ハルトムート

初出:第284話(書籍版では、第三部III 子供教室*1が初出 作中時系列の初出はSS42話)

家族構成

父:レーベレヒト
母:オティーリエ
 兄:長兄。フェルディナンドと貴族院在学期間がかぶっている*2。14年春時点で結婚して独立済*3
 兄:次兄*4。14年春時点で結婚して独立済*5
婚約者→妻:クラリッサ*6

父方の親戚
曾祖父:前ライゼガング伯爵
 祖父:前ライゼガング伯爵の第一夫人の子*7
  伯父:ギーベ・ライゼガング(祖父の第一夫人の子*8)
  伯母または叔母:(祖父の第一夫人の子で、レオノーレの母親)*9
   従妹:レオノーレ
 祖母:祖父の第二夫人*10

親戚
叔父:ハルトムートの叔父

容姿

髪の色:朱色
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瞳の色:橙のような明るい瞳
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特徴的な朱色の髪に橙のような明るい瞳。
にこにことした穏やかな雰囲気の中に茶目っ気を感じる。
どちらかというと背が高く、肩幅もしっかりある。*11

地位

階級:上級貴族
職種:文官見習い→文官・ローゼマインの側近神官長兼任(13年秋~15年春)→文官・ローゼマインの側近

年齢と属性関連

  • ローゼマインとの学年差:+4*12
  • 誕生季:冬*13
  • 洗礼時の属性(適性):少なくとも土*14光火風*15
  • 加護の再取得:秩序、育成、飛信、長寿、夢*16
  • 533話以降の属性:少なくとも土*17光火風命*18
  • 561話以降の属性:自らの属性に加え、ローゼマインへの名捧げによる全属性*19

ハルトムート視点の回

SS 第31話 ハルトムート視点 クラリッサとの出会い
SS 第42話 ハルトムート視点 運命の洗礼式

作中での活躍

上級貴族の文官見習い。オティーリエの末息子。
人懐っこい子で人と関わるのが好き。情報を集めるのがとても上手い。情報収集能力が高い。
優秀で常識があるユストクスと思わせておいて、実は聖女信奉者。
元々は何に関しても興味が薄い人物だったが*20ローゼマインに傾倒した結果、幼馴染であるコルネリウスにドン引きされる*21ほどキャラが大きく変わった。
頑固で他人の言葉ではなかなか自分の考えを変えようとしないが、ローゼマインに対しては柔軟*22
ローゼマインを怒らせることを忌避し*23、喜ばせたい*24と考えている為、基本的にローゼマインの意向に沿って行動する。
他人に対する評価も、身分や立場に関係なくローゼマインに役立つか否か基準*25
ローゼマインに関する事以外は典型的な上級貴族の考え方を適用する*26
優秀有能で、ローゼマインの為に他の側近の教育も行う。フェルディナンドよりは優しいが普通の基準では厳しく、使い勝手が悪いと感じた者を遠ざける所が似ている。*27
観察力と洞察力が非常に高く、ローゼマインが平民出身であることを自力で突き止めている。*28

貴族院入学後(06年冬~)は、他領から厳しい目を向けられたことで、エーレンフェスト内での派閥争いを馬鹿馬鹿しく思うようになっていた*29
08年夏、母親のオティーリエに連れられたローゼマインの洗礼式で、大規模な祝福返しを与えられて感動し*30自分の人生に色を与えてくれた御方として信望するようになる*31
挨拶をしようとしたが、ローゼマインはヴィルフリートに引き摺られて退場してしまった*32
08年秋、次期領主を争う競争相手を蹴落とす事を考えてオティーリエに進言するが、助言を得て聖女伝説を考えるようになる*33
08年冬、ローゼマインがお披露目フェシュピールを奏でて祝福に至り、フェルディナンドによる聖女伝説の計画をさらりと超えたことから聖女だと信奉するようになった。
子供部屋でローゼマインに初対面の挨拶をしたが*34、大勢の中では認識されなかった上、ローゼマインは気絶退場してしまった。
心は既に側近で、貴族院でもジルヴェスター公表の聖女伝説を広げていたが、オティーリエに「暴走が過ぎる。落ち着いて情報を得て、よく考えなさい」と言われ一年間遠ざけられた*35
ランプレヒトからのヴィルフリートの側近打診を断り、一年後の09年冬にローゼマインの側近に志願しようとしていたが*36、その前に襲撃事件が発生したため、側近になる機会は更に11年冬まで持ち越された。
それまで貴族院内での情報収集にさほど積極的ではなかったが、ローゼマインが貴族院での情報収集を望んでいたと知り、積極的に情報収集に励むようになった*37
領地間の関係を中心に情報収集をしていた*38が、エーレンフェストの領地順位が元々低かった影響で、下位領地以外の情報入手に苦労していた*39

