90年代後半に、度重なる犯罪から世間でもひきこもりという言葉が使われるようになりました。その定義は、 6ヶ月以上自宅にひきこもって社会参加しない状態が持続しており、ほかの精神障害がその第一の原因とは考えにくいもの というのが一般的です。つまり、精神科に通わず6ヶ月仕事や学校へ行っていない人のことをいいます。ひきこもりの原因は、不登校からというのが一番多いようですが、コンプレックスや人間関係など原因は多種多様にわたっています。
しかし最近、定義上はひきこもりになってしまうけれども、ひきこもりに入れていいものか?という若者が急増しています。そこで、ニートというイギリスで生まれた言葉を当てはめるようになりました。ただ、ひきこもりとニートの違いはよくわかりません。ま、定義にこだわってもしかたありませんけれど、ニートについても見ていきたいと思います。
しかし最近、定義上はひきこもりになってしまうけれども、ひきこもりに入れていいものか?という若者が急増しています。そこで、ニートというイギリスで生まれた言葉を当てはめるようになりました。ただ、ひきこもりとニートの違いはよくわかりません。ま、定義にこだわってもしかたありませんけれど、ニートについても見ていきたいと思います。
ニートは「NotinEducation,EmploymentorTraining」の頭文字(NEET)からの造語で、非労働力人口のうち、15~34歳の未婚で、職業訓練も含め、学校に通わず、家事や家業の手伝いもしていない者と定義されます。そしてさらに、4つに分類されます。
Ⅰヤンキー型 反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ
Ⅱひきこもり型 社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
Ⅲ立ちすくみ型 就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
Ⅳつまずき型 いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
Ⅱひきこもり型 社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
Ⅲ立ちすくみ型 就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
Ⅳつまずき型 いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
この分類は4つにわけているようで、私が思うに実質2つにしか分けていません。下3つは環境によって変わってくるだけで、性質は同じだからです。学校で自信をなくすか、面接で自信をなくすか、会社で自信をなくすかの違いだけで、3つとも自信喪失型には変わりありません。ヤンキー型の人は友達も多く人間関係はうまくでき、面接も無難にこなしますから選ばなければ就職はできます。食うに困れば仕方なく働きだすはずですから生きていくことには問題ありません。困ったのはそれ以外のニートで、最近急増しているのがこの自信喪失型です。就職しないのではなく、できない人たちですからこれからの行く末がとても不安です。このサイトではこの自信喪失型のニートについて考えていこうと思います。