「(ボヨンボヨン??)…言いたく無いなら良いけど…あんまり自分の中に溜め込むのは良くないよ」
雛「うい~…(ジュン…優しい…大好き…////)」
J「ふぅ…元気だせよ…夢見堂の苺ショートでも食べてくか?奢るよ」
雛「うん!やったー!(あ…でもまた太っちゃう…でもでも夢見堂の苺ショートは
格別だし…ジュンとも一緒に居られるし………あ、明日からなのよ…)」
J「決まりだな」
・
・
・
雛「やっぱり夢見堂の苺ショートは最高なのよ~」
J「ふふ…美味しいか?(とりあえず嬉しそうだし良しとするか…)」
次の日の昼休み・・・
J「雛苺、お昼食べよう」雛「ひ、ヒナは良いのよ…先生に呼ばれてるから…ジュンごめんね」
J「あ、ああ」
翠「振られてやがるですぅ~」
銀「それならジュン~一緒に食べましょう」
金(雛苺…まさか…アレかしら…)
雛(ジュンごめんね…でも頑張らなきゃ…)
・
・
・
次の日の朝…
J「お、おはよう…大丈夫か」
雛「う…うい…ちょっと風邪ひいただけ…なのよ…」
同日昼休み・・・
雛(も…もう…限界なのよ…でもでもあと少し頑張れば…)
J「雛苺お昼食べよ」
雛「ジュン…ごめ…今日も先生に…呼ば…」
ドサッ……
J「ひ、雛苺!?どうした!?しっかりしろ!!」
雛(ああ……ジュン…刻が見えるのよ…)
金(バカ苺…やっぱり食事抜きダイエットしてたかしら)
・
・
病院・・・
J「で、いつから食べて無いんだ?」
雛「ジュンと苺ショート食べたのが最後…」
J「一昨日か!?どうしてそんな無理したんだ」
雛「だって……だって……ヒナがボヨンボヨンのデブデブになったら…ジュンが…」J「嫌いになるとでも思ったか?」
雛「うい…」
J「バカやろう……そんな訳ないだろ…ちょっと太ったぐらいで嫌いになんて
なるもんか。どんな体になっても僕は“雛苺”が好きなんだ」
雛「ジュン…ゴメンなさい…」
J「いいよ…それよりありがとう」
雛「うゆ?」
J「そんなに僕の事を想ってくれてたなんて…」
雛「当たり前なの!雛はジュンを愛してるの!」
J「僕もだ…もう無理なダイエットは止めてな…ヒナが倒れた時
心臓止まるかと思ったんだからな…それに…」
雛「それにぃ?」
J「ちょっとぐらいプニプニしてた方がヒナは可愛いかな…なんて(////)」
雛「ジューン!!大好きなのー!!」
J「……雛苺…」
雛「なぁに?…ひゃ…ぁ…ジュン…ダメ…病院でなんて…うゅ…ぁ…ジュン…すきぃ…」
・
・
・
・
数日後…
雛「ジューン!!お昼食べよーう!!雛特製のラブラブお弁当!」
J「ああ、屋上…行こうか」
雛「うん!」
翠「まったく見てるこっちが暑苦しいですぅ」
蒼「はは…そうだね…でも二人とも幸せそうだね」
銀「そうねぇ…羨ましいわぁ」
真(ロリコン下僕の分際で……あとでお仕置きなのだわ…)
金(なにはともあれ良かったかしら♪)
~おしまい~
『うゆー また下着が小さくなったのー』
鏡の前で胸をさわる雛苺
『でもお腹は出てないからいいのー』
下半身を見る
『まだまだ子供…なの?』
パンツをはく
ちょっとお尻にくいこんだ
『今度JUMと買い物に付き合ってもらうのー』
ワイシャツが少しきついがまぁいいか
ネクタイも少し角度がついてしまった
スカートの丈が短い気がするのは仕様です
紺のハイソで誤魔化そう
苺大福を数個鞄に放り込み家をかけでる
いつもボヘっと歩いてる人に飛び付こう
『おはようなのー』