11年冬、念願のローゼマインの側近に就任する。
何年もかけ個人的な誼を結ぶことで情報入手の伝手を広げていたが、ローゼマインが入学し多くの話題を提供したことで、上位領地の情報が容易に入手できるようになり、心酔度を深めた*40
ローゼマインが示した成績向上委員会に対する食いつきもよく、真っ先に挙手し、公平さ(勝率)をあげる為の意見を提案し、結果として寮内のやる気と協調性を高めた*41
側近入りまではライゼガングの後援を持つローゼマインを次期領主として盛り立てる事を考え、本人が希望していない話も信じなかったが*42、直接本人に接したり叱責を受けた事で考えを改め、次期領主の立場などよりローゼマイン個人や祝福、神殿などへの興味をより強く持って研究するようになった。
12年春には神殿に本格的な立ち入り許可が降り、平民との関係を観察、孤児院での聖女伝説を収集する*43
大量の仕事と引き換えにフェルディナンドからも情報を集め、研究を進めた*44
ユストクスからは様々な技能を仕込まれ、「厳しい訓練に耐え」た結果、対ターニスベファレン戦では陽動に参加するほどの戦闘能力を得た。*45
ターニスベファレンの襲撃と土地を癒したローゼマインに関する報告書では、神具を操る聖女への賞賛と神への感謝を書き連ねて、エーレンフェストの首脳陣を困惑させた。
名捧げしたローデリヒに嫉妬して、迷惑がられていた。

13年春、フェルディナンドの婿入り決定に伴い、神官長を引き継いだ。
神殿の者達を一括りで自分より下と見なし、ローゼマインの為の神殿へと運営方針を変換する*46
ローゼマインに反感を持ち、「平民上がり」などと思われる暴言を吐いた青色神官は物理的に尋問した*47
ローゼマインに従順で協力的な灰色神官孤児とは良好な関係を築き、信用を得た。
ローゼマインがフェシュピールを奏でる姿や神具で土地を癒す姿に思い入れがあり、ヴィルマにその姿絵を注文した。
ここまでの関わりの中でローゼマインの出自に関する正解に辿り着き、その場で処分されるかと思うような視線を浴びながらも、どのように立ち回れば良いのかフェルディナンド達に質問した。*48
その為か、13年秋の移動直前のフェルディナンドに「ハルトムートが君のためにやると言ったことは間違いなくやる」と評されている*49
フェルディナンドの移動の際に全属性の祝福を目撃したことで、ローゼマインへの認識を聖女から女神へバージョンアップした*50
この頃には次期領主候補の争いなど「ライゼガングの茶番」と一蹴し、ローゼマインが行う神事や他領への影響力の方がよほど重要だと捉えている。
貴族院で行われた神事に関するクラリッサの手紙に悔しがり、卒業済であるにも関わらず何かと理由をつけて貴族院を訪れた。

14年春、ローゼマインが中央へ移る事が内定した際に、ローゼマインに確実についていくため、名捧げを行った。
自分がローゼマインの出自を知っている事については、主の心配の種を増やさないように名捧げまで黙っていた。
ローゼマインが始まりの庭でアーンヴァックスに強制成長をさせられている際に、名捧げの魔力を介してローゼマインの成長を感じとり、エーレンフェストの係者へ毎日実況中継をした。
その結果、エーレンフェストの面々がローゼマインの急激な成長を受け止め、ギルベルタ商会がサイズの合わない服を製作しないで済んだりした。
ただ、ジギスヴァルトには主の魔力を感じ取れる事に悦びを見出している変人が中央にも付いてくる…と心配された*51
メルヒオール神殿の側仕え達は「英知の女神 メスティオノーラによって神々の世界に招かれて神々の祝福を受けて成長している」というハルトムートの言葉を素直に真実として受け止めていた。

15年春に勃発したアーレンスバッハとの礎争奪戦では、ローゼマインに同行して攻め込んだ。
ローゼマインの行動から推測して、領地の礎の入口が神殿のメスティオノーラの彫刻近傍にあることに自力で気付く。*52
ローゼマインが礎を奪ってアウブになった後は、フェルディナンドから指示を受けてアーレンスバッハの貴族を洗脳した。
アーレンスバッハの貴族が見守る中、本来の神事を実践し、エーヴィリーベの剣で銀の船を攻撃した。

