キルンベルガ伯爵

初出:第227話

声(ドラマCD第6弾):関 俊彦

家族構成

第一夫人:
 息子:次期ギーベ。キルンベルガで働いている。*1
第二夫人:ライゼガング系*2
 息子:人数は不明*3
 末息子*4アレクシス*5

父:前ギーベ・キルンベルガ*6

容姿


髪の色:茶寄りの金髪*7
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瞳の色:水色*8
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騎士という雰囲気をもつ外見
大柄で全身ががちっちりとしていて、少し厳めしい顔をしている*9

地位

階級:上級貴族
職種:伯爵、ギーベ・キルンベルガ

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+38*10
  • 誕生季:夏*11

キルンベルガ伯爵視点の回

書籍第五部VIII エーレンフェスト防衛戦(前半) ギーベ・キルンベルガ視点 動いた国境門

作中での活躍

冬の社交界で、ヴィルフリートからカルタや絵本を買った上級貴族。
キルンベルガ伯爵領のギーベ。中立派*12
息子の一人(アレクシス)がヴィルフリートの側近。
父親である前ギーベ・キルンベルガはボニファティウスがアウブになるべきだ、と最後まで言っていた人であり、
父親の影響を受けて、ボニファティウスを最も尊敬している
グレッシェルハルデンツェルと比べて、ローゼマインとの繫がりが薄いことを気にしていた。

テオドール貴族院限定*13のパートタイム側近と認めることと引き換えに、14年春のグーテンベルク派遣を要請した。*14

グーテンベルク派遣時に、ローゼマインが国境門を見られるよう、ジルヴェスター境界門の開門を請い許可を取得した。
開門して国境門が見られる状態になった境界門の屋上へローゼマインを案内し、国境門を示しながら、国境門が閉ざされた経緯と大領地アイゼンライヒが中領地になり、更にエーレンフェストへ変わった歴史を語った。
その上で、歴史を伝え知る者として、他者の意見に左右されず、グルトリスハイトを持つツェントに仕えることが、エーレンフェストのアウブに求められる資質だと考えていることと、それ故に領内貴族でしかないライゼガングの意見に惑わされているヴィルフリートが次期アウブになることに不安を抱いていることを伝え、ローゼマインにアウブを目指して欲しいと訴えた。*15

領主に必要なのは、目標を決めて進む意思と重要な場面で選択してその責任を負う覚悟であると考えている。
その為、ローゼマインとの会話を通じ、ローゼマインは、親族ではない初対面のギーベが相手でも臆することなく自分の意見を述べ、かつ、他者の意見を聞き入れつつ流されない、派閥を利用しても派閥に操られにくい領主になれると好意的に判断した。
同時に、貴族院での行いや印刷業の発展のさせ方の報告から、ローゼマインの言動に将来の展望が感じられることから、下の者がついていきやすく、側近に操られない存在として地方にいるギーベ的には安心できるとも考えている。
ヴィルフリートの態度の変化に失望し、側近を辞めたいと思っていたアレクシスに、その対応は自分の思う通りに事が進まなくて苛立っているヴィルフリートと同じであると指摘した上で、主の行動をよく見、周りの声をよく聞き、主の名声を護衛騎士として守れ、主が道を外しているのなら引きずり戻せ、それでも更生の兆しが無いのであれ領主候補生失格の証拠を領主夫妻に提出して引導を渡してからキルンベルガに帰ってこいと叱咤した。*16

フェルディナンド救出の際に、ジルヴェスターとローゼマインを夏の館で出迎え、ローゼマインが国境門を起動させる場面の目撃者の一人となった。*17

15年春のエーレンフェスト防衛戦では、ボニファティウス達が城から抜けた穴を埋めるため、援軍としてキルンベルガの騎士達を城に派遣した。*18

経歴

08年冬 城での教材の販売で、カルタ等を購入*19
12年冬 アウブとの交渉で、翌年グーテンベルクをキルンベルガへ派遣することを条件に、テオドールを貴族院限定のローゼマインの側近とすることを認める*20
14年春 キルンベルガにグーテンベルクを受け入れる*21
15年春 ローゼマインが国境門を起動させる場面の目撃者となる*22
     アウブやボニファテイウスの要請に従い、エーレンフェストの城へ援軍を差し向ける。