『雛の下克上【乙女達の逆襲編】』
水「ねぇ…みんなぁ?聞いてくれるぅ?」
真「どうしたの?貴女らしくないのだわ。」
翠「しゃきっとしやがれですぅ!!」
蒼「深刻な悩み?」
金「私たちに話してスッキリするかしら!!」
薔薇「雛苺に弱みを握られてるの。」
水「ちょっ!!!!薔薇しぃ~!!!!」
一同「な、何だってぇ~!!!!!ΣΩΩΩΩ ΩΩ」
真「何て事!?許せないわ!!」
蒼「…で、弱みってどんな事だい?」
水「写真…なのぉ。」
金「ど…どんな写真かしら?」
水「昔の写真…なのぉ。」
翠「だから、どんな写真ですか!?」
水「あの…小学4年生の時の……おねしょの…写真……(/////)」
翠「は?おねしょ?バカですか水銀燈は!!」
真「子供の頃でしょう?おねしょくらい誰でもするのだわ。」
金「当たり前の事かしら!!」
翠「蒼星石なんてあれから…むごもご!!(蒼/口封じ)」
一同「あれから?」
蒼「あはは~…何でもないよ。(今晩お仕置き決定♪)」
水「私…変じゃないのぉ?普通なのぉ?」
真「至って普通だわ。その程度で雛苺に翻弄されるなんて、困った子ね。銀ちゃん。」
翠「まったく、銀ちゃんはお子さまですぅ!」
金「もう銀ちゃんに弱みは無いかしらぁ?」
蒼「よかったね!銀ちゃん!!」
水「銀ちゃ」
薔「銀ちゃん言うなあぁぁ!!!!」
一同(何でアンタが言うかな~?)
金「じゃぁ…雛苺を懲らしめるかしらぁ?」
真「そうね。裁きの鉄槌が必要だわ。」
薔「……私は…銀ちゃんの味方。」
水「ここに毒苺討伐隊を結成するわよぉ!!」
翠・蒼(おかげで目覚めたけど。)
一同「勝利をこの手に!!!」
ふぅ…全部片づいたらやること無くなったの~。次の獲物は誰でもいいの~♪
もしかしたら豊臣秀吉もこんな気分だったのかな~?
あっ!!水銀燈発見なの~♪
水「雛苺ぉ。いちごみるく飲むぅ?」
うぃ~♪家来の役目を解ってるの~♪かわいい家来じゃのぉ。
雛「うん!!いちごみるく好き~なの~♪(ゴクゴク…)」
おいしいの~!幸せなの~!幸せで…ねむ…く……な……ZZzzz……
~体育倉庫~
真「さて…どうしましょう…水銀燈?」
蒼「剥こうか。(ハァハァ…)」
翠「全部剥いたらダメですぅ。(ハァハァ…)」
金「二人の目がヤバいかしら?」
水「やっぱり恥ずかしい写真ねぇ。学校の掲示板に拡大コピーで。」
~体育倉庫の隣~
じゅん「おぃwwww恥ずかしい写真だってよ!!」
ベジ「生で撮影会wwww」
笹塚「ヒナタンのムチムチボイン!!」
~再び体育倉庫~
雛「ふゎぁ…いっぱい寝たぁ~…あれ?手…って…うにゅあ!!!」
薔「…あ。起きた。」
金「お目覚めの気分は如何かしら~?」
水「どんな格好で撮るぅ?」
真「恥ずかしいってどんなのか曖昧で解らないわ。」
『どさっ!!!』
水「そのカバン何ぃ?薔薇しぃ~。」
薔「………コスプレ写真。」
翠・蒼「ktkr!!!!!」
薔「…まずは…ネコ耳萌え…」
翠・蒼「萌えぇwwwwww!!!!(ハァハァ…)」
真「あなた達…怖いわ。」
金「じゃぁお着替えスタートかしらぁ!!」
水「…薔薇しぃ~?何でこんなの持ってんのぉ?」
薔「…今度銀ちゃんが着るの。」
水「…………着ないわよ?」
薔「…ううん。着せるの。」
真「あなたも大変ね。水銀燈…。」
金「かわいくできたかしらぁ?」
雛「ぅゆ~!!恥ずかしいのぉ!!」
『ぱしゃっ!!』
薔「…おっけ~。次。」
真・水・金(まだあるの!?)