経歴

11年冬 ローゼマインの側近に就任する。
     クラリッサからダンケルフェルガー式の求婚を受ける。
     5年生の表彰式で優秀者に選ばれる。
     ローゼマイン式魔力圧縮法を知る為の契約魔術にサインをする。
12年冬 クラリッサと婚約する。
     6年生の表彰式で優秀者に選ばれる。
     成人し、貴族院を卒業する。
13年春 ローゼマインの側近として領主会議に参加する。
     エーレンフェスト神殿の次期の神官長としてお披露目される。 *53
13年秋 フェルディナンドがアーレンスバッハへ移動したことに伴い、神官長に就任する。
13年冬 貴族院で奉納の儀式の神官長役を担う。
     エーレンフェスト神殿で加護の再取得の儀式を行い、属性を増やす。
14年春 領主会議中に星結びの儀式の神官長役を担う。
     ローゼマインの側近として領主会議に参加する。
     領主会議中に奉納の儀式の神官長役を担う。
     ローゼマインに名捧げをする。
14年秋 ローゼマインの側近として、領主一族の上級側近一同と共に、グレッシェルの広域ヴァッシェンを行う。
14年冬 貴族院で奉納の儀式の神官長役を担う。
     ローゼマインと共に、戦闘特化のシュミルを製作。
15年春 ローゼマインのアーレンスバッハの礎取りディッターに同行する。
     アーレンスバッハの神殿に先行し清めを行う。
     ランツェナーヴェの船攻略戦で、エーヴィリーベの剣をシュタープで作り出し攻撃する。
     ゲルラッハ攻防戦で、奪われた魔力を小聖杯から土地に戻す役割を担う。
     ローゼマインのエーレンフェスト神殿の神殿長退任に伴い、エーレンフェスト神殿の神官長を退任する。
     アレキサンドリアに移籍する。
15年夏 クラリッサと結婚

作者コメント

2015年 08月17日 活動報告
ハルトムートには狂気じみている自覚があります。それまで特にのめり込む物がなかったので、ローゼマインにのめりこんでいる自分の変化に一番驚き、かつ、面白がっています。狂気じみているという自覚もなく、それを当然だと思っているギーベ・ゲルラッハとはちょっと違うのです。本当にちょっとだけ。
第457話 後書き
側近の皆が聞き飽きた話でも楽しく聞いてくれる子供達はハルトムートのお気に入りです。
2015年 08月29日 活動報告
愛想が良くて、外面が良くて、優秀で友人知人が多いんですけどね。でも、聖女に傾倒している残念な子。それがハルトムート。
SS第31話 後書き
狂信的な気持ち悪さを少しでも緩和するために一年生を選んだのですが、すでに手遅れでした。
2017年 09月18日 活動報告返答
>コルネリウスが優秀になる理由
 うん、ハルトムートが暴走してくれないと、コルネリウスが落ち込んだままだったので仕方がないのです。
 時にはあの暴走が役に立つこともあるのですよ。
>狂信者となってからも日々変化
 彼は日々変化しています。もう後戻りはできません。(笑)
>出だしシリアス、最後は笑い
 ハルトムート、実に優秀ですよね。オチとして。
 私の中ではダームエルとボニファティウスに並ぶ優秀さです。
>コルネリウスとハルトムートの仲
 別にめちゃくちゃ仲が悪いわけでもないんですよ。当たり障りのない距離感だった関係がローゼマインの登場によって維持できなくなって、新しい関係が始まったところです。
>ハルトムートが好き
 ハルトムート、人気がありますよね。気持ちが悪いと爽やかの中間くらいで信仰に振り切れた変な子なのに。
 これからも時々スポットが当たるように応援してあげてください。
>もしハルトムートが出会ってすぐにローゼマインと接していたら
 ちょっと頭を冷やしましょうって母親のオティーリエに言われて一年間は遠ざけられていましたよ。あまり冷えていなかったようですけれど。

