引用されたサイゾー自身が記事内容を否定
「サイゾー」の記事は以上となります。毎日新聞内に掲載されたという英文記事の原文は削除されているため、サイゾーの記事がどのように引用されていたかは確認できませんが、少なくとも「パールハーバーと南京大虐殺の後継」といった表記が「サイゾー」記事内には存在しないことを、ここに明記しておきます。
訳の違い
サイゾー原文…サイゾーの記事
毎日原文…毎日新聞英語版の記事
毎日訳文…毎日新聞英語版の記事を和訳したもの
サイゾー原文 |
毎日訳文 |
毎日原文 |
萌え系オリジナルキャラが防衛省企画で大活躍中! |
防衛省の『ロリータ』漫画キャラクターでその内実が明らかに |
Defense Ministry turns to 'Lolita' manga character to reveal inner self |
なし |
世界に対して真珠湾攻撃とレイプ・オブ・ナンキンを行った後継者の政府が |
From the successor of the government ministry that gave the world Pearl Harbor and the Rape of Nanking |
なんと行政機関や公的キャンペーンのマスコットとしても、"萌え系美少女"キャラが起用されるケースが散見されるようになっている |
ペドファイル(小児性愛)ぎりぎりの漫画キャラを活動の広報に使う政府機関の数が近年増加している |
Growing numbers of government agencies have used "borderline pedophile"manga characters to promote their activities in recent years |
ロリータ服に身を包んだツインテールの少女が、ぬいぐるみのくまに向かって暴力を交えながらタカ派思想をぶちまける」というシュールな内容で、略(ちなみに、"くまはハト派") |
ロリータファッションの服とエプロンを着た少女が、"タカ派の"ぬいぐるみのクマと日本を自己防衛する方法について喧嘩しながら、時には暴力的に交流する |
little girl wearing "Lolita" fashions and an apron is involved in exchanges-- sometimes violently -- with a "hawkish" stuffed teddy bear as they rumble over the way Japan should defend itself |
なし |
防衛弘済会はブリっ子漫画キャラクターで防衛関連産業への支持を大きく拡大できると自信を持っている |
Japan Defense Foundation for Mutual Aid is confident its cutesy manga characterscan drum up plenty of support for an industry that revolves around defendi |
問題にされた漫画作者、でこくーる氏も反論
さらに気になるのがこの一文。
んで、単なる漫画家個人のブログなのに「これはあくまでここの部署の問題で、毎日新聞社全体の問題ではないので、ブログに書くな」と強調しているあたりの変な慎重さ(?)がまたすごく馬脚感満点です。
部署の問題で、社全体の問題ではないからブログに書くな、と迫ったようです。
こんなことが果たして許されるのでしょうか?
このwikiでもいくつも指摘されているように、これが単なる部署内の行為ではなく
毎日新聞社全体の行為であることは自明ですよね。
毎日新聞(をはじめとしたマスメディア)は、食品偽装問題で不二家やミートホープなど
隠蔽体質の企業を徹底的に叩き潰しましたが、自身の度重なる隠蔽についてはどう責任を取るのでしょう?
加筆の事実を認めました(2008年7月20日)
また、防衛政策を美少女キャラクターが登場する漫画で紹介しているという月刊誌記事を07年7月に取り上げた際、導入部の防衛省の説明に「真珠湾攻撃と南京大虐殺で世界に名を知らしめた政府省庁の後継」と加筆したケースがあった。担当記者は「美少女とのギャップを浮かび上がらせるために書いた」と語った。
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最終更新:2008年10月12日 18:50