翠・蒼「ネコ耳ヒナタン…(ハァハァ…)」
水「でもぉ…お人形遊びみたいで楽しいかもしれないわぁ♪」
真「そうね。たまには童心に返るのも良いわね。」
薔「……次は…魔女っ子…」
蒼・翠「魔女っ子キタ━━━━━!!!!」
水「…ちなみに何てアニメ?」
薔「……ミンキー〇モ…。」
真「作者の年齢がばれるわよ?」
『ぱしゃっ!!』
薔「…まだまだぁ~。」
水「…もう一度言うけど、着な…」
薔「ううん。着せるの!!」
水「…(言い終わるまで待ってよ…。)」
蒼・翠「ヒナかわいいよヒナ(ハァハァ…)」
蒼「もうっ!!我慢!!できない!!(抱きっ!!」
翠「ズルいです!!蒼星石!!(抱きっ!!」
雛「やぁっ!!ヒナは…ヒナ…はぁ……んぅ!揉んじゃダメなの…んぁぁ!!」
真「ちょっと待ちなさい!!二人とも!」
水「もう無理ねぇ。二人が獣化してるわぁ。」
薔「大丈夫。秘策があるから。(*・_・)b」
真・水「秘策ぅ?」
薔「…二人とも、次のまで待って。」
蒼・翠「フゥゥッフゥゥッ!!」
金「次はどんなのかしらぁ?」
薔「……コレ。」
金「ちょっと…薔薇しぃ~…やりすぎじゃないかしら?」
薔「…懲らしめるんでしょ?遠慮しちゃだめ。」
~体育倉庫の隣~
じゅん「むぉお!!おっきしたおwwwww」
ベジ「…蒼嬢が…蒼嬢がぁ……」
笹塚「視たい…でも助けたい…視たい……あぁ!!」
真「薔薇しぃ~…次は何?気になるのだわ!」
金「仕方ないからお着替えスタートかしらぁ?」
翠「早く萌えたいですぅ!!」
蒼「ドッキドキだね~!!」
金「できたかしらぁ?」
雛「やぁの!!これはメぇなのぉ!!やぁぁ!!」
一同『ポカ━━━( ゚Д゚)━━━ン』
薔「…加トちゃん。萌え♪」
蒼・翠「萎え━━━━━━━━━━━━━━。」
『ぱしゃっ!!』
真「ま、まぁ…ある意味……一番恥ずかしいわ。」
水「薔薇しぃ~?コレも着せるつもりだったの?」
薔「おふこ~す!!(´∀`)b」
真「さぁ…雛苺?どうすれば良いかは判るわね?」
雛「えぅ…ぐしゅ……み…んな…ごめんなしゃい。」
水「もうみんなに意地悪しない?」
雛「ぁぃ。もぅしませんなの…。」
金「まぁ楽しかったから許してあげるかしら♪」雛「ふぁぁぁん…ごめんなさ~いなの~。」
蒼・翠「……(不完全燃焼…)」
真「じゃ、帰りましょうか。」
水「ほらぁ、雛苺?行くわよぉ!」
ヒナ、おバカだった。
本当はみんな優しいの。ごめんね?みんな。
これからは意地悪なコトしないから。
ヒナと…ずっと仲良くしてね♪
~終劇~