コメント

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  • 主に狂信者の疑惑をもたれている。本人も狂信者の自覚はあるらしい。 - 2015-11-29 20:04:56
  • 間違いなく、ローゼマインに心から感謝してる孤児>聖女を疎んでる上級貴族 というカテゴリ分けしてる人だなw - 2016-04-06 06:03:24
  • 561話から名捧げで全属性になったかも? - 2016-05-27 17:49:06
    • ローデリヒ曰く、加護取得の儀式の前後で明確に差異があるようなので、全属性化は、次に加護取得の儀式をした後でかも? - 2016-05-29 10:23:14
  • ハルトムートはどちらかというと背が高く、肩幅もしっかりある(342話) - 2017-03-27 17:56:02
  • 兄弟の欄、兄または姉ってあるけど、543話でオティーリエが「上の息子たちと同じように~~」と書いてあるから3人以上の男兄弟ではないかな - 2017-04-12 01:29:08
  • ローゼマインが平民だと気づいた本人視点の話は本編にもSSにもまだないよね? - 2017-12-23 02:52:27
    • SS「ユストクス視点 古ぼけた木札と新しい手紙」に姫様にはハルトムートがいる。平民出身であることを自力で突き止め、その上で黙秘して立ち回れる男がいるのだから、あちらはそれほど心配いらないだろう」という言及があります。 - 2017-12-28 13:28:55
      • すみません、鍵かっこ抜けました。”に「姫様には…”です。 - 2017-12-28 13:30:40
        • さらに、『本人視点』ですね。重ね重ね申し訳ない。 - 2017-12-28 13:39:14
  • 神官長が居なくなる時に彼が居なかったら物語が崩壊してたレベルの見習い時代から突出して優秀な副官です。天才の横に置いてく為に産まれたような存在で、物語の最重要キャラの一人と言っても過言ではないでしょうね。 - 2018-03-13 18:52:21
  • 外に目を向けず内ゲバばっかりのエーレン貴族社会に辟易してたから、平民だろうと自分の常識や価値観・世界のみかたをかえてくれたローゼマインへの信仰が変わらないのは予想していた。 (2018-05-10 02:15:31)
  • 作中通して一番幸せだったと思われる人物。フェルディナンドやローゼマインはこれでもかって試練があったけど、ローゼマインの試練の過程やその結果すらハルトムート的には美味しかったんだろうなぁ。 (2018-07-12 12:37:05)
    • ロゼマの試練が信仰を高める(さらなる神格化)方向のものなら歓迎だろうけど、ただ貶めるだけとか蔑むだけの方向だと、途端に冷酷になるよね (2018-07-12 16:42:40)


*1 Web第221話に該当。初対面の挨拶の加筆部に「レーベレヒトの息子ハルトムートと申します」がある

*2 SS42話

*3 第543話

*4 第543話「オティーリエには夫も息子もいる」とあり、娘の表記がない+「上の息子たち」とあるのでハルトムートの上に複数人存在+SS42話のハルトムートの述懐に「長兄」という表記があるので、少なくとも次兄は存在→ふぁんぶっく2 家系図より兄は二人と判明

*5 第543話

*6 本編完結後に結婚

*7 ふぁんぶっく2家系図

*8 ふぁんぶっく2家系図

*9 ふぁんぶっく2家系図

*10 ふぁんぶっく2家系図

*11 ふぁんぶっく2の14歳(5年生)と書かれた設定画には「175くらい」とのメモ書きがある

*12 ローゼマインが1年生の冬に14歳の5年生 第285話

*13 439話

*14 439話

*15 第533話

*16 第533話

*17 439話

*18 第533話

*19 第561、592話

*20 第371話、書籍版第三部V 特典SS「妹を守るために」

*21 2017年9月7日活動報告・9月18日感想返し

*22 第371話

*23 SS第31話

*24 第455話

*25 第437話

*26 第290話

*27 第462話

*28 SS17話、第565話

*29 SS42話

*30 第287話、SS第42話

*31 SS第31話

*32 SS第42話

*33 第287話、SS第42話

*34 第221話に加筆→書籍版第三部IIIでは「レーベレヒトの息子ハルトムートと申します」と名乗っている

*35 第412話、2017年9月7日活動報告・9月18日感想返し

*36 書籍版第三部V 特典SS「妹を守るために」

*37 書籍版第三部V 特典SS「妹を守るために」

*38 第285話

*39 SS31話

*40 SS31話

*41 第285話

*42 書籍版第三部V 特典SS「妹を守るために」

*43 第360話

*44 第374話

*45 第395話

*46 第437話

*47 第449話

*48 SS17話、第565話

*49 第453話

*50 第457話

*51 第586話

*52 第602話 アーレンスバッハの神殿

*53 第437話 引継ぎ