コメント

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  • 第539話によると子供が複数いてその内の一人(息子)がヴィルフリートの側近とのこと - 2016-04-12 11:13:30
  • ふぁんぶっく2 SS「側近生活の始まり」のブリュンヒルデ述懐(キルンベルガは旧ヴェローニカ派と少し距離があったから、それほど警戒は必要ないだろう)を見る限り、息子はともかく、ギーベ本人はライゼガング系ではなさそうだ…… - 2017-12-11 23:20:55
  • アウブの資質に対する考え方的に政変~ランツェナーベ事変の次期の中央については仕える価値無しって思ってたんかな (2021-02-04 18:51:22)
    • グルトリスハイトの先の目標が見えないと考えるとそうなるかもな。王族はグルトリスハイトが目標になっているし。 (2021-02-04 21:27:28)
  • ロゼマが最初にキルンベルガ行って国境門見た時、境界門を「アウブにお願いして開門の許可頂いた」と開けてたが、どうやって開けたんだろう。アウブにしか開け閉め出来ないんだよね?あれ。実際、アーレンスバッハに突撃する時はジル様わざわざ来たし。 (2021-09-27 05:21:21)
    • 「539話時のキルンベルガの開門時にアウブが直接赴いて開いたのか、礎の間からならば遠距離開閉ができるのかは不明」とあるので、現状答えなし。 (2021-09-27 06:58:49)
    • 貴族院の最奥の間と一緒で許可のある魔石でも開閉できるんじゃないのかな。 (2021-09-27 10:05:51)
    • 「許可の魔石があれば可能」だそうで (2022-08-25 03:11:15)
  • ギーベ・キルンベルガとローゼマインが国境門を見てるイラストがあるけど一緒に描かれてる護衛騎士はダームエル、アンゲリカ、ユーディットだよね?ダームエルとアンゲリカはキルンベルガに行くときお休みでは? (2023-02-15 23:03:32)
    • カラー口絵は国境門のイメージ。祈念式の後、ギーベ・キルンベルガが案内してくれる国境門です。同行しているダームエルが出ています。カラーのダームエル、久し振り。活動報告2020年 10月26日 (月) 。後ローゼマインが下町に降りるときの護衛騎士は基本的にダームエルとアンゲリカ。 (2023-02-15 23:50:04)
      • >ダームエルとアンゲリカは祈念式で直轄地を回ったので今回はお休み(538話) グーテンベルクの荷物を積む、出立直前時点の描写 (2023-02-16 07:58:34)
        • 描いてる人が、本文と矛盾した挿絵を描いた前科のある人だしなあ。 (2023-02-16 21:42:24)
    • あくまでもイメージ絵なので、表紙と中身の描写が違う事はよくある。第五部終盤でも「中身とは異なりますが」とコメントされてる表紙絵はある。 (2023-02-16 08:25:38)
      • マグダレーナ様もヘルメットかぶっててかろうじて胸から女性としかわからなかったのに、せっかくのカラーイラストでそのまんま描いたらもったいないしね。ローゼマイン様の胸も「あくまでイメージです」と増量されてる疑惑はある…… (2023-02-16 09:46:09)
      • ま、帰路の守りを固めるため護衛騎士を追加で招集したかもね。騎獣だと行き来が楽そうだ。 (2023-02-16 21:30:02)
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最終更新:2022年10月16日 21:33

*1 ふぁんぶっく6 Q&A

*2 ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン/ボニファティウスの第一夫人からの紹介

*3 第539話/息子の一人がヴィルフリートの側近とあるので、息子は複数名存在すると推測される

*4 ふぁんぶっく5 はみ出たQ&Aコピーシテペッタン

*5 2020年 08月02日活動報告 https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/372556/blogkey/2620158/

*6 第538話/ボニファティウスがアウブになるべきだと最後まで言っていた人物

*7 ふぁんぶっく6 キャラ設定集

*8 ふぁんぶっく6 キャラ設定集

*9 第538話、2020年11月26日活動報告&リンク先ツイッター:第五部IV新キャラちら見せ②

*10 ふぁんぶっく6 キャラ設定集 第五部Ⅳで50歳。

*11 ふぁんぶっく6 キャラ設定集

*12 書籍版第五部IV プロローグ

*13 ローゼマインが、冬の貴族院に、学生として滞在している期間限定の意。同学年以下の護衛騎士がいない為に、成人の護衛騎士の同行が許されない冬の貴族院において、最高学年時に護衛騎士不在となる事態に対する対処の一つ。あわせて、メルヒオールの側近に、貴族院限定で兼任して貰うことで対策とした

*14 第424話 テオドールの扱いとプランタン商会とのお話合い

*15 第539話

*16 書籍版第五部IV エピローグ

*17 第600話

*18 書籍版第五部IX シャルロッテ 後方を担う者

*19 第227話 教材販売

*20 第424話 転移陣

*21 第538話 グーテンベルクの弟子達

*22 第600話 転移陣